「小さな」の検索結果
全体で3,858件見つかりました。
伯爵である彼――ボルグ・ヒルス・ユーバンクは常に、自分にとっての完璧を求めていた。
全てが自分の思い通りでなければ気が済まなかったが、周囲がそれに応えていた。
たった一人、妻アメリアを除いては。
彼の完璧に応えられない妻に苛立ち、小さなことで責め立てる日々。
セーラという愛人が出来てからは、アメリアのことが益々疎ましくなっていく。
しかし離縁するには、それ相応の理由が必要なため、どうにかセーラを本妻に出来ないかと、ボルグは頭を悩ませていた。
そんな時、彼にとって思いも寄らないチャンスが訪れて――
※1万字程。書き終えてます。
※元娼婦が本妻になれるような世界観ですので、設定に関しては頭空っぽでお願いしますm(_ _"m)
※ごゆるりとお楽しみください♪
文字数 9,078
最終更新日 2022.04.15
登録日 2022.04.11
その日の空は蒼かった
レンタル有り婚約者が大好きだった。 彼しか見えなかった。 ……だから、あの人の間に割り込んで来る人は、誰であろうと排除した。 でも、彼は私の事を好きではなかった。 私がした事は…… 私に帰って来た。 それも一度に、容赦も寛容も無く。 あの人の為だけに生きた私は、あの人に顧みられることも無く…… 濁った瞳が晴れ上がった空を映し出していた…… 私は私を追い詰め、落ちる所まで落ちた。 深い穴のような最低の場所から見上げる空は……蒼く、高く、澄み渡っていた。
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
文字数 2,753,674
最終更新日 2023.05.27
登録日 2018.08.26
とある伯爵家の長女・グレースは、妹のエシルと違い、醜い姿で生を受けた。
富を表すとされる大きな鼻はなく、代わりに小さければ小さいほど純心さを表す瞳は珠のように大きい。一方の妹は美人とされる条件を何もかも兼ね揃えており、グレースは小さな頃から醜女として扱われ、心を弱らせていった。
しかしそんなある日のこと、妹と二人で隣国に留学に行くことになった。小さな頃から自分の引き立て役としてグレースを連れたがるエシルの我儘を両親は許し、暗い気持ちのまま隣国に向かったグレースだが…。
文字数 5,347
最終更新日 2023.04.25
登録日 2023.04.24
酒場の看板にぶら下がる小さな輪。それは、酒場の地下に『壁』と『穴』を売る店『壁穴屋』が存在する証。
これは、公然の秘密である『壁穴屋』を楽しむある冒険者のお話。
【ノービルの街】全9話。壁穴・若者モブ複数攻。
【ルイロシュクの街】全13話。媚薬・おっさんモブ複数攻。
【エルデラの街】全45話。淫具・鬼畜ショタ複数攻。
【番外・マルスケスの街】本編17話。主に攻ショタ視点。筆下ろし。+オマケ4話。本編登場淫具、体験談。
【ディレーテの街】全68話。裏メニュー。モンスター姦。
【ティロドミアの街】連載中。人外博覧会。異形専用肉便器体験。
文字数 492,063
最終更新日 2023.11.27
登録日 2022.06.20
第1章(序章) 絶望の果て
俺の名前はイース、小さな国の小さな村に産まれた。貧しいながらも、両親の愛情を一身に受け幸せに育った。友人にも恵まれ、ベアスという親友もできた。それから、美しい恋人のビクトリアとも出会い将来を誓いあった。
幸せを噛み締めていたが、それは、15歳の夏に突然奪われてしまう。ある事件がきっかけだった。いくら無実を訴えても誰も信じてくれない。その後、優しかった父に勘当された。そして、優しかった母や妹も、信頼できる親友も、心から愛した恋人さえも、俺の元から去って行った。
絶望した俺は、この国を出るしかなかった。そして、さまよい歩いたすえ、倒れ意識を失った。
第2章 新天地
野垂れ死ぬ寸前に、1人の老人に救われた。俺は、何者なんだ?生まれて来た意味はあるのか?
ここから、イースの新しい人生が始まる。
文字数 147,506
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.04.11
エテルネル国の筆頭貴族、公爵令嬢プリムローズ。
新しい知識と広い世界に、小さな胸をときめかせていた。
大陸を離れて海の向こう、謎多き島国へイズ国に留学した。
またお得意の厄介事に、彼女は首を突っ込んでしまう。
どうも向かった国は、根深い闇が存在しているように思われた。
悲しみ憎しみが複雑に絡み合う。
明るく楽しい人生だけではないと、彼らを通じて精神的に成長するプリムローズ。
新しい人の出会いと大切な人の幸せを望んだ別れ。
はじめての留学経験は、彼女をまた強く美しくさせる。
一歩一歩少しずつ、大人なる姿を見守って下さい。
☆前作になります。
合わせてお読み下さい。
幼女編 91話
新たなる王族編 75話
ヘイズ留学ー暗躍編ー 142話
文字数 42,425
最終更新日 2024.06.15
登録日 2023.05.10
童顔で背が低い事を気にしている宇佐見上総は、親の海外赴任により転校先の寮へと入る事になった。
前日に職員室に行くはずだった上総は、極度の方向音痴により自分がどこにいるかも分からなくなる。そこで知り合った長身イケメンの後輩に助けて貰い事なきを得るのだが、上総が入寮した部屋はその後輩と同じ部屋だった。
彼に食堂への道案内をお願いしたところ、交換条件として『一日一回抱っこさせて』と言われてしまい……。
マイペースな高身長イケメン(攻)×実直な童顔低身長(受)
※性的描写あり
文字数 70,680
最終更新日 2023.12.12
登録日 2023.11.04
双子の姉妹。ゼダンとローワンは、小さな村で幸せに過ごしている。7歳の誕生日を迎え、またいつも通りの日常を過ごしていく。しかし、小さな異変は確実に迫っている。
2人は、魔法と無縁だった。見た事がなければ、ママが凄い魔法使いだとは知らなかった。
だが、溢れる才能は確かにあの過去最強の魔法使いを思わせた。
そして、周りの冒険者から聞かされる数々のママの武勇伝に困惑を隠せない。
そんな2人の成長を記録する物語。
その始まりは、7歳になってからの絶望によって突然、開幕しざる負えなかった。
文字数 3,436
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.06.14
夏の日、小さな町の野球場で試合が行われていた。両チームは熱心にプレーし、観客たちは応援の声を上げていた。
文字数 602
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.06.15
冤罪で処刑された「慈悲将軍」イアンは小さな白い子狐の中で目を覚ましてしまった。子狐の飼い主は両親に先立たれた少年ラセル。
「ラセルを立派な大人に育てるきゅん!」
自分の言葉の語尾にきゅんとかついちゃう痛みに身悶えしながら中身おっさんの子狐による少年育成が始まった。
「お金、ないきゅん……」
いきなり頓挫する所だったが、将軍時代の激しく濃い部下達が現れたのだ。
濃すぎる部下達、冤罪の謎、ラセルの正体。いくつもの不思議を放置して、子狐イアンと少年ラセルは成長していく。
「木の棒は神が創りたもうた最高の遊び道具だきゅん!」
「ホントだねぇ、イアン。ほーら、とって来て〜」
「きゅーん! 」
今日ももふもふ、元気です。
R18ではありません、もう一度言います、R18ではありません。R15も念の為だけについています。
ただ、可愛い狐と少年がパタパタしているだけでです。
完結致しました。
中弛み、スランプなどを挟みつつ_:(´ཀ`」 ∠):大変申し訳ないですがエンディングまで辿り着かせていただきました。
ありがとうございます!
文字数 324,739
最終更新日 2024.03.12
登録日 2023.02.09
始めよう。歴史を変えた英雄たちと、世紀の大空戦の物語を。
竜神の寵愛を受けし世界「ライズ」。
魔法文明と科学文明が共存する神秘の地は、地球との異世界貿易をめぐっての条約国、連盟国の二大陣営による世界大戦の渦中にあった。両陣営は、地球から手に入れた兵器を用いて戦線を拡大。世界は総力戦の時代を迎えた。
条約軍の戦闘機パイロット、南部隼人中尉らは新型戦闘機のテスト中、遭遇した異変によって辺境の諸島へ誘われる。帰還を急ぐ彼らを押し留めたのは、連盟軍の大艦隊がこの地に迫っているとの急報だった。
たった数百名の守備兵では島を守ることなどできない。それでも島民たちの命は守らなければならない。
せめて7機の戦闘機が使えれば、この島を救える! そう考えて隼人らは、7人のパイロットを探す為の奔走する。
悩める英雄、はねっかえりな女士官、隼人を慕う後輩、生真面目な忠犬、戦いを止めた老兵、謎のスパイ?
かくして揃った7人のパイロットたちは、圧倒的な敵軍へと戦いを挑む。2000人の島民たちの命と、さびしんぼの聖女の願いを守る為。
これは、ライズ世界の片隅で起きた小さな――しかし歴史をも変える戦いと、『鋼翼の7人』の名で語り継がれる飛行機乗りたちの記録である。
※全話書き終えて投稿しています。エタりません。
※挿絵を追加した話は、タイトルに【挿絵】を付けております。
※「小説家になろう」「カクヨム」でも公開しています。
※ホームページに解説記事や企画などを公開しています。
https://jyushitai.com/
文字数 120,060
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.04.28
「造形魔法」と「複製魔法」によって高品質の宝飾品がより身近に、そして安価で大量に流通するようになった時代。古くからの手法により手作業で作られている宝飾品は高いだけの「嗜好品」と揶揄される事もあった。
リッカは「オカチマチ」と呼ばれる宝飾品専門街に「夜の装飾品店」と言う一軒の工房を構え、魔法を使わない「手仕事」で装飾品を作る職人である。オパールを愛するが故の酷い収集癖のせいで常に貧乏生活を送るリッカだが、自作の宝飾品を売る事でなんとか食いつないでいるのであった。
「宝石は一期一会の出会い」
その一言をモットーに今日も「夜の装飾品店」の一日が始まる。作品作りと販売を通して様々な職人や客と出会う、小さな彫金工房の何気ない日常を描くゆるゆる続く物語。
文字数 42,759
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.06.07
「ミズリーシャ・ザナスリー。 公爵の家門を盾に他者を蹂躙し、悪逆非道を尽くしたお前の所業! 決して許してはおけない! よって我がの名の元にお前にはここで婚約破棄を言い渡す! 今後は修道女としてその身を神を捧げ、生涯後悔しながら生きていくがいい!」
無実の罪を着せられた私は、その瞬間に前世の記憶を取り戻した。
色々と足りない王太子殿下と婚約破棄でき、その後の自由も確約されると踏んだ私は、意気揚々と王都のはずれにある小さな修道院へ向かったのだった。
注意⚠️このお話には、妊娠出産、新生児育児のお話がバリバリ出てきます。(訳ありもあります)お嫌いな方は自衛をお願いします!
2023/10/12 作者の気持ち的に、断罪部分を最後の番外にしました。
2023/10/31第16回ファンタジー小説大賞奨励賞頂きました。応援・投票ありがとうございました!
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。
★小説家になろう様でも公開しています。
文字数 356,038
最終更新日 2023.09.25
登録日 2023.06.28
王太子との婚約解消の後で、王命による結婚が決まったシャルリア・エーレンは夫になった隣国の侯爵アンドリュー・ディアロとの初夜を迎える為、一人ベッドに座っていた。
結婚式ですらまともに自分を見ていなかった夫との初夜なんて逃げ出したい。
憂鬱な気持ちで夫を迎えると、夫は小さな紙を私の前に差し出したのだった。
文字数 73,974
最終更新日 2024.05.28
登録日 2023.07.19
「遅くなってごめん。今度は僕が君を助ける番だ」
王太子フィリップに容姿を気に入られ、無理やり婚約させられた侯爵令嬢・アリシア。しかしアリシアは突如日に日にその美貌が失われていくようになり、その結果フィリップの興味はアリシアの幼馴染である侯爵令嬢・エミへと移ってしまいます。
そうしてまもなくアリシアは婚約破棄をされ、更には理不尽に怒った両親によって家を追い出されてしまいます。
美貌に加えて、体調も不自然に悪化していたアリシア。高熱が出ていた彼女は、寒い夜の道で倒れてしまい――。
そこに、一人の少年が現れたのでした。
※こちらのお話は2020年に投稿したお話を、読者様からいただいたご意見ご指摘をもとに書き直した(エンディング、主人公の性格、ざまぁの内容を変更し、すべての文章を書き直した)ものとなっております。
文字数 37,665
最終更新日 2024.03.13
登録日 2024.02.18