「申」の検索結果
全体で4,053件見つかりました。
ソウェル王国の王女であるヘンリエッタは、小国であるクィルズ帝国の王子との結婚式の最中に反乱によって殺害される。
犯人は国を乗っ取ろうとした王子と王子が指揮する騎士団だった。
そんなヘンリエッタを救いに、幼い頃からヘンリエッタと国に仕えていた忠国の騎士であるグラナック卿が式場にやって来るが、グラナック卿はソウェル王国の王立騎士団の中に潜んでいた王子の騎士によって殺されてしまう。
互いに密かに愛し合っていたグラナック卿と共に死に、来世こそはグラナック卿と結ばれると決意するが、転生してエレンとなったヘンリエッタが前世の記憶を取り戻した時、既にエレンは別の騎士の妻となっていた。
エレンの夫となったのは、ヘンリエッタ殺害後に大国となったクィルズ帝国に仕える騎士のヘニングであった。
エレンは前世の無念を晴らす為に、ヘニングと離縁してグラナック卿を探そうとするが、ヘニングはそれを許してくれなかった。
「ようやく貴女を抱ける。これまでは出来なかったから――」
ヘニングとの時間を過ごす内に、次第にヘニングの姿がグラナック卿と重なってくる。
エレンはヘニングと離縁して、今世に転生したグラナック卿と再会出来るのか。そしてヘニングの正体とは――。
※エブリスタ、ベリーズカフェ、カクヨム他にも掲載しています。
文字数 20,848
最終更新日 2023.02.21
登録日 2023.01.09
ぼくたちは、ただの地味な卓球部だった。
だけど――あの夏、ピンポンの音の向こう側で、心が動き出した。
⸻
中学2年生のタカヤは、男子卓球部に所属している。
黙々と壁打ちに取り組む姿勢は真剣そのもの。だけど、周囲からは「ちょっと浮いてる」と思われがち。仲間との距離を感じながらも、タカヤは卓球にまっすぐ向き合っていた。
ある日、女子卓球部の主将・ヒロミが男子部の部室を訪ねてくる。彼女の目的は――エキシビジョンマッチの申し込みだった。強豪と名高い女子部に対し、男子部員たちは「女子なんて」と笑って受けて立つが、試合結果は散々。タカヤだけがヒロミに辛くも勝利するが、他のメンバーは完敗してしまう。
その日を境に、男子卓球部の空気が変わり始める。
「強くなりたい」「せめて、女子とまともに勝負できるように」――。
ふざけあっていた仲間たちが、自分から汗を流し始めたのだ。
タカヤは初めて、仲間と「本気」を共有する喜びを知る。
そしてもうひとつ、胸の奥に芽生えた気持ち――それは、ヒロミという存在への、言葉にならない憧れだった。
やがて、物語の大きな転機となる夏合宿がやってくる。もともと女子卓球部が計画していた合宿に、男子部も参加できることに。寝食を共にし、同じ汗を流しながら、男子と女子の距離が少しずつ近づいていく。
夜の花火大会でのドキドキ。洗面所でのばったり遭遇。
早朝のランニングで、ヒロミと偶然二人きりになったあの空気。
“恋”とは違うけど、“好き”かもしれない。そんな揺れ動く気持ちが交差する中、タカヤとヒロミはぶつかりながらも、少しずつ心を通わせていく。
合宿のラストには、女子卓球部との再戦が行われる。
仲間と共に練習してきた成果を胸に、男子部はリベンジに挑む。結果は――またしてもヒロミに一歩届かず、惜敗。
でもそこには、かつてのような悔しさはなかった。
互いに認め合い、尊敬し合えるようになった今、それぞれがまぶしいほどに輝いていた。
そして迎えた地区大会。
男子卓球部は見事に優勝を果たす。
「地味だと思っていた卓球が、こんなに熱いなんて」
タカヤたちの目に映る世界は、もう以前とは違っていた。
夏の終わり、ヒロミとすれ違った瞬間、彼女がふとつぶやく。
「――あんた、ちょっとかっこよくなったね」
ほんのひと言に、胸が跳ねた。
ラケットを握ったまま、タカヤは小さく笑った。
⸻
友情、悔しさ、仲間との絆――
そして、ほんの少しの、ときめき。
地味だなんて、もう誰にも言わせない。
これは、汗とラリーの向こう側に咲いた、青春の物語。
文字数 11,433
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.06.21
風に乗ってヒラヒラと花が散ってゆく。貴方様の大好きな「梅」の花が。
また会いに来てくれる事を願っていたが、待てど待てども、貴方様は来ない。
それでも、私はいつまでも待ち続ける。貴方様に貰った琥珀色の簪を髪に刺して。
嗚呼、今宵も偽りと共に客に抱かれるのか。ならば、わっちは「それ以上の偽り」を持って接しよう。
提灯の明かりに照らされ、今宵も吉原「珠瑠璃屋」は男達で賑わう。
第一話【禿殺し】
今日は朝から騒がしい、何事かと思い二階の階段から顔を覗かせて見ると楼主が叫んでいた。
「おい、しっかりしろ!!」
よく見てみると、全身が血で赤く染まった禿が2人倒れていた。
「朝から騒がしいじゃないか、一体何事だい?」
私は天霧、歳は今年で二十ニになる。ここ珠瑠璃屋の花魁だ。私がまだ五つの時、両親に借金のかたとしてここに売られてきた。
しかし、最近吉原ではおかしな事件が起こっている。
「天霧か……見てみろ、また禿殺しが出たんだ。酷いもんだろ、これでうちの店を合わせて6人目だぞ」
事件というのは、この江戸の町にたたずむ吉原の禿達が立て続けに殺されているのだ。着物はボロボロに破かれ、身体中にアザを残した姿で。
「このニ人は…鈴松と彩風の禿じゃないか。二人は無事なのかい?」
すると、楼主は表情を曇らせニ階の奥を指差した。
ゆっくりと階段を登り、座敷部屋の障子を開けると……そこにいたのは顔や身体中をズタズタに切り裂かれた鈴松と彩風の変わり果てた姿だった。
「な、何で…鈴松…彩風…!」
私は昔からあまり感情を表に出さない性格だ、……楼主や他の遊女の前ではな。
「嘘じゃ…嘘といっておくれよ…」
私は死体など今までいくらでも見てきた。梅毒や客に無理心中をしいられ殺される者、遊女として生きる事に限界を感じ自ら命をたつ者など。
それでも私がこうして生きているのは、鈴松と彩風の存在があったからだった。
二人がまだ幼い禿だった頃、その姉女郎となったのが私だった。二人共故郷に残してきた妹達によく似ており、私は実の妹のように可愛がっていた。そして彼女達も私を姉のように慕ってくれていた。
「天霧花魁…辛いのは分かるがそろそろ支度をしてくれ」
「分かってるさ…。そうじゃ楼主、これ以上被害が出ないように見張りを立てといておくれ」
「あぁ、分かった。任せておけ」
個室へ戻ると、私は声を押し殺して泣いた。何故、あの子達があの様な目に合わなければならなかったのだろうか?
「あのニ人は決して客に無礼を働く事はしない。なのに…どうして」
文字数 1,031
最終更新日 2020.11.13
登録日 2020.11.13
魔王より厄介な宇宙人が異世界召喚?!
聖女召喚の儀で現れたのは、銀河文明の研究者ヨグ=アーサル=トゥッル=イソ=ガゴーソス☆(推定男)。
魔物は解剖対象、迷宮はドローンで攻略、魔王は文化財候補。そして気に入らないことがあると街を消そうとする。
これは勇者が魔王を倒す物語ではない。
異世界が宇宙人に振り回される物語である。
文字数 3,682
最終更新日 2026.06.22
登録日 2026.06.22
現在45歳の著者(男性)
散発的に、カルト宗教ネタのドキュメンタリーや告白本等のネタとなり、皆さんの家にも時々信者が来る新興宗教団体「エホバの証人」
知らない人も当然多く、知っていても「ああ、あの輸血拒否の宗教。」くらいの認識でしょう。
そんなエホバの証人(基本文中ではJWと表記)について、幼稚園時代から高校3年途中までの成長過程の大半をいわゆる「2世信者」が、今なお熱心に信奉している母やその仲間の言動も参考にしつつ、なるべくリアルな実像を記したいと思います。
因みに私自身は現在は宗教に関しては平均的日本人の感覚と言うか、この国独特の曖昧なごった煮状態、強いて申せば天皇陛下を尊敬申し上げる。くらいと思って頂ければ。
文字数 19,412
最終更新日 2022.10.23
登録日 2022.02.12
自身のブログの企画として行っている、AIと対決してみたシリーズで生まれた作品です。
こちらには、作者が執筆した部分のみ掲載します。
俺は、財布の中にお金が入っているとすぐに使ってしまうタイプだ。
そのため必要最低限しか財布に入れないようにしているのだが、今日に限って補充を忘れてしまった。
飲み物が買えずに佇んでいると気の優しそうなおじいさんが現れた。
意を決して百円くださいと言った。
あんなことになるとも思わずに・・・
文字数 3,760
最終更新日 2023.03.29
登録日 2023.03.29
口数が少なくて、覚えの悪い新人ハンターのセトラエル。
そんな新人を導くことになった俺、シールは優しいだけが評判の底辺ハンターだ。
教えるからにはと、新人にハンターの基本的なことを丁寧に教えているつもりだがうまくいかない。
感覚的にやっていることを言葉にするのは難しいもんだ。
ほとんど俺一人で倒した魔物を渡して、ギルドへ新人に売りに行かせたのがよくなかった。
ある日、美女2人を侍らせた新人にバディを解消させられる。
それどころか、ギルドでは新人の足を引っ張る無能だとか、寄生虫だとか言われる羽目に。
もともといい評判でもなかったし、俺は無視して今まで通りの生活を続けることにした。
先行して8話を間違って公開していました。ご迷惑をかけた方がいらっしゃったら申し訳ありません。
完成してからお披露目予定でしたが、公開してしまったので執筆しながらの投稿となります。
文字数 21,675
最終更新日 2025.04.26
登録日 2024.11.07
伯爵令嬢のヘルメス・カートンは、自分が三歳の頃に出会った青年に「素敵な淑女になる頃にお迎えに上がります」と告げられ、その青年との再会の為に毎日淑女へなるために勉強をしていた。のだが、これが思うように行かず「理想の淑女」になれないまま、ついに再会の時を果たす……だがその青年、いやオジサマなのに純情が過ぎる!?
細かいことは気にするな、自由で楽しいを目指したちょっとしたラブコメです。
初投稿作品で色々と至らない箇所はあるかと思いますが、よろしくお願いします。
【お知らせ】長期スランプのため、しばらくの間、休載させていただきます。今まで読んでくださった読者様方には感謝しきれないと同時に、申し訳ない気持ちもたくさんあります。再開予定は未定ではありますが、いつか戻ってこれるように努めます。
※表紙は「かんたん表紙メーカー」様より作成したものです。
文字数 684,052
最終更新日 2025.11.09
登録日 2021.12.05
【お知らせ】
Conditions for ACEをご覧いただき、ありがとうございます。
この度、こちらの作品をプロットから見直すことになりました。
大幅な改変を含むため、混乱を招かぬように一時公開を停止いたします。
改めて練り直し、新しいタイトルにて形にしていきたいと思います。
お気に入りにいれてくださった方には誠に申し訳ありませんが、
新生ACE(仮)のほうもご愛読いただけると幸いです。
【紹介文】
舞台は現代によく似た、それでいて異なる歴史を歩んだ世界。
翼ある者、牙や角を持つ者、草木と共生する者。
しかし彼らは平凡な人間であり、選ばれし勇者でもなければ、異世界に転生したわけでもなく、戦争を終わらせる超能力を持つわけでもない。
普通だからこそ、ありふれた日常が大切になる。様々な形で異国の動乱に巻き込まれながらも、部活に恋に勉強に、束の間の平和な高校生活を懸命に生きる少年少女の姿を描いたヒューマンドラマ。
彼らは野球を通じて心を通わせ、そして大きく成長していく。
文字数 183
最終更新日 2017.09.10
登録日 2017.08.06
「この度は本当に申し訳ありませんでした!」
元、ヒーロー俳優の高岩直人(たかいわなおと)は自宅の前に集まった債権者に土下座し、返済を口にした。
それと同時に、彼の周りの景色が歪み、気が付けば、彼は見慣れぬ中世ヨーロッパ風の街並みの中に立っていた。
そこで、彼は不利な状況を利用して、新たな金の無心をしようと目論むものの、その際に神と呼ばれる存在に呼び出され、一度の転移の後に借金を返せなければ、自分と自分の家族を地獄に落とすという脅しである。
せめてもの情けとして、神は彼にかつて、ヒーロー時代に演じていた技や武器が自由に使わせる様にした。
「よし、やれるぞ。おれはこの世界で借金五千万円を返してやるんだッ!」
そう意気込む彼が仲間を集めると、パーティーを追放された『音楽家』に転生した前世の長男、ヨシキと王子に婚約破棄された公爵令嬢の前世の長女のナオコの二人が集う。
果たして、高岩直人とその家族は異世界で借金を返し、地獄行きを免れる事はできるのだろうか。
ここに最低にして最悪の異世界冒険ファンタジーが始まる。
文字数 121,562
最終更新日 2022.04.14
登録日 2022.03.31
「待たせたね、メグ。俺、離婚しようと思うんだ」
今まで恋人だと思っていた彼は、まさかの妻帯者だった!
絶望するメグに追い打ちをかけるように彼の奥さまの使いの人間が現れた。
相手はお貴族さま。自分は平民。
もしかしてなにか刑罰を科されるのだろうか。泥棒猫とか罵られるのだろうか。
なにも知らなかったメグに、奥さまが言い渡した言葉は「とりあえず、我が家に滞在しなさい」
待っていたのは至れり尽くせりの生活。……どういうこと?
居た堪れないメグは働かせてくれと申し出る。
一方、メグを騙していた彼は「メグが誘拐された」と憲兵に訴えていた。
初めての恋は呆気なく散った。と、思ったら急に仕事が忙しくなるし、あいつはスト○カ○っぽいし、なんだかトラブル続き?!
メグに次の恋のお相手は来るのか?
※全48話。脱稿済。
※R15は保険。
※設定はゆるんゆるん。
※作者独自のなんちゃってご都合主義異世界だとご了承ください。
※このお話は小説家になろうにも投稿しております。
文字数 155,070
最終更新日 2022.09.11
登録日 2022.08.11
ミステリーかな?
初めての小説故に誤字脱字、語彙力の低さ、文章力の無さが目立つと思われます、
時間のある時にしか更新できませんが、暖かく見守ってください。
設計もなく思いつきで書いておりますので、行き詰まる事もあるかと思います。
不愉快な思いをさせてしまったらごめんなさい。
一応自分が大阪の人間なんで会話文は関西弁メインでやります。
誤字脱字にお気付きの方いらっしゃいましたら感想までお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願いします。
文字数 55,483
最終更新日 2019.12.17
登録日 2019.02.16
美貌の魔王の元にやって来た、みすぼらしい格好をした勇者オーウェン。
彼は、かつて「大きくなり、魔族の領土に攻め入り最終的には治める様になる」という予言がなされ、前の魔王に命を狙われた過去があった。
そんな勇者を殺す前に、何か言うことはないか?と魔王が聞くと、勇者が口にしたのはストレートな欲求で──?
※シリアスではありません、ギャグコメディです。
ギャグ /ほのぼの/ 魔王/ 人外/ 勇者/ ハッピーエンド/ 童貞/ 処女/ 執着/ コメディ/ 一途/ 男視点あり /フェラ強制
文字数 10,593
最終更新日 2020.11.25
登録日 2020.11.25
これは一言で云ってしまえば「青春小説」です。大人のネット小説である当アルファポリスには不向き?と思いましたが、この小説は別趣「プラトニック・ラブ小説」の要素もあり、僭越ながら常々私はもし最たる官能小説があるとするならば、それはSEXの四十八手をひたすら追求描写するよりも、ピュアな、それこそキス一つの場面さえない、互いの互いに対する心模様と何気ない行為を、丹念に描写するに限る…と思っているのです。ですから当小説には強弁にはなりますが確かにそのプラトニック・ラブの要素もありますので、読むに不向きと仰らずに、どうかご一読のほどをお願い申し上げます。作者・多谷昇太より。
文字数 88,250
最終更新日 2024.01.15
登録日 2020.08.26
はい、より魅力的な内容紹介に書き直させていただきます。
「痛みという贈り物」――この物語は、現代のあなたの心に静かに問いかけます。
画面の向こうからの母からのメッセージ。「元気?」という何気ない言葉に、なぜ返信できないのか。その痛みの正体とは?主人公はある日、自分の中の苦しみをじっと見つめ始めます。すると、これまで気づかなかった不思議な発見が...。
感情が色を持つという斬新な設定で描かれる本作は、SNSやLINEが当たり前となった現代ならではの親子の断絶と、その中で生まれる複雑な感情模様を鮮やかに描き出します。濃い青色の「申し訳なさ」、真っ赤な「自己嫌悪」、深い紫の「無力感」――それらが織りなす心の風景は、きっとあなたの中の何かと共鳴するはずです。
「愛」という誰もが向き合わざるを得ないテーマを、日常の何気ない一場面から紡ぎ出す本作。特に、「返信をしない」という消極的な行為の裏に隠された、積極的な意味の発見は、読者の心に深い余韻を残すでしょう。
母からのメッセージを削除し続ける主人公が最後に下した決断とは?そして、その決断が秘める意味とは?
この作品は、現代を生きる私たちに、「苦しみ」という避けられない感情への、新しい向き合い方を示唆してくれます。家族との関係に悩むすべての人に、そっと寄り添う物語です。
まるで万華鏡のように、読むたびに新しい色と形を見せてくれる本作。あなたの心の中の「痛みの色」は、どんな色をしているでしょうか?
文字数 449
最終更新日 2025.02.12
登録日 2025.02.12