「活」の検索結果
全体で27,573件見つかりました。
学園生活が半ばに迫ったある日。
ベラ・アルコットは学園の裏庭で婚約者であるゴードン・サラーから婚約破棄を言い渡される。
「俺より馬鹿な女と婚姻するつもりはない」
そんなセリフと共にゴードンはベラの前から立ち去った。
「馬鹿は要らない、ですか」
ベラはそう呟いてため息を吐いた。
ベラとゴードンのテスト結果はそこまで変わらなかった。
ゴードンがが学年上位の成績を収めていればその言い分も理解できたが、そんなことはない。要はそういう理由を付けて新しい婚約者を迎え入れたかっただけ。
そう言われた瞬間にベラは理解していた。都合のいい言い訳だと。
しかし、ゴードンは知らなかった。
馬鹿と言った相手が本当はそうではなかったことを。
文字数 38,792
最終更新日 2026.07.11
登録日 2026.06.30
「私に興味がない? 好きに暮らしていい? ……それって最高の結婚生活じゃない!」
貧乏貴族令嬢のルチナ・マガーリッジ。
社交界では「贅沢三昧のルチナのせいでマガーリッジ子爵家が傾きかけた」と噂されている……が、その実態は真逆。
彼女こそが、家を立て直してきた敏腕経営者なのである。
そんな彼女に届いたのは、国一番のイケメン伯爵からの求婚。
しかし、初対面でいきなり「この結婚に興味がない。好きに暮らせ」と言われてしまう。
普通の令嬢ならショックを受けるその台詞。
だが、ルチナにとってはただのご褒美宣言であった!
あっという間に使用人達の心を掴んで屋敷を仕切り、女主人として屋敷の改革を始めたルチナ。
しばらく家を空けていた伯爵は、帰ってきて変わり果てた屋敷に驚く。
しかも、ある一言で自分に興味がない有能妻をうっかり好きになってしまった!
だがしかし、第一印象は最悪!
なんとか好感度を上げようと奮闘するも、空回りばかりな不器用イケメン伯爵の恋は実るのか!?
文字数 38,384
最終更新日 2026.07.10
登録日 2026.07.08
飯も碌に食べられず過労死した。そして目を覚ますと絶世の美男子だったのだが、何と2歳の子供がいた。しかも産んだのは……俺?! 嘘だろ!
事態を飲み込む前に辺境へ島流しにされたけれど、今度こそ努力が身を結び、美味しいご飯を食べられる生活を送るんだ!
そんな悠々自適快適スローライフ辺境生活に暗雲が立ち込める。え? 息子がやらかした? どういうことなの?!
皇帝陛下に呼び出しを食らっちゃったよー! ドラゴンステーキを食べられないじゃないか!
皇帝陛下×美貌のオメガに入り込んだおじさんのR18BLとなります。タグの確認をお願い致します!
文字数 175,576
最終更新日 2026.07.11
登録日 2026.05.20
公爵令嬢クラリスは、ローゼン侯爵アレクシスへ嫁いだ初夜、夫から告げられる。
「私には愛する女性がいる。君に妻としての愛は与えられない」
相手は、可憐な男爵令嬢ミレーヌ。
普通なら泣き崩れる場面で、クラリスは静かに微笑み、白い結婚を受け入れた。
ただし、契約書つきで。
夫婦生活なし。
互いの私生活に干渉しない。
そして、クラリスは侯爵家の財務に助言しない。
「契約ですもの。私は助言いたしません」
ところが、愛人ミレーヌの浪費、義弟レナードの怪しい投資、義母の見栄ばかりの社交費によって、侯爵家の財務は少しずつ傾いていく。
クラリスはすべて気づいていた。
支払い遅延も、商会の信用低下も、愛人の宝石代も、義弟の横領も、背後にいる高利商人の存在も。
けれど、彼女は何も言わない。
だって、助言しない契約なのだから。
やがて侯爵家は追い詰められ、夫アレクシスはようやく気づく。
飾りの妻だと思っていたクラリスこそが、公爵家の財務を立て直した才女だったことに。
そして、彼女を軽んじた代償があまりにも大きかったことに。
愛人は信用を失い、義弟は処分され、侯爵家を食い物にしていた商会も王宮を巻き込んで追い詰められていく。
これは、白い結婚を突きつけられた公爵令嬢が、契約と帳簿で侯爵家を立て直し、夫に後悔させ、最後には自分の意思で隣に立つ物語。
泣きません。
縋りません。
でも、記録は残します。
「契約ですもの。責任の所在は、はっきりさせましょう」
文字数 107,519
最終更新日 2026.07.05
登録日 2026.07.05
生まれつき二の腕の内側に奇妙な痣を持って生まれた和音(かずと)は、その痣ゆえに両親から疎まれていた。
また両親の虐待に等しい躾によって、人に二の腕を、ひいては身体を晒すことに嫌悪にも似た苦手意識を持ってしまう。その結果、学生生活すらもうまくいっていなかった。
ある雨の日、乱暴な運転をする車が跳ね上げた雨水に何故か飲み込まれてしまう。
気が付けばそこには見覚えのない光景が広がっていた。
異世界だと認識する間もなく、和音は逆境に曝される。親切な商人に拾われた和音は、自らの二の腕にある痣がこの国の文字だということを知る。
その文字が示すのはこの国で英雄と称えられている騎士団長の名だということも。そして……この世界では運命の相手の名が身体に浮かび上がる世界であるということも。
運命に導かれた二人は今、世界を越えて巡り逢う。
※この作品はBL作品です。一部残酷な表現があります。
文字数 46,280
最終更新日 2026.07.11
登録日 2026.07.01
迫田直純(14歳)は自分の母親が誘拐という重大な犯罪を犯し警察に捕まえられていくのを目の当たりにする。
そのことで日本での仕事が難しくなった父は中東で単身赴任という道を選んだ。
ひとりで日本に取り残されることになった僕は、その場に居合わせた磯山という弁護士さんの家にしばらくお世話になることになった。
そこでの生活は僕が今まで過ごしてきた毎日とは全く別物で、最初は戸惑いつつも次第にこれが幸せなのかと感じるようになった。
そんな時、磯山先生の甥っ子さんが一緒に暮らすようになって……。
母親に洗脳され抑圧的な生活をしてきた直純と、直純に好意を持つ高校生の昇との可愛らしい恋のお話です。
こちらは『歩けなくなったお荷物な僕がセレブなイケメン社長に甘々なお世話されています』の中の脇カップルだったのですが、最近ものすごくこの2人の出番が増えてきて主人公カップルの話が進まないので、直純が磯山先生宅にお世話になるところから話を独立させることにしました。
とりあえずあちらの話を移動させて少しずつ繋がりを綺麗にしようと思っています。
年齢の都合もありR18までは少しかかりますが、その場面には※つけます。
文字数 1,706,233
最終更新日 2026.07.11
登録日 2024.02.21
ブラック環境の神殿でこき使われ続けた聖者アイル。
二十歳を過ぎた頃から神聖力はどんどん減り、ついには枯渇。用済みになった僕は『最後の役目』として、北の領地へ嫁に出されることに。
――なのに結婚式には夫が来ない!?
ほぼ着の身着のまま、よくわからないうちに式は終わり、そのまま屋敷の隅の別館へ。
拍子抜けするほど静かな部屋で、僕は思わず伸びをした。
「お休みなさい」
――こうして始まったのは、自由(?)でちょっと寂しい新生活。
ところが街で出会った強引で優しい騎士様がやたら構ってきて……って、まさかこの人が僕の夫!?
すれ違いから始まる、じれ甘ラブストーリー。
1日2話くらいを目安に投稿。
書き終えてからの投稿なので完結は確約です。
Rには*がついています。今回はだいぶ後半。
ムーンライトにも同時掲載中。
※転載・AI取り込み禁止※
文字数 16,248
最終更新日 2026.07.11
登録日 2026.07.10
碌に手入れもされていない赤毛の伯爵令嬢、スカーレット。
宝石のように澄んだ青い髪をした伯爵令嬢、ルビア。
対極のような二人は姉妹。母親の違う。
お世辞にも美しいと言えない前妻の子供であるスカーレットは誰からも愛されない。
そばかすだらけで、笑顔が苦手な醜い姉。
天使のように愛らしく、誰からも好かれる可愛い妹。
生まれつき体の弱いルビアは長くは生きられないと宣告されていた。
両親の必死に看病や、“婚約者の献身的なサポート”のおかげで、日常生活が送れるようになるまで回復した。
だが……。運命とは残酷である。
ルビアの元に死神から知らせが届く。
十六歳の誕生日、ルビアの魂は天に還る、と。
美しい愛しているルビア。
失いたくない。殺されてなるものか。
それぞれのルビアを大切に思う想いが、一つの選択をさせた。
生まれてくる価値のなかった、醜いスカーレットを代わりに殺そう、と。
これは彼女が死ぬ前と死んだ後の、少しの物語。
文字数 251,242
最終更新日 2026.07.11
登録日 2026.02.22
『今朝、離婚します。――夫は私の全てを捨てに来た……はずなのに』13話完結(番外編追加しました)
日曜日の朝、突然、夫・智史から突きつけられた離婚協議書。
由香里は静かに書類をめくる、その手が止まる。
『2025年11月3日:真っ赤な薔薇の灰契約』
財産分与の項目に紛れ込む、意味不明な暗号のような文章。
……まさか。彼は何を企んでいるの?
迫り来る敵対的買収のタイムリミット。
社内に潜むスパイの影。
これは、冷徹な元夫による執拗な最後通告なのか、それとも――。
登場人物全員がエリートの頭脳をフル活用して大誤訳を繰り広げる、スタイリッシュ・大誤訳ラブコメディ、ここに開幕!
【登場人物】
藤沢智史
・Fujiグループ社長/由香里の元夫
・趣味‥元妻の夢をビジネス変換/乙女男子
藤沢由香里
・アデリア社長/智史の元妻
・趣味‥暗号解読/乙女女子
浦川直樹
・由香里の秘書
・趣味‥暗号解読とエージェント/007をこよなく愛する者
安住紅蓮
・智史の筆頭秘書
・趣味‥乙女男子の罵倒/夜の女王
※本作のストーリー、プロット、キャラクター設定、世界観、台詞の構成など、物語の核となる設計はすべて山本山のオリジナルです。
本文の執筆にあたっては、その設計に基づき、AIを文章作成の補助ツールとして活用しております。
文字数 33,729
最終更新日 2026.07.05
登録日 2026.07.03
三塚亮(α ♂) 31 身勝手傲慢浮気夫
×
岡本静也(β ♂) 26 強引に妻にされた美青年
服部颯介(α ♂) 26 八年ぶりに再会した同級生(?)←NEW!
※オメガバース
性別に関わらず結婚できる世界線
五年前、大学生だった岡本静也(β)は、インターンに入った会社で、αの三塚 亮に一目惚れされ、猛烈なアプローチを受けた。
異性愛者であり遠恋の彼女も居た静也は、それを理由に三塚の告白を断り続けたが、ある時三塚に酒に酔わされ、抱かれてしまう。
既成事実を作る事に成功した三塚は、強引に静也を略奪、結婚。
しかし熱愛は続かず、三塚は愛人を囲い始める。しかも相手はΩで、三塚と番になって子どもを産む事を望んでいた。
バース法により、婚姻外の番契約は禁止されている。可愛い愛人の願いを叶える為には、まず静也と離婚しなくてはならない。
そうして結婚生活が五年目に入ったある夜、三塚は静也に離婚を切り出す。
愛人に目が眩む三塚は、この先で自分を待つ恐ろしい運命など、想像すらできずにいたが……。
手段を選ばず生きてきた傲慢浮気男・三塚の末路とは。
そして捨てられた静也の、意外な未来とは。
※お詫び
17話のラスト、三年ではなく五年の間違いです!明らかなうっかりミスです!
お詫びして訂正いたしますm(_ _)m
文字数 134,053
最終更新日 2026.07.10
登録日 2026.05.01
大学生の俺、一ノ瀬陽翔(いちのせ はると)が転生したのは、小さな王国グレスハートの末っ子王子、フィル・グレスハートだった。
束縛だらけだった前世、今世では好きなペットをモフモフしながら、ダラけて自由に生きるんだ!
と思ったのだが……召喚獣に精霊に鉱石に魔獣に、この世界のことを知れば知るほどトラブル発生で悪目立ち!
ぐーたら生活したいのに、全然出来ないんだけどっ!
ダラけたいのにダラけられない、フィルの物語は始まったばかり!
※2016年11月。第1巻
2017年 4月。第2巻
2017年 9月。第3巻
2017年12月。第4巻
2018年 3月。第5巻
2018年 8月。第6巻
2018年12月。第7巻
2019年 5月。第8巻
2019年10月。第9巻
2020年 6月。第10巻
2020年12月。第11巻
2021年 7月。第12巻
2022年 2月。第13巻
2022年 8月。第14巻
2023年 2月。第15巻
2023年 9月。第16巻
2024年 3月。第17巻
2024年 9月。第18巻
2025年 3月。第19巻 出版しました。
PNもエリン改め、朝比奈 和(あさひな なごむ)となります。
投稿継続中です。よろしくお願いします!
文字数 3,121,162
最終更新日 2026.07.10
登録日 2016.02.01
異世界転移した舘石 灯(あかり)が持っていたスキルは「インターネット」。現代日本のインターネットにアクセスできる。書き込みなどのアップロード行為はできないが、閲覧やデータのダウンロード、通販サイトでの物品の購入はできる。という神機能。
定期的に街に降り、商業ギルドに日本のシャンプー・リンスを卸して生計を立て、人里離れた森に隠れ住みながら、通販で日本の食品や生活用品を購入し悠々自適に自堕落な生活を送る──筈だったのに、うっかり森で倒れていた青年を拾う羽目になる。私知ってる。こういうのって大体王族とかなんでしょ。
ぐ〜たらオタクと世話焼き真面目騎士の明日はどっちだ
(他サイトにも掲載しています)
文字数 209,056
最終更新日 2026.07.10
登録日 2026.06.26
相良真一(サガラシンイチ)は社畜ブラックの企業戦士だった。
悪夢のような連勤を乗り越え、漸く帰れるとバスに乗り込んだらまさかの異世界転移。
そこには土下座する幼女女神がいた。
『ごめんなさあああい!!!』
最初っからギャン泣きクライマックス。
社畜が呼び出した国からサクッと逃げ出し、自由を求めて旅立ちます。
真一からシンに名前を改め、別の国に移り住みスローライフ……と思ったら馬鹿王子の世話をする羽目になったり、狩りや採取に精を出したり、馬鹿王子に暴言を吐いたり、冒険者ランクを上げたり、女神の愚痴を聞いたり、馬鹿王子を躾けたり、社会貢献したり……
そんなまったり異世界生活がはじまる――かも?
ブックマーク30000件突破ありがとうございます!!
第13回ファンタジー小説大賞にて、特別賞を頂き書籍化しております。
♦お知らせ♦
余りモノ異世界人の自由生活、コミックス1~6巻が発売中!
漫画は村松麻由先生が担当してくださっています。
よかったらお手に取っていただければ幸いです。
書籍1~9巻発売中。
1~8巻は万冬しま先生が、9巻以降は木々ゆうき先生がイラストを担当してくださっております。
現在別原稿を作業中のため、更新が停止しております。
しばらくしたらまた再開しますので、少々お待ちを……
コミカライズの連載は毎月第二水曜に更新となります。
漫画は村松麻由先生が担当してくださいます。
※基本予約投稿が多いです。
たまに失敗してトチ狂ったことになっています。
原稿作業中は、不規則になったり更新が遅れる可能性があります。
現在原稿作業と、私生活のいろいろで感想にはお返事しておりません。
文字数 1,507,925
最終更新日 2026.05.04
登録日 2020.06.04
貴族令嬢、転生5秒で家出します。 目指せ、ソロ活山暮らし
レンタル有り【祝・書籍化】第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
2026年7月発売です。4万字以上エピソード追加しました。
感想もありがとうございます! なかなか返信できておりませんが、全て拝読させていただいております。
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元宮廷魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
文字数 165,395
最終更新日 2026.07.08
登録日 2025.08.31
物心ついた時から不運だらけだった葛城麻弥(39歳)。気付いたら異世界で5歳児になっていた!
前世は学歴や生い立ちに関係なく資格取得をすることで仕事を得られていたし、今世もスキルいっぱい取得して、今度こそ幸せな人生を送ってみせる!
テイマーとして、モフモフ家族を増やしたり、前世の知識で商品を開発したり─。
やりたいこと、興味があることをどんどんやっていくうちに、次々とスキルが増えていく!?
努力を惜しまないマヤが素敵な人達に愛されながら、見守られながら、一流冒険者になっていく。
不運だらけのOLが、5歳から始める幸せな異世界やり直し人生。
文字数 190,595
最終更新日 2026.07.09
登録日 2026.05.21
侯爵家の箱入り令息であるレヴィエラは、幼馴染みであり二つ年上の伯爵令息、ローディスに密かな想いを寄せていた。
同じ気持ちになれなくても傍にいられればいい。
そう思っていたある日、まさかのローディスからプロポーズされ、レヴィエラは一も二もなく頷いた。
晴れて迎えた結婚式。これからは正式にローディスと一緒にいられると幸せな気持ちで伯爵家に赴いたレヴィエラは、ローディスの恋人と名乗る者に追い出され、敷地の隅にある小屋に押し込まれる。
悲しみを抱きながらも、持ち前の明るさと前向きさでどうにか生活していくことにしたレヴィエラだったが、ある日小屋の裏で怪我をした騎士を見つけ介抱することに。
手探りではありつつも、自分に出来る精一杯で手当てをし、ただただ元気になって欲しいと寝る間も惜しんで看病をした。
それが自分の運命を大きく変えることになるとも知らず―――。
怪我を負った美形騎士(攻)×頑張り屋の箱入り令息(受)
※印は性的描写あり
文字数 21,990
最終更新日 2026.07.11
登録日 2026.07.06
鏡に映る自分の顔を見ていきなり頭の中に前世の記憶が蘇った。
「あ。俺、悪役令息だ!」
この顔、腐女子だった姉に頼まれて無理やりクリアさせられたBLゲーム「ボクの王子さま」の悪役令息ことスノーデン公爵家長男、ミルリースだ。
確か、プライドが高く、主役である人気者の次男レオリースを妬み虐げまくるザ・悪役。
ということになっている。
そう。俺は何もしていない。なのに一方的に「人気者の次男を妬んで虐める性格の悪い長男」という役所にされてきたのだ。
いかんせん俺はクールな美少年すぎた。
伶俐な美貌と目の下のクマのせいで、黙っているだけで近寄りがたく見えてしまう。疲れてため息を吐けば「気だるい怠惰な空気を滲ませ」ているように見え「何を思うのか、その瞳を忌々しげに燻らせていた」となるわけだ。
何をしても妬まれる。
成績が上がった弟に「お前も頑張ったな」と微笑みかけただけで「首席だからと弟を見下し、蔑むような笑みを口元に浮かべた」と言われた。さすがにその日は夜ベッドでこっそり泣いた。
成績だって学年トップを維持してる。なのに「公爵家の権力を利用して裏から手を回し成績を操作している」と思われている。
なんでなんだ!なんなら寝る間も惜しんで頑張っているのに!
こんな感じで全てが「悪役ムーブ」に変換されてしまう。
弟が可愛らしいタイプで人懐こい愛されキャラなのもまた俺を悪役に見せるのに一役かっていた。
このままいったら主人公を虐げた冷酷な兄として断罪され、僻地で無念の死を遂げることになる。
おかしいだろうが!
そのどれもこれも俺が「悪役令息」だから。
そういう役回りだから。
俺の心は折れた。
これまでは皆に誤解され遠巻きにされてきた。
親には「可愛げがない」と言われ、弟は何をしても褒めて可愛がるくせに、俺は主席になろうが「長男なのだから当たり前」。
それでも「頑張っていたらいつか分かってくれる」と不平不満もいわずに我慢してきた。
だが、何をしたって「悪役令息」なら意味なんてない。
どうせ悪役にされるのなら、いっそ好き勝手に生きてやろう。
悪役上等!これからは我慢なんてしない。
家の為だとか長男だとか知ったことか!
こんな家、レオリースにくれてやる!
俺は俺で独立して裕福な平民として生きる。
幸い前世の知識も思い出したから、生活能力はあると思う。平民暮らしもなんの問題もない。
前世の知識を活かし、自分の道は自分で切り開くのだ。
※※※※※※※※
お陰様で、7月にアルファポリス様よりアンダルシュノベルズbにて書籍化していただくこととなりました♡
ありがとうございますううう!!
イイネやコメントおまちしております♡
文字数 398,708
最終更新日 2026.06.15
登録日 2025.01.06
職場で一番美人で、仕事も完璧な上司。
--瀬川冬華さん。
ある日、突然「一週間だけ、『夫役』をお願いできませんか?」と頼まれてしまう。
もちろん断れるはずがない。
こうして始まったのは、美人上司と、十歳の娘・奏音との、期間限定の疑似家族生活。
一緒に朝ご飯を作って、遊園地へ行って、写真を撮って、神社を散歩して--。
「お父さん」
そう呼ばれるたびに、少しずつ本当の家族になっていく気がした。
ただ、一つだけ気になることがある。
娘の奏音は、なんだか少しだけ……変わっている。
そんな違和感。
十歳にしては、理屈っぽい。
遊園地では変なことばかり口にする。
でも、まあ、それも個性だと思っていた。
……あの日までは。
文字数 26,584
最終更新日 2026.06.27
登録日 2026.06.27
婚約者と彼の浮気相手に陥れられ
婚約は解消という名の破棄となった。
自分より倍以上の男の世話と慰めのために
婚姻を命じられた。
昼間は介助、夜は夫の意のままに。
そんな生活の中でも夫の不器用な
優しさを知った。
だけど夫は殺され、
私は犯人にされて処刑されたのに
婚約を破棄される1年前に戻ってきた。
今度は夫を守れるだろうか。
* 作り話です
* 5万文字前後を目指します
* 暇つぶしにどうぞか
文字数 35,046
最終更新日 2026.07.10
登録日 2026.06.26