「結」の検索結果
全体で43,483件見つかりました。
三十二歳、独身、実家暮らし。
派遣切りをきっかけに実家へ戻った鈴木ミホは、昼間にソーラーパネルで蓄電し、夜はその電気で小さなご飯を作る動画を投稿していた。
誰かに誇れる暮らしではない。
同世代が結婚や仕事で前へ進んでいく中、自分だけが立ち止まっている気がしていた。
そんなある日、小さなYouTubeチャンネルに、ポータブル電源メーカーから企業案件の連絡が届く。
担当として現れたのは、眠そうな目をした年下社員・田中ダイキ。
生活能力は低いのに、インフラや配線の話になると急に早口になる不思議な人だった。
晴れた日は一緒に発電を喜び、雨の日は洗濯物にため息をつく。
壊れそうな日常を少しずつメンテナンスしながら、二人の距離もゆっくり近づいていく――。
文字数 10,280
最終更新日 2026.05.26
登録日 2026.05.26
一話完結型の短編・掌編を書き集めました。今後も気まぐれに追加していきます。
さらりと読みやすくしたつもりです。益体もない話が多いですが、お暇潰しにどうぞ。
※同様の小説を『カクヨム』にも掲載しています。
文字数 10,172
最終更新日 2016.11.21
登録日 2016.11.18
舞台は近未来の日本。アンダータウンという街で首なし死体が発見された。被害者は、黒岩ジョー博士。四十四歳の独身男性。大学で教鞭を取る脳科学者だった。ジョー博士は四年前から脳の疾患により休職していた。
捜査線上に浮かび上がったのは、家政婦アンドロイドのリンダだった。調理用のレーザーカッターでジョー博士の首を切断し、死体を遺棄した後、行方をくらましたと見られている。
捜査本部が設置され、アンドロイドが有力な容疑者であることは、警察内部でも伏せられることとなった。捜査一課長筒井ダン警部は、リンダを容疑者として捜査にあたる特任捜査を秘密裡に組織した。任命されたのは、古田ヤマト警部補と羽川マリア巡査長だ。
ヤマト警部補は、女性のパートナーに難色を示すが、ダン課長から彼女は優秀だと説得される。マリアは、身体の一部を機械で補うハイブリットヒューマンだった。
二人のために、専用の捜査ベースとポッド型アンドロイドが用意された。ダン課長は数日間のうちにリンダを確保することを二人に命じる。特任捜査を拝命したヤマトとマリアは、リンダが容疑者になりうるのか、調査を開始した。アンドロイドは、人間に危害を加えないように設計されているはずなのだ。
二人は、人工知能研究所の薬師寺博士を訪ねる。人工知能の権威は、『ロボット工学三原則』を絶対と言い切り、アンドロイドによる殺人の可能性を否定する。さらに『アンドロイドは嘘をつくことができない』と告げる。
リンダが実在しない可能性、リンダが実は人間で、影武者リンダはスリープ状態であるなど、ヤマトたちはさまざまな仮説を検証するが、どれも成立しない。謎は深まるばかりだった。
自体はさらに思いもよらぬ方向へ進む。リンダが出頭してきたのだ。リンダは自白して、裁判にかけられることになった。
前代未聞のアンドロイド裁判が始まった。
裁判結審した日、リンダは超然と法廷を後にする。ヤマトはリンダが嘲笑するように感じた。全ては終わったのだ。そのはずだった……。
研究所で誰かと話すアスカ博士。それはにわかには信じられない事実だった……。
文字数 31,064
最終更新日 2019.09.20
登録日 2019.09.14
もう、あの男には届かない―――
朱子学者である浅見安正(絅斎)は、古義学を唱える大儒、伊藤仁斎の死が近いことを知って呟く。そして、自分に学を授けた師、山崎闇斎を思い出す。自分はついに師に遠く及ばず、仁斎と切り結ぶことも出来なかったと。
切り結んでみたかった。あの男と。そして出来る事なら、一刀両断にしてやりたかった。
そうすれば、師は安正を褒めてくれただろうか。それとも、他を批判している暇があるなら己れの学を磨けと叱責しただろうか。
☆
江戸初期の儒学者・神道家、山崎闇斎(1619-1682)の生誕から400年になるのを記念して、ささやかなお祝い冊子を作成しました。本作はその中の一作で、山崎闇斎門下の三傑と言われた浅見安正を描く創作歴史小説です。一度は師の元を去った浅見は、後にそれを深く悔いたという逸話が残っています。小品ですが、読んで頂ければ幸いです。
小説家になろうにて完結済みです。
文字数 5,589
最終更新日 2020.04.17
登録日 2020.04.16
仕事で訪れた異国の第三王子殿下に気に入られた俺、西条伊織。何に血迷ったのか、専属講師にと帰国を許さず俺を側に置こうとする殿下と関わるうちに…
無自覚に可愛い年上ハニーと溺愛年下殿下の馴れ初めからのイチャイチャ話。
現在、番外編が進行中です。
※本編完結したので完結状態になっていますが、時間軸のランダムな番外編が続いています。そのため、連載状態に変更する事があります。
※R注意な話には、「※」が付いています。Rの度合いは様々ですので、ご注意下さい。
※設定はご都合主義なので、いろいろご容赦下さい。
文字数 480,464
最終更新日 2024.09.28
登録日 2020.08.07
聖女の娘である私は、幼い頃から王子の婚約者になっていて“仲良くしろ”と圧を受けていた。
それは学生になってからも似たようなもので。
聖女になりたいと言っていないのに。大人の事情と私の安全のために公言しなかった。
そして、時は来た。神裁判の宣言と私への天罰を望む声。
※ 【完結済み】
真実、私の話を聞いてもらいましょう。
方便なんて使えませんわよ?神様がきいてくださっているのだから。
文字数 4,704
最終更新日 2020.11.12
登録日 2020.11.10
主人公(男)はある日突然、親友(男)に告白をされる。
男が恋愛対象ではない主人公は親友に対してとった態度によって二人の関係は変わっていく…
3〜4話で完結予定です。多少のBL要素はありますが、強くはありません。
内容紹介に書いてしまいますが、最後はバッドエンドにする予定です。
文字数 5,315
最終更新日 2021.04.01
登録日 2021.03.30
あの『黒の厄災』と呼ばれる事件から、数か月が過ぎた時だった…。
「すまない、メア。君を迎え入れる事が出来なくなってしまった…」
主人公のメアは婚約者であるトマス・クレイソンから、入籍を延期する事を告げられた。
元々平民であるメアは貴族であるトマスとの婚約に乗り気ではなかったが、すでに子供がいたから承諾したようなものだった。
「必ず迎えにいくから!」トマスはそう言った。
彼は御家事情で結婚できなくなったようだった。そのため、すぐには難しいだろうとメアは思っていた。
だが…それから実に十年もの長い月日が流れてしまう…。
(このまま婚約は破棄になるだろうな…)もう十年なのだ、メアはそう思っていた。
私は今日も流され続けて生きてきたが…、それでもメアは娘のサラとそれなりに楽しく生活を続けていたのだ。
別にこのままでもいいかとも思っていた。
だが、そんな平穏を謳歌している二人の前に、再びあの時の怪物が現れたのだ…。
※R-15は念のために、タイトルは仮称です。
のんびり書いていければと思います。
文字数 38,111
最終更新日 2021.09.15
登録日 2021.08.31
大学卒業後、一番仲良かったグループで続々と結婚報告がされていく中、彼氏無し。
後輩の新人君はアプローチをかけてくるが……
恋愛と面倒くささ、そのシーソーゲームはどちらに転ぶのか。
文字数 3,738
最終更新日 2021.11.02
登録日 2021.11.02
【完結済み】日本政府が制定したモデルファミリー制度によって、日本中から選ばれた理想の家族に7億円という賞金が付与されることとなった。
家庭内不和で離散寸前だった世良田一家は賞金のためになんとか偽装家族を演じ続けることに合意。
しかし、長女・美園(16才)の同級生、進藤つかさが一家に疑惑を持ち始め、揺さぶりをかけ始める。
世良田一家は世間を騙し続けられるのか?!
家族愛・恋・友情、ドタバタファミリー物語。
【家族メモ】
元樹(父)、栄子(母)、勇治(長男)、美園(長女)、誠(末っ子)、ケンジ・タキ(祖父母)、あんこ(犬)
文字数 201,900
最終更新日 2023.08.18
登録日 2021.12.24
茨城には河童が生息している。
カッペではない。本物のカッパである。
長い歴史の中で人間による淘汰圧を受けてきた結果、伝書に記されたような険は削がれ、凡そ人間に害をなすことのない、ゆるキャラのような存在になってはいるものの……。
河童のスローライフコメディです。
登録日 2022.05.09
各章完結型。単行本形式。
これは神と〝真世界〟を巡る、冒険者たちの物語。
Welcome to The World of MYSTLIA'S.
突如〝終わり〟を迎えた世界・ミストリアス。
この世界を愛した神・ミストリアは世界の復活と引き換えに力尽き、ミストリアスには〝神の霧〟だけが遺された。
さらに時は流れ――。
世界は自由を謳歌する者たち、冒険者らの時代となっていた。
【第1章あらすじ】
エルスは駆け出しの冒険者として、幼馴染のアリサと共に旅に出た。目的は、父親の仇である〝魔王〟を討つこと。だが、最初に辿り着いた街で早くも路銀(旅の資金)を使い果たしてしまい、長い足止めの日々を送るハメに。
ある日、依頼で扱った〝謎の杖〟が引き起こした騒動に巻き込まれ、責任を感じたエルスは、アリサや新たな仲間と共に杖の行方を追う。それは彼にとって、ツラく厳しいながらも、夢と希望に満ちた冒険のはじまりだった。
【登場人物紹介】
エルス:
主人公。銀髪の若い青年。すべての精霊魔法が使える。
幼い頃は礼儀正しかったが、現在は少々ガサツな性格となっている。
アリサ:
エルスの相棒で幼馴染。茶色のポニーテール少女。
小柄で見た目も幼いが、怪力の持ち主で武器の扱いに長ける。
光魔法も使えるが、あまり得意ではない。
ニセル・マークスター:
熟練の冒険者であり、エルスの兄貴分となる存在。
黒ずくめの格好をした、謎めいた男。名前が長いのを気にしている。
幾多の修羅場を潜り抜けており、潜入や暗殺術を得意とする。
ミーファ:
メイド姿のドワーフ少女。長い金髪をツインテールに結っている。
第2章より登場し、エルスとの一騎打ちに敗北する。
その後、エルスを「ご主人さま」と慕い、彼らの仲間に加わった。
ロイマン:
エルスの命の恩人で憧れの存在。屈強な肉体を持つ、壮年の男。
魔王を討伐したことで〝勇者〟の称号を得た、凄腕の冒険者。
魔剣ヴェルブレイズを所有しており、炎を使った戦術を得意とする。
【お知らせ】
大長編の単行本を意識した、各章完結型となっております。
難しい漢字には〝ふりがな〟を多めに振っております。
R指定は外しておりますが、本作には次の要素が含まれます:
飲酒・喫煙(いずれも日本においての成年者のみ)
バトルによる人の死亡および殺害
暴力描写:対人戦・バトル全般
残酷描写:バトルや事故による流血・四肢切断など
虐め・拷問などの直接的な描写は避けております。
性的暴力は現在も今後も、一切登場いたしません。
お気に召していただけましたら、お気に入り登録や感想等にて、応援よろしくお願いいたします。皆さまの応援が投稿のモチベーションとなります。
文字数 307,115
最終更新日 2024.11.16
登録日 2022.08.01
━━━「私と同盟を結びませんか?」
幼少期に受けた深い心の傷。
コミュニケーション能力の著しい欠如。
抗うことのできない圧倒的な強迫観念。
友達が一人もいない孤独な少年、
【見沢 巳申】(みさわ みさる)は、
他者や人間関係、そして自分の人生において、大半のことを諦めていた。
そんな彼のもとに、見知らぬ同級生の少女が、謎の同盟関係を求めに現れた。
少女の不可思議な言動は、現時点の彼にとっては理解しがたいものだった。
しかし、その運命的な邂逅をきっかけにして、さらに二人の同盟候補が彼の前に現れる。
彼女たちが口にする『同盟』とは、いったい何を意味しているのか。
自身の役割を知らない主人公だけが、少女たちの思惑に翻弄される。
四人が心に抱えるそれぞれの絶望が交錯する中で、
主人公は『他人』という存在と本気で向き合うようになっていく……
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過去に同じタイトルの作品を、ノベルゲームとして公開していました。
とても思い入れがある作品のため、
ゲーム用に書いたシナリオを小説向けに書き直して投稿します。
主人公の心の葛藤、イジメや人間関係の描写などは、自身の経験をもとに書いています。
弱い自分を変えたい。
でも、変わりたいけど変わることができない。
そんな悩みや生き辛さを抱える人にこそ、読んでほしい物語です。
文字数 90,888
最終更新日 2022.11.04
登録日 2022.09.10
一日嫁とは少子高齢化の進む現日本のとった政策のことで、その名の通り独身男性の家に独身女性が一日だけ嫁として家に来ることである。
そして、本人達が気に入れば結婚。というプライバシーの侵害も何も無いふざけた国になってしまった。
文字数 11,517
最終更新日 2022.09.18
登録日 2022.09.11
文字数 6,299
最終更新日 2023.05.12
登録日 2023.04.30
吾輩は猫である。
名前はまだない。当たり前だ。飼い猫ではないのだから。
どこで生まれたか、頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いてたかどうかもわからない。ここで始めて人間というものを見たわけではない。吾輩は、「人間」というものをよく知っていた。
なぜならば。
吾輩は、猫である以前、人間だったから。
「生まれ変わり」というのだろう。
かつて東京一朗(アズマ・キョウイチロウ)という人間だった猫、吾輩。生まれ落ちたのは、前世で暮らしていた懐かしい家のそば。
遺してきた家族、妻の節子が一人暮らす家。
ならばと脚を伸ばしたその先で、吾輩は、猫目を真ん丸、ビックリ驚くこととなる。
ニャニャニャ、ニャンダトォォォ~ッ!! と。
京一朗の記憶にある節子。
今ここで暮らす節子。
その落差は猫が受け止めるにはあまりに激しく、吾輩は衝撃と落胆を覚える。
こんなことなら前世に縁のあるここに来なければよかった。節子の本性など知らなければよかった。
東京一朗だったことを忘れ、新たな猫(人)生を生きよう。そう思った吾輩。だがそこで、別の新たな衝撃の真実を知ることとなり――?
高度経済成長期。流されるように、それが当たり前だと思って見合いで結婚した夫婦の物語。
文字数 23,474
最終更新日 2023.07.01
登録日 2023.06.24