「背後」の検索結果

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BL 完結 長編 R18
僕は他人いわくかわいい見た目のせいでいろいろな災難にあってきた。 コンプレックスであるパッチリとした瞳を前髪と眼鏡で隠し、平穏無事に高校生活を送るはずだったのだが……学校一モテる先輩に顔を見られたことで状況は一変する。 先輩はかわいい男に抱かれたいという誰にも言えない秘めた欲望を抱えていた。 そして、その欲望の矛先は僕に向けられて……。 *マークの章は背後注意です。
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小説 224,997 位 / 224,997件 BL 31,136 位 / 31,136件
文字数 37,545 最終更新日 2023.06.14 登録日 2023.06.14
ファンタジー 連載中 長編 R15
『どう足掻こうとも、未来はすでに決まっている。運命の歯車が終焉を告げるまで、滑稽に足掻くが良いよ』 ごく普通だった筈の小学生六人は、迎えに来た仲間と共に“勇者”として異界へ旅立つことになる。 それが、全ての始まり……否、それは終焉へ向けて加速する過程のひとつに過ぎない。 遥か昔の記憶が揺さぶり起こされ、現実を直視し、そうして懺悔する。 何故彼女達は勇者になったのだろう。 背後で蠢く支配の手に気づき、逃れられるのか、それとも。 ――ここで、全てが終わる。 「私が犯した罪を、拭いきる事が出来ません。ならばせめて、最善を尽くしたいと思います。……ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……ごめんなさい」 間違った運命の歯車は、誰が正す?
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小説 22,171 位 / 22,171件 ファンタジー 8,541 位 / 8,541件
登録日 2020.10.25
ファンタジー 連載中 ショートショート R15
アードラシア帝国皇宮の庭園は、今まさに晩秋の息吹に包まれていた。枯れ葉が風になびき、幾重にも重なった木の枝が、夕日に染まる空を背景にシルエットを描いていた。その静寂を破るように、第七皇子アルノルト・レークス・アードラーは、傍らに置かれたワイングラスを傾けた。 琥珀色の液体が喉を流れ落ちる。アルノルトは、視線を遠くの噴水に向けた。噴水の水しぶきは、夕日に照らされて虹色に輝き、まるで彼の複雑な心を映し出しているかのようだった。 「兄上、またお一人ですか?」 柔らかな声が、彼の背後から聞こえた。振り向くと、そこに立っていたのは、双子の弟、第八皇子ギルバート・レークス・アードラーだった。ギルバートは、容姿端麗で才気煥発、まさに理想の皇太子像そのもの。アルノルトとは対照的に、帝国の人々から絶大な支持を得ていた。 「ああ、ギルバートか。珍しいな、こんな時間に」 アルノルトは、わざと無関心を装うように言った。しかし、内心では弟の出現にわずかな緊張を感じていた。 ギルバートは、穏やかな笑みを浮かべながら、彼の傍らに腰を下ろした。「兄上は、いつもお一人ですもの。少し心配になって」 「心配す...
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小説 224,997 位 / 224,997件 ファンタジー 52,187 位 / 52,187件
文字数 1,898 最終更新日 2025.09.01 登録日 2025.09.01
大衆娯楽 完結 長編
 主人公、青海遥空(おうみはると)はいつものように祖父譲りの小型飛行機で空中散歩を楽しんでいた。 飛行を終えて帰ろうと思っていた彼は、普通では考えられないほど発達した積乱雲に飲み込まれ、機体を大きく損傷してしまう。  墜落し、もう駄目かと思った彼は目を瞑るが、不思議なことに気が付いたら積乱雲から逃れていた。  目を開けて機体を持ちなおした主人公であったが、しかしこの空がいつもの空ではないことに気が付く。  機体の背後からは巨大な翼を携えた竜が迫り、前方には空中に浮かぶ島が姿を現した。  見たことのない世界で、主人公は戦闘機に乗り、空を駆け巡る。
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小説 22,171 位 / 22,171件 大衆娯楽 649 位 / 649件
登録日 2016.05.08
ファンタジー 連載中 長編 R15
平凡な主婦が寝て起きたら異国の女王さまになっていた。 そこはヒトならぬ魔族が住まう小さな国。白川未悠は魔族の女王ミルドレッドと身体を共有し女王として生きることになるが、いいご身分なんてとんでもない。 その国はかつてヒト族の大帝国相手に戦争して敗れた敗戦国だった。女王は意気消沈した魔族の人々を励まして復興の道を目指すが、悲しいかな金も資源もない弱小国。しかも回りは敵ばかり。厚かましい小鬼族、ずる賢い悪鬼族、その向こうにはヒト族の大帝国。すきあらば襲いかからんと 品定めされる毎日で、のんびりしてもいられない。 国内では独自勢力を持つ教会、やたら元気なリベラル派が女王の政務に異を唱えてくる。その背後には敵国のスパイ? 内憂外患四面楚歌、か弱い女王はわずかな仲間と知恵を絞りながら、国の復興をめざす。ミルドレッドと未悠は、あくどい周辺国の侵略を躱せるのか。弱小魔族に平和と繁栄は訪れるのか。 戦記っぽいですがバトル成分は少ないです。 この物語はフィクションです。実在の国・人・歴史的事実とは一切関係ありません。ありませんったらありません。
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小説 224,997 位 / 224,997件 ファンタジー 52,187 位 / 52,187件
文字数 92,055 最終更新日 2018.11.25 登録日 2018.03.09
SF 連載中 長編
(アラン・レムールアーナ・アトラスシリーズ・フェアリピンク編)  アランの娘達は、フェアリピンクを結成して数々の功績を残す。其の活躍に、帝国では知らない人はいないほど有名になり超人気者で有る。其のフェアリが頻繁に発生し民の不安が広がる。ミロナテリア神聖女王から直接以来を受けたフェアリピンクは、事件の解決と背後の謎の組織の捜査を兼ねて、フェアリピンクとして歌手デビューする。デビューと同時にCDレコードが爆発的に売れ、帝国史上類の無い大ヒットとなる。  各都市を公演しながら、直属組織とコンタクトを密にしながら捜査するが其の背後組織の存在は全く不明のままで有る。  其の様な彼女達に、次々と不思議な事件に巻き込まれて行き、帝国内が混沌状態に陥る。更に宿敵レイダンスル種族が近々来襲するとの噂が拡がり、益々帝国内に不安と混乱が広がって行く。  とある日ミサ・レムールアーナ・アトラスは、不可思議な夢を見て、彼女に此れは混沌の勢力の侵略で有ると告げる。  其の事を仲間たちに話し、新たな活動を開始する。だが、其の日を境にして帝国内でテロ活動が多発し、アランの娘達も直接に数々の被害が襲い掛かってくる。
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小説 224,997 位 / 224,997件 SF 6,598 位 / 6,598件
文字数 123,874 最終更新日 2023.10.02 登録日 2023.07.02
歴史・時代 完結 長編
 時は幕末。不逞浪士が攘夷という大義を振りかざし、異人打ち払い、商家へのゆすりなど好き放題に暴れていたころ。東海道筋の品川近くにある剣の道場の隠居、黒松映(くろまつうつり)は弟子である旗本、栗島の護衛をすることになる。映は齢七十五の老女でありながら凄腕の剣士であった。  栗島を襲ってきた浪士を退治し、暴れ馬に乗っていた英国の少女マーガレットを助けて、彼女に剣の手ほどきをすることになってから、攘夷を実行する者たちと対決することになっていく。  剣の出稽古のために、マーガレットが住む外国人居留地に通うようになり、映は近隣の商人たちが商売相手として異人に熱い視線を送っていることに気がつく。この品川や横浜あたりでは、攘夷などと言っているのは、腹に一物を持っている田舎侍たちだけで、異人は社会の中に、経済の循環の中に取り込まれていた。  マーガレットが浪士に差し向けられた刺客に命を狙われたことから、映は浪士たちと戦う決意をする。一人息子である現道場主の綱道、道場の弟子でもあり便利屋でもある百姓の蔵蔵(くらぞう)、門人のひとりで今は山猟師の福次、闇夜に居留地へ魚を売りにきていた心太、そして映の片腕であり同じ年のくノ一(くのいち 女性忍者のこと)末。彼らの協力を得ながら異人を守り、悪の浪士を退治しようとする。  つまり、異人を排除しようとする攘夷思想の武士を、庶民が懲らしめるのである。  しかし、浪士たちはただの無頼ではなく背後に大藩がついていた。最新式の銃を持っており、それで異人を狙撃するつもりなのだ。末とその仲間の探索で、敵が銃を使ってくると予測した映は入念な準備をする。と言っても剣士である映は銃を手にしたりはしない。庶民階級の仲間とともに自分たちの武器を手にとって相手と戦う。  外国人居留地を拡張するための地鎮祭で、異人各国の代表者や幕府の要人などが列席する中、敵が最新式銃で狙撃してきた。蔵蔵手製の目隠しでそれを防ぎ、奴らを海岸の砂浜に追い込む。敵の首謀者を説得しようとする栗島や英国の警備兵を連れて助太刀に入ろうとするマーガレットも交えつつ、攘夷派との決戦が始まろうとしていた。
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小説 224,997 位 / 224,997件 歴史・時代 3,219 位 / 3,219件
文字数 79,790 最終更新日 2023.05.29 登録日 2023.05.29
ファンタジー 完結 短編 R15
 デアとルードスは幼馴染であり、付き合いたての両想いカップル。  しかしどちらも奥手なせいで、交際から半年経ってもまだ手すら繋いでいなかった。  そんな初々しい2人を背後から見つめる青年がいた。  子刀流(ねとうりゅう)剣術の師範代、クレスクント。  彼はデアの後ろ姿から、彼女に剣士としての才能があるとを見抜く。  後日、クエストから帰還したデアの元にクレスクントが現れた。  王が発行した権利書を片手に、1回だけ自分の稽古を受ける事を彼女に要求。  拒否すれば国家反逆罪になると言われ、デアはなすがままクレスクントの道場へと足を運ぶのだった。  『たった1回だけの関係』という、彼の言葉を信じて……   (全8話+エピローグ) ※本編は至って健全ですが、NTRモノのパロになっているので苦手な方はご注意ください。  
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小説 224,997 位 / 224,997件 ファンタジー 52,187 位 / 52,187件
文字数 22,781 最終更新日 2021.05.02 登録日 2021.04.30
BL 連載中 長編
生まれた時から前世の記憶が朧げにある公爵令息、アイオライト=オブシディアン。 容姿は美麗、頭脳も完璧、気遣いもできる、ただ人への態度が冷たい冷血なイメージだったため彼は「細雪な貴公子」そう呼ばれた。氷のように硬いイメージはないが水のように優しいイメージもない。 だが、アイオライトはそんなイメージとは反対に単純で鈍かったり焦ってきつい言葉を言ってしまう。 朧げであるがために時間が経つと記憶はほとんど無くなっていた。 15歳になると学園に通うのがこの世界の義務。 学園で「インカローズ」を見た時、主人公(?!)と直感で感じた。 彼は、白銀の髪に淡いピンク色の瞳を持つ愛らしい容姿をしており、BLゲームとかの主人公みたいだと、そう考える他なかった。 そして自分も攻略対象や悪役なのではないかと考えた。地位も高いし、色々凄いところがあるし、見た目も黒髪と青紫の瞳を持っていて整っているし、 面倒事、それもBL(多分)とか無理!! そう考え近づかないようにしていた。 そんなアイオライトだったがインカローズや絶対攻略対象だろっ、という人と嫌でも鉢合わせしてしまう。 ハプニングだらけの学園生活! BL作品中の可愛い主人公×ハチャメチャ悪役令息 ※文章うるさいです ※背後注意
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小説 224,997 位 / 224,997件 BL 31,136 位 / 31,136件
文字数 5,508 最終更新日 2022.03.21 登録日 2021.11.05
ホラー 連載中 ショートショート
空いている時間にサクッと読めてゾクッとするようなお話を提供していきます。 読んでいるときには背後にお気をつけください。 ※読む際は自己責任でお願いいたします。
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小説 224,997 位 / 224,997件 ホラー 8,277 位 / 8,277件
文字数 10,338 最終更新日 2025.03.06 登録日 2025.01.20
恋愛 連載中 短編 R18
【タイトル変更しました】 王国騎士団専属の治癒魔術師であるステラは、強面で有名な騎士団長のヴィルフリートに恋をしている。 一度目の告白で振られ、二度目の告白でも玉砕し、心の中で想い続けようと決意してそばに居続けたある日の夜。 淫魔によって【恋人とセックスしないと死ぬ呪い】をかけられ、絶体絶命のピンチに陥るステラ。 唯一の生存ルートは、攻略不可能と言わしめた強面騎士団長を恋人にすること。 (好きな人から既にフラれているのに、こんなの死に確じゃない――……!) でも、どうせ死ぬなら、大好きな人に抱かれて死にたい。 ヴィルフリートの首筋に舌を這わせ、関係を迫るステラ。 だがヴィルフリートは拒絶を示すどころか、ステラに覆いかぶさってきて―― 「俺たちは今から〝恋人〟だ」 「へ、?」 ヴィルフリートの甘い手ほどきにおぼれるステラ。 呪いの運命やいかに。 恋愛に臆病な強面騎士団長と、一途に想い続ける治癒魔術師のピュアラブストーリー。 ※全7話完結+番外編を追加しました。 (10/21) ※【*】印が付いている箇所はR18シーンになります。皆さま背後に注意してお読みださいませ。 ※小説家になろうにも掲載中
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小説 224,997 位 / 224,997件 恋愛 65,530 位 / 65,530件
文字数 27,506 最終更新日 2025.10.21 登録日 2025.10.03
ファンタジー 完結 長編
赤子を取り上げ、病を癒し、星を読み、死者のために歌う――そして、海をゆくものに良い風を与える。女神ミセルマの力を持って生まれた〈ミセルマの子〉は、古くから森の賢者としてミゼルカの人々に敬われてきた。 しかし、こんな風聞が連日取りざたされるようになった――「数年前の戦争で従軍した〈ミセルマの子〉が、相手国の民間人をその力の犠牲にした」と。 〈ミセルマの子〉であるミカゼは、海軍将校のニルス・パーミリオの勧誘を拒否し、窮地に陥ったところを商船ベルマリーの航海士カツミに救い出される。ミセルマの子がいてくれるとありがたい――ベルマリー号の面々の温かさに心を動かされ、ミカゼは彼らと航海をすることに。 その背後にうごめく、不穏な陰謀の影。妙な嵐に流されて辿り着いたレーヌ・エリス島で、ある男が秘められた過去を語ったとき、ミゼルカ全土を揺るがす衝撃の真実が明らかに! 信じるべきものを、信じることができるか。みずからの誇りを守り、気高くいつづけることができるか。 誠実とたくらみがぶつかり合うとき、彼らの勇気が試される。 古代の神の力を受け継いだ子らを巡る海洋ストラテジックファンタジー、開幕! 【登場人物】 ミカゼ……………………〈ミセルマの子〉。縄の結び目にあらゆる風を結びとめ、自由に使うことができる。世間の迫害や海軍の追手から逃れるため、ベルマリー号での航海に加わることに。 カツミ……………………ベルマリー号の航海士。鷹のような、精悍な目をした青年。人並み外れた足の速さと怪力の持ち主。奇異の目で見られ続けてきたためみずから素性を明かすことはなく、ミカゼのことを最初は避けていた。 ニルス・パーミリオ……ミゼルカ海軍の提督秘書官。〈ミセルマの子〉と似た力を持っているらしく、迫害される〈ミセルマの子ら〉を救うため、秘密裏に海軍への勧誘を進めていた。アクルという名の鷲を飼っており、アクルに伝令や追跡をさせることも。 マリー…………………ミゼルカの商船ベルマリー号の船長。色白の美女だが、豪快で竹を割ったような性格。気に入った相手なら、誰でも自分の船に迎え入れる。本人いわく、「人を見る目はあるんだ。母親譲りでね」。 トラン・ヴィヴァン………レーヌ・エリス島の農夫。一見気弱で人がよさそうだが、過去に船乗りだったことがあるらしい。 マロード・ヴァイゲル…ミゼルカの隣国、マルテルの海軍提督。トランの親友。実家は農家らしい。 メッケンドルフ一世…ミゼルカ国王。ミゼルカに国教を定めようとしており、そのことが民間の信仰に基づく存在である〈ミセルマの子ら〉が迫害される一因となってしまった。 タルヤム王…………ミゼルカの隣国、バーシュの国王。ミゼルカに国教を定めることを提案した。
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小説 224,997 位 / 224,997件 ファンタジー 52,187 位 / 52,187件
文字数 80,942 最終更新日 2023.02.27 登録日 2023.02.21
ファンタジー 連載中 短編
一条斗真 木属性~植物を司る~ 特に植物から薬を調合することが得意 「ねぇ、斗真くん」 「ん、何?楓」 大分人通りの少なくなった港で、先を歩いていた斗真が振り返る。今夜は満月。しかも稀に見るスーパームーンとやらだ。 「あのね、私…」 斗真が楓の目をじっと見つめる。 「ずっとあなたの血を飲みたかったんだ」 楓の口元がニヤリと歪んだその瞬間、楓が鋭い歯を斗真の首元に突き立てて噛み付いた。 「い"っ…」 「ごめんね。この15日間、とっても楽しかったよ。」 そこにいるのは、もう斗真の知っている楓の姿ではない。恐ろしく醜いバケモノだ。 顔にも首にも血管が浮き上がる。楓が血を思い切り吸い込もうとしたその瞬間、 「ぐっ…ゴホッ」 楓の口から大量の血が溢れだし、その場に膝から崩れ落ちる。 「はぁ…痛ぇーよ。もっと噛み方ってもんがあるだろ。いきなり飛びかかって来るなんて、この礼儀知らずめ」 「?! 斗真っ…ゴホ」 「俺が、お前の正体に気づいていないとでも思った?」 座り込む楓の横に歩み寄る。 「はっ…きょ、今日のところはこれくらいで勘弁してやるわ…」 立ち上がろうと足に力を入れるが、すぐにへたり込む。楓の額に冷や汗が浮かぶ。 「おっ、そろそろ効いてきた頃かな。」 斗真が楓の顔をまじまじと覗き込んで言った。 「ゴホッ…何よ…」 斗真がニッコリ笑って言う。 「毒だよ」 「?!毒?!」 「そうだよ~。俺の首に毒、塗っておいたんだ♪」 「何考えて…っ」 「だってさぁ、見てごらんよ」 そう言ってバケモノと化した楓の肩に手を回して空を見上げる。 「こんなに月がきれいな夜に、吸血鬼のお前が襲ってこないわけ、ないでしょ?」 楓の肩がビクッと震える。 「俺が調合した毒はさ、巡りが速いんだよね。全身に巡った毒が、毛細血管の方から体の組織を分解していくの。ほら、こういうふうにさ。」 楓の足先がジュワッと音を立てて蒸発していく。 「俺を選んだのは間違いだったみたいだね♪じゃあ、せいぜい成仏してよ。じゃあね」 そう言って斗真は港を歩き出す。空を見上げると赤く染まった月が輝いていた。 「今夜は忙しくなりそうだ。」 その背後にはもう楓の姿は跡形もなく消えていた。
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小説 224,997 位 / 224,997件 ファンタジー 52,187 位 / 52,187件
文字数 2,581 最終更新日 2021.04.18 登録日 2021.04.18
歴史・時代 完結 短編
江戸吉原は揚屋町の長屋に住む女髪結師のお吟。 日々の修練から神速の手業を身につけ韋駄天の異名を取るお吟は、ふとしたことから角町の妓楼・揚羽屋の花魁・露菊の髪を結うように頼まれる。 お吟は露菊に辛く悲しいを別れをせねばならなかった思い人の気配を感じ動揺する。 自ら望んで吉原の遊女となった露菊と辛い過去を持つお吟は次第に惹かれ合うようになる。 その二人の逢瀬の背後で、露菊の身請け話が進行していた―― イラストレーター猫月ユキ企画「花魁はなくらべ その弐」参加作。
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小説 224,997 位 / 224,997件 歴史・時代 3,219 位 / 3,219件
文字数 62,399 最終更新日 2019.12.07 登録日 2019.10.28
BL 連載中 ショートショート R18
 眼鏡少年がある日拾ったきのこのぬいぐるみ?によって変態的な格好のヒーローに変身させられ変態怪人に襲われながら、戦う?話。 血は流れませんが、暴力注意。 主人公✕襲い受けな敵達(本番なし含む)中心。(敵✕主人公の場合、挿入はないかも?あれば各話題名に記入予定) CPは未定。主人公が襲われるのは固定。 変態怪人(ヴィラン)は第二形態になるときがある。 4月23日・最初に夜中のテンションで書いたあらすじを修正。  背後注意です。  ギャグとバカでアホなエロです。  夜中の勢いで書いてます。いきなり完結になる可能性があります。  今作が苦手な方はそっと閉じましょう。
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小説 224,997 位 / 224,997件 BL 31,136 位 / 31,136件
文字数 12,857 最終更新日 2024.05.08 登録日 2023.07.14
ホラー 連載中 ショートショート
それは破ってはいけない、三つの禁忌 第一話『見てはいけない』 「ねぇ、あの噂聞いた?」 「あぁぁ、モノレールの赤い光でしょ?」 「そうそう、その赤い光を見ると指が現れるらしいよ。」 第二話『言ってはいけない』 気になるタイトルの動画がヒットした。 タイトルは『絶対に言ってはいけない』 「ほらっ、ほらっ、出た赤い光。  皆さん見えますか?  本当だったでしょ。」 そう興奮して叫ぶ彼女の声とは裏腹に動画には何も映っていない。 第三話『聞いてはいけない』 暇つぶしに投稿サイトを開く。 そこには見慣れないタイトルの作品がアップされていた。 『指さし後ろ~決して振り向かずにお読み下さい~ 』 指の呪い知ってる? 『見てはいけない』 『言ってはいけない』 『聞いてはいけない』 もしこの三つを破ると背後に『アレ』が現れるんだって。 
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小説 224,997 位 / 224,997件 ホラー 8,277 位 / 8,277件
文字数 5,070 最終更新日 2025.02.23 登録日 2025.02.22
ファンタジー 連載中 長編
「どーも、地縛霊改め背後霊です! 24時間365日、あなたの背後に寄り添いますっ」 大体表紙詐欺なゆるっと話
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小説 224,997 位 / 224,997件 ファンタジー 52,187 位 / 52,187件
文字数 8,476 最終更新日 2019.04.11 登録日 2019.04.09
ミステリー 完結 長編
タイのバンコクから帰国した飼い主を自慢の毒牙に掛け、殺害したブラック・マンバは、浴室の排水管を潜り抜け、漸く道路下の下水管の手前まで辿り着いた。築数十年も経つ排水管は口径が狭い上に錆が酷く、通過するのに地獄のような苦しみを伴った。ブラック・マンバは今、道路下に埋設された下水道の本管の手前でゆったりととぐろを巻き、ボロボロに傷ついた体を癒やしていた。このヘビはもう、かれこれ一週間近くもの間、この場にジッとしたまま動かなかった。目の前を何匹ものドブ・ネズミどもが我が物顔で走り回っているが、天敵であるはずのヘビは微動だにしなかった。この狡猾なヘビは知っていた。今は未だ、その時ではない。飼い主に対して自慢の毒液を使い切り、毒嚢は空っぽの状態だ。やがて、ヘビは体をくねり、ボロボロに傷ついた旧い皮を脱ぎ捨てると、ゆっくりと動き出した。その体長は、既に2m50cmを超えている。旧い皮を惜しげもなく脱ぎ捨てた体は、オリーブ色の新皮でピカピカに輝いている。世界最凶にして最速のヘビだった。日本には居るはずのないヘビだった。そして、キング・コブラをも上回る最強の猛毒を持ったヘビだった。もはや恐れるものは何もない。ヘビは一匹のドブ・ネズミに狙いを定めると、下水管の底に僅かに溜まった汚水の上を音もなく追走した。世界最速の毒ヘビにとって、ドブ・ネズミを追い詰めることくらい他愛もない。ブラック・マンバは鎌首をグイッと持ち上げると、背後からドブ・ネズミの背中に自慢の毒牙を突き立てた。文字通り、目にも止まらぬ「早業」だった。仕留める気なら、いつでも出来たのだ。その夜、ブラック・マンバは下水管を抜け、満を持して深夜の人気ない航空公園に這い出した出した。この夜がスーパー・ムーンに当たることを、このヘビは本能的に知っていた。頭上には、腐った柘榴のような色をした巨大な満月が浮かんでいる。念願の「自由」を手に入れた世界最凶の毒ヘビが、所沢中を恐怖のどん底に叩き落すのは、この不吉なスーパー・ムーンの夜からだった。
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小説 224,997 位 / 224,997件 ミステリー 5,289 位 / 5,289件
文字数 69,012 最終更新日 2025.08.25 登録日 2025.08.25
ファンタジー 連載中 短編
「もう我慢ならん。お前との婚約は解消する!」  見目麗しい紫の髪の伯爵令息は、婚約者カルーラ・ドンマインを自宅に呼びつけて、婚約解消を告げた。 「わかりましたサム様。今までありがとうございました」  深々と礼をして去っていくカルーラは、悲壮感の欠片もなく慎み深い微笑みだけを浮かべていた。 「なんでだよ、カルーラ。簡単に納得するなんて!」  婚約解消を言い渡した伯爵令息サム・ロンベサールは、悔しげにその後ろ姿を脱力して眺めた。  その背後では母親のマリンが、うんうんと頷きながら近づき彼の両肩に手を置いた。  マリンはこの婚約に反対だったのだ。 「やったー! 婚約解消できた。マジぎりだった」  カルーラは、婚約解消を心から喜んでいた。  だって私達は知っていた。  これは映画で見た《愛と悲しみのカルーラ》に似ていたから。  それも家族揃って、役柄も一緒だ。  でも実体はあるし不思議。  何だか、別の世界にいるような感じなのだ。 (小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)
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小説 224,997 位 / 224,997件 ファンタジー 52,187 位 / 52,187件
文字数 141,539 最終更新日 2025.09.22 登録日 2025.07.25
SF 連載中 長編
それは路地裏だった、薄暗く、何処か不気味。 そんな場所でゴミ袋を枕に目を覚ます。 この生ごみの突き刺すような香りが俺を目覚めさせた。 とてつもなく最悪の気分だった。 体の節々が痛み、頭はぼんやりとしている。 何が起きたのか、なぜここにいるのか、全くわからなかった。 胸の奥で不安がじわじわと膨らんでいく。 愛する人が居てもお帰りと言ってあげれない恐怖。 いや、記憶が無いのだから愛する人すらいないのかも。 そんな不確かな情報を抱える恐怖。 「俺は一体」 記憶が無い・・・何故だか思い出せない。 まるで誰かが俺の脳から盗み出したようだった。 「見つけた」 「え?」 それは頬に血をつけた少女だった。 「一緒に、戦わない?」 そう言って拳銃を差し出すのだった。 「どうして」 「私は、生き残りたいの。 そのためには1人じゃダメ、このバトルロイヤルを生き抜くためにはね」 「バトル、ロイヤル?」 「参加者は全部で9名居るわ」 「どうして分かるんだ」 「それは背中に生えたガラスの羽よ」 「ガラスの羽?」 「貴方にも生えてるわ」 「何なんだこれは・・・くそっ・・・とれない。 何だって、こんな訳の分からないものがついてるんだ」 透明な羽が、俺の顔を映し出してる気がして、怖い。 まるで何も分かってない赤ん坊が戦場に来たような滑稽さを感じさせる。 「羽の枚数が、生き残ってる人数よ。誰かがやられるたびに……砕けるの」 「なん・・だと・・・?」 「これは超越者が作り出したゲーム、私たちは巻き込まれたのよ」 「そんな強引な・・・戦いに参加したくないって俺の気持ちは無視か?」 「上の考え何て分からない、でも大事なことは分かってるわ」 「何だ?」 「それは生き残るってことよ、だから戦うの 私は……今度こそ、生き残るって決めたの」 「戦う・・・」 「えぇ」 「その相棒は・・・俺で・・・いいのか?」 「どうかな、背後から撃たれるかも」 「そんなことしないよ」 「なら、大丈夫ね」 「分かった、協力するよ」 「よろしくね」 「あぁ」 俺はこうして彼女と手を取り合った。 生き残りたい、理由はそれで十分だろう。
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小説 224,997 位 / 224,997件 SF 6,598 位 / 6,598件
文字数 102,649 最終更新日 2025.09.28 登録日 2025.06.01
588 1516171819