恋愛 ほっこり小説一覧
三島菜緒は帰宅の際、駅の階段でバランスを崩し転倒した。
意識が黒一色に染まっていく中、次に気が付いた時には見知らぬ土地の木陰で横になっていた。
仕事や人生の悩みも全部吸い込んでくれるような爽やかな青空の下、ひとりの青年と出会う事になる。
垂れ耳、垂れ目の君と。
文字数 8,091
最終更新日 2020.12.31
登録日 2020.12.28
人生、悪いことばかりじゃない。良いことだってきっとあるッ!!
高校一年生の安楽南菜(あんらくなな)は御朱印集めが趣味。そんな彼女の地元には七福神を祀っている寺社が7つあり、お正月には『七福神巡り』が行われている。
七福神巡りとは参拝者がそれらの寺社を巡り、宝船の描かれた色紙に御朱印をいただいていくというもので、その色紙を自宅に飾って幸運が舞い込むことを祈る。同様のことは日本各地で行われている。
そして高校へ進学して初めて迎えたお正月を機に南菜は地元の七福神巡りをすることにした。だが、その途中でいくつもの災難に見舞われて……。
果たして彼女は無事に七福神巡りを終えることが出来るのだろうか?
◆
※参拝の方法には諸説あり、地域や寺社によっても異なります。ですがどんな形であれ、神様や仏様を敬う気持ちがあれば大丈夫。清らかな心でお参りしましょう。
文字数 8,084
最終更新日 2023.03.17
登録日 2023.03.14
両親が海外赴任に行ってしまって中学3年生の時から一人暮らしを強いられた高校2年生の男の子―伊桜優。
そんな彼は寂しい気持ちなら逃げるために小説を書いていた。
気まぐれに応募した「第23回佐渡川文庫ラノベ大賞」で、彼の『虹色の涙』が大賞を受賞した。
そして、『虹色の涙』の第1巻の発売日に、優の家に、学校一の美少女―瑠璃川羽澄がやってきた。
「こんな素晴らしい作品になんてもったいないことしてるんだよ!!」
瑠璃川羽澄は伊桜優の『虹色の涙』の中の恋愛描写にリアリティがないのを怒っていた。
「しょうがないだろう。俺……恋愛経験ないし」
『虹色の涙』の中の恋愛描写にリアリティがないのは伊桜優に恋愛経験がまったくなかったからだ。
「わたしと同棲して?」
だから、瑠璃川羽澄は提案した。自分と同棲することを。
毎日自分と疑似恋愛をしたら、伊桜優の作品の恋愛描写がうまくなるだろうという理由で。
そんな瑠璃川羽澄の提案を、伊桜優は不可解に思った。
「なんで才能のない俺のためにそこまでするの?」
「わたしを本気にさせたのは、君の才能なんだよ」
この言葉に、伊桜優の心は揺らいで、つい瑠璃川羽澄が家に侵入するのを許してしまった。
悲しいことがある度に泣いてしまう伊桜優。そして、その度に彼を励ます瑠璃川羽澄。
毎日疑似恋愛をするうちに、伊桜優と瑠璃川羽澄の心は近づいていく。
これは甘くて、ほんのりと酸っぱい泣き虫の男子高校生と学校一の美少女の同棲生活の物語。
「君の作品に恋をして、そして君に恋をした」
※「糖度1% 彼女がやってきた日」の素敵な挿絵はのの様(@07nono06)の作品です。
文字数 63,672
最終更新日 2021.08.21
登録日 2021.06.29
ある冬な季節大切な日に
ある人に渡すチョコに壮大な試練が待ち受ける。
彼女はその試練を乗り越えられるのか?
文字数 2,999
最終更新日 2021.07.16
登録日 2021.07.16
恋なんて、他人事だった。
毎日平和に過ごして、部活に打ち込められればそれで良かった。
なのに。
恋なんて、どうしたらいいのかわからない。
⭐︎素敵な表紙をポリン先生が描いてくださいました。ポリン先生の作品はこちら↓
https://manga.line.me/indies/product/detail?id=8911
https://www.comico.jp/challenge/comic/33031
この作品は小説家になろう、エブリスタでも連載しています。
※エブリスタにてスター特典で優輝side「電車の君」、春樹side「春樹も恋に落ちる」を公開しております。
文字数 57,580
最終更新日 2022.04.29
登録日 2021.11.13
山吹さくらは自分は世界一運の悪い女だと思っている。
なぜならいつもきれいな姉と比較されるから。
その日も学年一番の男子から、姉へのラブレターを手渡されたのだった。
☆一気に読めます。
短編初挑戦です。
☆8月のほっこりじんわり大賞にエントリーしています。
☆エブリスタコンテストのお題。
「最近、きれいになった?」が出てくる短編
文字数 5,310
最終更新日 2020.07.13
登録日 2020.07.13
遥かな昔。 緑がない人工の国があった。
そこには、植物を生み出そうとする研究者達がいた。
国から「最初に植物を生み出した研究者には、爵位と名誉研究者の名を与える」と言われた彼らは研究に励んでいた。
そうして、最初に生み出された植物とはーー?
※『ハージェント家の天使』(https://www.alphapolis.co.jp/novel/197222316/347362719)のスピンオフ作品となっていますが、この作品だけで完結するように書いています。
興味がありましたら、元になった作品もご覧下さい。
【表紙はお借りしました】
文字数 8,013
最終更新日 2020.07.05
登録日 2020.07.05
以下、ネタバレ10割のあらすじです。
興味が湧きましたら中身をお読みくださいませ。
(約20,000文字)
◇
私はごくごく普通の高校一年生。
平凡な毎日を送るある日の出来事、私は登校中に誰かとぶつかった。
図々しくも振る舞う彼はなんと転校生だった。
隣の席になった彼は、出会ったその日に私の唇を奪ってしまう。
動揺したままに次の日を迎えると、今度は幼馴染が転校してきた。
積極的な彼と、冷たくあたる幼馴染に挟まれながらも私は何とか授業をこなす。
エスカレートしていく展開に二人はついに決闘することとなる。
彼のアプローチが加速する一方で、私は幼馴染の本心を知った。
幼馴染はずっと約束を守ってくれていたのだった。
そして、どちらと付き合うのかを決め切れない私の前に、三人目が現れたのだった。
※なろうにも投稿
文字数 19,329
最終更新日 2023.05.30
登録日 2023.05.30
ある日、同級生の穂真田 九千紗(ほまで くちさ)に「ねぇ…私、キレイ?」と聞かれた。以前から九千紗のことが好きだった少年は当然のごとく「もちろん」と答えたところ、彼女は素顔を見せてあやしく微笑んだ。
そう、彼女こそ世にも恐ろしい妖怪、口裂け女なのだ。ただ、相手も只者ではない──
「吾輩を殺す? いいでしょう。ただ死ぬ前に我がちんちんを見てもらいます」
「……ッ?!」」
その男、世紀のド変態であった。
文字数 16,316
最終更新日 2021.01.02
登録日 2020.12.22
空木ましろはオタク趣味をひたすら隠して生きる、孤独なインドア女子高生だった。
友達が欲しいけど、友達の作り方が分からない。
スポーツ万能で頭が良くて、友達が多い……そんな憧れの美少女・梓川ほたか先輩のようになりたいけど、自分なんかになれるはずがない。
そんなましろは、ひょんなことから女子登山部を訪問することになるのだが、なんと登山部の部長は憧れのほたか先輩だった!
部員減少で消滅の危機に瀕しているため、ほたか先輩からは熱烈な歓迎を受ける。
それはもう過剰なまでに!
そして登山部は、なぜか美少女ぞろい!
スーパーアスリートで聖母のようにやさしいお姉さん・ほたか先輩。
恥ずかしがり屋の目隠しボクっ娘・千景さん。
そしてワイルドで怖いのに照れ屋な金髪少女・剱さんの甘々な色香に惑わされていく。
「私には百合の趣味はないはず! 落ち着けましろ!」
……そんな風に誘惑にあらがいつつも、特殊スキル『オタク絵師』によって少女たちを魅了し、持ち前の『観察眼』によって絆を深めていく。
少女たちは次々にましろを溺愛するようになり、ましろはいつの間にか百合ハーレムの姫になっていくのだった。
イチャイチャで甘々な百合ハーレムの真ん中で、ましろのゆる~い青春の物語が幕を開けるのですっ!
※「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアップ+」でも公開中です。
文字数 390,004
最終更新日 2020.08.26
登録日 2020.04.26
【通勤時間やお昼時間に、サラッと読めるさわやかな大人の恋愛短編です】
「――女のくせに」
仕事を頑張れば「バリキャリ女子」と揶揄され、出世をすれば「女性活躍推進枠だろ」と言われる。そして、”女らしくない”趣味のものを買おうとすれば「女性にはそれは合わないのでは」と、説得される。
メディアで踊る「女性が活躍できる社会へ」っていう文言。だけどね、現実はまだまだ昭和時代の香りが残っているのよ。
そんな「日本的な女性像」を押し付けられ、この上なく息苦しい世の中で、私が出会ったのは、穏やかで、わたしと同じくちょっと理屈っぽい自動車販売店の営業マン。
彼は私が抱える社内への不満に対して、なだめるでもなく、適当に相槌をうつでもなく、予想の斜め上の回答を返してくれる。
そんな彼に惹かれてしまったのは、必然だと思いません?
文字数 9,984
最終更新日 2022.02.05
登録日 2022.02.05
高校三年生の桜木未央は、卒業式を前にバンドマンの彼氏から別れを告げられる。
卒業式当日、思い出の品をタイムカプセルに封印した未央は帰宅途中に遥か未来の世界に呼び寄せられてしまった。
音楽という概念が無い世界に原初の曲が鳴り響く――
文字数 6,175
最終更新日 2022.07.30
登録日 2022.07.30
オタクである自分が嫌いな高校二年生 神代魁璃 と、魁璃と肩を並べるほどのオタクでありながら高いルックスと成績を誇る高校三年生 穂波愛花 の恋愛物語。
一見順調そうな恋の線路は……。
文字数 6,273
最終更新日 2018.07.16
登録日 2018.07.07
結婚前提の彼女との同棲生活の初日のディナーは俺の得意料理。だが、この料理には大きな問題が一つ有った。他…。
文字数 7,214
最終更新日 2018.06.26
登録日 2018.06.24
理不尽な家族の元から逃げ出した月見(つきみ)は、絶望の淵にたっていた。
食べるものもなく公園で倒れていたところを助けてくれたのは4人の男性たち。
家族に見つかるわけにはいかないと不安になる月見に、救いの手が差し伸べられる。
「大丈夫だよ。僕たち『カルテット』は簡単に人に話したりしないから」
彼等には秘密があった。
それは、俗に言う『裏社会』に関わる『カルテット』と呼ばれるチームメイトであるということ。
彼等の正体を知った瞬間、月見は自らの能力を使いながら共に蕀の道を突き進んでいくことになる。
「これから先、一緒にどこまでも堕ちてくれる?」
星空の下、彼と真実の愛を誓う。
──さあ、あなたは誰の手をとりますか?
※念のためR-15指定にしてあります。
文字数 432,265
最終更新日 2021.07.11
登録日 2020.06.27
幼馴染みの高野君を、親友が好きだという。
その親友に私の好きな人を聞かれて、高野君の親友の名を伝えてしまった。
罪悪感に苛まれるけれど、やっぱり私は高野君が好き。
この気持ちを持て余していると、高野君の親友の金井君が一肌脱いでくれて。
ハッピーエンドを迎えました。
文字数 10,028
最終更新日 2022.07.06
登録日 2022.07.06
悪魔と少女派生の小説……、いわゆるSSってやつを目指してます!
内容は主人公月影月とそのまわりの男の子たちを中心にいろんな事件?が起こっていく感じです。
文字数 21,224
最終更新日 2022.05.28
登録日 2020.02.22
“私”が、動物たちと出会い、共に成長しつつ、色んな別れを繰り返す中で、ふと気がつけば、一匹の猫と過ごして20年あまりの月日が流れていた。
いつの間にか、当たり前となっていた日常の中に家族として、その猫は極々、自然に“私”の妹から姉となり、手慣れた頼もしい乳母となった。
そして、彼との出会いと再会のきっかけも、その猫がもたらしてくれた。
猫が、虹の橋を渡っても、時折、心配になって近くで見守ってくれている気がしてならない。
※全10話。2、3日おきの更新。
※恋愛要素は、後半過ぎてからとなっています。
文字数 11,618
最終更新日 2022.08.26
登録日 2022.07.31
バイトの帰り道で、変なモノを見た。
月明かりのない夜。
街灯の薄明かりのもとで、黒い布が浮いていた。
よくよく見てみるとフードのような部分があり、人に見えなくもない。
「……いや、鎌は銃刀法違反でしょ」
そう呟き、バイトで疲れた体を引きずって回り道に行こうとした。
すると、鎌をしょった黒い布がすごい速さで接近してきた。
「すみません!総合病院ってどこですか?!」
「この近くにはありませんよ」
……これが、あのポンコツな死神との出会いだった。
文字数 15,011
最終更新日 2023.07.17
登録日 2023.07.17
深夜一時のビルの屋上に、自殺をしたい少女と自殺を止めたいおっさんがいた。
全てを失い居場所が無くなった売春婦の東條雪(とうじょうゆき)は死に場所を探して歩き回る。行き着いた先は高層ビルの屋上で、憧れの景色の中で飛び降り自殺をするつもりだったのだがその場に居合わせた佐原草十郎(さはらそうじゅうろう)に見つかってしまい……。
「は?死ねよ。誰も止めやしねぇよ」
自殺を止めるどころか、死ねと発言する佐原草十郎に東條雪は絶句してしまった。
『どうせ死ぬなら俺と一発ヤらせろや!!』
この台詞に、一体どんな意味が込められているのか!?
文字数 8,527
最終更新日 2022.06.26
登録日 2022.06.26
「あたしに任せて!!」
お決まりの台詞とともに、絡んできたヤンキー達へと突撃する彼女。
その両手には愛用している二本の包丁が光る。
彼女――『雪野莉子(ゆきのりこ)』は、(普通の)高校二年生である。
ちょっと人見知りで、長い黒髪ときれいな瞳を持っている小柄な女の子だ。
ただし……僕への愛が深すぎるヤンデレなのである。
「ダメだから、その包丁しまって!!」
彼女の細い腰に飛び付き、その突撃を必死に抑え込む。
僕――『雨宮陸(あまみやりく)』はヤンデレ彼女の暴走を抑えるため、今日もまた奮闘するのである。
彼女の愛に応えるがために。
◆◆◆
※ヒロインがヤンデレですが、ドロドロはほとんどありません。(むしろ、デレデレ?)
※本編はラブ深め&コメディ強めのラブコメで、番外編(過去編や別キャラ視点編等)はセンチメンタルなことが多いです。
※シンプル設定で、基本サラっと読むことのできる物語です。
※第5回ほっこり・じんわり大賞にエントリーしております。
※一話2000~4000字程。
※2022.08.19に約11万字で完結。
※小説家になろう様にも投稿しています。(外部リンク参照)
※表紙のアイコン絵は、なのどん様(@_xoxo_sss_)に描いて頂いたヤンデレ彼女な莉子ちゃん。
文字数 114,662
最終更新日 2022.08.19
登録日 2022.07.19
ブラック企業ではないが毎日残業があり、いつも疲労困憊で帰路に着く主人公。そしてなぜがいつも家にいる彼女が待っている。何の仕事をしてるのかよくわからないが、いつも癒されているこの状態を変えるのはもったいなくいつも一歩踏み込めない毎日が続く。
文字数 11,685
最終更新日 2023.07.30
登録日 2023.06.14
真夏。
とんでもない暑さに殺されかけている主人公、工藤明治は、とある日。学校でクラスカースト最底辺の三嶋巫女と話し、文芸部に通うようになる。
そこで出会うのは、金髪JK、男性恐怖症の女の子に……喧嘩つよつよほんわか先生!?
工藤明治達が過ごす日常を描いた、ハチャメチャラブコメ。
文字数 8,979
最終更新日 2021.07.11
登録日 2021.07.11