「辻」の検索結果
全体で401件見つかりました。
「シェレイラ姫様は、この国の言葉を話せません」
「……は?」
文字数 6,643
最終更新日 2021.08.19
登録日 2021.08.17
「っ……元聖女フィア、そなたの罪は明白である」
枢機卿は青ざめて言う。彼女の処刑の日、狂ったように雷鳴が響いていた。
文字数 3,793
最終更新日 2020.04.29
登録日 2020.04.29
私立大学の三年生である辻 朱夏《つじ あやか》は大層な美女である。
しかし、彼女はどんな美形に言い寄られてもなびかない。そんなこともあり、男子学生たちは朱夏のことを『難攻不落』と呼んだ。
だけど、朱夏は実は――ただの初恋拗らせ女子だったのだ。
体育会系ストーカー予備軍男子×筋肉フェチの絶世の美女。両片想いなのにモダモダする二人が成り行きで結ばれるお話。
◇hotランキング入りありがとうございます……!
――
◇初の現代作品です。お手柔らかにお願いします。
◇5~10話で完結する短いお話。
◇掲載先→ムーンライトノベルズ、アルファポリス、エブリスタ
文字数 24,233
最終更新日 2022.08.06
登録日 2022.08.01
「やっと! やっとですよ! 私は聖女なんかじゃないって言ってるのに、みんなわかってくれなくて!」
文字数 5,850
最終更新日 2021.08.16
登録日 2021.08.14
「おまえとの婚約は破棄する。傷物の女が王のそばに侍る気か! 分をわきまえよ!」
「殿下、それだけは……!」
ルドヴィカは止めようとしたが、間に合わなかった。
彼が知らずに破棄したそれは、婚約契約などではない。王子の傷をルドヴィカが受け持つという契約だ。
文字数 2,866
最終更新日 2020.05.04
登録日 2020.05.04
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
文字数 3,237
最終更新日 2020.05.06
登録日 2020.05.06
「リネーゼ、おまえとの婚約を破棄する」
「あら、まあ」
あたしは苦笑してレオナルドを見た。
この国の王子として立派な衣装を身にまとい、金色の髪をきらきらさせながら傲慢に笑ってる。
なんてことだろう、ほんの少しの間で見事に、あたしの好みじゃなくなってしまった。
「レオナルド、あたしがいないと生きられないんじゃなかったの?」
「あの時はそう思った。だが、間違いだった……いや、おまえが全てを失った私につけこみ、判断を狂わせたのだ。おまえのような薄汚い魔女が、私にふさわしいはずがあるものか!」
「ひどい言い方ね。あたしは人と恋なんてしないって、何度も断ったのを覚えていないのね?」
文字数 3,415
最終更新日 2021.12.09
登録日 2021.12.08
「お、お姉さまだって、アーサー様のことが好きなんでしょう? 本当のことを言ってください。私、このままじゃ結婚なんて」
「好きじゃないよ」
文字数 2,978
最終更新日 2020.05.07
登録日 2020.05.07
高辻(たかつじ)財閥のお嬢様である高辻咲妃(たかつじさき)は親が決めた婚約者がいた。
両親から、結婚前に社会勉強として婚約者の会社で働くように言われ、初めて会社勤めをすることになった。
けれど、婚約者の清永惟月(きよながいつき)の態度は冷たく、歓迎はされず、社内の噂で惟月には付き合っている女性がいると知ってしまう―――
★2021.3 改稿
※R-18には※R-18マークをつけます。
文字数 48,478
最終更新日 2020.10.31
登録日 2020.10.15
灯里(あかり)が転生したのは、前世でプレイした乙女ゲーム『悲劇のマリオネット』の世界。しかも、ゲームのヒロインであるジャン王子に婚約破棄される悪役令嬢――ミラ・シェヴァリエだった!
婚約破棄の後に待っているのは、死を免れることのできない破滅ルート……。
そんな運命を回避するために、ミラはゲームの知識を駆使してジャン王子や姉と親しくなろうと奮闘するが、次々と起こるトラブルや彼らの溺愛に振り回される。ゲームとは違う展開に戸惑いつつも、破滅ルートを回避の為の選択をし続けるミラ。
ゲームの主人公であるハンナ・ロールの登場と接触、そしてジャン王子との恋の行方はどうなるのか?
果たして、ミラは婚約破棄からの破滅ルートを回避することができるのか?
恋愛も冒険も楽しめる異世界溺愛ファンタジー、ここに誕生。
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※2024年2月10日より、毎日更新中!
※この作品は、カクヨム・小説家になろうにも投稿しています。
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文字数 159,652
最終更新日 2024.02.14
登録日 2024.02.10
過去、アランは勇者パーティーにより、魔王軍に襲われた村から救出された。以降、勇者たちの雑用としてアランは彼らからの精神的肉体的な苦痛に耐えている。村を襲った魔王軍への復讐になると思って。
しかし、アランは自身を魔王軍から救ってくれたはずの勇者パーティーの不正に気付いてしまう。
さらに、警戒していたにも関わらず、ダンジョンのトラップ部屋で勇者達に殺害される。
「やーっと、起きた。アラン」
死んだはずのアランが目を覚ますと、聞こえたのはどこか懐かしい声だった――
数週間後、アランは勇者パーティーの一人である竜人ジェナの前に立っていた。
「見つけたぁ。てめえ、なんで死んでねえんだぁ?」
「遅いよ、ジェナ」
アランの仕掛けたダンジョントラップでボロボロでありながら、なおも不敵に嗤うジェナを前に、アランは復讐の炎を滾らせ戦いに挑む。
救済者と勘違いし気付けなかった過去の自分への戒めと、恨みを持って。
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※2024年4月13日〜2024年4月29日連載、完結
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文字数 168,948
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.13
「お初にお目にかかります、グロイアス様。ルミティカと申します」
婚約者候補だという女は微笑みを浮かべ、堂々たる態度で言った。
俺はその時点で気に入らなかった。
これが、俺の婚約者?
将来の妻?
一つ年下の14だと聞いていたのに、可愛らしさのかけらもなかった。落ち着いた色の服装に、貼り付いたような微笑み。大人の貴族の女がそこにいる。
文字数 5,493
最終更新日 2021.08.13
登録日 2021.08.11
この魔法学校でそれは無理なのです。
かわいそうなルーシアさん、わたくしから殿下を奪うおつもりなら、もう少しお勉強をするべきでしたわね。
文字数 6,561
最終更新日 2022.03.19
登録日 2022.03.17
「リザーリア、貴様との婚約を破棄する!」
「こちらの方は隣国ラゼラニアのリザマリア姫です。この国の侯爵令嬢リザーリア様とは別人ですよ」
「へっ?」
「えっ?」
文字数 4,795
最終更新日 2021.06.21
登録日 2021.06.20
(※5話で終わります)
「殿下にはわたくしくらいがお似合いだと、皆が思ったので、このようなことになっているのです」
「えっ、え、あ?」
「もう一度申し上げます。殿下にはわたくし程度の妻でよいと、王家の方々始め、貴族方も、そう思ったのでございます」
「馬鹿にしているのかっ!?」
文字数 10,727
最終更新日 2022.02.10
登録日 2022.02.06
二人きりになると私の呼び名は「女神」ですし、私を見ると悶え苦しんでいらっしゃいます。
ですので白い結婚だからといって、離縁したほうがいいとか言わないほうが良いと思うんです……。
文字数 5,811
最終更新日 2022.07.13
登録日 2022.07.11
「カローネ、貴様との婚約を破棄する」
(やったわ!)
エミリアは歓喜した。あの聖人ヅラしたカローネに勝ったのだ。
(でもこの人、私のことを、なんでこんなに好きになったのかしら?)
文字数 3,993
最終更新日 2021.02.24
登録日 2021.02.23
文字数 57,165
最終更新日 2024.05.22
登録日 2023.07.04