「ゆ」の検索結果
全体で22,202件見つかりました。
「雨だ、雨よ降れ」
ぎらつく太陽が鏡のような刃先を滑る。それが振り下ろされた次の瞬間には肝臓の奥深くに沈み込んでいた。
静かに、ゆっくりと膝をつき、息絶えていく被害者。ギャーっと悲鳴があがり、逃げ惑う人々の足元が揺らめいている。男は背嚢から斧を取り出し、避難民を手当たり次第に伐採していく。
「雨だ。雨をよこせ。さもなくば、血であがなえ!」
男が腕を揮うたびに分割された人体が転がり、茹ったアスファルトが体液をがぶ飲みしていく。
「雨だ。ううっ」
男の主張は乾いた発砲音にかき消された。上半身のあった場所から斧と新鮮な蛋白質と若干のカルシウムが離脱した。
もう一回、二回、ダメ押しの連射が社会の敵を粉々に打ち砕いたあと、ようやく生きた人間の声が喧騒を支配した。
震えている規制線を踏み越えて、担架やブルーシートやAEDが運び込まれる。最後にようやくサイレンが吹鳴した。死者5名、意識不明の重体7名。15分間の惨劇だった。
文字数 20,628
最終更新日 2022.05.20
登録日 2022.05.10
レネはブロン国の第二王子。
体が弱く、ベッドに臥せて過ごすことも多かった。
第一王子であり双子の兄であるリュークとは仲が悪く、国の王である父親からも、体の弱さゆえに兄ほど可愛がられなかった。
それでも、レネは母や侍女に愛されて幸せに暮らしていた。
そんなとき、兄のリュークから狩りに行かないかと誘われた。
もしかして兄と仲良くなるきっかけになるかもしれないと、一緒に出かけたレネだったが……それは罠だった。
レネは魔物が棲む世界樹の森に一人置き去りにされた。
一人の少年が愛し愛されのんびり暮らしていく、幸せの物語。
更新は不定期です。誤字脱字等の加筆修正が入る場合があります。
文字数 68,842
最終更新日 2022.09.02
登録日 2022.06.17
何をとっても平凡な高校生の寺本侑哉(てらもとゆうや)は、中学校からの付き合いである浅井遥花(あざいはるか)を登山に誘った。彼女の温和でポジティブなところを好く侑哉は、このまたとない機会に思い切って告白しようと試みるが、突如として地面が揺さぶられ始め……。
果たして、侑哉の遥花への想いを乗せた紙飛行機は、上手いこと届くのか?
※pixiv、小説家になろうにも同一作品を投稿しています。
文字数 17,210
最終更新日 2023.01.21
登録日 2023.01.21
目を覚ますと広大な草原の上に倒れていた私は、もふもふ達に囲まれていた。
「え…?」
目を覚ます前の記憶をさっぱり覚えていない。唯一覚えていた事は、自分の名前と性別年齢のみ。どうやらこの世界にいるのは私ともふもふ達だけらしい。ここで野垂れ死にするわけにはいかない。さっさと元の世界へ戻ろう!
だけど・・・もふもふ達がかわいすぎるのでもう少しこの世界にいてもいいですか?!
もふもふ達に懐かれた私は、この世界でスローライフを満喫します。
*ーーーーー★ーーーーー☆ーーーーー★ーーーーー*
※ゆるゆる設定
※毎週更新
※誤字脱字等ありましたら御報告お願いしますm(_ _)m
文字数 4,235
最終更新日 2023.10.14
登録日 2023.10.09
遠野 紫苑(とおの しおん)は、第二性がベータの高校生。
同級生のオメガ・桜庭 波留(さくらば はる)に恋している。
しかし波留は、紫苑の兄でありアルファの、来夢(らいむ)と付き合っているのだ。
やるせない日々を過ごす中、謎めいたオメガ青年・水島 由樹(みずしま ゆき)が、紫苑の前に現れる……。
文字数 26,792
最終更新日 2024.01.12
登録日 2024.01.07
林花凛は、15歳の時ある男性とネットで知り合う。
何度か話すうちに男性に惹かれてゆく花凛だったが、ある時期を境に関係は絶たれた。
文字数 17,606
最終更新日 2016.03.09
登録日 2016.02.17
文字数 1,355
最終更新日 2020.04.17
登録日 2020.04.16
ある日、一人カラオケで叫ぶように歌う男がいた。このとき、いや…ずっと前から彼の家族の「闇」は渦巻いていた。護るべき「味方」とは何か、倒すべき「敵」とは何か……誰しもが抗えない性を抱えて生きる中で、不自由な人生の第2幕が開く。
文字数 3,222
最終更新日 2020.05.10
登録日 2020.05.10
高校二年生に上がった隈潟照史(くまがた あきと)は中学の時の幼なじみとのいざこざを未だに後悔として抱えていた。その時の後悔からあまり人と関わらなくなった照史だったが、二年に進学して最初の出席の時、三年生の緒方由紀(おがた ゆき)に傷者部という部活に入ることとなるーー
後悔を抱えた少年少女が一歩だけ未来にあゆみ出すための物語。
文字数 57,579
最終更新日 2020.11.28
登録日 2020.10.28
大学2年生、神原世理は久々に実家に帰って来ていた。
ロンドンの大学で才能ある天才達に揉まれに揉まれた世理は、実家に帰ってきてリラックスしていたのだが、じっとしているのも暇に感じ、リビングへ。
親父が帰ってきてない事から、サプライズに驚かせてやろうと企むが…帰ってきたのは美人で何処か棘のある美少女でした。
狂暴で、素直じゃなくて、でも何処か甘えたそうな義妹との焦ったい生活が始まる。
ゆっくり進展していきます。
※面白いと思ったらお気に入り宜しくお願いしますm(_ _)mなろう、カクヨムでも掲載しております。
文字数 86,841
最終更新日 2023.02.02
登録日 2022.10.09
貧乏性なので、数年前に書いたものをリメイクしてみました。
先生と生徒の林くんのお話です。
ぬるいですが性描写があるのでR-18タグ付けています。
文字数 2,248
最終更新日 2023.06.16
登録日 2023.06.16
幼馴染みのコータの家から帰ろうとしたエミは、玄関扉を開けて愕然とした。
なぜか外は異世界の草原になっていた――。
文字数 1,407
最終更新日 2023.09.16
登録日 2023.09.16
地球で高校生だった江藤瑠璃は、異世界であるベルリ大陸へ転移する。
その後の修業を経て大陸最強クラスの魔道士となった瑠璃は、ルリエル・エルトロンドと名乗り、すっかりベルリでの生活になじんでいた。
そんなルリエルが営んでいるのが、男娼館「ハルピュイア」である。
女性の地位がおしなべて低いベルリ大陸において、女性を癒し、励ますために作ったこの男娼館は、勤めている男子が六人と少ないものの、その良質なサービスで大人気となった。
ルリエルにはもう一つの顔があり、それは夜な夜な出没する近隣のならず者を魔法で排除する、治安安定化と個人的な趣味を兼ねた義賊のようなものだった。
特に、なにかしらの悩みを抱えていることが多いハルピュイアのお客の女性には、肩入れしてしまうのが常である。
ルリエルを信頼する六人の男子は、それを知った上で毎日の女性奉仕に精を出している。
元北国の騎士団長、キーランド。
元素手格闘(パンクラティオン)の王者だった、筋骨たくましいダンテ。
草花に詳しく、内気ながら人好きのするトリスタン。
美少女と見まがうばかりの金髪の美形、カルス、などなど。
彼らと共に目の前の女性たちのために尽くそうとするルリエルだったが、彼女の持つ力ゆえに、時には大陸の人類全体の敵である「六つの悪魔」を相手取ることもある。
大陸人類最強クラスの者に与えられる称号である「七つの封印」の一人であるルリエルは、今日も彼女なりに、精一杯生きている。
文字数 140,358
最終更新日 2023.12.15
登録日 2023.12.15