「笑」の検索結果
全体で11,708件見つかりました。
央華国には二人の皇子がいた。
人形のような”傀儡”の兄、翡翠の君。
自由奔放な”放蕩”の弟、蘇芳の君。
兄は、皇后の言いなり。
弟は、兵の鍛錬場か花街に入り浸り。
誰もが暗澹たる未来を想像していた。
そんなある日、二人の父である皇帝が崩御する。
────私は、弟が笑っていてくれればそれで良い。
それだけで、良かった。
なのに私は……。
そして皇兄は、贖罪に生きる。
*『皇帝の後悔、皇兄の懺悔』の皇兄、翡翠の君視点
*エブリスタでも連載しています
文字数 18,023
最終更新日 2021.11.27
登録日 2021.07.04
「ここをキミの居場所にすればいい」
神と心を通わせることが出来る存在、神話守になるべくして育てられた美鈴。
しかし、神聖な式典当日に倒れたことを理由に、彼女は神に拒まれた呪いの子として村から追放されてしまう。
さらに干ばつが続いたことで、生贄として村の神、雷神様に差し出されることに。
「お姉様生まれてきてくれてありがとう♡」
しかし、それは全て妹の策略だった。
神話守は妹のものとなり、美鈴は村のために命を差し出すことが決まってしまう。
村を守ることが出来るのなら……。
死を覚悟した美鈴だったが、待っていたのは──。
「泣いてる顔より、笑っている方がいい」
「美鈴……キミを守り通すと誓おう」
心優しい雷神様との幸せな暮らしだった。
あなたと出会ってから、人のために生きることがどういうことなのか、よくやく分かった気がする。
文字数 75,834
最終更新日 2025.09.30
登録日 2025.08.25
ダーシーは王都の邸から追放された子爵令嬢だ。継母が彼女を嫌い、領地に追いやった。
荒れた土地を懸命に切り盛りして九年。
結婚も恋も彼女の前を通り過ぎて行き、すっかり田舎暮らしが板につく領主代理となっていた。
あるとき、幼い捨て子を見つけた。ダーシーは領主館に連れ帰る。コレットと名づけ、自分の子のように接した。
一緒に眠るほど可愛がったコレットが、ある朝成人した男性に姿を変えていた。
驚愕するダーシーに、
「僕だ。コレットだ」
と男は笑う。
さらに彼を探し求める近衛兵団がやって来て、彼をアリヴェル殿下と敬って————?!
後日、ドレスを贈られ、王宮に招かれる。
華やかな出来事をダーシーはアリヴェル王子の詫びと受け取った。
しかし、彼は彼女を婚約者だと主張してくるのだ。求婚された記憶もない。一方的な断定が彼女は納得できなかった。
婚期を逃した自覚が強く、結婚に夢もない。
さらに彼には残虐だとの噂もある。
自分を拒絶する王子は一旦引くが、再び彼女の前に現れる。
領地へ帰る彼女を自分が送ろうと申し出た。
近衛隊を率いた安全な旅が保証される。ダーシーは厚意をありがたく受けた。
旅を通して王子との距離が近くなっていく。イメージの王子と実際が異なり、彼女の頑なな考えも次第に変化していくことになるが———。
不遇な追放令嬢と残忍冷酷な噂のある第二王子。二人の恋のお話です。
※小説家になろう様にも別タイトルで投稿させていただいております。※
文字数 69,565
最終更新日 2023.03.12
登録日 2023.03.12
ある所に 1つの大陸に5つの国が隣接し合っていた。
その中で
大国であるフロイス皇国は変革の時を迎えていた。
人民による革命が行われたのだ。
民衆が決死の覚悟で、王政廃止の為
数年がかりで王家滅亡の手前まで追い詰め、残りは行方不明の皇太子…否、齢12歳となる皇帝のみ。
皆が王家断絶の為 皇帝を探し求めた。
しかし、そんな最中
隣国レヴァネル国は好機とばかりにフロイス皇国の民を殲滅しようと攻め入って来た。
クーデターで混乱状態にあった民は統制が取れず、あっという間に国は炎に包まれ、蹂躙されてゆくのをただ眺めている事しか出来ない。
そこに、軍を率いて現れたのが
人々が探し求めた若き皇帝、齢12のレイシス・デ・フロイス
第15代皇帝だった。
皇帝は隣国に侵略されかけた局面を瞬く間にひっくり返し、再びフロイスの皇帝の座についた。
もう誰も、文句は出なかった。
荒れた国を立て直しはじめて、その手腕は見事なばかりと、皆が褒めちぎる。
けれども、笑いもしない、必要とあれば容赦のない、冷血を想像させる
その姿に、人々は彼を「孤高の皇帝」と呼んだ。
ーー
ーーーー
思い付き、
勢いで書いてます。
短編です。
完結しました。
文字数 18,785
最終更新日 2020.06.29
登録日 2020.06.29
おっとりしている――つまり気の利かない頭の鈍い奴と有名な令嬢イダイア。
周囲からどれだけ罵られようとも笑顔でいる様を皆が怖がり、誰も寄り付かなくなっていたところ、彼女は婚約者であった王太子に「真実の愛を見つけたから気味の悪いお前のような女はもういらん!」と言われて婚約破棄されてしまう。
しかしそれを受けた彼女は悲しむでも困惑するでもなく、一人ほくそ笑んだ。
「実験成功、ですわねぇ」
イダイアは静かに呟き、そして哀れなる王太子に真実を教え始めるのだった。
※こちらの作品は小説家になろうにも重複投稿しています。
文字数 3,526
最終更新日 2023.08.20
登録日 2023.08.20
「解明できない、愛がある。――白衣を濡らすは、桔梗の残り香」
舞台は、近代化の熱狂に沸く大正十年の帝都。代々エリートを輩出する家系に生まれ、ドイツの最新医学こそが世界の真理だと信じて疑わない青年医師・藤木健吾は、ある「不治の病」を抱えた名家・久遠寺家の令嬢の主治医となる。
患者である久遠寺綾子は、雪のように白い肌と儚げな瞳を持つ、古風で可憐な少女。しかし、彼女の背後には、家の負の遺産として代々引き継がれる異形の思念体「宵闇」が取り憑いていた。
健吾は当初、彼女を蝕む現象を「神経症」や「未知のウイルス」として冷徹に数値化し、科学の光で暴こうと試みる。しかし、診察を重ねるたび、彼は自らの理性を根底から覆す光景を目の当たりにする。それは、日光を浴びれば命が溶け、死に近づくほどに増していく、綾子の圧倒的な「美しき不合理」だった。
さらに、綾子の体を乗っ取り現れる人格「宵闇」は、健吾の傲慢な知性を嘲笑い、彼の白衣の下に隠された醜い所有欲と狂信的な愛を暴き出していく。
「彼女を救い、健康な日常へ戻したい」という医者としての使命。 「彼女をこのまま闇に閉じ込め、崩れゆく美しさを観察し続けたい」という男としての渇望。
昼は清純な令嬢と献身的な医師として、夜は妖艶な魔性と毒に当てられた男として。一通の手紙から始まった二人の関係は、次第に医学と怪異の境界を越え、背徳的な「共依存」へと堕ちていく。
「先生、私を救って……。でも、今の私を見て、心臓が高鳴っているのも知っていますよ」
ロゴスの鎧を纏った男が、一輪の桔梗の香りに狂わされていく、耽美的怪異ラブロマンス。
ゆく先々で出会う怪異に翻弄されながら……
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
※作中の人物、建物、地名等全てフィクションとなります。
文字数 110,705
最終更新日 2026.04.25
登録日 2026.02.17
「お前との婚約は破棄だ、破棄!」
アホ王子が宣言した瞬間、私は微笑んだ。
「婚約破棄などできるわけがないでしょう。つまらないから死になさい」
アホ王子と頭イカれた令嬢、なんだかんだ言ってラブラブな二人の話。
※小説家になろうにも投稿しています。
文字数 2,026
最終更新日 2022.09.12
登録日 2022.09.12
※完結と表示しますが、基本1話完結の物語のため、ちょこちょこ更新します
フラワーとルイスの甘々(本人無自覚)日常を覗く、短編集のような物語の予定です。
筆がのった時に随時更新します。
リリエンフェルト公爵家の令嬢、フロラワは、その類稀なる美しさ、愛称が「フラワー」なことから『花姫』と謳われる存在。
しかしその実態は、一日中お昼寝のことばかり考えている、超がつくほどの怠惰なお嬢様だった。
ある日、王太子から大勢の前で婚約破棄を突きつけられるという絶体絶命のピンチですら、ふわぁ…と欠伸をしてしまうほど、のんびりとした性格の彼女。
そんなフロラワの隣には、常に世話焼き執事のルイスがいる。
「全く、あなたという方は!」と口では呆れながらも、彼女の靴下の左右を直し、お菓子を準備し、身の回りの一切を完璧にこなす。
しかし、彼の仕事はそれだけではない。
主人であるフロラワに降りかかる災難や悪意を、彼女の知らないところで秘密裏に、そして完璧に処理する有能な一面も持っていた。
ツンデレ執事の深い愛情に、のんびり令嬢は気づいているのか、いないのか。
「ふふ、いつもありがと〜」と微笑む彼女の真意は…?
これは、怠惰な花姫と、彼女を溺愛する有能な執事が織りなす、甘くてとろけるような恋愛物語。
文字数 33,033
最終更新日 2025.08.14
登録日 2025.08.07
侯爵令息のオリヴァーは代わり映えのしない毎日に飽きていた。
飽和した毎日の中、鮮烈な印象を残したのはブリュンヒルデ・フォン・クルーガー伯爵令嬢。
妹の親友だと紹介された伯爵令嬢の生態を観察するうちに、自分の心がどこを向いているのかに気が付く。
彼女はいつの間にか、自分の心を掴んでいた。
彼女が欲しい! けれど今の自分では彼女に釣り合わない。
どうしよう、どうしたらいい? 今自分が為すべきことはなんだ? オリヴァーは生まれて初めて全力を尽くす決心をした。
これは、ひとりの少女に愛を乞うために、本気を出して自分の人生に向き合い始めた少年がちょっとだけマシな人間になるまでのお話。
※シャティエル王国シリーズ、5作目。
※シリーズ4『お姉さまは酷いずるいと言い続け、王子様に引き取られた自称・妹なんて知らない』でちょい役だったオリヴァー視点のお話です。
※このお話は小説家になろうにも掲載しております。
文字数 107,736
最終更新日 2021.12.05
登録日 2021.10.31
紙透明斗のクラスには、青山氷織という女子生徒がいる。才色兼備な氷織は男子中心にたくさん告白されているが、全て断っている。クールで笑顔を全然見せないことや銀髪であること。「氷織」という名前から『絶対零嬢』と呼ぶ人も。
明斗は半年ほど前に一目惚れしてから、氷織に恋心を抱き続けている。しかし、フラれるかもしれないと恐れ、告白できずにいた。
ある春の日の放課後。ゴミを散らしてしまう氷織を見つけ、明斗は彼女のことを助ける。その際、明斗は勇気を出して氷織に告白する。
「これまでの告白とは違い、胸がほんのり温かくなりました。好意からかは分かりませんが。断る気にはなれません」
「……それなら、俺とお試しで付き合ってみるのはどうだろう?」
明斗からのそんな提案を氷織が受け入れ、2人のお試しの恋人関係が始まった。
一緒にお昼ご飯を食べたり、放課後デートしたり、氷織が明斗のバイト先に来たり、お互いの家に行ったり。そんな日々を重ねるうちに、距離が縮み、氷織の表情も少しずつ豊かになっていく。告白、そして、お試しの恋人関係から始まる甘くて爽やかな学園青春ラブコメディ!
※特別編9が完結しました!(2026.3.6)
※小説家になろう(N6867GW)、カクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想などお待ちしています。
文字数 914,456
最終更新日 2026.03.06
登録日 2021.04.01
相葉湊は、フレアウイルス感染によって生じるセクストランス症候群により、ある日女になってしまう。
女物の服、下着、生理。体験したことのない生活に悪戦苦闘する。
そんな湊を、彼女である鈴森雪美は献身的に支える。女になった自分でも付き合い続けてくれるかと問う湊を、笑顔で受け入れる。
だが、女になったことは湊に予期せぬ変化をもたらしていた。彼女とは逆に女から男に変わった過去を持つ幼なじみ、真行寺梓。彼を意識して、雪美への操との間で揺れる。
文字数 87,863
最終更新日 2021.02.13
登録日 2021.01.20
王太子より贈られたドレスに袖を通しうっとりし、迎えの馬車を待っていた時、ヒロインであるローゼリンデはとんでもないことを思い出した。
ここは、ヒロインが悪役令嬢にざまぁされる小説の中の世界だと。
そしてこれから自分が連れて行かれる卒業記念パーティーで、断罪されるのは悪役令嬢ではなく自分なのだと。
連れて行かれたら牢屋行きだとわかっていたが、腹痛を訴えても馬車に乗せられてしまう。会場のトイレで籠っていた時たまたま悪役令嬢に見つかってしまう。
「ごめんなさい、助けてください! そんなつもりじゃなかったんです!」
悪役令嬢はそんなヒロインににっこりとほほ笑んだ。
異世界転生したのはヒロインだけではないんですよ?
魔法の存在するある王国の物語。悪役令嬢(?)×不憫ヒロイン。百合じゃないよ! 安定のハッピーエンドです。
表紙の写真はフリー写真素材イメージスタイル様からお借りしました。
4/18 完結後番外編を上げました。
文字数 134,772
最終更新日 2021.09.20
登録日 2021.01.29
ご飯がわりにセックスするのは私がサキュバスだから。そして何故か私は聖女として働いている。ちょっと笑っちゃうよね?
⭐︎
サキュバス、つまりは魔族でしかないのにその能力から神官であるフィルに拾われて聖女として働いているラナ。彼女は、食事のために魔族のことを憎んでいるフィルと身体を重ねる。
5年前一悶着あって気付いたら聖女になっていたラナ
ある女性のことを忘れられず拗らせてしまった神官フィル
2人の秘事の一部始終。
=====
反響があればそのうち続編書こうかなと思ってます。
(if)続編書くときは、細部の書き換え等はあります。
文字数 6,117
最終更新日 2020.03.09
登録日 2020.03.09
西暦2xxx年。
性の多様化の観点から同性でも子供を授かることができる様になり、結婚の自由が当然になった世界。
主人公の湯島健(ゆしまたける)21歳(大学3年)の元恋人も友達の延長で男性がだった。
そんな健のバイト先のカフェの常連客に大財閥の御曹司である、梁山修司(はりやましゅうじ)32歳がいた。
健が働く日は1日2回は必ず来店する。
自分には笑顔で接してくれる梁山に慕われているのはわかっていた。
健は恋人がいる事を仄めかしていたのだが、梁山はとんでもない行動にでた。
文字数 21,094
最終更新日 2022.01.05
登録日 2022.01.05
敵国の王太子軍に奇襲を仕掛け、城と領地を守り抜いたアミラ王国の若きオルデン女公オルフィニナ。
ところが、時同じくして遠く離れた王都が陥落。オルフィニナは臣下と領民の安全を条件に城を開け、自ら敵の王太子ルキウス・アストルの捕虜となる。
「君をめちゃくちゃにしてやりたい」
屈辱を味わわされたルキウスは美しい貌に悪魔のような笑みを浮かべ、ある密約を持ちかけた。
それは、二人の婚姻により和平を結び、互いの政敵を排除するというもの。
目的のためと言いながらオルフィニナに激しく執着するルキウス。
ふたつの王国のためにルキウスのものになったオルフィニナ。
次第に暴かれる秘密が、ふたつの王国の命運を変えてゆく。――
密約で結ばれたふたりの、歪で未熟な愛のみちゆき。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【作者註】
※性行為に於いてやや無理矢理な表現があります。
※一部戦闘場面に於いて暴力、出血などの痛々しい表現があります。
※〖エブリスタ〗〖ムーンライトノベルズ〗にて同一作品掲載中。左記にはクイン視点の番外編『騎士が忠誠を知る夜』を短篇作品として掲載しています。
【連作紹介】
★作中に登場するルドヴァン公爵コルネール夫妻の物語『高嶺のスミレはオケアノスのたなごころ』掲載中。同作に少年時代のルキウスがほんの少しだけ登場します。
★オルフィニナとルキウスの息子が『花の画葬師と氷壁の侯爵閣下が捧ぐ、甘美なる性愛指南書(書籍)』に登場します。
★18年後のバルタザルが『花の画葬師と氷壁の侯爵閣下が捧ぐ、甘美なる性愛指南書(書籍)』にほんの少しだけ登場します。
文字数 390,760
最終更新日 2024.12.14
登録日 2022.03.05
トラック転移した先は荒廃した世界? そこでヒャッハー!!!な人たちに捕まったおひとよしで調子に乗りやすい河瀬学<マナ>は滲み一つない白い肌のせいで、手に入れた者は世界の覇者となると言われる伝説の「アンダーウォーカー」と誤解されヒャッハー!!!な人たちのボス、ハオに献上されることに。そこにいたのはいかにも覇王って感じの自分よりも倍はありそうな男。無理っ!絶対無理っ!あっさり組み敷かれてあんあん喘ぐことになってしまったマナだが、調子に乗って放った言葉のせいで、ハオに執着されてしまい……。
世紀末な世界で覇者になるために生まれた男と、その男に執着される平凡サラリーマンの笑いとバイオレンスの入り混じる、エロコメディ!
ハオ様がかっこよすぎる表紙は、あいえだ様よりいただきました!
文字数 78,984
最終更新日 2022.03.22
登録日 2021.10.30
頭空っぽにして読んでいただく感じです。
テーマはやりたい放題…だと思います。
エリザベス・ディッシュ侯爵令嬢、通称リジーは18歳。16歳の時にノーザント子爵家のクリフと婚約した。ところが、太めだという理由で一方的に婚約破棄されてしまう。やってられないと街に繰り出したリジーはある若者と意気投合して…。
とにかく性的表現多めですので、ご注意いただければと思います。※印のものは性的表現があります。
BL要素は匂わせるにとどめました。
また今度となりますでしょうか。
思いもかけないキャラクターが登場してしまい、無計画にも程がある作者としても悩みました。笑って読んでいただければ幸いです。
文字数 51,627
最終更新日 2024.11.16
登録日 2024.10.20
この国に住んでいれば誰もが知っているーーと言いたいところだが。
各界の有名人の子息が揃いすぎて、逆に世俗から隔離され、一切の情報が遮断されている恐ろしい学校がある。
万が一にも何かがとち狂って子どもなんぞこさえないために、生徒達は幼少期から男子だけで監獄のようなセキュリティの学内に大学卒業まで拘束される。もちろん教師も、警備員も、学園の敷地内にある様々なショップ、飲食店、娯楽施設で働く職員も、みんな男。
女性が入れる機会といえば、卒業式のみ。学祭でさえ、女性の立ち入りは一切禁止である。
そんな環境で、人間の本能ーー性欲を持て余した男どもがどうなるか。
そう。男色である。
学園内には狂った人気ランキングなんてものがあり、そのランキングの上位者は、学園敷地内全体で王族かなんかか?と思うほど絶大な権力を得る。大人であれど奴らには従わなくてはならないし、逆らえばいっそ死んだ方がマシだと思うほどの制裁を受けるという。
そんなイカれた処刑システムを学園の理事会は黙認どころかむしろ推奨しているというのだから笑い話だ。
俺は、そんなイカれた学園こと、『皇華学園』で働くしがないバイト君である。
文字数 5,336
最終更新日 2024.02.02
登録日 2024.01.30