児童書・童話 小説一覧
3,121
隣のじいさん
小学生の頃僕は祐介と友達だった。空き家だった隣にいつの間にか変なじいさんが住みついた。
祐介はじいさんと仲良しになる。
ところが、そのじいさんが色々な騒動を起こす。
でも祐介はじいさんを信頼しており、ある日遠い所へ二人で飛んで行ってしまった。
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文字数 5,739
最終更新日 2024.04.21
登録日 2024.04.21
3,122
キッドナップ・キッド
少年少女誘拐譚
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文字数 107
最終更新日 2026.07.31
登録日 2026.07.31
3,123
アラシとナギの料理店
広い海が見渡せる岬の上に、『うみのねこ』という料理店があります。
お店を切り盛りするのは、アラシとナギという双子の猫。
『うみのねこ』にはメニューがありません。
お客さんが食べたいものを作って出すのです。
さあ、いらっしゃい、いらっしゃい。
ここは海に住む猫の料理店。
ちょっと風変わりでほっこりする時間をどうぞ。
ベリーズカフェでも公開中です。
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文字数 3,874
最終更新日 2018.03.11
登録日 2018.02.26
3,124
ママはどこ?
ママはどこ?
ママは誰?
ママと一緒に…。
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文字数 986
最終更新日 2022.06.06
登録日 2022.06.06
3,125
「兄弟げんかと仲直り」 上の行から読めば「兄弟げんか」、下の行から読めば「仲直り」!
幼い兄弟の喧嘩と仲直りの様子を323字で描いた作品。上の行から読めば「兄弟げんか」、下の行から読めば「仲直り」、往復すれば喧嘩は丸く納まりますw。
尚、この手法は百貨店や出版社等の広告で使われている既存のスタイルです。
(この作品はカクヨム、小説家になろう、noteにて公開中)
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文字数 382
最終更新日 2022.11.13
登録日 2022.11.13
3,126
『ことばたちのストライキ』
はい、承知いたしました。
構成案1「ことばたちのストライキ」を元に、絵本のシナリオ(文章案)を作成します。
()内は、絵のイメージや場面の補足です。
『ことばたちのストライキ』
(表紙:タケルくんが、口から「バカ!」というトゲトゲした文字を飛ばしている。隅っこでひらがなの「あ」や「お」が泣いている)
(P.1-2)
タケルくんは、げんきな おとこのこ。
でも、くちから でてくる ことばは、いつも トゲトゲ イガイガ。
「おかあさん、ごはん! はやく!」
(お母さんに、命令するように叫ぶタケルくん)
「うるさい! あっちいけ!」
(友達を押しのけるタケルくん。飛ばされた「あっちいけ」の文字が、友達に刺さっている)
(P.3-4)
タケルくんが そういうたびに、
おへやの すみっこで、
ちいさな ちいさな「ことば」たちが、シクシク ないていました。
「おはよう」も、「ありがとう」も、「ごめんね」も。
みんな、タケルくんの トゲトゲことばが こわくて、
まっくろに よごれて、ふるえていました。
(部屋の隅の暗がりに、小さなひらがなの姿をした「ことば」たちが、傷だらけになって泣いている)
(P.5-6)
つぎのひの あさ。
タケルくんは、ベッドから とびだして、びっくり。
しーん……。
(がらんとしたタケルくんの部屋。壁に貼ってある「あいうえお表」の文字が、全部消えている)
まちじゅうが、おとを なくしていました。
いえも、くるまも、いぬも、ねこも、
みんな くちを パクパク させるだけ。
「おかあさん?」
タケルくんが よんでも、こえが でません。
(テレビも、スマホも、まっしろな画面。音も文字もない)
(P.7-8)
「ことば」が、ぜんぶ いなくなって しまったのです。
タケルくんは、おなかが すきました。
でも、「おなかすいた」が いえません。
おなかを ポンポン たたいてみます。
おかあさんは、かなしそうな かおで くびを ふりました。
(タケルくんがお腹を叩くのを見て、お母さんが「おなかが痛いの?」と心配しているが、声が出ない)
(P.9-10)
タケルくんは、こうえんへ はしりました。
ともだちが ブランコに のっています。
(ねえ、あそぼう!
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文字数 2,088
最終更新日 2025.11.16
登録日 2025.11.16
3,127
X組の下剋上
山里美来は、大事な試合に向かう途中、あわや自動車との衝突しそうになる。
車から降りてきたイケメンに、一目惚れする美来。
運命の出会いと思って、校章を頼りに同じ学校を目指す。
しかし、入学した学校はとんでもないところで……。
準備中で申し訳ありません。
準備ができ次第、連載を開始します。
8月中に完結予定です。
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文字数 2,412
最終更新日 2025.07.31
登録日 2025.07.31
3,128
香一 乙輪 白い猫
こんな事があったかもしれないそんな話
感想数 0
文字数 234
最終更新日 2020.11.07
登録日 2020.11.07
3,129
あなたに言いたいこの気持ち
気持ちを伝えるのって苦労しますよね。
そんな話を書いてみました!
感想数 1
文字数 1,346
最終更新日 2023.10.20
登録日 2023.07.31
3,130
だから開けるなと言ったでしょう
浦島太郎に玉手箱を持たせて地上に送り返した乙姫の胸の内は。
※「小説家になろう」、「カクヨム」にも掲載しています。
感想数 0
文字数 4,036
最終更新日 2025.01.31
登録日 2025.01.31
3,131
賢二と宙
中学校3年生の宙(そら)は、小学校6年生の弟の賢二と夜空を見上げた⎯⎯。そこにあるのは、未だ星座として認識されていない星たちだった。ふたりの対話が、物語の星座を作り上げてゆく。流れ星を見た賢二はいう。「願い事を三回言うなんて、出来ないよ」兄の宙が答えた。「いつでもそうなれるように、準備しておけってことさ」。
【旧筆名、多梨枝伸時代の作品】
感想数 0
文字数 2,571
最終更新日 2024.07.31
登録日 2024.07.31
3,132
ホタルまつりで会おうね
「なんでも屋さんのおじいさんにね、言われたの。
とっても、大事にしていたものと、おわかれしなきゃならないときは、ホタルまつりに行きなさい。
大事にしていた人には、ホタルまつりに行かなければならない、せきにんがあるんだって」
エブリスタにも掲載しました。
小学2年の少女ふたりの、ちょっと不思議で物悲しい、小さな冒険物語です。
感想数 0
文字数 16,918
最終更新日 2017.10.19
登録日 2017.10.18
3,133
ねこまんま族の少女パール、妖怪の国を救うため旅に出る
13歳になるパールは、妖怪の国に暮らす「ねこまんま族」の少女。将来の夢は一族の族長になること。賢く妖力も大きいパールだが、気の強い性格が災いして、あまり人望がない。
妖怪の国では「闇の神」ロージャ様が、いたずらに都を襲うので困っていた。妖怪たちの妖力を防いでしまう闇の神から国を守るため、人の国から「金の騎士」を呼ぶことにする。人間は妖力を持たぬかわりに武器を使うから、闇の神に対抗できるのだ。
しかし誰かが遠い人の国まで行って、金の騎士を連れてこなければならない。族長にふさわしい英雄になりたいパールは、
「あたしが行く」
と名乗りをあげた。
故郷の大切な人々を守るため、重要な任務を帯びた少女の冒険が今、幕を開ける。
(表紙絵は「イラストAC」様からお借りしています)
感想数 0
文字数 94,601
最終更新日 2022.12.18
登録日 2022.11.30
3,134
ぽっぽぽぽっぽ
ぽっぽぽぽっぽぽっぽぽっぽぽっ……。
2020.6.18
感想数 0
文字数 264
最終更新日 2021.05.19
登録日 2021.05.19
3,135
やさしいおねえちゃん
仲間はずれにされた少女が、
心配してくれた近所の女子高生に、
優しくされて、元気を取り戻した。
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文字数 432
最終更新日 2025.06.30
登録日 2025.06.30
3,136
たいようのうた
たいようはサンサンとぼくらをてらす。
児童文学初挑戦。
難しい(/ー ̄;)
読んだこと覚えていないから、子供の気持ちって想像でしかない。汚れた大人さ。
感想数 0
文字数 251
最終更新日 2016.08.07
登録日 2016.08.07
3,137
【完結】放課後、VR謎解きクラブ 〜ミステリー小説、読んでみませんか?〜
キミが手に取る、初めてのミステリー小説にオススメ!
定番トリックが多数登場する、“1問10分のオムニバス形式”の謎解きを一緒に楽しもう!
ひょんなことから、転校生の光流(小学六年生)は、VR謎解きゲームをプレイする部活に入る。
そして、頼れる部長の数葉と、いつも優しい詩衣奈と共に、謎解きを楽しむ日々を送る。
やがて、大会が開催されることを知り、かつての親友と「全国大会で会おう」という約束を交わす。
果たして、光流たちのチームは、全国大会へと駒を進めることができるのか!?
これは、転校生の少年が、謎解きと出会い、仲間と出会い、成長していく物語。
感想数 0
文字数 108,611
最終更新日 2026.08.16
登録日 2026.07.31
3,138
雨蛙
雨蛙のケイタは、いつも家にいるすみれと言われている女の子が気になっていたが・・・
感想数 0
文字数 1,881
最終更新日 2026.08.01
登録日 2026.08.01
3,139
召喚魔法姫ユニ☆らぶ
ある日、勇馬は道端に落ちていたポスターを拾った。それは、運命の相手が見つかる召喚ポスターだった。なんと、ポスターからは魔法の国の姫様がでてきた。
感想数 0
文字数 66,814
最終更新日 2022.04.15
登録日 2016.10.22
3,140
僕とメルと君の探し物屋
ぼくはヒロト。図書館で本を読んでいると、いつの間にか知らない町にいたんだ。
飼い猫のメルは人間の言葉をしゃべりだすし、知らないお兄さんたちに”アカリ”って呼ばれたり、”探し物屋”って呼ばれたり……。いったい、何が起きているんだ?
――《三代目探し物屋》に選ばれた少年が、本の中の世界で、住人たちの探し物を見つける物語――。
※個人サイト及び他サイトとの重複投稿です。
感想数 0
文字数 80,061
最終更新日 2018.03.11
登録日 2018.03.11
3,141
微笑み三回~萌葱色のマフラー~
この時期『猫はコタツで丸くなる』が相場なのに……。
哀しげに呟いたのは、雪に混じってしまいそうなほど真っ白なメスの猫です。
――*中略*――
そうよ、微笑み三回よ。微笑み三回!
――*中略*――
遠く、視線の先に見えるのは、ポツリと建つ赤い尖り屋根の小さな家。
白猫はその家に向かっていました。目的の主であるおばあさんに会いに――。
文字数 4,159
最終更新日 2018.09.19
登録日 2018.09.13
3,142
短篇童話集
2004年~2005年に創作した児童文学作品です。
当時通っていたメリーゴーランド童話塾で発表。一部、WEBの投稿サイトでも公開しましたが、当時の公開サイトも既に消えてしまったサイトも多く、記録の意味も含めこちらに公開していく次第です。
一話完結の作品を、短篇童話集として公開していきます。
感想数 0
文字数 1,982
最終更新日 2019.08.11
登録日 2019.08.11
3,143
びわびわ
ふんわりです。
それは、雲です
白い、床で、広いのです。
そこにはヘノルとビワビワが居ます。
ヘノルは地上を案じ、ビワビワはそれを見にいきます。そして報告します。
感想数 0
文字数 1,657
最終更新日 2021.09.12
登録日 2021.09.12
3,144
西地区警備署事件録2024
令和日本に似た箱庭世界、幻想怪異発生特別区――通称「特区」。その治安を守る西地区警備署には今日も様々な依頼が降りかかる――。
遺失物課と時々直し屋が活躍する短編シリーズのまとめです。
後半は四季が特区を引っ掻き回す「秋の失踪」シリーズの連載になります。
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文字数 27,778
最終更新日 2025.08.14
登録日 2025.07.15
3,145
カラコーン
さっちゃんがインフルエンザになって、寝込んでいます。すると、どこからか、カラフルなユニコーンがやってきました。
はるくんの絵をみて考えました。
感想数 0
文字数 405
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.12.16
3,146
ほら、ホラーだよ
主人公はさえない小学生。マドンナはブス。脇を固めるサブキャラは、彼氏いない歴30数年を誇る独身の妖怪作家。いまだに甥の家族とともにうまれた家に住み続けている。住んでいる家は和風のお化け屋敷。忘れられていることを嘆いて、なんとか世に出たいお化けや、人を脅かして面白がるお化けどもが、お化けが見える貴重な人材とばかり主人公にとりついてきた。そうこうするうちに”魔”も参戦。すると、先祖代々、この家を守ってきたという神様も現れた。さあ、主人公、どうする? コメディタッチで描く、恐くなさそうで、本当は怖い日常生活。笑いながら震えて。ほら、ホラーだよ。
感想数 12
文字数 178,157
最終更新日 2021.02.11
登録日 2020.12.31
3,147
シェイモ不思議短歌 ペガサスとゼリー
シェイモワールド全開の不思議な短歌です!
感想数 0
文字数 105
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.17
3,148
こんなてんきには
おうちでひとり。
ぼんやりとそらを見上げるうさぎ。
「こんなてんきには」
思い浮かべるのは、大切なあの子。
感想数 0
文字数 634
最終更新日 2021.07.29
登録日 2021.07.29
3,149
我ら七不思議調査隊!
小学生の少女達が学校に伝わるオカルト現象を調査・検証していくお話。
オカルト話が大好きな少女茜と、外国からの転校生のクロエ、オカルト否定派の紫と共に学校の七不思議を調査していく。殆どは科学的に説明のつく現象だったが……?
感想数 0
文字数 63,575
最終更新日 2026.07.13
登録日 2026.07.03
3,150
カカシの不気味な谷渡り
感想数 0
文字数 6,425
最終更新日 2019.01.02
登録日 2018.12.30
3,151
ブルとプッププップ
ぼくは、犬を飼っている。
ブルドッグのブル。
かわいいんだよ。
感想数 0
文字数 587
最終更新日 2024.08.19
登録日 2024.08.19
3,152
てのひらに残った春
感想数 0
文字数 1,296
最終更新日 2026.08.26
登録日 2026.08.26
3,153
手袋を買いに......きた子狐を掘った(直球)
とある町で編み物屋を営んでいた僕。ある雪の降る寒い夜、微かに開いたドアから伸びてきたのは、小さくて愛らしい、ふるふると震える狐の子の手だった。
「手袋を下さい」
――ああ、いくつだって、あげるとも。その代わり君は、その身体を僕に捧げてくれ……。
ガチホモケモナーに目醒めた男の、種族を越えた夜の遊戯が始まる――――。
※本小説は新美南吉作の「手袋を買いに」の二次創作です。
感想数 0
文字数 602
最終更新日 2017.05.18
登録日 2017.05.18
3,154
ファー・ジャルグ 北の国のお話
アイルランドに存在する妖精、ファー・ジャルグの話を元に、作成した話です。本来は絵本として作成したものなので、非常に短い作品です。
ある北の国の話。北の国の森には、真っ赤な帽子と真っ赤なマントを羽織った不思議な精霊、ファージャルグがいるのです。彼は度々人の前に姿を現して、いたずらをするのですが、旅人が森で迷ったりしている時は助けてあげたりします。そんな精霊と、ある二人の男のお話です。
感想数 0
文字数 2,870
最終更新日 2019.04.06
登録日 2019.04.05
3,155
ある羊と流れ星の物語
たくさんの仲間と共に、優しい羊飼いのおじいさんと暮らしていたヒツジは、おじいさんの突然の死で境遇が一変してしまいます。
後から来た羊飼いの家族は、おじいさんのような優しい人間ではありませんでした。
そんな中、その家族に飼われていた一匹の美しいネコだけが、羊の心を癒してくれるのでした……。
文字数 24,482
最終更新日 2022.05.09
登録日 2022.05.09
3,156
猫の一日
にゃん。にゃんにゃん。にゃにゃーん。
訳:アルポリとハーメルンとなろうとカクヨムとpixiv、ノベルアップ、エブリスタで投稿予定
感想数 0
文字数 208
最終更新日 2020.07.19
登録日 2020.07.19
3,157
表と裏と狭間の世界
夢を無くした
ファンタジー小説家の卵と
やぶ睨みの不気味な老人。
得体の知れぬ監視人たち。
現実と幻想…
日常に潜む異質。
親友リックの
不自然な事故をきっかけに
次第に未知の世界へと
引きずり込まれてゆく
孤高の青年、カイ。
全ては、小さな田舎町での
運命の出会いから始まる。
蔦に覆われた古い骨董品店、
その重く軋んだ
樫の木の扉を押し開け
いざゆかん
表と裏と狭間の世界へ。
感想数 0
文字数 132,715
最終更新日 2020.10.08
登録日 2020.09.16
3,158
ロッコ
ロッコの頭上には不思議な数字が浮かんでいる。
これは彼に残された幸福の数である。
幸福を使い切らないよう、ロッコは幸せでも不幸でもない場所を目指して旅に出る。
――これは1つずつ失っていく物語。
感想数 0
文字数 22,838
最終更新日 2022.12.02
登録日 2022.11.29
3,159
夏の日
おばあちゃんは、夏の暑さにまいっています。
でも、1歳の孫さっちゃんのお世話をしているうちに……。
感想数 0
文字数 666
最終更新日 2023.07.29
登録日 2023.07.29
3,160
じいじのあかとんぼ
「じいじは総理大臣よりすごいんやぞ!」
いつもじいじはこう言っている。
「何言うてんねん、ただの百姓やろ。」
僕がこう言うと、じいじは黒光りした顔でにこっと笑うだけだ。
「お米や野菜では、なーんも儲けにならんのにって、いつもお母さん言うてるよ。」
「ほやのう、米や野菜売るだけでは儲けにはならんのう。けどじいじは、金にならん大事なもんをたーくさん作ってるんや。」
金にならん大事なもんをたーくさん作ってる?僕の頭の中はクエスチョンマークだらけや。
春の田植えが済んだころ、田んぼにはオタマジャクシやゲンゴロウ、メダカもいっぱいあらわれる。最近はドジョウも戻ってきたってじいじが言うとった。どこにおったんやろうこんなにいっぱいと思うくらい。するとじいじは、
「おっ!今年もおるな。」とメダカに話しかける。
「何でメダカに話しかけたん?」と僕が聞くと、
「このメダカは日本にしかおらん、絶滅危惧種って言われてるめだかなんやぞ。」と教えてくれた。
「田んぼの中の生き物がいっぱいになってきたから、コウノトリもいっぱい飛んでくるようになったんやぞ。」
「うん、それは学校で教えてもろた。コウノトリは自然界の頂点にいる生き物で、コウノトリが棲めるってことはすべての生き物が住みやすいんだって。」まだよくわからんけど、とにかくすごいことなんやろうなっていうことは僕にもなんとなく分かった。
じいじにトマトの畑手伝ってくれんかと言われて行ったとき、ハチがいっぱい飛んでいて、「わあー、こわいよー!」って言ったらじいじは、
「そりゃあ、大変じゃ。でもミツバチがおらんようになったら、実が実らん。人類は食べるもんがなくなって、滅びるんやぞ。」
今年の夏祭りの日は、夕方になってもまだ西からお天とうさまの陽がまだ暑い暑い日だった。そこにふいに、すーっと涼しい風が吹いてきたとき、じいじが言った。
「おっ! じいじが作った涼しい風が吹いてきたな。」
「えっ?じいじが作った涼しい風?」
「そうさ、じいじが作っている田んぼの上を吹いてくる風は涼しいんやぞ!」
「へえー。田んぼッてすごいんやな。」
稲刈りの時期が近付くと、あかとんぼがいっぱい飛び始めた。じいじはまた、
「おっ! じいじが育てたあかとんぼが今年もたくさん飛んでるわい。」
「え!?じいじが育てた? うそだーい。」
「あかとんぼの子どもヤゴは、田んぼでしか育たんのやぞ。ほやから田んぼを作ってるじいじが育てたのと一緒や!」
感想数 0
文字数 1,582
最終更新日 2025.02.08
登録日 2025.02.08
アルファポリスの児童書・童話小説のご紹介
アルファポリスの児童書・童話小説の一覧ページです。
メルヘンチックなほのぼのストーリーから胸がキュンとなるじんわり小説まで、長編・短編の児童書・童話が満載です。
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