「今年」の検索結果
全体で1,122件見つかりました。
風に乗ってヒラヒラと花が散ってゆく。貴方様の大好きな「梅」の花が。
また会いに来てくれる事を願っていたが、待てど待てども、貴方様は来ない。
それでも、私はいつまでも待ち続ける。貴方様に貰った琥珀色の簪を髪に刺して。
嗚呼、今宵も偽りと共に客に抱かれるのか。ならば、わっちは「それ以上の偽り」を持って接しよう。
提灯の明かりに照らされ、今宵も吉原「珠瑠璃屋」は男達で賑わう。
第一話【禿殺し】
今日は朝から騒がしい、何事かと思い二階の階段から顔を覗かせて見ると楼主が叫んでいた。
「おい、しっかりしろ!!」
よく見てみると、全身が血で赤く染まった禿が2人倒れていた。
「朝から騒がしいじゃないか、一体何事だい?」
私は天霧、歳は今年で二十ニになる。ここ珠瑠璃屋の花魁だ。私がまだ五つの時、両親に借金のかたとしてここに売られてきた。
しかし、最近吉原ではおかしな事件が起こっている。
「天霧か……見てみろ、また禿殺しが出たんだ。酷いもんだろ、これでうちの店を合わせて6人目だぞ」
事件というのは、この江戸の町にたたずむ吉原の禿達が立て続けに殺されているのだ。着物はボロボロに破かれ、身体中にアザを残した姿で。
「このニ人は…鈴松と彩風の禿じゃないか。二人は無事なのかい?」
すると、楼主は表情を曇らせニ階の奥を指差した。
ゆっくりと階段を登り、座敷部屋の障子を開けると……そこにいたのは顔や身体中をズタズタに切り裂かれた鈴松と彩風の変わり果てた姿だった。
「な、何で…鈴松…彩風…!」
私は昔からあまり感情を表に出さない性格だ、……楼主や他の遊女の前ではな。
「嘘じゃ…嘘といっておくれよ…」
私は死体など今までいくらでも見てきた。梅毒や客に無理心中をしいられ殺される者、遊女として生きる事に限界を感じ自ら命をたつ者など。
それでも私がこうして生きているのは、鈴松と彩風の存在があったからだった。
二人がまだ幼い禿だった頃、その姉女郎となったのが私だった。二人共故郷に残してきた妹達によく似ており、私は実の妹のように可愛がっていた。そして彼女達も私を姉のように慕ってくれていた。
「天霧花魁…辛いのは分かるがそろそろ支度をしてくれ」
「分かってるさ…。そうじゃ楼主、これ以上被害が出ないように見張りを立てといておくれ」
「あぁ、分かった。任せておけ」
個室へ戻ると、私は声を押し殺して泣いた。何故、あの子達があの様な目に合わなければならなかったのだろうか?
「あのニ人は決して客に無礼を働く事はしない。なのに…どうして」
文字数 1,031
最終更新日 2020.11.13
登録日 2020.11.13
毎年バレンタインデーの日に不思議と思い出してしまう過去の恋愛。
18歳になったタカシは今年も教習所で何気なくその思い出を振り返っていたが、この恋はまだ終わっていなかった。
超短編小説の予定です。
文字数 2,029
最終更新日 2020.04.16
登録日 2020.04.14
今年から白梅高校に通う有栖は、入学式の日に上級生の堂島が起こした事件に巻き添えを食らって早々に腫れ物となってしまう。またその一件から、有栖はまともな交友関係を築けないはみ出し者に好かれるようになり、ますます集団からの孤立を極めていく。そんな中、校内のあらゆる『面白いこと』を求めて活動する新聞部に半強制的に入部する羽目になり、時には自ら事件を起こす有栖は次第に学内の中心的な存在へと変わる。
文字数 12,542
最終更新日 2022.04.22
登録日 2022.04.20
高校二年生の泉堂祐智は、今年こそは平穏な生活を送ろうとしていた。
にもかかわらず、唯一の友人である咲本翔琉は、何かにつけて泉堂を巻き込もうとする。
それもオカルトに関する事件にだ。
変人でありながらもハイスペックで快活的な咲本とは対照的に、他人と関わりたくないとばかりに壁を作っている泉堂。
そんな二人の唯一の共通点。それは、人には言えない恋愛をしていることだった。
文字数 100,311
最終更新日 2022.03.26
登録日 2022.02.01
文字数 9,392
最終更新日 2021.12.30
登録日 2021.08.04
今年45歳になったばかりの東 拓郎。会社ではそれなりの地位に就き、部長という肩書きだった。
しかし家では、嫁や娘には「汚物」扱いされ、毎週土曜日の夜に暇さえあれば居酒屋へと通っていた。
この日は嫁と大喧嘩をし、特に虫の居所が悪かった為、何件も何件もはしご酒をし、いつも以上の大酒を喰らっていた。
しかし気がつくとそこはいつもとは違う雰囲気の居酒屋。いや、そこは居酒屋などではなく、ゲームの世界ではよくある、いわゆる「酒場」だった。
こうして東 拓郎は、RPGの世界で「酔っ払いのタクロー」として生きることになるのである。
文字数 1,486
最終更新日 2016.05.17
登録日 2016.05.17
海が見えるどこかの町で起こる、少し不思議な、ひととひとの想いの物語。
夏休みに入った7月のある日、小学生の夏実は、引っ越してきたばかりという若い男性と知り合う。
誠広と名乗った、優しくハンサムな、それでいて少し寂しげな青年が、夏実は気になり……
(第1話:~波のうた~)
事情があって急な里帰りをした映見子は、顔見知りの少女に再会する。
今年12歳になるはずの陽南。だがどう見てもその姿は、小学校低学年ぐらいだった。慕っていた兄を亡くしてから外見が変わらないのだという……
(第2話:~風のこえ~)
職場でのストレスから鬱病になり、実家に戻った良行。
通院帰りに立ち寄った図書館で、中学の同級生だった繭子と再会する。もうすぐ結婚するという彼女は見るからに幸せそうだ。
しかし、会話する二人を見つめる周囲の目は、なにか妙な雰囲気をはらんでいて……
(第3話:~空のおと~)
文字数 42,498
最終更新日 2022.06.23
登録日 2022.06.17
男女5人からなる、オリジナル朗読劇台本です。
5人の恋模様を、各々の視点から書き進めました。
およそ2時間を目処に読み切れる作品だと思います。
金銭が発生しない場合のみ、自由に使っていただいて構いません。
金銭の発生する舞台、イベント、配信で使用する場合はお声がけください。
https://twitter.com/hayuno0923?s=21&t=RYuQdIX6MCNFnVKSUg3KiQ
使用する際は作者名をどこかに記載お願い致します。
作品の潤色、改変は不可です。
演じる方の性別は問いませんが、キャラクターの性別の改変は禁止致します。
いろんな方の朗読が聞きたいので、声かけてくださった場合にはできる限り聞きに行きたいです♪
男性3人
女性2人
兼ね役男女1人ずつ
※セリフ以外のモノローグ部分は、〇〇sideと記載のある〇〇のキャラクター役の方がお読み下さい。
文字数 28,939
最終更新日 2022.06.22
登録日 2022.06.22
実力主義。そう聞いていたから、聖騎士見習いの少女ユニスは何年もの間、厳しい訓練を続けてきた。しかし年に一度の剣術大会で好成績を収めても、十五歳、十六歳のときには正規の聖騎士に選出されなかった。十七歳の剣術大会では並みいる男の聖騎士見習いたちをすべて打ち破ってついに優勝、今年こそはと思ったが、やはり聖騎士に選ばれたのはユニスよりも実力に劣る見習いたちだった。抗議をしてみれば、ユニスの父親は大罪人の汚名を受けて失踪、母親はおぞましい病で命を落としたため、その子供は不吉だから光の守護者たる聖騎士にはふさわしくないとの判断だという。──だったらもう、聖騎士なんてこっちから願い下げ! ユニスは自ら聖騎士見習いの地位を捨て、冒険者になる決意をする。ところが驚いたことに、その話を聞いた彼女の幼馴染みのラヴィニアまでが、宮廷魔術師の地位を投げ捨ててユニスについてくると言う。「ニアまでついてくることない。見習いの私とは違う。正規の宮廷魔術師の地位を捨てるなんて」「だってボクは、ユニスのことが好きだからね。ユニスのいない生活なんて耐えられないよ」「……よくそういうことを恥ずかしげもなく言うわね」「事実だから仕方ないね」 地位を捨て、その身ひとつで冒険者となった二人の少女。実力は折り紙付きの二人が、無双したり、ピンチになったり、ちょっとエッチな目に遭ったり、ドタバタ百合コメディしたりしながら、気ままに初めての冒険をする物語。
※ミッドナイトノベルズ、pixivにも投稿しています。
文字数 24,496
最終更新日 2020.07.15
登録日 2020.07.15
ある日、現代日本から異世界へ飛ばされた平々凡々の三十路男性の蓮人(れんと)。
そこは魔法も魔獣もいるバリバリのファンタジーな世界で、『魔法使いとしてこの国を救ってほしい』
え?勇者として魔王を倒すわけでなく?仲間もいない?
なんとも腑に落ちない彼が説明を受けたのは、この国をずっと悩ませ続ける砂漠化。 国土のほとんどが赤い砂と化し、日々飢えていく国民。 自分の持つ莫大な魔法の力で緑化してほしいとのこと。
流されるまま城で過ごしながら自分に出来ることならばと彼が編み出したのは・・・
※別サイトに掲載している小説を今年からこちらでも読めるように掲載していく予定です。よろしくお願いいたします
文字数 181,642
最終更新日 2024.05.21
登録日 2024.03.10
こんばんは!!あと7日で今年終わっちゃう…😭
今回は初、生理男子を書いてみました!⚠️読む際、ご注意ください。私は生理痛が酷くは無いので、医療知識もありませんし、間違っていたらごめんなさい。途中少し生々しい表現を入れたので、r指定させていただきますが、その他は特に問題ないです。
読んでいただければ嬉しいです🙇❤
文字数 5,110
最終更新日 2019.12.25
登録日 2019.12.25
「今野純平君、君は地獄行きだから」
引きこもりニート歴5年。今年一八歳になる今野純平は、久々にコンビニに出かけていた。
そこで純平が遭遇したのは、信号を無視したトラックが、少女に向かって突っ込んで行くところだった。
この展開、純平がいつも読んでいる。某小説投稿サイトの、主流ネタのようだった。
「よっしゃ。どうせ死んで後悔もない。もしかしたらこのテンプレ展開って、神様からのご褒美で転生して、チートで楽ちんハーレムライフの始まりじゃね!」
そんな事を叫びながら、少女に突進。
助けようとするが、救出に失敗するどころか、衝突を回避しようとした少女を巻き込んでしまう。
一緒にあの世に行くことになってしまった二人。
あの世の神様閻魔大王に、純平は人殺し扱いされ、地獄行きを宣告されてしまう。
地獄行きを回避する方法は、引きこもりの素の能力と、死ねないという地獄の亡者の戒めのみで、天界のいざこざを解決する事。
俺TUEEEEEEと異世界ハーレムに憧れた純平は、道連れにしてしまったJK、天界で出会ったうさぎのロリ獣人、エルフの金髪幼女を仲間に、自分だけはほぼ無能力のまま、事件解決に挑む!
文字数 95,050
最終更新日 2016.09.20
登録日 2016.09.10
今年で50歳。二十歳でうつ病と診断されました。そんな私の半生を綴り、うつ病の方への参考になれば幸いです。
文字数 2,212
最終更新日 2024.01.12
登録日 2023.12.28
魔法と科学が世界を両断するなか唯一両勢力が共存している国、日本國。国土の大半を大戦で失った日本國は軍の主戦力である魔法士、機工士の育成に力を注ぐ。魔法士、機工士育成機関である國立東京高等学校、省略して東高に今年から通うことになった魔法名家風間家次男、風間 奎太は多種多様な仲間と出会い、長い戦いが始まる。
文字数 4,642
最終更新日 2017.10.10
登録日 2017.10.10
キャッチコピー
「パパは不安です……」
今年の春に小学校へと入学する娘ちん。現在6歳。
僕に似たのか、怖がりです。
あることが一人で出来ないので、小学生になると不安なのです。
文字数 598
最終更新日 2022.03.09
登録日 2022.03.09
異世界に転移した者達が、地球に帰還して100年世界は大きく変わった。
日本にある異能力を保持する者達を教育する機関である異能力学園第四校に今年から入学する和田仁也
これは、そんな彼の物語
文字数 54,653
最終更新日 2017.09.11
登録日 2017.08.31
自慢じゃないけど私は多分異性にモテる部類に入ると思う。今年で満21歳になる私が付き合ってきた男は数知れず、、、個性豊かなメンツが揃っています。そんな中で学んだことが沢山あって友達に恋愛や人生についての相談をされると私の言葉は刺さる。他の人に言われても納得できなくても私が言うとなんとなく腑に落ちると言われたので、じゃあその男たちのエピソードや生きにくいなぁと感じたことを文章にまとめてみようかな〜と思い立ちました。私が書く文章を読んだ後に少しでも救われたと感じてくれればと思います。
文字数 757
最終更新日 2019.08.09
登録日 2019.08.09
