「今」の検索結果
全体で34,188件見つかりました。
気づいたら、私は赤ちゃんになっていた。
異世界の常識に目を白黒させながら、愛情いっぱいの家族と、無口だけど優しい幼馴染のフィンと過ごす毎日は笑いがいっぱい。
これは、ひとりの子供(心と態度は大人)が「今を生きる」ことから始まる、だいぶ……うーん、かなり?……いや、ほぼコミカルな物語です。
強さがすべてを決めるこの世界で、ハーレが見つけていく——愛の正体とは。
チートですが、平凡な前世なので派手なものはありません。また全体的にコミカルに進みますが、生きることが楽な世界ではないので、残酷な事実が見えることもあります。
恋愛ですが、子供のころからスタートになるため、年頃になってから、関係が進みます。
ハッピーエンドは確約ですが、キーワードは変わる可能性があります。※ヒーローが浮気するなどはあり得ませんのでご安心ください。
文字数 92,842
最終更新日 2026.07.24
登録日 2026.06.28
帝都の郊外の木造平屋に住む千璃(せんり)は、貧しいながらも両親と幼い弟妹の五人で暮らしていた。
裕福ではないので腹いっぱい食べることはできないが、それなりに充実していた。
千璃の父親は、人で溢れている帝都ではなかなか仕事が見つからないからと、出稼ぎをしていたので年に二回帰るだけだったが、半年ぶりに帰宅したというのに出かけたまま帰って来なかった。どうやら、見た目だけはよかったので金持ちの未亡人に気に入られたらしい。
資金繰りに苦心していた母親は、仕方なく何度か乳母をしていた後宮で働くようになった。残された千璃は、祖母の協力のもと弟妹の世話を焼くことになった。
ところがある日。父親が突然家に戻ると、5歳と6歳の弟妹を連れて未亡人の住む邸宅へ連れてってしまった。慌てて止めようとすると、こう吐き捨てられた。
「下の二人はまだ幼いし、趙家にいれば食いはぐれる心配はない。世話を焼いてくれる使用人もいる。だが、お前は働きに行ける年齢なんだから、親戚の家にでも行って奉公してこい!」
貧しい暮らしよりもいいかと思った千璃は、父親の面子のために親戚の家へと向かったものの、そこの息子に背後から襲われたことを理由に逃げ出した。
「やっぱり、私もあそこしかない。妃賓に媚びを売りまくって、たんまり稼がせてもらうわ!」
12歳で宮女になることを決意した千璃は、どういうわけか母親に反対されながらも、後宮で下働きすることになった。
25歳になれば後宮を出られるので、それまでの間、皇后や妃賓に媚びを売りまくってお金を稼ぎ、弟妹と暮らしながら自分の店を持つという立派な目標を立てた。
苦節四年。16歳になった千璃はようやく昇級し、掃除と洗濯が主な仕事だった雑役宮女から小宮女となり、同い年の寧珠(ねいじゅ)公主のお世話を担当することになった。ところが、小宮女になってからというもの、宮廷にはびこる陰謀に巻き込まれるようになってしまい……!?
宦官(?)である煉雀(れんじゃく)の手を借りながら、宮廷で起こる事件を解決してゆくなんちゃって中華後宮倒叙ミステリーです。
1章25話構成で完結するまでに少し時間がかかるかもしれません。
ミステリーものは今回が初挑戦ゆえに普段よりもだいぶ遅筆になります。
終盤にかけて恋愛要素も入れたいですが、メインはあくまでミステリーです。
宮女の千璃-せんり-(16)と宦官(?)の煉雀-れんじゃく-(20)の行く末を見守ってください。
※スピンオフ作品「冷遇されたうえに☓☓だった私が、平穏無事に後宮を脱出するまで」では、寧珠公主が主人公の恋愛ものを予定しております。
文字数 27,011
最終更新日 2026.07.24
登録日 2026.06.30
この小説は日本最古の歴史書に記述のある日本武尊の物語である。
第十二代景行天皇の皇子である。
ある日、武尊は帝より九州の熊襲を討伐するように命じられたのである。
武尊は当時、15歳。
僅かな家来五名と一緒に大和の地から和歌山に行き、船で向かったのであった。
武尊と一緒に向かった家来五人は何れも武勇に優れていた。
ナミハヤ、イズモ、クマガヤ、ブソン、アワジの五人。皆、同じ年齢てわあった。
この物語の始まりです。
この小説は児童書です。
今の子供たちが知らない世界を歴史的史実に基づき物語を展開していきます。
どうか、最後までこの小説をお読み頂き、お子様の何かのお役に立つ事が出来れば幸いです。
蔵屋日唱
文字数 1,080
最終更新日 2026.07.25
登録日 2026.07.25
2017年。
権力の頂点にいた俺は、50歳で最愛の妻に毒殺された。
だが死の淵で目を覚ますと、そこは15年前(2002年)の福岡。
なぜか俺は、今にも餓死しそうな「5歳の男児」になっていた。
俺を殺したあの女とどう出会い、結婚したか。その記憶は今も鮮明だ。
「もうあんな人生はごめんだ。今絶賛無双中で生きている『前世の俺(35)』にも絶対に関わらない。俺は美味い飯を腹いっぱい食って、安全に生きる!」
その極限の生存本能が、他人の脳を支配する『洗脳能力』を覚醒させた。
俺は5歳の無邪気な笑顔のまま、福岡の裏社会のヤクザや半グレたちを次々と洗脳。
彼らを「都合の良い財布兼ボディーガード」へと作り変え、絶対的な安全と極上の食事を手に入れていく。
さらに、裏社会から吸い上げた莫大な資金を、数年後に誕生する『ビットコイン』に全額投資。
国家すら手出しできない究極の裏資産を構築し、完全なる自由を手に入れる――はずだった。
ただ腹いっぱいご飯を食べたかっただけの少年は、裏社会の資金を吸い上げ、暗号資産を支配していく過程で、図らずも日本経済の「影の支配者」へと成り上がっていく。
これは銃弾より重い『金』と『情報』が飛び交う、少年少女たちの国家乗っ取りサスペンス
文字数 20,436
最終更新日 2026.07.25
登録日 2026.07.12
ちかごろ、魔物のすがたをよく見かけるようになった。それもそのはず、ユウヒの家は文字通りダンジョンの中にある。ダンジョンシーカー、それはユウヒのあこがれ。迷宮を攻略し、秘宝・知識・ロマンを追い求める者。人生初のダンジョントライに胸をおどらせるも、いきなりレアボスとそうぐうするハメに!
知識と勇気、そしてアイテムを使ってユウヒはボスにたちむかう。そのさなか、大きなタマゴがおかれている祭だんを見つける。どうやら魔物のタマゴのようだが親が見当たらない。このままでは祭だんから落ちてしまうとタマゴにさわると、なぜかジブンの部屋の中だ。
今までのことは、ぜんぶユメだったのか? そう思うも、ベッドにはフカしたタマゴがある。外を見るとオモチャのように小っちゃい街なみが見える。なんと! ジブンの家ができたばかりのダンジョン、そのテッペンにある。未知なる迷宮を前に、ユウヒのシーカー魂に火がつく。地上へともどる道をさがすべく、姉のアサハや、うまれたばかりのドラゴンの赤ちゃんとともにダンジョントライを開始するが――――。
文字数 4,795
最終更新日 2026.07.25
登録日 2026.07.25
今よりも科学が発達した世界、そんな世界にVRMMOが登場した。
Every Holiday Online 休みを謳歌できるこのゲームを、俺たち家族全員が始めることになった。
最初のチュートリアルの時、俺は一つの願いを言った――そしたらステータスは最弱、スキルの大半はエラー状態!?
ゲーム開始地点は誰もいない無人の星、あるのは求めて手に入れた生産特化のスキル――:DIY:。
はたして、俺はこのゲームで大車輪ができるのか!? (大切)
1話約1000文字です
01章――バトル無し・下準備回
02章――冒険の始まり・死に続ける
03章――『超越者』・騎士の国へ
04章――森の守護獣・イベント参加
05章――ダンジョン・未知との遭遇
06章──仙人の街・帝国の進撃
07章──強さを求めて・錬金の王
08章──魔族の侵略・魔王との邂逅
09章──匠天の証明・眠る機械龍
10章──東の果てへ・物ノ怪の巫女
11章──アンヤク・封じられし人形
12章──獣人の都・蔓延る闘争
13章──当千の試練・機械仕掛けの不死者
14章──天の集い・北の果て
15章──刀の王様・眠れる妖精
16章──腕輪祭り・悪鬼騒動
17章──幽源の世界・侵略者の侵蝕
18章──タコヤキ作り・幽魔と霊王
19章──剋服の試練・ギルド問題
20章──五州騒動・迷宮イベント
21章──VS戦乙女・就職活動
22章──休日開放・家族冒険
23章──千■万■・■■の主(予定)
タイトル通りになるのは二章以降となります、予めご了承を。
文字数 3,752,991
最終更新日 2026.07.25
登録日 2017.08.31
オーストラリア人のビリーとの日々を綴った日記みたいなものです。
のんびり日常要素もありますが、エッチ要素や下品な言葉がそれなりにあるので苦手な方はご遠慮願います。
素人なので、洗練された文章でないことをご了承ください。
画像はAIを利用して作成したものです。
※登場人物は適宜追加または削除します。感想なども全てに返信するわけではありませんので、ご了承願います。
<家族>
ビリー・・・本当はウィリアム。メルボルン在住、シドニー生まれ。メルボルン大学卒、現在勤務医。
楓・・・私。翻訳家兼語学学校の事務員。ビリーの家族とか知り合いは「カエ」って呼ぶ。
グウェン・・・ビリーのお母さん。ブティック経営者。
メーガン・・・ビリーの妹。教師。サーフィン大好き。ブリスベン在住。
ノエル・・・ビリーのお兄さん。ビリーより3つ年上。カンタス航空の航空エンジニア。
父と母・・・名前は「ジュン」と「ミカ」。横浜に住んでいる。
ザンダー・・・ビリーの甥。
メイ・・・私とビリーの娘。
<病院関係者>
フレッド・・・コリンの後輩の整形外科医。私のお友達。
コリン・・・整形外科医。私のお友達。
アダム・・・ビリーの同僚で大学時代からの大親友。今では私の親友みたいな人。
デニー・・・産婦人科医。テッドと交際しているお姉さんがいる。
ネイト・・・ビリーの友人の消化器内科医。レイチェルが奥さん。仲の良いお友達。
ダニエル”ダニー”・・・ネイトの弟。
テッド・・・ビリーの上司。美しいバラ庭園を持っている。
ジェイ・・・ビリーの後輩。息子はマーティン。
フィン・・・ビリーとネイトの秘書。不整脈持ち。
<その他>
ライル・・・翻訳エージェントで仲の良いお友達。その後同僚になる。
クラリッサ・・・ライルの彼女。ビリーが勤務する内科の看護師。
スティーブン・・・バイト先の同僚。同僚っていうよりいいお友達。
ジェイミー・・・バイト先の同僚。息子・ティモシーとリンっていうケータリング業をしているパートナーがいる。
ケビン・・・バイト先の同僚。アメリカ人。
愛ちゃん・・・私が翻訳コースに通っていた時に知り合った日本人の女の子。スティーブンと交際している。
美咲ちゃん・・・ヨガのレッスンで知り合った日本人のお友達。旅行会社に勤務して翻訳コース合格を目指している。
久美さん・・・ライルの会社の翻訳パーティーで知り合った人。
文字数 4,146,139
最終更新日 2026.07.24
登録日 2025.02.03
私はゲームの世界に転生したようです。主人公なのですが、前世の記憶が戻ったら、なんという不遇な状況。これもゲームで語られなかった裏設定でしょうか。
ある日、我が家に勝手に住み着いた平民の少女が私に罵声を浴びせて来ました。乙女ゲーム? ヒロイン? 訳が解りません。ここはファーミングゲームの世界ですよ?
自称妹の事は無視していたら、今度は食事に毒を盛られる始末。これもゲームで語られなかった裏設定でしょうか?
私はどんな辛いことも頑張って乗り越えて、ゲーム開始を楽しみにいたしますわ!
※紹介文と本編は微妙に違います。
完結いたしました。
感想うけつけています。
4月4日、誤字修正しました。
文字数 39,237
最終更新日 2022.04.02
登録日 2022.04.02
☆完結済みです☆
番外編として短い話を追加しました。
男子校なのに、当たり前のように毎日誰かに「好きだ」とか「付き合ってくれ」とか言われている俺の親友、結城陽翔(ゆうきはるひ)
中学の時も全く同じ状況で、女子からも男子からも追い掛け回されていたらしい。
一時は断るのも面倒くさくて、誰とも付き合っていなければそのままOKしていたらしいのだけど、それはそれでまた面倒くさくて仕方がなかったのだそうだ(ソリャソウダロ)
……と言う訳で、何を考えたのか陽翔の奴、俺に恋人のフリをしてくれと言う。
て、お前何考えてんの?
何しようとしてんの?
……てなわけで、俺は今日もこいつに振り回されています……。
美形策士×純情平凡♪
文字数 32,121
最終更新日 2018.03.25
登録日 2018.03.03
私はこの国の王妃だった。悪女と呼ばれ処刑される。
処刑台へ向かうと先に処刑された私の幼馴染み、私の護衛騎士、私の従者達、胴体と頭が離れた状態で捨て置かれている。
まるで屑物のように足で蹴られぞんざいな扱いをされている。
私一人処刑すれば済む話なのに。
それでも仕方がないわね。私は心がない悪女、今までの行いの結果よね。
目の前には私の夫、この国の国王陛下が座っている。
私はただ、
貴方を愛して、貴方を護りたかっただけだったの。
貴方のこの国を、貴方の地位を、貴方の政務を…、
ただ護りたかっただけ…。
だから私は泣かない。悪女らしく最後は笑ってこの世を去るわ。
❈ 作者独自の世界観です。
❈ ゆるい設定です。
❈ 処刑エンドなのでバットエンドです。
文字数 213,505
最終更新日 2022.10.05
登録日 2022.07.02
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 2,954
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.09
「ミレイユ・ギルマン!」
ミレヴン国立宮廷学校卒業記念の夜会にて、突如叫んだのは第一王子であるセルジオ・ライナルディ。
「お前のような性悪な女を王妃には出来ない! よって今日ここで私は公爵令嬢ミレイユ・ギルマンとの婚約を破棄し、男爵令嬢アンナ・ラブレと婚姻する!!」
そう宣言されたミレイユ・ギルマンは冷静に「さようでございますか。ですが、『性悪な』というのはどういうことでしょうか?」と返す。それに反論するセルジオ。彼に肩を抱かれている渦中の男爵令嬢アンナ・ラブレは思った。
(やっべえ。これ前世の投稿サイトで何万回も見た展開だ!)と。
※pixiv、カクヨム、小説家になろうにも同じものを投稿しています。
文字数 11,305
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.09.28
王国一の悪女ロザリーヌ。数々の悪行の果てに王太子レオナルドとの婚約を破棄され修道院送りとなった。牧師ダミアンの奮闘も虚しく、修道院での生活がロザリーヌの性根を変えることはない。破棄から一年、修道院を訪れたレオナルドはロザリーヌの恩赦を口にする。希望を抱くロザリーヌだが、彼女が生きて修道院を出ることはなかった。
裏切られ、怨嗟を抱えて命を散らしたロザリーヌ。時を巻き戻った彼女は、復讐の炎を胸にもう一度人生を切り開く。今度は――今度も、悪女ロザリーヌとして。
※エブリスタ様にも掲載しております
文字数 99,930
最終更新日 2026.05.04
登録日 2026.05.04
「女性向けレズマッサージを呼んでみた」の続編になります。
そちらを読んでからの方が楽しんでいただけると思います!
今回もほぼ全話プレイ中です。
変態セラピストのお姉さんと旅行へ行くことになった春花。
夜にホテルでエッチな展開は想像していたが、お姉さんは想像を超える変態さんでした。
旅行を楽しみながらも昼間から野外露出、羞恥プレイとエッチな展開に…
ナンパされた男性2人と乱交まで。
夜はもちろん、帰るまでが変態旅行。
お姉さんに責められ、ますますレズプレイにハマる春花。
レズプレイ・4p・野外露出・野外プレイ・アナル・二穴挿入・執着責め・潮吹き・失禁・中出しあり
苦手な人はご遠慮ください。
文字数 16,320
最終更新日 2025.09.07
登録日 2025.08.16
王太子の婚約者だったオリビアは冤罪をかけられ捕縛されそうになり全てを捨てて家族と逃げた。そして以前留学していた国の恩師を頼り、新しい名前と身分を手に入れ幸せに過ごす。1年が過ぎ今が幸せだからこそ思い出してしまう。捨ててきた国や自分を陥れた人達が今どうしているのかを。(視点が何度も変わります)
文字数 23,931
最終更新日 2023.01.20
登録日 2023.01.14
サクッと読める短いお話ですので、
暇つぶしのお供にどうぞ🍵
章ごとに完結しています。
★カテゴリは【恋愛】で登録していますが、
恋愛要素がうっっすいもしくは皆無のお話もあります。
予めご了承下さい。
★今後1万文字以下のお話につきましては、こちらに公開します。
(過去に投稿した1万文字以下の作品につきましてはまとめ直さず、そのまま掲載させて頂きます。)
※不定期投稿
※センシティブな内容が含まれます。
※ビターもあればバッドもあってハッピーエンドもある。
※他の投稿サイトにも公開しています。
文字数 59,690
最終更新日 2026.05.30
登録日 2025.01.13
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、すれ違いの末に離れ離れになった夫婦の物語。
再会したとき、二人が選ぶのは「離婚」か、それとも「再構築」か。
妻を一途に想い続ける夫と、
その想いを一ミリも知らない妻。
――攻防戦の幕が、いま上がる。
文字数 213,550
最終更新日 2026.03.03
登録日 2025.12.08
※本作の書籍化が決定いたしました!
詳細は近況ボードに載せていきます!
「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」
特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。
文字数 482,153
最終更新日 2026.06.08
登録日 2023.02.17