小説一覧
8201
「乙女さま」こと「精霊の乙女」の憑依先に選ばれ、巫女となったエリ。そんなエリの悩みは片思い相手の精霊騎士・トッドの前で超緊張してしまうこと。上手く笑うことも話すことも出来ず挙動不審になり、自己嫌悪する日々。そんなとき、とある調査のために訪れた先でエリはドラゴンに気に入られてしまい――?
※他投稿サイトにも掲載。
文字数 8,458
最終更新日 2025.09.02
登録日 2025.09.02
8202
麗しき文化と古の魔導が今もなお息づくルーセント王国。その心臓部とも言える王都ミリアンでアリスティア・サージェンは五十歳になり、穏やかに微笑み、誰よりも気高く生きる公爵夫人として、三人の息子たちとその家族、そして愛らしい孫たちに囲まれ、穏やかな日々を慈しんでいた――あの日までは。
孫ラフィエルを襲った魔獣。その命を守るため、彼女はかつて親友ロゼットと学生時代に作った、未完成の対人誘拐用爆弾を使った。自らの命と引き換えに孫と護衛を守ったはずが、目を覚ましたのは――学園時代からの親友ロゼット邸の門前。
その日は、自らの“葬儀”が執り行われた日であり、アリスティアは「死んだことになった自分」を知る。
時魔法も若返りも国家機密級。秘密を守るため彼女はサージェン公爵家には戻らず、フィニス侯爵家の“養女”として、第二の人生を生きる事にした。
けれど、その裏で、冷静沈着と恐れられた夫クラウスは、妻の不在に静かに、そして確かに焦燥と後悔に苛まれていた。
――過去と未来が交差するなか、やがて子どもたちは気づき始める。そこにいる“彼女”こそ、自分たちの母だと。
誰かのために生きてきた、ひとりの優しき女性が、
“今度こそ自分のために”選ぶ道とは何か。
これは、愛し、守り、捧げてきた人生の、その先にある「もう一度のはじまり」
文字数 42,467
最終更新日 2025.09.02
登録日 2025.08.30
8203
『死にかけたりもしたけれど、私はげんきです!』
花も恥じらう女子高生・琴宮アカリは、子犬を助けようとしてトラックにひかれてしまった。
血は噴き出て肋骨は飛び出し足はぐちゃぐちゃ。
更には大股開いてパンツ丸見え。
『あまりに情けない恰好。でもまあ、辞世の句も読んだし、あとはお迎えを待つだけだ』
そんな諦めの境地にいたアカリだったが、いつまでたっても死は訪れなかった。
――それどころか、身体が全回復している!?
これというのも全て、手の中にある丸い石が原因だった。
「嬢ちゃんはワイの魔力の影響で、死んだか死んでないかわからんくらいのギリで助かったんや」
と、エセ関西弁でしゃべる石。
なんとか仮の命で生き永らえたアカリ、しかし石と離れると事故のダメージが戻ってきて死んでしまう。
「一生このままなのか……」
嘆くアカリに、石は提案を投げかけた。
「ワイに体があれば、蘇生魔法で完全に生き返らせてやれるで!」
――ただし。
「条件は、死んで48時間以内の外傷の少ないフレッシュな死体であること」
「死体にフレッシュとかあるんかい!」
「もちろんや。腐ってたらゾンビになってまうやないか」
わけも分からず説得されてしまうアカリ。
「そや、もう一つ条件があるんやが……」
かくして黄泉がえりJK琴宮アカリは、厄介な条件付きの“やんごとなき死体”を探すことになってしまったのだった。
※表紙及び作中で使用しているイメージイラストは、AI生成後に加筆修正して使用しています。
文字数 123,200
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.08.11
8204
元彼とのセックスがさんざんだった聖美(さとみ)は、ある朝、満員電車で痴漢に遭う。
寸止めされ続けた聖美は……。
全部で5話の短編です。
*痴漢は犯罪です。この作品は、犯罪を助長するものではありません。
*がっつり電車内でします。
*かなりのご都合主義空間です。ご了承ください。
*この作品は、他サイト様にも投稿しています
文字数 8,852
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
8205
霞がかった薄明かりの中、凛太郎は古びた木製の欄干に肘を預けた。眼下には、幾重にも重なる瓦屋根と、その間に点在する灯籠の仄かな光が、まるで水墨画のように広がっていた。彼は第二世界、通称「輪廻」と呼ばれるこの世界の住民だった。世界政府によって厳格に管理されたこの世界は、一見すると平和で静謐な和風建築の街並みが特徴だが、その裏側には、想像を絶する残酷さが潜んでいた。
凛太郎は、輪廻の管理者である「審判者」に選ばれた者の一人だった。審判者とは、第二世界に生まれる魂の輪廻転生を管理し、その過程で発生する歪みを修正する役割を担う存在。彼らには、通常の住民には見えない、魂の輪郭や、その魂が抱える業の痕跡が見える力があった。
今日、彼は特に辛い任務をこなしていた。それは、生まれたばかりの赤子の魂に宿る、前生の深い憎悪を浄化することだった。その赤子は、小さな体で、まるで大人のような悲しみに満ちた目をしていた。凛太郎は、赤子の額に手を当て、その魂の奥底に潜む闇に触れた。それは、何百年も前の、壮絶な戦場で殺された武士の怨念だった。
その怨念は、鋭い刃物のように凛太郎の心を切り裂いた。武士は、愛する妻と...
文字数 17,368
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
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絶世の美女と名高い侯爵令嬢 アイナには、誰にも言えない秘密があった。秘密を隠し、完璧な淑女を演じてきた彼女だったが、アカデミーの卒業パーティーで、婚約者である アルフォンス皇太子 から突然婚約破棄を突きつけられる。
文字数 56,138
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
8211
処刑台から始まる契約結婚。【人外×少女】蒼雪が二人の誓いを照らす。
●あらすじ
火刑寸前の伯爵令嬢リンを救ったのは白き人狼王ユキ。幼い誓いが甦り、二人は契約結婚へ。反発渦巻く人狼社会で“神鈴”が目覚め、蒼雪が降るとき、契約は恋へ、恋は誓約へ変わる。
【和風ファンタジー×契約結婚×異類婚姻譚×明治レトロ】
花街大火の冤罪で声を失った伯爵令嬢リン。処刑台に差し伸べられたのは、幼い夜に涙で結んだ白狼王ユキの手だった。
「俺の花嫁に触れるな。手にかけることなど許さない」
人狼社会の反発の中、王妃の器を示す“結晶石”を求めてリンは氷山へ。やがて“神鈴”の歌が蒼雪を呼び、凍える帝都で炎と氷が衝突する最終局面へ――
契約だった絆が、互いの意思で誓約に変わる恋の物語。
これは帝都を変えた異種婚契約譚――満月の夜に降る青い雪は“鈴雪”と呼ばれ、人々を慈しむ。
●登場人物
【久我宮リン】(15)伯爵家妾腹。声と記憶を失い妓楼に売られる。“神鈴”の声を持つ。
【ユキ】(人間換算20)白き人狼王。灰色人狼(ハイイロ)の統領。声紋で開閉する水晶洞“神楽宮殿”に棲む。通常人狼は灰毛金目、王は白毛蒼眼。白狼は百年に一人王の血筋からしか生まれない。
【久我宮ハルキ】(22)伯爵家の嫡男。異母妹リンを慕う。
【リチャード】灰色元老院議長。群れの安定を最優先する保守派。
【ジーク/ザーク】灰色人狼の双子。王の側近にして元帥。
【ミイナ/カルナ/ナツナ】王の番候補である雌人狼。
【ヴィル】氷山の流刑地に棲む罪狼。
【久我宮キヨコ】(42)伯爵正妻。リンを冷遇。
【女将】(49)妓楼“紅椿楼”のまとめ役。
【胡蝶】(17)紅椿楼の花形。ハルキを慕う。
*9/1完結:ありがとうございました。
*過去作『蒼き狼の愛慕』等の世界観を踏襲しているため、名前や設定に一部重なりがあります。ご了承ください。
文字数 33,116
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.08.22
8214
短編第四弾。前三話の補足。
世界情勢の動きに合わせて極秘裏に始まったGF計画。
それにかかわることになった元障碍者であるフルサイボーグ『真野 裕晴(まの ゆうせい)』二等陸尉は、GF計画の実験機である戦術義体『”頭蓋骨”頭(Skull Head)』を駆り戦場を駆け抜けていく。
文字数 1,101
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
8215
あらすじ
高校時代、ほんの少しだけ気になっていた同級生――。
それから12年。30歳を迎えた松原小夜は、地元の薬局で事務員として働き、淡々とした日常を過ごしていた。
そんなある日、同窓会で再会したのは、かつて心をくすぐった男子・小山春樹。大手商社で働く彼は、変わらぬ爽やかさと大人の余裕を身に纏い、小夜の心を再び揺らす。
一方で、同窓会でもう一人連絡先を交換した斎藤栄太からの積極的なアプローチ。
二人の男性の間で揺れながらも、小夜は少しずつ“本当に大切にしたい人”を選んでいく。
すれ違い、不安、そして甘く切ないやりとりを重ねながら育まれる大人の恋。
30歳から始まる、ピュアで胸きゅんなラブストーリー。
初恋は終わっていなかった――むしろ、ここからが始まりだった。
⸻
登場人物
松原小夜(まつばら さよ)・30歳
調剤薬局事務。落ち着いた性格で真面目だが、恋愛には奥手。高校時代、春樹に淡い想いを抱いていた。12年後に同窓会で再会し、再び心を動かされる。
小山春樹(こやま はるき)・30歳
大手商社の営業マン。爽やかで誠実、周囲からの信頼も厚い。高校時代、小夜の存在をどこか特別に思っていた。同窓会で再会し、彼女を真剣に想うようになる。
斎藤栄太(さいとう えいた)・30歳
ジムインストラクター。明るく社交的で、積極的に小夜へアプローチする。
※この作品は他サイトにも投稿していますが、多くの読者様に読んでいただきたく、こちらにも掲載しています。
※無断転載・無断使用禁止
※AIを創作の補助として利用していますが、物語の構成、キャラクター設定、および最終的な文章はすべて作者が手掛けています。
文字数 35,759
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
8216
魔法使いである榊原美夜子はいかにしてサキュバスと出会い魔法を使えるようになったのか。
いかにして落合えびねは魔法的物語である、「最後の物語」を書くにいたったのか。
新宿の真ん中に竜が召喚され、混乱と破壊の中で世界の秘密が解き明かされる。
「最初の物語」を補完する内容となっていますが、独立した話としても読むことができます。
官能的な描写があります。
文字数 27,392
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.08.15
8217
図書室で借りた本を守りながら夕立の中を走る少年。バス停で出会った快活な少女と、たん、たんと響く雨音の中に交じる鼻歌。
文字数 2,722
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
8218
ふくよかで優しい令嬢・ナイラ。
その微笑みと包容力は、出会った人々の心を少しずつ溶かしていく。
魔道具の開発、相談所の経営、学園生活。
自分の歩幅で毎日を大切に過ごすナイラのもとに、かつて思いがけない言葉を投げかけた少年が再び現れる。
交差する想い、拗れた過去、そして――変わりゆく関係。
「ぽっちゃり? デブ? 需要はありますのよ。」
その言葉の裏に隠された、まっすぐで温かい心の物語。
恋のかたちは人それぞれ。
これは、“ただ優しいだけじゃない”彼女の恋と成長の物語。
文字数 15,352
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
8219
*まらすじ*
誰にだって得意不得意があるじゃないか。走るのが得意だったり、勉強が不得意だったり、料理が普通だったりと。僕は、運動も対人行動も不得意だけど、何より『性欲を抑えるのが出来なかった』。特に女子高生が大好物だけど、イケメンでも金持ちでもない僕は、実物に触れるなんて不可能な話だった。
けれどもある日、何の奇跡か知らないけど、特異な体質に気付いて、日常の全てが一変した。ドス黒い欲望を大いに満たすため、かつて学びかじった心象心理士の資格を隠れみのに、公立高校の校医となって二十余年、ヒヒッ。
……興味があるなら見せてあげよっか? 僕が『催淫術』って呼んで乱用している、淫辱の校医生活を――。
*主な登場人物*
・久那川……アラフィフの男性で本作の主人公。不細工かつ肥満体型だが、特異な体質で性欲を満たす高校のカウンセラー。
・田枝由香……二年の女子高生。美少女。久那川の目に止まる。
・古井戸深春……一年の女子高生。眼鏡をした大人しい性格で、いじめられっ子。
・葉村梨加……一年の女子高生。金髪で陽キャで、弱い物いじめを好む。
・羽橋美音……三年の女子高生。才色兼備の生徒会長。
*更新予定*
毎週【月・金曜日】の二十時に更新の予定
文字数 52,708
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.08.04
8220
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自律的に増殖するコンピューターウィルスが、自意識を持った人工知能へと進化する。
その人工知能は、愛という罠にとらわれたのだと語った。
時系列を過去へと遡っていくように、書かれています。
エロスティックな描写があります。
文字数 10,302
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.08.26
8222
他村との交流が限られた村。神官としての義務を全うすることしか考えてなかった主人公に転機が訪れる。
拙稿『The Outsider ~規矩行い尽くすべからず~』の72話を完結した短編として改稿してみました。
文字数 5,468
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
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ラブコメあるあるが通じない世界――青髪+幼馴染の黒末朱梨だけは負けない!恋も友達もほぼゼロの高校2年生・水仮春斗は、振られた青髪ヒロインを見てしまう。
彼女は、この世界のあるあるを破るとてつもない存在である。
果たして彼女は何者なのだろうか。
ラブコメあるあるが通じないラブコメ!?しかしヒロインは思い通りに行かない!???
文字数 7,289
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
8225
半年前、駅のホームで封筒を渡してきた男はそのまま線路へ飛び込んだ──。
初対面の男に四つ折りの紙を差し出された香月真衣は、脳裏によぎったその記憶から受け取りを拒否する。また遺書を渡され、目の前で人が死ぬなんてごめんだ。
しかし落ち込んだ様子の男が今にも死にそうに見えて、焦った真衣は咄嗟に「どこか楽しいところに出掛けませんか」と誘ってしまう。
誘いに応じた男──葉山理をどうにか思い留まらせようと何度かデートを重ねていくうちに、真衣は次第に葉山に惹かれていくことに。
葉山から告白され、無事に付き合うことになったが、彼が青山の人気フレンチ〈シャルメランジュ〉のオーナーシェフで、“料理界のプリンス”と評される程の男だということを真衣は後から知ることになった。
早々に同棲を提案され、帰宅すれば夕食が用意される毎日。甘やかされ尽くされるほどに、なぜ自分なのかという不安が募っていく。
「弱っていた時に優しくされたから、私のことを好きだと思い込んでるだけなんだ」
胃袋から掴む甘やかし執着男×メンタルケアのつもりが負い目を感じて悩む包容力女子のすれ違いラブストーリー
※他のサイトにも投稿しています
文字数 95,187
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.08.17
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後にリッカと名乗る者は、それなりに生きて、たぶん一度死んだ。そして、その人生の苦難の8割程度が、神の不手際による物だと告げられる。
そんな前世の反動なのか、本人的には怠惰でマイペースな異世界ライフを満喫するはず……が、しかし。自分に素直になって暮らしていこうとする主人公のズレっぷり故に引き起こされたり掘り起こされたり巻き込まれていったり、時には外から眺めてみたり…の物語になりつつあります。
※小説家になろう様、アルファポリス様、カクヨム様でほぼ同時投稿しています。
※残酷描写は保険です。
※誤字脱字多いと思います。教えてくださると助かります。
文字数 231,066
最終更新日 2025.09.01
登録日 2020.11.01
8227
8228
「私が、予言の小説のヒロインですって!?冗談じゃないわ!」
長年の病を克服し、夢にまで見たきらめきの学園生活を手に入れた少女、ミルフィー。
しかし、そんな彼女を待っていたのは――自分そっくりの少女が国の王子たちに愛される、という内容の恋愛小説『舞い降りた天使』が「予言書」として学園中で大流行しているという、とんでもない現実だった!
「平凡な日常を送りたいだけなのに、なんで私が聖女候補なの!?」
次々と迫りくるイケメンたちとの恋愛フラグを全力でへし折るため、彼女の涙ぐましい『ヒロイン失格大作戦』が今、始まる!
地味に見せるための瓶底眼鏡!
清楚のイメージを覆す大食いチャレンジ!
果ては文化祭の演劇で、ヒロインの姫役ではなく呪いの老婆役に立候補!?
しかし、彼女の必死すぎる努力は、なぜかことごとく裏目に出てしまう!
やればやるほど「健気で面白い子」と評価は爆上がりし、イケメンたちの好感度はうなぎのぼり!
彼女を取り巻くのは…
腹に一物ありそうな、完璧すぎるアルフォンス王太子。
考えるより先に手が出る、嵐を呼ぶ第二王子リヒト。
彼女の奇行を「興味深い」と観察する、氷の瞳を持つ宰相の子息セオドア。
そして、物陰から彼女の奮闘を「カワイイねぇ」と眺める、ルビーの瞳を持つ謎の少年…。
さらには、プライド高き悪役令嬢イザベラからの、静かな圧力も!?
果たして、ミルフィーはイケメンたちの猛アタックと、物語の強大な強制力を振り切り、夢にまで見た「平凡な学園生活」を手に入れることができるのか!?
勘違いとすれ違いが加速する、コメディ要素あり、ラストは壮大なラブストーリーへと展開していきます。
見る方によってハッピーエンドかバッドエンドか変わるような結末ですのでご了承下さい。
※本作品は過去に投稿した作品のリメイクです。(未完結のため現在非公開)
※本作品は8月末くらいに完結予定となります。
文字数 40,169
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.08.10
8229
甲羅谷には、久しぶりに静かな朝が訪れていた。
風に揺れる草の匂い、光を反射して輝く水面――あの日の戦いの痕跡は、谷のあちこちにまだ残っていたが、兄弟の目には、確かに平穏が戻ったかのように映った。
ポンは深呼吸をひとつ、硬くなった肩をほぐす。
「……こんな日が、ずっと続けばいいのに」
弟のミクは、兄の背中をそっと見つめながらも、目にわずかな影を宿す。
過ぎ去った日々の傷は、まだ完全には癒えていなかった。
そんな谷に、遠い村からの足音が近づいていた。
小さな甲羅に、まだ幼さの残るカメ――マメ。
彼の目は不安と期待で揺れていた。
「お願い…助けてください」
その声は、兄弟の心に、新たな戦いの予感を告げる鐘となった。
谷の奥深くで、再び物語が動き始める――
双甲伝の新たな章が、今、幕を開ける。
文字数 27,691
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.08.28
8230
過労死したオタク女子SE・桜井美咲は、アストラル王国の公爵令嬢エリアナとして転生。
前世知識フル装備でEDTA(重金属解毒)、ペニシリン、輸血、輪作・土壌改良、下水道整備、時計や文字の改良まで――「ラノベで読んだ」「ゲームで見た」を現実にして、疫病と貧困にあえぐ世界を丸ごとアップデートしていく。
婚約破棄→ザマァから始まり、医学革命・農業革命・衛生革命で「狂気のお嬢様」呼ばわりから一転“聖女様”に。
国家間の緊張が高まる中、平和のために隣国アリディアの第一王子レオナルド(5歳→6歳)と政略婚約→結婚へ。
無邪気で健気な“甘えん坊王子”に日々萌え悶えつつも、彼の未来の王としての成長を支え合う「清らかで温かい夫婦日常」と「社会を良くする小さな革命」を描く、爽快×癒しの異世界恋愛ザマァ物語。
文字数 97,857
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
8231
「結婚して」
「嫌です」
子爵家の娘である私、アクア・コートレットと若き公爵ウィリアム・シルキーは、毎日のように、こんなやり取りを繰り返している。
しかも、結婚を迫っているのは私の方。
私とウィルは幼馴染みで婚約者。私はウィルと結婚したいのだけど、どうやらウィルには好きな人がいるみたい。それを知った伯爵令息が没落しかけた子爵家の娘だからと私の恋を邪魔してくるのだけど――。
※過去にあげたお話のリメイク版です。設定はゆるいです。
文字数 48,070
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.08.25
8232
高校三年生の秋、志望大学のオープンキャンパスへ参加した主人公は、史上最強の男と出逢う──。
なにかとさわがしい思いに駆られがちの学生たちの(にぎやかで勢いのある物語ではなく)、ゆるやかに過ぎゆく青春BLストーリー。
等身大の彼らの目をとおして、大学生活におけるifを想像してもらえるよう、地の文の考察や活字好きな方向け。読書は、たんなる日常ではなく、現実と夢のあわいを旅する至極のひととき。
少しずつ謎が解けてゆく物語です。主人公たちがたどりつく最後とは、果たして……。
✦祝✦11月23日[エブリスタ]にて初トレンド入りしました。誠にありがとうございました!
文字数 68,000
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.08.08
8233
ある夜、二人は任務で巨大な**「破片の流星」**を修復することになります。この流星は、旧世界で失われた一つの恋物語の記憶を宿していました。修復作業を進めるうちに、二人はその記憶に深く入り込み、記憶に登場する恋人たちの悲劇的な運命を追体験します。
記憶は、恋人たちが結ばれることのない運命を呪い、絶望の中で散っていくものでした。その悲しみに触れるうちに、カレンとリリアはお互いの境遇と感情を深く理解し、次第に惹かれ合っていきます。
しかし、記憶の修復が完了に近づくにつれて、二人は衝撃的な事実に気づきます。この流星に宿る悲劇的な恋物語は、単なる過去の出来事ではなく、カレンとリリアのそれぞれの家系に深く関わる宿命であり、二人の愛もまた、過去の悲劇と同じ道を辿るように仕組まれていたのです。
文字数 4,160
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.08.28
8234
文字数 1,153
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
8235
公爵令嬢リリアンヌ・フォン・ヴェルナーは、その美貌とは裏腹に、思ったことをすぐ口に出す辛辣な性格から『悪役令嬢』と噂されていた。
文字数 72,857
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
8236
私が前世を思い出したのは前世のことに興味を持った時だった
「えっ!前世って前の人生のことなの。私の前の人生はなんだろう?早く思い出したい」
そう思った時すべてを思い出した。
ここは乙女ゲームの世界
そして私は悪役令嬢セリーナ・グランチェスタ
私の人生の結末はハーッピーエンドなんて喜ばしいものじゃない
バットエンド処刑されて終わりなのだ
こんなことを思い出すなら前世を思い出したくなかった
さっき言ったこととは真逆のことを思うのだった…
文字数 14,028
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.05.13
8237
大阪は踊る!
レンタル有り道頓堀に石油が湧いた! んなアホな! 鼻息荒い大阪市長による大阪再生プロジェクト「道頓堀油田計画」が始動! 犬猿の仲を解消しタッグを組む大阪市と大阪府。これまでのほほんと生きてきた大阪市役所どないしょう課勤務、前田拓郎(30)は知らない間に激流に巻き込まれ右往左往東奔西走するはめに。やがて政府による油田奪取の企みが発覚。過熱する大阪 vs 国のバトル! 睨み合う自衛隊と大阪のおばちゃん! 果たして大阪の明日はどっちだ! 笑劇の大阪エンタメ・ファンタジー小説!
文字数 248,991
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
8239
完璧な公爵令嬢として名高いミアータ・クラレット。しかし、ある日婚約者アレンから「完璧すぎる」と婚約破棄を告げられる。それは彼女にとって屈辱と解放の瞬間だった。失意の中、ミアータは孤児院の支援活動を始め、初めて「自分の意思」で生きる喜びを知る。そんな彼女を支えるのは、若き侯爵カイル・エルネスト。彼との出会いが、ミアータの心を少しずつ癒し、新たな愛の形を教えてくれる。
一方、アレンと新しい婚約者リリーを巡る噂が社交界を賑わせ、事態は思わぬ方向へ動き出す。ミアータの過去と現在、そして未来が交錯し、彼女が掴む真実の幸せとは――。
ざまあ要素と心温まる成長が織りなす、爽快感あふれるラブストーリー。
文字数 39,924
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
8240
ゲーム三昧の毎日を送る元ニート、佐々木二郎。
ある夜、三度目のゲームオーバーで眠りに落ちた彼が目を覚ますと、そこは見たこともない広大な草原だった。
剣と魔法が当たり前に存在する世界。だが二郎には、そのどちらの才能もない。
――代わりに与えられていたのは、**「自分が見た・聞いた・触れたことのあるものなら“召喚”できる」**という不思議な能力だった。
面倒なことはしたくない、楽をして生きたい。
そんな彼が、偶然出会ったのは――痩せた辺境・アセトン村でひとり生きる少女、レン。
「逃げて!」と叫ぶ彼女を前に、逃げようとした二郎の足は動かなかった。
昔の記憶が疼く。いじめられていたあの日、助けを求める自分を誰も救ってくれなかったあの光景。
……だから、今度は俺が――。
現代の知恵と召喚の力を武器に、ただの元ニートが異世界を駆け抜ける。
少女との出会いが、二郎を“召喚者”へと変えていく。
引きこもりの俺が、異世界で誰かを救う物語が始まる。
※こんな物も召喚して欲しいなって
言うのがあればリクエストして下さい。
出せるか分かりませんがやってみます。
文字数 294,412
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.07.23