「病名」の検索結果
全体で44件見つかりました。
【中堅商社・島崎部長】
【一話】
中堅商社に勤務する胸のある中年バーコードハゲ、小太りの部長は戸籍上は男性でありながら、会社への貢献と業績の鋭さが買われ特別に女性としての勤務が認められていた。
周囲もそれを認めつつも偏見のある中である時はスーツに背広、ある時はブラウスにスカート姿で勤務していた。
二十代半ばの二人の父親であり妻を持つ身でありながらも、幼少期より気が付いていたが隠し続けていた病気を医師の診断と言う目に見える形にし、性転換手術を受け女性ホルモン投与を受け乳房も発達。
課長から部長への昇進と同時に周囲に打ち明けた性同一障害者と言う病名に家族は勿論のこと周囲をも仰天させた。
そして同時に入社した同期である二代目社長のお墨付きもあって、現在彼は男性と言う戸籍のまま女性として、または中性として部長職を全うしている。
社内では強い女性の味方として評判を呼び、取れ引き先からは変態名物部長として名が売れ、会って見たいと新規の商談が次々入りそれでも島崎の人柄故か業績は鰻上りに跳ね上がった。
ボイ~ンと突き出たDカップの胸を隠すことなく背広姿で自宅を出る日もあれば、スカートにブラウス姿で出ることもある部長の名は「島崎」と言う。
小太りと言っても身長はヒールを履けば百六十センチほどあって、バーコードハゲの頭部を覗けば、姿は略女性であって、妻と一緒に買い物に出れば、女物のカツラの所為で後姿は姉妹か友人同士かと間違うほどの体型をしていた。
くびれたウエストに突き出た尻と突出したDカップの乳房はまさに女性そのものであったが、島崎はバーコードハゲを隠すことなく堂々と世間にその光り輝くハゲを晒し、近所では変態とあだ名されていることも本人の耳には当然のこと入っていたが、本人は気にすることなく今の状況を推移していた。
そして会社では一歩、部長室から出ると周囲に人ががいようと構わずぶっ放す放屁(へ)のウンコ臭さを尻を左右に振りスカートを仰いで嗅がせるのが趣味でもあった。
部下である課長は勿論のことそのまた部下の男達が部長を見るとき、ついつい見てしまう突き出したDカップの胸に視線が移動するも、そま首から上を見ればバーコードハゲから光沢が放たれ目をくらませていた。
そんな部長が専務に呼ばれ部屋を訪ねれば、専務の視線もまた否応なく歩くたびにプリンプリンと揺れる全身と、膝上十五センチのスカートからはみ出たムッチリした太ももにその視線を向けた。
頭部以外は全てが整ったダイナマイトボディーはそれを見る男達に複雑さを植え込んでいき、女性ホルモンで育った細い両側の髪の毛は風を浴びれば落ち武者のごとくだった。
文字数 7,018
最終更新日 2018.08.07
登録日 2018.08.07
――貴方にとって幸せとは何ですか?
『奇病』と呼ばれる、心の病が身体に害を与える奇怪な病気が世界中で現れ始めた現代の日本。
主人公の一人である海沢四葉もその奇病だと診断される。四葉の『奇病』は「幸せを感じると身体に異常が現われる」もの。幸せを望まず生きていこうと決めた四葉は、バイト先のカフェで二つ下の女子高校生・愛島幸と出会う。
もう一人の主人公である幸は、母親との関係に悩みながら、恋人をころころ変えることで二人の友人に呆れられていた。そんな二人は、偶然の出会いをきっかけに少しずつ、惹かれあっていく。
そして二人の中の『幸せ』の価値感徐々に変わっていくことになり――?
◇毎日0時更新
文字数 134,791
最終更新日 2024.05.30
登録日 2024.04.15
ある朝、僕は女の子になっていました。寮で隣室の高橋が言うには『こういう事は、よくある事』だそうで(ホントでしょうか?)彼によると病名は『高二病』。近年発見された、まだ社会的認知度の低い病気だと言うのです。〝よく似た病に『中二病』と言うものがあるが、これと根本的に違うのは誇大妄想や現実逃避などでは無く、明らかに第三者にも解る身体的変化を伴う〟みたいな事も言っていました。でもこんな事、にわかには信じられないので是非皆さんのご意見をお聞かせいただきたく、僕の身に起った事をお話しします。
(この物語はフィクションであり、実在する高二病やTSものとは一切関係ございません)
登録日 2014.12.24
『神の領域』と言われた遺伝子操作技術を手に入れてしまった主人公は、難病に苦しむ愛する子供たちを救うべく、遺伝子治療を行った。
そして、成功したことで世界に公表をする。
すべての病に苦しむ人を助けたくて。
『神の領域』として禁じられた技術、『遺伝子書換』『遺伝子改造』その技術を使えば全ての病を克服することが出来る。
しかし、それを阻む勢力がいた・・・・・・。
近未来、必ずやってくるであろう遺伝子治療の世界。
助からなかった病が助かるようになる。
その時あなたは、その治療法を『神の領域』と言いますか?
あなたの大切な家族が、恋人が、友人が助かる時に『倫理』と言う言葉を使って否定しますか?
これは『神の領域』に踏み込んだ世界の近未来物語です。
きっとあなたも、選択の時が来る。少しだけ本気で考えてみませんか?
人間が今の人間であり続ける理由は、どこにあります?
科学が進めばもうすぐ、いや、現在進行形で目前まで来ている遺伝子改造技術、使わない理由はなんですか?
♦♦♦
特定の病名は避けさせていただきます。
決して難しい話ではないと思います。
また、現在の時節を入れた物語ですが、フィクションです。
病名・国名・人名、すべて架空の物語です。
コンテスト中、完結します。
5月31日最終回公開予約設定済み。
文字数 54,092
最終更新日 2020.05.31
登録日 2018.06.01
「余命一年」――――父に告げられた余命宣告。
病名は『成人T細胞白血病』
互いに干渉し合わずに生きてきた家族。
自由人の父、執着が強い母、我儘な姉、家族嫌いな自分――――。
父の病気を切っ掛けに、疎遠だった家族が否応なしに関わり合っていく。
一年という限られた時間の中で家族の確執は、何が変わるのか?
凍り付いていた家族の、それぞれの思いが交錯していく。
文字数 24,240
最終更新日 2019.04.30
登録日 2019.03.30
文字数 11,680
最終更新日 2021.08.23
登録日 2019.04.20
「30歳は曲がり角だから」「30過ぎたら違うよ」なんて、周りからよく聞かされてきた。
まぁそんなものなのかなと思っていたが、私の曲がり角少々早めに設定されていたらしい。
※医療的な場面が出てくることもありますが、作者は医療従事者ではありません。
正確な病名・症例ではない、描写がおかしいこともあるかもしれませんが、
ご了承いただければと思います。
また何よりも、このような症例、病状、症状に悩んでおられる方をはじめとする、
関係者の皆様を傷つける意図はありません。
作品の雰囲気としてあまり暗くならない予定ですし、あくまで作品として見ていただければ幸いですが、
気分を害した方がいた場合は何らかの形で連絡いただければと思います。
文字数 26,282
最終更新日 2023.05.27
登録日 2023.04.28
灰ゲーマーな男子高校生、翔斗はお尻の痛みに悩まされていた。
母の勧めで病院に行くが、そこで医者から聞きなれない病名を告知されてしまう。
「残念ですが、貴方の病名は百万人に一人の病、アクセプトプルプル病です」
ハア? なんそれ?
いや、ドクターこれは痔でしょ。しっかりとした痔。アクセプトプルプルとか訳わかんない事言わんといて。
そんな事より、ゲーム配信は続けられるでしょうかね?
意地でもやりますけどね。
翔斗のやりこんでいるのは大人気ゲーム『Rondo Adventurer』。剣と魔法のRPGだ。NPCひとりひとりにAIが搭載された自由度の高さ、コミュニケーションによって反応やストーリーが変化していくマルチストリーが売りだ。
ポンコツパーティーと冒険していく中、レアなストーリー展開によって超有名ゲーム実況配信者になっていく。
一方、現実世界ではゲーム内のキャラクターが現れたり、不良に絡まれたり、魔法が使えるようになったりと半ヒッキーだった翔斗にとっての日常が崩れやがてゲーム世界と現実世界が交錯していく。
文字数 18,678
最終更新日 2021.03.28
登録日 2021.03.28
統合失調症をテーマにかきました。
病気をテーマに小説を書くことに不快感を持たれる方は読むのをお控え下さい。
また、病名を使っていますが実際の症状の出方と異なると思いますので、あくまで小説として読んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
文字数 2,340
最終更新日 2021.03.15
登録日 2021.03.15
「死」が二人を分かつまで。
幼馴染の大壱とそう誓ったあの日から、
10年が過ぎた。子宝にも恵まれ、ごく
平凡で穏やかな日々を送っていた波留は、
ある時を境に夫の病に向かい合うことと
なる。しばらく前から、夫の不可解な
言動に不安を抱いていた波留に医師の口
から告げられた病名は、「若年性認知症」。
――結婚から6年目のことだった。
病魔がもたらす「破壊」と、愛情がもた
らす「構築」。その狭間で、変わらぬ愛
と、ささやかな幸せを見つけてゆく夫婦
のハートフルストーリー。
*作者よりひと言*
認知症を患い、少しずつ「自分らしさ」
を失ってゆく義母を想いながら執筆させ
ていただきました。胸が苦しくなって
しまう部分もあるかと思いますが、同じ
病に苦しむ方々に、何かが伝わればと
思います。
※この物語はフィクションです。
※表紙画像はフリー画像サイト、pixabay
から選んだものを使用しています。
※参考文献:認知症の私から見える社会
丹野智文・講談社
ボケ日和 長谷川嘉哉・かんき出版
文字数 7,790
最終更新日 2022.07.31
登録日 2022.07.31
同性愛に関する理解が世界的に広まり、日本でも遅れて同性婚が認められた。
とはいえ、閉鎖的な日本ではまだ同性愛があまり良いふうに見られない中、世界中でとある病が発見され始めた。
症状そのままに付けられた病名は“恋愛性性転換病”。
その名の通り、この病に侵された者は性転換してしまうものであり、感染者の共通点は『本気の恋』をしているというものだった。
しかし、感染経路や病原体は不明。
そのため治療法もなく、一部の学者からは同性愛の一般化に伴う人類の進化ではないかとまで言われていた。
多くの学者による研究が病の原因に関しての成果を上げぬまま数年が経った今、治療法がただ一つだけ発見され、それによりこの病に対する危機感は一気に小さなものへと変化していた。
【好意の対象者への告白】
これこそが唯一の治療法だった。
そのため世間はこの病のことを、告白する機会の提供をするモノとしてみなし、告白転機と呼びだした。
しかし、性転換してしまう者もある程度いたため、違和感緩和などに対しての政策もとられた。
この話は、そんな病にかかった少女の青春ラブストーリーである。
果たして彼女はこの告白転機を活かせるのか。
是非ともお楽しみ下さい。
文字数 8,640
最終更新日 2018.12.08
登録日 2018.12.04
<屑カゴの小説から>
このドラマは松澤病院の院長室の屑カゴに捨てて有りました。
具流教授が『大川周明』を描くとこう成ります。
大川周明氏は東京裁判中、昭和22(1947)年、都立松澤病院(精神病院)に幽閉されました。彼は院内に幽閉中、何を思ってどの様に生活・行動をして居たのか。そしてこのドラマは、なぜ屑籠に捨てられたのか。・・・分かりません。面白そうなので僕は拾って来ました。
戦後七九周年 追悼作品
日本は360万人もの同胞を犠牲にし、原子爆弾まで落とされて太平洋戦争に大敗しました。
敗戦国の焦土は雑草だらけの花壇でありました。
2年経ち、3年経ち、5年経ち、あの「雑草の花壇」は一面のタンポポの花が咲き揃いました。
『大川周明』氏は皆様、ご周知の通りだと思います。東京裁判中、東條英機の頭を平手で叩いた御仁です。そして「巣鴨プリズン」から出てから『松澤病院』に幽閉(病名・梅毒性脳障害)された事も、ご周知の通りでありましょう。
が、院内で療養中(静養中)の事は分かりますか?
多分、・・「一切、口外無用」であり、人格や存在までも、連合軍勝利! 終戦と云う事で、マッカーサーの赤い短靴で踏み潰され削除(抹消)されてしまったのでありましょう。
僕はこの辺に「5キロの照明(スポット)」を当ててみたのであります。多分、彼(周明氏)が存命なら「よく、書いてくれた!」と感謝感涙してくれる筈です。
『A級戦犯(思想犯)大川周明』氏の、その後を「ベース」とし、そこに『六人の戦争病疾患者(精神病)達』をコラボさせて創作してみました。
最後に、周明氏を入れて『七人』がマッカーサー元帥に直訴状を『提訴』し、そしてその後、また「病院」に戻されるまでの、とんでも無い不条理の「フィクションコメディー小説」であります。周明氏もそうですが、周りを囲む「六人の患者達」の意気込み等の「描き方」をご覧、ご評価頂けたら嬉しいです。
何しろメインが大川周明(拓殖大学教授・法政大学教授大陸部部長)氏です。
多分に評価される事は覚悟です。
しかし、このドラマの裏に隠れるものは周明氏の親友の石原莞爾氏の著作『最終戦争論』なのであります。
それを理解しお読み頂けたら幸いです。
尚、作品は著作権を放棄したものではありません。
文字数 103,708
最終更新日 2024.01.16
登録日 2023.12.28
「なぁ。お前、俺と付き合わねぇ?」
病院で出会った晶と直人。晶の軽いひと言で付き合い始めた二人。
ふざけ半分だった晶の愛情が真剣なものに変わる時、二人の運命の歯車が回り始める――。
【主な登場人物】
香月 晶(こうづき あきら)
……シェンナー(赤褐色)に染めた髪が特徴的。何事にもこだわらず気楽に生きる18歳。彼のその軽さの裏にあるものは……。
和泉 直人(いずみ なおと)
……誰もが振り向く美しい容姿と清廉な心の持ち主。絵を描くことが好きな19歳。
司馬 和彦(しば かずひこ)
……直人の幼馴染。大学二年の19歳。
梶原 秀一(かじはら しゅういち)
……医師。この人がいろんな意味でキーマンかも。30歳。
【ご注意】
※この作品は平成15年頃の舞台設定になっている為、年代のギャップを感じる場面もあるかと思いますが(スマホが無い等)、何卒ご了承下さい。
※毎回末尾に次回予告が入ります。
※医療・疾病関係の用語(病名や薬剤名等)はあらぬ誤解を避ける為、表現を曖昧にしてあります。
※この作品は性描写、及び暴力・残虐表現を含みます。苦手な方はご注意下さい。(性描写か暴力表現のある回には(※)印を付けますので、次回予告と併せて参考にされて下さい。)
文字数 209,764
最終更新日 2023.05.13
登録日 2023.03.06
『……一目見た瞬間から君に何もかも奪われて
他の人の物だと分かっても どうしても 君が欲しかった
そして 君も俺を愛した
二人は運命を誓い合った
結婚は恋愛のゴールじゃなくて
新しい毎日のスタートなんだよ
これから何が二人に待ち受けていても……
俺は、ほなみをずっと愛してるよ……
…………て、ほなみ、聞いてる?』
love adventure
続編です。
***********
晴れて夫婦になった二人。
クレッシェンドの人気も右肩上がりで西くんも多忙だけれど、ほなみとは相変わらずのラブラブっぷり。
それ故に心配なのは西くんのモテモテ振り。
一番気になるのが、クレッシェンドの新しい女性マネージャーの
北森景子(きたもりけいこ)の存在。
景子がマネージャーになった事により、何が起こるのか?
らぶあどに登場した他キャラクター、智也、カナちゃん、あぐり、野村君、神田君、根本君、浜田さんのその後も描いていきます。
∪。△。)⊃
不定期更新になりますが宜しくお願いいたします☆
――注意――
お話後半、幼い子供が重い病気にかかる表現がありますが、作中に出てくる病名は架空です。
症状や治療法なども作者の想像になります。
この表現はストーリー上必要であり、そしてあくまでもフィクションです。
もしも読んで気分を害される可能性がある方はご注意ください。
文字数 52,591
最終更新日 2018.02.03
登録日 2017.10.08
◯物語の都合上、軽い虐め描写・暴力・暴言描写・性描写・道徳に反している可能性のある描写があります。色々なことにそれなりの耐性が無ければ読めない可能性があります。
◯主に思春期あたりの少年少女達の抱える、何らかの悩み。その悩みは、他人にとっては些細なことかもしれないが、本人にとっては、精神の破壊を左右するほどの重さ。そのような悩みは、一般的なカウンセラーや精神科医では治せないものもある。
それはもはや一種の病とされ、『感情暴走症候群』という病名が名付けられている。
それを患った小学校6年生の『普通』と違う少年少女達6人は、政府から貸し出された、それ専用の精神病院で、病が治るまで強制的な入院を受けなければならない。
※この作品はフィクションです。実際の出来事・団体には全く関係ありません。
ですが時々キャラクターのトラウマに作者の実体験が入っています。
この作品は作者の好みのごった煮ですので、これを通して伝えたいことは特にありません。
これは作者の思想を押し付けるモノではありません。
オリキャラを好きになってくれる人が欲しかったのでストーリーも考えることにしただけです。
――――――――――――――――――――――
これのジャンル何にすればいいか分かりません。
2回目のリメイクです。前々まではお試し感覚でしたが今回はわりとしっかり考えています。
前々回と変わらず趣味のままです。
小説の展開や設定は全て作者1人で考えています。生成AIは使っていません。
一緒に考えてくれる友達がいません。
作者は小説作りド素人です。
展開は後から書き換える可能性があります。
気が向いたら投稿していきますので更新日は特に無いです。更新されるのも遅かったり早かったり一生無かったり…色々あるかもしれません。
色々と不安なのでコメントは封鎖しています。
文字数 4,318
最終更新日 2024.02.11
登録日 2023.11.15
とある都立高校に通う青山 大翔(あおやま ひろと)と、星宮 紗笑(ほしみや さえ)は、幼稚園からの幼馴染。
紗笑は、笑顔が素敵な優しい少女。自分の夢を叶えるためひたすらに頑張っていた。
一方、大翔は、紗笑のまっすぐさに昔から惹かれていた。でも、そんな紗笑にも好きな相手がいるわけで…。
お互い誰もが体験する青春の日々を送っていた。
そんなある日のことだった。突然、紗笑を病魔が襲ったのだ。病名は多発性硬化症 。通称MS。
いつ自分が死ぬかも分からない恐怖にも関わらず「大丈夫。病気に負けない。」と弱音を吐かず、懸命に病気と向き合い、闘う紗笑。
そんな前向きな彼女に大翔はあるサプライズを考える。
文字数 224
最終更新日 2017.11.05
登録日 2017.11.05
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痛い詞(ことば)をそのまま感じた苦味を
貴方も同じ想いをしたことは、ありませんか?
回覧注意。
タイトルは病名などを比喩表現として使わせていただいております。
決して、病名持ちの方々を悪く表現している訳ではございません。
不定期更新です。
文字数 290
最終更新日 2019.03.24
登録日 2019.03.08
この物語は、きっとあなたの胸に突き刺さる。
舞台は二一一八年の日本。世界の医学はかつて期待されていた程には発達しておらず、各地で蔓延する新型の伝染病に対抗する手段も存在していなかった。病名は「焦死病」。感染者は全身が焼け焦げたように黒くなって死ぬ事からその名が付けられた。
世界人口は百年前の約三分の二にまで減少しており、焦死病は各地で「ペストの再来」などと騒がれている。
そんな中、科学者たちはなけなしの科学力を振り絞り、人間の細胞からより高い免疫力を持ったクローン「イミテーション」を生み出し、現在の脆弱な肉体を諦めて捨てるという「脱皮計画」に着手した。
しかし、「脱皮計画」の被験者となった二百人の人間から二年の歳月をかけて作り出されたイミテーションのうち、百九十六体は驚異的な免疫力、身体能力と引き換えに理性を失い、殺人衝動を抑制できない「失敗作」となってしまった。彼らは処分対象となったが、研究所の爆破事故を契機に地上へと脱走してしまう。彼らによる人間の虐殺は「狂気のカマイタチ」と呼ばれ、前代未聞の大量殺人事件として恐れられていた。
一方、被験者の記憶を引き継ぎ、理性を保ったまま肉体の強化に成功した「完全体」と呼ばれる思春期の少年少女は、地上に潜む「失敗作」を処分する事で科学者から生活を保証されていた。
「完全体」の一人「メイト」の生みの親である双角(そうかく)銘人(めいと)は、二年前の事件によるトラウマを抱えながらも平穏な日常を過ごすが、やがて次々と巻き起こる事件に飲み込まれてゆく。
これは、銘人とメイトの物語。
文字数 50,538
最終更新日 2020.01.25
登録日 2020.01.25