ライト文芸 シリアスあり小説一覧
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件
妹が急死した旺也は、彼女の息子を一人で育てることになった。
母親が急にいなくなったことで荒れる甥との暮らしに悪戦苦闘し、日々疲弊していく。
そんな二人の前に現れたのは……。
大事な人を亡くした二人が少しずつ心を癒していくお話です。
※人の生死に関するお話ですので、苦手な方はご注意ください。
※不妊に関するお話が一部あります。該当箇所には冒頭に書いておりますので、苦手な方はそこを飛ばして読んでいただけたらと思います。
文字数 18,224
最終更新日 2024.05.10
登録日 2024.04.29
大学一年生の舞空奏(マイゾラカナタ)は、優柔不断で物事を決めきれない自分にコンプレックスを抱きつつも日々を過ごしていた。大学生として自分が何をするべきかわからず、とりあえずアルバイトの面接を受けに行くも、落ちてしまう。
落ち込んだ舞空は、自分が考えて行動しようとするとうまくいかないので、次に誰かが自分に命令してきたらそれに従おうと決意する。その時、舞空より数歳年上の男、宗谷景一(ソウヤカゲイチ)に呼び止められる。
宗谷はビルの一室で舞空を子猫・アーニャと成猫・ゴローに引き合わせる。アーニャが舞空に抵抗を示さない様を見て、宗谷は舞空に合格だと告げた。宗谷は条件に合うアルバイトを探して舞空に声をかけたのだ。
宗谷が舞空をアルバイトとして雇ったのは、宗谷がオーナーを務める猫カフェで働いて貰う為だった。※タイトル通りの保護猫カフェになるのは5章目からになります。
文字数 106,680
最終更新日 2024.04.20
登録日 2024.04.20
闘病中の沖田総司は、黒猫に話し掛けていた。
すると、急に猫が言葉を話し、総司を不思議な空間に誘う。
そこで出会ったのは、自分の首を抱えた新撰組の局長だった。
文字数 7,429
最終更新日 2021.07.11
登録日 2021.07.05
久しぶりに会う初恋相手の従姉妹は、想像よりも美しい姉妹となっていた。
二人は幼い頃に書いた婚姻届とおもちゃの指輪を持って、
彼女達はかつて交わした「大きくなったら結婚する」という約束を胸に青年のもとへやってきた。
―――とはいっても、青年には既に婚約した恋人がいるのだが。
借金のカタに婚約を迫った恋人と、
何が何でも幼い頃の約束を果たそうとする従姉妹による正妻争奪戦が始まる。
文字数 10,914
最終更新日 2019.04.06
登録日 2019.04.06
その日生きる金にも困り墓荒らしを図った青年。その姿を見つけてしまったのは、気が遠くなるほどに真っ白な髪をした少女だった。
「私、もうすぐ死んじゃうのよ」
文字数 9,825
最終更新日 2021.12.15
登録日 2021.12.15
文字数 114,122
最終更新日 2020.12.23
登録日 2020.10.30
「なんで魔法使いじゃなくて、魔女なんだ?」
「だって、魔女の方が大人の女性っぽくてカッコいいじゃないですか」
蘇った死者によって世界が崩壊し、一年が過ぎた。
景色は荒れ果て、文明は過去のものになり、日常は地獄へと変わっていった。
そんな世界で、少年は一人の女の子と旅をしている。
彼女は、自分のことを「魔女」だと言った。
これは崩壊した世界を進む、少年と魔女の少女との旅の記録
そして、死者の世界で生きる人たちの物語。
文字数 104,746
最終更新日 2019.08.05
登録日 2019.06.08
僕は自分で言うのもなんだが気骨ある男である。一日のスケジュールは完璧。社会人になるまでの数年間で己を鍛え上げて有為の人材になるべく、一日も無駄にすることは出来ない。だが、隣に住む奇想天外なほんわか幼馴染がそれを邪魔するのだ。僕は彼女と断固戦うつもりだったが、幼馴染は夏休みが終わると引っ越してしまう。日を追うごとに大胆になる彼女の要求に応えているうちに僕は幼馴染に惹かれていくけれど、別れの日は無情にも訪れてしまう。離れ離れになって初めて気づいた事は、もうずっと前から幼馴染の事が好きだったという事実。そして、僕の人生はすべて幼馴染との日々を基盤に形作られていた事だった。幼馴染の誕生日である日に僕は彼女の引っ越し先である東京へと向かい、想いを伝える事を決心をする。そして、学校を抜け出して東京へと向かう。艱難辛苦の果てに僕は幼馴染の元へとたどり着き、ついに想いを伝える……かと思いきや、僕に幼馴染への気持ちを気づかせた一人の少女の存在が気にかかり、僕は伝えあぐねていた。しかし、幼馴染は奇想天外だから僕の苦しみなどなんにも知らずに看破してしまう。これは、そんな僕達のすったもんだを描いたひと夏の物語だ。
カクヨムというサイトに投稿したものと同一のものをセルフ転載しています
文字数 78,825
最終更新日 2023.07.12
登録日 2023.06.15
サッカーでスポーツ推薦をもらうため、志望高校が開催しているセレクションに参加した中学三年生の樹生(たつき)は、セレクションの帰りに交通事故に遭ってしまう。
右足を切断され、サッカーどころか歩くことすらできなくなって、唯一の取柄を失った喪失感と将来への不安と絶望に苛まれていた。
そんな樹生の前に現れたのは樹生の義足作製を担当する義肢装具士の古谷。両親や医師など樹生がこれまで関わってきた周囲の大人とは異なる、豪放磊落で傍若無人な男だった。
古谷は身体障害者になった現実を受け入れられずに欝々とする樹生に下手な慰めはしない。容赦ない現実を突きつけながらも克服の仕方、そして義足を履く意義を樹生に教えてくれるのだった。
どこか型破りな古谷を信頼し始め、また樹生と同じく大腿義足を履く女の子・紡(つむぎ)との出会いを通して、樹生は少しずつ現実と義足を受け入れていくが、樹生に数々の心強い言葉をくれた古谷にも樹生と同じような苦しみがあった。
*表紙イラストはイラストAC様より
文字数 107,140
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.18
文字数 21,068
最終更新日 2021.08.18
登録日 2021.03.27
少年二人の懐かしく優しい夏の日々。ヤクザの組長の息子、琥太郎は行き倒れの欧之丞を拾った。「なんで、ぼくの後追いするん?」琥太郎は、懐いてくる欧之丞に戸惑いながらも仲良くなる。だが、欧之丞は母親から虐待されていた。「こんな可愛い欧之丞をいじめるとか、どういうことやねん」琥太郎は欧之丞を大事にしようと決意した。明治・大正を舞台にした少年二人の友情物語。※時系列としては『女學生のお嬢さまはヤクザに溺愛され、困惑しています』→本作→『没落令嬢は今宵も甘く調教される』の順になります。『女學生…』の組長とヒロインの結婚後と、『没落令嬢…』の恋人との出会いに至るまでの内容です。
文字数 148,517
最終更新日 2023.08.24
登録日 2020.05.24
文字数 98,448
最終更新日 2023.12.30
登録日 2021.05.06
新天地で婚活をスタートさせようと意気込む梨奈。結婚相談所へ申し込むための写真を撮ろうと、写真館へやって来た。そこで出会った尚也と過ごす優しく暖かい日々の中で、梨奈は少しずつ過去に向き合い、心を癒していく。
文字数 21,443
最終更新日 2023.05.28
登録日 2023.04.30
高校二年生の『柊凛音』は部員が数人の部活、天文部に所属する面倒ごとが嫌いな男子高校生。
ある日の放課後、凛音は部活勧誘のポスターの貼り出しに先輩に連れられ図書室へ向かう。そこで偶然にも図書委員会の仕事で図書室に居た同じクラスの女子である『紫ノ宮莉奈』と出会う。
同じクラスだが接点のなかった二人はこの出会いをきっかけに話をするように。
少しずつ話をしていくうちに凛音のなかで放課後の図書室で莉奈と話すことが日課になっていた。
それからほんの数日後、いつも図書室で話をする莉奈の様子の変化に気づいた凛音は彼女のことを探ることに。
探っていく中で浮上したのはクラス内で密かに行われていた彼女に対するいじめで…
高校生の複雑な人間関係に触れたラブコメ作品です。
凛音と莉奈の二人の視点でストーリーは進めていきます。
文字数 96,784
最終更新日 2019.03.26
登録日 2019.03.01
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