「纏」の検索結果
全体で1,235件見つかりました。
数日前まで普通の女子高生だった九條環(くじょう・たまき)は、レトロな喫茶店のソファで目を覚ます。
記憶喪失の彼女の胸に残るのは「僕を許さなくていい。ただ――」という声。
夜の街に駆け出す環。五感は研ぎ澄まされ、世界が鮮明に彩りを増す。これはもう“人間”ではない身体――。
戸惑いながらも、その自由に心が躍る。
その夜。環の前に一人の青年が現れる。黒髪で、どこかニヒルな雰囲気を纏った青年。
突然の出会いは、やがて一触即発の追走劇へと発展していく。
逃亡する吸血鬼の少女と、追うハンター。
運命を追いかけ、あるいは運命に追われる少女の物語。
(同作品をアルファポリスでも掲載しております)
文字数 182,331
最終更新日 2026.07.23
登録日 2025.08.03
少女は山に捨てられた。
齢三つの時に、人の手によって。
自分たちを災害から守るための、人身御供として。
捨てられた少女は、真っ白な大蛇に育てられた。
櫻という、名前をもらって。
数年後の春の日。
山に迷い込んだ青年は、大蛇と少女に出会う。
真っ白な大蛇と、大蛇を「おじいちゃん」と呼び慕う、死に装束を身に纏ったやせぎすの少女。
春の雨に導かれ出会った二人は、【親子】に、【兄妹】に、【生きる理由】に、かけがえのない【大切な存在】になった。
やさしくて、やわらかくて、少し切ないけれど、あたたかな二人の恋物語。
・・・・・・
テーマは【桜】。
本人たちに自覚はありませんが、周囲からすれば恵まれない環境で育った二人が、お互いを知り、想い、恋を知って、幸せになるまでを綴ったハッピーエンドのお話です。
【誰よりも幸せになる】お話ではなく、【人並みに幸せになる】お話になるように心がけています。
小説家になろう様でも同時公開中。
文字数 74,776
最終更新日 2023.05.07
登録日 2023.04.27
二人の女神の間に生まれた娘は、悪魔の様な右腕と片翼、右目の刻印を持ちながら女神のオーラを纏っていた。
父は母のほかに八人の女と、それぞれに一人ずつの子を設け、それぞれがその環境に納得しているという異常な関係。
両親がかつて過ごした世界で生きることを決めた彼女は一人の少女と出会うが、彼女は過去のトラウマから友達付き合いを敬遠していた。
少女は家庭環境の歪みから彼女に友達以上のものを求める。
やがて彼女は少女に、友達としての助言、助力をすることになり、それがきっかけで少女が消えることのない傷を負い、自責の念に囚われてしまう。
彼女と少女の関係はどうなっていくのか。
彼女が持つ女神としての力を行使したりして、色々なことを解決していくローファンタジー小説です。
タイトルどおり、手の届く存在のアフターストーリーみたいなものですが、手の届く存在本編の指標になる様な部分もあったりします。
文字数 152,801
最終更新日 2018.09.26
登録日 2018.09.23
季節外れの朝顔が咲く庭。そこに現れた“名を呼んではならぬ女”と青年が出会う、祈りと記憶の幻想譚。
山深い旧家に派遣された若い庭師・湊。依頼書には依頼主の名もなく、ただ「庭の整備をせよ」とだけ記されていた。たどり着いた屋敷の庭には、秋にもかかわらず青紫の朝顔が五輪、音のない空気の中に咲いていた。風も鳥の声もない。不意に背を抜けた冷たい気配の先に、湊は青紫のワンピースを纏う女の姿を見る。月光の中、彼女は花を見つめ、囁くように言った。「……摘まないで」。それだけを残して、闇に溶けた。
翌朝も花は変わらず咲き続けていた。幻ではない。湊は屋敷を探り、埃をかぶった帳面の束の中から奇妙な一冊を見つける。そこには「朝顔咲ク夜、名ヲ呼ブコト勿レ」と墨で書かれていた。夜、再び女が現れ、湊はその言葉の意味を問う。彼女は微笑み、「咲いてはならぬ庭に、咲いてしまった人」と名乗る。名を呼べば花は散るという。湊は彼女の名を探す決意を固める。
納戸の奥で見つけたのは、祖父・榊原清三の日記だった。そこには同じ庭で“咲いてはならぬ朝顔”を見た記録があり、「咲けば忘れ、咲かねば憶え」と綴られていた。日記の筆跡は震え、「少女、名記せず。忘れ草なれば」と記されている。湊は悟る。祖父もまた、彼女に出会っていたのだ。
夜ごと現れる女は、次第に言葉を増やしていく。「咲くことは、忘れられること。わたしは、忘れたくないのに」と。湊は封印を解くように庭を掘り、朝顔の根元から一枚の木札を見つけた。そこにはかすれた墨で「澪」と書かれている。名を呼ぶことはできなかったが、彼女は微笑み、「忘れないでね」と囁き、月光の中に消えた。
やがて湊は知る。澪は愛されることに疲れ、誰の記憶にも残らぬよう咒となった存在だった。だが、湊の想いがその咒を変えた。彼女は再び現れ、涙をこぼしながら湊に触れ、「あなたに会えて嬉しかった」と告げる。ふたりの指が触れた瞬間、境界は消え、夜が光に包まれる。澪は穏やかな笑みを残して昇華し、朝顔は静かに散った。
一年後、湊は再び庭を訪れる。蔓は生きているが、花は咲かない。だがそれでいい。咲けば忘れ、咲かねば憶える。彼は風に向かい、「来年も来るよ」とつぶやく。花のない庭に、確かに“誰か”の気配があった。
咲くことは忘却、咲かぬことは祈り。澪が残したのは、咒いではなく、記憶を守る静かな美しさだった。
文字数 18,645
最終更新日 2025.10.18
登録日 2025.10.17
召喚獣と真に心を通わせた者だけが身に纏う鎧を聖衣《ドレス》というんだ!
VRが革新的な発展を遂げた西暦2125年。
それはVRMMOにも絶大な進化を及ぼしていた。
Vivid Arcadia Online
VAOと呼ばれる人気VRMMOを楽しむのが日課の一色和士(イッシキ ナギト)もまたその一人だった。
メインキャラ(男キャラ)をやり込んだので、今度はサブキャラ(女性キャラ)でこれまでと違ったプレイを楽しんでいたらとんでもない事態に!?
大変なことに巻き込まれながらも前向きに楽しんでいく、
マイペースでポジティヴシンキングなゲーム内ライフ、スタートです!
文字数 198,240
最終更新日 2025.12.12
登録日 2025.11.09
人付き合いが苦手で引き籠りニート生活を満喫していた高校生の僕、画廊寄武等(がろうより たけと)はある日、とある交差点で運命の出会いをする。
相手は純白の和服を身に纏った素朴で心優しい普通の女の子。
ただ、その冬雨玲衣(ふゆう れい)と名乗った彼女は幽霊だった……。
しかし何故かその事実は頑ななまでに認めない。そんな彼女から、どう考えても実現不可能な願い事をされてしまった僕は柄にもなく、話の流れでついついそれを引き受けてしまう。
まあ、望みを叶える努力をしているフリでもしながら、その幽霊少女との引き籠りスローライフ展開でも堪能するのもいいかと、そんなことを思ったわけではないのだが……。
しかしその出会いを皮切りに、それまで何の変化も無く平穏だった僕の生活は激変し……。
色々な意味で謎の女神様と遭遇したと思ったら、更に死神や悪魔だとかいう人外の存在が登場したり、その後も普通の人間ではなさそうな謎の女性とか謎のニヤケ顔の男とかも現れたり。
と、そんな感じで次々と巻き起こる数々の奇想天外な出来事に対して色々とツッコミを入れながら、それらに立ち向かったり立ち向かわなかったり。
そんな周囲の状況に翻弄されてゆく中で、幽霊の少女の死因となった事件の真相を知った時、僕の取るべき決断と成し遂げるべき行動とは。
という、少しばかり性格が歪んでいた引きこもり男子のちょっと間違った純愛物語? それともアクションストーリー?
いいや、単に何でも有りでおバカなドタバタギャグコメディーだ。
他人からどう受け止められるかどうかは分からないが、色々ありながらもとにかく本人達にとってはハッピーエンド。
第一章 『画廊寄武等とyouれい!』 幽霊である事を認めない女の子との章。
第二章 『画廊寄武等とyouじん!』 友人の敵討ちに来た神様との章。
第三章 『画廊寄武等とyouしょく!』 夕食扱いされたりと、色々ショックを受ける章。
第四章 『画廊寄武等のyouかん!』 勇敢なる完結の章。
そんな感じで他のサイトで投稿していた作品を改稿、全話挿絵イラスト付きでリニューアル!
ということで、内容を知っている方はイラストだけでも見て行っていただけたなら幸いです。
レーティング設定についてですが、第一章は大丈夫だと思うものの、第二章からは主人公が巨乳女神様の胸を鷲掴みとかしちゃいますし……。他にも登場キャラが刀で心臓を串刺しにされたり、体が真っ二つになっちゃったり、果てはバラバラ死体にされたりもしちゃうので念のため(?)R指定は掛けておきます。
2024年11月
文字数 272,613
最終更新日 2025.04.04
登録日 2024.11.25
「剣を振り抜き、振り切るまでの一瞬の間だけ。 僕は世界最強になる……!!」
剣と魔術の超名門グレイドフィール学園に補欠合格という形で奇跡的に入学できた“ジェファス・フロウスタンド”は魔術と剣術の才能がない、平凡な少年だ。
入学式当日、名家の生まれにして【絶剣】の使い手である美少女“フロス”と命を懸けた決闘を挑まれて……見事に勝利(死にかけたけど)を収めてしまう!
ジェファスは魔術や剣術を捨てて“居合切り”だけに今までの人生全てを注いできた、居合切り廃人だったッ!
「デートでもイヤらしいことでもなんでもしてあげるから、私と決闘しなさい!!」
無念を晴すべくフロスは、ジェファスにあらゆる手を使って近づく。
人目もお構いなしに、まるで恋に盲目な乙女のように。
個性的な仲間や教師との出会いを通して、彼らが成長していく姿を描いた
友情あり!努力あり!勝利あり!の王道学園バトルファンタジーが今、開幕する!
登録日 2020.04.03
私が実際に体験し、その結果学んだ事や教わって来た事等を書き記しました。
一般人な方々が普通に生きている限りに於いては、中々に味わえないような内容となっております(多少“スピリチュアル系”と言いますか“不思議系”な話が出て来たりするので、苦手な方は“プラウザバック”をお願いします)。
興味があったなら見てやって下さい(1話1話は読みやすいように短く纏めてあります)。
あと“タグ”や“セルフレイティング”は一種の保険で付けているだけで“絶対”ではありません、どうぞ悪しからずご了承下さい(と言ってそんなに“的外れ”でも無いと思うのですが)。
もう一つ、最後にこれだけは言わせて下さい←私は間違っても“怪しい宗教家”でもなければ“危ないスピリチュアリスト”でもありません(ましてや自分で自分の言動や思想に自己陶酔しているような“ヤバいナルシスト”でもありません)。
皆様方と同じく、一小市民です(少なくとも私自身はそのつもりです)←それはどうか御理解下さい。
文字数 24,854
最終更新日 2025.12.14
登録日 2025.11.28
静けさに満ちる薄暗い室内。
衣擦れの音が心地良く耳を打つ。
気怠げな眼差しで、濃密な夜の空気をたっぷりと纏わせた乙女はシーツの海を泳いで──
「オリヴィア!言い逃れはもう出来ないぞ!君の浮気の証拠は…んなっ!なんて格好を…!ふしっ、ふしだらな…いや!だらしな…っ!ああっ!折角考えてきた台詞が!〜っもう嫌だ!理解出来ない!貴女のその激しいオンオフの差は…!!俺は騙された!!この事を世間に…っ!とにかく!これで婚約破棄だーっ!」
麗しの伯爵令嬢は、自身の楽園、ベッドの上で肩からずり落ちたネグリジェの紐をそのままに、とろんと半開きのままの瞳で昼過ぎの寝室に押しかけてきた婚約者を見つめる。
「……それ、二度寝の後に話聞くのでいいです?」
♦︎
ある日突然、実家の爵位が目当てだった野心家の婚約者に一方的に婚約破棄を突きつけられた伯爵令嬢オリヴィア。
身に覚えのない疑惑の数々に、なぜか昔馴染みの現国王の孫にあたる第三王子が怒り心頭に。
更にはただの婚約解消だった筈が周囲を巻き込み思わぬ騒動に発展し──?
オンオフの激しい高嶺の花令嬢の婚約破壊騒動はありふれたハッピーエンドを目指す。
♦︎
本編完結済です。
いくつか番外編を更新予定。
文字数 62,690
最終更新日 2023.03.26
登録日 2022.11.02
ドイツにあるフォン・パトリッシュ候のジュニアであるマルクは、2人の姉と妹に囲まれた3番目であり、長男。
そのマルクは長姉であるマドリーヌに叶わぬ思いを寄せていた。
それが、いきなり自分の目の前から消え、数年後は子供を連れて帰国してきた。
その子供はヒロトと名付けられ、マドリーヌによく似た男児だった。
自分の姉をポッと出のヒロトに取られ腹が立っているのに、そのヒロトは何故か自分に纏わり付いて来る。
挙句の果てには、自分の書斎に勝手に入りこんで一緒に過ごすようになっていた。
ある日、マルクの目の前でマドリーヌは車に惹かれて死んでしまった。
それがきっかけとなり、マルクとヒロトは自分の部屋に籠ってしまった。
なのに、そんなヒロトを久しぶりに目にしたのは意外な場所だった。
登録日 2018.07.26
ワンスと称えられていた四人の人間族のみで構成されるパーティはある日、エルフ族の築いた大国フィンガルで女王から直々に受けた依頼を失敗してしまった。女王のファビアはワンス一行に依頼失敗の責任をとるよう言い詰めて来る。
そこで女性魔剣士のイリーナは理不尽な要求をしてくるファビアに対して反発してしまう。イリーナの反発を受けたファビアはさらに逆上し、イリーナへと魔法の槍を放とうとする。
とっさにイリーナの身を守ろうとする三人だったが、上級の拘束魔法を用いられすぐさま身体の自由を奪われてしまう。その刹那、そっと目を閉じたイリーナの胸に神々しい光を纏った魔法の槍が突き刺さった。
それから数十年の歳月が経ったある日、人間族の国のひとつであるカータルシアの小さな街でひとりの少女が生まれた。アリスと名付けられた少女は生まれて間もなく誰に教えられた訳でもなく魔法を使い出し、鍛錬した覚えのない剣術の型を披露して見せた。
その後、十二になったアリスは念願の冒険者になるべく街の冒険者ギルドへと向かう。
文字数 24,341
最終更新日 2019.07.17
登録日 2018.07.03
パチパチと火花が散り、
天井が落ちる聖堂。
小さな赤い眼差しは、
その様を、丘の上から眺めた。
この世界でもっと栄えた国、
チンクアンタは、その面影すら
残ってはいない。
赤き衣を纏う、知性ある竜は、
火の粉を撒き、
町を灰色へと変える。
文字数 973
最終更新日 2025.05.12
登録日 2025.05.12
【全九話】【完結】
完璧な仮面を纏い、誰もが羨む公爵令嬢・セラフィナは、社交界では「氷の淑女」と謳われていた。
しかし婚約者は冷たく、セラフィナの愛に応えてはくれなかった。
夜には魔の物・執事クラウスに、日中溜め込まれた感情を糧として啜られる。
副産物としての快楽に耐えきれず幼児退行するセラフィナ。
「あぁぁ……っ!! そこ、駄目!! すぐイッちゃうからぁ……!!」
「おや、こんなに悦んでいただけるとは。本当に『収穫』しがいのある主ですねえ」
「あっ……あぁ……エリックさまぁ……。セラフィナさまが……んっ……いらっしゃるのにぃ……」
「……ふん。本当に反吐が出る。婚約者が目の前で他の女を抱いているというのに、眉一つ動かさないとは。お前には人の心がないのか?」
「クラウス、……いたい、の……。むねが……むねが、くるしい、の……たすけてぇ……っ」
「……はは、なんだ。お前でもそんな顔ができるんじゃないか! もっとその顔を見せろ!」
「あのね、エリックさまがね……『すき』って、はじめて……いって、くれたの……っ!」
「無様で淫らなお前なら、愛せる気がするよ」
「……っ、エリック様はあんな酷いことを……。でも、私は……エリック様を、嫌いになれない……っ!」
魔法により作られた「恋心」と「嫌悪」。
セラフィナの心は耐えきれるのか?
☆は性的描写があります。
毎日朝4時更新です。
他のサイトにも掲載しています。
表紙にはAIを使っています。
文字数 40,127
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.05.25
売れない小説家、画噺人生⦅えばなしとき⦆は雑誌掲載用の小説を書いていたが、なかなか筆が進まずに困っていた。
そんな時、決まって彼女は。
「物語なんて家から出ればたくさん落ちているわよね」
なんて言って、お気に入りの黒いワンピースを身に纏い、宛もなく放浪をしては毎回、帰り道を見失って途方に暮れるのだ。
けれどそれは人生《とき》にとって悪いことばかりではない。
今日は古く寂れて廃墟となった映画館を見つけることが出来た。
館内からはカラカラと回る映写機の音が聞こえる。
「あら?まだ映写技師はご健在なのかしら?」
人生⦅とき⦆は映写機の音に誘われて「からから短編劇場」へと足を踏み入れた。
人の気配を感じられない、がらんどうとした館内の映写室には、捨てられるようにして地面に置かれている短編映画フィルムが転がっている。
人生《とき》は可哀想だなとフィルムを拾い上げて、映写機に入れると「死を埋める鉄」という3分ほどの映画がスクリーンに映し出され、人生《とき》の長い長い物語を辿るお話が幕を開けるのだった。
全編を通して共通するコンセプトは、闇の中にあるささやかな光です。
カクヨムでは続きの短編が読めます。
文字数 19,012
最終更新日 2026.04.18
登録日 2026.04.18
不況の影響でリストラされホームレスとなった青年、三嶋健太郎。
彼は、疫病に罹り次に生まれ変わったら、怪我とも病気とも飢えとも無縁な頑丈な体を強く望みながら亡くなった。
その後、目覚めた彼は青黒い装甲を纏ったロボットとして洞窟にいた。
自らの死に気付いていない健太郎は、それを熱に浮かされて見る夢だと勘違いしたまま、取り敢えずその夢を楽しむ事にした。
巨大な地下洞窟の中でドラゴンに何度も捕食排泄されたり、それにブチ切れてドラゴンを返り討ちにしたりして洞窟をさまよう内、彼は一人の女性と出会う。
ケモ耳のその女性の名はミラルダ。
半獣人だという彼女と共に健太郎はダンジョンを抜けだし街へと向かう。
ただ、この国は獣人の国と折り合いが悪く、半獣人のミラルダは居場所がないらしい。
居場所が無いなら作ればいいじゃない。
任せろッ!! 俺が幸せにしてやるぜッ!!
こうして健太郎はミラルダの居場所を作る為、冒険者として彼女と共に動き始めたのだった。
なろう・ノベプラにも掲載中。
文字数 301,752
最終更新日 2022.02.01
登録日 2022.01.29
突然身の覚えのない罪で婚約破棄されたクリス・ヴィクターは、身分を剥奪され人間としての存在も否定された!
彼女は秘密裡に処刑される代わりに「肉ぐるみ」と呼ばれる生体装甲を纏った戦士に改造された。彼女の目的は冤罪に陥れた者たちの罪を暴く事であった!
文字数 4,414
最終更新日 2022.09.15
登録日 2021.10.22
これは、神に見捨てられた舞台の上で演じられる、「解体と結合の愛の迷宮譚」である。
ジャンルと呼ぶにはあまりに不純で、物語と呼ぶにはあまりに血生臭い。
敢えて分類を試みるならば、それは「背徳的ゴシック・ホラー」であり、同時に「耽美的な心中未遂の連鎖」でもある。
鏡が割れるたびに増殖する自分自身のように、物語は「愛」という名の執着を、解剖用メスで執拗に切り裂いていく。そこにあるのは、騎士と王子という神話的な対比を解体し、汚泥と化した肉体の中で再構築する、悪魔的なまでの「自己同一性の消失」だ。
これは、観客を想定しない見世物小屋の情景である。
愛し合う二人が、個体であることをやめ、互いの臓器を糧とし、境界線を食い破り、最終的には「一つの怪物」として完成することを目指す――そう、これは「終わりのない二人だけの密室劇」なのだ。
そこには、希望という名の出口は用意されていない。
あるのは、崩壊しゆく世界を背景に、毒の薔薇を撒き散らしながら踊る、永遠の葬列だけ。
したがって、この物語を愛する者は、観客ではなく、自らもまたその暗闇に溶け込もうとする「共犯者」でなければならない。
ようこそ。
ここは時計の針が錆びつき、午前四時で停止したままの、美しくも腐り果てた魂たちのための避難所である。
文字数 17,540
最終更新日 2026.06.23
登録日 2026.06.23