「足」の検索結果

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恋愛 完結 短編
コーデリアとアルバートは相思相愛の婚約者同士だった。 一年後には学園を卒業し、正式に婚姻を結ぶはずだったのだが……。 ある事件が原因で、二人を取り巻く状況が大きく変化してしまう。 コーデリアはアルバートの足手まといになりたくなくて、身を切る思いで別れを決意した。 「貴方に触れるのは、きっとこれが最後になるのね」 それなのに、運命は二人を再び引き寄せる。 「たとえ記憶を失ったとしても、きっと僕は、何度でも君に恋をする」
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小説 2,669 位 / 221,031件 恋愛 1,439 位 / 64,451件
文字数 38,706 最終更新日 2023.03.26 登録日 2023.03.11
ファンタジー 連載中 長編
国土交通省道路局で年間残業3,200時間。過労で意識を失った土師健悟が目覚めた先は、崩壊寸前の辺境村ハルベルトだった。 授かりし《万象鑑定》は、モノの「設計意図・劣化原因・改善案」を読み取るスキル。建物、道路、武器、魔道具——人が作ったものすべてが対象。 「この橋、基礎の配筋が足りてない。あと排水勾配が逆」 現代日本の土木知識×異世界の魔法素材×官僚の調整力。治水で洪水を防ぎ、街道整備で商人を呼び、港湾設計で交易路を開く。 問題は山積み。でも国交省の激務に比べれば——「定時で帰れるなら何でもやりますよ」 働き方改革の先にあったのは、異世界インフラ革命だった。
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小説 2,697 位 / 221,031件 ファンタジー 454 位 / 51,295件
文字数 276,028 最終更新日 2026.04.19 登録日 2026.03.28
BL 連載中 長編 R18
旧題:王立図書館の副館長は健康のためにドラゴンを飼うことにした 書籍化されました!書籍版は2万字以上加筆改稿し、ほのぼのいちゃいちゃシーンも増量しました。よろしくお願いします。 王立図書館の副館長であるルークは、誰もが目を見張るほどの美貌の主。一方館長のラッセルは現王の七番目の王子で、騎士と見まごう堂々とした美丈夫である。黙って並んでいればお似合いなのに、このふたりどうも仲が悪い。 ある日ラッセルに「運動不足の引きこもり」と言われたルークは、王都の〈竜のヤドリギ〉でドラゴンをサブスクし、毎日散歩させるようになった。もう引きこもりとは呼ばせない、そう思っていたある日、ドラゴンが卵を産む。実はその卵は王家の秘密と関係していて―― ファンタジーBL。思いこみとコミュ不足でいきちがっていた二人がくっつくラブコメ。気楽に読んでください。第12回BL大賞奨励賞。 *後日談というか続編となる「王立図書館の副館長はみなしごの一角獣に執着される」の連載を開始しました。ルークとラッセルがイチャイチャするほのぼの日常のかたわら、遺跡探検をやったりみつけた一角獣につきまとわれたり卵を産んだりします。不定期更新になるので適当にお付き合いください。 王立図書館の館長×副館長 人外 ドラゴン ほのぼの ハッピーエンド R18
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小説 2,702 位 / 221,031件 BL 517 位 / 30,726件
文字数 237,587 最終更新日 2026.04.18 登録日 2024.10.30
BL 連載中 長編 R18
母親の支配下で「完璧な息子」を演じてきた結希斗(ゆきと)。  ある春の日、誘われるように足を踏み入れた境界線の向こう側で、蒼空(そら)と出会う。  住む世界も、価値観も、抱える孤独の形も違う二人。  異質同士の交流はいつしか「たった一つの救い」へと変わっていく。 🌸登場人物🌸 ⚫︎加納 結希斗 かのう ゆきと  高校三年 大企業の跡取りとして育てられた、敏感で繊細な少年。 母親の強い支配のもと従順に生き、無垢で素直なまま育った。 学校では、その美しさゆえに人は憧れながらも距離を取る。 だが蒼空だけが、その見えない壁を軽々と越えてきた。 ⚫︎五十川 蒼空 いそがわ そら  高校三年 母子家庭に育つが、金銭的な不自由はない。 恵まれた容姿と高い身体能力、そして場の空気を一瞬で掌握する圧倒的な存在感を持つ。 だが本人はどこか冷めている。 恋多き母への屈託から他人に深く踏み込まず、女は退屈を埋める存在だと割り切っている。 夢はないが、何でも器用にこなし、欲さずとも多くを手にしてきた。 そんな彼が初めて強く引き寄せられたのが、結希斗だった。
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小説 2,728 位 / 221,031件 BL 520 位 / 30,726件
文字数 66,070 最終更新日 2026.04.19 登録日 2026.02.26
BL 完結 長編 R18
『手とり、足とり、愛してあげる』の続編。 有名縄師×初心者M男子のBL。攻めの愛が重い。ずっと変態アブノーマルラブ。 前作は緊縛とスパンキングだけ、という感じだったんですが、今回は、公開お仕置きあり、(さらっとですが)嘔吐させたり、監禁して排泄管理したり、等々……アブノーマルを突き進みます。ご注意ください。 なんでも大丈夫な人向け。
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小説 2,737 位 / 221,031件 BL 523 位 / 30,726件
文字数 51,900 最終更新日 2025.10.13 登録日 2025.09.10
BL 連載中 短編 R18
アナニーが大好きなのに、自分の指だけじゃ満足できなくて日中もムラムラが止まらない男子が、電車の中で男たちにいっぱい愛撫されてとろとろになって快楽落ちする話。 難しいことは考えないで読むことをおすすめします。 ・エロばっかりです。ほぼエロです。注意! ・アナニー、痴漢、快楽攻め、乳首責め、フェラ、中出し、複数プレイ、攻めフェラ  ↑後々いろいろ追加されるかも ・主人公の顔立ちはかわいい系 ・主人公が淫乱です。童貞処女だけど初心では無いです。 2021.4.1 HOTランキング7位   BLカテゴリー内1位
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小説 2,737 位 / 221,031件 BL 523 位 / 30,726件
文字数 48,569 最終更新日 2022.11.19 登録日 2021.03.26
ファンタジー 連載中 長編
S級冒険者のフィブレは、とある地方都市で冒険者ギルドのギルマスをしていた。 しかしギルド施設の家主であるサー・ポーロ士爵が、高い賃料をふっかけて利益をちゅーちゅーしてくることに頭を悩ませていた。 「別に、嫌なら出て行ってくれてもいいんじゃよ? 他にも借りたいって言ってるところはいくらでもあるでのぅ。どうぞご自由に。ま、出ていく先があるならだけどのぅ」 ウエメセ態度で、さんざん足元を見られて利益をかすめ取られてきたフィブレは、ついにギルドを隣町に移転することを決意する――! 密約に暗殺、同盟、さらには凄腕忍者バトルまで。 なんでもござれの痛快ざまぁギルド移転物語! 最終的にフィブレは、思ってもみなかった地位まで上り詰めてしまうことに――!?
24h.ポイント 562pt
小説 2,765 位 / 221,031件 ファンタジー 470 位 / 51,295件
文字数 77,770 最終更新日 2026.04.19 登録日 2026.04.03
恋愛 完結 短編 R15
 声を出すこともなく、ふたりを見つめていた。  わたしにとって、恋人と親友だったふたりだ。    今日まで身近だったふたりは。  今日から一番遠いふたりになった。    *****  伯爵家の後継者シンシアは、友人アイリスから交際相手としてお薦めだと、幼馴染みの侯爵令息キャメロンを紹介された。  徐々に親しくなっていくシンシアとキャメロンに婚約の話がまとまり掛ける。  シンシアの誕生日の婚約披露パーティーが近付いた夏休み前のある日、シンシアは急ぐキャメロンを見掛けて彼の後を追い、そして見てしまった。  お互いにただの幼馴染みだと口にしていた恋人と親友の口づけを……  * 無自覚の上から目線  * 幼馴染みという特別感  * 失くしてからの後悔   幼馴染みカップルの当て馬にされてしまった伯爵令嬢、してしまった親友視点のお話です。 中盤は略奪した親友側の視点が続きますが、当て馬令嬢がヒロインです。 本編完結後に、力量不足故の幕間を書き加えており、最終話と重複しています。 ご了承下さいませ。 他サイトにも公開中です
24h.ポイント 560pt
小説 2,771 位 / 221,031件 恋愛 1,492 位 / 64,451件
文字数 74,790 最終更新日 2024.04.11 登録日 2024.03.15
BL 連載中 長編 R18
教師×生徒 爽やかな青年体育教師に憧れる純真なサッカー部の少年、水島。 心の葛藤を押さえて生きてきた実直で恵まれた体躯を持つ青年体育教師、来生純一。 切れやすく猛者と呼ばれる札付き高校生、格闘技に長けた浜田。 そのツレである細身の学生ボクサー、言葉数の少ない菊池。 下級生の体操選手でBボーイ、愛くるしい顔と筋肉質の身体を持つ栗山。 少年が持つ教師への憧れは無惨にも切り裂かれ、己を律して生きてきた真面目な教師は、本来自分が教え導くべき生徒から快楽の歓びを教えられ、その逆転した立場に思い悩む。 拒もうとするも一度快楽を知ってしまった青年教師の若く鍛えられた美しい肉体はすぐ燃えさかり、筋肉は軋む音を立て、顔を恥辱に歪めながら、教師が必死で押さえ込もうとするも漏れ出てしまう身体の歓びの喘ぎは、時に野太い悲鳴に似た雄叫びに変わり、校内に響く。 一夜の物語とそれぞれの過去の物語が交錯する。 ※本作に盛り込めなかった部分、町田議員、河村秘書と来生純一のエピソードは、スピンオフの方に書かせていただいています。 ※拙い出来ですが、完結しました。 読み直すと誤字、脱字、説明不足などが出てきて、適宜、修正・加筆を行わせていただいてます。
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小説 2,842 位 / 221,031件 BL 544 位 / 30,726件
文字数 348,930 最終更新日 2026.04.19 登録日 2021.10.17
恋愛 連載中 長編
「今日からお前が、この狂犬の飼い主だ」——聖教国の聖女として育てられながら、魔力不足を理由に捨てられた公爵令嬢エルナ。彼女が売られた先は、呪いにより理性を失い「狂犬」と恐れられる隣国の皇太子ゼノスの寝所だった。 しかし、エルナが持つ唯一の才能『絶対服従の言霊』が、獣化した彼の本能を震わせる。 これは、捨てられた令嬢が最強の狂犬を「しつけ」、帝国を掌握していく逆転劇。
24h.ポイント 540pt
小説 2,882 位 / 221,031件 恋愛 1,548 位 / 64,451件
文字数 60,942 最終更新日 2026.04.19 登録日 2026.03.27
BL 連載中 長編 R15
旧題:伸ばしたこの手を掴むのは〜愛されない俺は番の道具〜 大きなお屋敷の蔵の中。 そこが俺の全て。 聞こえてくる子供の声、楽しそうな家族の音。 そんな音を聞きながら、今日も一日中をこのベッドの上で過ごすんだろう。 11年前、進路の決まっていなかった俺はこの柊家本家の長男である柊結弦さんから縁談の話が来た。由緒正しい家からの縁談に驚いたが、俺が18年を過ごした児童養護施設ひまわり園への寄付の話もあったので高校卒業してすぐに柊さんの家へと足を踏み入れた。 だが実際は縁談なんて話は嘘で、不妊の奥さんの代わりに子どもを産むためにΩである俺が連れてこられたのだった。 逃げないように番契約をされ、3人の子供を産んだ俺は番欠乏で1人で起き上がることもできなくなっていた。そんなある日、見たこともない人が蔵を訪ねてきた。 彼は、柊さんの弟だという。俺をここから救い出したいとそう言ってくれたが俺は・・・・・・
24h.ポイント 539pt
小説 2,898 位 / 221,031件 BL 552 位 / 30,726件
文字数 205,271 最終更新日 2026.04.04 登録日 2024.01.01
ライト文芸 連載中 短編
内容は題名の通りです。 なお、ここでいう「電気あんま」は足でやる方です。 重複してます
24h.ポイント 539pt
小説 2,898 位 / 221,031件 ライト文芸 22 位 / 9,156件
文字数 16,178 最終更新日 2018.01.18 登録日 2018.01.13
恋愛 連載中 長編 R15
 魔王が討伐されて20年人々が平和に暮らしているなか、徐々に魔物の活性化が再び始まっていた。  聖女ですか?わたしが世界を浄化するのですか?魔王復活?  は?ツガイ?5人とは何ですか?足手まといは必要ありません。  主人公のシェリーは弟が騎士養成学園に入ってから、状況は一変してしまった。番たちには分からないようにしていたというのに、次々とツガイたちが集まってきてしまった。他種族のツガイ。  聖女としての仕事をこなしていく中で見え隠れする魔王の影、予兆となる次元の悪魔の出現、世界の裏で動いている帝国の闇。  大陸を駆け巡りながら、世界の混沌に立ち向かう聖女とその番たちの物語。 *1話 1000~2000文字ぐらいです。 *軽い読みものとして楽しんでいただけたら思います。  が…誤字脱字が程々にあります。見つけ次第訂正しております…。 *話の進み具合が亀並みです。16章でやっと5人が揃う感じです。 *小説家になろう様にも投稿させていただいています。
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小説 2,940 位 / 221,031件 恋愛 1,568 位 / 64,451件
文字数 1,849,966 最終更新日 2026.04.19 登録日 2020.06.22
外資系コンサルタントとして完璧なキャリアを築く香坂冴。彼女には、誰にも言えない「猛烈な空腹」があった。それは食欲でも睡眠欲でもなく、底なしの性欲。 彼女にとって男たちは、自らの細胞を活性化させ、仕事のパフォーマンスを最大化させるための「資源」であり「機能」に過ぎない。 通勤電車の痴漢集団を逆調教し、エリートの先輩を媚薬で猟犬へと変え、宅配配達員やタクシー運転手を日常の隙間で喰らう。 綿密に計算された「性活(せいかつ)」の果てに、彼女が手にするのは究極の自己充足か、それとも破滅か。 音、匂い、肉体の軋み――。五感を揺さぶる圧倒的臨場感で描く、24時間ノンストップの官能サスペンス。
24h.ポイント 532pt
小説 2,946 位 / 221,031件 エッセイ・ノンフィクション 54 位 / 8,647件
文字数 9,855 最終更新日 2026.04.06 登録日 2026.04.04
ファンタジー 連載中 長編 R15
(冒険者の少年リューは、いくら努力してもなぜかレベルが1からまったく上がらなかった。仕方なくリューは薬草採り専門の冒険者をして生計を立てていたが、ある日、ダンジョン攻略レイドの荷物運びを半ば無理やり引き受けさせられる。 だが、ダンジョン内でドラゴンに遭遇した冒険者達は、リューの足を斬りつけ置き去りにする。冒険者達は最初から危ない時の“捨て石”にするつもりでリューを雇ったのだ。 だがリューは窮地で封印していた記憶と能力を蘇らせ、ドラゴンを倒し生還する。 冒険者ギルドに戻ったリューは置き去りにされた事を訴え抗議するが、なんとギルドマスターもグルであった。 圧倒的な力を手にリューの復讐が始まる… ―――――――――――――――― ※カクヨムで掲載されていた作品。台湾角川との契約満了に伴い再掲です。 ざまぁが読みたい! ずっとざまぁ回ならいいのに、と言う事で自分で書くことに(笑) 小説二作目です。習作です。 小説なんて高度なもんじゃありません、ラノベとも言えるかどうか なので堅いことは言いっこなしで(笑) ざまぁテンプレ繰り返す系、なかなか狙い通りに行きませんがテーマに沿うよう努力します 基本ハッピーエンドのつもり、でもダークファンタジーです。 スローライフ系ではありません 生産系でもありません 書いてみて分かった、ダンジョン苦手、犯罪モノ苦手(笑) 「残酷描写有り」「R15」 更新は不定期・ランダム 少し書き貯めて一気に投稿、また書き溜めてを繰り返しています。 コメントで褒められるとやる気が出ます。 批判されると考え込んで筆が止まります。 コメントの返信は、気まぐれにする事があります。全員に返信はしませんのでご了承願います(コメント対応してるくらいなら続きを書けと言われると思いますので) 戯曲風の書き方をしています。(セリフの前に名前が入ります。) あくまで「風」なので完全な戯曲形式でもありませんが。これに関しては私のスタイルとして異論は受け付けませんので悪しからずご了承願います。 予想外に批判的な意見も多いので驚いたのですが、一作目を書き始める直前に、登場人物が8人も居るのにセリフの羅列で、誰が発言してるのかまったく分からないような作品を読みまして、このスタイルを選択しました(笑) 通常の書き方も、戯曲風も、どちらもスタイル故の制約はあると思うのです。 慣れだと思うので、しばらく我慢して読んで頂ければ。 もし、どうしても合わないという方は、何も言わずにそっと閉じて(フォローを外して)頂ければ幸いです。 小説家になろう/カクヨムにも後追い投稿されます。 ※カクヨムで先行投稿中、先が気になる方はカクヨムをチェックして下さい。
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小説 3,100 位 / 221,031件 ファンタジー 530 位 / 51,295件
文字数 276,331 最終更新日 2026.04.16 登録日 2026.03.20
BL 完結 短編 R18
幾星霜を生き、星の理を解き明かす「金眼の君」と畏怖される魔術師・オリヴィエ。 彼はオメガとしての自らの性を強固な魔力で封じ、塔の最上階で生き続けていた。 そんな彼のもとへ足繁く通うのは、かつて膝元で無邪気に笑っていた若き王太子・アレクシス。 オリヴィエは彼を「己が庇護すべき者」と信じて疑わなかったが、ある日、アレクシスの些細な接触によって、完璧に統制されていたはずの肉体が狂わしい悲鳴を上げ始める。 ――「ずっと、貴方の奥深くに私を刻み込みたかった」 人懐こい少年の仮面を被っていたのは、獲物を確実に檻へ閉じ込める時を待っていた、冷徹な捕食者だった。 圧倒的なアルファの威圧と暴力的なまでの熱量の前に、魔術師としての尊厳も知性も無惨に溶かされていく。 ※R18/オメガバース/執着攻め・歳の差(王太子×魔術師)/メリバ要素あり
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小説 3,100 位 / 221,031件 BL 599 位 / 30,726件
文字数 16,754 最終更新日 2026.04.16 登録日 2026.04.16
現代文学 連載中 短編
やまとなでしこ 雨あがりの土の匂いを そっと胸いっぱいに吸い込むひと 白い指先で 乱れた髪を結い直しながら 何もなかった顔で空を見上げるひと 風に折れぬ花ではなく 折れてもなお、根を張る花 誰かの名に隠れても 誰かの影に立たされても 心の奥だけは 決して明け渡さないひと 「大丈夫」と笑う声の裏で 夜ごと、声なき涙を落とし それでも朝には 粥を炊き 子を抱き 祈りを捧げる やわらかい、という強さ 静かなる、という意志 刃を持たずとも 世界を動かす眼差し 咲くことを誇らず 散ることを恐れず ただ在ることを選ぶ やまとなでしこ あなたの足もとにあるのは 花びらではない 幾千の夜を越えた 確かな大地 その上に立ち その上で笑い その上で 静かに歴史を変えてきた 名を呼ばれなくても 記されなくても あなたは 確かに この国の、背骨 やまとなでしこ それは 可憐という仮面をかぶった 不屈の魂 女は昔太陽だった
24h.ポイント 498pt
小説 3,134 位 / 221,031件 現代文学 48 位 / 9,317件
文字数 462,027 最終更新日 2026.04.19 登録日 2026.02.08
現代文学 完結 短編
『相続人は、追い出された娘でした』 あの日、 私は家から追い出された。 ボストンバッグひとつと、 嘘で縫い付けられた「遺志」という言葉。 娘であることを剥がされ、 居場所を剥がされ、 名前だけが残った。 私は学んだ。 期待しないこと。 泣かないこと。 振り返らないこと。 灰の中で、息を殺して生きる術を。 けれど。 遺されたのは、 冷たい沈黙だけではなかった。 父は、不器用に、 遠い未来の私へ剣を置いた。 「取り戻せ」と。 奪い返すのではない。 壊すのでもない。 ただ、 本来そこにあったはずの光を、 自分の手に戻すだけ。 私はもう、 キッチンの隅で震える子どもではない。 私の名が刻まれた家に、 私の足で立つ。 ざまぁみろ、とは言わない。 ただ宣言する。 相続人は、 追い出された娘でした。 そして今日、 私は私を相続する。
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小説 3,147 位 / 221,031件 現代文学 50 位 / 9,317件
文字数 26,057 最終更新日 2026.02.21 登録日 2026.02.19
現代文学 完結 短編
あなたの世界の外で ねえ、覚えている? あの夜の、やけに乾いた空気を 「お前は役立たずだ」 そう言い切った声の、わずかな震えを 私はただ、 フライパンの火を止めて 冷めていく匂いの中で あなたの言葉を受け取った 静かに とても静かに ——世界が違うのだと あなたが、先に決めたから   三年後 あなたのいる場所は、高くて、明るくて ガラス越しの街は、ずいぶん小さく見えたでしょう けれどその足元で 音もなく、崩れていくものに あなたは気づかなかった カタカタと刻まれていたはずの秩序が わずかな綻びから、ほどけていく ログは途切れ 記録は沈み 責任は、行き場を失う ——ねえ それは本当に、“突然”だった?   私はただ、指を置くだけ 絡まった処理をほどき 重なり合った誤りを分け 見えなかったものに、名前を与える それだけで、世界は戻る いいえ 正しくは—— 戻ってなどいない   あなたが立っていた場所が 初めから、脆かっただけ   「助けてくれ」 その言葉を聞いたとき 私は、少しだけ考えた かつて、同じように 言葉を選びながら立っていた自分を けれど、もう 私は、あの場所にはいない   ねえ、拓海 あなたが切り捨てたのは 私じゃない あなたが理解しようとしなかった世界と 向き合うことから、逃げただけ   だから私は、答える とても静かに あの日と同じ温度で   「あなたの“世界”には、私は不要でしょうから」   その言葉は、今 少しだけ意味を変える   あなたの世界は、もう終わる けれど私の世界は、ここから始まる   触れた指先が 新しい構造を描き出す 壊れないものを 誤魔化さないものを 誰かを踏み台にしない未来を   その中に、あなたの居場所はない   ただ、それだけのこと   そしてそれが すべてだった
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小説 3,147 位 / 221,031件 現代文学 50 位 / 9,317件
文字数 23,483 最終更新日 2026.03.30 登録日 2026.03.25
現代文学 完結 短編
神の王国を求めた聖女は選別する 野のゆりを嗤った声は 金の盃に反響していた 絹は光り、宝石は語る 「ここにこそ祝福はある」と けれど彼女は知っていた 風に揺れる花の沈黙を 誰にも見られずとも 満ち足りて咲くものの理由を 「思い煩うな」と それは慰めではない 掴もうとする手を 静かに断つ刃の言葉 倉は満ち、心は飢え 鍵は増え、眠りは消える 守るほどに失われていく 持つことそのものが、崩壊となる 空の鳥は問わない 明日の糧を だが地に這う者たちは 今日を奪い合う 彼女は与えなかった ただ、示しただけだった 水の在り処と 分かち合う術と 求めるべき順序を それでも彼らは選んだ 奪うことを 疑うことを 満たされぬまま持ち続けることを ゆえに、選ばれなかった 門は開かれていた だが、通るには 手を空にしなければならない 最後まで それができなかった者たちへ 救いはない 彼女はただ求めた 揺るがぬものを 目に見えぬ王国を ゆえにすべてが与えられた そして彼らは 野の草を口にしながら ようやく知る あの静かな声が 裁きであったことを
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小説 3,147 位 / 221,031件 現代文学 50 位 / 9,317件
文字数 23,187 最終更新日 2026.04.16 登録日 2026.04.16
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