ハッピーエンド 小説一覧

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1

側妃を迎えていたことを夫が隠していたので離縁して実家に帰ります。

結婚して四年目の王太子妃クラリッサには子供がいない。 四度目の流産後、夫レイモンドから言われた。 『側妃が私の子を身籠った』と。 クラリッサはレイモンドが側妃を迎えていたことを知らされていなかった。 側妃がレイモンドの子を産むことは構わない。問題なのは、クラリッサに隠していたことだった。 クラリッサは潔癖症で、側妃を迎えた後はクラリッサとは性行為をしないという条件でレイモンドと結婚したのだ。 その条件を破ったレイモンドをクラリッサは受けつけず、離縁を選ぶ。 そして、四度の流産を企んだ犯人も、やがて明らかになる。
恋愛 連載中 短編
文字数 26,533 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.10
2

【完結】次期王太子妃は貴方と離れることを所望しております

「もういいわ」 次期王太子妃である私の冷たく吐いた言葉に、周囲の文官たちは言葉を失う。 私の怒りを皆が悟ったのだろう。 なのに言葉をかけた当人––––王太子のキースは気付く素振りもない。 「彼女に会いに行って、いいのか?」 「気にせず行ってください」 告げた言葉に、部屋にいた文官や王城使用人の顔が凍ったのが分かった。 傍に控える騎士も、思わず互いの顔を見合わせている。 皆、分かっている。 怒鳴られる方がマシだ、泣かれる方が救いがある。 『もういい』に込められた意味は、諦めだということに。 「……アイシャ、本当にいいのか?」 キースの足は、もう出口を向いている。 私ではなく、別の女性に会いにいくために…… 「えぇ、どうぞ……好きになさってください」 「……すまない。次は埋め合わせをする!」 出て行くキースの背に、そっと告げる。 「もう、次なんてないわよ」 その言葉は、走りゆく王太子に届くことはなかった。 私は覚悟を固める。 半生をかけて支え続けてきた、彼のために尽力してきた。 その努力が軽んじられるのならば。 もう……この座に居る必要はないと。
恋愛 完結 短編
感想数 312 文字数 116,886 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.08.09
3

全て勘違いでした

王太子妃として六年。 夫には最愛の寵姫がいて、私たちは白い結婚だった。 国王は贖罪のため。 父は亡き妻への愛のため。 ――この婚姻は成された。 それでもオーレリアは、王太子妃として役目を果たしてきた。 そして六年後。 夫は得意げに離縁を告げる。 「俺の妻だったことで箔がついただろう。身分の低いお前には幸いだったはずだ」 ――彼はまだ、自分が何者なのかさえ知らなかった。 そして自由になったオーレリアも、まだ知らない。 初恋が彼女を逃さないことを。
恋愛 連載中 長編 R15
文字数 98,641 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.05
4

優しい夫だと信じていました

政略結婚でグロスター公爵家に嫁いだエリーゼ。 夫のアルバートは彼女を快く迎え入れ、決して不自由はさせなかった。 そんな夫に相応しい妻になろうと、エリーゼは公爵夫人として懸命に務め、二人は社交界で「理想の夫婦」と称えられていた。 しかし、アルバートがエリーゼに笑顔を向けることはなかった。 彼が表情を崩すのは、元婚約者の前でだけ。 それでもエリーゼは黙って務めを果たした。 元婚約者の振る舞いが生む不始末を、いつも笑顔で片づけながら。 けれどある日、アルバートが信じたのはやはりエリーゼではなかった。 「君はいつまで誤解しているんだ」 そして、その一言がすべてを決定づけた。 ――もう期待しない。もう耐えない。 エリーゼは粛々と、離縁のために動き始める。
恋愛 連載中 短編
文字数 57,268 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.08.31
5

愛を選んだのは貴方でしょう? なら、その代償も受け入れてください

「昔の恋人と結婚したい。悪いが、離縁してほしい」  ひと回り年上の夫アントンから何の前触れもなく離縁を告げられたクレア。  この結婚は政略結婚で、そんな理由で離縁などとんでもない。そう訴えるクレアだが、アントンは聞く耳を持たない。昔の恋人と、今度こそ添い遂げたい。その意思は固かった。 「……分かりました。どのような結果になろうとも、どうぞ受け入れてくださいませ」  呆れたクレアは離縁を受け入れる。  やっと昔の恋が成就するのだと浮かれるアントンは知らなかった。政略結婚を勝手に破棄すれば、どういう結果が待ち受けているのかを。  望んだ結果でなくとも――どうぞ、受け入れてください。『愛』を選んだのは貴方なのですから。
恋愛 連載中 短編
文字数 40,728 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.04
6

結婚式をドタキャンされたので、旦那(予定)を捨てることにしました。

結婚式をドタキャンされたので、旦那(予定)を捨てることにしました。
魔法使いのザリーナと騎士団長のルスランの結婚式が執り行われる中、誓いの言葉の前に、ルスランがザリーナを置いて走り去ってしまう。 怒ったザリーナはルスランとの婚約を破棄することを宣言し、そのまま行方不明に。 実は「伝説の植物 バロメッツ」を手に入れるために、旅に出てしまったらしいザリーナを追いかけて、ルスランもあてどない旅に出るが……。 ※「小説家になろう!」でも投稿しています。
恋愛 連載中 長編 R15
感想数 3 文字数 38,647 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.14
7

「君だけはわかってくれ」そう言われ続けた私は、もう我慢するのをやめました——公爵家で新しい人生を選びます。私はもう、あなたを支えません——

「エリザは優秀だから、これくらい平気だろう?」 深夜まで一人で伯爵家の帳簿を整理する婚約者に、ブレッドはいつもそう言って微笑んだ。 社交界でも、外交の場でも、彼はいつも病弱な幼馴染・レベッカを優先し、私には「後で説明する」「君だけはわかってくれ」——そればかりだった。 大丈夫です。お気になさらず。 そう笑い続けたある夜、重要な交渉の場で用意した席さえレベッカに譲られたとき、静かに、けれど確かに、何かが折れた。 「婚約を、返上させてください」 引き止める者は誰もいなかった。ブレッドは「そのうち戻らせてほしいと言ってくるさ」と笑い、私は何も持たずに実家へ戻った。 そんな私に声をかけたのは、実力主義を掲げる公爵家の次期当主・アレックス。 「一人で全て抱えなくていい。疲れたら休め」 「君はここにいていい」 初めて、"結果"ではなく"私自身"を見てくれる人に出会った。 一方、私を失ったブレッドの家は――貿易は途絶え、鉱山の不正が発覚し、商人たちは一斉に離れていく。 「エリザがいれば、こんなことには……」 かつて「優秀だから」と便利に使っていた男が、今度は跪いて懇願してくる。 「頼む、戻ってきてくれ」 遅いのです。 私は、自分を選んでくれる人と生きると決めたのだから。
恋愛 連載中 長編
感想数 0 文字数 54,857 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.14
8

婚約者に選ばれた妹と、婚約者でなくなった私

婚約者に選ばれた妹と、婚約者でなくなった私
「セシリア。僕は、リリアと結婚したい」 十年間婚約していた公爵家嫡男アルベルトから、妹を選びたいと告げられた侯爵令嬢セシリア。 彼が妹と生きたいのなら、婚約解消に異論はない。 両家の話し合いを経て、妹リリアが新たな婚約者となり、セシリアは公爵家から正式に役目を解かれる。 ところがセシリアが手放したのは、婚約者という立場だけではなかった。 夜会の準備、招待客の調整、貴族同士の関係把握――。 十年間「婚約者だから」と当然のように担ってきた仕事も、すべて終わったのだ。 そして、セシリアがいなくなった公爵家では問題が次々と表面化していく。 一方のセシリアは、生まれて初めて「自分のための人生」を歩き始める。
恋愛 完結 短編
感想数 1 文字数 10,002 最終更新日 2026.09.16 登録日 2026.09.16
9

旦那様、幼馴染との素敵な夜は楽しかったかしら?

エリーナ・グランベルは幸せな人生を送っていた。素敵な旦那に安定した地位。 けどそれはあの晩から変わってしまった。 旦那様が幼馴染の女と不倫しているのを知るまでは。 私の気持ちを裏切った二人に、呪いを込めた復讐を。 エリーナ・グランベルの復讐が始まる。
恋愛 連載中 短編
感想数 1 文字数 18,528 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.14
10

結婚初夜、旦那様から告白されました――義母が妊娠しているそうです

侯爵令嬢マリエルは、ヴァルモン公爵夫妻の一人息子であり、次期公爵と定められたロランと結婚した。 祝福に満ちた結婚式を終え、夫婦となった二人きりの夜。夫は深刻な顔で告白する。 「母上が、子を身ごもったんだ」 義父である公爵の子なら、何も問題はない。だが、お腹の子の父親は公爵ではなく、義母の愛人だった。 さらに夫は、信じられない提案を口にする。 「母上の子を、僕たちの子として育てよう。君が産んだことにすれば、誰も困らないだろう?」 妊娠したふりをして別邸へ籠もり、夫の異父弟か異父妹を、自分たちの実子として公爵家へ迎える。そんな計画に従うつもりなど、マリエルにはなかった。 結婚初夜に妻を閉じ込めたマザコン夫と、爵位も愛人も手放したくない義母。すべてを知った公爵は、妻との離婚と実子ロランの廃嫡を決断し、花嫁へ自由を返す。 婚姻を白紙に戻し、自分の人生を取り戻したマリエルを、やがて一人の女性として大切に思い始めたのは――かつて義父となるはずだった公爵だった。
恋愛 完結 短編
感想数 3 文字数 44,094 最終更新日 2026.09.14 登録日 2026.09.12
11

君を愛するつもりはないと言われたので、三年待って離縁しました。――今さら帰ってきてくれと言われても、私はもうあなたを愛していません

君を愛するつもりはないと言われたので、三年待って離縁しました。――今さら帰ってきてくれと言われても、私はもうあなたを愛していません
「約束どおり、離縁してください」 結婚から、ちょうど三年。 エレナは夫アレクシスに離縁を申し出た。 政略結婚だった初夜、彼から告げられたのは、 「三年を目処に、この領地を立て直したい。その間、妻として力を貸してほしい。だが、君を愛することはない」という言葉だった。 だからエレナは三年間、伯爵夫人として領地を支え続けた。 いつか自分を見てもらえるかもしれない――そんな期待も、いつしか捨てて。 そして三年後。 領地の再建を終えたエレナは、妻としての役目も終わったのだと思っていた。 けれどアレクシスにとって、「三年」は結婚の期限ではなかった。 さらに、彼がかつて愛していた女性が未亡人となって戻ってきたことで、エレナは静かに決意する。 「私はもう、ここにいる必要はありません」 離縁し、実家へ戻ったエレナは、自分の名前で働き始める。 誰かの妻としてではなく、エレナ・アルヴェールとして。 一方、アレクシスは妻がいなくなって初めて気づいていく。 自分がどれほど彼女を頼り、彼女がいる未来を当然のように思っていたのか。 そして――自分が本当に愛していたのは誰だったのか。 けれど、気づいたときにはもう遅い。 「今さら帰ってきてくれと言われても、私はもうあなたを愛していません」 愛されない妻だった女性が、自分自身の人生と幸せを選び直す、離縁から始まる恋愛物語。 7時と18時に投稿します😊 不定期で20時にも投稿します。
恋愛 連載中 長編 R15
感想数 53 文字数 125,137 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.06
12

顔に火傷を負ったら婚約者と親に捨てられました。『顔だけ』のわたくしなどいなくとも誰も困らないのでしょう?

「美しさを失ったリズにはもうなんの価値もない。婚約は解消だ」 そう言った元婚約者、セドリック。 「家の評判が下がる前に出て行ってくれ。心配はいらぬ。お前の代わりはキャシーが務める。お前がいなくとも誰も困らない」 そう言った父。 それが子供を庇って右頬から首へ大きな火傷を負ったリズに突きつけられた現実だった。これまで散々尽くしてきたと言うのに求められていたのは本当に『顔だけ』だったという事実。 「あなた方にとって『価値がない』娘でも、私にとっては千金にも値する娘だ」 気落ちしたリズの前に現れたのは隣国の王太子、シャルルだった。そしてリズは半ば強引に隣国へと連れて行かれる。 顔だけしか取り柄のないわたくしなんていなくても誰も困らない。ーーなんて、本気で思っているのかしら。
恋愛 完結 短編
感想数 2 文字数 50,064 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.14
13

「君といると息が詰まる」と婚約破棄されましたが、冷徹辺境伯様はありのままのわたしを愛してくださるようです

十歳の頃から八年間、一途に愛してきた婚約者ジュリアン。 十八歳になった伯爵令嬢リゼットは、ようやく彼と結ばれる日が近づいたのだと信じていた。 ――二人の婚姻日が発表されるはずだった、その夜までは。 大勢の貴族が見守る祝宴の席で、ジュリアンは突然リゼットとの婚約破棄を宣言する。その隣には、社交界の華と呼ばれる美しい侯爵令嬢の姿があった。 婚約者を失い、家に戻っても自分の居場所を見つけられないリゼット。 そんな彼女に手を差し伸べたのは、《北境の狼》と恐れられる辺境伯ディートリヒ・ローゼンハルトだった。 「君はいつも、自分のことを後回しにするんだな」 不器用ながらも自分を大切にしてくれるディートリヒと過ごすうち、傷ついたリゼットの心は少しずつ癒やされていく。 一方、リゼットを捨てたジュリアンは、彼女がいなくなって初めて気づき始める。 八年間、自分がどれほど彼女に支えられていたのかを――。 これは、誰からも一番に選ばれなかった令嬢が、自分自身の幸せを選べるようになるまでの物語。
恋愛 連載中 長編
感想数 4 文字数 70,262 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.02
14

「男なんて面倒」と言う親友に、婚約者を奪われました

外交官の婚約者を親友イネスに奪われたフローラ。 フローラよりも、イネスのほうが外交官の妻に向いているのだと。 甘えた態度を取るフローラと、何でもはっきり言うサバサバしたイネス。 婚約者が選んだのは、後者だった。 婚約も、長年の友情も失ったフローラの前に現れたのは、父が懇意にしている隣国の外交官セヴラン。 元婚約者と同じ外交官。 身分も立場も、特別に上というわけではない。 けれど、彼との結婚によって、フローラの人生は思いがけない方向へ進んでいく。 一方、フローラを捨てた元婚約者もまた、少しずつ気づき始めていた。 落ち込んだとき、そばにいてほしいと思うのは、本当にサバサバした彼女なのだろうか、と。 ※R15にしていますが、ほぼないです ※モデルは18世紀頃のイギリス、フランスをメインに、ドイツが少々。ただし架空世界のため、史実とは異なる部分もございます。
恋愛 連載中 長編 R15
感想数 25 文字数 73,035 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.08.24
15

離婚したのに元義家族がまだ寄生してくるので、元夫と新しい奥様に相談します。

ライム・レインズは、夫フロストと離婚した。理由は単純だ。遠方で仕事をしていた夫が、別の女性との間に子供を作ったからである。 とはいえ、相手の女性フォーギーは、フロストが既婚者だとは知らなかった。 フロストも自分の非を認め、話し合いの末、離婚は比較的穏便に成立した。 これでアッシュヒース男爵家とも縁が切れた。 ……はずだった。 「お義姉様、今月のお小遣いがまだなの」 「また仕事を辞めたんだけど、次を紹介してくれないか」 「夜会へ着ていくドレスが必要なの」 「次の試験料をお願いしたいんです」 「家族なのだから、少しくらいいいでしょう?」 二十五歳の元義妹。 二十七歳の元義弟。 二十二歳の元義妹。 三年間も本家に居候している二十九歳の元従弟。 そして、社交には忙しいのに家のことは何もしない元姑。 離婚したライムを追いかけ、今日も誰かが実家へやって来る。 さすがにおかしい。 そう思ったライムは列車に乗った。 向かった先は、離婚した元夫フロストと、彼の子供を身ごもっているフォーギーのところ。 「ねえ。何か最近、うちに虫が来るの」 「虫?」 「あなたの家の」 話を聞いたフォーギーは、しばらく考えたあと、お腹を撫でた。 「分かりました。でも今は少し動きにくいので……生まれてから、堂々と参りましょう」 やがてアッシュヒース男爵家へやって来た、新しい奥様。 彼女は元男爵令嬢で、実家の没落後は自分で働いてきた女性だった。 そしてライムより、ずっと容赦がなかった。 ※初日以外は12時・22時の更新となります。
恋愛 連載中 短編
感想数 44 文字数 46,753 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.13
16

初恋だったのは、わたしだけでした

初恋だったのは、わたしだけでした
 フローレンスは結婚して2年になる夫デクスターから、思わぬ告白をされた。  夫は家族ぐるみで交流していた幼馴染みで、彼女の初恋の相手でもあった。  そんな間柄のデクスターとの婚姻は、政略関係無しの純粋な恋愛だと信じていた。  それは夫も同様だろう、と疑う事も無かった。  だが、彼から告げられた言葉は…… 「君じゃなくて、愛していた人が居る」  夫から本心を聞かされたショックで邸を出たフローレンスが向かった先は……  ✳✳✳✳✳  拙作『この悲しみも。……きっといつかは消える』と同じ世界線(数年後)の話です  ヒロインの息子達が出てきます  多人数視点で進行するので、同じ日の出来事も違う視点で書いています  ヒロインは誰にも言えなかった、実家に対する闇を抱えています  R15タグは閨や密会の話題を出すので付けましたが、実際の性描写はありません  
恋愛 連載中 長編 R15
感想数 4 文字数 26,628 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.06
17

「君は何もできない」と婚約破棄された私。三日後、私が支えていた侯爵家が崩れ始めました

「君は何もできない。婚約はなかったことにしてくれ」 婚約者である侯爵家の跡取り、ルシアンからそう告げられたエレノア。 彼の心を奪ったのは、病弱な令嬢だった。 義母からも「侯爵夫人になるには相応しくない」と見下され続けていたエレノアは、引き留めることもせず、婚約破棄を受け入れる。 ――ただし、彼らは知らなかった。 侯爵家の財務管理、商人との契約、使用人の給与、税の手続き、領地の収支。 これまで侯爵家が問題なく回っていたのは、エレノアが陰で全てを支えていたからだ。 彼女が去って、わずか三日。 「支払いが一件、間に合っておりません」 「この契約は、誰が管理していたんだ?」 「……エレノア様です」 少しずつ歯車が狂い始める侯爵家。 しかし、彼らはまだ気づかない。 自分たちが失ったものの大きさに。 一方、自由になったエレノアは、これまで築いてきた商人たちとの信頼を武器に、新しい人生を歩み始めていた。 そして彼女の才能を見抜いたのは、グランヴェル侯爵家とは比較にならないほどの力を持つヴァルディア侯爵だった。 「あなたの話を聞かせてください。私は、あなたの数字を信じます」 「……私のことを、ですか?」 「ええ。あなたが何をしてきたのかではなく、あなた自身を評価しています」 初めて、自分の能力を正当に評価してくれる人と出会ったエレノア。 仕事で結果を出すたびに、ヴァルディア侯爵から向けられる信頼は深まり――やがてそれは、ひとりの女性への特別な想いへと変わっていく。 そんな中、かつて彼女を「何もできない」と切り捨てた侯爵家から、一通の手紙が届く。 「戻ってきてくれれば、全部元に戻る」 けれど、もう遅かった。 エレノアには、自分を必要としてくれる場所がある。 そして、自分の価値を最初から見つけてくれた人がいる。 これは、ひとりの令嬢が「役立たず」と捨てられたことをきっかけに、本当の居場所と幸せを手に入れるまでの物語。 ――そして、自分たちが何を捨てたのかを知った人々が、後悔する物語。
恋愛 連載中 長編
感想数 2 文字数 35,804 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.12
18

学園に入学したら、真実の愛を邪魔する悪女にされていた(からブチ切れた)

学園に入学した侯爵令嬢リゼットを待っていたのは、身に覚えのない悪評だった。 「あれが噂の悪女?」 「真実の愛なのに邪魔されて、ネイサン様とパメラ様が可哀想……」 当の本人、婚約者のネイサンはといえば、パメラに密着されながらも「あくまで友人だ」と言い張る。 「僕は、清楚で控えめな女性が好きだと言っただろう?」 それを理由に責められ、罵倒され、リゼットはついにブチ切れた。 「ああ、そう。それならもう、あなた好みでいる必要はないわね」 それなら……悪女になってやるわよ! 婚約者好みの自分をやめ、絶世の美人へと変貌を遂げたリゼット。 悪女の噂は消えないものの、仲のいい友達もできた。 そして。 ある理由でリゼットに一目惚れした王太子(恋愛不器用) それを見守る側近(脳筋に見える頭脳派) リゼットを心配して王都にやって来た無邪気な弟(策士) 次々に味方が増えていく。 一方のネイサンとパメラは、『真実の愛』のため、リゼットを悪女に仕立て上げようと画策していた。
恋愛 連載中 長編
感想数 1 文字数 15,744 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.14
19

遅すぎた謝罪や愛の言葉はいらない

遅すぎた謝罪や愛の言葉はいらない
公爵令嬢のエレノアは、ルシアン王子と結婚するため大聖堂に来ていた。 だが、ルシアン殿下は、エレノアを選ばず、婚約破棄されてしまう。
恋愛 完結 ショートショート
文字数 5,147 最終更新日 2026.09.15 登録日 2026.09.15
20

病弱な幼馴染ばかり優先する婚約者様、もう毒味も婚約もお断りです

ヴィオラ・ランバート伯爵令嬢は、生まれつき『万毒無効・薬理の舌』という特殊な異能を持つ宮廷筆頭毒味役。 七年間、王家の食卓を毒から守り続けてきた彼女だったが、婚約者ジュリアンからは「お前は頑丈だから放っておいても平気だろう」と軽んじられ、いつも病弱な幼馴染ロザリーばかりを優先されていた。 そんなある日、ジュリアンは国家指定の貴重な解毒霊薬までロザリーに渡せと要求する。 ヴィオラが規則を理由に拒否すると、彼が口にしたのは――婚約破棄だった。 ならば、もう結構です。 ヴィオラは婚約解消を受け入れ、十年間勤めた宮廷からも退くことを告げる。 ようやく自由になった彼女を待っていたのは、甘いものを好きなだけ食べられる穏やかな日々。 そして、かつてヴィオラに命を救われた「冷酷大公」シリウスからの、長年秘め続けてきた想いだった。 一方、ヴィオラを失った王宮では問題が次々と表面化し、ジュリアンとロザリーが隠していた不正も明るみに出ていく。 「もう二度と、君に毒など口にさせない」 頑丈だからと大切にされなかった毒味役令嬢が、自分を何より大切にしてくれる大公に見つけられ、甘く幸せになっていくお話。
恋愛 完結 短編
文字数 14,448 最終更新日 2026.09.16 登録日 2026.09.16
21

お嬢さまは何もなさっていません。わたくしども使用人が見ておりました

伯爵令嬢ロザリンドさまが、王太子殿下から婚約破棄を言い渡された朝。 わたくしども屋敷の使用人は、その一部始終を見ておりました。 料理長は厨房の窓から。馬丁は馬車の陰から。門番は門の内側から。洗濯女は物干しの向こうから。庭師は薔薇の垣根の隙間から。執事は扉の脇から。そして侍女頭のわたくしは、お嬢さまの三歩後ろから。 お嬢さまは、何もなさっていません。 ただ毎朝わたくしどもの名前を呼び、仕事を見ていてくださっただけです。 殿下のお隣に立った男爵令嬢さまは、この屋敷に三十回はいらしたのに、わたくしどもの名前を一度もお呼びになりませんでした。 「そこの女」「おい」――それだけです。 だから、証言の日にお答えするのは、わたくしどもです。 これは、お嬢さまが一言も語らない、お嬢さまのお話です。
恋愛 連載中 短編
感想数 2 文字数 15,005 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.14
22

あなたに全てを捧げてきたけれど…これからは自分の為に生きます

公爵令嬢のサリーは、王太子でもあるジョージの命を守るため、激痛に耐えながら4年もの間、魔力を提供し続けてきた。長年魔力を提供し続けていたせいで、彼女の肌や髪はボロボロ、顔色は悪く、ガリガリに痩せてしまっていた。 それでもずっと家族から疎まれてきたサリーにとって、ジョージやその母でもある王妃殿下こそが、唯一自分を支えてくれる大切な人だったのだ。 だからこそ、辛い魔力提供も喜んで引き受けた。そしてその見返りに、ジョージの16歳の誕生日に、正式に婚約者になる事も決まっていた。 これからはジョージと幸せになれる、そう思っていたサリーだったが、ジョージの誕生日に告げられたのは、他の令嬢と結婚したいというジョージからの非道な言葉だった。 唯一の支えだったジョージからの言葉にショックを受けるサリーだったが、それでもジョージの幸せの為に身を引く事を決意した。 だが父はサリーの決断に激怒、ついにサリーを手にかけようとして… ずっと自分を犠牲にしてきた少女サリーが、本当の幸せを掴むまでのお話です。 ご都合主義全開のお話ですが、お願いいたしますm(__)m 他サイトでも同時投稿しております
恋愛 連載中 長編
文字数 152,950 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.08.02
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捨てられたら最高に幸せだった件

前世日本人で社会人だった俺は、気づいたら当時嵌まってプレイしていた『世界樹(ユグドラシル)の揺りかご』というフルダイブ型ゲーム──通称『シルカゴ』のゲーム世界に酷似した世界に転生していた。 冒険者として組んでいた幼馴染で恋人だった男に裏切られ、迷宮(ダンジョン)の危険地帯に捨て置かれたときに前世を思い出したおかげで九死に一生を得る。 このとき偶然助けてくれた竜人の冒険者に一緒にパーティーを組むことを提案され、俺は二つ返事で了承する。 どうせならと、彼の故郷に移住しようと思い旅をしながら向かうことになり…。 ※男女ともいて、いろんな種族が住む世界。異種族でも同性でも婚姻OKで種族特性や魔法や魔法薬を使っての妊娠可。作中に出産の描写はありません。 脇CPや他視点も多いです。 ハッピーエンド。一応R18です。 R18回には「*」印あり。ちょっと描写がある場合は「微*」と表記する予定です。 書けたら投稿します。不定期更新。短いつもりで書いてます。 ※すみません。6万字越えても終わらなさそうなので『長編』に切り替えます。
BL 連載中 長編 R18
感想数 328 文字数 238,406 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.07.26
24

息子と二人で生きてきた番のいない僕だけど、副騎士団長様との距離がなぜだか縮まっています

王立学園を卒業し、王宮文官になるはずだった僕――セオ。 けれども、初出勤の日に人生は一変した。 今は番のいないオメガとして、三歳の息子リノをひとりで育てながら、王宮の下働きをしている。それでも、いつか文官になる夢だけは捨てられずにいた。 そんな僕が近衛騎士団の手伝いで出会ったのは、年上の副騎士団長レオンハルト・ヴァルナーだ。仕事を評価してくれる彼と過ごすうち、なぜだか少しずつ距離が縮まりはじめていく。 息子と二人で生きてきた僕が、諦めた夢と芽生えた恋を手にしていくお話。
BL 連載中 長編 R18
感想数 3 文字数 46,399 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.13
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百三十二回、黙って払いました。妹に婚約者を譲れと言われたので、鍵束を置いて出ます

百三十二回、黙って払いました。妹に婚約者を譲れと言われたので、鍵束を置いて出ます
「お姉様は金遣いが荒いから」——妹はそう言って、わたしの婚約者を取りました。父も母も頷きました。 十一年。わたしは月に一度、家の借金を返し続けていました。百三十二回。自分の名義で、自分の持参金で、誰にも言わずに。 家族はその出金を「長女の浪費」だと思っていたのです。 わかりました。では帳簿と鍵をお返しします。名義も一緒に。 三月後、オルグレン伯爵家は破綻しました。返済していたのがわたしだと、誰も知らなかったからです。 ——けれど本当に恐ろしかったのは、そのあとでした。返済先の商会に足を運んだわたしに、若き会頭はこう言ったのです。 「その借用書、十一年前から一度も有効になっていません」と。 わたしが返し続けていた借金は、最初から存在しませんでした。
恋愛 連載中 長編
感想数 0 文字数 30,009 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.12
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加護無し令嬢の選択~都合のいい側妃は謹んでお断りし、魔導工学で新領地を開拓します~

「お前を完全に捨てるつもりはない、エルマ。お前には側妃になってもらう」 サイラスは当然の権利であるかのように、高飛車に告げた。 「……側妃、ですか」 「そうだ。正妃はフィリアだが、お前にはこれまで通り、生徒会や王宮の実務、他家との調整をこなしてもらわねば困るからな。フィリアは聖女としての務めで忙しい。泥臭い裏方の作業はお前が引き受けろ。加護無しの身でありながら側妃になれるのだ、光栄に思え」 フィリアもくすくすと意地悪く笑う。 「そうですよエルマ様! 私、難しい書類仕事なんて絶対やりたくありませんから! そういう雑用は全部エルマ様がやってくだされば、私もサイラス様とラブラブでいられますからね!」 二人のあまりにも身勝手な言葉。 エルマはそっと胸に手を当て、静かに立ち上がった。 「――お断りいたします」 部屋の温度が一段下がったかのような静寂が訪れた。 サイラスの顔から笑みが消える。 「……何と言った?」 「私は、貴方の側妃にはなりません。本日をもちまして、王太子殿下との婚約を辞退させていただきます。ならびに生徒会役員も辞任いたします」
恋愛 完結 短編
文字数 32,282 最終更新日 2026.09.14 登録日 2026.09.14
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私より王女殿下が好きなら別れましょう

伯爵令嬢のエリザは、婚約者で侯爵家の令息ギドロスが王女殿下を好きなことを知っていた。 ギドロスはエリザの私物を王女殿下に渡し、約束を何度も破っていく。 エリザは別れることを決意して、ギドロスは自身の行動を後悔することになる。
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文字数 28,303 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.08.22
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妹に何もかもお譲りいたします。ただ、商会がお代を待ってくださるのはわたくしの署名にでございますので、来月から現金でお支払いくださいませ

「お姉様のお名前なんて、書き写せばよろしいでしょう?」 妹がわたくしの婚約と、金庫の鍵を持っていったとき、父は譲渡の書面にご署名なさり、母は妹の髪を撫でておりました。この十年、この家でわたくしの名を呼んだ人はおりません。「お前は強い子だから」と、それだけは何度も言われましたけれど。 ですから、惜しくはございません。屋敷も、婚約も、家督も、すべて差し上げます。 ただひとつだけ、お渡しできないものがございます。 ——信用でございます。 十七の年から、仕入れの支払いはすべてわたくしが立ててまいりました。春の麦も、夏の鉄も、冬の炭も。商会が三月お代を待ってくださるのは、コルビエ伯爵家に対してではなく、わたくしの署名に対してでございます。 譲れと仰るなら、いくらでもお譲りいたしますわ。 けれど信用は、こちらから差し上げるものではございません。向こう様がお決めになるものでございますから。 来月の仕入れから、現金でお支払いくださいませ。 ※初日以降は毎日12時・22時に更新します。
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感想数 0 文字数 24,716 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.14
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夫が連れてきた孤児は、夫と同じ瞳をしていました。その子は私が引き取りますので、あなたとは離縁します

アルテンベルク公爵ローザリンデの夫ジェラールが、ある日突然、一人の少女を連れて帰ってきた。 名前はネリー。姓はない。 母親を亡くし、身寄りもなくした六歳の孤児だという。 「この子を、ここで育ててやれないだろうか」 公爵家が孤児を一人庇護することなど、難しい話ではない。 ローザリンデはネリーを気に入り、その願いを受け入れた。 だから問題は、少女ではなかった。 問題なのは、夫ジェラールの方だった。 なぜこの子を選んだのか。 なぜ自分に何も相談せず連れてきたのか。 そして、どうしてネリーの瞳は夫とあれほどよく似ているのか。 ローザリンデは、少しだけ調べてみることにした。
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感想数 17 文字数 72,742 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.05
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我が物顔で居座っていらっしゃいますが、まだ私が妻ですが?

伯爵令嬢であるユスティアは、夫であるバングルスの浮気に辟易としていた。 彼は既に結婚している身でありながら、遊び惚けており、ユスティアはいつも面倒事を押し付けられていた。 ある時バングルスは、一人の女性を屋敷に連れて来た。 彼女は子爵令嬢ミリーシャであった。バングルスは事情があるからと、彼女をしばらくの間屋敷に置いておくと宣言した。 渋々ながらもそれを受け入れたユスティアであったが、ミリーシャの振る舞いは横暴なものであった。 彼女は、まるで自分がバングルスの妻であるように振る舞ったのである。 そんなミリーシャと、彼女を連れて来たバングルスに対して嫌気が差したユスティアは、ある決断を下した。 それはバングルスとの決別であった。彼女は幼少期からの使用人ラルークを通じて、オートマン公爵家の助けを借りて、忌々しい夫からの呪縛から逃れることにした。
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文字数 13,707 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.16
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家族に「いらない」と言われた無能令嬢は、赤ちゃん神獣のお母さんになりました

変身魔術師の名家に生まれながら、魔力の少ない長女アルマ。 両親と妹から「無能」「いらない」と馬鹿にされてきた。 早くこの家を離れたい。 そして誰かに必要とされたい。 そう考えていたある日、神獣ホーリーウルフの担当魔術師が選ばれることに。 神獣を保護する守護公ヴィルトが指名したのは、なんとアルマ。 「神獣に変身して、死にかけた双子の幼獣を育ててほしい。君が最も適任だ」 ヴィルトはそう言いながら、妹が流した噂のせいで、アルマを男好きだと誤解している。 そもそも家族に愛されなかった自分が、子どもを育てられるのか…… 家から出られたことを喜びつつも、不安を抱くアルマは、幼獣たちの声を聞く。 「ママ、パパ。どこに行ったの? 帰ってきて」 胸を打たれたアルマは、もふもふころころな幼獣たちのお世話に没頭。 ヴィルトは噂との違いに戸惑い、誤解に気づいて償おうとするが、アルマは彼の変化をさして気に留めないのだった。 ※投稿後、内容を多少変更することがあります。全体のストーリーに影響はないかと思います。 ※当初の予定より癒し要素が薄くなってきたので「癒し」タグを取りました。ほっこりスローライフを期待なさっていた方、申し訳ありません……
ファンタジー 連載中 長編
感想数 13 文字数 92,979 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.08.21
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父帝の男娼だった俺を、皇帝となった息子が「一生許さない」と囲ってきます

「お前を棄てた父上が、そんなに恋しいなら――オレが、慰めてやる」 皇帝の夜伽役のユーリーには、誰にも言えない秘密がある。 転生者であること。 十三歳で殺される皇子アズールを、密かに救ったこと。 夜ごと皇帝ムスタファに愛される退廃的な生活の中にあって、輝くような少年に惹かれていく。 彼を生かすためユーリーは裏切り者を演じ、過酷な北方へ追放させた。 アズールは生き延びたーーユーリーを憎みながら。 十八歳になったアズールは、英雄として帰還。新たな皇帝へと即位した。 五年間、ユーリーは前帝に寄り添ってきたが、退位した彼からアズールへ引き渡されてしまう。 「父上を夢中にさせた方法、オレにも見せてみろ。男娼」 復讐と嫉妬からユーリーを寝所に囲い、激しく求める年下皇帝。 それでも――ユーリーの心にはまだ、彼の父がいた。 救うために嫌われた男娼と、憎むほど手放せない年下皇帝。 身体は近く、心は遠い。 五年越しの誤解とこじらせが絡み合う、異世界転生×後宮政治BL。 ※性描写・暴力描写あり。性描写は成人のみ。(R18回は◆) ※第一部(1-16)イケオジ皇帝の歪んだ囲い込み&溺愛メイン。 第二部(17-)年下皇帝の執着&愛憎どろどろメイン。攻めが一部と二部で変わります。 前半重め、後半〜結末は溺愛・ハッピーエンド。 ※攻め視点と間話がたまに入ります ※ムーンライトノベルでも掲載中
BL 連載中 長編 R18
感想数 6 文字数 70,410 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.10
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悪役令息の弟、黒竜を拾う

病弱なまま十八歳で亡くなった僕、水野奏太(みずのそうた)は、乙女ゲームの世界の、辺境伯家三男イヴェルとして転生していた。しかも、赤ちゃんとして。 そんな中、健康な体を得た僕は、ある日、森で母を亡くした仔竜を拾い、「りゅーちゃん」と名づけて育て始める。 だが、その黒竜こそ、ゲームで兄アレクシスが悪役令息として断罪される原因だった。 ならば、未来を変えればいい。 黒竜リュシオンや兄、仲間たちとともに成長しながら、イヴェルはゲームとは違う十八歳の未来を目指す。
BL 連載中 長編 R18
感想数 3 文字数 84,124 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.05
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幸せになるために私ができること

不貞の結果生まれたルシールは隠されて育てられたが、10歳の時に母親が亡くなり実の父親に引き取られることになった。 父親が大金を出してまでルシールを引き取ったのは、若き国王の正妃候補にするためだった。 無理やり他国まで連れて来られた上に、おとなしくなる薬まで盛られたルシールは逃げ出そうとする。 「自由になれないのなら、死んだ方がましよ!」 そう叫んだルシールの言葉を信じずに国王レオンハルトは剣を差し出してしまった。 迷わず剣で自分の身体を切りつけたルシールは、意識を失いながら前世がレオンハルトの婚約者候補だったことを思い出していた。
恋愛 連載中 長編 R15
文字数 202,130 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.04.23
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公開求婚で選ばれなかった私へ、隣国王子が求婚してきました

王太子妃候補として、長年王宮を支えてきた侯爵令嬢エレノア。 外交会談の調整。 文官との連携。 派閥間の根回し。 本来は候補教育の一環だったはずの仕事は、いつしか彼女なしでは回らなくなっていた。 けれど王太子レオルドが公開求婚で選んだのは、愛嬌があり華やかな別の令嬢。 その瞬間、候補制度から外れたエレノアへ、隣国セレストリア王国の王子ルーファスが公の場で求婚する。 「王国が彼女を必要としないのであれば、我が国が望んでも問題ありませんね」 「君なら、これからも王宮を支えてくれるだろう」 当然のように引き留める王太子へ、エレノアは静かに答えた。 「候補制度から外れた以上、王宮へ残る理由はございません」 彼女が去ったあと、王宮は少しずつ綻び始める。 これは、失ってから価値に気づく王国と、 初めて一人の人間として正当に評価された令嬢の物語。
恋愛 連載中 長編
感想数 97 文字数 106,054 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.07.20
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亡き妻以外愛する気はないと言われまたので、私も好きにします

「私は、亡くなった妻以外を愛する気はない」 婚約者だった第一王子は、想い人の侍女と駆け落ちした。 残された侯爵令嬢リリーに新たな縁談として与えられたのは、亡き妻を今なお愛し続ける英雄・辺境伯ヴィンセント。 「君を愛することはない」 そう言い切る夫に、リリーは静かに微笑んで頷いた。 彼女にもまた、胸の奥にしまい続ける”忘れられない人”がいたから。 互いに愛する人を忘れられないまま始まった、冷え切った政略結婚。 しかし、使用人や領民から慕われるリリーの優しさに触れるうち、ヴィンセントの凍てついた心は少しずつ変わり始める。 だが、その矢先。 ヴィンセントは衝撃の事実を知ることになる。 ____ 以前投稿した作品のリメイク版です。
恋愛 連載中 長編
文字数 14,289 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.17
37

病弱な旦那さまに嫁ぎましたが、治してしまいましたわ

 「余命ひと月」と噂される公爵ジョフロワの「縁起直し」として、伯爵家の三女ロザリーは、実家から厄介払いのように嫁がされる。姉たちは「三女は薬草園育ちの田舎者。ちょうどいいわ」と笑う。  ロザリーは言い返さない。ただ、公爵の屋敷に入って三日で、気づく。公爵の病は、毒ではなく、屋敷じゅうに焚かれている「香」だと。  「余命ひと月? では、ひと月、お世話させていただきますわ」  香を止め、窓を開け、薬草園育ちの手で、朝の粥を煮る。公爵は、ひと月で、目を覚ます。「あなたが来て、初めて朝の匂いがした」。  実家は「病弱な三女を、縁起直しに嫁がせた」と嘘の届けを出していた。回復した公爵の妻となった娘を、慌てて取り戻そうとするが、公爵がその届けを王の使者に見せるだけで、実家は自分の嘘で面目を失う。  香を焚いていた執事は「公爵を早く逝かせて、跡目を」と白状し、公爵は追放ではなく、辺境の薬草園で働かせる。  疎まれた長所が、正しく愛される場所で花開く。縁起直しの嫁入り×薬草×自己肯定の令嬢ファンタジー、全8話。
恋愛 連載中 短編
感想数 3 文字数 19,582 最終更新日 2026.09.16 登録日 2026.09.09
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「もう、うんざりだ」と言われたので、出ていきますね

「もう、うんざりだ」と言われたので、出ていきますね
【とりあえず、何かください】 ある日、豪華なベッドで一切の記憶を失った状態で目覚めた私。鏡を見ても「あなたは誰?」駆けつけた使用人たちに、言いたい放題言われるけれど、他人事のようで少しも自覚が持てない。ただ分かったのは、自ら毒を飲んだことと、夫がいるということだった。妻が目覚めたのに駆けつけてこない夫の元へ挨拶に行くと「もう、うんざりだ」と告げられる。皆からは嫌われているし、記憶もないから未練もない。青ざめる夫に別れを告げて、新天地へと旅立つことを決意した―― ※ 他サイトでも投稿中 ※ 22時更新予定
恋愛 連載中 長編
感想数 69 文字数 115,150 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.08.11
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ひとりぼっちになった僕は新しい家族に愛と幸せを教えてもらいました

迫田直純(14歳)は自分の母親が誘拐という重大な犯罪を犯し警察に捕まえられていくのを目の当たりにする。 そのことで日本での仕事が難しくなった父は中東で単身赴任という道を選んだ。 ひとりで日本に取り残されることになった僕は、その場に居合わせた磯山という弁護士さんの家にしばらくお世話になることになった。 そこでの生活は僕が今まで過ごしてきた毎日とは全く別物で、最初は戸惑いつつも次第にこれが幸せなのかと感じるようになった。 そんな時、磯山先生の甥っ子さんが一緒に暮らすようになって……。 母親に洗脳され抑圧的な生活をしてきた直純と、直純に好意を持つ高校生の昇との可愛らしい恋のお話です。 こちらは『歩けなくなったお荷物な僕がセレブなイケメン社長に甘々なお世話されています』の中の脇カップルだったのですが、最近ものすごくこの2人の出番が増えてきて主人公カップルの話が進まないので、直純が磯山先生宅にお世話になるところから話を独立させることにしました。 とりあえずあちらの話を移動させて少しずつ繋がりを綺麗にしようと思っています。 年齢の都合もありR18までは少しかかりますが、その場面には※つけます。
BL 連載中 長編 R18
感想数 1,798 文字数 1,832,722 最終更新日 2026.09.17 登録日 2024.02.21
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忘れられた公爵令嬢

「ただの同級生だろう。それ以上でも、それ以下でもない」 王立高等学園の卒業を控え、第一王子アヴィと公爵令嬢フィーネは、誰もが羨む仲睦まじい婚約者同士であった。だが、魔女の襲来によって、その幸福な世界は一夜にして塗り替えられる。 翌朝、アヴィの隣には別の令嬢が座り、彼は最愛であったはずのフィーネを「無礼な娘」として冷酷に切り捨てた。家族も友人も、誰もが歪んだ現実を「正解」として受け入れるなか、一人取り残されたフィーネは、自らの正気すら疑い、深い絶望の淵に沈んでいく。 そんな彼女に唯一手を差し伸べたのは、彼女と同じく「正しい記憶」を保持したまま、孤独な戦いを続けていたアヴィの従者、ウィリアムだった。 記憶を奪われ、偽りの愛に支配された王子。 魔法の才能を持たず、一度はすべてを諦めかけた令嬢。 そして、二人を誰よりも近くで見守り、その絆を守ると誓った従者。 これは、書き換えられた世界で置き去りにされた三人が、偽りの絆を打ち破り、欠落した「真実の想い」を取り戻すまでの、逆転の救済劇。 ※小説家になろう様にて先行掲載しております。
恋愛 連載中 長編 R15
文字数 142,808 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.09.05
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