「だけ」の検索結果
全体で43,149件見つかりました。
やりたいことは大学で見つけたらいいという思いで入学した泰野陽史は、実際はやりたいこともなく、ぼんやりと日々を送っている。
そんなとき、ふと目にした大学のアルバイト掲示板の隅っこに《派遣メシ友募集》という何やら怪しげなチラシを見つけるが、派遣先のメシ友たちは、それぞれに問題を抱えている人たちばかりだった。
口も態度も悪いせいで妻亡きあとは近所から孤立している、ひとり暮らしの老人――桑原芳二。
恋人が作った借金を返すためキャバクラで働いて長い、派手な年増のお姉さん――須賀彩乃。
仕事の忙しさを理由に共働きの妻に家事や育児を任せっきりにしていたツケが回り、ある日子供を連れて出ていかれてしまったサラリーマン――緒川之弥。
母子家庭で、夜はひとりで過ごすことの多い小学生の女の子――太田茉莉。
いくら飽食の時代と言われても、一緒に食べる人がいなければ美味しくない。《派遣メシ友》は、そんな彼らの心の隙間を〝誰かと一緒に食べる喜び〟で少しずつ埋めていく。
やがて陽史自身にも徐々に変化が訪れて……。
ご飯が美味しい――たったそれだけで、人生はちょっと豊かになるかもしれない。
文字数 145,848
最終更新日 2018.09.28
登録日 2018.07.09
花岡北高校に通う三年の浅石佑次、箱石ひらり、西窪なずなは、それぞれ応援団長と、生徒会長、吹奏楽部部長を務めている。北高の一番の特徴は、伝統として野球応援は声と太鼓だけという〝バンカラ応援〟を継承していることで、その歴史は七十年にも渡っている。
そんな折、生徒総会の間際、応援団長の佑次から『夏の甲子園県大会の際にバンカラ応援に吹奏楽を取り入れたい』という要望書が出された。ひらりたち生徒会や、なずなたち吹奏楽部は佑次に大いに振り回されて――。
七月の野球グラウンドに吹奏楽の音は響くのか?
悩み、もがき、葛藤しながら一つの目標に向かう等身大青春群像劇。
文字数 125,003
最終更新日 2020.01.13
登録日 2020.01.13
文字数 89,217
最終更新日 2025.08.30
登録日 2025.08.25
結婚して、10年。
俺達に、子供が出来ないのはこうなる運命だったんじゃないかと今になって思うんだ。
最初は、興味本位だった。
なのに、いつの間にか、君は心の中にいた。
お互いがお互いを愛しているからの決断だった。
これから先、どんな事があっても君を愛してる。
でも、もう二度と元には戻れない。
誰にも理解されない関係
それでも、俺達だけが理解していればいい。
もう、君を失いたくない。
その気持ちにハッキリと気づいたんだ。
三万文字以内の短編小説になります。
まだまだ、書き足りないなぁーと思いながらも終わらせました。
最後まで読んいただきありがとうございます。
これから先も、愛してる
↓
愛してる。真白&梨寿(りじゅ)
↓
愛してる。由紀斗&千尋
↓
鼓動の速さでわかる事
の順番になります。
小説家になろう、カクヨムにも載せてます。
文字数 29,998
最終更新日 2022.03.28
登録日 2022.03.28
万人に夜はくるけれど、朝のくる人間は限られているのではないかと思っていた。少なくとも、僕に朝はこなかった。暗鬱な夜には、月明かりも星明りもない。光は、ない。
時々、風鈴の音がするだけだった。
心を回し、回転させながらでないと、直線を保って生きていくことができない。回転体の慣性の法則を利用した、僕の心。どれだけ世界が傾いても、僕の回転する心は、同じ方向を保ち水平に飛んでいける。
それが僕の編み出した生き方であり、処世術。
見抜いたのは、たった一人。いや、二人だろうか。
茉莉(まつり)は「冷たい」だけでなく、「怖い」と言った。偽りでも、偽りの本気で付き合った茉莉には、知らずしらずのうちに見せてしまっていたのかもしれない。
笑顔の下に隠した、残酷なまでに純粋で、凶暴な本質を――。
婚約者がいるにもかかわらず。
大きな仕事が一段落した土曜日の朝。目覚めると、隣に寝ていたのは婚約者の茉莉ではなかった……。
文字数 35,609
最終更新日 2018.06.29
登録日 2018.04.09
俺には自信がなかった。透明人間のように、誰の目にも留まらない高校生活。
生物室の水槽の前で出会った早川さんが問いかける。「金魚と鳥、どちらが幸せだと思う?」外の世界を知らない金魚と、空を知っている鳥。彼女は言った。「中井くんは鳥だと思うよ」
しかし早川さんは突然、学校を去った。妊娠。相手は誰なのか。真実が明らかになるとき、俺は何もできない自分を呪う。
大学生になっても何も変わらなかった。教育実習で出会った渡瀬という生徒。虚無的な彼女の目は、どこか俺に似ていた。DMが始まり、距離が近づき、そして——。
水槽の外に出たつもりだった。でも俺は、もっと深い水の中に沈んでいくだけだった。息ができない。もう、引き返せない。
文字数 35,881
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.12.15
初恋の相手が、死んでいた夏。
それは、かつての"白い眩しさ"を探す夏になった。
"理想の夏"を探す夏になった。
僕はそれを求めて、あの田舎へと帰省した。
"四年間の贖罪"をする夏にもなった。
"四年前"に縛られる夏にもなった。
"残り僅かな夏休み"を楽しむ夏にもなった。
四年間を生きた僕と、四年前に死んだあやめは、何も変わっていなかった。
──僕だけに見えるあやめの姿。そうして、彼女から告げられた死の告白と、悲痛な"もう一つの事実"。文芸部員の僕が決意したのは、彼女に『色を分ける』ことだった。
失った四年間を取り戻すなかで、僕とあやめは"夏の眩しさ"、"夏の色"を見つけていく。そして、ずっと触れずにいたあやめの死の真相も。唯一の親友、小夜が語る、胸に秘めていた後悔とは──?
そんなある日を境に、タイムリミットが目に見えて迫るようになる。これは最期の夏休みをともに過ごす二人の、再会から別れまでを描いた恋物語。ただ夏だけを描き続けた、懐かしくも儚い幻想綺譚。
文字数 145,506
最終更新日 2024.01.04
登録日 2023.04.30
文字数 79,602
最終更新日 2026.05.03
登録日 2019.12.31
若き画家である京極静の元に、学生時代から恋をしていた黒田小百合の訃報が届く。
静は初めて小百合を描いたその日から、一心に小百合だけを描き続けていた。
そして、小百合の手紙に記されている遺書を探し始める。
文字数 66,009
最終更新日 2026.04.05
登録日 2026.04.05
高校二年生の相沢恭矢(あいざわ きょうや)は、片想い中の同級生・小泉由宇(こいずみ ゆう)が他人の記憶を奪い、自分のものにする能力を持っていることを知る。
由宇の力になりたいと思った恭矢は、積極的に彼女に関わるようになる。
二人はどんどん仲を深めていくものの、恭矢は由宇の幸せを願うあまり、自身の楽しかった思い出を彼女に与えはじめてしまう。
結果、恭矢の人格は変わってしまい、二人の気持ちもすれ違っていく。
由宇は能力を使って恭矢の中から自分に関する記憶を奪い、互いの恋心をなかったことにする。
だけど、たとえ全部忘れても、何度でも君に恋をする。
また一から好きになる。
一癖ありますが純粋な二人の恋物語です。お楽しみいただければ幸いです。
文字数 93,850
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.04.15
高校一年生の逢坂晴陽は、先輩の都築凌空に恋をしている。
心臓移植によって命を助けられた経験から生が有限であることを思い知った晴陽は、
一分一秒でも時間を無駄にしないために凌空に好意を伝え続けていた。
だが母親の男癖の悪さから『愛』を信じていない凌空にとって
晴陽の行動は逆効果で、まるで相手にされていない。
凌空を裏切らないことを証明するため、晴陽は言動で本気度や誠実さを示していく。
晴陽の努力は徐々に実を結び、凌空は心を開きはじめるものの、
ある日晴陽が描いた絵を見てからは再び拒絶するようになる。
晴陽の絵が事故死した元同級生、凌空に好意を寄せていた菫の絵と酷似していたことから、
凌空は晴陽に心臓を提供したドナーが菫だと悟り、
晴陽の恋心は菫の名残でしかないと判断したからだ。
「私が自分の意思で先輩のことを好きだって証明できたら、私の気持ちを受け入れてくれますか?」
無謀な恋を実らせるための、そして、自身の存在を証明するための物語が、はじまる。
文字数 94,742
最終更新日 2024.05.13
登録日 2024.04.06
――それでも私は自分だけの青春を作っていく。
青春を謳歌するのが目標の高校1年生の少女北野麻由美は2学期が始まったばかりの9月のある日、立ち寄った中古の本屋で不思議な本を買う。
それは、開くとその本に“記録された日”に時間を巻き戻す、不思議な絵本だった。
この本を使うと時間移動ができると考えた麻由美は早速この本を使って自分なりの青春を選んでいく事にするが……
文字数 77,699
最終更新日 2025.10.30
登録日 2024.05.19
「間違いだったのか、それとも――まだ間に合うのか。」
夢を追いかけるということは、何かを手に入れることではない。
それは同時に、何かを失っていくことでもある――。
かつて、何も持たなかった五人は、ただ音楽が好きだという理由だけで集まり、「another5」というバンドを結成した。小さなライブハウス、わずかな観客、思うようにいかない日々。それでも彼らは信じていた。いつか、この五人で大きなステージに立つと。
しかし、十年という時間は、夢と現実の境界線を容赦なく浮き彫りにする。
圧倒的な才能を持つベーシスト・梨々香は、成功への扉を開き、人気ガールズバンド「チェリープラネット」へ。
ボーカルの直斗もまた、大手事務所スターミュージックに見出され、華やかな世界へと足を踏み入れる。
それは、彼らが望んだ“成功”のはずだった。
だが――。
スポットライトの中心に立ちながら、胸の奥に残り続ける違和感。
数万人の歓声の中でさえ埋まらない、たった四人分の空白。
「楽しくない」
その一言が、すべてを壊し、そして動かし始める。
選ばなかった道。
置いてきた仲間。
言えなかった想い。
それぞれが別々の場所で“正解”を掴みかけたとき、彼らはようやく気づく。
本当に欲しかったものは、成功そのものではなかったのだと。
ぶつかり、すれ違い、離れ離れになった五人が、もう一度同じ場所に立つために選んだ道は――あまりにも不器用で、あまりにも真っ直ぐだった。
「一度きりの人生だ。やりたいことのために生きろ」
その言葉を胸に、彼らはもう一度、音を鳴らす。
これは、夢を叶える物語ではない。
夢の“意味”を取り戻す物語だ。
もし、あの時違う選択をしていたら。
そんな“もう一つの人生”を胸に抱えながら、それでも前へ進むすべての人へ。
胸の奥にしまっていた何かが、きっと音を立てて動き出す。
文字数 55,145
最終更新日 2025.02.13
登録日 2025.02.08
「その夜、俺は“ちゃんと生きる”のをやめた。」 全話書き換え完了!
眠れない夜は、誰にでもある。
けれど、その夜が――人生を変えてしまうことがあると、あなたは知っているだろうか。
三十歳を目前に控えた男、佐藤正樹。
ラーメン屋での過酷な労働、理不尽な叱責、積み重なる失敗。
気がつけば彼は、自分の人生を“やり過ごすだけのもの”にしていた。
何も望まず、何も選ばず、ただ今日を終わらせるために生きる日々。
そんなある夏の夜、彼は眠れずに部屋を飛び出す。
行き先のない散歩。
意味のない時間。
――そのはずだった。
だが、真夜中の街で出会ったのは、“どこかおかしな人たち”だった。
常識を軽々と踏み越え、自分の欲に忠実に生きる男。
心に嘘をつくなと、乱暴に真実を叩きつけてくる女。
日常を“戦場”と呼び、狂気じみた熱で仕事に没頭する店員。
彼らは皆、どこか壊れている。
けれど同時に、誰よりも“自分の人生を生きている”。
その異質な出会いは、正樹の心に小さな火を灯していく。
ずっと押し殺してきた本音。
ずっと見ないふりをしてきた違和感。
ずっと諦めていた“自分自身”。
――お前は、本当にそれでいいのか?
問いかけるのは、他人ではない。
彼自身の心だった。
そして迎える、決定的な朝。
恐怖に縛られていた男が、初めて“自分の意思”で選択をする瞬間。
それは決して、正しくも美しくもない。
誰かに褒められるような行動でもない。
それでも彼は、確かに一歩を踏み出す。
誰のためでもない。
評価のためでもない。
ただ、“自分の人生”を取り戻すために。
これは、特別な才能を持たない男が、
ほんの一晩で“生き方”を変えていく物語。
そしてきっと、読み終えたとき、あなたも気づくはずだ。
人生は、いつだって変えられる。
それは大きな決断じゃなくてもいい。
たった一度、“自分の心に従う”だけでいいのだと。
――さあ、真夜中へ出よう。
少しだけ変な人たちが、あなたを待っている。
文字数 15,131
最終更新日 2025.05.04
登録日 2025.04.30
碧色(へきいろ)。それは表面は澄んでいながら最奥までは見通すことのできない深い碧。毎日のように級友たちと顔を合わせているにも拘わらず、気心の知れた友達ですら、その心の奥底までは見透かすことができない。でも一瞬だけ、ほんの一瞬だけ、それは深海の底から沸き上がる気泡のように目視できることがある。主人公わたしは電車内で不意に唇を奪われた。それも同じ学校の女生徒に。彼女の名前は瀬名舞子。今日転校してきたばかりの同級生。それ以後、わたしの受験生としての日常は彼女に翻弄されることになる。碧春(へきしゅん)。それはきらめく青春の断片。碧春。それは誰もが抱く永遠の思い出の欠片。
文字数 26,950
最終更新日 2022.07.09
登録日 2022.06.27
広告代理店で「美しさ」を武器に成功していた彩夏(あやか)は、自分が評価される理由が外見だけであることに苦しみ、虚しさを感じていた。そんなある日、彩夏はこれまでの自分を捨て去る決意を固め、長かった髪をバリカンでスポーツ刈りにする。美しさを手放したことで、本当の自分を見つけようと模索し始める彩夏。新たに介護助手として働き始めた彼女は、患者との触れ合いを通じて「見た目」ではなく「心」で人と向き合うことの意味を知っていく——。髪を刈り取り、人生をリセットした彩夏が、新しい自分と未来を切り開いていく再生の物語。
文字数 10,865
最終更新日 2025.04.30
登録日 2025.04.30
新型ウイルスの感染拡大を防ぐため、政府が全国の学生に“剃髪義務”を強制する――。突如として髪を失った高校生の野々村千夏は、長い黒髪とともに自身のアイデンティティをも奪われたような喪失感に苛まれる。だが、政策の誤算が発覚し、国があっさりと剃髪義務を撤回したとき、彼女の髪はなぜか生えてこなかった。周囲の友人たちが短い髪を取り戻していくなか、自分だけが取り残されている現実に苦しむ千夏。もうかつての姿には戻れないのか――。
髪をめぐる理不尽な強制、そしてその先に訪れる「髪のない自分」を受け入れるという葛藤。生まれる孤独と、それでもなお支え合って生きる人々の絆。過酷な状況のなかで千夏が見出したのは、髪の有無を超えて「自分らしくいる」ことの意味だった。喪失と再生、そして自己肯定を繊細に描き出す物語。
文字数 14,187
最終更新日 2025.04.30
登録日 2025.04.30
