「笑」の検索結果
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一途でワンコな年下ガイド×クール美人な年上センチネル
ファンタジー×センチネルバース。
北方のビョルランドで人びとの暮らしを守る〈塔の兄弟団〉──そこに所属するガイドのアルは、先輩であり恩人でもあるセンチネルのヨエルに恋心を抱いていた。
孤独を好み、めったに微笑まないヨエルも、アルにだけは素顔を垣間見せてくれる。いつか想いを告げたら、誓約の番としてヨエルと結ばれたい……というか、ぶっちゃけ脈アリでは!?
そんな夢を見ていたアルだったが、ある日ヨエルから「結婚する。相手はお前の知らない奴だ」と告げられてしまう。
寝耳に水の婚約報告に意気消沈するアル。しかしヨエルにも、アルに秘密にしている事情があった。
そんな中、領内で子供の誘拐事件が発生する。
事件の解決を命じられたアルとヨエルは、互いへの想いを秘めたまま犯人を追うが──!?
オーロラに彩られる白銀の世界を舞台にした、ファンタジー×センチネルバース、ここに開幕!
センチネルバースは一次創作界隈ではまだまだ知名度が低いですが、とっても面白いバースです。(特にバディ・ミステリー好きにはオススメ!)
この世界観をご存じない方にも、普通のファンタジーとしてお楽しみ頂けるように書いていきたいと思います。
書きためての投稿ではなく、執筆しながらの更新をしていきます。
お気軽にコメント頂けると嬉しいです!
【登場人物】
攻★アルヴァル ⇒愛称アル。未熟なガイド。ヨエルに片想いしている。霊獣は黒い仔犬のマーナ。
受☆ヨエル ⇒凄腕のセンチネル。ワケありの過去を抱える孤高の戦士。霊獣は白い鴉のスニョル。
【用語説明】
センチネル ⇒発達した感覚と常人離れした力を持つ特殊能力者。ストレスによって暴走するリスクを抱えている。
ガイド ⇒センチネルが暴走しないよう、癒やし導く能力者。浄化などの手段でセンチネルの心身を正常に保つ。
霊獣(フィルギャ) ⇒ガイドとセンチネルの守護霊が具現化した存在。動物や幻獣の姿をしている。
澱(ノイズ) ⇒センチネルの心身に溜まってゆくケガレのようなもの。
浄化(ケア) ⇒ガイドがセンチネルのノイズを消すための行為。接触の濃度が上がるほど効果が高い。
文字数 67,530
最終更新日 2024.02.17
登録日 2023.12.28
エルフの美女が苦手な私立探偵・斎藤誠二は喋るサブカル狂いの黒猫と、銃に宿ったAIに財布を破壊される毎日を過ごしていた。軽口と銃でハッピーエンドを目指す探偵物語。
世界は救えなくても、目の前の誰かを救うためだけに、三人組は今日もエルフ、ドラゴン、魔術、巨大企業。なんでもありの近未来都市・新西京を駆け抜ける。
西暦2100年。新西京。
魔術が復活し、資本主義の極まったこの街にヒーローはいない。だけど、私立探偵はいた。
第一部:舞い込んだメッセージ
「助けて!」という差出人不明の一通のメールをきっかけに、三人は最悪の事件に首を突っ込むことになる。
第二部:失投
日本シリーズにまつわる八百長調査に駆り出される斎藤誠二。同時期に凄腕のハンター、斎藤浩一は邪教集団と戦いを重ねていた。
二人は新西京の街を覆う巨大な陰謀に立ち向かうこととなる。
第三部:買えない笑顔
存在しないもの、ゼロシド。
死にかけのゼロシドのハーフエルフの少年、リンクスを助けた誠二。
俺達は――産まれる場所も、死に方すらも選べない。なら何だったら選べるんだ!
少年の絶望の叫びが街に木霊する。
果たして誠二の答えとは?
文字数 86,952
最終更新日 2026.06.17
登録日 2026.05.29
※毎週金土日のどこかしらでゆる~く更新中!(週1更新なので1話あたりの文字数は後半になる程多めです)
――ミツケタ――
その声がどんな声だったか、もう覚えていない。黒い闇に呑まれ息が出来なくなって苦しい……。
――そして私は死んだ――
約3年前チョコランタ王国に空から赤ちゃんの姿で降りてきたメティー。
――みつけた――
それを助けたのが猫のような耳としっぽの獣人の幼い男の子。
目覚めて感じる違和感。私は今のこの私じゃなかった気がするのに思い出せない。
――私は誰なの?――
穏やかな暮らしが始まるのかと思ったら、夢でうなされる日々。
そして、とあるきっかけでメティーは神の力【チート】に目覚める。
――光の神、メシアの力――
癒しの力と、願いの力で民を助けるのが神の……私の役目なの?
――見つけたぞ!――
神を求めて街に出されたお触れ……。
――捕まえて我がものに――
不敵に嗤うメティーを利用しようとする者達……。
――僕がメティーを守る――
利用しようとする者から守ろうと立ち上がる者達……。
魔法や武器で繰り広げられるバトル!
芽生える儚い恋……。
そしてなぜかモテモテ!?
失ったメティーの記憶とは何なのか……。
~異世界ファンタジー✕異世界恋愛~
異世界で始まる壮大なかくれんぼ!
果たしてメティーは逃げ切れるのか……。
――やっと見つけた――
※映画の宣伝の予告っぽくあらすじ書いてみたけど……どうなんだろこれ……意味不明だったらごめんなさい!(笑)
※恋愛ジャンルとファンタジージャンルどっちで登録するか悩んだ結果、序盤は恋愛要素よりファンタジー要素多めなので、ジャンル詐欺と思われないようにファンタジージャンルに変更します💦2021/03/08 23:13(でもちゃんと恋愛要素も出てきます!)
※表紙は花音様(@kanonon04)より頂いたファンアートです!快く表紙にして良いと言って下さいました(泣)
※この小説は、小説家になろうに載せてたものの改稿版です(現在上書き&修正しながら更新中)
※小説家になろう、カクヨム、ノベプラにも同じものを載せてます(別おまけ企画時は、おまけが違う事有り)
文字数 311,493
最終更新日 2023.12.03
登録日 2021.03.08
偶然出会った訳あり風の尻軽そうな美少年は、俺の勤め先の生徒だった。どういうわけかすっかり懐かれ、こちらの事情もお構いなしに誘惑してくる少年に、俺は手を差し伸べざるを得なくなる。いけない関係だとわかっているのに惹かれてしまうのは、この少年が俺の死んだ母親にどことなく似ているせいだ。
運命に翻弄されて泣いたり笑ったり時々センチになったり、それでも絶対に離れられない理由がある。
出会うべくして出会った二人が心の隙間を埋めていくうちに依存関係を強めていく話です。シリアスとエロが交互に来る感じ。ハッピーエンドですが、見方によってはメリバかも。
※ムーンライトノベルス、エブリスタ、フジョッシーでも連載中です。
文字数 128,060
最終更新日 2021.06.23
登録日 2021.03.22
『人魚族は恋を失うと泡になってきえてしまうんだよ』
幼い日にそう言って微笑んでいた美しい母は、ある日なんの前触れもなく失踪した。
その原因が父親の心変わりだと知った時、僕は何とも言い難いはじめての感情を抱いた。その仄暗い感情を抱えたまま、人魚に歪な執着を抱くようになった。
そんな僕が愛してやまないのは本来ならば恋を失った時点で『泡』になるはずが、神の怒りを受けて消えることもできないまま狂ってしまった人魚姫のキミ……。
『愛しい僕だけの人魚姫、君はずっと……』
※全体的に仄暗い話。ハッピーエンドでは多分ないです。今書いてる話が煮詰まって少し息抜きで前後編または前中後編くらいで終わる短いお話です。
↑8/20 ごめんなさい、なんかハッピーエンド寄りになる予感がしたのでメリバのタグだけこっそり外しました。
※タイトル、あらすじを一部変更しました。
文字数 7,881
最終更新日 2023.08.21
登録日 2023.08.19
バッドエンドしか存在しないRPGゲーム【Everyone Smiles】。
ノア・グレイスは、本来なら主人公の相棒として登場するが、上官の裏切りによって悪魔に喰われ、序盤で退場する哀れなモブだった。
だが、目を覚ますと、俺はそのノア・グレイスの幼少期に転生していた。
「ピンチはチャンスって、本当だったんだな」
物語に描かれなかったモブキャラだからこそ、この世界を変えられる。
孤児院の仲間を救い、主人公ノエルの運命を塗り替え。
そして、俺を裏切った連中に正しき報いを与えるために。
殺されるはずだった悪魔『リリス』をその身に宿し、最強の力で運命を覆す。
かつての主人公、正義を貫くノエルとは、別の道を選択し。
闇に紛れ、悪を喰らうダークヒーローとして歩み出す。
絶望しかなかった物語に、笑顔の結末を取り戻すために。
※追放は7話目となります。
文字数 102,661
最終更新日 2026.04.10
登録日 2026.04.06
南陽太は、男性教師に迫られて困っている紫藤澪(れい)(物理教師)を助けたことが切っ掛けで、南自身も紫藤に恋をしてしまう。
男だけど綺麗で優しくて柔らかな雰囲気は、まるで天女。
「先生、俺が先生のこと守ってやるからな」
「僕は君よりずっと大人だし、しっかりしてるよ?」
優しい笑顔で、自分が強引に迫られた事すら忘れてしまっているような紫藤の態度に、ますます紫藤の危なっかしさを感じて庇護欲を募らせる南だったのだが……。
紫藤は、南が思っていたような天女のような人物ではありませんでした。
健気で一途な男子高校生と、一癖ある教師の恋の物語♪
文字数 186,622
最終更新日 2018.02.25
登録日 2017.07.13
【R18に変更したのでご注意下さい】ある日、お迎えの車の中で、この世界がゲームの中だと気づいてしまった主人公は、自分が当て馬と評判だった、ゲームの攻略対象の一人だと理解する。大企業の御曹司であるが、攻略対象に選ばれない場合、学園を退学させられるなど悲惨な末路が待っている――その為、ありとあらゆるフラグをへし折る努力をし、悲惨な未来を回避しようと試みる中で、他の攻略対象達と親しくなる。※第二回BL大賞で読者賞を頂いた作品です。
文字数 149,020
最終更新日 2023.08.13
登録日 2021.03.09
高校生の隆太郎は、ギャルの幼馴染・朝日の全面サポートを受け、憧れの美少女・白州舞と交際していた。しかし、その実態はあまりに無惨なものだった。舞にとって隆太郎は、本命の先輩を嫉妬させるための「ただの道具」に過ぎなかったのだ。
非情な裏切りに絶望する隆太郎。そんな彼を救ったのは、ずっと傍で見守ってくれていた朝日だった。二人はついに想いを通わせるが――運命はさらなる悲劇を用意していた。付き合った直後、朝日は不慮の事故で命を落としてしまう。
「もう一度、朝日と一緒に笑いたい」
四十九日も過ぎ、失意の底に沈む隆太郎の前に現れたのは、見知らぬ金髪碧眼の超絶美少女だった。
「私、太刀川朝日だよ!」
困惑する隆太郎に対し、彼女は二人しか知らないはずの「小学生の頃のウンチ漏らし」や「噛みまくった告白」など、最悪な黒歴史を次々と暴露し始めて……!?
最悪の裏切りを経験した主人公 × 金髪美少女に転生した(中身はギャルの)幼馴染
一度は死が分かつも、神様の気まぐれ(?)で始まった二度目の恋。
どうやら今世の彼女は、前世よりも愛が重くて騒がしいらしい。
文字数 67,879
最終更新日 2026.03.15
登録日 2026.03.04
天涯孤独の王女、ティナ=クリスティーン。
18歳の誕生日。
彼女は突如、魔族の領主ソルディスとの婚約を告げられる。
冷酷無慈悲・唯我独尊と恐れられる絶対的な存在のソルディス。
困惑に包まれながらも、彼の元に嫁ぐティナ。
『───覚悟があるなら、一生俺に飼い殺されろ』
ソルディスの容赦の無い態度と言葉に振り回されながらも、明るく天然なティナは、彼の心の内に踏み込んでいく。
2人の距離は、少しずつ、確かに変化していき───
心を闇に閉ざして生きる、魔族のソルディス。
幼いながらも無邪気な笑顔で、彼と向き合うティナ。
正反対な2人の、不器用な結婚生活が幕を開ける。
これは、最悪の結婚から始まる、魔族と人間の恋物語。
────────
※毎週日曜更新予定※
※過去自サイトで連載していた「CRAZY CONFLICT(クレコン)」の改訂版及び続編です
※盗作ではありません※
文字数 117,887
最終更新日 2026.06.14
登録日 2025.01.18
それは突然訪れた。
会社帰りのホームで電車を待っていたら、隣に居た男の子が飛び降り自殺をした。
ああ彼は死んだなと思った瞬間、立っていたのは真っ暗な世界。
真っ暗な世界で白い球体が、唐突に前振りも無く英語で話しかけてくる。
思わず素で下手くそな英語で返したら、どうやら飛び込み自殺した少年と間違えられてサイエスという異世界に誤召喚されてしまった!!
外れを引いたと嘆く邪神は、悪びれることなく娯楽の為に召喚したのだと宣った。
しかも、元の世界に帰れないと笑い宣う。
十代の若い子ならば状況を楽しみ神の娯楽の道具にされるのだろうが、こちとら毎日クレーム対応している25歳のOLだ。
転んでも只では起きません!
娯楽を提供する代わりに3つの願い事を叶えて、いざサイエスへ出発だ!
そこは、ゲームに酷似した魔法の世界。
持ち前の図々しさを発揮して、RPGの主人公の如く冒険をするかと思えば大間違い。
腐女子主人公は、裏技を使って日本へとんぼ返りしてみせた。
打倒邪神を掲げて、金策巡りのためサイエスと日本の二束草鞋の生活が始まる。
※原案の『社畜OLは、打倒邪神を目指す!』の設定に改良を加え、加筆修正した内容となっております。
※小説家になろう・カクヨムに同時連載中です。
※面白いと思ったらブクマ&評価お願いします('ω')ノ
文字数 484,151
最終更新日 2023.01.23
登録日 2022.07.21
女の子の小さな指が少女の耳を這う。
女の子の細い指が少女の首を這う。
女の子の白い指が少女の胸を這う。
「んっ……!ふぅっ…ぁ…」
しなやかな指が腋をなぞる。
艶やかな表情でなぞる。
天使の笑みでなぞる。
「おねえちゃん…その顔好き…、もっと見せて」
ゆっくりゆっくりと触れるか触れないかの距離で蠢いた指は
急に勢いよく少女の素肌を這い始める。
これは2人の女子の歪なくすぐり物語。
文字数 1,288
最終更新日 2025.10.17
登録日 2025.10.16
俺の兄貴、俺の弟...
登場人物
兄貴 成瀬 都和 (なるせ とわ)
27歳 身長 184cm 体重 67kg
弟 成瀬 尊 (なるせ たける)
17歳 身長167cm 体重 47kg
久我 子春 (くが こはる)
24歳 女性
都和の同僚で仕事仲間。
音海 恋 (おとみ れん)
18歳 男性
尊の同級生で腐れ縁。
阿澄 璃織 (あずみ りお)
17歳 女性
尊と恋と同じクラスの美女。
上城 志希 (かみじょう しき)
25歳 男性
都和の部下で頼れる友人。
物語内容
一言で言うとBLものです。
恋愛要素と笑い要素が入ったものになる予定ですが、言葉などは私の語彙力が足りないため少し見苦しいところが多々あると思いますが、良ければ読んでいただけるとありがたいです!
文字数 166,084
最終更新日 2020.01.09
登録日 2018.03.15
私、有村 桜は派遣社員として働く23歳。学生の頃からのバンド活動をしている為、正社員での仕事をするつもりはない。所がある日突然、業績不良を理由に突然派遣切りにあってしまう。しかし、登録の派遣会社からすぐに新しい仕事先の話をもらい面接に行くが!?
『花笑みの庭で』のサイドストーリー的な内容です。
進行はかなりゆっくり目の投稿になります。←思っていたよりも皆様に読んで頂いてびっくりです。なので、当初の予定よりマメにアップしていきます。
文字数 36,775
最終更新日 2019.04.13
登録日 2019.02.17
「ねえ、トーマス。今日のパンツの色は何色?」
トーマス(38)の朝は、ユキヒョウ耳な超絶美少年フラロア(10)の甘い質問から始まる。
大親友の死から4年が経過し、遺児・フラロアの様子がおかしいと知らせを受け、高い山々の麓にあるフラロアの元を訪れたトーマス。
どうやら夏休みのとある経験で、「オトナのあれこれ」を知ってしまったフラロアは、天真爛漫な笑顔を浮かべ、放送禁止用語を口走る下ネタボーイになっていて!?
『生まれた時から愛してる』トーマスとのちゅーのため、フラロア・スーターナが立ち上がる!
後編はちょっぴり大人になったフラロアとトーマスのプロポーズ合戦(R18描写あり)です!
エブリスタに同時掲載しています。
文字数 24,867
最終更新日 2020.09.26
登録日 2020.09.20
公爵令嬢クラリッサは、完璧な令嬢として育てられた。
王子との婚約、宮廷での未来──それは誰もが望む「理想」だった。
けれど、彼女の心はそっとささやいた。
「もう少し、自分らしく生きてみたい」と。
ある日クラリッサは、すべてを置いて森の奥へ。
ひっそりと、けれど心地よく、癒しのカフェ《cafe fuu》を開く。
焼きたてパンと紅茶、もふもふの神獣たちと笑顔あふれる日々──
そんな中、彼女を探していた家族が、ついに姿を現す。
泣いて、笑って、あたたかくなれる。
これは、“居場所”を見つけたひとりの令嬢と、
そっと彼女を見守り続けた家族の、再会の物語。
文字数 66,900
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.04.10
三男ウデルタの愚行により怒り狂う母メヘンレンド侯爵夫人。寄り添うように怖い笑顔の嫁アーニャ。
それをなだめるのは、強いくせに嫁には弱いメヘンレンド侯爵と長男と次男。
そんな家族に降り注ぐ災難のお話。
『大募集! 王太子妃候補! 貴女が未来の国母かもしれないっ!』外伝1
『大募集! 王太子妃候補! 貴女が未来の国母かもしれないっ!』あらすじ
シエラとの不貞により、ラビオナに婚約破棄された王子メーデル。それに巻き込まれて婚約破棄されたウデルタとノエルダム。
両陛下は、メーデルの新たな婚約者を求人した。約一年かけて様々な試験をして婚約者を決定する。
メーデルの新たな婚約者は……
ゼルアナート王国の面々の様子の外伝として書き始めたのですが、思いの外長くなりそうなので、これだけ単体にいたしました。
文字数 27,453
最終更新日 2021.10.02
登録日 2021.09.19
「もう、いつもそれだ。お前は俺の母親か? もう聞き飽きたぞ。口を閉じろ! それにか弱いガーベラを睨むなと、何度言ったら覚えるんだ! お前の顔は怖いんだよ!」
「ですが、殿下」
「ええい、うるさい。もう去れ」
「………はい、失礼します」
私は第一王子の婚約者、ベロニカ・コールデンと申します。
先程怒っていたのがその第一王子、ウィルデンガー・ゲインスト様です。
何やら私の言い方が良くないのか、最近すぐに怒られてしまいます。
その上必要以上に距離の近い女生徒がいて、それは良くないことだとお諌めしていたのですが、4日程前に2人の仲睦まじい様子を見て、考えを改めました。
彼女の微笑みに目を細められる殿下の姿は、私には向けられないものです。
彼女もまた目を輝かせて殿下を見つめていました。
そして私を目に入れた彼女はニヤリと微笑み、殿下の胸に顔を埋めました。
その後に殿下は私を睨み付けたのです。
私の雇う隠密の話によると、殿下は彼女の言うままに贈り物をし、彼女も殿下を喜ばせようと菓子を焼き贈っているそうです。
これぞ相思相愛。
相互の意見を受け入れ尊重し、幸せに戯れて語る。
ああこれは、邪魔なのは私ですわ。
彼女が殿下をお諌めすれば、きっと殿下は良い方向に動けるのではないかしら?
そう思えるようになったのは、私の好きな小説『微笑むリトルフラワーは、僕の最愛』を読んだからですわ。
内容は弱小貴族である、男爵令嬢と王太子との身分を超えた愛。
国王や婚約者の妨害を乗り越えて、懸命な努力をし立派に成長した2人は、周囲を説得して結婚するのですわ。
もう涙が止まりませんわ。
愛ですわ。
そんな訳で私は傍観者に徹しようと思いますの。
小説によると私の立場と同じ公爵令嬢は、女生徒の持ち物や本人に危害を加えるのですが、そんなことは出来ませんわ。
だって男爵令嬢は未来の国母になる方ですもの。
私はそっと身を潜め、彼らの目に入らないように致しましょう。
幸い王太子妃教育は終了しておりますので、登城することもありません。
出来る限りエンカウントするのは避けて、隠密からの報告を楽しみに待ちましょう。
楽しくなって来ましたわ!
(小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)
文字数 66,889
最終更新日 2025.09.09
登録日 2025.05.24
文字数 101,014
最終更新日 2018.10.22
登録日 2018.09.22