「新年」の検索結果
全体で122件見つかりました。
「君は、辞退しようという気にはならないのか」
今日も今日とて、彼を侮る高位貴族の子弟が学園内で子爵家の次男を呼び止める。誰だか知らないが、知らなくても誰かは分かる。その用事も。
「子爵家の次男ごときが、本当に自分が彼女の夫として相応しいとでも思っているのか?」
「あ、その件でしたら公爵家の方へ直接お願いしますね」
「なに……?」
「そもそも婚約者を公募なさったのは公爵家ですし、公募自体も公女さまご自身のご意向だと伺っております。私をお選びになったのも公女さまご自身だと、当の本人から伺っておりますので」
「くっ、それは」
「ですのでご不満がお有りなら公爵家に、そして公女さまに直接申し上げてくださいませ。では」
そこまで言い捨てて一礼し、子爵家の次男は踵を返す。まさか反論されると思っていなかったようで驚きに顔色を染めていたが、知ったことではない。
やれやれ、自分だって釣書を送って、その上で落選したんでしょうに。相手がしがない子爵家だからって、思い通りにしようとか傲慢ですよ先輩?
筆頭公爵家には女児がひとりしか生まれなかった。男児の誕生を期待したものの結局生まれずに、唯一の娘である公女は正式に跡継ぎとなった。
その公女の婚約者を、なんと広く公募して決めると公爵家が表明したのだ。たちまち彼女の元には応募の釣書が殺到した。
そんな公女に悲劇が訪れる。学園の放課後に友人たちと街遊びに行って、ひとり公女だけが誘拐され乱暴されたのだ。
純潔を失ったことで、公女の婚約者への立候補者たちはみな辞退していった。そうして中々決まらなかった彼女の婚約者は、公募開始から2年を経てようやく決まった。
なんと、しがない貧乏子爵家の次男だったのだ。しかも決まったというのにふたりの仲はどう見ても険悪で、だから一旦は辞退した高位貴族の子息たちも色めき立った。
そういうわけで、今日も子爵家次男の元には婚約者を辞退するよう迫る子息たちがやって来る。公女とその婚約者が何を画策しているか知らぬままに。
そんな中、王国の第三王子が声高に宣言したのだ。公女の誘拐暴行事件の犯人が、他でもない子爵家次男だと⸺!
◆例によって設定なし、主役のふたり以外に名前はありません。全11話、1話あたり約1500字ですっきりハッピーエンド。年内完結予定。
◆この作品は小説家になろうでも同時公開します。
◆HOTランキング(女性向け)初登場50位!新年からお読み頂きありがとうございます!
文字数 18,136
最終更新日 2023.12.31
登録日 2023.12.21
月宮 雫(つきみや しずく) 21歳。
裕福な家庭に産まれたが実母が亡くなった後に父が再婚した継母と義弟との関係が上手くいかず、仕事第一の父はそのことさえ気がつかない。
その日、家に居場所のない雫は大学の帰りに川で溺れている犬を助けようとして自身が溺れてしまう。
死んだと思っていたが眼を開ければ其処は見知らぬ部屋の中で?
これはBLゲームのモブに産まれた筈の僕がいつの間にかヒロインの立ち位置に立っていたと言う意味不明な物語である。
※各話タイトルの横に※が付いている場合はR18表現がありますので苦手な方はお気をつけ下さい。
※12/12本編全50話、12/25番外編9話で一旦完結しました。また何か番外編を書きたくなったら更新させて頂きますが取り敢えずの完結になります!ここまで読んで下さった皆様ありがとうございました。
※新年早々に新作BL作品「拝啓、今日からモブ始めます」を開始出来たら良いなぁと希望です(^_^)v
※2/14バレンタイン小話をUPしました。
文字数 103,828
最終更新日 2023.02.14
登録日 2022.10.31
住販会社で働く小鳥遊駿輔は、
自分の欠落を隠しながら“普通のアルファ”として生きてきた。
新年度、彼の部下として配属された岸本雄馬。
物怖じしない態度と有能さの裏で、
彼もまた誰にも言えない秘密を抱えていた。
偶然から互いの秘密を知った二人は、
互いの秘密を守るために「ビジネスの番という契約」を結ぶ。
それは運命でも愛でもない、
合理的で大人な関係のはずだった――。
自己否定を抱えた二人が出会い、
少しずつ自分を肯定していく
救済のセラピーオメガバースBL。
※この作品はフィクションです。オメガバースの世界観をベースにしています。一部独自設定あり(作中説明あり)
※主に攻め視点/一部受け視点あり
※誤字 横溝課長 ⇒ 正 横溝本部長 (現在修正中です)
※誤字 百田部長⇒ 正 百田先輩 (現在修正中です)
文字数 133,692
最終更新日 2025.07.05
登録日 2022.02.14
お久し振り(orはじめまして)みなさん。
新年より連載を開始し、何とか完走しました。
一応、ラストまでお読みいただけるのですが、ちょっとした番外編を含めた「オトコの子/娘のおし○○! 文化祭編 Complete」をfanza様、DLsite様で販売しています!
100円なので今回の小説、お気に召した方は見てみてください。
少年記者、富士進一郎はオトコの子のための高収入求人マガジン、『Weekly Willy Work』で働いている。
そんな『WWW』の関係者であるオトコの子/娘たちの多く在籍する「私立晶瑞学園」の文化祭のレポートをすることになったが――。
(「プロローグ」は前フリなのでエロなしです)
この作品は「ファンティア」、「ノクターンノベルズ」などにも掲載しています。
文字数 37,624
最終更新日 2022.01.16
登録日 2022.01.01
いつも推しは不遇で、現在の推しの死亡フラグを年末の雑誌で立てられたので、新年に神社で推しの幸せをお願いしたら、翌日異世界に飛ばされた話。無事、推しとは会えましたが、同居とか無理じゃないですか。
文字数 971,929
最終更新日 2024.02.15
登録日 2020.01.13
やる気ないヘビ神さまと従者の、新年の話。
巳の干支神×付き人。
〈小説内用語あり〉
付き人:干支の神様に気に入られた魂。身の回りの世話から性処理まで担う。
文字数 6,208
最終更新日 2025.01.05
登録日 2025.01.05
アリスは子爵家の末娘。貧乏貴族故、成人を迎えると辺境伯爵家に使用人として、奉公にでることに。
そこで出会った辺境伯爵のダレンに恋をする。だが、その恋は身分差のために結ばれることはないと、諦めていた......。
そんなアリスの周りで起こる日常と恋を、ゆったりと書いてみました。
今年、初作品です。
変わり者の作者が新年一作目は明るいお話にしたくて、頑張ってラブコメを書きました。書いたつもりです。
よろしければお付き合いください。よろしくお願いいたします。
文字数 54,149
最終更新日 2023.02.09
登録日 2023.01.21
どうか、願いが叶いますように──
=======
謹賀新年
今年もどうぞ宜しくお願い致します
文字数 6,740
最終更新日 2025.01.01
登録日 2025.01.01
魔術師団消防局で働く伯爵令息ハルトは、五年前に婚約者から浮気され婚約破棄をされて以降、色恋沙汰を避け続けそのまま25歳を迎えていた。しかし、新年度を目前に控えたある日、昇進の条件として結婚するよう言い渡され、寮を追い出された彼のもとに、大きな荷物を抱えたひとりの女性が押しかけて来た。
「クラルテと申します。旦那様のお嫁さんになるため馳せ参じました!」
彼の婚約者に内定したというクラルテは天真爛漫な侯爵令嬢。なんでも、彼女は元々ハルトのことを慕っていたらしく、使用人もいない屋敷に上がり込み、嬉々として給仕を始めてしまう。
しかし、頑固者のハルトは、一度決めたことは曲げたくない。過去の婚約者を想い続けるためにクラルテとの婚約を拒否しようとしていたのだが……。
「旦那様がわたくしとの婚約に納得していないのは知っています。わたくしは旦那様に愛してほしいだなんて言いません。だけど、わたくしは旦那様を心からお慕いしておりますので……愛されたいとは思っています。ですから旦那様、覚悟、していてくださいね?」
(こんな可愛いことを言われて愛さずにいられるはずがないだろう!)
いつのまにか二人の攻守は完全に交代。しかし、クラルテは押すのは好きでも押されるのは苦手なようで…!?
(どうしよう……旦那様が甘すぎて困ります!)
押しかけ令嬢クラルテと、押しかけられた魔術師ハルトの溺愛攻防。
文字数 109,286
最終更新日 2023.10.20
登録日 2023.09.17
平民である主人公のシアは
フィリシア国第二王子のカイルに寵愛を受けていた。
しかし、その身分の差から二人の恋には多くの困難が待ち受けていた。
文字数 1,388
最終更新日 2022.01.01
登録日 2022.01.01
大晦日は彼女と一緒にのんびり家飲み。
酒は大好き、でも彼女ほど酒豪でもない。
そろそろ新年カウントダウンというところで寝落ち。
そして気づいた。
俺、転生してた。
前世も今世も酒が旨い!
文字数 9,962
最終更新日 2025.01.01
登録日 2025.01.01
こんばんはー!
新年明けましておめでとうございます😊みなさんはどのようなお正月を過ごされたのでしょうか?
さてさて、今回は「熱」です。なかなかに在り来りなお話なので似たようなものがあるかもしれません…ゴメンナサイ。パクってはいません。
自分より図体デカいけど年下の男の子を看病する小柄な年上を書きたかったのもあり。
読んでいってもらえれば嬉しいです。
文字数 1,491
最終更新日 2020.01.14
登録日 2020.01.14
会員制SM倶楽部“名無し”
新年を迎え、倶楽部のオーナーが所有する別荘で新年の喜びをパートナーに伝えます
一話ごとにCPが変わります。今まで書いたCPもあれば、初めましてのCPも
1500〜3000文字程度の1話完結
一話ごとCPとプレイが変わりますので冒頭に注意書き有。苦手なプレイは読み飛ばして下さい
基本は愛の有るSM時々マニアック
文字数 1,170
最終更新日 2021.01.05
登録日 2021.01.05
タイロン国の王であるロイには二人の妃がいた。
一人は南隣りの国のオメガの王子、ユーフィリア。もう一人は北隣りの国のオメガの王子、月白。
国同士は戦争寸前になるほど仲が悪く、勿論二人も仲が悪い。
閨を訪れる回数は、常に平等を心がけていたロイだったが、姫初めの儀だけはそうもいかない。
新年で最も大切な行事である姫初め。初めて王が伽を行う相手こそ実質の正妃であると、両国の王子とも気色ばんでいるのだが。
果たして、ロイが姫初めの相手に選ぶのは――!?
文字数 9,125
最終更新日 2022.01.03
登録日 2022.01.03
とある高校で先生達と生徒達がごくごく普通の生活を送っていたが、新年度に入り、始業式を終えて少し過ぎたある日の昼休みに不思議な事件が起きてしまう……
その事件はその日の昼休みだけでなく、学校行事にも起き、学校関係者を巻き込み、学校騒動として校内では噂になっている……。
その事件を解決(?)すべく、三人のヒーロー&ヒロインが立ち上がり、事件を解決しようと毎回奮闘する。
平和な日常生活と不思議な事件が織りなす学園ドタバタストーリー!
※ 拙作は『不思議な事件が起こる学校で【原作版】(http://ncode.syosetu.com/n7464cg/)』の改稿版です。
登録日 2017.08.26
この世界はUFOから魔物が現れ勇者と魔王との戦いの後、役所に冒険者課が作られることになり銃・核兵器などが魔物に使われぬように全て破壊された。そして科学が廃れ代わりに魔法などが発達し全ての大陸が繋がるほど時がたった未来の地球
現代の出来事などの情報は、とある人物に古代書物として記録され残されている。例:新年の能登半島地震が起こる、Switchの後継機が作られることになったなどなど
これは主人公のルミエルが仲間たちと三ヶ月の夏休みの期間旅をしながら借金をなくすために政府の依頼で組織を潰し新たな勇者となるまでの物語
ここからは序盤のストーリーのあらすじ王立魔導学園だと聞かされ入学することになったが実は王立ではなく私立であり、授業料五十万メニー全額免除と聞かされたが実際に免除された額は十メニー、そして入学試験でプラス百万メニー払わなくていけないことが入学前に判明するが貯金だけでは足りず父親が借金をしてまで入学させたので今入学をやめれば損しかなくなんとかして返すためにまずは卒業しなくてはと決意する。
そしてもう二度騙されないと決意するのだが、学園の課題で冒険者パーティーを組まなければいけなくなる。父親が借金をした場所が政府が世界中に壊滅させる依頼をするほどの組織だったことが判明し、旅をすることになる。
挿絵にAIイラストを使っています。なので、同じキャラクターでも絵柄や衣装などが違ったりしますが、想像で補っていただけると幸いです
文字数 161,837
最終更新日 2025.12.28
登録日 2024.03.15
とある世界、トトランタ。
ここに8年前に16歳の少年と4歳の双子の幼女が運命を司る女神に連れられて異世界転移をした。
少年、雄一が多くの子達と触れ合い、世界を駆け巡り、暗雲を切り裂き続けた。
最強の守護者、雄一によって、優しい世界が約束されたかのように見えた。
双子が11歳になる新年祭前日、心を許した雄一と双子の実父の娘達にとって想像してない邂逅の後、雄一が世界から姿を消す。
最強の守護者、絶対の安心の象徴であった雄一が消えたキッカケを知った人々が双子の娘の敵になってしまう。
育った町、ダンガを追い出される双子の娘に着いて行く決心をする雄一と触れ合った少年少女と運命に翻弄される双子の娘、アリアとレイアと交差する少年、ヒース。
雄一が消え、アリアとレイアがダンガから旅立った時、始まりの物語の幕が上がった。
それから、1年が過ぎ、アリアとレイアは12歳の少女に成長する。
これは『異世界で双子の娘の父親になった16歳DT-女神に魔法使いにされそうですー』の続きのお話になります。
ここから読むと分からない部分が出てくると思いますので、まずはそちらをお読みください。
小説家になろう、カクヨムでも掲載しています。読みやすい所でお読みください。
文字数 404,855
最終更新日 2018.12.24
登録日 2017.09.02
青葉五月救出に成功し、スナック「轆轤」のリニューアル改装も成功裏に終わった年の瀬を経て明けた新年。関係者一同は、新装開店なった「轆轤」にて、新年会を催していた……
今回はいわゆる「日常回」、何か事件が起こるわけでも、オチがつくわけでもありません。
ただ、どうしても書いておきたかった、文章の形にしておきたかったネタがありまして。
その意味で、この話は、むしろ「龍の卵 ー時代遅れの風紀総番長「巴御前」、曲者の新入生に翻弄されるー」及び「雨降り狼さん夢の中」の後日談にあたります。
ぶっちゃけ、信仁と巴の関係が完成されるところが書きたかっただけです。自己満足です。
ラブなロマンスが書きたかったんです……言うほどロマンスか?って言うのは言わないお約束で。
※なので、カテゴリは悩みました。
※派手な展開は、16話目から始まります。8~9話は小手調べ。
唐突に無意味に脇役の設定が増える部分がありますが、脇役の方が世代としては古いキャラクターだったりするので、まあそのあたりは大目に見てやって下さい。いずれそいつらでも書きます、書きたい。
※カクヨムさんにも重複投稿してます。
文字数 156,907
最終更新日 2021.08.31
登録日 2021.07.22
