現代文学 思春期小説一覧
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件
―北村マイは不思議な少女だった―
何故自殺しちゃいけないの――…?
……どうして…?
北村マイ編 完結
思春期を迎えた彼女たちの
青く疼く心の葛藤の物語
文字数 4,598
最終更新日 2018.08.01
登録日 2018.07.19
風が校舎の窓を叩く音が、秋の訪れを告げていた。中学二年のクラス2-Bには、その朝も日常が続いているように見えた。しかし、クラスの隅でひっそりと机に向かうユウキにとって、学校は戦場に他ならなかった。
文字数 2,448
最終更新日 2024.04.20
登録日 2024.04.20
いつでも周りに笑顔をくれる破天荒なおてんば少女、相田雫の優しい恋のお話。中学生になった雫はひょんなことから大好きな幼馴染の翔と付き合い始める。二つの歳の差に戸惑いを覚えているところに、いじめっ子だった記憶の壮が現れた。恋はどきどきするものだと本で読んだのに翔と居てもどきどきしない。壮と居るとごちゃごちゃする。ごちゃごちゃするのに再会した壮は優しくて一緒に居ると安心した。翔に対する「好き」の意味を考えだした雫は翔に「さよなら」を伝える決心をする。本当は昔からいつだって助けてくれて背中を押して笑顔をくれるのは壮だった。側に居過ぎてなかなか気付かなかったホントの気持ち、気付いたらもう止まらない。大人になるってどういうことなのだろう? どんどん欲張りになっていく自分。笑うも泣くも笑顔も不安も何もかも、全力で突き進む雫の成長ラブストーリー。キスしたい、キスされたい。触れたい、触れられたい。一緒に居るだけで笑顔になれるみんながもれなく好きだ。誰かが傷付くことを雫は恐る。それでも「好き」には色々な意味がある。
文字数 115,291
最終更新日 2020.12.31
登録日 2018.12.11
大学の英文学科に通う男性、甲斐翔洋。
夏のある日、近くの公園を散策していた彼は、セミの幼虫が死んでいくところを目撃し、自然界の無常さに感じ入る。
そして、それをきっかけに突如セミの幼虫に変身して生きる日々を手に入れ、困惑しつつも生活していく。
世間の話によれば、幼虫が羽化に成功する確率は8割前後。いいかえれば2割の確率で失敗し、死ぬ。
そんな運命を背負わされた甲斐は、最後にどんな結末を迎えるのか。
諸般の事情により原稿すべて一括公開です。
あと、横書きで読むことをお勧めします。その方が見やすいと思うので……。
文字数 12,482
最終更新日 2019.10.15
登録日 2019.10.15
私たちのクラスには、最初から一つの空席があった----いじめ、不登校、無気力、学級崩壊。さまざまな問題が黒くうずまく教室の中で自分を保つためには、『何もない人間』でいなければならない。葛藤に揺れ動いた中学二年の一年間と、その三十年後の物語。(全9章)
この作品は、『pixiv』でも公開しています。
https://www.pixiv.net/novel/series/1018238
文字数 37,045
最終更新日 2018.10.28
登録日 2018.10.27
幼い恋は包み隠さず甘酸っぱくて、小さな恋はやがて甘い恋愛と呼ぶものに姿を変えていく。男の子目線で送るハートフルな長編ラブストーリー。
素直すぎるつかさと引っ込み思案のゆらの恋の始まりは小学二年生の時。ゆらの友達はつかさだけ。だんだんとゆらに惹かれていくつかさはゆらの言う好きがどういう類のものかわからない。けれどもつかさはゆらに恋して止まない。ひとつふたつと成長し、だんだんとふたりの関係は変わっていく。ひとつふたつと成長し、それぞれ大人に近づいていく。心許ない小学生はやがて中学生となり、高校生となり……幼い頃の葛藤とはまた違う葛藤と隣り合わせに愛を育み続けていく。
文字数 12,652
最終更新日 2023.03.12
登録日 2022.08.24
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アルファポリスの現代文学小説のご紹介
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