仕事小説一覧
文字数 72,602
最終更新日 2021.07.14
登録日 2021.07.03
まえがき
特殊詐欺のニュースを見ると、大抵こんな反応ではないだろうか?
「なんでこんなにテレビでやってるのに騙されるんだろうね」
どこか遠い世界。
自分とは関係ない世界。
だけどその世界はもし自分に起こったら。
そんな話がこれから始まる。
俺の名前は大翔(ひろと) 24歳。
親がどんな想いで付けたか知らないが、仕事は何をやっても嫌になって長続きしない。お金は一ミリも貯まらない。彼女もできない。
大きく羽ばたくどころか、地べたを這う虫けらみたいなもんだ。
こんなどうしようもない俺だが、ばあちゃんだけは可愛がってくれた。
「ひろとはかわいい!きっとイケメンになるわ」と幼かった俺に唯一褒めてくれた存在だ。
そんなばあちゃんが、うちの母親とそりが合わず同居を解消。自分から出ていくと小さな借家に一人引っ越してしまった。
両親はそれにも関わらず喧嘩ばかり。俺の存在なんて気にもしていない。
こんな家いやだ!たまらずばあちゃんの家に行くと、
「よく来てくれたね、嬉しいねえ」
としわくちゃの顔で出迎えてくれた。
「ちょっとこれを」
おばあちゃんはタンスの中から鍵のかかった木箱を取り出し
「これはねぇ、ばあちゃんの大切な宝物」
中には、俺がばあちゃんと一緒に写った赤ちゃんから小学生くらいの頃までの写真を貼ったアルバムがあった。
「ひろとにこれを」そう言って渡されたのは、その木箱を開ける鍵だった。
「ばあちゃんが死んだらね、これを形見にしておくれ」そう言うばあちゃんに
「縁起でもねえこと言うな、まだまだ長生きしてもらわな」そう言って鍵を手に足早に家に帰った。
母親からは「またあんなとこ行って!」と悪態をつかれたが、完全に無視をした。
そんなある日、俺の携帯に一本の電話がかかってきた。
文字数 4,030
最終更新日 2019.07.09
登録日 2019.07.09
現在、職場で経験したありえない(?)出来事のみ公開しています。だんだんこれが普通なのかわからなくなってきた…
→ひとまずこれで完結とします。読んでくださった方やしおりを挟んでくださった方、本当にありがとうございました!
文字数 11,734
最終更新日 2021.11.08
登録日 2021.09.15
不景気の中、ダブルワークで生計を支えるおっさんの副業手記でも書いてみるかなー、という思いで初めてみました。
本業とは全く異なる業界で如何に楽しく働くかを追求している感じ。
その日起こった出来事等を書き留めていく感じになるのかなーー。
文字数 30,181
最終更新日 2021.08.30
登録日 2021.04.19
特殊検査研究所で検査員として働いている安倍 昇は多忙な日常を過していた。徹夜明けの仕事帰りに腕時計が止まっていることに気が付く。基本的に無駄なものを持つことが嫌いな安倍は、腕時計を1本しか持っていない。夕方には職場に戻らないといけない状態だが、時計の電池交換をしてから家に帰ろうと、街で有名な「ホーム センター ホーリー・ホーリー」というホームセンターで、時計の電池交換をしてから家に帰ろうと、何かに引き付けられるようにホームセンターへ向かった。仕事帰りに立ち寄ったホームセンターで、生きるとは何か、について考えさせられる。ミドル・クライシスの話。
※この話は、2018年に書かれ
、2019年3月に某出版社のコンテストに応募した作品です。ネット上や他での公開はなく、今回、ホームセンターの名称のみ変更し投稿させて頂きました。話の内容は、全てフィクションです。登場人物、団体、地名等の名称は架空であり、実在するものとはいっさい関係ありません。
第三回ライト文芸大賞に初参加です。
文字数 221,575
最終更新日 2020.04.20
登録日 2020.04.14
私には学生生活を終える頃になっても、どこかの会社にきちんと就職しよう、と思うことがありませんでした。なぜならば、どこかの会社に就職して働ける自信が全くなかったから。それでも生きていくためには、仕事をしなければなりません。先日、今の職場の同僚に『今までどんだけいろんなことしてきたの?』と言われました。そういえば、一番長い仕事でも3年程度で辞めるので、これまで結構な職種(若い頃はアルバイト、30代以降はパート)をしてきたな、と思いました。
私はアラフィフになった今でも、昔と働き方は変わっていません。いろんな仕事をしてきて、どこかで一生の仕事にしたいものが見つかるかな、と若い時は思っていましたが、今のところ(?)そういう仕事もありません。今の職場は4年目に入ったので『そろそろかな』と毎日求人を見ています。
世の中は老後2000万円とか、お一人様の老後はどうする、とか、いろいろ騒がれていますが、私は今の働き方で、働くということに関しては幸せですし、貯金もあまりないですが、老後も悲観していません。
それはなぜなのか。これまでの私の仕事遍歴を中心にその答えについて書きたいと思います。
文字数 3,822
最終更新日 2020.03.25
登録日 2020.03.22
自分が今まで出会った出来るクリエイターの奥さんは皆、清楚で上品なモデルみたいな美人ばかりでした。
クリエイターの奥さんは外見も人格にも優れなければならないのです。
夫を支えるためですから。結婚って覚悟がいるんですよぉー。
文字数 2,787
最終更新日 2020.05.05
登録日 2020.05.05
「普通に生きよう!」なんて冷めた子供時代の目標せいなのか、すっかり「普通」ではない生活を送る僕の話。
ただの日記や、そのときの心情をつらつら書くだけです。
文字数 7,713
最終更新日 2018.12.29
登録日 2018.10.11
ネズミ達が働いているのは「ありがとう」と「ごめんなさい」を作って送り届けている工場。
工場には3つのルールがあるのだが、新人ネズミがうっかりそのルールを破ってしまう。
文字数 32,261
最終更新日 2022.09.29
登録日 2022.08.27
腕利き時計職人の架空の独白。
なんちゃって創作落語風味。
気に入ったら一行でいいので感想ください。
書いてる側からしたら、結構嬉しいもんですよ。
文字数 1,042
最終更新日 2020.07.07
登録日 2020.07.07
入社三年目でうつ病に罹った春香。療養しながら立ち直るきっかけを掴もうと新たな生活を送り始める。だがそこには色々な障害が待ち受けていた。と同時に春香が巻き込まれた会社での不正の裏で様々な事件が…。自分を見つめ直す新たな道を歩む女性の物語。
文字数 148,915
最終更新日 2023.04.28
登録日 2023.04.07
人間関係に疲れた私は会社を休むことになった。
初めは1ヶ月のつもりが気がつけばもう3ヶ月、このまま辞めようかなと思った矢先、剛毅なうちの会社は別の部署への移動を提案してくれた。
しかもどうやら私の処遇を会社で相談した時にその部署のマネージャー真っ先に手をあげて引き受けてくれたらしい。
これ幸いと実家を出た私は新しい部署のある本社へ転勤することにした。
文字数 1,484
最終更新日 2020.03.29
登録日 2020.03.29
人事担当者として働く私が、従業員の健康増進の為に調べた記事を少しずつ投稿します。
正直なところ、業務で健康管理に携わるまで健康診断結果の見方さえ理解していませんでした。
しかし、フィジカルやメンタルについての書籍を読んだり、産業医や保健師に様々な知識を教えて頂くうち、社員の健康向上に快感を覚えるようになりました。
今では、毎年の定期健康診断結果が届くのが楽しみで仕方ありません。
従業員のための健康トピックスといっても、年齢や性別・業務内容・私生活等など、人それぞれ健康に関する問題点は様々です。
また、健康や体に関する関心も千差万別という中で、可能な限り全員が興味を持てる読み物は何だろうと日々考えています。
読んで頂いた方の健康維持・向上や、同業の方の衛生委員会や発信文書作成のお役に立てれば幸いです。
文字数 18,110
最終更新日 2022.12.26
登録日 2022.08.02
この世に絶望した青年の元に突如現れた死神。
死神は寿命と引き換えに願いを叶えるという。
彼は何を願うのだろうか。
文字数 3,613
最終更新日 2022.06.13
登録日 2022.06.13
普通のOL桑原さんが、理不尽なパワハラをするお局様に言い返す話。今回は、桑原さんの周りにいる「言い返せない人」が主人公です。
※シリーズものですが、この作品単品で読めます。小説家になろう、pixivにも同作品を投稿しています。
文字数 5,157
最終更新日 2023.12.08
登録日 2023.12.08