「ゅ」の検索結果
全体で3,869件見つかりました。
(スーパー銭湯時代の登場人物)
<一卵性の三つ子の美人姉妹>
長女 水谷美月(みずたにみずき)25歳 スーパー銭湯 専務取締役 バツイチ
次女 橋本雪世(はしもとゆきよ)25歳 会社の経理であり常務取締役 後に離婚
三女 水谷京花(みずたにきょうか)25歳 会社の介護施設部門の責任者
横沢龍生(よこさわりゅうせい)36歳 レストラン事業の元社長。代表取締役社長として入社。
母親 水谷菜々子(みずたにななこ)48歳 スーパー銭湯・介護施設 前社長
雪世の夫の橋本隆司28歳 本社の営業部長
中田総番頭35歳
その他会社スタッフ その時々で紹介
(放課後等デイサービス時代の登場人物)
横沢龍生・・・主人公。支援者として子どもたちと向き合う。
美智子・・・施設管理者。後に中野と結婚。龍生との過去の関係も持つ。
中野・・・正社員。業務の要。後に退職し教職を目指す。
飯島・・・パートスタッフ。龍生に親切に接し、支援の基本を教える。
雄太(児発管)・・・若手ながら支援の信念と責任感を持つ児童発達支援管理責任者。
広川太一・・・中学3年の男子。龍生と深い交流を持ち、施設入所前に別れを迎える。
大崎日葵・・・女子中学生。アンジェルマン症候群。龍生に強く反応する行動を見せる。
京花・雪世・美月・・・龍生と内縁関係にある三姉妹。家族としての絆を再構築していく。
美沙・・・美月の娘。龍生との子どもとして三姉妹で育てられている。
麻衣子・・・龍生の五反田の自宅でのちに妻となる。静かな支えとなる存在。
(あらすじ)
かつてレストラン事業を手がけ、裏では金融業にも関わっていた横沢龍生。レストラン事業を部下の雄二に譲り表舞台を離れた彼は、ある日、雄二からスーパー銭湯と介護施設を営む女性・水谷菜々子のもとへと導かれる。
菜々子の三つ子の美人姉妹――美月、雪世、京花――は、それぞれの立場で会社を支えながらも、心に複雑な影を抱えていた。
龍生は彼女たちと関係を深めながら、川崎の新店舗の再建に挑む。
最初の舞台は、スーパー銭湯そしてその後は障害を持つ子どもたちと向き合う「放課後等デイサービス」へと移る。支援者としての経験もないまま現場に立つ龍生は、子どもたちとの出会い、スタッフとの摩擦、そして別れの涙を通して、「支える」ということの本質に触れていく。
血縁ではないが、確かに家族のような絆。
過去を抱えながらも、静かに再生していく人々。
そして、ゆっくりと流れる時間の中で、龍生の心は少しずつ変わっていく。
これは、優しい奇跡の物語です。
文字数 225,053
最終更新日 2026.02.27
登録日 2025.10.07
貧民街出身のルーナは、生きるために魔力ゼロなのに聖女のフリをして王宮に潜入中。ところが聖女検証官のアルベルトに怪しまれて大ピンチ! バレたら死刑確定なのに、なぜか彼のことが気になって仕方がない。嘘を重ねるたびに罪悪感でドキドキ、彼を見るたびに恋心でドキドキ。いつか正体がバレる日が来るとわかっているのに、この想いだけは偽れない——偽物だらけの私が見つけた、初めての本物の恋。
文字数 49,753
最終更新日 2025.10.02
登録日 2025.09.07
真田亮、十五歳。いじめで不登校になり、通信制高校に通う日々。唯一の居場所は、雑木林の奥でひっそりと守り続けている小さな祠だった。
ある夕暮れ、祠の裏に黒い亀裂が走る。異形の化物が這い出てきたその瞬間、銀色の光とともに一人の少女が現れた。腰まで届く銀髪、紅い瞳、不敵な笑み——火之銀姫・ギン。四百年の眠りから目覚めた神は、亮に告げる。「おぬしは真田幸村の子孫じゃ。妾の神籬となれ」
神社は異界との門。日本列島の地脈に無数に開くその門から、光を失い滅びゆく冥界の軍勢が押し寄せてくる。亮は「灼銀」の異能に目覚め、風を操る剣士・奏、雷の拳を持つ大和、結界の巫女・結月、影を渡る忍、氷の凜——六人の仲間とともに戦いに身を投じる。
だが冥界にも事情があった。飢えた民を救うための侵攻。穏健派との出会い。そして冥王の心を蝕む「虚無の意志」の存在。亮は問う——敵を倒すだけが、本当の強さなのか。
弱さを力に変える少年が、恋と友情と喪失を抱えながら、二つの世界の未来を繋ぐ。神と人、人間と冥族。すべての境界を越えていく、新時代の和風バトルファンタジー。
文字数 15,450
最終更新日 2026.04.27
登録日 2026.04.23
高校一年生の初山 瀬凪(はつやま せな)は毎年夏季限定で叔父夫婦が経営する売店で手伝いをしている。
去年は受験勉強でバイトが出来なかったため、今年は初日から気合いを入れて出勤するとバイト先に同じ高校の一軍男子・帆谷 大翔(ほたに ひろと)の姿があって瀬凪は驚く。
ほとんど話したことがない上に一軍男子を苦手としているのに一緒に働くことになり、それでも仕事と割り切って過ごしている内に瀬凪が隠してきた秘密を大翔に知られてしまう。
更には大翔から「俺の秘密も教えるから、秘密の交換をしよう」と持ち掛けられ——。
背中を押してくれたのは、夏だった——。
顔面つよつよ一軍男子×恋に臆病な男子の青春BLです!
【攻め】帆谷 大翔(ほたに ひろと)高校一年生 16歳 身長182cm。一軍男子の中でも大人っぽくて落ち着いている。妹がいる。乗っているバイクはおじいちゃんのお下がり。
【受け】初山 瀬凪(はつやま せな)高校一年生 16歳 身長173cm。夏の一時期だけ叔父夫婦の元で泊まり込みのバイトをしている。バ先は海にほど近く迷子がしょっちゅうなので瀬凪も子供の対応はお手のもの。弟がいる。
文字数 83,125
最終更新日 2025.08.31
登録日 2025.08.16
αの遥可(はるか)は体を売っているαがいると聞いて訪れた店で、将大(まさと)という男と再会する。
将大は、遥可の友達のαである龍我(りゅうが)を3年前に刺して怪我を負わせた男だった。
龍我は後遺症に苦しみながら、その番のΩである理斗とともに回復の日々を過ごしていた。
その怪我の元凶である将大と再会した遥可は、自分でも信じられない行動を取る。
"何故、俺はこいつを抱いてしまったのだろう…?"
遥可は将大の過去に何があったのか、なぜ龍我を刺したのかを知っていく。
そして、遥可は自分の中に芽生えたある"思い"に気付いていく…
◯性的な描写があります
◯暴力、流血、痛いシーンがあります
◯オメガバースものです。最初はαしか出てきませんが…
◯独自解釈のオメガバース
文字数 42,982
最終更新日 2020.07.06
登録日 2020.07.05
【第10章、始動!!】ダンジョンが現れた、現代社会のお話
主人公の冴島渉は、友人の誘いに乗って、冒険者登録を行った
しかし、彼が神から与えられたのは、一生レベルアップしない召喚獣を用いて戦う【召喚士】という力だった
それでも、渉は召喚獣を使って、見事、ダンジョンのボスを撃破する
そして、彼が得たのは----召喚獣をレベルアップさせる能力だった
この世界で唯一、召喚獣をレベルアップさせられる渉
神から与えられた制約で、人間とパーティーを組めない彼は、誰にも知られることがないまま、どんどん強くなっていく……
※召喚獣や魔物などについて、『おーぷん2ちゃんねる:にゅー速VIP』にて『おーぷん民でまじめにファンタジー世界を作ろう』で作られた世界観……というか、モンスターを一部使用して書きました!!
内容を纏めたwikiもありますので、お暇な時に一読していただければ更に楽しめるかもしれません?
https://www65.atwiki.jp/opfan/pages/1.html
文字数 951,047
最終更新日 2025.02.03
登録日 2021.11.12
辺境伯の娘でありながら聖女兼王太子妃となるべく教育を受けてきたクラウディアだったが、突然婚約者の王太子から婚約破棄される。なんでも人工的に聖女になったクラウディアより本当の聖女として覚醒した公爵令嬢が相応しいんだとか。別に王太子との付き合いは義務だったし散々こけにされていたので大人しく婚約破棄を受け入れたものの、王命で婚約続行される最悪の未来に不安になる。そこで父の辺境伯に報告したところ、その解決策として紹介されたのはかつてほのかに恋した隣国皇子だった――というお話。
文字数 7,727
最終更新日 2023.03.30
登録日 2023.03.27
年若い夫婦の咲と涼太は、一年に一度の村祭りにおいて、「神聖な行為」を担当する男女に選ばれる。
儀式の直前に激しい羞恥心に苦しむ咲だったが、気が付くとその体はすっかり昂奮していて……。
文字数 5,142
最終更新日 2024.07.05
登録日 2024.07.05
藤本波瑠《ふじもとはる》は、仕事に邁進するアラサー女子。二十九歳ともなればライフスタイルも確立しすっかり独身も板についた。
だが、条件の揃った独身主義の三十路には、現実の壁が立ちはだかる。
身内はおろか取引先からまで家庭を持って一人前と諭され見合いを持ち込まれ、辟易する日々をおくる波瑠に、名案とばかりに昔馴染みの飲み友達である浅野俊輔《あさのしゅんすけ》が「俺と本気で恋愛すればいいだろ?」と、囁いた。
幼かった遠い昔、自然消滅したとはいえ、一度はお互いに気持ちを通じ合わせた相手ではあるが、いまではすっかり男女を超越している。その上、お互いの面倒な異性関係の防波堤——といえば聞こえはいいが、つまるところ俊輔の女性関係の後始末係をさせられている間柄。
そんなふたりが、いまさら恋愛なんてできるのか?
おとなになったふたりの恋の行方はいかに?
文字数 101,280
最終更新日 2020.03.20
登録日 2020.03.07
七体の龍が守護する国・七龍国(しちりゅうこく)。
その内の一体である青龍の伴侶に選ばれた和華(わか)の身代わりとして、青龍の元に嫁ぐことになった海音(みおん)だったが、輿入れの道中に嫁入り道具を持ち逃げされた挙句、青龍が住まう山中に置き去りにされてしまう。
日が暮れても輿入れ先に到着しない海音は、とうとう山に住まう獣たちの餌食になることを覚悟する。しかしそんな海音を心配して迎えに来てくれたのは、和華を伴侶に望んだ青龍にして、巷では「人嫌いな冷涼者」として有名な蛍流(ほたる)であった。
冷酷無慈悲の噂まである蛍流だったが、怪我を負っていた海音を心配すると、自ら背負って輿入れ先まで運んでくれる。
身代わりがバレないまま話は進んでいき、身代わりの花嫁として役目を達成するという時、喉元に突き付けられたのは海音と和華の入れ替わりを見破った蛍流の刃であった。
「和華ではないな。お前、何者だ?」
疑いの眼差しを向ける蛍流。そんな蛍流に海音は正直に身の内を打ち明けるのだった。
「信じてもらえないかもしれませんが、私は今から三日前、こことは違う世界――『日本』からやって来ました……」
現代日本から転移したという海音を信じる蛍流の誘いでしばらく身を寄せることになるが、生活を共にする中で知るのは、蛍流と先代青龍との師弟関係、蛍流と兄弟同然に育った兄の存在。
そして、蛍流自身の誰にも打ち明けられない秘められた過去と噂の真相。
その過去を知った海音は決意する。
たとえ伴侶になれなくても、蛍流の心を救いたいと。
その結果、この身がどうなったとしても――。
転移先で身代わりの花嫁となった少女ד青龍”に選ばれて国を守護する人嫌い青年。
これは、遠い過去に願い事を分かち合った2人の「再会」から始まる「約束」された恋の物語。
「人嫌い」と噂の国の守護龍に嫁いだ身代わり娘に、冷涼な青龍さまは甘雨よりも甘く熱い愛を注ぐ。
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第一部完結しました。最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
第二部開始まで今しばらくお待ちください。
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文字数 229,370
最終更新日 2024.06.13
登録日 2024.01.12
9歳の時、勇者様が僕の村に来た。
そこから人攫いのように無理矢理出された僕は…勇者様とお仲間様ともに旅をすることとなった。
だが…その旅の半ばで僕は…
捨てられてしまった。
多分毎日更新は難しいです。ネタが思いつき次第書いて保存か公開…というようにしようと思います。気長にお待ちください。
毎度の如く主人公はショタっ子です。作者がショタ好きなので…すみません。なかなか成長しないと思います。
文字数 98,772
最終更新日 2020.03.25
登録日 2019.10.31
憂鬱な日にほっこりするような些細な幸せを描いた、会社員たちの1話完結型、短編集です。
超ゆっくりペースで更新されていくと思います。
「いつものバス停」仕事にやる気の出ない三十路の夕(ゆう)と、そんな彼にひそかに思いを寄せているエリート新人、朝比奈の話。憂鬱な朝が、バスを待つ間の何気ない会話を通して僅かに心浮くショートストーリー。
#平和
文字数 2,763
最終更新日 2024.04.06
登録日 2024.04.06
高校生2年生の佐伯秋良(さえきあきら)は、幼馴染の雨宮愁一(あまみやしゅういち)と10年前から一緒のベッドで寝るのが日課になっている。
身長が高く顔もいいので男女共にモテるのに自分以外に一切懐かない愁一。それを心配しつつも手がかかる可愛い弟のように思っていた。
けれどある日、秋良はクラスメイトから首にキスマークがあることを指摘される。
「そのキスマーク、つけたの俺だって言ったらどうする?」
愁一から言われ、戸惑う秋良。
その夜、秋良は体を触られる夢を見る。夢の中で自分を愛撫して来たのは隣に寝ている幼馴染で――。
なんで俺、こんな夢を? そこから少しずつ、2人の関係が変化していく。
(*)はR18の回です
※攻めのキャラ口調を少し調整しています。ヤンデレっぽくなってしまいました…!
文字数 29,987
最終更新日 2020.07.19
登録日 2020.06.28
ある日、目が覚めると鱈之目純一郎(たらのめじゅんいちろう)は女子になっていた。
女子に鳴ったことで変わってしまった日常。それでも変わらないものが一つだけあった。
それはオタク友達の柏大輝(かしわたいき)の存在。
変な喋り方だけど、中学の頃に出会った大切な友人。
そんな彼と放課後に新作ゲームを買いに行くが、そこで女子になった鱈之目を狙っているDQNに出会ってしまい……。
文字数 6,016
最終更新日 2026.03.04
登録日 2026.03.04
文字数 101,862
最終更新日 2019.07.01
登録日 2017.09.25
活字中毒の大学生・宮沢直樹(19)は小説投稿サイトに作品を投稿した。
だが、ランキングは底辺。感想欄も辛辣なコメントが並ぶ。
しかし、直樹の作品を異様なほど褒めてくれる読者が一人だけいた。
「しゅきしゅきしゅき!!! 先生、マジ神ィ!結婚して!」
気持ち悪いほど熱狂的なコメントを残す彼の正体は、直樹が憧れてやまない、小説界のカリスマ作家(ペンネーム・余生)だった。
余生の正体が、自身のバイト先である喫茶店に住む青年(16)であることを知っている直樹は、直接感想を伝えようとするが、彼はいつも塩対応で——
【カリスマ1位作家×ランキング最底辺の新人】
これは、底辺の新人作家が〝推し〟に推される、投稿小説サイトをテーマにした救済BL!
※この作品はフィクションです。実在するサイト、人物、作品などは一切関係……ありません!!!!
※完結済み・番外編更新中!
文字数 155,046
最終更新日 2025.07.16
登録日 2025.06.01
ブラックな職場を辞め、生きる希望を失った栞が向かったのは、故郷の町はずれにある、寂れたお稲荷さん。幼い頃から、毎日のように通った、思い出の場所だった。
「死ぬ前に、もう一度だけ、穂高くんに会いたい」
しかし、神社はすでに取り壊され、ただの工事現場に変わっていた。
すべてを終わらせようとした、その瞬間――現れたのは、唯一の友達であり、初恋の人・穂高くん。
そして、栞は忽然とこの世界から姿を消す。まるで神隠しにあったように――。
☆同名の小説 (https://www.alphapolis.co.jp/novel/705612661/744978008) がありますが、こちらはR18 ver.になります。
文字数 15,086
最終更新日 2025.10.28
登録日 2025.10.28
鬼縛る花嫁の完結後番外編☆第三弾です
本編をお読み頂いた方が楽しめますが、ラブラブ夫妻の事件簿としてお読みいただけることもできます。
☆あらすじ☆
商談で要の元を訪れた男が、要に媚を売ろうと女性が『ご奉仕』してくれる秘密倶楽部を紹介しようとした。
『奥様に内緒で~』という汚れた誘いに要は激昂し追い返す。
その男が後日、死体で発見された。
友人の研究員・波野波太郎に犯人逮捕の協力を求められた要。
彼は要が、伝説的な話として聞かせた『毒虫男』が犯人なのでは? というのだが……。
話の流れで、鎖子が要へのご奉仕を頑張っちゃう話から始まります。
今回はかなりの直球なRシーンがあるので、苦手な方はご注意です。
※口淫シーンがあるので注意
相変わらずの溺愛バカップル話をお楽しみください。
ハートに感想お待ちしております!
登場人物紹介(本編中間にもあります)
◯柳善縛鎖子(りゅうぜんばく・さこ)18歳
幼い頃に両親を亡くして叔母夫婦とその娘に虐げられる日々。
彼女は柳善縛家の特殊能力、抱かれた相手の鬼妖力を減退させる力を持っている。
ある日、初恋の相手の要に嫁ぎ力を減退さえる命令を受ける。
色々あったが、要と愛し合う夫婦に。
◯九鬼兜要(くきつ・かなめ)20歳
強さで有名な九鬼兜家の長男。幼い頃に帝国のために留学し努力し続けてきた。
「帝国の死神」「冷徹武士」などと呼ばれる彼が、なぜ謀反をして罰を受けることになったのか?
色々あったが、鎖子溺愛男になる。
文字数 29,343
最終更新日 2025.05.15
登録日 2025.05.01
馬嵬山(ばかいさん)に捨てられていた紘里(こうり)は、そのときすでに死んでいた。しかし、巫祝(ふしゅく)であり雪男でもある瑶(よう)に拾われて、雪女となって生き続けている。
太平を謳歌する時代。
巫祝の扱う方術のひとつ、風水の腕を買われた瑶は恵州侯(けいしゅうこう)・子雲(しうん)に招聘されて州都へ行くことに。紘里も、幼い子ども延之(えんし)の話し相手として付いていくことになった。
生粋の雪女ではない紘里は、瑶に三日間添い寝してもらわないと身体(からだ)が腐ってしまったり、恵侯に捕まって貴族の恰好をさせられたりと、やや困った状態の中で忙しない日々をおくる。そんな紘里には、ここらで瑶を結婚させてあげたいという目標があり、一人暮らしをするための金をてっとり早く稼ぎたいのだが。
かつて馬嵬山で助けた献之(けんし)は恵侯の息子であり、書家の彼は紘里にとって憧れの人でもある。若くして大成している献之と会話を重ねるうち、自分のやりたいことはなんだろうと紘里は考えるようになっていく。
その頃から恵侯の妻・登綺(とき)による嫌がらせもはじまり、それがきっかけとなって、ずっと傍にいてくれた瑶を妙に意識するようになっていく紘里だった。
ある日、瑶から一枚の紙片を渡された献之は、十六年前の内乱に登綺がかかわっていたと確信する。その登綺は兇手を雇い、夫である子雲の命を狙っていた。
一枚の紙片に綴られていたのは、詩。
女の手によって書かれた詩がはじまりとなって。
すべてを見抜いていた献之は登綺を捕まえ、泰史の乱(たいしのらん)の裏側でなにが起こったのか、激しく問いつめる――。
文字数 100,172
最終更新日 2018.06.08
登録日 2018.04.03