「ふむ」の検索結果

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恋愛 連載中 短編
 わたし、スカーレットは燃費が悪い神殿暮らしの聖女である。  ご飯は人の何倍も食べるし、なんなら食後二時間もすれば空腹で我慢できなくなって、おやつももりもり食べる。というか、食べないと倒れるので食べざるを得ない。  この調子で人の何倍ももりもり食べ続けたわたしはついに、神殿から「お前がいたら神殿の食糧庫が空になるから出て行け」と追い出されてしまった。  もともと孤児であるわたしは、神殿を追い出されると行くところがない。  聖女仲間が選別にくれたお菓子を食べながら、何とか近くの町を目指して歩いていたわたしはついに行き倒れてしまったのだが、捨てる神あれば拾う神あり。わたしを拾ってご飯を与えてくださった神様のような公爵様がいた!  神殿暮らしで常識知らずの、しかも超燃費の悪いわたしを見捨てられなかった、二十一歳の若き公爵様リヒャルト・ヴァイアーライヒ様(しかも王弟殿下)は、当面の間わたしの面倒を見てくださるという。  三食もりもりのご飯におやつに…とすっかり胃袋を掴まれてしまったわたしは、なんとかしてリヒャルト様のお家の子にしてもらおうと画策する。  しかもリヒャルト様の考察では、わたしのこの燃費の悪さには理由がありそうだとのこと。  ふむふむふむ、もぐもぐもぐ……まあ理由はどうでもいいや。  とにかくわたしは、この素敵な(ごはん的に!)環境を手放したくないから、なにが何でもリヒャルト様に使える子認定してもらって、養女にしてもらいたい。願いはただそれだけなのだから!  そんなある日、リヒャルト様の元に王太子殿下の婚約者だという女性がやってくる。  え? わたしが王太子殿下の新しい婚約候補⁉  ないないない!あり得ませんから――!  どうやらわたしの、「リヒャルト様のおうちの子にしてほしい」と言う願望が、おかしな方向へ転がっていますよ⁉  わたしはただ、リヒャルト様の側で、美味しいご飯をお腹いっぱい食べたいだけなんですからねー!    
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小説 268 位 / 185,328件 恋愛 137 位 / 56,280件
文字数 84,352 最終更新日 2024.05.27 登録日 2024.04.27
アクセラ:「アクセラです」 プリム:「プリムでーす!」 アクセラ:「二人の『レースメイド』が、この物語の紹介をしますね」 プリム:「ねえ?『レースメイド』ってなに?」 アクセラ:「それはね、走力を競い合うメイド服を着たカワイイ少女たちのこと。その競技を『メイドレース』っていうの」 プリム:「なんで、そんな競技ができたの?」 アクセラ:「千年以上前のこと。戦争で疲弊した二つの大国が停戦に向けて交渉を行った時、『ウチのメイドは脚が速い』という話になって、『それじゃ競争しよう!』となったことが始まりらしいわ」 プリム:「えっ? そんな軽いノリで始まったの⁉」 アクセラ:「それ以来、国、貴族の権威は『メイドレース』の結果で決まるらしいの」 プリム:「ふーん。私たちって結構、重要な立場なんだね」 アクセラ:「貴族は脚の速い女性を囲い込むため、血縁関係になるの。いつの頃からか、大レースを勝つレースメイドは大貴族の令嬢ばかりになったわ」 プリム:「私たち、下級貴族出身じゃどんなにガンバっても、大貴族の令嬢にはかなわないのか……なんか世知辛い世の中だね……」 アクセラ:「この物語の主人公は新米レースメイド・トレーナー、ラオ・ススール。彼は日本と言う世界の記憶を持つ転生者なの」 プリム:「えっ? 転生者⁉」 アクセラ:「彼は転生前に好きだった競馬の知識を使って、いろいろ革新的なトレーニングをやったの。だけど、それが上司に受け入れられずクビになっちゃうんだって」 プリム:「ふーん……」 アクセラ:「そんな彼が偶然出会った田舎娘、ニーニャにレースメイドの素質を見出すの。そして、彼女のトレーナーとなって……」 プリム:「ふむふむ。それで、二人はどうなるの?」 アクセラ:「それは読んでのお楽しみ♪ この話は数奇な運命をたどる主人公と名もない田舎娘が、二人の夢と絆でメイドレースの頂点へ駆け上がっていくシンデレラストーリーなの!」 プリム:「なんか面白そう! それで、私たちは活躍するの?」 アクセラ:「それがずっと先なんだって」 プリム:「えっ? えぇぇぇぇっ⁉」
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小説 1,683 位 / 185,328件 ファンタジー 322 位 / 42,561件
文字数 131,480 最終更新日 2024.05.27 登録日 2024.05.11
恋愛 連載中 長編 R18
【本編完結しました。今後は本編で書けなかったエピソードとその後のお話を不定期で更新する予定です】  この世界には、3人の魔王がいる。  ドSでマザコンの金の魔王と、ツンデレで変態の銀の魔王、そして、童貞でヤンデレの黒の魔王。  彼らの本性を人間たちは知らない。  この世界の人間にとって魔王は恐怖の象徴だから。  私だって、彼らの本性なんて知りたくもなかった。  一難去ってまた一難。二度あることは三度ある。  「ギョーギョッギョッギョッギョッッ! それなら貴方様の体液で、マーキングして差し上げればよろしい。さすれば下等な魔物は寄ってこない。さあ、この娘の穴に貴方様のモノをぶっ挿しておあげなさい」  何? 何? この状況? もしかして、貞操の危機!?  なぜか魔族の子どもに気に入られ、黒の魔王(童貞)の運命の女性探しを手伝うことに。  魔王の相手に選ばれてしまうなんて、その女性は災難ですね……。  ふむふむ、言い伝えによると運命の女性は、3000年に一度たったひとりだけ異世界から転生してくるらしい。  たったひとりだけ異世界から転生……  ……それ、私やないかー!!  ごまかしたいのにすぐバレた。  運命の相手を捕まえておきたいヤンデレ黒の魔王と、翻弄される転生聖女のちょっぴり(?)淫らで甘々なラブコメディ。  魔王は3人とも優しいイケメンです。ドSと変態とヤンデレだけど。  ざまぁは金の魔王と銀の魔王が何やらニヤリとしているよ。  複数での絡みはありません、魔王なのに一途な王子様系愛の物語。  大人の女性向けの王道ラブストーリーとなっております。  予告なしで時々性描写強め。ご都合主義です。設定もゆるふわ、どうかご容赦ください。
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小説 6,788 位 / 185,328件 恋愛 3,108 位 / 56,280件
文字数 123,864 最終更新日 2022.03.01 登録日 2020.12.01
「ふむ名前は狭間真人か。喜べ、お前は神に選ばれた」 目が覚めると謎の白い空間で人型の発行体にそう語りかけられた。 「まあ、お前にやってもらいたいのは簡単だ。異世界で料理の技術をばらまいてほしいのさ」 記憶のない俺に神を名乗る謎の発行体はそう続ける。 いやいや、記憶もないのにどうやって料理の技術を広めるのか? まあ、でもやることもないし、困ってる人がいるならやってみてもいいか。 そう決めたものの、ゼロから料理の技術を広めるのは大変で……。 善人でも悪人でもないという理由で神様に転生させられてしまった主人公。 神様からいろいろとチートをもらったものの、転生した世界は料理という概念自体が存在しない世界。 しかも、神様からもらったチートは調味料はいくらでも手に入るが食材が無限に手に入るわけではなく……。 現地で出会った少年少女と協力して様々な料理を作っていくが、果たして神様に依頼されたようにこの世界に料理の知識を広げることは可能なのか。
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小説 12,772 位 / 185,328件 ファンタジー 1,835 位 / 42,561件
文字数 363,752 最終更新日 2023.11.22 登録日 2022.12.07
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』 見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装… 俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。 突然の事で戸惑うクラスメート達… だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。 「またか…」 王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。 そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。 そして俺はというと…? 『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』 「それよりも不知火君は何を得たんだ?」 イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。 俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。 その場にいた者達は、俺の加護を見ると… 「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。 『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』 王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。 まぁ、その方が気楽で良い。 そして正義は、リーダーとして皆に言った。 「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」 正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。 「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」 「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」 「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」 「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」 「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」 「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」 「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」 俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。 「その…鎧と剣は?」 「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」 「今迄って…今回が2回目では無いのか?」 「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」 俺はうんざりしながら答えた。 そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。 いずれの世界も救って来た。 そして今度の世界は…? 6月22日 HOTランキングで6位になりました! 6月23日 HOTランキングで4位になりました! 昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°. 6月24日 HOTランキングで2位になりました! 皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
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小説 12,772 位 / 185,328件 ファンタジー 1,835 位 / 42,561件
文字数 249,120 最終更新日 2023.10.20 登録日 2022.06.19
俺は死んだ。 理由はどうだっていい。 既に済んだことだ。 この世に未練はない。だから胡散臭い自称女神からの誘いに乗った。 転生する際の要望を聞いてくれる? ガチャで出て来たチケットに応じて、聞いてくれる要望の数が変わると。 そしてガチャを回して出て来たのはSランク転生特典チケットだった。 ふむ、5つまで要望を聞いてくれると。 なら俺は聖女になりたい。 いや、邪な理由はない。ちゃんとした理由はあるぞ。 男であるのが嫌になったんだ。ああ、家の環境によるものだ。 なんで聖女だと? いやぁ、それはここで語る事じゃあないだろう。 よし残りの要望は、今決めよう。 ……うむ、これでいい。では転生だ。 そうして俺は、聖女として異世界に転生した。 ただし、その聖女、既に死んでいるけどなっ!! 異世界TS転生系、デュラハン聖女ちゃん爆誕!! の物語です あ、デュラハンって言っているけど、ちゃんと首の上もあるタイプだよ! ※この作品は過去に途中まで投稿した作品を加筆修正した物になります。
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小説 16,359 位 / 185,328件 ファンタジー 2,311 位 / 42,561件
文字数 41,841 最終更新日 2024.05.10 登録日 2022.12.30
前世、我は魔王であった。 王座について勇者を待ち、倒しては新たな勇者を待ち……。そんな日々に飽きていた我。しかしいつのまにか人間の令嬢なんぞに転生していた。 何?我が居るせいで姉2人の結婚が決まらない?義母は毒殺しようとしてくるし、父親も基本我に関わらず。……ふむ。ならば我、好き勝手生きたいから出てく。 これは見た目は可憐な令嬢(中身数千年生きた魔王)が、元配下と料理長のせいでついた変な常識の元、無自覚チートで逞しく世界を進んで行くお話。
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小説 24,774 位 / 185,328件 ファンタジー 3,473 位 / 42,561件
文字数 327,955 最終更新日 2022.05.10 登録日 2019.09.03
恋愛 連載中 ショートショート
 ミルフィーユ・アフォガードは虐めっ子が原因で婚約破棄されたけれど、実は正義の味方だった!?  この際、自分を馬鹿にしてくる血筋至上主義のおバカどもを懲らしめます!!  さあ!泣いて喚くのよ!!  表紙絵は作者の落書きです。  読者さまの世界観を壊していませんように。
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小説 29,510 位 / 185,328件 恋愛 12,915 位 / 56,280件
文字数 32,029 最終更新日 2023.02.27 登録日 2022.08.13
恋愛 連載中 ショートショート R15
“私”が瞼を開いた其処は見慣れたいつもの四畳半一間のアパートではなく、見知らぬ渓谷の山頂だった──。 『?……、──』 …“ここは何処よ?”と言ったつもりだった、実際には“きゅる?きゅぅぅ~…”とひどく情けない…、ともすれば小動物の子供のような高い声だったのだから。 <──おお、どうした…?我が愛しき仔よ…> 威厳溢れる低音ボイス、良く通る声は…どうやら自身の“親”らしい。 “何処よ?ここは…貴方は何か知っているの?” きゅる?きゅぅぅ~~…きゅうきゅうっ。 私はやはり情けない…何処か小動物の子供のような頼りない声で問うたのだろう、直ぐに返事は返ってきた。 <…──ふむ。……そなたは…ああ、そうか。別の人生があったのだろう?我が愛しき仔よ> “!!” きゅっ!? …相変わらずの鳴き声しか私の口からは出て来なかったが、意志疎通出来るようで…私は“親”に甘えることにした。 <…ふふ、退屈な我が竜生に一時の安らぎを得た気分だ。良いだろう、我が仔──主にこの世界のこと、魔法のこと、力のこと…その全てを授けてやろう。…強く強く成れ> “!?…ありがとう、お父さん…” !?きゅっ…きゅぅぅっ、きゅっ、きゅきゅっ…! 耳に聞こえてくる自身の情けない小動物のような鳴き声に心を折られそうになりながらも親──“彼”との会話を続けた。
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小説 29,510 位 / 185,328件 恋愛 12,915 位 / 56,280件
文字数 4,596 最終更新日 2022.06.17 登録日 2022.06.17
 1話1000字の誰でも簡単に読めるものです。 「ポケモンG〇って、位置情報ゲームっていう位置づけなのか。ふむふむ。第7期のテーマは「地球は核の炎に包まれた。」からの、「地球はAIに支配された。」自律型致死兵器システムのLAWSの暴走である。日本2020年。東京オリンピックの開会式は、AI搭載無人ドローン。マシンガン装備タイプの襲撃により、真っ赤に染まった。犯人は、東京オリンピック開催で、東京都を本当は赤字にした税金の無駄遣いと、外国人を受け入れたため、就職できない日本の優秀な若者の科学者たちだった。なかなか筋の通ったストーリー展開だ。」  自律型致死兵器システムのLAWS。AI搭載無人ドローン。マシンガン装備タイプ。こんな特集をして一般庶民に教えてくれるのがNH〇だ。
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小説 36,261 位 / 185,328件 ファンタジー 5,559 位 / 42,561件
文字数 101,178 最終更新日 2019.09.21 登録日 2019.08.26
恋愛 完結 ショートショート
「ゆゆゆゆうしゃさま?どうしよ……ユナね、まだまほうもつかえないの………っ」 「ふぅ………勇者は弱いもの(幼女に限り)いじめはしない主義なんだ。それが例え魔王でもな」 「ふむ、それはいいことを聞きました。実は魔王陛下はこれ以上成長しません。勇者様、その意味わかりますね?」 「何それ、最高かよ。よし、俺は今日から魔王陛下に寝返るわ」 「あ、ありがとう………わた、し、よわいから、その……めいわくかけちゃうと……」 「迷惑はどんどんかけてくれていいですよ?魔王陛下を迷惑と言った奴にはこの元最強勇者が切り刻んでやりますから」 「ウワータノモシー」 「ありがとう……っ」 「この笑顔だけで世界一日で征服できそうだ」 「アーハイハイ」 こんな感じで歴代最強勇者と歴代最弱魔王と魔王側の宰相がなんだかんだ仲良く世界征服しちゃう話。ギャグ寄りです。
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小説 36,261 位 / 185,328件 恋愛 16,162 位 / 56,280件
文字数 1,793 最終更新日 2020.05.29 登録日 2020.05.29
気がつくと俺は異世界に転生させられていた。目の前には、変な形の生き物がいる。 俺は元々、奴に召喚された小さな物体で、そこから前世の記憶を持った俺が複製されたそうだ。俺的には転生したのと同じだが、元の世界には本物の俺が残っているのか。ややこしい。 奴の方は、死後に正真正銘転生した。俺とほにゃららするため、理想の形を作り上げようと、強力な魔法能力まで付け加えた代償で、おかしな見た目になってしまったとか。 ところで、お前は誰なんだ?  ふむ、ふむ。それって推しと言うよりストーカーじゃないか。全然気付かなかった。お前の存在がそもそも記憶にない。 状況は理解した。では、さようなら。え? 召喚者だから離れられない?  と旅立つ先から、面倒臭そうな連れが増えていく。それにこの世界、他にも転生者がいて、好き勝手しているようだ。それなら、俺も、自分の生きがいを求めていいよな。
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小説 36,261 位 / 185,328件 ファンタジー 5,559 位 / 42,561件
文字数 277,503 最終更新日 2024.02.10 登録日 2023.12.08
園田 拓海(そのだ たくみ) 30歳独身。 童貞――ではない、いちおうね? 人と同じような普通の人生を歩んできた。 普通に大学まで進学して、普通に就職して、 週末になれば、学生時代の仲間とキャンプしたり、麻雀したり、飲み行ったりするのが生きがいの普通の人生で、特に不満もなく過ごしてきた。 このままの何事もなく日々、楽しく過ごせていけばいいやっと思っていたら、あっという間に20台は終わり、ついに30歳の誕生日を迎えようとしていた。 旧友たちは、お祝いというか、俺を出しにして誕生日会兼麻雀大会を開いてくれようとしたが、 「すまんな、子供が熱を出して」 「今、海外」 「有給どころか、休みもねぇ」 様々な理由でやめになった。 皆が皆、子供や家族、仕事を抱えていて、大学卒業したころにように遊びに行くというのはめっきり少なくなり、大型連休に会えるか会えないか程度に収まってきた。 そんな一人の週末が続き、パチンコで時間を潰す日々が嫌になり始めたころ、ふと日用品を買いに来ていたホームセンターに売れ切りSALEのイチゴの苗を見つける。 「ようは売れ残りSALEだよな、お前のひとりぼっちなのか?」と俺はなぜかイチゴに哀愁を感じてしまい、一通りの園芸道具を持って家に帰るのだった。 そして、家のベランダでイチゴの苗をプランターに植えようとしたとき、それは起こった。 蛍のような丸い光の玉が下から上へと上がっていく。 それもこのベランダの一角を覆うように「えっ?えっ?なにこれ。なんだーーー」振り払おうにもどんなに腕を振ってもそれはまとわりついてきて一瞬の浮遊感そして、視界はブラックアウトしたのだった。 目が覚めた時、そこは見知らぬ森の中だった。 これは噂に聞く異世界転移?! だっていきなりベランダにいたはずなのに森のなかだし、目の前には、 ワニのような爬虫類の顔を持つ2m近くある巨体の男に、木漏れ日の光に反射する見事な金髪の間からは、とがった長耳がのぞくお決まりの美形種族エルフ!! 「ふむ、次は只人であったか」 「ふん、平地の蟻か。せいぜい使えるといいがな」 となんだか、親密には程遠い。 言葉が通じるだけいいけど、えっとスキルとかチートとかある?はぁ?!まさか。 この助けたイチゴの苗が実は女神様で俺に何を授けてくれるんじゃ、・・・・・・ん、なにもない普通の苗だ。 えっと、俺、イチゴの苗1つだけを持って異世界に来ました。。。HELP ME そんなこんなで園田 拓海の突然週末に訪れた異世界生活が始めまった。 ※ハーレム要素なし、ほのぼの系(予定)、残虐表現なし、性表現なし。
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小説 36,261 位 / 185,328件 ファンタジー 5,559 位 / 42,561件
文字数 11,546 最終更新日 2020.10.19 登録日 2019.08.31
ふむ…。 まさか、こんな家に生まれるとは…。 いや、まあ生まれてきてしまったものは仕方がないのだが。 そうだ、仕方がない。 ならば、私は私のしたいことをするまでだ!!! 転生を繰り返した使用人は、今世は超貧乏人! 前世の記憶をフル活用して、やりたいことやりまくる… 転生美少女が現代社会で大暴れ!(?)
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小説 517 位 / 21,310件 ファンタジー 200 位 / 8,280件
登録日 2019.11.06
恋愛 連載中 長編 R15
何やら異世界に勇者召喚されたらしい。 男2人と女2人 ふむ、男の子がなるものかと思いきや女の子が勇者なのね。 あ、男の子が魔法使いと治癒術師。 次は私…… えーっと、この鑑定具とやらに手を乗せたらいいんだよね……って、うん?保育士? それ、私の日本での職業では? 別作品スランプ中のためリハビリがてら投稿。 更新不定期です。 異世界いくまで5話かかります、ので、そこまでとりあえず同日投稿しておきます。 保育士さんするまでは……まだまだです。 1話1000~3000文字の間で投稿してます。 小説家になろうさんでも投稿しております。
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小説 185,328 位 / 185,328件 恋愛 56,280 位 / 56,280件
文字数 46,303 最終更新日 2018.10.18 登録日 2016.05.10
恋愛 連載中 長編 R18
ホテルの一室のようなところで目覚めた5人の少女。出口には鍵がかかっており監禁状態。ここから脱出するには5人の中に紛れた男を探さなければならない。30日間経過することでも脱出できるがその場合女は罰を受ける。逆に男を探しあてることで脱出する場合は男が罰を受ける。しかも食料を得るためにはエロいお題をクリアしなければいけないらしい。 ふむふむなるほど。つまり“俺”は男であるという事を隠し30日間耐えなければならないという事か。    ・・・・・・無理じゃね? いやでも体は女体化しているみたいだし何とかなる……かも? 美少女たちが百合ゆりするだけの話です。 ノクターンノベルズにも掲載しています。
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小説 185,328 位 / 185,328件 恋愛 56,280 位 / 56,280件
文字数 36,319 最終更新日 2022.07.17 登録日 2022.07.17
陰キャぼっち俺、人生に絶望しついに自殺を決意。 異世界転生しギャル神からの説明によると… ふむふむ…なん…だと? 俺の転生先 """女だけの村""""じゃねぇか!! しかも、 """俺も"""女の子に!? なんてこった……。 ・・・・女と最後に話したの何十年前だったっけ。 ☆ネガティブすぎてちょっとウザイ!?主人公 月川崎雷太(つきかわさき らいた) 15歳 女体化しが女の子だけの小さな村でゆったりライフを楽しむお話☆
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小説 185,328 位 / 185,328件 ファンタジー 42,561 位 / 42,561件
文字数 283 最終更新日 2020.01.22 登録日 2020.01.22
キャラ文芸 完結 ショートショート
今開催されているカクヨム三周年イベントの三回目。何だろうかと思い、作者はページを開いた。 ふむ「シチュエーションラブコメ」か。 なになに。 『簡単に言えば、2人のメインキャラクターが登場し、お互いのポジションや関係性がある程度決まっていることから生じる、両者の掛け合いを楽しむ作品を指します』 ……ふむ、ポジション。関係性か。 『このジャンルにおいて最も大事なポイントは、「いかに魅力的なシチュエーションをセッティングできるか」につきます』 ……魅了的なシチュエーションをバッティング。 バッティング? はっ、野球か!!(๑•̀ㅂ•́)و✧ という訳で、センター君とキャッチャーさんのラブコメです。 ちなみに、このお話を実体を持つ『人』で想像するか、ただの『ポジション名』として想像するかお任せします。 『ポジション名』はほら、なんか、文字がピョコピョコ歩いてるような感じです。
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小説 185,328 位 / 185,328件 キャラ文芸 4,364 位 / 4,364件
文字数 3,914 最終更新日 2019.03.15 登録日 2019.03.15
BL 連載中 短編 R18
「失職寸前アイドルは天才美少年に愛されている(仮)」の続きです。 単独ではわかりにくいかと思います;;ごめんなさい。 お気に入り登録していただいたことにパワーいただき、続きを書いてしました。 【内容】主人公、杉野 稔(みのり)は戦隊ヒーローもので芸能界デビューしたアイドルグループ、プレスト・サンクのメンバーである。しかし、地味な性格で押しも弱く平凡すぎるため失職寸前。 そんな彼は実は天才少年にとてつもなく愛され執着されている、というお話です。 公開後に、タイトル変更、内容も訂正などがでるかもしれません(^_^;) 短編及び(*)執筆練習ですので、なんでも許せる方向けでございます。 若葉マークをおデコに貼り付け、むふむふしながら書きました。 どうぞ、温かい目で見てやってください。 R(*)書きました。本人ガッツりしてると思ってますが、 これが今の精一杯です(*´ロ`*) ワタシも褒めるとよく育つ子でし(*´ω`*)ご褒美ください。
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小説 185,328 位 / 185,328件 BL 23,980 位 / 23,980件
文字数 16,778 最終更新日 2021.02.13 登録日 2021.01.31
 勇者と魔王。古来より対立してきた両者の関係に、変革の時が訪れる。永らく沈黙していた、大罪の一つを司る≪色欲≫の魔王が動き出したのだ。  事もあろうか、勇者養育機関である学院に現れた魔王は、『教師』として君臨する。敵地のはずのそこで、≪色欲≫の魔王は何を為すのか。 「あ・・ダメです・・・!わ、私達は生徒と教師で・・・っ!」 「ふむ、確かにそうだ・・・。だが、余は『教師』である前に『魔王』である」 「あっ、そんなっ!?」 「さぁ、委ねよ。魔王が全てを与えよう!!」  ちょっとエッチな!?学園ハーレムファンタジー、ここに開幕!!    ※不定期更新です。   メインは『小説家になろう』様の   https://ncode.syosetu.com/n7234em/『殺し屋、異世界にて数多の女難に見舞われる』   です。こちらもどうぞ。
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小説 185,328 位 / 185,328件 ファンタジー 42,561 位 / 42,561件
文字数 66,739 最終更新日 2018.12.09 登録日 2018.07.29
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