「叫ぶ」の検索結果
全体で474件見つかりました。
普通という言葉が誰よりも似合う男子高校生、柊城聡馬の周りには非常識で前途多難な奴らがいる。
天界から舞い降りた聡馬公認ポンコツ天使な居候、アンジェ。
『幸せ』をカウントするロリっ子な聡馬の脳内プログラム、フクっち。
時々壊れること以外を除けば完全完璧幼馴染、南雲楓。
そんな人(?)たちに囲まれた聡馬は今日も世界の中心で断末魔を叫ぶ。
「こんなのが人生初ラブコメとか、絶対にやだぁぁぁっ!」
とあるクリスマスイブの夜、県立幕張高校一年の柊城聡馬は幼馴染の南雲楓をかばい大型トレーラーに轢かれ死亡した。……が、それを見た神様は感動し、なんと彼を生き返らせたのだった。そして彼に楽しい『青春』を送ってもらうために『神の御加護』をプレゼントする。しかし『神の御加護』として現れたのは役立たずの天使、アンジェだった! そんな彼女を神様に返却するためには神様からもらった、自分が幸せを感じた時に上がるロリ声の脳内プログラム『幸福ゲージ(通称:フクっち)』の数値をマックスにしないといけないとのこと。数値上げのため奮闘しようとする聡馬であったが……残念ながら自分ではどうにもできません。
死から始まる人間&天使の青春ラブコメ、いえいえギャグコメ。半強制的にスターーーート!!
文字数 5,350
最終更新日 2017.10.04
登録日 2017.10.04
オオカミが出た。自業自得だけど、誰も信じなかった。だから――僕が倒した
嘘をつくことでしか人と関われなかった少年は、いつしか「オオカミ少年」と呼ばれるようになった。
そんなある日、本物の“狼の魔物”が村を襲う。誰も信じてくれない中、少年はたった一人で立ち上がる――。
嘘つきの少年が“真実”を叫ぶ時、物語は始まる。
これは、誰にも信じられなかった少年が、自分だけの勇気で世界を変える物語。
文字数 28,331
最終更新日 2025.11.18
登録日 2025.11.10
高校時代、ネットで出会った彼女と恋に落ちた。
北海道と九州──日本の端と端。会えなくても、心は繋がっていると信じていた。
けれど、突然の別れのメッセージ。それきり、彼女は姿を消した。
十数年後、社員旅行で訪れた北海道。
陽翔は偶然、彼女の面影を見かけて走り出す。
点滅する信号、叫ぶ声、轟音とともに訪れた“終わり”。
目を覚ますと、そこは高校時代だった。
再び彼女に会うため、何度も世界をめぐる陽翔。
だが彼はまだ知らない。
彼女もまた、時を越えていたことを──。
すれ違いと後悔の果てに、ふたりが辿り着く未来とは。
文字数 9,371
最終更新日 2025.10.13
登録日 2025.06.10
【さまざまなキャラクターの視点から、次第に明らかになっていく過去と、これからを繋ぐ剣と魔法のストーリー
というのを書きたかったので慣れていないこともあり読みづらかったらごめんなさい。
話の途中で過去の話が入るのもわざとです】
「どいてろ小娘っ!」
雨の降り滴る木々の中、革の装備に身を包んだ男たちが剣を漆黒の翼を持つ魔物に向けている。
「痛っ……ち、違うの!
その子たちはっ!」
押しのけられ、近くの木に身をぶつけながら女は叫ぶ。
しかし、無情にもそれは雨音にかき消され、男の握る剣は魔物へと突き立てられる。
悲痛な叫び声が聞こえ、なおも男たちはその手を止めようとはしない。
「核だっ! 核を破壊すれば魔物は倒せるっ!」
ボロ布を身に纏った見たことのない魔物。
全身を鱗に覆われ、角を生やし、また羽を持つものもいる。
未知の魔物となれば、始末できる時にしてしまうべきだ。
そう判断した町の者たちは一斉に山狩りを行ったのだ。
ボロ布は剥ぎ取られ、小型の魔物の胸には丸く青みがかった核が現れた。
「や、やめてっ!」
どうにか身を起こし、女は魔物の元へと向かう。
……が、一歩及ばない。
剣先を突き立てられた核は、まるでガラス玉のように砕け散る。
「あっちにもいたぞっ!
2匹だっ!」
「おうっ、見失うなよっ!」
男たちは女と魔物を放置して先へ向かう。
「お願い……やめて……」
魔物の亡骸を抱き、泣き崩れる女であった。
……時は過ぎ。
魔物と冒険者の棲まう世界カルディナ。
その冒険者たちと、魔物の素材を扱う職人たち、そして間を取り持つ職員が集う商業組合。
町でもっとも大きく背の高い建築物はギルドと呼ばれ、近くの村からやってくる者たちの道標ともなっている。
パティの愛称で呼ばれる少女。
いつからかそのギルドの最上階、町の外まで見渡せる物見部屋に棲みついた少女は、今もまた一人で魔物の素材に向き合っている。
少女たちは一体何を思うのか。
【剣と魔物と魔道具の世界、そこで暮らすパテマと若き冒険者シンをとりまく世界のお話】
文字数 139,449
最終更新日 2021.02.24
登録日 2020.12.16
【R18】
「お前は、汚されてはならない身だ。その純潔な肉体は、神に捧げられる『贄』。その性欲は、この私が解消してやろう」
日常は、一人の男に奪われた。新任教師・白河善の赴任により、ヤンキー高校生・藤沢晴稀の人生は狂い始める。
幼馴染にして晴稀に異常な執着を抱く善は、教師の立場を悪用し、晴稀のすべてを支配しようとする。淡い恋心を抱く舞先輩との逢瀬も、善の邪魔で叶わず。そして、晴稀は白昼夢のような夜道で、密かに仕組まれた捕獲に堕ちる。
目を覚ますと、そこは厳かな屋敷の奥深く。拘束された身体に、善の冷酷でいて甘美な指が這い巡る。「身を委ねよ」――低く響く声と共に、晴稀は抗いようのない淫らな快楽に呑み込まれていく。
これは、神に捧げる『贄』として選ばれし少年が、独占欲に狂う『守護者』である教師…続きを読む
文字数 29,439
最終更新日 2025.07.25
登録日 2025.07.18
《第一章3までは主人公の過去編です》
チート能力を持たない平凡男子高校生がいきなり異世界転移!?
生まれつきの赤目のせいで虐げられた子供時代。異世界に来たからにはいっちょ人生改革してみますか!…と意気込んだのはいいものの、ここでも差別されるんですか!?
俺はこんな異世界生活をおくりたかったわけじゃない!!
?戦闘あり、恋愛あり、ほのぼのありの、ありがち異世界ストーリー?
どこにでもいる普通の高校生・成瀬他月(なるせたつき)。しかし、その目は生まれつき紅蓮に染まっていた。両親を失った日を堺に、『赤目』は悪魔の象徴とされ、タツキは侮蔑の渦に落とされる。
周りの好奇と蔑む視線の中、たった一人で暮らしてきたタツキは、ある日策略家の叔母によって殺されかける。絶体絶命の危機を助けたのは、聞き覚えのある懐かしい声。その正体は、神から二つの役割を授かった創造物だった。一つは別世界と現世を繋ぐため。そしてもう一つが、タツキを死なせないため。神の加護がある限り、タツキは諦めることを許されないのだ。
初めて生きたいと願ったタツキが目覚めた場所。そこは化物が悠々と行き交っていて。魔法がぶっぱなされていて。小さい女の子までもが戦っていて。―――そう、異世界である。
ハンデばかりを背負わされた世界で、タツキは何度も『死』に近づく。そんな強いトラウマを抱えた主人公の前に現れたのは、金髪美少女フレシアだった。人生初の恋愛相手に助けられ、何とか生きる希望を持てるようになっていくタツキ。―――フレシアを守る。それだけがタツキの存在価値になっていた。
二人の間を阻むのは、タツキと瓜二つの顔を持つ襲撃者。彼女は自称妹を名乗る、異世界と本来の世界とを関連付ける特別な存在だった。ところが、その狂った性格と恐ろしいまでの強さに、フレシアを含めた三人の仲間が虐殺されてしまう。たった一つの希望だった彼女を失ったタツキは、生を諦めると同時に世界の破滅を叫ぶ。その咆哮が謎の声を呼び、タツキに再びやり直しの権利を与えるのだった…。
記憶がリセットされた幾度目かの世界で、タツキはフレシアを守るために奔走する。たとえ唯一の家族を殺す結果となったとしても。
章を重ねるごとに物語は急展開を見せる。
――――死を回避し続けるタツキを待ち受けるのは、絶望か、希望か。
登録日 2017.09.10
《第一章3までは主人公の過去編です》
チート能力を持たない平凡男子高校生がいきなり異世界転移!?
生まれつきの赤目のせいで虐げられた子供時代。異世界に来たからにはいっちょ人生改革してみますか!…と意気込んだのはいいものの、ここでも差別されるんですか!?
俺はこんな異世界生活をおくりたかったわけじゃない!!
?戦闘あり、恋愛あり、ほのぼのありの、ありがち異世界ストーリー?
どこにでもいる普通の高校生・成瀬他月(なるせたつき)。しかし、その目は生まれつき紅蓮に染まっていた。両親を失った日を堺に、『赤目』は悪魔の象徴とされ、タツキは侮蔑の渦に落とされる。
周りの好奇と蔑む視線の中、たった一人で暮らしてきたタツキは、ある日策略家の叔母によって殺されかける。絶体絶命の危機を助けたのは、聞き覚えのある懐かしい声。その正体は、神から二つの役割を授かった創造物だった。一つは別世界と現世を繋ぐため。そしてもう一つが、タツキを死なせないため。神の加護がある限り、タツキは諦めることを許されないのだ。
初めて生きたいと願ったタツキが目覚めた場所。そこは化物が悠々と行き交っていて。魔法がぶっぱなされていて。小さい女の子までもが戦っていて。―――そう、異世界である。
ハンデばかりを背負わされた世界で、タツキは何度も『死』に近づく。そんな強いトラウマを抱えた主人公の前に現れたのは、金髪美少女フレシアだった。人生初の恋愛相手に助けられ、何とか生きる希望を持てるようになっていくタツキ。―――フレシアを守る。それだけがタツキの存在価値になっていた。
二人の間を阻むのは、タツキと瓜二つの顔を持つ襲撃者。彼女は自称妹を名乗る、異世界と本来の世界とを関連付ける特別な存在だった。ところが、その狂った性格と恐ろしいまでの強さに、フレシアを含めた三人の仲間が虐殺されてしまう。たった一つの希望だった彼女を失ったタツキは、生を諦めると同時に世界の破滅を叫ぶ。その咆哮が謎の声を呼び、タツキに再びやり直しの権利を与えるのだった…。
記憶がリセットされた幾度目かの世界で、タツキはフレシアを守るために奔走する。たとえ唯一の家族を殺す結果となったとしても。
章を重ねるごとに物語は急展開を見せる。
――――死を回避し続けるタツキを待ち受けるのは、絶望か、希望か。
登録日 2017.09.10
元刑事で、今は独立したばかりの探偵・真木誠(まき まこと)は、仕事も助手も少ない小さな事務所を一人で切り盛りしている。冷静沈着で真面目な性格ゆえに、人との距離感がやや苦手だが、地道に依頼をこなしている。そんな彼の隣の部屋に越してきたのは、謎めいた美女・天音ユリカ(あまね ゆりか)。彼女は普通の人間にはない、どこか不思議な“オーラ”をまとっていた。
ある日、ユリカの特異な能力に気づいた誠は、彼女を助手として雇うことに。ユリカは、刑法第何条何項まで瞬時に記憶し、法律の知識に関しては弁護士顔負け。さらに、コンピュータの解析をも凌ぐ仕事の速さを持ち合わせている。しかし、その類まれな知性とは裏腹に、男女の機微や人間関係の“空気”には非常に疎く、感情表現もどこかズレている。まさに“宇宙人”のような存在だった。
真面目な元刑事と天然でミステリアスな助手がタッグを組み、日常の隣で起こる不可解な事件や謎に挑む。時に笑い、時に胸を締めつけられ、そして少しずつ互いに心を開いていくふたりの姿は、まさに銀河系規模のラブ・ミステリーそのもの。
この物語は、恋愛や友情、そして人間の“らしさ”とは何かを問う。真木誠と天音ユリカが織りなす、笑いと感動の連続劇をどうぞお楽しみください。隣の“宇宙人”は一体、誰を救うのか――。
文字数 102,379
最終更新日 2025.08.15
登録日 2025.07.27
実験室の爆発事故で命を落とした天才化学者・御堂蓮。
目を覚ますと、そこは異世界の後宮。
実家から皇帝へ無理やり押し売りされた、薄幸の美形男妃・蓮華の身体だった。
転生早々、初めて呼び出された寝所で蓮華を待っていたのは、数多の国を蹂躙した歴史上もっとも恐るべき最凶の暴君・皇帝 黎蒼焔。
命の危機すら感じる圧倒的な威圧感の中、冷酷な言葉で告げられた「抱く気はない」という拒絶。
だが、恐怖に泣き叫ぶはずの人形が見せたのは、お淑やかで完璧な微笑みと、極めて低いドスの効いた声での理詰めの反論だった。
「見たところ大変立派な体躯をお持ちのようですが、脳の容量はその骨格に見合っていないようですね」
最高権力者である自分を笑顔の敬語でこき下ろし、さっさと踵を返した生意気な男妃。
その不遜極まる知性に、あろうことか暴君の歪んだいじわるスイッチが入ってしまい_。
文字数 7,923
最終更新日 2026.06.26
登録日 2026.06.26
二人は、仲のいい双子だった。いつも一緒に居て、大学まで同じ大学に通っている。
二卵性の双子である二人は、性格や趣味、顔なども全く違う。
そんな二人は、密かに思い続けている事があった……
文字数 13,627
最終更新日 2022.01.21
登録日 2021.08.27
「エルナ・シュバイツ! 貴様との婚姻を破棄する!」
突然言い渡された夫ーーヴァス・シュバイツ侯爵からの離縁要求。
彼との間にもうけた息子ーーウィリアムは2歳を迎えたばかり。
そんな私とウィリアムを嘲笑うヴァスと彼の側室であるヒメル。
しかし、いつかこんな日が来るであろう事を予感していたエルナはウィリアムに別れを告げて屋敷を出て行こうとするが、そんなエルナに向かって「行かないで」と泣き叫ぶウィリアム。
(私と一緒に連れて行ったら絶対にしなくて良い苦労をさせてしまう)
ドレスの裾を握りしめ、歩みを進めるエルナだったが……
「その耳障りな物も一緒に摘み出せ。耳障りで仕方ない」
我が子に対しても容赦のないヴァス。
その後もウィリアムについて罵詈雑言を浴びせ続ける。
悔しい……言い返そうとするが、言葉が喉で詰まりうまく発せられず涙を流すエルナ。そんな彼女を心配してなくウィリアム。
ヴァスに長年付き従う家老も見ていられず顔を逸らす。
誰も止めるものはおらず、ただただ罵詈雑言に耐えるエルナ達のもとに救いの手が差し伸べられる。
「もう大丈夫」
その人物は幼馴染で6年ぶりの再会となるオーフェン王国第一王子ーーゼルリス・オーフェンその人だった。
婚姻破棄をきっかけに始まるエルナとゼルリスによるラブストーリー。
文字数 6,997
最終更新日 2023.07.25
登録日 2023.07.25
伝説の勇者と予言されたアイドルグループが異世界で織りなすドタバタバトルコメディ。
桜子、美羽、智花、亜季、メイの5人揃って「SU☆PI☆KA」。
その駆けだしアイドルグループのリーダーである桜子は考える。
何故こんなことになってるのか、と。
地上から2000m。空の真っただ中。大型飛空艇の甲板。突然始まる空中戦闘。
自分を取り巻く異常すぎる状況の中で、ヘッドセットを通して聞こえてくるのは「歌を歌え」という無情な指示のみ。呆然と立ち尽くしながらも、桜子は叫ぶしかなかった。
「で、出来るかああああああっ!!」
桜子達5人の運命と、異世界全土を巻き込む陰謀が、今、交錯する――。
文字数 84,954
最終更新日 2018.01.15
登録日 2017.12.01
この世界は5年前に魔界から侵攻してきた魔王ベルゼビュート・ティンゼルによって世界滅亡の危機に瀕していた。
そんな中でも諦めまいと叫ぶ勇者アルキス。
だが、そんなアルキスの気持ちも虚しく兵士達は魔王に恐怖し逃げ出してしまう。
どうしようもできないそう思ったアルキスは魔王へと全面降伏した。
そして降伏後に魔王と対話した時、アルキスは魔王に衝撃的な事実を聞くことになる。
文字数 7,607
最終更新日 2022.07.26
登録日 2022.07.05
その駅に、一人のホームレスが住んでいた。彼の本名は誰も知らない。綽名は『ウーア』電車が通り過ぎる度に、子供のような声でウーアと叫ぶからだ。これは、俺たちとウーアの、一夏の事件。
文字数 11,770
最終更新日 2021.02.28
登録日 2021.02.28
その町で由緒ある神社に仕えてきた家に産まれた高校2年の宝利 楓矢(ほうりふうや)は夢を見る。
それは紫の眼をした少女達が決まって1人の男に殺される夢。
殺される前の少女は言った。望まぬ未来に絶望を感じて。
"もういいと言うまで、私を殺してほしい" と……
その時に楓矢が感じるのは、刀を突き立てる男の胸を貫く様な激しい後悔と悲しみだった……反対に殺される少女からは不思議なほどに男に対する恐怖も嫌悪も感じない…
けれど何度も見る夢に耐えきれず、ある日楓矢は夢で叫ぶ。
"もう、殺さなくていいから!"……と。
殺される側の恐怖よりも、刀を持つ男の背負ったものに耐えきれずに…… 妖刀紫を持ち、今も殺し続けようとする男に…
*本編完結まで書き上がっています。
※主に現代を舞台に話を展開させますがファンタジーです
※女の子が殺される設定ですので、苦手な方は※マークを飛ばしてください
※18禁箇所には*を入れます
※設定にΩバース的なものを出しますが、既存のものとは違いますのでご注意ください
文字数 85,470
最終更新日 2024.06.10
登録日 2023.05.12
千葉大学のお笑いサークルで「天才」と称された栗原智と、その才能に圧倒されていた同期の遠藤慎二。2010年の学生お笑い選手権で圧倒的な優勝を果たした栗原だったが、彼の極端に高く孤高なプライドは、使い捨てにされるテレビ業界の「大衆向けの笑い」を激しく拒絶した。
それから15年後の2025年。
プライドを捨てて「ひな壇芸人」として大ブレイクを果たした遠藤に対し、栗原は世間から完全に孤立していた。松戸の古いアパートに引きこもり、妻の献身を食いつぶしながら「究極のネタ」の執筆に没頭する栗原。しかし、己の才能が凡庸であると突きつけられる恐怖と、世間に評価されない現実(=臆病な自尊心と尊大な羞恥心)に押し潰された彼は、ついに発狂する。自らの知性を捨てて思考を放棄することでのみ、プライドの呪縛から逃れようとした彼は、自ら大衆に媚びへつらう「お笑いネコ」という獣へと堕ちていった。
さらに1年後の2026年、
深夜の新宿・歌舞伎町。遠藤は、路地裏のゴミ捨て場で変わり果てた親友と再会する。成金社長に飼われ、猫耳をつけて首輪に千円札をねじ込まれながら、かつて最も軽蔑していた「大声の一発ギャグ」を喜んで叫ぶ栗原の姿があった。
栗原は完全に人間としての理性を失う直前、遠藤に自らの未練である「ショートコント」を代筆させ、自分が獣に堕ちた残酷な理由と、妻を破滅させた現実を告白する。
夜明けと共に完全に「ネコ」となり果て、小銭を舐め取り、日銭を得る親友を背に、遠藤はその遺作を己の出世の道具として利用することを冷酷に決意し、テレビの世界へと戻っていく。
文字数 26,596
最終更新日 2026.03.14
登録日 2026.03.01
あるどこかの学校で…榎戸 未侑(えのきど みう)という少女が、先生である柳瀬 透(やなせ とおる)に愛を叫ぶ。
「先生! 好きです!」
「…榎戸、いい加減諦めろ…」
「嫌です!」
だが、毎回のように冷たくあしらわれる。さて、この恋どうなる?
無愛想先生×明るい女子生徒
Nolaノベルにも掲載中です。
文字数 16,517
最終更新日 2019.05.12
登録日 2019.05.06
エレオノーレはかつて、とある国の姫だった。
美しい街並み、美しい城で、仲の良い両親とともに何不自由なく育っていた。
優しい兄は彼女を「エレア」と呼ぶ。
満ち足りた日々を送っていた彼女に、突然の悲劇が襲った。
恐ろしい悲鳴。
誰かが泣き叫ぶ声。
目の前でバタバタと倒れていく人々。
侍女の1人に連れられて、エレオノーレは城から脱出することになった。
その侍女は言う。
「あの国が、あの将軍王が我が国を」
「姫様。あなただけでも……っ」
侍女は逃亡の最中、黒甲冑の騎士によって命を落とす。
エレオノーレはエレアと名前を変え、小さな村で慎ましく生きていた。
侍女の最後の言葉、
「あの将軍王をどうにかして倒すのです、姫様。そして、我が国の復讐を」
を心に留めながら。
追っ手に怯えつつも復讐を誓う彼女の元に、とうとう将軍王からの使者が訪れる。
「将軍王が、あなたを妻にと望んでいる」
と。
文字数 20,011
最終更新日 2023.03.26
登録日 2021.10.27