「口」の検索結果
全体で8,785件見つかりました。
全身を襲う痛み。感覚のすべてを奪っていくような冷たい水の中で佐竹透は最期の時を迎えた、はずだった。
水中で自由自在に動くための尾びれに鱗で覆われた両腕。
体長は人間よりもずっと大きく。
黒く塗りつぶされた意識が再び浮上したとき、透は異世界でバハルという名の人魚として転生を果たしていた。
美しく優しい女性の人魚ラメール。口うるさいが気の置けない男性の人魚サモット。
二匹の幼馴染たちとともにのんびり暮らしていたバハルだったが、あるとき沈みゆく船で海賊の女性に出会う────……
のんびり過ごしたり、ちょっぴり冒険したりの自由気ままな人魚ライフ。
文字数 194,445
最終更新日 2025.07.28
登録日 2025.04.15
文字数 2,081
最終更新日 2025.08.20
登録日 2025.08.20
都心から少し離れた川沿いの街。夜になると川面に提灯の明かりが揺れ、小さな飲食店がぎゅっと並ぶ一角は、いつしか人々から「酒の流れる川」と呼ばれるようになった。その一番はじっこに、本棚とカウンターがつながった小さな店「川べり文庫」がある。
数字に追われる会社員生活で心身をすり減らし、静かに退職した奏斗は、この店で店長代行として働き始める。そこへやって来たのは、大手チェーンに疑問を抱いて飛び出してきた元パティシエの璃音。料理バカな料理人・絵斗、店と常連を守ろうとするホールリーダーの花春、面倒ごとから逃げがちなアルバイトの凱理、元アスリートで店じゅうを走り回る阿紗美――癖の強い仲間たちと、川沿いに集うお客さんが、夜ごとにささやかな騒動を起こしていく。
クレーム対応に失敗しかけたり、予約が雪崩れ込む金曜の夜を乗り切ったり、うっかり口を滑らせた一言からスタッフ同士がぎくしゃくしたり。それでも、誰かの一皿や一杯の向こうには、その日をなんとか生き延びてきた物語がある。璃音が考案した限定メニュー「君に恋する確率」をきっかけに、仕事への迷い、家族への想い、まだ名前のついていない好意が、少しずつ形を帯びていく。
やがて商店街の再開発計画が持ち上がり、「川べり文庫」は店を手放すかもしれない岐路に立たされる。守りたいものと諦めざるをえないもの、明日もこのカウンターに立つ理由。自分の居場所を探して集まってきたスタッフたちは、それぞれの選択と向き合うことになる。
文字数 223,093
最終更新日 2025.12.22
登録日 2025.12.01
本編完結済。後日談の漫画がアルファポリス内にて隔週更新始めました。
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ある日、一人暮らしの女子大生『知花』の部屋へ、異世界から転移してきたのは、超美少女の王女『ソフィア』とイケメン騎士『ヒューズ』
お人好しの彼女はソフィアの世話係として、二人と一年限定で同居生活を送ることに。
ところがそれを知った男友達『太一』は、知花を口説いてくるようになり…。
長年知花に片想いする太一の猛攻と、何を考えているのかわからないが、ドキドキさせてくるヒューズに、知花はパニック寸前。
ずっと一番の友達だと思っていた太一と、いつかは異世界へ帰ってしまうヒューズ、知花の心はどちらを選ぶのか。
時々カラーイラスト、おまけ漫画付き。
文字数 118,735
最終更新日 2021.10.11
登録日 2021.09.16
改稿前と設定そのものが別物となっております。あらかじめご了承ください。
毎日19:30分頃に公開しております。
文字数は3000文字以下で更新しております。
魔法も銃も人外も、巨大なる鉄機兵も存在する世界。セズウィック。
転生の律が損なわれ、すべての異世界転生者たちによる託宣がままならない世界でも。生き物は争い。子を産み、育て。教えに集い、教えを守り、たくましく旺盛に生きていた。
そんなある日。マナギ・ペファイストの祖父は、託宣を孫に吐露した。
帰りたい。帰ってコンビニに行きたい。そう漏らしてしまった。
マナギはいつしか青年となり、それでも祖父の託宣を忘れていなかった。
相棒である無口なイケメン神官、クリス。
恋人未満、友達以上。渾名は姫さん。レーナ。
推定外国人、言葉が全く通じない。今日も特別翻訳のツッコミが冴えわたる、タロッキ。
今日もいじわる明日もいじわる。馬のグリン。
好奇心と欲望、ロマンを求め続け、旅の果てに、ついに愚者へと立ち返り、本当にどんなモノにでもなってしまう者たち。
自らの昏む死すら時に欲する、欲深くて、欲深くて、欲深い者たち。
冒険者。彼らは冒険の旅に出る。手始めにざまぁしやがった野郎共に、散々中指おっ立てて、ざまぁしてひっかき回してから。
だがマナギは、重大な事を勘違いしたままだった。
そう。コンビニには、何でもあるのだと。
勘違いから始まる異世界ファンタジー!!
この作品は、小説家になろう様。アルファポリス様、カクヨム様でも掲載させて頂いています。
文字数 28,227
最終更新日 2024.09.21
登録日 2024.09.12
遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 第三部
遼州人の青年『神前誠(しんぜんまこと)』は、法術の新たな応用を探る司法局の命で、新兵器『05式広域制圧砲』の実戦試験に臨むことに。この兵器は法術を応用して敵を殺さず意識だけを奪う画期的な装備で、対ゲリラ戦を主とする『特殊な部隊』に最適とされていた。
その頃、遼州系第二惑星の大国『甲武』では、最高意思決定機関『殿上会』の開催が迫り、『特殊な部隊』の部隊長である殿上貴族・嵯峨惟基が甲武へと旅立っていた。だがその隙を突くように、紛争地帯『ベルルカン大陸』のバルキスタン共和国で選挙合意が破棄され、反政府勢力が機動兵器を用いて総攻撃を開始。停戦は一夜にして瓦解した。
この情勢を口実に、甲武とアメリカは軍事介入を企てていた。事態の悪化を防ぐため、『特殊な部隊』は誠を含む精鋭をバルキスタンへ派遣。勝負の鍵は『05式広域制圧砲』と、それを扱う誠の存在に委ねられる。しかし、制式機『05式』の鈍重さが作戦の遂行を困難にしていく。
そして、その裏で蠢くのは『廃帝ハド』『ビッグブラザー』、さらにはネオナチの影——
果たして誠は、制圧砲で反政府軍の猛攻を止められるのか。それとも、世界は新たな混迷へと呑まれていくのか。
SF×お仕事×ギャグの異能ロマン開幕!
文字数 340,018
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.08.13
下級貴族の青年×王女。身分違いの甘く切ない、狂おしい恋。
自分の暮らす古城に美しい王女セシリアを迎えることになった、没落辺境領主の青年オスカーは、深夜、自室に突然現れたセシリアから「私と夜を共にしてください」と思いがけず、潤んだ眼差しで懇願される。夜着をまとっただけのセシリアに、オスカーは自分を抑える事が出来なくなり……。
深い森の中に立つ古城を舞台に、戸惑いながらも自分の立場を省みず、セシリアに強く惹かれていく領主の青年の、とろけそうなほど甘いロマンチックな純愛物語です。
登録日 2016.04.03
伝説のバンド『白痴有無』。
彼らのフロントをつとめるのは、
世の中のすべてにツバを吐く男、
〝ヘーリー久都〟だ。
今夜もしずかにギターのノイズから始まり、
そしてアンプから爆音が放たれる。
バスドラの音と空気圧が最前列の心臓を叩き、
重低音のベースは鼓膜を破ろうとする。
セットリストでは2曲暴れたらMCだ。
脳ミソを掻き回すような暴力的な音の洪水のあとの、
突然の静寂。
ライブハウスに充満するガキどもの耳鳴りがおさまる前に、
弦楽器隊はアンプとチューニングを調整しだす。
ドラムは各打楽器の位置の微調整だ。
ステージに、スポットライトがぽつんと降りてくる。
アゴの下から汗をぼたぼたとたらし、
ヴォーカルのヘーリーがマイクを口に寄せる。
さて、オーディエンスからは言災(ことわざ)とも呼ばれる、
糞みたいなMCの始まりだ。
文字数 93
最終更新日 2022.07.09
登録日 2020.10.05
突然だが、私の婚約者の口癖は妹の名前である。
会話をする度に「エミルなら〜だろうな」「エミルと言えば〜」と必ず妹の話を持ち出す。
婚約者はどうやらかなり妹が好きらしい。
妹も婚約者が欲しいと度々嘆いているので、婚約者の座は妹に譲ろうと思う。
文字数 12,273
最終更新日 2021.01.11
登録日 2021.01.07
【関西弁のR-18の創作BLです】
R-18描写があります。
地雷の方はお気をつけて。
関西に住む大学生同士の、元ノンケで遊び人×童貞処女のゲイのカップルの初えっちのお話です。
見た目や馴れ初めを書いた人物紹介
(本編とはあまり関係ありませんが、自分の中のイメージを壊したくない方は読まないでください)
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西矢 朝陽(にしや あさひ)
大学3回生。身長174cm。髪は染めていて明るい茶髪。猫目っぽい大きな目が印象的な元気な大学生。
空とは1回生のときに大学で知り合ったが、初めてあったときから気が合い、大学でも一緒にいるしよく2人で遊びに行ったりもしているうちにいつのまにか空を好きになった。
もともとゲイでネコの自覚がある。ちょっとアホっぽいが明るい性格で、見た目もわりと良いので今までにも今までにも彼氏を作ろうと思えば作れた。大学に入学してからも、告白されたことは数回あるが、そのときにはもう空のことが好きだったので断った。
空とは2ヶ月前にサシ飲みをしていたときにうっかり告白してしまい、そこから付き合い始めた。このときの記憶はおぼろげにしか残っていないがめちゃくちゃ恥ずかしいことを口走ったことは自覚しているので深くは考えないようにしている。
高校時代に先輩に片想いしていたが、伝えずに終わったため今までに彼氏ができたことはない。そのため、童貞処女。
南雲 空(なぐも そら)
大学生3回生。身長185cm。髪は染めておらず黒髪で切れ長の目。
チャラい訳ではないがイケメンなので女子にしょっちゅう告白されるし付き合ったりもしたけれどすぐに「空って私のこと好きちゃうやろ?」とか言われて長続きはしない。来るもの拒まず去るもの追わずな感じだった。
朝陽のことは普通に友達だと思っていたが、周りからは彼女がいようと朝陽の方を優先しており「お前もう朝陽と付き合えよ」とよく呆れて言われていた。そんな矢先ベロベロに酔っ払った朝陽に「そらはもう、僕と付き合ったらええやん。ぜったい僕の方がそらの今までの彼女らよりそらのこと好きやもん…」と言われて付き合った。付き合ってからの朝陽はもうスキンシップひとつにも照れるしかと思えば甘えたりもしてくるしめちゃくちゃ可愛くて正直あの日酔っぱらってノリでOKした自分に大感謝してるし今は溺愛している。
文字数 9,613
最終更新日 2022.10.26
登録日 2022.10.26
元出版社編集者の小早川千晶は、ある夜、成田のクラブで西野澪と名乗る女性と出会う。
澪は過去の恋人を失った深い傷を抱え、禁断の薬物の影を引きずっていた。
互いの孤独に触れ合うように、二人は惹かれ合い、恋人となる。
だが、澪の瞳に宿る怯えと、千晶を襲う鮮烈なフラッシュバックが、穏やかな日常を少しずつ侵食し始める。
一方、成田市で起きた刺殺事件。
被害者は製薬セールスマンの安藤拓也。
現場に残された不自然な痕跡と、奇妙な無言電話。
事件を追う刑事・水津涼花は、捜査の糸口に「Memorix」という薬物の存在を掴む。
記憶を呼び覚ますはずのその薬は、なぜ三年前に禁止されたのか――?
やがて事件は、三年前の吹雪の夜に起きた奇妙な歩道橋転落死と繋がりを見せ始める。
澪が失った恋人・金澤貴樹の死の真相。
そして、医療コンサルタントの大島来未が静かに握る、臓器を巡る秘密のネットワーク……。
自分は誰なのか。
愛は、記憶の闇を越えられるのか。
記憶が語り始める、復讐と贖罪の物語――。
意識と記憶の境界が揺らぐ中、二人の運命はどこへ向かうのか?
文字数 115,290
最終更新日 2026.03.25
登録日 2026.02.21
婚約者である第一王子ルイスとの婚約破棄に晴れて失敗してしまったリリー。しばらく王宮で過ごすことになり夜眠っているリリーは、ふと違和感を覚えた。(なにかしら……何かふわふわしてて気持ちいい……) 次第に浮上する意識に、ベッドの中に誰かがいることに気づいて叫ぼうとしたけれど、口を塞がれてしまった。
リリーのベッドに忍び込んでいたのは婚約破棄しそこなったばかりのルイスだった。そしてルイスはとんでもないこと言い出す。『夜這いに来ただけさ』
R15で連載している『婚約破棄の条件は王子付きの騎士で側から離してもらえません』の【R18】番外になります。3~5話くらいで簡潔予定です。
文字数 11,146
最終更新日 2019.07.02
登録日 2019.06.19
気が付いた時、私は動かぬ電車の中にいた。
誰もいない車内、弟の樹理雄(きりお)のもとに帰りたい一心で出口を探す私の前に現れたのは、首のない人間だった。
ここは現実か、虚構か。
記憶と目の前の異常の中で、私は樹理雄の笑顔を求めた。
登録日 2018.05.01
泉はたった一人の美術部。
そして葵はたった一人の文学部。
同い年の二人の高校生は旧校舎にある美術室で、それぞれ一人ぼっちの部活を続けていた。
『お互いの作っているものに口出しをしない』それが二人の間に流れていた暗黙のルールだった。
それは静かな平行線だった。
卒業と同時に自分たちが過ごした旧校舎が取り壊される。
それを知ったある日、小説を書いていた葵が言った。
「ねえ泉、絵って私にも描ける?」
絵に行き詰っていた泉が投げやりな気分で言った。
「私の絵に落描きしていいよ」
葵からは意外な言葉が返ってきた。
「じゃあ、私の小説にも落書きしていいよ。おあいこ」
二人のラクガキが始まった。
小説に落書きをして、絵に落描きをする。
ただ一緒に居るだけの平行線だった二人が少しずつ混ざり合っていく。
葵と過ごす何気ない日常の中で、自らのの恋心に気付く泉。
けれど泉は思い出の美術室と一緒に、自分の想いも土の下に埋めてしまおうと思う。
嫌われるより曖昧なままでいたいと。
そして卒業というさよならが近づく。
文字数 13,841
最終更新日 2019.01.01
登録日 2019.01.01