「妖怪たち」の検索結果
全体で69件見つかりました。
2匹の姉弟猫ざくろといちごが、けがや病気になった動物たちを獣医さんや昔から日本に住む妖怪たちの手を借りながら救っていくお話です。
2匹は普段はマンションで飼われている飼い猫なので、依頼はコウモリのポポーかハツカネズミのリュウガンを通じて届けられます。
猫又やマメダ、かまいたちなど元は動物だった妖怪たちも登場します。
もともとは子供用に書き始めましたのでエロ要素はありません。
しかし、獣医さんの恋愛やご主人である動物看護師の日常、猫又たちの活躍など、番外編で書いてみたい構想はあります。
文字数 16,338
最終更新日 2020.04.17
登録日 2020.04.14
古来より人間と妖怪という二種が存在する国、「日ノ本」。その幕末、土佐の貧しい郷士の家に生まれた岡田以蔵は鬼の血を色濃く継いだ妖怪混じり。兼ねてより剣にあこがれていた以蔵は、ある朝家の近くの邸宅の庭で素振りをしていた青年を見かける。彼の名は武市半平太。その邸宅の主であり、剣術道場を営む剣士であった。彼の美しい剣に、以蔵は一目で見とれてしまう。そうして彼はその日から毎朝そっと、邸宅を囲む生垣の隙間から、半平太の素振りを見るようになった。
やがて半平太は土佐勤王党を結成し、以蔵をはじめ仲間を伴い倒幕を目指して京に上ることになる。彼らは京で、倒幕派と佐幕派、そして京都の鬼を中心勢力とする妖怪たちの戦いに巻き込まれてゆく。
これは武市半平太の陰で動く岡田以蔵の、闘いと葛藤、選択を描いた物語。
*これはpixivで連載しているものを修正したものです
文字数 33,530
最終更新日 2019.05.09
登録日 2018.12.04
三蔵を食べるのは、あたしよ!
でもまだ食べられない。だってマズすぎるから!
悟空への復習に燃える牛魔王率いる、妖魔軍の『火付け番』、沙羅(しゃら)は、真っ先に牛魔王の妖術にかかってしまった。弱っちい故である。
そして、【元の世界に戻りたければ、玄奘三蔵を食べるか悟空を殺すべし】という課題を背負わされた沙羅は、『西遊記』の世界から、歴史上実在した唐の時代に送られた。
一方、対・牛魔王の為、天界が打ち出した対策により、同じく唐の時代に派遣された悟空・八戒・悟浄。沙羅は三人とともに、玄奘三蔵の旅を妖怪たちから守り続けた。いつか美味しく喰ってやる。そして、お家に帰るんだ。という野望を胸に。
そして、チャンスがやってくる!
沙羅が玄奘三蔵を食べられないのは、肉が不味過ぎるからか? それとも――
実在した玄奘三蔵『大唐西域記』の旅路に、『西遊記』の妖怪要素をぶっこんだ、女妖怪×僧侶のプラトニック・ラブ! ご賞味ください!
登録日 2023.07.07
迫り来る妖怪を退けるため、女子高生が握るは弓、そして相棒は柴犬!!
平凡な女子高生・梓がある日出会ったのは、喋る丹塗りの矢だった。自らを神だと称する矢・かもさんの信じがたいワケあり話に梓はタジタジ。昔は幽霊や神々、妖怪が視えてはいたものの、母親との死別で何も視えなくなり、平和な人生を歩いていた。そんなことをかもさんと話していると、新たな使者が現れる。言葉を交わせる青い狼たるその使者は梓に告げる。「お迎えに上がりました」。
危険な気配を感じ取った梓は、かもさんの協力を得て狼を退けることに成功した。しかし今後も狼をはじめとする妖怪たちに襲われるかもしれない。梓をちかくで守る!と意気込んだかもさん、柴犬になって梓の家に転がり込むのだった。
登録日 2016.11.07
由緒正しい妖怪一家の長女である山本亜夜子(さんもと あやこ)はかび臭い実家とそこに跋扈する妖怪たちに心底嫌気のさした生活を送っていた。
そんなある日の事、妖怪たちから魔王として慕われる実父が突如として、
「そろそろ家督を誰に譲るか決めるわ」
と言い出した。
それは亜夜子を含めた五人キョウダイたちが血で血を洗う戦いの序章となる。
だが家にいる妖怪たちは父の血と才能を色濃く受け継いだ末弟に取り入り、彼を次代の跡取りとなるように画策する始末。
もう日本の妖怪は話にならない…。
それなら、西洋の悪魔たちを使えばいいじゃない!
こうして亜夜子は海を渡り、アメリカにある魔法アカデミーに下僕を募るために入学を決意したのだった。
文字数 130,312
最終更新日 2022.04.18
登録日 2021.12.27
10歳の雄介はお祭り帰りにスーパーボールをぶつけてお社を壊してしまった。
それが縁でそこに住んでいた妖怪の『こんこん』と知り合う。
こんこんはもう少しで付喪神になることができる妖怪だったはずだが、何かのきっかけで自分がなんの妖怪だったかも思いだせなくなっていた。
雄介のせいで家もなくしてしまったこんこんは、そのまま雄介が預かることになる。
しかしこんこん達、妖怪たちのことは「誰にも知られてはいけない」らしい。
彼らを信じなかったり疎んじたりする人に存在を知られると、力が弱くなってしまうから。
雄介はその約束を守って、こんこんの本体を見つけることができるのだろうか。
人の住む世界と人ならざる『物』の住む世界。
妖怪や神様と友達になる、少年のひと夏のお話。
※不定期更新
文字数 14,774
最終更新日 2023.09.02
登録日 2023.07.31
人類の技術が地表を埋め尽くし、縦横無尽に走る道路と線路が空の存在をも狭めている時代。そして、人目に付かぬよう潜み暮らしていた妖怪たちが、堂々を世間を生きる時代でもあった。
独り暮らしの”僕”の家に、最近毎日のように夕飯をたかりにくる妖狐がいた。『翠玉』と名乗る彼女に、僕はある日、疑問に感じていたことを尋ねてみる。
「自然な環境に手を付けた人間を、妖怪たちは憎んでいるのでは?」
翠玉と囲む食卓。そこで人と自然を語り合う、そんな物語。
※キャラブン『アニバーサリー賞』公募提出作品(一次通過)
文字数 16,669
最終更新日 2021.12.02
登録日 2021.12.02
幼き頃、川で溺れかけたところを龍神に助けられた。龍神から貰った大切な形見は
18歳になった頃にかくりよへの道を開くための鍵だったらしい。
かくりよ、妖怪たちと神たちが住まう世界だ。そこに迷い込んだ渡辺真姫に声をかけたのは
あの須佐之男命であった。彼はかくりよで過ごす際に注意すべきこと、そしてこの世界での
衣食住を保証すると約束する。
こうして始まるのはかくりよでのまったりライフだ!
文字数 5,458
最終更新日 2021.08.12
登録日 2021.08.11
「ギー、ギー、ギー、ギー、ギー、ギー。部屋のどこかから響きわたる謎の軋み音」
仕事を馘になり行き所がなくなった男、田村が転がり込んだのは、以前に人が亡くなっている事故物件だった。破格の条件であることを理由に入居した彼の元に夜な夜な怪現象が襲う。一方この物件を管理し、浅からぬ因縁を持つ不動産屋山口はこの部屋で起きる現象と対応に頭を悩ませていたが……。
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作者の別作品、百鬼夜荘の別シリーズです。
「百鬼夜荘 妖怪たちの住むところ」は妖怪コメディですが、こちらはホラー寄りの作品です。
描写としてはそれほどきつくは書いていないつもりですが「首吊り」「自殺」の表現があります。
苦手な方ご注意を。
文字数 70,146
最終更新日 2024.03.02
登録日 2024.02.06