「深」の検索結果
全体で9,755件見つかりました。
子供の頃から、私には赤い糸が見えた。
でも、いつも見えるわけじゃなくって、ふとした瞬間に見えるだけで好きなときに見えるわけじゃないからあんまり役に立ってない。
そして18年以上生きてきて、私は運命の赤い糸の相手に出会ったことがなかった。
なのに、大学の入学式で、私は赤い糸どころか鎖でつながっている相手に出会う。
それは保育園からの知り合いで、なんとなく苦手な遊佐千里君だった。
なんでこいつとこんな鎖が繋がっているの?
正直遊佐君、苦手なんだけれど。
この鎖を断ち切る方法はないだろうか?
そう葛藤するなか、なぜか彼は私に距離を詰めてきて――
赤い鎖を断ち切りたい私と、闇が深いホストの彼との攻防
※ムーンライト重複
※本編に直接出てきませんが、遊佐は、望まない形で複数の女性と関係をもっています
文字数 27,583
最終更新日 2020.12.02
登録日 2020.11.21
王宮を震撼させた暗殺未遂――その夜、名門ヴァレンシュタイン家の令嬢セシリアは、自らの身を盾にして王太子ライナルトをかばい、深い傷を負う。
命の危機を越え、目を覚ましたとき、彼女に告げられたのは過酷な現実だった。
「二度と子を授かることは難しい」――。
それはすなわち、王家の未来を支える立場にある令嬢としての「終わり」を意味していたのだが、――。
文字数 43,550
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.10.10
フロリダ州のうだるような熱気と湿度を、分厚いコンクリートと鋼鉄の扉が完全に遮断する空間。
フラグメント郡に位置するその施設は、保安官から皮肉を込めて「グリーン・ルーフ・イン(緑の屋根の宿)」と呼ばれている。
そこは、北の歴史的な街並みと南の喧騒なビーチリゾートの中間に位置する奇妙な空白地帯だ。
一歩足を踏み入れた瞬間、外の世界の肩書きや人生の証明はすべて無意味となり、誰もが等しく厳格な手続きの波に飲み込まれていく。
「黄色い線の内側に立て」「壁を向いて、足を広げろ」
24時間、絶え間なく響き渡る無機質な命令の声。
靴紐を抜かれ、ベルトを外され、所持品を透明なプラスチックバッグに没収される。その過程で、かつての個性は削ぎ落とされ、やがて鮮やかなオレンジ色の統一規格の服へと着替えさせられる。
そこでは人間は「名」ではなく、ただの「番号」へと成り下がるのだ。
泥水の中を進むように重く遅い、外の世界とは切り離された時間の流れ。容赦なく効いたエアコンの冷気と、深夜3時を回っても消えることのない蛍光灯の光。
語り手である「私」は、静かに書類を整え、次々と運び込まれる「宿泊客」たちを迎え入れ続ける。
終わることのない、無機質なルーチン。窓のない息の詰まるような空間で、今夜もまた、この「宿」の静かな業務が続いていく。
文字数 176,302
最終更新日 2026.04.16
登録日 2026.03.07
日清戦争の勝利に巷が沸き返る明治中期。
「生家に顔を見せにこい」という短い手紙を受け取った主人公は、十数年ぶりに故郷――戦勝景気とは掛け離れた山深い寒村へ帰省する。
主人公を温かく迎える故郷の人々と、父母との再会。そして彼の前に現れる口のきけない少女。
やがて、再び村を襲う飢饉によって村人達の確執が表面化する中、幾度も過る「真っ白な世界」の記憶と、山にまつわる忌まわしき業。
…それはかつてこの地で命を落とした一人の遊女、心胆寒からしめる雪女郎伝説の悲劇の再来か――
文字数 37,018
最終更新日 2020.11.01
登録日 2020.09.11
突然校内で、波乃黎は曲梨直樹に告白された。
波乃黎は曲梨直樹がなぜ告白してきたかを広い視点で深く考察するが、彼はただ単に自分の気持ちを正直に言っただけである。
嚙み合うようで噛み合わないとんちんかんな勘違い系ラブコメ物語です!
03/13
新話を投稿しました。ちょっと性的描写入ります。
文字数 5,393
最終更新日 2021.03.13
登録日 2021.03.10
高校の卒業式後、正門を出ようとした東条陸(とうじょう・りく)は不意に背後から呼び止められた。
その相手は、自分と同じ卒業生の深海湊斗(しんかい・みなと)。
湊斗は陸と敵対する校内不良グループのリーダーである。
そんな相手から呼び止められるなんて、面倒くさいことこの上ない。
そう思った陸が湊斗から言われた言葉は、案の定――?
文字数 4,952
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.03.31
希少価値が高く高値で取引される竜の涙。その涙を生み出す竜族は国の保護下にあった。だがその一族にあって涙を流せないルドガーは、目指す夢のため家を出る。
──憧れの黒騎士になるんだ!!──
そうして始まった騎士学校生活。屈強な生徒たちに混じり必死に訓練についていくが、懸念材料がひとつあった。
昔、一緒に遊んだ親友もこの学校の生徒として在籍していたのだ。再会を喜んだのも束の間、親友はあの頃の優しい雰囲気とは変わっていて……。
■騎士見習い学園モノ。■闇深執着攻×暴走系天然受。■R18表現は予告なく入る場合があります。
登録日 2022.01.11
烈(いさお)はオンラインゲームで日常の息抜きを楽しんでいた。ある日、ゲーム内でカリスマ的存在の魔法少女『イチゴ』と出会い、二人は仲良くなり現実で会う約束をする。初対面の日、烈は一心(いちご)の家を訪れ、緊張と期待が入り混じる。現実の一心は自信がなく、コンプレックスを抱えていたが、烈は一心を可愛くする計画を提案し、一心も同意する。
一心の過去の回想では、いじめや自信喪失の経験が描かれ、ゲームが彼の救いとなった背景が明かされる。烈との出会いは一心にとって大きな意味を持つものだった。烈は一心の健康管理をサポートし、ダイエットや運動を通じて一心は少しずつ変わっていく。初めて努力の成果を感じた一心は自信を持ち始める。
加子(かこ)の助けを借りて美容ケアを始めた一心は、さらに自信を深め、烈との絆も強まる。礼男(れお)のファッションアドバイスでおしゃれな服を試し、新しい自分に驚きと喜びを感じる一心。周囲の反応も変わり、自信を深めていく。
初めての二人きりの外出で、一心はデートを通じてさらに自信をつけ、二人の関係は一層深まる。しかし、雪崩子(なでこ)が嫉妬し妨害を試みる場面も描かれる。最終的に、烈は一心に自分の気持ちを伝え、一心もそれに応え、二人は正式に付き合い始める。未来への希望と幸せが描かれるエンディングとなる。
文字数 6,554
最終更新日 2024.10.20
登録日 2024.10.20
「木が痛がるから、杭は3センチ右に」
「……冗談じゃない!」
大陸の未来を懸けた歴史的な街道建設。その現場監督に任命されたドワーフの若き天才技師ゴリンにとって、自らが引いた完璧な設計図こそが絶対の法だった。
しかし、彼の相棒に任命されたのは、森の声こそが真実だと言い張る、エルフの美しき森の番人ライラ。
理論武装の「石頭」と、森を詠む「詩人」。
水と油の二人の任務は、くだらない口論で終わるはずだった。
だが、ドワーフの工具が忽然と消え、エルフの聖なる木が枯れるという奇妙な妨害工作を皮切りに、二人は森に仕掛けられた巨大な謎へと巻き込まれていく。
響き渡る遺跡の歌、眠りにつく作業員たち、そしてついには、決して起きるはずのなかった殺人事件……。
反発しながらも、背中を預けなければ生き残れない。
果たして、水と油の凸凹コンビは次々と起こる難事件の真犯人を見つけ出し、大陸の未来を繋ぐ「夜明けの道」を完成させることができるのか?
※ この作品は、前作である『誰が英雄を殺したか — 竜殺しの英雄 —』を先に読んでいただくとより楽しむことができます。もちろんこの作品単体でもお楽しみいただけます。
登録日 2025.09.03
回復魔法を持つ少女が、戦争を終わらせた――
ただし、剣も奇跡も使わずに。
現代日本で「救えなかった命」への後悔を抱いたまま命を落とした女性は、異世界でセラとして転生する。彼女に与えられたのは、あらゆる傷と病を癒す回復魔法。そして計測用の水晶さえ砕くほど、規格外に膨大な魔力だった。
だがセラは、力を誇ることも、英雄になることも望まなかった。ただ目の前の人を癒したい――その純粋で慈悲深い想いは、やがて「聖女」として王都に迎えられるきっかけとなる。
王都で彼女を待っていたのは、回復魔法を戦争のために使うという現実だった。兵士を死なせないために癒すこと。それは戦を長引かせ、命を消費し続ける仕組みでもある。聖女として生きるか、それとも一人の人として生きるか。セラは選択を迫られる。
彼女が下した決断は、「戦うための癒し」を拒むことだった。生きるためなら癒す。だが、戦場へ戻るための回復はしない。その姿勢は混乱と反発を招くが、やがて人々は立ち止まり、考え始める――本当に剣を取る必要があるのか、と。
癒しは、世界を救わない。
けれど、世界がどう生きるかを選び直すきっかけにはなった。
これは、力を持つ者が「使わない」ことを選んだ、静かで優しい革命の物語。
文字数 8,105
最終更新日 2025.12.25
登録日 2025.12.25
最高のディナーは、深夜のマクドナルドだった。
電気の止まった灼熱のアパート。借金取りの影に怯え、空腹と絶望の中で干からびていく千尋(ちひろ)と志信(しのぶ)。明日の生きる希望などとっくに尽きていた二人が「最期の晩餐」に選んだのは、高級フレンチでもなく、ただのマクドナルドだった。 なけなしの金と少しの罪で手に入れたハンバーガーを胃に詰め込み、二人は夜の街を疾走する。 ポテトの塩気とコーラが混ざる、ただ一度きりの野蛮なキス。肉体的な繋がりを超えた、互いの絶望を食い合うような巨大な感情。 「志信とマックを食べたら、なんだか本当にもういいやって思えた」 これは、社会からこぼれ落ちた二人が、最高にジャンクな夜を経て永遠になるまでの、美しく純粋な逃避行。
文字数 8,210
最終更新日 2026.03.24
登録日 2026.03.24
人生を支えてくれた二次元の推しVS誰よりも自分を溺愛してくれるあやかしの夫
奇跡の血統に導かれつがいとなったすれ違い夫婦が、互いにトラウマを乗り越え、愛し合うまでの物語──。
物語の中の“推し”に恋をしたまま、みつはあやかしの頭領磨徒(まと)へと嫁いだ。
磨徒は出会った当初からみつに好意的だが、本の世界にどっぷり浸かっているみつは、推しに夢中。
本を読み現実逃避する時間は、みつが親族から虐げられ、搾取されていた日々の唯一の拠り所だった。
しかし磨徒はそんなみつを責めることもなく、ただ静かに寄り添い、優しく想い続けてくれる。みつのトラウマを深い愛情で上書きしてくれる。
そのぬくもりに触れるたび、少しずつみつの心が揺れていく。
これはみつが凄惨な過去と決別し、真実の愛を手に入れるまでの物語。
文字数 21,667
最終更新日 2026.07.13
登録日 2026.07.12
とある屋敷で女中として住み込みで働いている「鷹華」は、旦那様が引き取ってきた身寄りのない女の子「葵」の世話をすることになった。葵と仲良くなって幸せに暮らす鷹華だったが、そんな幸せな暮らしを揺るがす事件が起きてしまう……。
文字数 4,659
最終更新日 2018.08.21
登録日 2018.08.21
タイトルにものすごく悩みました。
「一輪」「紫陽花」などなど候補はいろいろありましたが結局は「秘文字」にしました。
人にはみんな秘密があります。
それを秘文字に託してみました。
読んでいただいたら嬉しく思います。
文字数 4,564
最終更新日 2019.06.24
登録日 2019.06.24