ファンタジー 孤独小説一覧
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「俺、母親の中から出てきた時のこと、覚えてるんだよ」
嘘つけよ、と少年は言う。
「嘘じゃない。全部覚えてるんだよ。俺の母親の中から、粘液まみれで出てきて、それで、銃が、滅茶苦茶ちっちゃな銃が、自分のへその緒と棚がってるのを、俺は見たんだよ」
それは嘘だよ、と少年は言う。
「嘘じゃない」
嘘だよ。
少年はいなくなった。そして、僕は自分がこの世界において異端であることを知る。そして、この世界の外には、もう一つのーーいや、更なる世界が広がっているということも。
僕はその時まで黙っていなくてはならない。もしもその時が来なければ、その時は……。
僕はどうするのだろう?
文字数 2,348
最終更新日 2024.02.16
登録日 2024.02.15
’’良い子’’なのに孤独な少女・菜穂はある日雑木林で不思議な生き物と出会った。
その生き物は、くねくねしていて、どこかぬけていて、でもとても一生懸命に彼女のこと
をかんがえてくれる生き物だった。
その生き物は言葉を話した。その生き物は優しい瞳を菜穂に向けた。
菜穂の人生が変わろうとしていた。
ずっと前に書いた作品です。初めて書いたか二つ目の作品だったか・・・。
一応確認はしてみたものの、文字化けやメモ書きが残ってしまっているかもしれません。
読みにくいかもです。申し訳ないです。
20万字以上ある長い作品です。
タグにもある通り、色々な要素が含まれている作品です。
拙い表現が多々ありますが、考えて考えて作った(けれど話があっちゃこっちゃ行って大変なことになっている)作品ですので、最後までお読みいただけるととても嬉しいです。長いですが。(涙。)
最後まで肝心なところが明かされていませんが、それはご想像にお任せします。(おい・・・)
それでは、よろしければお楽しみください(^^)
文字数 225,000
最終更新日 2023.06.25
登録日 2023.06.25
文字数 9,492
最終更新日 2022.11.10
登録日 2022.10.07
心を閉ざしたすこし不思議な少女、愛菜はひとり散歩する
美弥子は平和のために働く
晴(はる)は自由気ままに恋愛するが上手く行かない
少し不思議な愛の世界の物語。やがて世界が大きく揺れ動いてゆく。
文字数 50,683
最終更新日 2022.09.19
登録日 2022.09.19
アーヴィンは母親には内緒で盗賊団の下っ端として働いていた。
根は真面目で優しいアーヴィンは盗賊団から抜け出したかったが、生来の気の弱さが災いし、頭領のマックスに逆らえずにいたが……。
文字数 8,038
最終更新日 2022.09.11
登録日 2022.09.08
不思議な力を持つ4人の若者
その力は生まれたころより持っていた
自分の力に怯え戸惑う4人は引き寄せられるように一つの場所に向かった
そこは3年前突然姿を現した島
その島に足を踏み入れた者は一人として戻ってきていない
文字数 9,926
最終更新日 2022.02.05
登録日 2021.09.01
美しい冬の夕暮れの日。過去から逃げる少年は寂れた町にあるサナトリウムで、美しく幻想的な少女沙羅と出会う。
少年の壊れた冬が始まっていく……
文字数 83,115
最終更新日 2021.10.21
登録日 2021.10.12
二十年近く前に母が死に、遂には父まで死んでしまって天涯孤独となってしまった俺……。
特に金持ちって訳でもイケメンって訳でもない40歳過ぎとなってしまった俺には結婚相手なんてさして望めることも無く、ましてや子供なんてと諦めていた。
孤独に耐えかねて缶ビールを呷るが―――。
――アレッ?
「パパ!」
この子……誰?
なんか会ったこともない知らない子供から俺、「パパ」って呼ばれちゃいましたけど……。
文字数 5,577
最終更新日 2021.01.23
登録日 2021.01.23
よろず屋・黒木康平《くろき こうへい》がある朝目覚めると、隣に一人の少女が眠っていた。彼女は未明《みあか》と名乗り、しばらく彼女の身を預かることを彼に依頼したというのだが……。
謎に満ちた少女未明を軸に巻き起こる、異様な事件。
次第に明らかになっていく彼女の過去と運命に、ただ無為に生きてきた康平の中で何かが動き出す。彼は彼女を護り救うことができるのか。
虚ろな男と果て無き定めを背負う少女が織りなすダークファンタジー。
文字数 175,493
最終更新日 2020.09.05
登録日 2020.07.21
少年は生きる意味も目的も知らず、ただ糧を得る為だけに戦っていた。少女はその強大な力故に恐れられ、隔絶された檻の中で、ただ言われるがままに戦っていた。
傭兵省吾は志しもなく反乱軍に身を投じ、そこで「紅い目の魔女」と呼ばれる少女イチに出会う。その美しいが何も映さない眼差しに囚われ、省吾は初めて何かを欲した。そしてイチもまた、己に伸ばされた手に、怯えながらも惹かれていく。
文字数 62,392
最終更新日 2019.11.13
登録日 2019.10.28
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