「増」の検索結果
全体で3,471件見つかりました。
今朝、早すぎる起床をした。そういう日は大抵、変に目が冴えて、眠気による動作不良が早朝の暗闇に溶けていくような奇妙な心地がする。だからといって爽やかな気分かと言われればそうではない。前夜の倦怠感はそのままなのだ。むしろ増しているような気さえする。やっぱり朝は日が射しているに限る。
緩慢な動作でベッドから身を起こし、立ち上がる。毛玉の浮いたネイビーブルーのパジャマ。それが朝の倦怠さをより一層引き立てている。一つため息をついた。首をもたげて、だらしなく窓の方へ向かう。カーテンを開けても日は射さない。部屋の中の彩度が本当にわずかに上がるだけだ。少し窓を開けてみると、朝食を作ろうかと思う程度には気が晴れた。朝の寒さは悪くない。
文字数 1,910
最終更新日 2020.04.17
登録日 2020.04.17
彼らは皆、神から与えられたと思われる『職』を持って転生し、空っぽの世界『リリアン』で、前世での知恵や知識を活かし暮らしはじめた。
まずは生活の拠点を作り、そして食料や素材調達を兼ねて一歩、街の外へと踏み出す。しかし街の外には見たこともないようなモンスターや魔獣で溢れ、彼らは戦いの術を実践で身につけていくしかなかった。
だがそれは綺麗事に過ぎない。まず悲鳴を上げたのは盾職だった。目の前の敵に恐怖したら最後、もう二度と敵の前に立つことはできない。次に聖職者。仲間に失敗を咎められ素質がないと自己判断し辞めていく者、そして戦闘で仲間を失いトラウマを抱え心を病んでしまった者。
盾職と聖職者が不足すれば外へ出ることは難しくなり、収穫も減り、収穫が減れば生産量も急激に落ちていく。すると物価は上がり、次第に犯罪に手を染める者も現れはじめた。犯罪者も路頭に迷う者も日に日に増えるリリアンで、ギルド『サクリファイス』は立ち上がる。
「タンクもヒールもやってやる!」
『この世界には、勇気の数だけ物語がある』
これはヒーラーに夢と幻想を抱く少女アミが転生し、空っぽの世界リリアンで様々な人に出会い、経験し、蓋を開けたら超絶ブラックなギルド、『サクリファイス』に加入するまでの物語。
「ヒーラーが白いのはローブだけ、ね」
文字数 704
最終更新日 2021.09.01
登録日 2021.08.31
昨今急速な異世界転生の増加により、日本の少子化が急速に進行しております。よってこのたび異世界転生は許可制へと変更することに決定いたしました。
そう、日本の少子化は異世界転生のせいだった!
女神ルプナは対策として異世界転生を『許可制』にすることにしたが…作者、もとい創造神達からは罵詈雑言の嵐。
命の危険を感じた女神はとある部下に全責任を押し付けた。
それが全ての騒動の始まりになるとも知らずに…。
文字数 3,207
最終更新日 2022.12.19
登録日 2022.12.16
趣味で小説を書く和子(わこ)。人見知りが激しく友達も少なく、職場と家との往復の日々。そんな生活の楽しみは妄想と小説執筆だ。
勿論文才はなく趣味の域を出ない。日々せっせと小説投稿サイトに投稿していたら、【完結ブースト】が起こりPVが激増し書籍申請できる事に。
ダメ元で申請したら非日常な事ばかり起こり…
書籍申請から生活が一変してしまったコミ障女子のお話。
文字数 13,536
最終更新日 2023.05.04
登録日 2023.04.16
陸国の地に人々が移り住んできたその時、あらゆる神々が目を醒ました。
人々の《想い》によって【天界】に目を醒ました森、風、水などの万物の神々は、人々から《神力》を受け取る代わりにその特別な力を使うことで人々が興した新たな国【陸国】を見守ることになる。
だが、そうしてそれぞれの神が務めをはたして守護するうちに陸国の人口は増えていき、やがて神々は手が回らないほど多忙になっていった。
自身の管轄内の状況を確認するのだけでも満足にできなくなっていた神々。
そこで、神は自らの務めの補佐をさせるためにそれぞれが自ら選んだ生き物をそばに従えるようになる。
陸国の牧畜に関係している牧草地の神はその補佐『側仕え』に1頭の立派な白馬を選んだ。
長い年月を共に過ごす中で『言葉はなくとも理解し合えている』という関係性が心地よくなり、側仕えの白馬に対して特別な想いを寄せていった牧草地の神。
しかしそれは牧草地の神だけではなく、白馬の方も同じく特別な想いを牧草地の神に対して抱いていた。
互いに想いを寄せつつ主従として過ごしていた2人。だが、そんなある日のこと。神々に仕える生き物達は突然神々と言葉を交わせるようになり、なんと神や人と同じ姿をとれるようにもなった。
人々が更に増え、陸国が大きくなると同時に側仕えの生き物達がわずかに神力をもち始めたのだ。
しかし、それだけでは不完全で時々元の姿に戻ってしまう生き物達。
完全な神格を得るためには【人として30年生きること】が必要だということが分かり、白馬もそのために牧草地の神から離れることになる。
陸国の人間として転生する白馬を見送った牧草地の神は、それからある行動に出た…。
「必ずおそばに戻ります。どうか、どうかまた会う日まで…お元気で」
文字数 230,665
最終更新日 2025.05.17
登録日 2023.05.06
文字数 3,135
最終更新日 2023.03.15
登録日 2023.03.15
日本はかつて呪術師が多い国だった。しかし個々の継承が途絶えたり、呪術師の血の力は弱くなる一方で人口が増えるに当たって呪いや悪霊の被害はどんどん色濃く蔓延していた。
その中で日本三大怨霊の子孫の超大物呪術師の家系である、叶零士(かのうれいじ)は幼い頃亡くした両親の血を強く受け継いでいた。高校にも行かず任務の多さに日々目が回るほど忙しかった。
十四歳で日本でただ一人の最強呪術師になりそのきっかけになったのが水野空色(みずのあお)と言う呪術師協会のアルバイトスタッフだった。水野は呪いや霊を視認し会話は出来るが祓うことは出来ないし逆に呪いや霊に避けられる永久スタッフ状態だったが、叶も彼の前では心を許し素のままで居れる唯一の人だった。どんどん叶と距離が縮まり叶が十六になり体の変化が現れるようになった。ある日呪術の使えないようになり原因は不明そして呪術が使えない状態になるとΩの体に以降する。Ωの日は水野に助けて貰う日々、そうしている内に体だけの関係を水野も納得できず。もちろん叶も加速度を上げ水野に惹かれていく自身の心にモヤモヤした日々。でも・・・・・・お互いがお互いを好きだと自覚したとき時間は早く動きだし・・・・・・?ハラハラ、ドキドキ、ダークファンタジーラブです
文字数 42,106
最終更新日 2025.11.08
登録日 2024.12.28
子役からアイドルやアイドル声優や俳優に成った伍っ子の話し。
子供から大人に成っていく過程で仕事が貰えなくなり演技を続けたい5人は選択するこれからの事を・・・・。
そして、徐々に仕事が増え再度人気絶好の時に悲劇が起こる。
文字数 7,164
最終更新日 2025.06.16
登録日 2025.05.30
残業続きで倒れ、死を悟った瞬間──俺は一本の通知を受け取った。
まるで“家系という巨大な木の根が枯れる未来”を告げるようなメッセージだった。
『お前の家系は三百年後に滅ぶ。原因は──お前が家系を作らなかったことだ』
気づけば俺は異世界の小さな村で赤ん坊として目を覚ましていた。
その視界には、まるで誰かが血で描いたような、不吉な家系図が浮かんでいた。
俺に与えられたのは【家系図スキル】。
人の血筋と未来が“幹と枝”のように見える能力で、
・どんな力を持つか
・どんな人生を辿るか
・その結果、家系がどう伸びるか
が薄い光の線となって視える。
行動を誤れば枝は黒く枯れ、未来は滅びに向かう。
正しく導けば枝は太く育ち、繁栄の可能性が広がる。
そんな“未来を剪定する力”だった。
しかし家系図の奥に、一本だけ異様に黒く濁った枝があった。
七代後──そこに「世界を滅ぼす魔王」が生まれる可能性が記されていた。
逃げることもできた。
家系を絶てば魔王は生まれない。
けれどそれは“自分のせいで終わった家系”を受け入れる行為でもあった。
一方、導き方次第ではその魔王候補は“世界を救う聖王”にもなり得る。
未来は一本ではなく、分岐する迷路のように広がっている。
どの枝を選ぶかは、俺の行動次第だ。
弱い力しか持たない転生者の俺ができるのは、
戦って勝つことではなく、
“選択によって未来を作ること”。
泣き虫だけど芯の強い幼なじみ・リナ。
罪を背負いながらも真っ直ぐ生きようとする戦士・ガルド。
血統の真実を追う学者・エリア。
彼らと関わるたびに枝は増え、家系は伸び、運命は形を変える。
やがて現れる“歴史を守る者たち”との戦いの中で、
俺は家系図の奥底に隠された“魔王枝”の正体を知ることになる。
三百年後の未来を変えられるのは、家系の始祖となった俺だけだ。
滅びの未来を断ち切り、希望の枝を育てるため──
俺は家系と世界の未来を選び続ける。
文字数 127,805
最終更新日 2026.01.16
登録日 2025.12.10
近年、先進国の至る所で増加を見せる一方の若者達による残虐な犯罪。
21世紀も半ばに差しかかった頃、思いもよらぬことが判明した。
不可解な事件や凶悪犯罪者の増加は、実は長年にわたり、何者かの手で意図的に仕組まれたものだったのだ。
この何者かによる凶悪な手口は、動画サイトなどを用いたものだと思われていたが、ある事件をきっかけに、人々に更なる悪夢を見せることとなる。
日増しに狂人化する若者達の増加に、歯止めをかけることに失敗した各国は、史上最悪の大混乱に陥った。
そんな中、日本政府も独自の対策機関を設け、適性のある優秀な人材を集めはじめたのだが…
文字数 6,919
最終更新日 2016.05.17
登録日 2016.05.14
瘴気がはびこり、魔獣が増加し、聖女の来訪が叫ばれるアイツベル王国。
愛する姫様が心を痛めているのに、メイド、アウラは決意する。
「そうだ、魔王を暗殺しよう」
そう、彼女は戦闘脳だったのだ。
単身魔王城に乗り込んだアウラは、見事魔王シリウスに刃を突き立てたが暗殺には失敗。
しかも魔王の証が半分アウラに移り、魔王城から出られなくなってしまった。
なのに殺されかけたはずのシリウスは、喜々としてアウラに魔王を押しつけようとする。
そう、今代魔王シリウスは、引きこもり歴100年超えの趣味に生きるへたれだったのだ。
「後は任せた! やっほう積み本消化するぞー!」
「あたしは姫様の下へ帰りたいんです!」
不承不承ながら魔王城で働くことになった戦闘極振りポンコツメイドと、へたれ魔王の残念ラブコメ。
果たしてアウラは愛する姫様の下へ帰れるのか!?
登録日 2018.07.16
物語は、夏のある日に主人公である女性が、偶然通りかかった公園で出会った男性との出会いから始まります。二人はすぐに意気投合し、一緒に過ごす時間が増えていきます。しかし、彼女には過去に失恋した経験があり、男性との恋愛に対して戸惑いを感じていました。
彼女は自分の気持ちに素直になることができず、男性との距離を置こうとしますが、男性は彼女に想いを寄せ、彼女を支える存在となっていきます。二人はお互いの想いを打ち明け、付き合うことになります。
しかし、彼女にはまたもや秘密がありました。過去に失恋したことで心に深い傷を負っており、それを男性に打ち明けることができませんでした。それでも、二人は幸せに暮らしていました。彼女は周りの人たちに勇気を与える存在となり、彼女の恋愛は多くの人々の心を温かくしたのでした。
文字数 1,109
最終更新日 2023.05.13
登録日 2023.05.13
神の楽園−惑星ハームス、かつてこの星はそう呼ばれた。
星々の輝く雲なき夜空に、島ほどの長大な神龍が空を渡り、
次いで姿を見せた神鳥はその広大な翼で夜を統べる珠月レイマーを隠す。
灯の灯る客室を吊り下げた飛鯨船が緩やかに尾びれを一打ちする。
巨体はグンと速度を上げ宙に群れなす羽虫を数万平げた。獣王の統べる深い森は、
神話にある生物に溢れ、浮魚の群れが樹林を縫うように泳ぐ。
知的種族の住む世界において、主な動力源の一つに『ワール』がある。
脳内の未知なる領域の深淵に眠る霊門「マノン」は、広大な虚未界「パースル」に
通じる唯一の門である。そこに点在するのは未分化エネルギーの激流が渦を巻くエルゴ領域だ。
マノンを通して導き出された未分化エネルギーは、脳内に構築された回路「ヨルト」を通ることで
「ワール」となり、人々の生活に欠かせないエネルギー源となっていた。
ワールによって駆動する物を総じて“気従器“という。船の推進器として使う者もあれば、
より高度な手足のついた気従器で農作業、土木、建築などにも使われることもある。
そしてその力は当然、軍事に使われる。軍事用気従器は操甲体と呼ばれ、
より運動性能が高く、大きく重い武器を軽々と扱い、防御に優れる。
軍事用気従器である操甲体は、古くより存在し、年代を重ねるにつれて
その多様性を増した。各年代、各地域に名工が生まれ、名作と呼ばれる操甲体が生み出されることとなった。
一般の操甲体に比べ、より運動性能の高いものをメルタインと呼び、
陸上の軍事力においては中核をなす強力な装備となっている。
そして、名工、名匠により生み出された更に高い性能を有する操甲体が存在する。
−エメルタイン−装着者を選ぶこの操甲体は各国において軍事力の象徴とされる程の存在となっていた。
戦の絶えぬこの時代、武人にとって重要な要素、それは武具、そして武術だ。
ここに、一人の男の子があった。名をクリスイン・エルガーという。
剣の名流「ニイン流」宗家 クリスイン家の血を受け継ぐこの男子は、幼年よりニイン流を体得し、
成長して後に剣聖と称えられるようになる。が、その若い頃の話はこれまで語られることはなかった。
墜落した飛鯨船から救助された人物。エメルタインという高度な戦闘用甲冑を終始身につけ、
姿を見せること一切なく、また一言も喋らない謎の人物。縁のあった森のフルワ族から、この人物をある場所まで警護してほしいとエルガーは頼まれる。
猿虎にまたがる小さなナーダム族の女性 弓の名手ナーサム、豹人のグルファと共に旅に出ることとなったエルガー。
世界が変わろうと大きく動き出す。そしてそれを阻止すべく動きだす“闇の剣神“。
真ニイン流の開祖となり、剣聖と呼ばれるようになるクリスイン・エルガーの若き頃の物語。
文字数 51,439
最終更新日 2025.11.09
登録日 2023.08.15
明けましておめでとうございます(大遅刻)
辰年なのでドラゴンスリット姦が増えてほしい、その一心です
モブ系童貞青年×オラネコドラゴンおじさんがスリット交尾するだけの短編です。
ドラゴンスリット姦書くぞ!とだけ決めて一時間で書きました。
この話はpixiv、ムーンライトノベルズ、作者個人サイトにも掲載しています。
文字数 2,538
最終更新日 2024.01.20
登録日 2024.01.20
◆アリアンローズより書籍1〜2巻発売中◆「そうだ、パンがなければ焼けばいい!!」見習い錬金術師のアイリスは、空っぽの食料棚を前にそんな天啓(?)を受ける。1日ぶりの食事を得るため、助けを借りたのは契約精霊でサラマンダーのイグニス *サンショウウオ似。アイリスは薬でも魔道具でもなく——食べるためのパンを焼く! 一人前の錬金術師になるため、一人森の工房で修行をするはずだったアイリス。知り合った騎士さんにあげたパンには精霊のおかげか付加効果がついていて……? あれっ、錬金術師なのに薬よりもパン作りを求められている!? 工房を気にかけてくれる騎士レッテリオの願いから携帯食を作ったり、素材を得るため迷宮に潜ったり、森で採取をしたりモフモフの仲間も増えたり、ちょっぴり恋? も芽生えたり――? 見習い錬金術師アイリスの、採取と錬成調合とお料理の、のんびり日常パン焼き(見習い)錬金術師の工房生活
登録日 2019.12.22
登場人物紹介
ジュリエット・サウスランデ・ユーゴスラビア大公爵令嬢15歳オリオン王太子の婚約者。
オリオン・ユーゴスラビア王太子17歳ジュリエットの婚約者。
コンドミリ・ユーゴスラビア王様ユーゴスラビア王国 オリオンの父親。
ヤンバルクイナ・サウスランデ・ユーゴスラビア大公爵ジュリエットの父親で王様の兄上。
マリエル・サウスランデ・ユーゴスラビア大公爵婦人ジュリエットの母親、隣国の王女だった。
アルホンス・サウスランデ・ユーゴスラビア大公爵令息3歳ジュリエットの弟。
リューク・ドノバン宰相30歳初恋の相手はジュリエットで今でも引きずっている。
リリアン・アルコル伯爵令嬢です17歳。
私はジュリエット公爵令嬢10歳の時オリオン王太子に僕のお嫁さんになってと、言われ喜んで登城しました。
私が、14歳に、なった頃から次々と側室が増えて気付けば20人です、私は騙されたのです、王妃ではなくて、只の側室だった。怒りと悲しさで、プルプル震えているところに、女官が私に閨の儀が急遽1週間後と決まりました。と、訊かされたのです。
文字数 4,815
最終更新日 2021.08.28
登録日 2021.08.28
とある複数の町や村でまことしやかに囁かれている噂があり、やがてその噂は尾ひれや背びれが付いて大きくなって大陸中に広まっている。
噂とは、火のない所に煙は立たないと言われている程度に真実味の有りそうなモノであれば、余計な装飾が付いて広がって行くのが世の常。
もちろん人々の願望であったり、欲望であったりする内容であれば真実は二の次で広がる事もあるだろう。
「俺、ちょっと困っている事があってさ……冒険者ギルドに依頼したわけよ」
「え?何を??」
「蔵を掃除していたらさ、年代モンの魔道具が出てきたわけさ」
「あ~、良くありがちな、価値がありそうと期待しているって感じ?」
「それはそうだろ?だけどよ、ギルドでは一般の物品の鑑定はしていないと言うから魔道具を販売している店に持ち込んだら、ガラクタだって言うんだよ」
「大体そうでしょ?変に期待しすぎ!」
「でもよ?そのガラクタを回収させろってうるせーんだよ。そんな態度、誰がどう考えても怪しいだろう?」
「……確かに。で、どうするの?私は鑑定魔法を使えないわよ」
と、日常生活にありそうな悩みや……
「神父様、何とか娘を、娘をお願いします!」
「……大変申し訳ありませんが、私達の力では完治させる事はできないのです」
自らを頼ってきてくれた、病に侵されている少女を連れた父親に己の無力を伝えなくてはいけない、回復魔法を使える神父の悩みや……
「隣国の状況がおかしいぞ。不可侵協定があるはずだが、万が一の事もある。しかし、我が国が独自で調査をしたことが明るみになると、逆に侵攻のきっかけを与えかねない」
国家規模の悩みもあるのだが、全てこの大陸中に広まっている噂に縋る事になる。
依頼達成難易度は一切関係ないが、受けるか否かの明確な判断基準は公になっていない。
しかし一旦依頼を受けてもらえれば、どのような依頼であっても必ず完遂すると噂になっている万屋の話……
一部の人々は、やはり願望からそのような店があると思いたいだけだと軽く噂を聞き流しているが、一方で実際に依頼を受けてもらえた人々は確実に存在しており、彼等はその噂を聞いても自ら率先して肯定する事も無ければ、当然否定する事もない。
そんな万屋……商会長が持つ力によってありとあらゆる事を解決しているのだが、商会長の望みとは異なって配下は一切大人しくしておらず、商会長の為にと言う気持ちが暴走して過剰な行動を行っている。
その商会長と暴走配下が周囲を巻き込んで徐々に活動の幅を増やして行く。
文字数 167,250
最終更新日 2023.04.28
登録日 2023.02.18
「こんな神託もういやだ!」
自分が異世界転生者であること、また、自分には謎の力があることを知ったセト。十五歳になり神託を授かる儀式「神託の儀」にてついに自分の神託が判明した。
それは『行動回数増加』という他人のみならず自分にとっても意味不明の神託だった!
分かっていることは神託が発動すると問題を解決するが重い代償を払うこと。
それでも育ての家族や仲間のため、厄介ごとを解決していくとどんどん話は大きくなっていき……
神託を駆使したりしなかったり、そんなお話
文字数 22,458
最終更新日 2025.04.19
登録日 2025.04.05
