「好意」の検索結果
全体で935件見つかりました。
『カエタイカ?ミズカラヲソシテセカイヲ』
知識マニアな現場監督として単調な毎日を過ごすカズマは、ある日眠りにつくと謎の声に問いかけられた。
カズマはその問いに、単調な日々からの脱却を望んだ。
そしてカズトは、眠りから覚めると異世界に転移していた。その世界ではカズトの様な転移者を”異世界からの旅人”と呼び、好意の対象とされていたのであった。
それは過去に現れた”異世界からの旅人”が、魔物達を撃退したことに起因している。しかしカズトの戦闘技術はゼロ。この世界では全くの役立たず......のはずが。
幸いにもこの世界は天然資源が豊富であった。
技術レベルの低いこの世界では何の役にも立たないような資源でも、カズトによってチートな材料に生まれ変わる!
悪用すれば成り上がることすらできるその知識を、カズトは人々の笑顔のためにふるっていくのであった。
人の妬み僻みに策略に、そして魔物達の脅威にと、カズトの前には続々と壁が立ちはだかる。
知識と経験で民を導け!知恵と工夫で魔物に打ち勝て!
世界を救うカズトの物語がいま始まる!
※異世界ファンタジーものですが、事象など極力リアルに近いものを目指しています。
※小説家になろう様 カクヨム様でも掲載中。
文字数 73,670
最終更新日 2020.07.25
登録日 2020.07.19
春原風人はある日、父親の再婚をきっかけとして、再婚相手の娘と暮らすことになるのだが.....相手の娘はなんと、同じ学校の生徒会長だった! 萌は一緒に暮らしていくうちに心を開いていき、風人に対して好意を抱き始める.....が、風人の周囲に集まる女子たちによって、一筋縄ではいかない恋愛模様。
・春原風人:一人暮らしでアニメライフを満喫していた高校2年生。彼女いない歴=年齢。
・金庭萌:風人と同じ学校に通う高校2年生。生徒会長であり、美人でクールな性格で男女問わず人気を集める才色兼備な完璧少女。
・柚木桃菜:風人の幼馴染であり、クラスメイト。萌との関係を知り、風人に対する気持ちの変化を起こす。
・春原璃々亜:風人の従妹であり、転校をきっかけに風人の同じクラスになる。高校デビューの金髪ツインテ。
・愛夢美依:風人のクラスメイトで、学級委員長を務めている。風人たちの様子を気にして、監視をしている理由は.....。
文字数 6,177
最終更新日 2022.08.19
登録日 2022.08.16
とある中学三年生たちの学園生活の日常。
主人公「羽切まつり」は一人のクラスメイトが好きだった。 しかし、まつりは人徳があり、クラスの人気者。複数の女子から好意を抱かれる。
そして、複数のヒロインが誕生し、まつりは困り果てる。
そこに、「時白冬樹」という、自殺するところをまつりにすくわれた男は、まつりを信頼し深く愛した。しかし、性別という名の壁は厚い。
仮に自分がこのような世界にいたとき、あなたはどのヒロインを選び、どのヒロインを振ればいいのか。また振った時に起こる恨みや憎しみなどはどうなるのか。
大体の前半は物語。後半からは各ヒロイン+時白との恋愛√(るーと)があり、ギャルゲーのような感覚で進みます。
複雑に入り組んだ恋と友情の行方は中学三年生という重要な時期に交差し、物語は始まる。
文字数 98,088
最終更新日 2017.12.14
登録日 2017.10.07
少し角度の違うリストラざまぁ系です。
実際のざまぁ系とは若干違うかもしれませんので、通常のざまぁ系をお求めの方はご注意ください。
具体的に言うと、パーティのひとりがとても酷い思いをしますが、なんかズレています。
コメディ感覚で読んでいただけると良いかと思います。
魔王討伐の旅の途中、主人公のカルマはパーティから戦力外通告を受けて、交易都市クレアドールへと置き去りにされてしまう。
だが、そのリストラは優しさに満ちたものだった。
手切れ金として使い切れないほどの資金。宮殿クラスの家屋に大勢のメイドや召使い。生活に困らないよう、近隣の企業や店も買収していってくれていた。
『あいつら、俺のこと好きすぎるだろ……』
パーティのリーダーは、カルマの姉――勇者フェミル。子供の頃からの凄まじいブラコン。現在進行形でカルマを甘やかしたくて仕方がなかった。凜々しく美しい姫騎士イシュタリオンも、カルマのつくるご飯が大好きで好意を抱いている。ツンデレな賢者リーシェも、努力家のカルマのことが好きでたまらない。断腸の思いでリストラしたのだろう。そもそも、カルマは強い。ギルドではSランク判定を受けるほどの実力なのだ。チート級に強い姉たちのせいで霞むだけなのである。
しかし、姉の気持ちを察したカルマは、自分が町でぬくぬくと暮らすことこそ、姉ちゃんたちが安心して旅を続けることができると思い、この贅沢な環境を受け入れることにする。
――だが、勇者フェミルたちは、カルマ離れできないでいた。
旅の最中、カルマに会いたい衝動に駆られる。なにかと理由を付けて、彼女たちは町へと引き返してしまうのである。カルマを甘やかすため、屋敷の改築に私兵団の結成、さらなる企業の買収、交通網の整備などの内政を行い、なかなか旅に戻ろうとしない。
ひたすら発展していく町と、自分の生活環境を眺めて、カルマは思う。
――このままでは魔王討伐ができない。俺のせいで世界が滅びる。
旅に戻ってもらうため、カルマは甘やかしを振り切って、姉たちを町から追い出そうとするのだった。
文字数 127,847
最終更新日 2021.05.03
登録日 2021.04.27
生きがいを失ってしまった高校2年生、葉山真(はやままこと)は失意の底に沈んでいたが、たまたま偶然通りかかったクラスメイトの女の子に励まされ、再び立ち上がる。情けない弱音を聞かせても、笑いかけてくれた彼女は同じクラスの平凡オブ平凡で地味な女子、佐々木鏡花(ささききょうか)だった。いつも教室の隅に居るあの子が気になって仕方ない真と、つい衝動的に介抱したクラスメイトで、人気者のイケメン男子に好意を寄せられて対応に困る鏡花。そんな2人は真の幼馴染や友人達に見守られながら、ちょっとずつ不器用ながらも接近して行く。
眼鏡を外すと実は美人?実はスタイルが良い?なんてテンプレ展開は無く、本当に地味な少女と平凡な恋愛を繰り広げていく…
付き合う事がゴールじゃなくて、付き合った後こそが本番。その先にある楽しい事、悩ましい事。そんな様々な2人の想いと、平凡な恋愛模様を綴ったごく普通の恋物語。
登録日 2024.07.16
大層美しく聡明でありながら、女だというだけで継承権はない王女。
王女の使い道等、国の政略の駒として嫁ぐ事だけ。
幼い頃からたくさんの婚約者候補がいる王女。
政略結婚だとしても、候補の中の誰かと思いを通わせて結ばれたいと思った王女。
候補たちとしっかり向き合って接するうちに、その中のひとりに好意を抱いた。
分かり易い好意を示した途端、婚約者候補から相手が外される。
それを何度か繰り返したある日。
王女はとある条件の者でないと婚約は絶対にしたくないと話す。
そして王女の婚約者として選ばれたのは――――
ひょろひょろと背だけは高く、折れそうな程に細い身体と手足、視力が悪い為分厚すぎるメガネをかけ、不健康そうに青白い顔色をしたルカリオン・コルベール公爵令息だった。
果たして公爵令息は王女の願いを叶えることが出来るのか。
文字数 20,591
最終更新日 2025.09.20
登録日 2021.11.13
登録日 2014.07.17
風真楓李(カザマフウリ)と音子苑(オトネオン)はお隣同士の幼馴染み。
毎日のように互いの家に止まっていた2人だが、突然苑が女子になる。
混乱していた2人だが、もともと苑に好意を寄せていた楓李は、気持ちを抑え込めずに苑を押し倒した。
苑とて昔から楓李が大好き。
何故かお互い気持ちに気付かないままでやっている。
2人はお互いの気持ちにいつ気付くのか……
(R18作品です)
(多分大体毎回性行為の表現があります)
(とりあえずなんやかんや気をつけてください(?))
(当然ながら文章はおかしいです)
文字数 5,418
最終更新日 2022.09.28
登録日 2022.08.12
「――なにをしてるんだ?」
問いかけられて振り返る。
誰もいないはずの中庭に和服姿の青年が立っていた。新月の晩、姿を見せない月の代わりといわんばかりに輝く満天の星空の下、和傘をさした青年はにこやかに笑う。
「……なにも」
声をかけられた幼い少女は短く答える。
知らない人と言葉を交わしてはいけないと両親から強く言われていたことを思い出し、慌てて、自分の手で口を隠した。
……おに。
あやかしの存在を知っていた。
しかし、初めて目にした鬼の青年は美しく、すぐに逃げられなかった。
……こわくない?
鬼は恐ろしい存在だと聞かされてきた。
しかし、目の前にいる青年から悪意は感じない。
それどころか、少女の好意的な視線を向けていた。
「そうか。お前の名前は?」
「いわない」
「変なことを言うなぁ。自分の名前を知らないわけじゃないだろ?」
青年は笑う。
それに対し、少女は警戒をしていた。
……にげなきゃ。
頭の中ではわかっている。
しかし、少女は鬼の青年を見入ってしまった。人とは異なる美しい見た目とは違う豪快な笑い方をする青年に、心が惹かれてしまう。
一目惚れだった。
四歳の少女の初恋だった。
――これは、あやかしに恋をした少女の話。
文字数 8,657
最終更新日 2025.02.04
登録日 2024.12.30
莉子はもうすぐ結婚式を挙げる予定だったが、
相手の両親の同居の件で、意見が食い違い、別れることになった。
彼女は瀟酒なマンションを後にし、駅で電車を待っていると、
友人のすずからメールが入り、彼女の古いアパートを訪ねた。
数年ぶりに会ったすずは、悩みを聞いてほしいと言った。それ
は合コンで知り合ったお金持ちのあつしに求婚されているのだが、デートのあと時間が経つと、彼の顔を忘れてしまいこまっているという。健忘症に罹ってしまったのだ。
そして今夜6時にレストランで結婚の返事をするのだが、この健忘症のせいで行く気力が出ない、
彼に好意を持っているので、この話しがうまくいくことを望んでいる、一緒に行ってほしいと言った。
莉子は承諾し、レストランに同行した。運良く彼らの近い場所に席を取り耳を澄ました。
しかしあつしはすずに、申し訳ないが結婚の話しはなかったことにしてくれと言った。ハッとして顔を上げたすずは、あつしをまじまじと見つめていた。そしてあなたのお母様に伝えて欲しい事があると言った。
文字数 4,796
最終更新日 2023.08.12
登録日 2023.08.12
びっくりさせられて、おもらししてしまった栞と、そんな彼女に好意を持ちながら罪悪感を抱いてきた光輝の恋愛ファンタジー。
不思議と気持ちがあう栞と光輝。実は同じ幼稚園に通った同級生だった。光輝と出逢ってから栞は時折、ある恥ずかしくも日だまりのような素敵な情景が心をよぎるようになっていた。
ある日、光輝と海辺に旅行に来た栞。偶然、かつて自分が光輝の目の前でおもらししていたことを知る。それは、恥ずかしくて刺激的な出来事のため、幼い栞の記憶から表面上は消えていた。
光輝は、その出来事をきっかけに栞に好意を持ったが、一方でそのことにずっと罪悪感を感じてきた。しかし甦ってきた記憶を辿るうち、栞が見たものとは・・・
女の子なら誰でも持っているずるい恋心、悦楽と恥ずかしさとの交錯、そして信じられない、大変なことをしてしまったのに、なぜか感じる胸のすくような気持ち・・・、それらの「心の衝撃」が時をこえてふたりを結びつける、そんなファンタジーを表現したくて書いてみました。
幼い頃の純粋な心で、気持ちを伝えてみませんか?
登録日 2012.03.27
万年Cランクのおっさんは機嫌が悪かったリーダーからついにパーティーを追放される。 金も食べ物も力もなく、またクビかと人生の落伍者であることを痛感したとき。 「ゲームが始まりました。先ずは初心者限定ガチャを引いてください」 おっさんは正体不明だったハズレ固有スキル【ゲームプレイヤー】に気づく。 それはこの世界の仕様を見ることができるチートスキルだった。 試しにウィキに従ってみると、伝説級の武器があっさりと手に入ってしまい――。 「今まで俺だけが知らなかったのか!」 装備やスキルの入手も、ガチャや課金で取り放題。 街の人や仲間たちは「おっさん、すげぇ!」と褒めるが、おっさんはみんなの『勘違い』に苦笑を隠せない。 何故かトラブルに巻き込まれて美少女の王女や聖女に好意を寄せられ、グイグイと迫られる。 一方おっさんを追放したパーティはおっさんの善行により勝手に落ちぶれていく。 おっさんの、ゆるーいほのぼのテンプレ成り上がりストーリー。
文字数 102,551
最終更新日 2023.08.27
登録日 2023.07.30
恐怖で世界を支配し、『征服王』と呼ばれ恐れられた魔王ヴィンセント・グレイスが勇者により滅ぼされてから500年。
悪逆非道なる魔王に操られ、殺戮を繰り返していた魔族は、人間の世界デュアルソレイユへの侵攻をやめ、魔界セレネと人間界デュアルソレイユは、共生の道を歩みつつあった。
そんな時代、平凡な人間(と本人が思っているだけでいろんな意味で普通じゃない)に生まれた少女ヴィクトリアには、とある秘密があった。
それは今は魔法が使えないものの、前世が魔王ヴィンセント・グレイスであるということ。
このことは絶対秘密にして、今世は平凡に生きてゆく!
そう決意していた彼女の前に現れたのは、かつての部下である美形魔族の臣下たち。しかもそのうち一人は、愛する者の魂を見抜く力を持つと言われる金色狼で、ヴィクトリアの正体をヴィンセントだと言い当て、そのまま無理矢理魔王城に連れて行かれてしまい……!?
500年前、死ぬその瞬間まで、誰も信じることが出来ず、自分は嫌われていると思っていた。
そのはずなのに、かつての臣下たちが自分に向ける感情は、悪意ではなく好意のようで……?
主人公の元臣下たち×普通の平凡な人間に生きたい主人公+αのお話(※前世魔王の時点で平凡とは程遠い)
主人公至上主義メンバーが主人公の敵には容赦がないため、割とサクッと血生臭いのでご注意ください。
ヤンデレと一途が紙一重。基本的に愛が重い。
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一部:転生魔王は帰還する!
二部:転生魔王は誘拐される!(吸血鬼の花嫁編)
文字数 256,375
最終更新日 2026.04.22
登録日 2026.04.16
帝国で捨て子だった彼は、しかし人生がイージーモードであった。5歳の時に詐術に目覚めた彼は、ジゴロとして生活する術を覚えた。他の人には見えない好意のダイヤルをいじることで、彼は、常にヒモとして生活できたのだ。残念なことに、ダイヤルが見えるのは女性だけだったが、彼は無類の女性好き。全く気にしていなかった。
あろ時、欲張って帝国の王女様のダイヤルを上げようとしたが、冷血漢で有名な王女のダイヤルは動くことがなかった。無理してマックスにまでして動かしたら、そこでダイヤルが壊れてさあ大変!彼は生き延びられるのか??
文字数 2,672
最終更新日 2020.09.26
登録日 2020.09.26
厚生労働省大臣官房機密諜報室長・児玉進一は、人口減少を食い止めるように、厚生労働大臣から特命を受け、若者の動向を探るうち、アダルトドールを相手にしたセックスが若年層に浸透していることを知る。
人口減少の原因は、アダルトドールのとりこになり、セックスをしない男女が増加したからではないか、と考えた進一は、組織の首謀者を探す。その首謀者が経営する女学園が全国規模で展開していた。女学園は政財界で著名な人たちから支援され、学園の学園長は、崇高な教育理念を掲げる教育者だった。その学園の実態を探るべく、進一は調査を進めるが、健全で崇高な、学園であるということしか分からない。進一の調査は完全に行き詰まった。
そんな折、進一は、幼なじみであり、仕事仲間となった安田尚子の自宅に招待された際、偶然にも彼女の部屋に並べてあるアダルトドールを見つけた。その場で、尚子から自分が開発者であることを告げられる。
なぜ、厚生省の大臣の娘でもある彼女が、そんなアダルトドールを開発したのか?
尚子が開発に至った原因の発端が、自分のせいであることを進一は知る。進一は、初めて、尚子から好意を寄せていることを告白される。そして、進一に、今まで隠されていた尚子との記憶の封印が解かれ、真実が明らかになっていく。
文字数 223,107
最終更新日 2022.01.16
登録日 2021.09.13
足立直輝(あだちなおき)は苦学生。奨学金とバイト代でなんとか学生生活を送っていたが、予期せぬトラブルの連続により更なる苦境に立たされていた。
いつものように深夜のバイトを終えて帰宅途中、マンションエントランスの階段に倒れている人を見つける。それは高校時代の直輝の恋人、戸苗瑞穂(となえみずほ)だった。
二人はお互いに好き合っていたものの、あまりに背負うものが違ったために直輝が卒業を機に瑞穂から離れていた。瑞穂は直輝に好意を寄せたままで、ある想いから彼に会いに来たのだった。
直輝は葛藤するものの、瑞穂からのある提案を受ける形で二人はまた付き合い始めることに。
しかし、その先に待ち受けているものは、予想もしない苦しいものだった。
【注意】これはメリバ作品です。苦手な方は、ご自衛ください。
※ BLoveコンテスト_2025夏参加作品です。
文字数 19,284
最終更新日 2025.07.23
登録日 2025.07.23
文字数 6,413
最終更新日 2021.03.05
登録日 2021.03.03
マイツェン侯爵家の跡取りである「ロジックス」(通称ロジー)は、裁縫師を目指す少し変わった青年だった。
しかしある日、両親を突然が事故死し、さらに叔父と従兄の裏切りによって地位も財産もすべて奪われ、身一つで王都アルティジエの最下層に落とされる。
最下層で酒場の下働きをしながら命をつないだが、あまりにも惨めで、夢だった裁縫師の道もあきらめざるを得なくなった。
そんな日々を過ごす中、ロジーは好意を寄せていた女性に恋人がいたことを知ってしまう。しかも相手は裏切り者の従兄で――あまりの絶望感に、ロジーは崖から身を投げてしまう。だが――
「こぉおおらぁあ! わしの家に落ちてくるとは何事じゃ!」
落ちた先で出会ったのは、百六歳、天才裁縫師の幼女だった!?
彼女に導かれ、ロジーは再び針を手に取る。奪われたすべてを取り戻し、自分の夢を叶えるために。
これはいずれ伝説の裁縫師と呼ばれるようになる青年の、再起と戦いの物語。
文字数 7,421
最終更新日 2022.10.10
登録日 2022.10.10
都心から少し離れた川沿いの街。夜になると川面に提灯の明かりが揺れ、小さな飲食店がぎゅっと並ぶ一角は、いつしか人々から「酒の流れる川」と呼ばれるようになった。その一番はじっこに、本棚とカウンターがつながった小さな店「川べり文庫」がある。
数字に追われる会社員生活で心身をすり減らし、静かに退職した奏斗は、この店で店長代行として働き始める。そこへやって来たのは、大手チェーンに疑問を抱いて飛び出してきた元パティシエの璃音。料理バカな料理人・絵斗、店と常連を守ろうとするホールリーダーの花春、面倒ごとから逃げがちなアルバイトの凱理、元アスリートで店じゅうを走り回る阿紗美――癖の強い仲間たちと、川沿いに集うお客さんが、夜ごとにささやかな騒動を起こしていく。
クレーム対応に失敗しかけたり、予約が雪崩れ込む金曜の夜を乗り切ったり、うっかり口を滑らせた一言からスタッフ同士がぎくしゃくしたり。それでも、誰かの一皿や一杯の向こうには、その日をなんとか生き延びてきた物語がある。璃音が考案した限定メニュー「君に恋する確率」をきっかけに、仕事への迷い、家族への想い、まだ名前のついていない好意が、少しずつ形を帯びていく。
やがて商店街の再開発計画が持ち上がり、「川べり文庫」は店を手放すかもしれない岐路に立たされる。守りたいものと諦めざるをえないもの、明日もこのカウンターに立つ理由。自分の居場所を探して集まってきたスタッフたちは、それぞれの選択と向き合うことになる。
文字数 223,093
最終更新日 2025.12.22
登録日 2025.12.01