「人間」の検索結果
全体で16,806件見つかりました。
「なあ、アルビノって知ってる?」
「あー、身体が真っ白なんだっけ?」
「そうそう、最近この辺にアルビノがいるらしいぜ」
「何のアルビノ?」
「それが、わからないんだよ。噂で広まっただけだからそこまでは確認できてないんだ。……もし人間だったら、お前どうする?」
大学の広い講義室で、後ろの席に座る名前も知らない男子ふたりの会話が耳に着く。他人の話を盗み聞きするのは趣味じゃないが、授業を聞くよりかはまだ面白味があった。
バイトは辞めた。辞めさせてもらいます、と突然に僕が言うものだから、店長は酷く驚いていた。辞めた理由は酷く単純で、ただ他人の日用品や食料に音を鳴らしてお金を貰うだけの作業に窮屈さを感じていた。そしてもう一つ、このバイトをしていると目が渇き、痛むのだ。仕事中は忙しいと目薬を注すことができず、耐えるしかない。
週末には眼科に向かい、ドライアイ用の目薬を購入する。この費用だって、意外と嵩んでくる。しばらくの間は、親からの仕送りに頼るしかない。運の良いことに僕は大学デビューに失敗し、友達もいないから人付き合いなどによる出費はなかった。
暇つぶしに始めてみた読書も長くは続かなかった。昔はよく読んでいたのに、いつからか本も苦手になっていた。数日前に本屋で購入した数冊の小説や辞典、自己啓発本は今となってはどこに仕舞ったのかも忘れてしまった。
このまま何の楽しいことも起きず、それなりの成績で、何となく就活をして、卒業式にも出るか悩んだまま大学生活を終えるのだろう。終わりというのは、いつも唐突だとわかっているにも関わらず。
※小説家になろう、魔法のiらんど、エブリスタ、カクヨムにて重複投稿
文字数 103,004
最終更新日 2023.05.20
登録日 2023.03.21
冒頭より——
引っ掻き傷のような飛行機雲が、雲一つない晴れ間の空を横切る。太陽はそれを横目に、酷暑の源となる陽光を分け隔てなく人間の脳天に降り注ぐ。そんな救い難い天気模様を享受する緑の群生は、歩道に乗り出し生き生きと歩行者の進路を妨害する。郊外らしい歩道の狭さからくる支配の光景は、身体を捩らせて通行することを強いて、大人は揃いも揃って渋い顔をした。その後ろを歩いていた二人の子どもは、滑稽に身体を操る大人の姿に釘付けとなり、不必要に身体の動きを真似て嘲笑う。
文字数 21,062
最終更新日 2023.09.30
登録日 2023.09.13
みんなの視線が痛々しい。家族も、婚約者も、友達も、全員妹の味方をする。
誰も私を信じてくれない。なんでよ、なんで妹だけを信じるの?
でも、今回はこうはならない、絶対に。
タイムリープしてから実は最強だと気づいた私。
私を裏切った人間…後悔させてあげる。
全員、華麗に復讐いたします。
文字数 881
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.03.19
かつて、ここは病院だった。
そして今も――患者たちは、"住んでいる"。
都心から少し離れた郊外に誕生した、理想の分譲住宅地「グレースヒル白線ニュータウン」。
家は新築、街は静寂、住人はどこか不在――
完璧すぎる日常の裏で、“記録番号”を与えられた住民たちは、静かに「処置」を受けはじめる。
現実と夢の境界が溶けゆく家。
姿を変えた病院。
カルテで管理される人格。
そして、街に潜む“白衣の管理人”の正体とは。
これは「家に住む」物語ではない。
「記録に住まう」物語だ。
誰かの“次”になる前に、この記録を開いてほしい。
その家、その隣人、その家族――本当に人間ですか?
文字数 12,154
最終更新日 2025.05.10
登録日 2025.05.10
近未来。世界中のあらゆる電子機器が、ある瞬間「たった1秒間だけ停止」した。
だが問題は、その1秒が“物理的に起きていない扱い”になっていることだった。 人々の記憶にも、ログにも、監視映像にも“空白”がない。
しかし一部の人間だけが、その「存在しない1秒」を認識してしまう。
文字数 11,664
最終更新日 2026.05.13
登録日 2026.05.13
十年前に突如現れた魔王。幾多の村が襲われたが、勇者が現れ、魔王を倒した。
しかし、その勇者も魔王討伐後に行方不明となる。
確かに魔王を倒し、故郷に凱旋し……翌朝には忽然と姿を消した。
世界中で勇者捜索が行われたが、見つからず。魔王の配下の生き残りが復讐したのだとか、勇者は人間ではなく神様で、天界に帰ったなどと噂が飛び交った。
興味を持った王は、書記官のアーサーに勇者の調査を命令する。アーサーは勇者の故郷に赴くが、そこには矛盾した勇者像があった。
容姿から出自まで、全てがあいまいな勇者。
勇者とはナニモノだったのか?
文字数 559
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
「私はこの世界を視る者。人間のためにならない《《モノ》》は、躊躇も、容赦も、慈悲もなく、消しさります。」
マテリアライザーのツカサは”傭兵”として街から街へと渡り歩く。目的はあれども行き先がわからないまま・・・。
明るいコメディのライトノベルを目指したのですが、展開によりブルーなストーリーに。
数エピソードで構成される章(話)単位に公開していきます。
徐々に明かされる背景と共にお楽しみいただけたらと思います。
※この作品は「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
文字数 91,976
最終更新日 2017.11.16
登録日 2017.10.15
この世界は神と人の関係が近く、神の因子は受け継がれ、神のご加護として認識されていた。
孤児のアダムとアンは兄妹として育てられていたが、アンは洗礼式で七柱の神のご加護が判明する。アダムもまた太陽神のご加護を受けていた。2人は守り手の息子ドムトルと共に王立学園に入学することになる。そんな中、木から落ちたアダムは、自分が転生者であることを覚醒する。神からアンと共に世界を守れと言われるのだった
登録日 2021.11.16
【全7話完結】
「推理します。……あなたは昨日、合コンに行きましたね?」
「……なんで知ってんだよ。」
社内AIはとても優秀。
でも――距離感が、ちょっとだけおかしい。
元・凄腕プログラマーの久遠 湊は、静かに働きたくて総務部へ転職した。
ところが“元エンジニア”という理由で、なぜか社内AIの管理係に。
そんなある日、社内メールが消える小さなトラブルが発生。
バックアップから復元され、すべて解決したかに見えた。
だが――、一部のデータだけが戻っていなかった。
「50 KB、消失してる」
それはたった数通分。
だが、湊は見過ごせなかった。
湊とAIは、ちぐはぐな会話をしながら調査に乗り出すことになる。
日常の中に潜む、ささやかな違和感。
それは、人の感情とAIの最適化がすれ違った結果だった――。
距離感ゼロのAIと不器用な人間。
少し笑えてたまに切ない、日常系ミステリー。
文字数 16,256
最終更新日 2026.02.06
登録日 2026.02.01
―人間を飼うことになったので、日記をつけてみる―
心優しき人外戦士が出会ったのは、心と身体に深い傷を負った悲しい人間。言葉が通じない二人が出会い、過去を乗り越えて幸せになるお話(予定)です。人外×人間です。※性描写は前半はぬるめです。後半から増えていきます。
文字数 2,547
最終更新日 2017.01.15
登録日 2017.01.14
モンスターとして召喚された。
もとの世界に帰るには、モンスターと戦わなくてはならないそうだ。
しかし一体、誰が外れガチャだって?
文字数 8,568
最終更新日 2017.10.27
登録日 2017.10.24
人間に持たざる才能をもつ『ドラゴン』と呼ばれる存在
伝説であるはずのドラゴンを見つけてしまった主人公
世間は奇妙な事件を起こすドラゴンを捕まえようと騒ぎ立
てているが…
文字数 551
最終更新日 2019.07.04
登録日 2019.07.04
ゴルオレス帝国と呼ばれる国が存在する。その国は大陸で初めて『魔法』を実戦に投入して有名になった国である。それまで戦場では剣で斬り、槍で突き、矢を放ち、盾で防ぐことが当たり前であった時代にだ。遠方から強力な魔法を撃ち込み部隊単位で吹き飛ばし、堅牢な城壁を一撃で砕き、『魔砲師』と呼ばれ戦場で華々しい戦果を挙げてきた。
ゴルオレス帝国は瞬く間に大陸で有数の強国へとのしあがる。
その中でも最強の魔砲師(30代)、『星砕き(スターブレイカー)』と呼ばれる男がいた。
一発の魔法で数千人の大部隊をも消し飛ばす強力な魔法をいくつも保有する大魔法使いだった。彼が所属していた魔砲師部隊『魔竜師団』は大陸中から恐れられた。
しかし、そんな英雄も時代の波に呑まれてしまうのだった。
彼の年齢が50代過ぎた頃、他国で『魔石』と呼ばれる魔力を宿す鉱石が発見される。
本来魔法は素養がある者しか使えない特別な力であったが、この魔石を利用すれば誰でも魔法が使えるようになったのだ。魔法の素養を持って生まれる者は少なく、スターブレイカー(星砕き)ほどの魔砲師は現れず、彼も年齢による魔法力が衰えて全盛期の半分ほどの力しかなかった。ゴルオレス帝国も戦力増強のために魔石の探索・研究を開始した。
その結果、成功を収める。剣に魔石を取り付け魔剣へ、槍に魔石を取り付け魔槍へ、弓に魔石を取り付け、盾に魔石を取り付け魔障盾へ、武器だけに留まらず日常品にまで使われだした。人間は魔力を使い切ると回復には時間がかかるが、魔石を取り付けた武器等は魔力が空になった魔石を取り外して魔力が満タンの魔石に取り替えるだけ。しかも空の魔石の大体は魔力の回復時間は何回使用しようが一定である。魔砲師の役割は相手に強力な一撃を与え損害を出すことにある。が、彼等は普段兵士に護衛されて魔法を撃ち込める距離まで近付き、魔力が尽きるまで撃ち、魔力が尽きると兵士に護衛されながら自分の陣地まで帰投する。
ぶっちゃけここまで人員を割く魔砲師より魔石を利用した武器を兵士に持たせた方が効率いいんじゃね?のお偉いさんの一言により魔竜師団は予算・人員大幅削減され、次々に辞めていった。訓練も見直され、かつては魔法知識を貪るために書庫にこもり瞑想を繰り返す訓練が、魔力が切れても動けるように兵士達と合同訓練をやらされ、兵士達にクズ呼ばわれされながらも残った団員とともに頑張り続けた。
彼が60歳の頃、魔竜師団は完全に解体され新たに『魔装具』を取り扱う専門の兵団、『魔装騎士団』が設立され魔竜師団はそこに配属され一年以内に彼以外は皆命を落とした。一番多かったのは魔力切れに陥り戦場に置き去りにされるケースだ。彼も心臓の病を患っていたため時間の問題ではあったが。そして彼の最後の任務は、退却する部隊の殿だった。
その任務で相討ちで死んだはずの彼は『目を覚ます』と・・・
文字数 34,815
最終更新日 2019.06.05
登録日 2019.03.04
「星落ちる時、王は立つ。王、国に成りて、星と共にそれを治める。亡国のおり、星は王と共に死す。」
そんな古い言い伝えがある世界の話。
流浪の民であるグウは、ある日空を流れる星を見る。その星を追った先で、銀色の繭から産まれたベンヌと出会う。
人間ではないらしいベンヌと成り行きで旅をすることになったグウは、ヒッチハイクをして『雨の国』へ辿り着く。
雨が降っては直ぐに止んでを繰り返す雨の国。グウはそこでベンヌの正体を知ることとなる。
ベンヌは『ドール』という思考能力のある無機物で、王を選定し、共に国を治める存在。それを雨の国のドールであるハラウェから教えられたグウは、ベンヌと共に彼の国と王を探すことを決めた。
一先ず雨の国で旅の疲れを癒すグウのもとに、ベンヌは一人の少女『ララーシャ』を連れて来る。ララーシャは数日前、事故で父親を亡くしたばかりの孤児であった。
孤独なララーシャに請われて、グウとベンヌは彼女を連れて旅に出るのであった。
文字数 25,916
最終更新日 2021.04.26
登録日 2021.04.21
高校三年生、一中来飛と朝日麻衣。しかし彼らはお互いの正体を知らずに趣味垢で恋人同士だった!共に昨年から「ある過去」を持ち、学校生活をエンジョイする事など出来ずにいたが、互いの正体を知らぬまま様々な人間と出会い、それぞれ徐々に光を取り戻していく。
そして2人の物語が交わる時、「過去」という名のラスボスへと立ち向かう時が訪れるのであった...
文字数 5,871
最終更新日 2021.07.19
登録日 2021.07.17
統一世界観の第一作目
統一世界観とは時代も、小説としての分類(分野)もまったく別であるが根幹の設定に基づいて各物語に何らかの関連性がある事を含めた作品である。
ほとんどの小説は物語の進行上、分類(category)を一つに絞っていると思いますが、この作品は群像、恋愛、喜劇、悲劇、謎解き、活劇、空想科学など、多くの分類を包括した小説である。様々な分野を包括した小説を拡張分野小説と名付けました。
このCroSS MiNDはその第一作目、第五部構成、第一部一編、第二部七編、第三部一編、第四部五編、物語を締めくくる第五部一編の全十五編の壮大な話である。
これは群像劇であり、第二部、第四部はそれぞれの主人公の視点で話が進行します。
あ ら す じ
柏木宏之(かしわぎ・ひろゆき)、涼崎春香(すずさき・はるか)、藤原貴斗(ふじわら・たかと)、藤宮詩織(ふじみや・しおり)、八神慎治(やがみ・しんじ)、隼瀬香澄(はやせ・かすみ)、そして涼崎翠(すずさき・みどり)。
彼等彼女等、7人の主人公達は数奇な運命の糸に紡がれ聖陵大学付属学園で巡り逢う。
第一部、第二部共に人との会話を、第三四五部は会話よりも語り手表現を重視して表現しています。
第一部では群像(群集)劇の彼等、彼女等の織り成す笑い、泣き、怒り、友情、そして愛情の学園活喜劇を主題として話が進行して行きます。
喜劇物語が好きでない方は第二部のための転機である終章の十七話から読んでいただいて、第二部を読み進めていただいても問題ないです。
第二部では第一部での最後を機転に変わっていく人間関係を彼等、彼女等、一人一人の視点から綴る断片集。
第三部は・・・、第二部第四章の一部と終章以外はすべて同じ時間軸で物語が進行していく。第一部と違い厳粛な物語が進行して行きます。物語の中心背景となる人物?
主人公達は友達との会話中どう思って接していたのか?恋人達はどんな想いでその大切な人達と過ごしていたのか?彼等、彼女等はどんな生活を時と共に過ごしていたのか?
この作品は相手の見えない部分を描くPsycological Love Storys、略してPsyLS(サイリス・心理恋愛物語)である。
人は本当に他人の喜びや悲しみそして苦悩と言う感情的な心を理解できるのでしょうか?
第二部、第四部はどの主人公から読み始めても支障ない物語に書き上げてあります。
もう、十五年以上も前に書き上げ完結した作品ですが、広く多くの方々に読んでいたたきたくて公開することにしました。
文字数 124,500
最終更新日 2022.03.18
登録日 2022.03.18
深夜。真っ暗な部屋で光るものがあった。ゴロゴロと寝転がっている人の手にあるものが光を発しているようだ。その光を覗いてみると、映っついるのは様々な生き物(キャラクター)と人間(1人の人)。何かのゲームのようだ。人の後ろにズラッと並んでいる生き物はどうやら――と呼ばれているらしい。
「持ち物確認。モンスターの体力管理完了。連れているモンスターは間違いなしっと。巨大シロクロクマの捕獲(テイム)条件は生肉の設置と岩陰に隠れるの選択。攻撃が強いため、防御が高いモンスターを盾にしながら攻撃していく、と」
ぶつぶつと呟きながら、迷いなく進めていく人間。ゲームの中のアバター(人)が岩陰に隠れていると、シロとクロの色をした巨大なクマが現れた。
「普通にパンダじゃん!!」
一面に映るクマへこぼした言葉が響く。その後、一瞬にして『Gameover』の文字。
「戦闘すらできないってどういうこと!?」
巨大シロクロクマに生肉は持っていかれた、という表示がされて、意識を失うアバター。
「山攻略に3日かけて、これかよっ!! もう1回はじめからやり直しは嫌だ〜〜!!」
このうるさい叫び声に駆けつけた人に叩かれて意識を失う、なんてことはなく、叱られて就寝した。
起床後、思いもしなかったことが起きてしまう。起きたらゲームの世界にいるなんて誰が思うのだろうか?
※ 『ゲームクリアを目指す!!』が旧タイトルです。変更しました。
※内容紹介も変更する可能性がございます。ご了承ください。
※更新ペース:ゆっくり。ストックなしのため、しばらく投稿なし。
文字数 37,699
最終更新日 2023.09.30
登録日 2023.08.30