「ペスト」の検索結果
全体で46件見つかりました。
機械産業が発達し、念願の宇宙進出を叶え、別惑星の住人と交信を取ることに成功した、未来
そんな未来で一つ大流行しているスポーツがあった。
そのスポーツの名は[レイジングブレイクス]
レイジングブレイクス、とは世界中で大人気のVRアーケードゲーム[レイジングテンペスト]で良い戦績を残したプレイヤーのみが参加を許されるスポーツだ。
ルールは簡単、自分の人型競技用戦闘機<レイジング>を操り、フィールド内のレイジングをより多く倒したプレイヤーの勝ち、そんな競技だ。
そしてある日そのレイジングブレイクスにある一つの電撃的ニュースが飛び込んできた。
それは、地球が唯一交信できた惑星[ミラスラス]がレイジングブレイクスに参加するため、「幾多耀」という選手を借りたいというニュースだった。
そのニュースにレイジングブレイクスの唯一無二の日本人トップランカーであり、この物語の主人公である「幾多耀」は唖然とする。
そして、拒否をする間もなく耀はミラスラスに連れて来られてしまう。
そのミラスラスで耀が目にしたのは見慣れた地球産のレイジングとは似ても似つかない、洗礼されたデザインをしたミラスラス産のレイジングだった。
別惑星という異世界で始まるSFロボットアクション!
文字数 17,322
最終更新日 2018.05.12
登録日 2018.04.03
異世界転生×国際医療支援──失意の名医が“未来に希望を灯す”物語
現代日本で“時代遅れ”と切り捨てられた手縫い腸吻合の名手・神代蒼真。最先端医療の波に取り残され、婚約者からも将来性を疑われ婚約破棄――失意の最中、国境なき医師団(MSF)ボランティアで赴いた紛争地で事故死を遂げる。だが、彼の魂は途上国並みの医療インフラしか持たない異世界「エルガ大陸」に転生し、かつて軽視された“アナログ医術”こそが、傷つき絶望した人々を救う切り札であると確信する。
蒼真は転生早々、感染症で瀕死の子どもを手縫い手術で蘇生。瞬間移動、水ろ過不要の清潔水生成、固形石鹸創造、中立結界構築といった“医療チート能力”を覚醒させ、貧困と疫病に苦しむ難民キャンプで真価を発揮する。彼が打ち立てたのは「国境なき救護団」という医療組織。武装を禁じ、誰にも依存しない中立・公平・独立を理念に、現地スタッフやロジスティシャン、通訳ら多彩な仲間とともに、最前線から48時間以内の緊急派遣体制を実現した。
だが、そこには政治的思惑と既得権益を守る医療貴族たちの影が迫る。治癒魔法万能主義の聖教国出身・アリシア、戦乱孤児ゆえに中立を誓った元帝国軍医・カイルら個性豊かな味方に支えられながらも、救護団は純血医師会による疫病拡散や圧力に立ち向かう。人質・誘拐リスク、賄賂要求、通訳ミスによる文化摩擦など、現実のMSFが直面する課題が異世界ファンタジーとして臨場感を持って描かれる。
最大の試練は、古代ドラゴン由来の未知の疫病「ドラゴン・ペスト」大流行。魔法と科学のどちらも通用しない絶望の中、蒼真は清潔水と固形石鹸、手縫い手術の技巧で感染防御ラインを構築し、疫病鎮静化に成功する。最終決戦では中立都市を包囲する貴族勢力と一騎打ちを演じ、ざまあ展開としてかつて彼を見捨てた婚約者や医療界の権威が地に伏す。
本作のテーマは、「平和とは未来に希望を持てる状態」。救護団の合言葉「希望なき場所に、未来を灯す」は、戦乱・災害の傷跡を負うあらゆる人々に寄り添い、読む者に深い感動を呼び覚ます。精緻な医療描写と組織運営のリアリティ、そして濃密な人間ドラマが融合した壮大な異世界医療譚。人の命を紡ぐことで世界を変える――その奇跡をあなたも体験してください。
文字数 167,831
最終更新日 2025.10.20
登録日 2025.08.17
時はニ五○○年、世界は困窮し、資源の枯渇と人口の急激な減少により人類は滅びの道を進んでいた。
それらを解決する策として、ニ○○○年に発見された目には見えなかった粒子『魔素』を資源へと変換する技術の研究により生まれた機械生物、またの名を人造人間『マシンクリチア』の生産が図られた。
マシンクリチアによる大いなる力は人に恵みと醜い欲望を与え、世界の秩序は崩壊。人と人の間の権力は大きく離れ、やがて人は『人間』、『ペスト』、『マシンクリチア』の三つに分かれた。
マシンクリチアで構成された反政府組織クラウディネスに所属する少年占七は、機械生物ではなく人の心を持つ人造人間として、人と同じ権利を持つ者『ミーザ』の解放運動に参加していた。
数々の英雄的戦果からストロンゲストと呼ばれた彼は、政府お抱えの環境問題解決を主として造られたゴッドシリーズと呼ばれる高機能型マシンクリチアのエリニュス奪取の任務につくのだが……。
「──所詮は噂の存在です。ミーザにとっての希望の象徴のようなものなのでしょう。どれもこれも、『ストロンゲスト』になりたがります」
占七よ、こんなことで天照す黄金の時代はやってくるのか!?
終と始シリーズ【20】
文字数 12,726
最終更新日 2024.09.08
登録日 2024.09.08
シリウス大陸に存在する5つの大国
その中でもシリウス大陸の中央に位置し最大の版図と国力を誇るヴァルハラ帝国
そして今、帝国は落日の時を迎えていた
焼け落ちる玉座の間にただ一人・・・
豪華な服を身に纏い輝くブロンドの髪に透き通る程白い肌、青い瞳の美男子、ヴァルハラ帝国皇帝
アーサー=ヴァルハラ
20代中頃の若い皇帝は荘厳な玉座には座らず、その手前の段差に腰を下ろし天井で燃え盛る帝国の象徴でもある黄金の獅子は刺繍されたタペストリーを見つめる
今皇帝である彼の周りには誰も居ない・・・いや居なくなったのだ
「どこで間違えたのかな・・・・」
そう呟く若き皇帝・・・思い返すのは過去の自分の行い
伝説の種族が治める国への無謀な侵攻、女王の色香に惑わされ偽りの同盟に踊らされた、無能な自分に根気強く苦言を呈してくれた忠臣を遠ざけた、魔物が化けていた宰相の言葉を信じ父である皇帝を死に追いやった
思い出す過去の行いの何れもが自分の失態だったが、一番の失態は婚約者であるミョルニル侯爵令嬢との婚約破棄を突き付けた事だろう
浮気女に入れあげ、盲目となった俺、その浮気女は落ちぶれていく俺をあっさり見捨て親友だった男と浮気した挙句に後ろ脚で砂をかける様に俺を罵りこの国から逃げ出した
俺から婚約破棄を告げられた侯爵令嬢は、平民でありながら聖王の聖刻を持つ救世主と協力し帝国を除くシリウス大陸の国々を纏め上げ俺に・・・この帝国に反旗を翻す
最初から勝ち目は無い戦い・・・帝国軍の殆どはミョルニル侯爵軍へと降り、国民の殆どは俺の廃位を叫ぶ
包囲される白亜の城、ヴァルハラ城
親友に見限られ自ら玉座の間に火を放ち、全てが終わるまでの僅かな時間を一人天井を仰ぎ、待つ
そんな時ふと思い出す、いつだったか街の裏道で怪しい老婆から買った薄汚れたネックレス
くすんだ金貨がついた部分を天井に掲げ老婆の口にした言葉を思い出していた
『そのネックレスに願えば一度だけ、やり直したいと思う人生の岐路に戻れるのじゃ・・・カッカッカァ~使い処を見誤るなよ?』
そんな話しを信じてる訳では無い・・・だが、もし過去に戻ってやり直せるのであれば・・・あの時に・・
天井の梁が焼け落ち瓦礫がアーサーの頭上に崩れ落ちて来る
これは、全て間違えた選択をしてきた暴虐皇子が、過去に戻り今度こそ選択を間違わない様に生きようと足掻くやり直しの物語
文字数 95,869
最終更新日 2026.02.27
登録日 2026.01.11
これはある少女とテンペストを狩る男の話。
少女はテンペストにされるが記憶がない。テンペスト化も完全ではない。そんな少女が記憶と心を取り戻すお話。
テンペストを狩る男はテンペストをこの世から絶滅されるため。敵を撃つためにテンペストの始祖を倒すお話。
今回は少女とテンペストを狩る男の二人が主人公です。
文字数 45,286
最終更新日 2023.11.16
登録日 2023.08.24
データ保有、保管、
管理を主に活動するトレーダー社で働く男 勝呂鞍馬は親友を殺された恨みを晴らすため
人としての肉体を失いながらも奔走する。
人間を超越した異質な存在…絶対的脅威テンペストの一人『腕なし』を追う中、
グリエリと呼ばれる都市伝説や『のらぬりえほん』とよばれる怪奇事件…そして全世界を恐怖に陥れた『忘れた赤ちゃん詰め合わせ』とよばれる巨大な死体で敷き詰められた倉庫…実態のあるか不明なブラックボックスを収集すべく勝呂は不穏な影に手招きされていき…
この物語は
人間を超越した力を持ちながらも
迫害された人種
禁接人種の物語。
文字数 32,648
最終更新日 2020.07.11
登録日 2016.09.11
近世イタリア。所有地の視察中にペスト禍に巻きこまれ、地元の医師イザイアの屋敷に足止めされることになった貴族家の御曹司ジュスティーノ。
滞在するうちにイザイアを医師として尊敬するようになるが、快楽主義的なイザイアに翻弄され、徐々に背徳的な関係に堕とされていく。
♞ムーンライトノベルズ、エブリスタ掲載小説のR15版です。
登録日 2022.03.22
花の可能性を信じた科学者達が、花を研究し品種改良を重ねに重ねた結果、肉として、野菜として、食用としてありとあらゆる花が利用されるようになった国、日本。
その国のとある場所に住む一家の少しの時間を切り取ったお話。
※この作品は、『小説家になろう』にも掲載しております。
文字数 1,856
最終更新日 2022.05.21
登録日 2022.05.21
ある日玄関を開けると目の前にイケメンが立っていた。そんな漫画的展開に、日々『社畜』状態にある常盤伊吹が直面。だけど掃除道具持参だと聞き、伊吹は親がホームクリーニングを依頼してくれたのかと受け止め部屋に入れる。早速母にお礼の電話を入れると『結婚相手をアタシが見繕って、そっちに送ってやったから!』と言われて呆然とした。
母の身勝手に付き合わせてしまって申し訳ないと伊吹は男に謝罪したが、どうも彼は本気で伊吹と結婚したがっているみたいで——
○社畜女性の元に執着気質なハイスペストーカー年下男性が、母親経由で押しかけて来るお話です。
○R18シーンありの作品ですのでご注意を。
文字数 21,567
最終更新日 2025.08.19
登録日 2025.07.25
この小説の筆者も、この小説そのものも、むろん架空のものである。にもかかわらず、昨今の創作界隈を見てみると、このような人物は、今の社会に存在しうるのみならず、むしろ存在するのが当然なようにも思える。私は、いわゆる中2病と呼ばれる人間の持つ性格の一つを、皆さんの面前へ引きだしてみようと思った。それは今だに、創作界隈の人間によくみられる、典型的な人物像であるとすら言えると思うからだ。
『タペストリーのプリンツ・オイゲン』と題する最初の断章において、彼は猫とシド・ヴィシャスに対する愛着について語り、自分のような人物が現われた理由、否、現れなければならなかった理由について、説明しようと欲している。以後に続く、『時空管理局の女』『黒衣の少女』『古書店の尼僧』の各断章において、並行世界における彼の別の可能性が語られるが、その全ての断章において、ヒロインたちは、実体を持たない。にもかかわらず、圧倒的な存在感を持って、それぞれの物語における彼に語り掛けてくるのである。
なお、『古書店の尼僧』におけるヴァルダさんは、私には『黒衣の少女』に登場する幻影と同じ存在のように思えるのだが、断言はしないでおく。私はただ、別に世界線に存在するアケミから送られたビジョンを、忠実に引き写すだけである。
文字数 160,230
最終更新日 2020.08.30
登録日 2020.08.30
午前四時の樹海を吹き抜ける風の中、ペストマスクを被った怪異は、ひきこもりの青年へ語りかける。
「どんな状況も、『根拠なく絶望する脳』に生まれたという前提は覆らない」
そう考え、彼は自殺幇助によって不幸を終わらせてきた。
人手不足の療養病棟で、寂しさを訴える寝たきり患者。
酒に呑まれ、全てを台無しにした画家。
借金で家を追われ、心中を願う母親。
誰にも愛されないまま、死を証明に使おうとした少女。
責任に押し潰され、すべてから遁走した中年男。
死にたい理由も、形も違う。
「心の苦しみは比較できない。『死に値する苦しみである』と当人が感じれば、それは等価だ」
彼が差し出すのは、一本のメス。
触れれば願いは叶い、代わりに『死の想い』は次の誰かを救う。
終わらない救済の循環――のはずだった。
しかし、同じく救済を願う魔法具屋ミミコッテは告げる。
「自死の間際、人は視野が極端に狭くなることがある。今のあなたのやり方では、『救えたかもしれない人』が混ざってしまう」
これは、救いたいと願うほどに救いから遠ざかっていく者の、孤独な問答の記録である。
文字数 13,645
最終更新日 2026.01.21
登録日 2026.01.19
シリアに遠征したナポレオン・ボナパルトは、敵のトルコ軍に対し残虐の限りを尽くし、またペストに罹った味方の兵士らを置き去りにした。ボナパルトの士官学校時代の同窓生で、王党派の亡命貴族フェリポーは、英国海軍将校シドニー・スミスと組み、ボナパルトと戦うも、過労と熱病で死んでしまう。が、彼はエジプトの少年バキルに転生し、ボナパルト麾下のドゼに奴隷として買われる。同じ時間軸・地方に転生したフェリポー(バキル)は、再び王党派として、ボナパルトと戦うことを誓う。
※がっつり史実です。転生要素はありますが、同じ時間軸なので「歴史」ジャンル可と判断しました
登場人物は全て実在の人物であり実際の経歴です
※表紙画像は Bing Image Creator にお願いしました
※カクヨム「戦うイケメンコンテスト」中間選考突破作品(2022)
文字数 53,846
最終更新日 2023.06.15
登録日 2023.05.29
「アルファポリス」「カクヨム」「小説家になろう」に同時投稿しています。
『無敵の魅了眼で世直しします』
トッテナム王国のバイロン王太子と相思相愛で婚約をしていたテンペスト公爵家令嬢ローズマリーは裁判にかけられていた。王国を簒奪しようとしているタイラー侯爵と、タイラー侯爵の妹である母親のサヴァナ、サヴァナが不義密通を重ねて生んだ妹のセリーナ。この3人の仕掛けた罠で死刑を宣告されそうになっていた。更に3人はローズマリーを囮にしてバイロン王太子を陥れようとしていた。追い込まれたローズマリーは愛するバイロン王太子は命懸けの大魔術を唱えようとしていた。
文字数 9,655
最終更新日 2021.03.05
登録日 2021.02.25
──魂の叫びを聴け。
ある島に漂着した青年は記憶を失っていた。
クチバシ医者(ペスト医師)のマスクを被る青年は島の住民である半獣人のパーンに助けられ、そこが夢魔が治める島、ランゲルハンス島だと知らされる。
青年はひょんな事から島主ランゲルハンスと知り合い、クチバシ医者と名付けられた。
現世へ戻る方法は記憶を取り戻し、島主から逃れる事。クチバシ医者は生活の基盤を作る為、荒れ地で花屋を営みつつ記憶を取り戻そうとしていた。
島の住人であるパーンや人魚、眼無しの女ニエ、魔女キルケーと関わりつつ、毎晩見る壮絶な夢を手掛かりに記憶を想い出す。そんな日々を過ごしていた。
しかし平穏な日々がある事件によって破られる。
クチバシ医者は恩人であるパーンを救う為に旅に出る。
【ランゲルハンス島奇譚シリーズ】
・ランゲルハンス島奇譚(1)「天使は瞳を閉じて」←当作品
・ランゲルハンス島奇譚 幕間(1)「天使と悪魔」
・ランゲルハンス島奇譚 外伝(1)「バンビとガラスの女神」
・ランゲルハンス島奇譚(2)「シラノ・ド・ベルジュラックは眠らない(上)」
・ランゲルハンス島奇譚(3)「シラノ・ド・ベルジュラックは眠らない(下)」
・ランゲルハンス島奇譚 外伝(2)「もう一人の天使」
以上の順でご覧になるとより楽しめるかと思います。
*「小説家になろう」「カクヨム」でも掲載して居ります。
文字数 217,598
最終更新日 2020.01.21
登録日 2020.01.21
文字数 154,244
最終更新日 2023.06.23
登録日 2022.03.02
「マミちゃんが死ぬなら……!」
今話題のゲーム【クラウディアテンペスト】のヒロインの1人。マミ クラウディアは、最後の魔王との戦いで死んでしまう。
このゲームをプレイしていた俺はこのゲームの世界のヒロイン達が大好きだった。
だが、ストーリーを進めれば進めるほとヒロイン達は死んでいき、挙句の果てに最後の生き残りのマミちゃんも……。
俺はエンドロールが流れているテレビ画面を横目に、窓から飛び降りた――
登録日 2017.04.05
芹沢(せりざわ)つばめは恋に恋する普通の女子高生。入学初日に出会った不思議な魔法熟… 少女に脅され… 強く勧誘されて「魔法奉仕(マジックボランティア)同好会」に入る事になる。
これはそんな彼女の恋と青春と冒険とサバイバルのタペストリーである。
1話あたり平均2000〜2500文字なので、サクサク読めますよ!
いわゆるラブコメではなく「ラブ&コメディ」です。いえむしろ「ラブギャグ」です! たまにシリアス展開もあります!
【注意】作中、『部』では無く『同好会』が登場しますが、分かりやすさ重視のために敢えて『部員』『部室』等と表記しています。
文字数 467,984
最終更新日 2023.10.13
登録日 2023.03.15
この物語は、きっとあなたの胸に突き刺さる。
舞台は二一一八年の日本。世界の医学はかつて期待されていた程には発達しておらず、各地で蔓延する新型の伝染病に対抗する手段も存在していなかった。病名は「焦死病」。感染者は全身が焼け焦げたように黒くなって死ぬ事からその名が付けられた。
世界人口は百年前の約三分の二にまで減少しており、焦死病は各地で「ペストの再来」などと騒がれている。
そんな中、科学者たちはなけなしの科学力を振り絞り、人間の細胞からより高い免疫力を持ったクローン「イミテーション」を生み出し、現在の脆弱な肉体を諦めて捨てるという「脱皮計画」に着手した。
しかし、「脱皮計画」の被験者となった二百人の人間から二年の歳月をかけて作り出されたイミテーションのうち、百九十六体は驚異的な免疫力、身体能力と引き換えに理性を失い、殺人衝動を抑制できない「失敗作」となってしまった。彼らは処分対象となったが、研究所の爆破事故を契機に地上へと脱走してしまう。彼らによる人間の虐殺は「狂気のカマイタチ」と呼ばれ、前代未聞の大量殺人事件として恐れられていた。
一方、被験者の記憶を引き継ぎ、理性を保ったまま肉体の強化に成功した「完全体」と呼ばれる思春期の少年少女は、地上に潜む「失敗作」を処分する事で科学者から生活を保証されていた。
「完全体」の一人「メイト」の生みの親である双角(そうかく)銘人(めいと)は、二年前の事件によるトラウマを抱えながらも平穏な日常を過ごすが、やがて次々と巻き起こる事件に飲み込まれてゆく。
これは、銘人とメイトの物語。
文字数 50,538
最終更新日 2020.01.25
登録日 2020.01.25