「たくみ」の検索結果
全体で185件見つかりました。
愛する人、それは実の妹。
十二月二十四日。俺は彼女とその夜にだけ出会うことが出来た。
俺が愛する人。クリスマスの聖夜にしか会えない彼女。
その女性は俺の最愛の……
俺が愛する人、それは血のつながった妹。
五年前突如にその姿を消した妹を探し回りようやく出会えた彼女は、
妹によく似ていた。
メインキャスト
矢代巧 やしろたくみ
元医科大学総合外科医。のちに、医師を辞め小さな喫茶店を開業しマスターとなる。妹が残したペンダントに導かれるように彼の人生は大きく変わる。
矢代まやみ やしろまやみ
巧の妹であり、突如この世界からその姿を消し去る。消息を絶ち、五年の歳月が流れたがその姿はいまだどこにも見出すことはなかった。
メイリア・ディアス
その異国の女性は、妹に似ていた女性だった。
十二月二十四日、一年に一度だけ出会うことが出来る謎の女性。
文字数 10,018
最終更新日 2019.01.18
登録日 2019.01.18
園田 拓海(そのだ たくみ) 30歳独身。
童貞――ではない、いちおうね?
人と同じような普通の人生を歩んできた。
普通に大学まで進学して、普通に就職して、
週末になれば、学生時代の仲間とキャンプしたり、麻雀したり、飲み行ったりするのが生きがいの普通の人生で、特に不満もなく過ごしてきた。
このままの何事もなく日々、楽しく過ごせていけばいいやっと思っていたら、あっという間に20台は終わり、ついに30歳の誕生日を迎えようとしていた。
旧友たちは、お祝いというか、俺を出しにして誕生日会兼麻雀大会を開いてくれようとしたが、
「すまんな、子供が熱を出して」
「今、海外」
「有給どころか、休みもねぇ」
様々な理由でやめになった。
皆が皆、子供や家族、仕事を抱えていて、大学卒業したころにように遊びに行くというのはめっきり少なくなり、大型連休に会えるか会えないか程度に収まってきた。
そんな一人の週末が続き、パチンコで時間を潰す日々が嫌になり始めたころ、ふと日用品を買いに来ていたホームセンターに売れ切りSALEのイチゴの苗を見つける。
「ようは売れ残りSALEだよな、お前のひとりぼっちなのか?」と俺はなぜかイチゴに哀愁を感じてしまい、一通りの園芸道具を持って家に帰るのだった。
そして、家のベランダでイチゴの苗をプランターに植えようとしたとき、それは起こった。
蛍のような丸い光の玉が下から上へと上がっていく。
それもこのベランダの一角を覆うように「えっ?えっ?なにこれ。なんだーーー」振り払おうにもどんなに腕を振ってもそれはまとわりついてきて一瞬の浮遊感そして、視界はブラックアウトしたのだった。
目が覚めた時、そこは見知らぬ森の中だった。
これは噂に聞く異世界転移?!
だっていきなりベランダにいたはずなのに森のなかだし、目の前には、
ワニのような爬虫類の顔を持つ2m近くある巨体の男に、木漏れ日の光に反射する見事な金髪の間からは、とがった長耳がのぞくお決まりの美形種族エルフ!!
「ふむ、次は只人であったか」
「ふん、平地の蟻か。せいぜい使えるといいがな」
となんだか、親密には程遠い。
言葉が通じるだけいいけど、えっとスキルとかチートとかある?はぁ?!まさか。
この助けたイチゴの苗が実は女神様で俺に何を授けてくれるんじゃ、・・・・・・ん、なにもない普通の苗だ。
えっと、俺、イチゴの苗1つだけを持って異世界に来ました。。。HELP ME
そんなこんなで園田 拓海の突然週末に訪れた異世界生活が始めまった。
※ハーレム要素なし、ほのぼの系(予定)、残虐表現なし、性表現なし。
文字数 11,546
最終更新日 2020.10.19
登録日 2019.08.31
陸上部内でいじめを受けていた井上蓮美は、財布を奪われそうになったところで吹っ切れて喧嘩となって相手に大怪我を負わせてしまうが、親、教師を交えた話し合いによって警察沙汰になることもなかった。
話し合いが終わった後、蓮美は平穏な日常生活に戻ろうとしたところで陸上部の人気の男子、御法川拓巳(みのりかわたくみ)に呼び止められ
「やるときはやるじゃないか、見直した」
と、褒めそやされ、慰められる。
だが蓮美はこれまで溜め込んだ鬱憤が爆発してしまい、
「暴力を肯定する人って軽蔑します。先輩のこと見損ないました」
と御法川を手酷く罵ってしまう。
翌日、流石に言いすぎてしまったと後悔していたところ再び御法川が前に現れて、ある提案をした。
「俺と付き合わないか?」
※なろう投稿済みの作品を改稿したものです(男性主人公→女性主人公に変更。書き溜めも完結分まであります)
文字数 89,865
最終更新日 2019.01.17
登録日 2019.01.06
謎の組織を追う私立探偵と、そこで出会う男達の愛の物語
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<登場人物>
高坂 拓海(たかさか たくみ) 私立探偵 大柄で野性的 主人公
桜木 隼人(さくらぎ はやと) 刑事 拓海の学生時代からの親友
河井 宗近(かわい むねちか) 役者志望 黒髪のモデル体型
渋谷 美雪(しぶや みゆき) 開業医 黒縁眼鏡の人気医師
竹林 夏樹(たけばやし なつき)用心棒 中肉中背の柔道家
聖 椿 (ひじり つばき) 組織のボス 中性的で美しい男
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<あらすじ>
若い男の子達をさらう謎の組織『双頭の蛇』
私立探偵の拓海は、刑事で親友の隼人の依頼を受け事件解決に動きだす。
拓海が事件の真相を追う過程で、出会う男達……。
彼らはそれぞれに悩みを抱え苦しい日常を過ごしていた。
しかし、拓海の『男の優しさ』に触れ、次第に本当の自分をさらけ出していく。
そして、彼らは男同士の絆を求めて……。
文字数 115,098
最終更新日 2023.08.28
登録日 2023.08.08
主人公、伊集院(いじゅういん)拓海(たくみ)は普通の人生を送っていた。
母親は事故で他界し、それに便乗した子供を置いて夜逃げした父親を持ち、親戚に引き取ってもらえるからと東京に引越して来たが、その親戚は母親の遺産目当てだった。
そんなちょっと変わっただけの普通の家で育った拓海。
そんな拓海は何時ものように学園の下駄箱を開けていた。
その中にあったのは──。
体育館裏に拓海が行くと、そこには学園一のクール系美少女と呼ばれている西園寺(さいおんじ)雪姫(ゆきめ)が居た。
雪姫が拓海にとあるお願いをした。
拓海は素直に従い、その言葉を言った。
それが、全ての始まりだった。
平凡である拓海の生活が変わった始まりだったのだ。
拓海には2人の妹が居る。愛海と海華である。
貧乏だった3人の家族は唐突に終わりを告げる。
半強制的に雪姫との同居が決まった。
そして、12年間のお試しお付き合いを始める。
最初は戸惑っていた拓海だったが、その生活にも徐々に慣れて、思いと過去の記憶が蘇ってくる。
これは昔に出会い、再び出会い、約束を果たす物語だ。
◆
なんとタイトルピッタリ最大の70文字
文字数 85,043
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.03
ブヒヒ。ボク2光圀 匠(みつくに たくみ)高校二年生。スーパーぽっちゃりさんのオタクだよ。
ボボボ、ボクは二次元をこよなく愛しているんだ。金髪美少女のヨミーちゃんが特に大好きさ。いつか結婚式をあげるんだ。デュフフフ。
オタトモの山根くんはカッコいい顔をしているのにアイドルオタク。二次元と三次元でいつも論争になる宿命の好敵手。
そんなボクに何故かクラス委員長で学校一番の美少女舞島さんや幼馴染のドS美少女美月ちゃん、それからクラスメイトで現役アイドルのmikuちゃんまでが絡んでくるんだ。
ブヒイイイー!だれか助けてぇ!
登録日 2020.07.20
月神組の組長の月神 拓三(つきがみ たくみ)は、冷酷非道な人として知られていた。
そんな拓三が唯一逆らえないのが、幼馴染みの高宮 美音(たかみや みおん)。
美音は病弱、気弱、泣き虫な女の子。
独占欲丸出しの拓三と気が弱い美音が繰り広げる、ちょっと変わったラブストーリー!
文字数 10,376
最終更新日 2017.11.18
登録日 2017.09.15
あたし、椿 鈴音(つばき すずね)。17歳のキラキラJK!
赤点マスターだけど、毎日楽しい学園生活!…とはいかず、幼馴染の巡野 海斗(めぐりや かいと)のせいで毎日戦いの日々。
そんな中…秋の名物、学園祭が近づいてきた。
そしてなぜか、あたしは海斗に強制的に学園祭の実行委員にさせられた…!
今年はミスターコンテストを開催するらしく、一層大盛り上がり!大忙し!!
憧れの、内葉 拓海(うちば たくみ)先輩ともなんだか最近いい感じ?な気がするし…?
なのに…この気持ちはいったい何…?
腹黒幼馴染と先輩の間で揺れ動く、ちょっとおバカなJKラブストーリー、ここに開幕!
登録日 2021.10.03
【あらすじ】
華澄(かすみ)と匠海(たくみ)は二卵性の双子。
仕事が忙しいと言って外に愛人を作り、自宅に帰らないネグレクト親と会わないうちに、高校一年になり、今年、双子は二人暮らし五年目になる。
華澄と匠海は両親から支給される多額の生活費を持て余しながら、お互い協力して生活し、中一で二人で始めたギターを愛でるのが大好きだった。
高校入学直前、双子はいつもの楽器店である二人の青年に出逢う。
背の高い厳つい方は鉄郎(てつろう)と言い、女顔の優しい方は遥(はるか)と言った。
二人は幼馴染らしい。
フレンドリーな幼馴染組の二人は双子たちの一個上の先輩にあたるらしく、四人は意気投合する。
そして、仲のいい双子はこの出会いを期に初恋をした。
姉、華澄は、トラウマを抱えた男、鉄郎に。
弟、匠海は聖母のような男、遥に。
色々な問題を背負った人物たちが『真実の愛を知る』、そんな少しコメディちっくで、少しシリアスなところもあり、めちゃくちゃキュンキュンする青春物語です。
※改稿版です。
※なろうに別ペンネームで『双子は真実の恋を知る』というタイトルで掲載していました。
※カクヨムでも掲載しています
【物語の章について】
第一章 高校、青春と初恋
運命との出逢いと、恋を紡いだ日々
第二章 新年度、恋人たちと新しい仲間
新年度、軽音部に新たな仲間が加わる
第三章 高校生と専門学生に分かれて
専門学校に進学した幼馴染組と、高校最高学年の双子の話
最終章 人生最高のパートナーは貴方。
紆余曲折あった双子の恋。恋人が人生のパートナーになる
〇アナザーストーリー もしかしたらの世界線の話〇
if章 メジャーデビューの栄光と苦悩のその先
あったかもしれない、そんなお話
if章② もし運命と出逢わなかったら
幼馴染組の二人が恋愛してる世界線
文字数 5,337
最終更新日 2024.04.17
登録日 2024.04.17
お気に入りに追加
30
文字数 137,271
最終更新日 2022.04.29
登録日 2018.10.06
高校生、月波貴一は料理をしない姉の真貴と二人暮らしの料理男子。
ある夜、家出してマンションの隣人、佳代ばあちゃんを訪ねてきた孫娘、森宮朱理に出会う。初対面の態度は険悪だったが、やがて朱理は貴一に心を開き始める。そんな彼の前に現れた金髪の美少女フィオン・リーリウム。貴一がバイトする無農薬野菜やハーブを栽培、販売する団体コミュニオンの本国からやってきた。日本文化に憧れているが日本語の言葉遣いや所作は古風で、銭湯の長湯でのぼせ、ゲームセンターに興奮、更に貴一の料理が食べたいと言う。朱理は内心フィオンの存在が気にいらない様子。
彼らの周辺で次々と起こる不穏な事件。
コミュニオン日本支部の初代管理人、司磨子は、リリノンの出現が確認されたと言う。リリノンとは「現象」である。フィオンは本国より派遣された、リリノンを数える(昇華させる)者、リリノン・カウンター。出現地点であるリリノン・ポイントに赴き、精霊を歪めて鎧とし纏うリリノンの核と対峙する。リリノンとの戦い。そして貴一とフィオン、朱理の関係は…
ちょっぴりホラーあり、ほのぼのコメディあり、心癒される再生の物語。
登録日 2016.02.02
何の変哲もない平凡な学校生活を送る、年齢=彼女いない歴の主人公早野匠(はやのたくみ)。
そんな彼に、2年生の夏休み最終日に突然告白をしてきた幼馴染み。
これをきっかけに、早野匠の人生が急展開を迎え、彼のモテモテライフが突如として始まっていくのであった。
超王道のスクールラブが、今始まる。
…………………
*評価やお気に入り登録の程、よろしくお願いいたします。
*感想等々、お待ちしております。
*小説家になろう様、カクヨム様、ノベルアップ+様にて同時掲載させていただいております。
文字数 124,902
最終更新日 2021.03.12
登録日 2021.02.19
~選ばれた異世界転生者~
俺の名前は佐藤拓海(さとうたくみ)18歳である。
普通なら働いててもおかしくない歳である。
けれど、俺は働いていない。どうして?と思うだろう。
それは就活に失敗したからだ。
こうして俺のニート生活が始まった!
そして今日もパソコンに向かいゲームをしていると宛名不明のメールが届いた。
「何かのいたずらかな?」そう思いメールを開いた途端に疑問が確信に変わった。
メールにはこう書かれていた。
「あなたは異世界転生者に選ばれました」絶対にいたずらメールだ。
「異世界転生?そんなことできるわけないだろ。いたずらメールにしてはタチが悪いなこれ」そんなことを言いながら下の方にスクロールしていくとメールはまだ続いていた。
「PS,このメールを見ると強制的に異世界に転生します」
「・・・・・・ん!?」
状況が呑み込めずいたらいきなり視界が黒くなった・・・・。
第1章
~第2の人生の始まり~
誰かが何かを呼んでいる。
「・・・くん・・・ウくん・・・ユウくん」
そんな声が聞こえてきた。そして俺は、目を開けると見知らぬ部屋にいた。
「ユウくん起きて早くしないとご飯抜きよ」
そんな声がハッキリと聞こえてきた。俺はベッドから起き上がった。
「なんかからだがかるいな・・・」声も高くなっている、俺は真っ青になり近くにある鏡を覗き込んだ。そして、驚愕の声を上げた。
「子供になってる!?」思わず声をあげた。初めは夢だと思った。否、思いたかった。
しかし数秒経って宛名不明のメールを思い出し自分が転生したことを信じざる得なかった。
普通なら異世界に転生させたやつからの説明とかあるだろう。しかし、誰からの説明もない。
「よし、ごはん食べよう!」考えるより先にお腹が空いていたのだ。
ご飯を食べ終えて頭を整理する。
俺の名前はユウ=レインらしい。歳は5歳、この世界では魔法が存在する。
最初は異世界転生者だからチートなスキルを持ってたりとかそんな妄想もした。
しかし、俺には初歩の身体強化しか使えなかった。前世の記憶は残っている。
この世界では7歳から学校に通う。もう少しで久しぶりの学校なのだ。
正直学校にはいい思い出がない。だから第2の人生をエンジョイするのだ。
まずはいち早く強くなるために毎日訓練することに決めた。
「今日の分終わり」今日の訓練を終えた俺は太陽が沈みかけている中自分の魔力値を確かめてがっかりする。異世界に転生してもうすぐ2年が経つ。
体力値と筋力値だけはどんどん上がって魔力値はほんの少ししか上がらないのだ。初めは鍛え方を間違えている?と思っただろう。けれど、一切肉体的な訓練はしていないのだ。魔法を使い続けて魔力切れで倒れる。それを2年近く繰り返していた。
そうして今に至る。10日後には学校に行ける歳になる。「2度目の人生エンジョイしてやる!」
文字数 1,977
最終更新日 2018.02.27
登録日 2018.02.27
それは雨の日、稀に見るどしゃ降りの日だった。7人の男女が「船内」に招待された。その「招待主」の目的は、神を作ること。それを達成したときに元の世界に返す、という条件で、彼らはそれに協力した。「招待主」は彼らに色の名前をつけ、仕事を与えた。人殺しはもちろん、内臓の摘出や脳の改造など、精神が崩壊するような仕事ばかりだったが。そんなことをしているうち、彼らは本来の目的と元の世界の言語を忘れ、この「世界」に魅了されていく。
文字数 3,980
最終更新日 2022.10.30
登録日 2022.10.29
舞台は、白く輝く「真月(まなづき)」と、赤く暗い月「魔眼」の二つの月を持つ世界、精霊火(スーリーファ)と呼ばれる光球が河のように流れる、エナンデリア大陸。
主人公は森に住む部族クーナ族の狩人、十五歳のキール。
ある日、奴隷狩り部隊ベレーザの襲撃を受け、村は焼かれ女と子どもが連れ去られる。キールはたった一人の肉親、妹スーリヤを助けるため、村の狩人たちと追撃の旅にたつ。奴隷狩り部隊の本拠地で、炎の精霊の守護を受け、精霊巫術をあやつる少年ジークリートに出会い、彼の助けを得て村人たちを助け出す。奴隷狩り部隊を各地に派遣しているグーリア王国の王バルケスを倒しに行くというジークリート。キールはジークリートと行動を共にする。
妹スーリヤ、スーリヤに似た精霊の少女スゥエ、水晶の谷の女王チャスカ、ジークリートの師であるエルレーン公国の巡礼ケイオン。それぞれの目的のため、グーリア王国の首都ソルフェードラに集結する。
登録日 2016.02.02
今どきの男子高校生たくみは、陰陽師の後継ぎ息子⭐︎そんな彼の時空を超えたひと夏の恋
(短編 13話完結)
「たくみ、お前はいずれ私の後を継ぐ自覚をもう少し持ちなさい。」
「んだよ、それ・・・。そのやるべき事が多すぎなんだよッ!」
平安時代より、陰陽師を輩出して来た鹿乃江家では、現代においても、代々当主が、普通の会社員として働きながら、密かに土地の陰の気を祓ったり、結界を結び直してきた。
しかし、鹿乃江家の後継ぎ息子たくみ(17才)は、”霊的存在”がほんの少し見えるという事以外は、陰陽道を学ぶより、ゲームが好きなごく普通の高校生。
ある朝、たくみが学校に行く途中、道に迷ったらしい綺麗な女性の背後に、真っ黒な”何か”が居るのが見えた。
《お前、この女性から離れろッ!》
まさにその時、廃墟ビルの5階の看板が上から崩れ落ちてきて、助けようと駆け寄ったたくみは、逆に危険に晒される。
ーやべっ、これ、オレの方が死ぬじゃん・・・。
「きみ、危ないさねー。」
「はぁ?」
いや、オレ、あんたを助けようとしたんだけど。
聞き慣れないイントネーションで話すこの女性は、あいり(24才)。二週間ほど東京に滞在する予定で、沖縄から来たばかりらしい。たった今死にかけたというのに、呑気な顔で、よほど肝が据わっているみてぇだ•••。
そんな女性とたくみが、とある場所で再会し、短い夏のひと時を一緒に過ごす。
あいりにまとわりついている”何か”の正体は?
たくみの恋の行方は?
文字数 22,557
最終更新日 2023.04.16
登録日 2023.04.16
たくみくんは、お母さんと二人で暮らしていました。
たくみくんは小学校一年生になったばかりで、元気いっぱいの子供でした。今は晩御飯の時間です。白米、味噌汁、焼き魚が今日のメニューでした。たくみくんは全部きれいに食べました。
「あらたくみ、よく食べたわね。きっとお魚も幸せよ。」
たくみくんはお母さんに褒められて喜びました。
そこに巨人の子供がお母さんに頼まれて人採りにやってきました。
お、人間が二人いるぞ。お母さんは若い人間を生きたまま連れて来いと言っていたな。よし、あの男の子にしよう。
巨人の子供は人間の家を壊してたくみくんを捕まえました。
「うわーん、うわーん、お母さん、助けて。」
たくみくんは泣き叫びました。お母さんは必死にたくみくんを助けようとしました。巨人の子供を包丁で刺したり必死でした。巨人の子供は、手を包丁で刺されてイラっとしたので、お母さんを潰しました。
グチャッ
これでよし。巨人の子供はたくみくんをうちに連れ去りました。
巨人の家に着きました。たくみくんは巨人のお母さんの手に渡りました。
「いいのを見つけてきたわね。」
巨人のお母さんは巨人の子供を褒めました。
巨人のお母さんはたくみくんをまな板に置きました。たくみくんは泣き叫びながら暴れていました。暴れられて邪魔だったので、巨人のお母さんは手足を切り落としました。
トントントントン。
尚もたくみくんは「お母さん、お母さん。」と泣き叫んでいました。その声もうるさかったので、巨人のお母さんは首を切り落としました。
ストン。
たくみくんは静かになりました。その後お腹を割いて腹わたを取り出し、塩をまぶして焼きました。
おいしそうなご飯ができたぞ。
晩御飯の時間。今日のメニューは白米、味噌汁、焼き人間でした。巨人の子供は全部きれいに食べました。
「あら、よく食べたわね。きっと人間も幸せよ。」
巨人のお母さんはいいました。
完
文字数 780
最終更新日 2019.12.20
登録日 2019.12.20
5人の中学生は共に青春を謳歌する仲間だった。
そのうちの1人、冴島卓真(さえじまたくみ)には彼女ができていた。それを茶化すのが仲間内のブームになっていた。
ある日、冴島の家を訪れた際、悪ノリで冴島の部屋の荒探しをすることになった。
押し入れの中にあったクーラーボックスを開けると、腐臭が部屋の中を満たしていく。
そこに入っていたのは、腐乱した小さな死体だった。
冴島は"自分の子"だと言い、友達の小見川涼介(こみかわりょうすけ)を含む4人に助けを求める。
小見川達は苦悩するも、友達を助けたいという思いが強くなり、隠蔽の手助けをする。
未来を掴むために、嘘にまみれた迷宮が作られていく。
嘘と青春の日々は、哀しみに濡れた。
※この小説は、法律に反する行為を肯定、推奨するものではありません。
※この小説はフィクションです。登場する団体名、人物などは架空の物で、実在する同名称とはなんら関係はありません。
※こちらはエブリスタにも掲載しております。
文字数 82,664
最終更新日 2022.07.27
登録日 2022.06.14
高校二年、綿延朔(わたのべ さく)は夏休みに南米へと旅立った。二つ年上の先輩、神野瞳子(かんの とうこ)から送られてきたメールが気に掛かったからだ。人と上手く係わることができない綿延にとって神野は唯一の特別な存在だった。
神野は現在大学生、研究員としてペルーの奥地にいる。旅の途中、綿延は現地人が「森の精霊の遣いマドレ」と言う,少女の姿の奇妙な生物に出会う。
神野らが研究していたのは、生態が解明されていないヒトに似たマドレという生物だった。綿延は高熱に倒れる。熱が醒めて起き出し目撃したのは、神野が観察していた少年マドレが男性研究員を惨殺し、神野を誘拐して密林に消えた様子。綿延は研究員たちとマドレを追った。
登録日 2016.02.02