「握る」の検索結果

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ファンタジー 完結 長編
貧しい地方役人の娘、李雪蘭(リ・セツラン)には秘密があった。それは、現代日本の化粧品メーカーに勤めていた研究員としての前世の記憶。 ​彼女は、皇帝の寵愛を勝ち取るためではなく、その類稀なる知識を武器に、後宮という巨大な市場(マーケット)で商売を興すという野望を抱いて後宮入りする。 ​劣悪な化粧品に悩む妃たちの姿を目の当たりにした雪蘭は、前世の化学知識を駆使して、肌に優しく画期的な化粧品『玉肌香(ぎょくきこう)』を開発。その品質は瞬く間に後宮の美の基準を塗り替え、彼女は忘れられた妃や豪商の娘といった、頼れる仲間たちを得ていく。 ​しかし、その成功は旧来の利権を握る者たちとの激しい対立を生む。知略と心理戦、そして科学の力で次々と危機を乗り越える雪蘭の存在は、やがて若き皇帝・叡明(エイメイ)の目に留まる。齢二十五にして帝国を統べる聡明な彼は、雪蘭の中に単なる妃ではない特別な何かを見出し、その類稀なる才覚を認めていく。
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小説 14,925 位 / 226,392件 ファンタジー 2,529 位 / 52,596件
文字数 21,841 最終更新日 2025.11.01 登録日 2025.10.14
ファンタジー 連載中 長編
ヴァルト家には、代々受け継がれた「未完のフルコース」がある。 先祖の美食家が世界中の頂点食材で組み上げた幻の献立——けれど、最後の一品「結びの一皿」だけが、空欄のまま遺されていた。 令嬢ティルダは、令嬢らしからぬ規格外の五感の持ち主だった。ひと匙で食材の産地も鮮度も、作り手が手を抜いたかどうかまで嗅ぎ分ける。そして、底なしの食欲。 「この空欄、わたくしが埋めますわ」——ティルダは、逃げ腰で心配性、けれど厨房に立つと別人のように冴える平民料理人ノアを相棒に、屋敷を飛び出す。 雷雲の中にしか実らない果実。湖の底で千年眠る巨大魚。灼熱の谷に芽吹く香辛料。一品ごとに、命がけの食材ハントと、それを囲む大宴会が待っている。 豪快に魔獣へ飛び込む令嬢と、震えながら包丁を握る料理人。凸凹の二人が、世界で一番おいしい食卓を目指して駆けていく。空欄の「結びの一皿」が、何だったのかを知る日まで。
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文字数 3,119 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.06.24
BL 完結 長編 R18
 悪逆の限りを尽くした公爵令息を断罪しろ! そんな貴族たちの声が高まった頃、僕の元に、冷酷と恐れられる王子がやって来た。  その男は、かつて貴族たちに疎まれ、王城から遠ざけられた王子だ。昔はよく城の雑用を言いつけられては、魔法使いの僕の元を度々訪れていた。  ひどく無愛想な王子で、僕が挨拶した時も最初は睨むだけだったのに、今は優しく微笑んで、まるで別人だ。  出会ったばかりの頃は、僕の従者まで怯えるような残酷ぶりで、鞭を振り回したこともあったじゃないか。それでも度々僕のところを訪れるたびに、少しずつ、打ち解けたような気がしていた。彼が民を思い、この国を守ろうとしていることは分かっていたし、応援したいと思ったこともある。  しかし、あいつはすでに王位を継がないことが決まっていて、次第に僕の元に来るのはあいつの従者になった。  あいつが僕のもとを訪れなくなってから、貴族たちの噂で聞いた。殿下は、王城で兄たちと協力し、立派に治世に携わっていると。  嬉しかったが、王都の貴族は僕を遠ざけたクズばかり。無事にやっているのかと、少し心配だった。  そんなある日、知らせが来た。僕の屋敷はすでに取り壊されることが決まっていて、僕がしていた結界の魔法の管理は、他の貴族が受け継ぐのだと。  は? 一方的にも程がある。  その直後、あの王子は僕の前に現れた。何と思えば、僕を王城に連れて行くと言う。王族の会議で決まったらしい。  舐めるな。そんな話、勝手に進めるな。  貴族たちの間では、みくびられたら終わりだ。  腕を組んでその男を睨みつける僕は、近づいてくる王子のことが憎らしい反面、見違えるほど楽しそうで、従者からも敬われていて、こんな時だと言うのに、嬉しかった。  だが、それとこれとは話が別だ! 僕を甘く見るなよ。僕にはこれから、やりたいことがたくさんある。  僕は、屋敷で働いてくれていたみんなを知り合いの魔法使いに預け、王族と、それに纏わり付いて甘い汁を吸う貴族たちと戦うことを決意した。  手始めに……  王族など、僕が追い返してやろう!  そう思って対峙したはずなのに、僕を連れ出した王子は、なんだか様子がおかしい。「この馬車は気に入ってもらえなかったか?」だの、「酒は何が好きだ?」だの……それは今、関係ないだろう……それに、少し距離が近すぎるぞ。そうか、喧嘩がしたいのか。おい、待て。なぜ手を握るんだ? あまり近づくな!! 僕は距離を詰められるのがどうしようもなく嫌いなんだぞ!
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文字数 62,527 最終更新日 2025.09.05 登録日 2025.08.22
恋愛 連載中 長編 R18
両親の死後、二人の結婚に反対していた祖母に引き取られ、嫌味を言われてはいびられていた美柚。 そんな生活の中、彼女を救ってくれたのは十二歳年上の遠縁の親戚、千金だけだった。 祖母の弱みを握る彼のおかげで大学にも通うことが出来、雑誌のライターにも就職できた。 祖母から救うために十八歳で契約結婚し、二十歳で初めて抱いてもらえた。 そんな幸せな二人にしかし、暗雲が近づき……? 様々な困難に見舞われても、繋がる二人の愛! ※性別や血筋で差別や偏見を受けるという、マイクロアグレッションを含む描写があります。 ※R18描写のあるものは★がつきます。
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文字数 23,575 最終更新日 2026.06.26 登録日 2026.02.08
恋愛 完結 短編
マーガレットはロジャース国の王女として生まれた。しかしロジャース国はマーガレットが15歳のとき、隣国スタークに攻め込まれ、滅んでしまう。 スタークはロジャース王家を城に幽閉し実権を握るが、国民からの反発で統治はうまくいかない。そんな中、二国間の繋がりを強めるためマーガレットはスターク国の王太子アンソニーと婚約することになる。 しかし元々敵国同士のロジャースとスターク。 マーガレットはスタークの王宮に行くが、王太子からは無視され厳しい王太子妃教育のせいで寝る時間もとれない。 いつも睡眠不足で仕方なく隈を隠す化粧をするが、そのせいでいつの間にかロジャースの娼婦というあだ名がつくのだった。 そんな窮地を救ってくれたのは、アンソニーの元婚約者で公爵令嬢でした。 ※ ロジャース国はアジア的な架空の文化を持ちますが、民族的にはスターク国と同じようなヨーロッパ的な民族という設定です。
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文字数 38,326 最終更新日 2021.10.02 登録日 2021.09.13
恋愛 連載中 長編
貧乏大学生の成瀬翔は、疎遠だった叔父から500億円相当のビットコインが入ったUSBメモリを相続する。使い道に困った彼が目をつけたのは、ボロアパートの薄い壁の向こうから聞こえる「声」だった。隣人は、大学で「氷の令嬢」と呼ばれる塩対応な美少女・如月玲奈。しかしその正体は、同接15人の極貧底辺VTuber「ルナ・ナイトメア」だったのだ! 『今月ももやし生活だよぉ……ひもじい……』 壁越しに聞こえる悲痛な叫び。翔は決意する。この500億で、彼女を最強の配信者に育て上げようと。謎の大富豪アカウント『Apollo(アポロ)』として、5万円の赤スパを投げ、高級機材を即配し、彼女の生活を神の視点で「最適化」していく。しかし彼はまだ知らなかった。「金で買えるのは生活水準だけで、孤独は埋められない」ということに。500億を持った「見えない神様」が、神の座を捨てて、地上の女の子の手を握るまでの救済ラブコメディ。
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文字数 44,154 最終更新日 2026.03.17 登録日 2026.01.12
恋愛 完結 ショートショート R18
【あらすじ】 商社の経理部で「鉄の女」と恐れられる江利。彼女は有能すぎるがゆえに周囲を厳しく律し、部下の佐藤に対しても、その仕事の甘さを冷徹に指摘し続けていた。 しかし、彼女には誰にも言えない秘密があった。それは、週末になると露出度の高い衣装を纏い、数万人のフォロワーを抱える人気コスプレイヤー「ERI」として活動すること。平日の抑圧されたストレスを、カメラのフラッシュを浴びることで発散していたのだ。 そんなある週末、イベント会場の片隅で、江利は最悪の人物と遭遇する。それは、昨日まで自分が「無能」だと罵っていた部下、佐藤だった。 佐藤が突きつけたのは、彼女の素顔を完璧に捉えた証拠写真。 「会社にバラされたくなければ、僕の専属モデルになってください」 連れて行かれたのは、誰もいない放課後の教室スタジオ。 そこで佐藤が命じた「撮影条件」は、理性を破壊するほど過酷な**『物理的な管理』**だった。 プライドをズタズタにされながらも、江利は今まで感じたことのない解放感と、佐藤の歪んだ優しさに気づき始め――。 これは、孤独な完璧主義者が、秘密を共有する「共犯者」を得て、真の幸福を掴むまでの物語。 登場人物紹介 江利(えり) / 26歳 表の顔: 経理部。冷徹なまでに正確な仕事をこなす。規律に厳しく、部下のミスには一切の妥協を許さないため「鉄の女」と陰口を叩かれている。 裏の顔: 人気コスプレイヤー「ERI」。承認欲求が強く、露出の多い衣装を好むが、会社バレだけは死ぬほど恐れている。 性格: 完璧主義で孤独。本当は誰かに頼り、甘えたいという欲求を心の奥底に封じ込めている。 佐藤(さとう) / 24歳 表の顔: 経理部の若手社員。江利の直属の部下。仕事が遅く、細かいミスを繰り返しては江利に叱責されている「ダメな部下」。 裏の顔: 実は「ERI」の熱心なファンであり、一眼レフを操る敏腕カメラマン。江利の正体にいち早く気づき、彼女を「救う」ための計画を練っていた。 性格: 普段はおどおどしているが、カメラを握ると(あるいは江利を追い詰めると)冷静沈着で支配的な一面を見せる。江利のストレスを「お仕置き」によってデトックスしようとする。
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小説 17,640 位 / 226,392件 恋愛 8,110 位 / 65,945件
文字数 96,943 最終更新日 2026.04.05 登録日 2026.02.09
ミステリー 完結 短編
金髪、ネイル、軽い口調。 一ノ瀬レイナは、訪問リハに来るには少し派手すぎる作業療法士だった。 けれど彼女は、利用者の歩き方だけを見ない。 玄関の段差、椅子の位置、家族の声色、湯呑みを握る指先、言葉になる前の沈黙。 生活の中に隠れた違和感を、笑顔のまま拾い上げる。 転倒後の廃用と筋力低下で訪問リハを受けることになった高瀬義明。 その妻・澄江は、誰が見ても献身的で完璧な介護者だった。 薬も水も杖も、夫の手が届く場所に整えられている。 家は転ばないように整えられていた。 同時に、夫が動かなくても済むようにも整えられていた。 レイナは気づく。 この家で本当に止まっているのは、義明の足ではない。 廊下の奥にある、開けてはいけない部屋。 玄関に残された古い「絵画教室」の木札。 澄江の爪に残る青い絵の具。 そして額縁の裏に隠されていた、一通の入選通知。 かつて義明は、澄江が絵を描く人生を奪った。 才能がなかったからではない。 才能があったから、怖かったのだ。 レイナは作業療法の名目で、夫婦の過去をほどいていく。 手指の運動として筆を持たせ、歩行練習として玄関へ向かわせ、生活行為の再開として封じられた記憶に触れる。 そのやり方は優しい支援なのか、それとも追い込みなのか。 レイナにも忘れられない過去がある。 退院間近だった文房具屋の店主・岸本春夫。 歩けるようになり、家に帰れるようになった。 けれど彼が本当に望んでいた「もう一度だけ店に立つこと」を、レイナは見落とした。 今度こそ、見落とさない。 そう思うほど、レイナの介入は危うくなっていく。 これは、サイコパス気質のギャル作業療法士が、老夫婦の生活に隠された支配と後悔を暴いていく心理サスペンス。 そして、誰かの生活をほどきながら、自分自身の結び目にはまだ触れられない女の物語。
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小説 17,640 位 / 226,392件 ミステリー 170 位 / 5,334件
文字数 39,470 最終更新日 2026.06.27 登録日 2026.06.27
恋愛 連載中 長編
平民の母から生まれた皇女・クララベル。 使用人として生きてきた彼女だったが、蛮族との戦に勝利した辺境伯・ウィラードに下賜されることになった。 ……だが、クララベルは五歳の時に思い出していた。 自分は家族に恵まれずに死んだ日本人で、ここはウィラードを主人公にした小説の世界だと。 そして自分は、父である皇帝の差し金でウィラードの弱みを握る為に殺され、小説冒頭で死体として登場するのだと。 「大丈夫。何回も、シミュレーションしてきたわ……絶対に、生き残る。そして本当に、辺境伯に嫁ぐわよ!」 ※※※ 死にかけて、辛い前世と殺されることを思い出した主人公が、生き延びて幸せになろうとする話。 ※重複投稿作品※
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小説 17,640 位 / 226,392件 恋愛 8,110 位 / 65,945件
文字数 58,582 最終更新日 2026.06.29 登録日 2025.05.01
BL 完結 長編 R18
品行方正(?)な御曹司×美しすぎる愛人 ある日突然、父が連れてきたのは――男の「愛人」だった。 名は恵。 息を呑むほど美しく、どこか怯えたような男。 「一ヶ月、目を離すな。外にも出すな」 海外出張に向かう父にそう命じられ、 高校生の壱哉は、愛人の“管理役”を任される。 だが―― 恵は頑なに言い張る。 「俺は愛人なんかじゃない」と。 それでも父の命令は絶対。 この家の中で、恵の自由はすべて壱哉が握ることになる。 閉ざされた空間。 交錯する誤解。 そして、次第に露わになる恵の過去。 触れてはいけないはずなのに、 目が離せない。誰にも渡したくない。 ――これは、 “愛人を監禁するはずだった男”が、 その存在に堕ちていく一ヶ月の物語。
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文字数 143,189 最終更新日 2026.06.02 登録日 2026.04.26
BL 完結 短編 R18
突然やってきた、人生最大の試練。 それは――嫌すぎる相手との、まさかの結婚。 しかもお相手は、武力国家の脳筋王子。 無神経で、図々しくて、強引で、顔だけは無駄にかっこよくて……絶対、関わりたくないタイプ。 なのに、逃げ場なし、離れられない制限つき、ついでに世界の命運までかかってるとか、冗談ですよね!? 「結婚」なんて形だけ――そう思っていたのに。 どうしてだろう、彼を知れば知るほど、胸の奥がちょっとだけ、騒がしくなる。 世界を守るため駆け抜ける、最悪な新婚生活、始まります!
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小説 19,914 位 / 226,392件 BL 4,512 位 / 31,086件
文字数 89,055 最終更新日 2025.07.02 登録日 2025.06.01
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ガストーネ侯爵家から「能無し」と罵られ、愛人イザルタのために突然の離縁を言い渡されたヴィゼッタ。身一つで王宮の晩餐会から追い出された彼女は、世界の果てにある隠れ里で暮らす、最愛の母エメレンティアのもとへと身を寄せる。 シクシクと泣きながら「酷い目に遭ったの」とお母様に言いつけた瞬間、お母様の目が冷酷に細められた。実は彼女の母親は、この世界のすべての富、資源、そして肥沃な土地の所有権を握る、世界の裏の絶対支配者だったのだ。 「私の可愛いヴィゼッタを泣かせるなんて、あの国にはもう何も与えなくてよろしくてよ」
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小説 19,914 位 / 226,392件 恋愛 8,945 位 / 65,945件
文字数 65,983 最終更新日 2026.06.08 登録日 2026.06.08
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 二十歳の画学生・正木豊は、美大のアトリエで初めてヌードモデルのデッサン授業に臨む。モデル台に立つのは、プロの裸婦モデルとして知られる三森梓、二十五歳。  光に照らされた彼女の裸体は、羞恥を超えた矜持をまとい、若き学生の眼と心を捕らえて離さない。鉛筆を握る手は震え、豊は「女を描く」ことと「裸を見つめる」ことの狭間で揺れ動く。  やがて授業を終えた梓は、豊の動揺を見抜いたように「あなたの目は正直」と囁き去る。  その言葉に導かれるように、豊は個人的なスケッチを申し出る。二人きりのアトリエ。静かな空気の中で、芸術と肉体、理性と欲望が絡み合っていく。  モデルとしての冷静さを保つ梓と、若い激情に駆られる豊。二人が越えてしまう一線の先に、芸術と官能が結びついた一枚の絵が生まれる――。
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小説 19,914 位 / 226,392件 恋愛 8,945 位 / 65,945件
文字数 5,921 最終更新日 2025.10.20 登録日 2025.09.01
BL 連載中 短編 R18
童貞のサトシが通販で偽乳を手に入れて欲求を満たそうとするが・・・そこに帰宅後の哲夫がやってきて、シリコンの偽乳の服を持ってるサトシを目撃・・・慌てふためくサトシに対し、哲夫はその光景をサトシの弱みとして握ることに・・・ ※女装あり ※bl ※強要シーンあり ※偽乳あり
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小説 22,207 位 / 226,392件 BL 5,180 位 / 31,086件
文字数 85,683 最終更新日 2025.11.24 登録日 2025.07.12
ファンタジー 連載中 長編
俺は酒が飲めない。  なのに、十年間バーテンダーをやっていた。  飲めないから、全力で考えた。飲めないから、酔わずに客の話を聞き続けた。飲めないから、誰よりも「人間」が見えた。  それだけで、銀座で一番予約が取れない店になった。  表の顔はバーテンダー。  裏の顔は、政財界の裏側を握る「情報屋」。  酔った人間だけが零す本音を、俺は一滴も逃さず十年間集め続けた。そしてある夜、知りすぎた代償を払って――死んだ。  目が覚めたら、異世界だった。  剣士になろうとは思わなかった。魔法師にもなれない。  俺にできることは、ひとつだけだ。  異世界の裏路地に、看板すら出していないバーを開いた。  店の名は「BAR ZERO」。  チートは三つある。この世界のあらゆる情報が脳内に自動で流れ込む「絶対情報収集」。膨大なデータを瞬時に整理・分析する神格AI「SOMA」。そして客の表情、声の揺れ、視線の逃げ方から真の悩みを一瞬で見抜く「鑑定スキル」。  剣は使わない。魔法も使わない。  カウンターから一歩も出ない。  それでも、今夜この扉を叩いた客の人生は――明日から変わる。 冤罪で追放された元宮廷魔法師の少女が来た。  俺は深紅のドラゴンフルーツと発光する薬草で「星屑のモクテル」を作り、真犯人の名前を添えて差し出した。  お代はモクテル一杯分。  スランプで引退を考えていた最強剣士が来た。  剣技が衰えた本当の原因は「毒の慢性中毒」だと看破し、解毒効果のあるカクテルと毒を盛った人物の名を教えた。  縁談相手が殺人犯だと知らない侯爵令嬢が来た。  「この情報はサービスです」と一言添えて、証拠を渡した。  俺は誰とも戦わない。  ただ、来た客全員の「本当の問題」を見抜いて、最適な一杯と情報で解決する。それだけだ。 やがて噂は広まる。  「裏路地に、何でも解決する店がある」と。  国王が来る。大魔法使いが来る。暗殺者ギルドのボスが来る。全員、カウンターの椅子に座って、一杯飲んで、帰っていく。  店には完全個室のVVIPルームが生まれ、「シルバー・ゴールド・ブラック」の会員制が生まれ、最強の用心棒が守護に就き、スラムから拾った少女がフロアを駆け回るようになった。  気づけば「BAR ZERO」は、どの国も手出しできない異世界最大の情報ギルドになっていた。 ※本作は小説家になろう カクヨム にも重複して投稿している同一作者の作品です。
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小説 22,207 位 / 226,392件 ファンタジー 3,384 位 / 52,596件
文字数 284,650 最終更新日 2026.07.08 登録日 2026.04.27
ファンタジー 完結 長編
チート能力は「帳簿が読める目」と「物が仕舞える手」最強の武器は制度です 前世は自治体の行政職員。目覚めたら中世風異世界の辺境伯令嬢——ミチカ・エルデ、十二歳。 父の死後、「女子に家督なし」の慣習を盾に叔父に追放され、飢えた村と護衛一人だけを押しつけられた。 持っている力は二つ。人の忠誠・嘘・能力値が見える【ステータスオープン】と、物を収納できる【インベントリ】。剣は振れない。魔法もない。 けれど——帳簿の不正は見抜ける。物流の矛盾は数字で潰せる。 横領を暴き、穀物を配り、制度を作り、法で戦う。ミチカが武器にするのは条文と署名と信用値。味方は皮肉屋の元書記官、寡黙な警備兵、したたかな商人見習い、影のような元犯罪者、そして隣で手を握る同い年の侍女。 自治領宣言から始まる、行政チートの下剋上。 「実務です」——口癖ひとつで、少女は国を変える。 ※こちらの小説は他投稿サイトとの重複投稿でお送りしております。
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小説 22,207 位 / 226,392件 ファンタジー 3,384 位 / 52,596件
文字数 466,152 最終更新日 2026.06.03 登録日 2026.03.26
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やや社畜寄りの会社員だった私は、どうやら、別の世界の6歳児になっていた。 かったるいが、また幼児からのやり直しをするしかないらしい。 あぁ、たった一つ良いことがあった。それは身近に沢山の人が働いている事。 そう、私は、人の手が大好きなのだ。ペンを持つ手、剣を握る手、料理を作っている手。 ある日、婚約者が出来たらしい。しかも、この世界では拒否権はあまりないと聞かされた。私は、陽キャな婚約者の姿を見に行って決めた。 「好きにして下さって結構です。ただし、月に一度、貴方を見せてください」 それが私が彼に出した条件である。 ✻不燃焼気味ですが読んでくださり、ありがとうございました。いいね励みになります。 別視点追加は悩み中です。
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小説 25,670 位 / 226,392件 恋愛 11,385 位 / 65,945件
文字数 26,733 最終更新日 2025.02.01 登録日 2024.10.09
BL 完結 長編
「人生詰んだおっさん、拾われた先で年下に愛される話」 仕事を失い、妻にも捨てられ、酒に溺れる日々を送る倉持修一(42)。 「俺の人生、もう終わったな」――そう思いながら泥酔し、公園のベンチで寝落ちした夜、声をかけてきたのはかつての後輩・高坂蓮(29)だった。 「久しぶりですね、倉持さん」 涼しげな顔でそう告げた蓮は、今ではカフェ『Lotus』のオーナーとなり、修一を半ば強引にバイトへと誘う。仕方なく働き始める修一だったが、店の女性客から「ダンディで素敵」と予想外の人気を得る。 だが、問題は別のところにあった。 蓮が、妙に距離が近い。 じっと見つめる、手を握る、さらには嫉妬までしてくる。 「倉持さんは、俺以外の人にそんなに優しくしないでください」 ……待て、こいつ、本気で俺に惚れてるのか? 冗談だと思いたい修一だったが、蓮の想いは一切揺らがない。 「俺は、ずっと前から倉持さんが好きでした」 過去の傷と、自分への自信のなさから逃げ続ける修一。 けれど、蓮はどこまでも追いかけてくる。 「もう逃げないでください」 その手を取ったとき、修一はようやく気づく。 この先も、蓮のそばにいる未来が――悪くないと思えるようになっていたことに。 執着系年下×人生詰んだおっさんの、不器用で甘いラブストーリー。
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そこに呼ばれたのは、3人の女たち。 1人はハイヒールを履いた社会人の女性。1人は私立学園の制服をオシャレに着こなした少女。1人は素足でよれよれのTシャツにジーパンを履いた見窄らしい姿の少女。 真っ白な世界の真ん中に三つの椅子が並べてあり、真正面には面接官のような人が机の書類を見ながら、くい、と眼鏡をあげた。 「あなた方の歴史は読みました。まあ、あまり徳を積んだ人生ではありませんでしたね」 座りなさいと、声をかけられ皆、素直に席に着く。 OLっぽい女性は自分の欠けた爪先を見ながら、愚痴っている。面接官の言うことなんか聞いちゃいない。 「プライバシーの侵害で訴えてやる」と豪語するのは、自分と同じくらいの歳の高校生。足を投げ出して気だるげに椅子に腰掛ける。スマホを無くしたとか文句を垂れてる。 そして私。行儀よく椅子に腰掛けたものの、冷や汗で背中はびっしょりで、膝がガクガク震える。 「あなた方3人は、前世の行いが全くよくありません。このままですと、地獄へ送られるわけですが…」 面接官の訥々とした物言いに、私は俯きぎゅっと手を握る。理由はわかってる。自殺を選んだからだ。 そう、ここにいる3人は既に死んでいる。 ここは、天界と地獄の間にある空間。他の2人が何をしたのかは知らないけど、私、清水茅野は高層ビルから飛び降りて自殺を図った時、1人の男性を巻き込んで死亡した。親殺し、子殺し、自死は三大禁忌とされる大罪だった。地獄へ堕ちても仕方がない。他人の命までも巻き込んでしまったのだから。 だけど面接官は、あり得ない言葉を吐いた。 「特殊ケースとして、あなたが3人には、地獄へ堕ちて罪を償うか、異世界に転生して罪を昇華させるか選択肢を与えることになりました」と。 なろうでも投稿しています。
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