「大」の検索結果
全体で67,354件見つかりました。
男爵家の庶子として産まれたサシャ。母と二人粗末な離れで暮らしていた。男爵が賭けと散財で作った借金がかさみ、帳消しにするために娘かオメガのサシャを嫁に出すことになった。相手は北の辺境伯子息。顔に痣があり鉄仮面の戦争狂と噂の人物であったが。嫁いだ先には噂と全く異なる美丈夫で優しく勇敢なアルファ令息がいた。溺愛され、周囲にも大事にされて幸せを掴むハッピーエンドオメガバースBLです。間違いのご指摘を頂き修正しました。ありがとうございました。
文字数 11,647
最終更新日 2025.09.18
登録日 2025.09.17
藤坂潮音は、海を見下ろす街に暮らす、水泳部に所属する普通の中学三年生だった。しかし高校入試を直前に控えた晩秋のある日、古い屋敷で魔力を封じ込めた鏡を手にしたときから潮音の運命は一変する。突然自分の性が変わってしまったという事実を受け入れられずに苦悩する潮音。「本当の自分」を求めるための、潮音の戦いが始まろうとしている。
※この作品は、「Annabel Lee」の名義で、自身で運営しているサイト(http://www5b.biglobe.ne.jp/~Annabel/)に掲載しているオリジナルの小説に、大幅な加筆、修正を加えたものです。15歳未満の方の閲覧をお断りします。小説家になろう、カクヨムとノベルアッププラスにも掲載しています。
なお、このお話にはいろいろな名前の学校が出てきますが、これらは全て作者が空想ででっち上げた学校であり、実際のモデルとなるような学校は存在しません。
文字数 1,279,079
最終更新日 2026.08.13
登録日 2025.12.20
俺、横谷満(よこたにみつる)は神様の手違いで突然異世界に飛ばされ、悲劇しかない英雄様を救ってほしいとお願いされた。英雄様が旅立つまで育ててくれたら元の世界へ帰すと言われ、俺は仕方なく奴隷市場に足を運び、処分寸前の未来の英雄様を奴隷商人から買って神様が用意してくれた屋敷へ連れ帰った。神様の力で悪趣味な太った中年貴族のような姿に変えられた俺を、未来の英雄様は警戒して敵視して、彼が青年となり英雄だと発覚しても嫌われたままだった。英雄様が仲間と共に旅立った直後、俺は魔獣に襲われて命を落とした。気が付くと俺は元の世界に帰っていた。全てが嫌になり疲れ果て、それでも無気力に生きていたけど俺はまた異世界に召喚された。今度は悪役の貴族ではなく、世界を救う神子として……
奴隷だった英雄様×容姿を変えられていた不憫な青年のお話。満は英雄様に嫌われていると思い込んでいますが、英雄様は最初から満大好きで物凄く執着しています。ヤンデレですが旅の仲間達のお陰でぱっと見は満溺愛のスパダリ。
※男性妊娠・出産可能な設定です。
R18には最後に「※」を表記しています。
この小説は自サイトと『小説家になろう』のムーンライトノベルズ様にも掲載しています。
文字数 115,007
最終更新日 2024.07.23
登録日 2024.06.12
小学校から大学までずーっと女子校、純粋培養お嬢様育ちの茉白には「ふしだらな秘密」がある。
そのせいで高校の時にできた初彼氏と「ちょっとした"破廉恥な"すれ違い」がおき別れることになり──茉白は、それ以来恋心を封じてきた。
しかし10年後。彼との再会で再び付き合うことに。
「大人の恋愛って、……こんなにフシダラなの……?」
一途に想われ、執着されて溺愛されて、「ふしだらな秘密」も共有して、蕩かされて──。
※※※
恋人に無理矢理キスをしたせいでフラれた、と思い込んできた理人は、その後もずっとその恋人、茉白のことを忘れられずにいた。
しかし再会の後、誤解が解けたふたりは再び交際することに。
ところが純粋培養お嬢様育ち、茉白はなんだか無意識に身の回りの男性から好意を向けられていて──。
「ちょっと待て! 油断も隙もなくないか、これは!」
その上、茉白も何かズレていて。
「理人くん、私、……理人くん好みのえっちな女性になれてますか?」
「それ以上俺の理性をどうにかしようとするのはやめてくれ……!」
※※※
純粋培養のまま大人になった茉白と、彼女にブンブンふりまわされる理人の、いちゃらぶコメディです。シリアスほぼないです。
読まなくても大丈夫な構成になってはいるのですが、「セカンド彼女になりがちアラサー、悪役令嬢に転生する」と「カタブツ検事のセフレになったと思ったら、溺愛されてしまっておりまして」のスピンオフとなります。
文字数 68,632
最終更新日 2020.09.10
登録日 2020.08.16
「大きい!」と言われ続けてきた人生、大声では語れない実体験記。
あそこの大きさは男の自信とは言われるものの、実際に大きい人には大きい人なりの悩みもある。僕は子どもの頃から大人になった今でも、あそこが大きいと笑われてきた。
わざわざ具体的なサイズを書くのもバカらしいのであえて書かないが、コンドームのサイズはXL。
子供の頃は「長さ」を笑われたものだが、大人になったら「長さ」もだが、それよりも「太さ」を笑われるようになった。
自分のサイズに不満があるわけではないけれど、困ることもある。
あまり語られない大きめサイズの男性の悩みと大きくて良かったことをまとめてみる。
実体験をもとに書いているものの、身バレ防止のために一部個人情報に関わる部分は実体験とは異なる部分もある。
文字数 47,113
最終更新日 2025.04.03
登録日 2025.03.09
クロエ・エルフェシウス公爵令嬢とガブリエル・フォートグランデ王太子殿下は婚約が内定する。まだ公の場で発表してないだけで、王家と公爵家の間で約束を取り交わしていた。
だが帝立魔法学園の創立記念パーティーで婚約破棄を宣言されてしまった。ガブリエルは魔法の才能がある幼馴染のアンジェリカ男爵令嬢を溺愛して結婚を決めたのです。
その理由は、ディオール帝国は魔法至上主義で魔法帝国と称される。クロエは魔法が一番大切な国で一人だけ魔法が全然使えない女性だった。
クロエは魔法が使えないことに、特に気にしていませんでしたが、日常的に家族から無能と言われて、赤の他人までに冷たい目で見られてしまう。
ところがクロエは魔法帝国に、なくてはならない女性でした。絶対に必要な隠された能力を持っていた。彼女の真の姿が明らかになると、誰もが彼女に泣いて謝罪を繰り返し助けてと悲鳴を上げ続けた。
文字数 64,311
最終更新日 2022.11.10
登録日 2021.11.22
貴族学院に通う侯爵令嬢のマリオネットは、魔王の生まれ変わりと皆に恐れられるディーズ公爵家の嫡男、サターンの事を密かに思い続けていた。
毎日彼がいる丘に向かっては、茂みに身を隠し見つめる日々。
「サターン様、なんて素敵なのかしら…」
そう呟き、うっとりと見つめるマリオネット。そんな彼女は昔、サターンに助けられた過去があるのだ。サターンにどうしてもその件でお礼を言いたいマリオネットは、サターンに近づこうと日々企んでいるのだ。
そんな中、サターン様と話すチャンス到来。ここぞとばかりに気持ちをぶつけるマリオネットだったが、あっさりとサターンに拒否されてしまう。
本来ならサターンの恐ろしさに震えあがり、二度と彼に近づかないと誓うのだが、マリオネットは違った。
増々サターンに熱を上げ、彼に近づこうとする。
“たとえ嫌われていても構わない、せめて貴族学院にいる間は、サターン様のお傍にいたい”
その一心でどんなにサターンに拒否されても、マリオネットはサターンに近づき続けるのだった。
一方サターンは、自分の意思ではどうしようもない大きな悩みを抱えていて…
ご都合主義全開、ファンタジー要素を含むラブストーリーです。
よろしくお願いしますm(__)m
※他サイトでも同時掲載しています
文字数 159,424
最終更新日 2026.07.10
登録日 2026.05.17
【R18】現代オメガバース。
明るい執着系御曹司α✕就職口がない大学生Ωの執着溺愛系オメガバ契約結婚ラブコメ。
地元企業の採用試験に落ちた尚は、その会社の役員である文弥がトラブルに遭っていたところを助け、それ以来、食事に行く仲となった。
大学四年生も終盤に差し掛かるものの、Ωであることが理由で尚の就職先はなかなか決まらない。
そこで、文弥から、「生活の面倒をみるので契約結婚しませんか」と持ちかけられ、尚は快諾するが……。
契約結婚ラブコメ+エロ
R18は(※)をつけます。
※完結済※
文字数 91,829
最終更新日 2025.12.05
登録日 2024.11.21
悪役令息として転生してしまった神楽坂龍一郎は、心を入れ替え、主人公のよき友人になるよう努力していた。ところがこの選択肢が、神楽坂の大切な人を傷つける可能性が浮上する。困った神楽坂は、自分を犠牲にする道を歩みかけるが……
文字数 7,274
最終更新日 2026.02.16
登録日 2026.02.16
事故で両親と愛犬を失った陽太。
アルバイトを掛け持ちして、ギリギリの生活を送っていた。
ある日、深夜バイトの帰り道、交通事故に巻き込まれてしまう。気が付けば真っ白な空間にいて、勝手に人の性格を「単細胞」と評する謎の声に、宝珠を体内に埋め込むので異世界で頑張って長生きしてほしいと頼まれてしまった。
落ちた先は、見知らぬ世界。
深い森にひとり住む喋る大狼のグイードに拾われた陽太は、持ち前の明るさと単細胞な性格のお陰もあって、一見キツイけど実は優しいグイードとのワイルドなもふもふ付きスローライフを満喫し始める。
グイードとの会話から、自分が「宝珠の神子」と呼ばれる百年に一度降臨する神の使いだと知る。
神子はこの世界の獣と番い子供を作る存在と聞いた陽太は、
「やだ! グイードといる!」
と獣王が住む帝都に行けというグイードの提案を拒否。
この先も共にいたいと伝えると、グイードも渋々だけど嬉しそうに受け入れてくれた。
だが、突如平和は破られる。
突然現れた仮面姿の獅子獣人に拉致された陽太。
気付けば獣国の帝都にある獣王城にいて――?
孤独な狼x単細胞な神子のもふもふファンタジーBL、ハピエン。
11万字完結作です。
【BL大賞参戦中】
【ムーンライトノベルズさんにも投稿してます】
文字数 111,698
最終更新日 2024.11.16
登録日 2024.10.25
王妃主催のお茶会――
公爵令嬢ベアトリーチェは、婚約者である第二王子から突然偽物だと宣告される。
しかも“本物の婚約者”だと言われたのは、従姉妹のヴィクトリーチェだった。
周囲が騒然とする中、ベアトリーチェだけはいつも通り。
「紅茶のおかわりをいただけますか?」
成り代わり騒動の中でも優雅に紅茶を楽しみ、気づけば婚約破棄の誓約書まで完成していた。
そんな彼女に新たに用意された縁談相手は、“見目麗しいだけの堅物男”と噂される辺境侯爵家次期当主、ギルバート・ファルクナー。
しかし彼と従者ハンスのやり取りを見たベアトリーチェは盛大な勘違いをしてしまう。
「お二人の恋路、邪魔いたしませんわ!」
辺境で紅茶やお菓子作りを満喫するベアトリーチェ。
一方その頃、王城では彼女がいなくなった影響が少しずつ表れ始めていて――?
文字数 167,744
最終更新日 2026.06.21
登録日 2026.05.24
人形となった王妃に、王の後悔と懺悔は届かない
レンタル有り◆第18回恋愛小説大賞で【優秀賞】を戴きました。
ありがとうございました!
「どちらかが“過ち”を犯した場合、相手の伴侶に“人”を損なう程の神の『呪い』が下されよう――」
ファローダ王国の国王と王妃が事故で急逝し、急遽王太子であるリオーシュが王に即位する事となった。
まだ齢二十三の王を支える存在として早急に王妃を決める事となり、リオーシュは同い年のシルヴィス侯爵家の長女、エウロペアを指名する。
彼女はそれを承諾し、二人は若き王と王妃として助け合って支え合い、少しずつ絆を育んでいった。
そんなある日、エウロペアの妹のカトレーダが頻繁にリオーシュに会いに来るようになった。
仲睦まじい二人を遠目に眺め、心を痛めるエウロペア。
そして彼女は、リオーシュがカトレーダの肩を抱いて自分の部屋に入る姿を目撃してしまう。
神の『呪い』が発動し、エウロペアの中から、五感が、感情が、思考が次々と失われていく。
そして彼女は、動かぬ、物言わぬ“人形”となった――
※視点の切り替わりがあります。タイトルの後ろに◇は、??視点です。
※Rシーンがあるお話はタイトルの後ろに*を付けています。
文字数 134,050
最終更新日 2026.03.27
登録日 2025.01.26
「どうせ互いに望まぬ政略結婚だ。結婚までは好きな男のことを自由に想い続けていればいい」「……あらそう。分かったわ」婚約が決まって以来初めて会った王立学園の入学式の日、私グレース・エイヴリー侯爵令嬢の婚約者となったレイモンド・ベイツ公爵令息は軽く笑ってあっさりとそう言った。仲良くやっていきたい気持ちはあったけど、なぜだか私は昔からレイモンドには嫌われていた。
そっちがそのつもりならまぁ仕方ない、と割り切る私。だけど学園生活を過ごすうちに少しずつ二人の関係が変わりはじめ……
※※ファンタジーなご都合主義の世界観でお送りする学園もののお話です。史実に照らし合わせたりすると「??」となりますので、どうぞ広い心でお読みくださいませ。
※※大したざまぁはない予定です。気持ちがすれ違ってしまっている二人のラブストーリーです。
※この作品は小説家になろうにも投稿しています。
文字数 107,387
最終更新日 2023.06.25
登録日 2023.05.22
旧題:死んだあとに運命だと言われても、
◎皆さまの応援のおかげで、アンダルシュ様より書籍化が決まりました!7月発売予定です!
◎タイトルを改め『嫌われ令息ノエル・ヴァレンタインは一途な愛に気づかない−死に戻りの世界で運命だと言われても−』という新タイトルに決定いたしました♡
最期に聞いたのは、望んでいない結婚をした冷たい夫の声。
「煮るなり焼くなり殺すなり、好きにしろ」
オメガは『神の使い』と呼ばれ崇められている国で出会った、運命の番であるオメガのノエル・ヴァレンタインとアルファのレイシス・ブラウン。
ただ、二人の愛は冷め切っていた。
夫から距離を取り辛い日々を送っていたある日、ノエルは何者かに捕えられて命を落とす。
だが次に目覚めたら、ノエルはなぜか学生時代に戻っていた。
今度は穏やかな人生を歩みたい。
それなのに、ノエルが離れていくごとになぜか婚約者のアルファ・レイシスに迫られて――!?
「僕の"運命の番"はあなただけです、ノエル・ヴァレンタイン」
「――ッ死んだあとに運命だって言われても!」
死んでから始まる、オメガとアルファの運命の物語。
※オメガバース特殊設定あり
※R18展開は遅めです
✧毎日18時更新予定✧
✧3/20〜2回更新(9時+18時)✧
✧お気に入り登録・各話♡・エール📣作者大歓喜します✧
文字数 187,446
最終更新日 2026.07.13
登録日 2025.01.26
記憶に残っているのは、自分を見下ろす紅い眼の男と、母親の「出ていきなさい」という怒声。
幼いスイは故郷から遠く離れた西大陸の果てに、ドラゴンと共に墜ちた。
老夫婦に拾われ、愛されながら生きた七年。
だがその時間も終わりを迎え、スイは再び、ひとりとなる。
――紅い眼の男は誰なのか。
――母は自分を本当に捨てたのか。
旅に出たスイは、故郷を探す事を決める。真実を知る為に。
清濁が混在する世界で、スイは何を見て何を思い、何を選ぶのか。
これは、ひとりの少女が世界と己を知りながら、自分の意思で未来を選ぶ物語。
※本作は第五章までの掲載となります。
続きはカクヨムにて公開中です。
※第18回ファンタジー小説大賞奨励賞作品
※カクコン11中間選考突破作品
※表紙画像、その他キャラクターのイメージ画像はAIイラストアプリで作成したものです。再現不足で色彩の一部が作中描写とは異なります。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※本作品の無断転載、無断複製、自作発言を固く禁じております。(Unauthorized reproduction, reposting, or claiming this work as your own is strictly prohibited.)
文字数 1,211,554
最終更新日 2026.05.03
登録日 2025.05.10
正田 誠は氷河期時代の40歳弱者男性である。
正田は人生につまづき盛大に転んで気が付けば40歳になっていた。
もう何もかも取り返しがつかない気がする。
でも生きている限りは幸せになりたい。
そう思い正田は結婚を目標に生きていくのである。
文字数 58,882
最終更新日 2025.05.11
登録日 2023.03.21
幼少期、誰もが一度は言うだろう……大きくなったら、お母さんと結婚するんだって。
そんなことを言っていた俺も就職して、成人して、酒が飲める年齢になって……大人になったので、子供の頃の言葉を実現する。
「母さん、クソ親父を捨てて俺と結婚してください」
「いや、あなた、私達血の繋がった母子でしょ!? 何言ってるの!!?」
※注意事項)この作品はオリジナルの息子が父親から母親を奪う話です。近親相姦描写、略奪、性描写を含みます。
理不尽な強奪系ではありません。
女性(母)を幸せにするためにその夫(父)から略奪するという手段を用いているため、NTRタグを使用しています。
きちんと行動して口説いて好感度を稼いで落としています。女性に対して暴力をふるったり、弱みにつけ込んで脅迫する(不貞行為したのは例外)といった理不尽に幸せカップルを崩壊させるためには使用していません。
飲酒する描写がありますが、登場人物は全員成人済みです。
花言葉、カクテル言葉は筆者が調べた物を使用しています。サイトによって解釈の違いがあるため、それを指摘するコメントはお控えください。
執筆開始したのが11月22日なので、物語の舞台は11月22日の金曜日です。公開日とずれています。ご了承ください。
当作品はフィクションです。
閲覧は自己責任でお願いします。
1話あたり4000文字から7000文字です。
全14話、合計8万文字。
改行を多めに挟んで圧迫感がないようにしていますが、逆濡隙間が多すぎて読みにくくなっている可能性があります。ご了承ください。
表紙イラストはAIで生成しました。
文字数 80,389
最終更新日 2025.01.26
登録日 2025.01.20
下町で珈琲店『止まり木』を営むコレットは、五年間、働かない恋人ジェレミーを養ってきた。
ある日、彼のもとに伯爵家の迎えが来る。「実は俺、貴族の息子だったんだ。世話になった礼に、望みを何でも叶えてやる。ただ――貴族だから、庶民の珈琲屋を恋人にはできない」
コレットは笑顔で答えた。「では、五年分の生活費をきっちり清算していただきますわ」
金貨を受け取り、きれいさっぱりお別れ。――実は彼、半年前から貴族復帰を知っていて、「金目当てに縋られる前に」と近所のちょっと美人な女に乗り換え済みだったのだ。
そんな彼女に、五年間毎朝通ってきた常連の紳士が告げる。「ずっと、あなたが好きだった」――彼の正体は、王国鋳貨局を統べるルヴェリエ公爵。金の匂いに群がる人間しか周りにいなかった彼にとって、見返りひとつ求めず、たったひとりで店を切り盛りする彼女は、はじめて出会う種類の人だった。
晩餐会で元恋人に嘲られても、公爵は揺らがない。公爵母は彼女を溺愛する(「昔飼っていた犬のマローにそっくり」らしい)。そしてその夜、王弟大公が彼女の顔を見て杯を落とす。「……二十三年前に消えた、わたしの娘ではないのか」と。
お代も、幸せも、きっちり受け取る。下町の珈琲屋の、後味すっきり逆転ロマンス。
文字数 23,447
最終更新日 2026.08.30
登録日 2026.08.28
夫トウイ・アロークは13年間も連れ添った妻エラに別れを切り出す。
『…すまない。離縁してくれないか』
妻を嫌いになったわけではない、ただもっと大切にするべき相手が出来てしまったのだ。どんな罵倒も受け入れるつもりだった、離縁後の生活に困らないようにするつもりだった。
新たな幸せを手に入れる夫と全ての幸せを奪われてしまう妻。その先に待っていたのは…。
*設定はゆるいです。
文字数 51,492
最終更新日 2021.05.15
登録日 2021.04.25