「九州」の検索結果
全体で118件見つかりました。
「ねぇ、お姉さんって……気持ちいいコトに興味ある?」
———この瞬間から私の運命がガラリと変わってしまった。
「ねぇ、お姉さんって……気持ちいいコトに興味ある?」
———この言葉がボクと彼女を急速に引き寄せてしまった。
☆登場人物紹介☆
・木崎馨(きざきかおる)……29歳。
際立って特徴が無い平凡な女性。
5年付き合っていた彼氏の浮気が発覚し、失意のままエレベーターに乗り込んで帰宅しようと思っていたところ、燿太と出会い「気持ちいいコトに興味ある?」と訊かれる。
・西岡燿太(にしおかようた)……25歳。金髪が印象的な青年。
5年間女性向け風俗店で働き、経営者を「ご主人様」と呼び慕っていた。経営者の病死により職を失ったのでこの先どうしようかと悩んでいたところ、馨と出会い「気持ちいいコトに興味ある?」と発言する。
※今作品は『花を愛でる犬に、僕はなりたい』の4〜5年後のお話です。
燿太が以前勤めていた店の設定は作者の完全なる想像によるものです。その辺りは「創作である」とふんわりとしたベールをかけて読んで下さりとありがたいです。
※作品の舞台となる場所は「九州」「ハカタ」と表現しているものの完全なるフィクションです。実際の地域や雰囲気と似た部分もありますが同一ではありません。
※地方都市を物語舞台にしておりますが、あくまで架空都市ですので方言は用いていません。
※話タイトルの記号(★)について……
濃厚な性描写がある話には★記号をつけています。
文字数 65,126
最終更新日 2024.05.18
登録日 2024.01.16
ーこれは、僕達の初恋の物語ー
今から少し先。人間から記憶と知性を奪うウイルスが日本を覆い尽くした。未曾有の事態に、日本人の国民性や美徳など露程も発揮されななかった。『機関』が発足するまでは。
幼かった主人公 妙見 優侍(みょうけん ゆうじ)は暴徒により両親を失い、親戚の千丁家に拾われた。独力で生きることなど不可能な子供にとって、両親を失うことは死と同義であった。
時薬と共に、同い年の少女 千丁 真(せんちょう まこと)と、その弟 千丁 添(せんちょう そえる)と関わる中で、喪失の悲嘆に暮れる優侍は次第に前を向き始める。
数年経ち、3人は高校生になった。九州の片田舎の穏やかだが代り映えのしない日々。反して、真の立場は大きく変化した。ゾンビにならない特異体質『巫女』として新興宗教『縁の会』の神輿となっていたのだ。添はその補佐に任命された。優侍は持ち前の身体能力を認められ、ボディーガードとして姉弟の傍にいるのだった。全ては大人の思惑。理不尽に思いながらも、生活の保障のため忍従することしか彼らには選択肢が無かった。
そんな日々が、突如として終わりを迎える。『機関』が真を保護することを申し出たのだ。会上層部は当然これを拒否。「抵抗勢力縁の会を掃討し、件の少女を保護するのだ!」…ここに一人の少女を巡る、『機関』『縁の会』『幼馴染兼ボディーガード』三つ巴の戦争の火蓋が切って落とされた。
怖気を誘う硝煙と肉の焼ける臭い。陳腐に表現すれば、ここは現世に顕現した地獄であった。眼前では、昨日まで他愛もない会話をしていた同級生や近隣の老人達が、物言わぬ骸と成り果てている。
「手前ぇ…どういうつもりで!」
「…そういう指令だからだ。」
『機関』最年少部隊長 橘 桃李(たちばな とうり)はそう答えた。
戦乱の中、真は『機関』に渡ることを決意する。「やっぱり、私はこうしないといけないから。他の生き方を知らないから」。
いつまでも子供のままではいられない。
真の選択の結果とは、添の抱えるものとは、優侍の身体能力の秘密は、橘の過去は…
ーその瞬間、僕達は初めての熱を知ったー
※男性キャラの猥談があります。
直接的な性描写はありません。
※残酷な描写があります。苦手な方はご注意ください。
文字数 5,370
最終更新日 2024.05.19
登録日 2024.05.19
谷中の用心棒 萩尾大楽
レンタル有り旧題:それは、欲望という名の海
☆第6回歴史時代小説大賞 特別賞受賞☆
玄界灘。
この黒い潮流は、多くの夢や欲望を呑み込んできた。
人の命でさえも――。
九州は筑前の斯摩藩を出奔し江戸谷中で用心棒を務める萩尾大楽は、家督を譲った弟・主計が藩の機密を盗み出して脱藩したと知らされる。大楽は脱藩の裏に政争の臭いを嗅ぎつけるのだが――。
賄賂、恐喝、強奪、監禁、暴力、拷問、裏切り、殺人――。
開国の足音が聞こえつつある田沼時代の玄界灘を舞台に、禁じられた利を巡って繰り広げられる死闘を描く、アーバンでクールな時代小説!
美しくも糞ったれた、江戸の犯罪世界をご堪能あれ!
文字数 384,064
最終更新日 2024.03.28
登録日 2020.04.01
現実世界をモチーフにした乙女ゲームの悪役令嬢に転生。けど、現実世界だからこそ悪役令嬢のスローライフにはいろいろと苦労があって、NAISEIするにも日本近代史と現代経済史とグローバル経済が主人公に襲いかかる。
頑張れ悪役令嬢!負けるな悪役令嬢!!ちょっと太平洋戦争に負けたり、バブルが崩壊したり、フィナンシャルクライシスが襲いかかるけど、ちゃんとスローライフを送るために主人公とイケメンを放置して歴史改ざんとマネーウォーズに身を投じる悪役令嬢桂華院瑠奈の奮闘記。
登録日 2018.06.24
大陸の大半をモンゴル帝国が支配し、そのモンゴル帝国が日本の南方である九州に襲来してきた時代、日本の北方に位置する蝦夷ヶ島——後に呼ばれる北海道の地にもモンゴルの手が迫っていた。
弱小御家人の十四男である撓気時光(たわけときみつ)は北条時宗の命を受け、北の大地に住まう民であるアイヌと共にモンゴル軍を迎え撃つ。兄弟が多すぎて相続する土地が無い時光は、勝利して恩賞を得られなければ未来がない。日本の未来のため、そして自らの未来のために時光は戦いに臨むのだった。
しかし、迫るモンゴル軍は、モンゴル人だけではなく、漢民族の将軍、ノヴゴロドの騎士、暗殺教団の生き残りなど多種多様であり、更には彼らを率いるプレスター・ジョンと呼ばれる存在があり、一筋縄で勝てる相手ではない。
強敵を打ち破り、時光は見事に自らの土地を獲得することが出来るのだろうか?
文字数 298,625
最終更新日 2020.08.11
登録日 2020.08.11
福岡県北九州市の観光スポットである皿倉山に航空機が墜落した事件から全てが始まった。
生者を狙い動き回る死者、隔離され狭まった脱出ルート、絡みあう人間関係
そして、事件の裏にある悲しき真実とは……
ゾンビものです。
文字数 493,590
最終更新日 2021.05.02
登録日 2019.10.24
<あらすじ>
九州に生まれた古賀華乃は、元プロ音楽家/現音楽理論講師の芝井戸と出会い、大阪のミナト音楽専門学校に入学することを決意する。
そして学校で出会った仲間たちとバンドを組み、プロになるという夢に向かって音楽活動を始める。
小説『ひみつのおと』の三つのルール
・主人公それぞれの一人称視点で物語を進める
・負の感情が行動原理の人物を出さない
・性的な表現は無くす
—この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません
※月水金の18時に投稿予定ですが、実際の季節に合わせるために臨時で日曜の18時に投稿することもあります。
文字数 111,860
最終更新日 2024.05.17
登録日 2024.03.29
2019年、夏。
高校2年生の優太は九州の祖母の家で夏休みを過ごすことになった。
そこで出会った清楚な美少女・七海。
しかし彼女は見かけと裏腹に経験豊富なサセ子だという噂だった。
そんな彼女と急接近してからも、なかなかサセてもらえず・・・。
盛夏から晩夏へ移る季節の中でのふたりの物語。
『ミッドナイトノベルズ』で完結した小説を間違い探しができるレベルで改稿して公開します。
文字数 43,026
最終更新日 2023.09.10
登録日 2023.08.30
半年前に仕事を辞めた河野海斗は行く末を案じていた。世界に置いていかれるような、漠然とした不安感に襲われる瞬間があったのだ。そんな10月31日の夕方、海斗は美しい鐘の音を聞く。どこからか聞こえるその音は何故か音量が変わらない。それは化け猫であるムギワラのキナコが海斗に聞かせていたものだった。この鐘の音を聴き、目が合う者。それは彼らと働く上での適合を意味した。押し問答の末に連れていかれた古ぼけた事務所で出会ったのは猫魈であるサビのリョウスケ。この時食べたパイが契機となり、海斗は株式会社夏梅で働く事となる。そこは思った以上にしっかりとした人間の会社で、本来は猫であっても皆それぞれ人に化けて通常業務をこなしていたのだ。元々あまり物事に抵抗しない海斗はあっという間に馴染み、仕事を覚えていった。12月に差し掛かる頃、研修を兼ねて訪れたのはイベントデリバリー部。繁忙期にヘルプに入るのが常らしく、今回は海斗に白羽の矢が立ったのだ。お手伝いするのはクリスマス。アイルランドのケットシー商会がサンタ協会から請け負った仕事を夏梅が孫請けしていた。海斗はイベントデリバリー部の三田、九郎、巣と共に当日まで全力で走り切る。大変な仕事の切れ目ではリョウスケがいつも美味しいパイを焼いてくれ、それを仲間達みんなで食べる。そのほっこりした時間に癒され、海斗はますます今の居場所に愛着を持っていく。年が明けた頃、イベントデリバリー部で海斗は新たに九州支部の猫魈アンディ達と出会う。アンディは桜餅に熱い想いをかけており、東京の牙城を崩す!と息巻いていたのだ。その為に急遽デパートで九州物産展に出展する事になり、またも海斗が駆り出された。大盛況の中、神使で白狐の茜が姿を現し、海斗に今までとこれからを問う。そこで改めて今の仲間達と働く今に幸せを実感した海斗はこれからも彼らと共に生きていく事を心に誓うのだった。
文字数 27,029
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.25
了治と了介は、熊本県出身の年子の兄弟。
母親に溺愛されて育った兄の了治は、九州大学、同大学院を出てキャリア官僚となった。元上司である代議士の一人娘に見初められて婿養子となり、いったんは官僚としての将来が約束されたが、二年前に離縁され、今は長崎の出先機関に左遷されている。
母親にほとんど愛されずに育った弟の了介は、幼少期に欠如した愛情を貪り続けているかのように女遊びが絶えない。九州大学の受験に失敗したのちに新聞奨学生、新聞販売店員、ソープランド店員、ソープ嬢のヒモを経て、今は新聞拡張員を生業としている。
兄が三十三歳、弟が三十二歳になろうとしていた二〇〇七年の二月に、二人はそれぞれの仕事に閉塞感を覚えていた。
了治は、本省への異動の内々示を受けたが、閑職巡りの役人人生が決定的となり、憂さ晴らしにデリバリーヘルスを利用する。ラブホテルの部屋にやってきた「セイカ」こと恵は、行きつけのパチンコ店のコーヒーレディーだった。下腹に帝王切開の傷痕を持つセイカの境遇に同情しながら指名を重ね、しだいに了治は恵に惹かれていく。
了介は、仕事の休憩時間中に越谷駅前のへルス店に入り、若いが子持ちの「苺」こと沙織に出会う。三月いっぱいで違法地帯にある本番ヘルスから足をあらうことを決め、顔や体から物悲しさを醸し出している苺に対して親近感を抱くが、指名後に一変した、不可解な態度に戸惑いを覚える。
兄と弟は、やむなく性風俗業界に身を落とし厳しい現実を生きているセイカと苺との出会いを機に、それぞれの人生を振り返りはじめる。やがて春がきて、了治と了介、そして恵と沙織は、新たな人生を歩んでいく。
三年後、春の風が吹くころに、了治と恵、そして了介と沙織は再会を果たす。
(400字詰め原稿用紙換算379枚 この作品は「エブリスタ」にも投稿掲載しています。)
文字数 136,408
最終更新日 2021.01.16
登録日 2021.01.11
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
文字数 424,478
最終更新日 2022.12.10
登録日 2022.10.09
四国から巨大なゾンビどもを追い払った鶴と誠。
でも今度は九州が大ピンチ!? いざや、火の国九州へ!
この物語、ますます日本を守ります!
文字数 206,134
最終更新日 2021.05.16
登録日 2021.04.11
「九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、『扉を探してるんだ』という旅の青年・草太に出会う。彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で見つけたのは、……」
「待て、どこかで聞いたあらすじだ」
文字数 1,383
最終更新日 2022.12.08
登録日 2022.12.08