「視」の検索結果
全体で9,414件見つかりました。
聖ルミエール国は暫く玉座の空席が続いていた。
王位継承者が相次いで死に、国内の派閥の思惑も絡み、じき百年に及ぼうとしている隣国ノクスフォードとの戦争は激化。
兵士も国民も敗戦続きですっかり疲弊しきっていた。そんな折、ブランシュ村に住む少女イヴリンの耳に「舞台オーディション」の話が入る。
少しでも民の慰めになるよう──聖ルミエールが望むような未来に進めるよう願う教会主催の特別公演だという。
四人の兄姉がいていつもおさがりしか着られないイヴリンは、素敵な衣装を着られる事を夢見てオーディションに挑む。
しかしそれは権力者による「人工的聖女」役を仕立てあげ、神がかりな力を持つ台本「聖典」を演じきるよう強いられる罠だった。
「これが台本だ。受け取ってくれるね?」
「はい!……あれ、でもこれ一文しか書かれていないです」
「脚本というのは最初から出来ている物ばかりじゃない。後から上がってくる場合もあるんだよ」
原初の女の名を冠する事が理由で聖女役に選ばれたイヴリンは、台本に用意された一文だけを教会が告げた時と場所で読み上げる。
それがこの舞台の開演の合図だ。
「私はイヴリーヌ。主は王太子シャルルを王位に就かしめよと私に言いました。これより私は神の声を聞く者として、この国を救います」
台本に用意されたその一言を成すべく、王位継承者の生き残りシャルル王太子を王に就かしめるべく奔走する即興劇が始まった。
イヴリンは包囲されていた都市プリーストを奪還し、その後も数々の偉業を成し遂げ、シャルル王太子を見事王へ就かしめる。
しかし、どれ程それまでの工程を華々しく遂げようと、この舞台の結末は「魔女イヴリンの火刑」で終わってしまう。
そうして火焙りにされると共に、この舞台はイヴリンに再演を強いる。
「私はシャルル王太子を王位に就かせるまでの二年間だけの聖女。三年目は魔女。そして火刑で消し炭になる」
聖典は何故イヴリンに再演を強いるのか?
オーディションをした者の思惑とはなんなのか?
火刑を逃れ、イヴリンが生きる筋書きはあるのか?
繰り返される中でも僅かにある変化から、イヴリンは聖典の望む選択肢を手繰り寄せ、筋書きを変えていく。
罪人の吸血鬼、虹を架ける弓引き、全てを視る占い師──王太子シャルルと聖女イヴリン。
全ての役者が揃う時、全てを知る時、繰り返される即興劇はいよいよ真エンディングへと走り出す。
「……イヴリーヌ・X・XXXX。あんたをこの国の聖女にしておくわけにはいかない」
──さぁご来場の皆様、席にお付き下さい。
繰り返される悲劇が×劇へ変わるまで、席をお立ちになる事はご遠慮ください。
聖女イヴリーヌは聖女
登録日 2026.03.30
私は所謂逆転生をした。剣と魔法のファンタジーの世界から、剣と魔法の無い科学の進んだこの世界に生まれ変わった。時折ふと、この世界にも貴方の気配を感じる。だから私は貴方を思いつつ、ダンジョンマスターをしているの。前世の様な柵の無いこの世界で、私は再び貴方に会いたい。私はダンジョンのモニターを管理しながらお茶を嗜む。モニターには、ダンジョンを楽しむ老若男女。今世はダンジョンを楽しむ世界。前世では生活の糧を得る為で、二人の墓標だったわね…。
今世でのダンジョン。貴方は私に気付いてくれるかしら?
現代に転生した訳有り男女と、ダンジョンに通うとある家族のお話。
以前なろう様に投稿していた短編を纏め、視点変更分等を併せかなり加筆訂正した物です。
文字数 35,378
最終更新日 2018.05.15
登録日 2018.05.02
僕はパピヨンのマイケル。
マイケルジャクソンから名前をもらった犬である。
パピヨンのマイケルと夫婦で暮らす1匹と2人の生活を
マイケルの視点で描く。
文字数 870
最終更新日 2021.07.12
登録日 2021.07.12
僕の名前はポチ!
えと、柴犬っていう種類の犬なんだって。隣の家のネコ先生のタマ先生がそう言ってたよ。
僕の家族は同じ犬じゃなくて、人間っていう種族で、お兄ちゃんの優也お兄ちゃん(24歳)と、僕の弟の聖也(2歳)。違う種族だけど家族なんだ。これもタマ先生に教えてもらったんだ。
それでね僕いつもみたいに、聖也と部屋で遊んでたの。タマ先生も一緒に。優也お兄ちゃんはご飯作ってて。
そしたらいきなり僕達のことを、とっても眩しい光が包んで。僕聖也を守ろうとしたんだ。優也お兄ちゃんもすぐに僕達の所に来てくれて。でもね…。
あれ? ここ何処?
これは柴犬ポチと兄弟、そしてタマ先生の物語。
*基本、柴犬ポチ視点で物語は進みます。
文字数 87,115
最終更新日 2022.07.27
登録日 2021.11.28
【あらすじ】
舞台はミストレア大陸。ここでは自由と力を重視するエレス教と、規律と平等を重視するアイル教という女神を崇拝する一神教が存在する。
ヴェルディア王国第二の都市エリアで、聖女として教団幹部となるために聖職者としての役目をこなしながら魔法の修練や研究に取り組んでいたリリーは、女神アイルとの交信を果たし、彼女の力を享受できるようになっていた。
そんな折、異世界から記憶をなくしながら転生を果たした勇者ルークが彼女に尋ねてきて……
文字数 28,720
最終更新日 2023.05.22
登録日 2023.03.22
「ソフィア・アルメリア! 君との婚姻を破棄する!」
第一王子ヨハネスの誕生パーティーが開かれた会場には、王国中の貴族たちが集まっている。皆、普段口にすることのできない料理に舌を打つ中、楽しげな空気を壊す宣言がなされた。皆の視線が声のした方に向けられる中、突然の暗点ーー
メイドが慌てて灯りをつけるとそこにはーー血を流して倒れたヨハネスと、彼の返り血を浴びたソフィアの姿があった。
「自身は犯人ではない!」
と主張するソフィア。果たして彼女の証言は事実なのか。そうだとしたら真犯人はーー
婚約破棄✖️ミステリー✖️コメディ。果たしてこの物語の結末は!?
文字数 17,232
最終更新日 2023.08.16
登録日 2023.08.15
※いじめ、性的虐待の描写が含まれます。
※ヒーローとは一応らぶえっちのみですが、
バッドエンド/(ヒーロー視点では)メリーバッドエンドです。
文字数 25,808
最終更新日 2024.03.29
登録日 2024.03.29
『ヘルシー&スピーディーな野菜料理』は、忙しい毎日でも短時間で作れる、美味しくて栄養豊富な野菜料理のレシピを紹介する本です。忙しいとつい手軽な食事に偏ってしまいがちですが、体に優しく栄養バランスの取れた食事を日々取り入れることは、健康な生活を送るためにとても大切です。この本では、15分以内で作れるヘルシーな野菜料理を、簡単な調理法で誰でもすぐに実践できるようにまとめました。
紹介するレシピは、シンプルな材料と調味料で作られており、素材の味を活かすことを重視しています。グリルやソテー、スチームといった調理法を活用し、野菜の食感や栄養を最大限に引き出しながら、忙しい日でもすぐに作れるよう工夫されています。特に、電子レンジやオーブンを使った調理法も取り入れており、調理時間を短縮しながらも、美味しい料理を簡単に作ることが可能です。
さらに、彩り豊かな野菜を使ったレシピを多く紹介しているので、見た目も楽しめる料理が満載です。赤、黄、緑などのカラフルな野菜を取り入れることで、栄養バランスも良くなり、食欲も自然と湧いてきます。シンプルなドレッシングやソースのバリエーションも紹介しており、味付けにバリエーションを加えながら、飽きずに続けられる内容です。
栄養バランスの取れた食事を取り入れたい方、短時間で美味しい野菜料理を作りたい方、そしてヘルシーな生活を送りたい全ての人にぴったりの一冊です。
文字数 17,079
最終更新日 2024.10.17
登録日 2024.10.17
孤独な死者たちを鎮めるのが、私たちの仕事。
でも、なぜか――あの人の魂だけが見えない。
帝東病院・心霊科。そこで働く心霊医たちは、人々に憑依する死者の浄霊を担っていた。生前の怨念や未練から成仏できない魂を、あの世へと導くために。
しかし敏腕の女性心霊医・公蔵瑠魔には、ある霊だけがどうしても視えなかった。最愛の祖母の魂――。なぜ彼女だけが見えないのか。その謎を追う中で、瑠魔は次第に危険な事態に巻き込まれていく。
そして彼女の前に現れた心霊医の土井半助。二人は共に、死者たちの哀しみに向き合っていくが...。
恐怖と切なさが交錯する、新感覚ホラー小説。
死者の声を聴く者たちの、魂の救済譚。
文字数 6,024
最終更新日 2025.02.13
登録日 2025.02.13
数年前、凄惨な通り魔事件で妻と幼い息子を亡くした刑事・須藤直也。心に深い傷を抱え、未だ事件の記録を読み返すことすらできず、職務でも問題を抱えていた。
そんな彼の元にある日、無記名で届く一冊の“スクラップブック”。中には、事件当時の新聞記事の切り抜き、現場写真、司法解剖所見、さらには一般には公開されていないはずの内部資料までが克明に記されていた。
そして、何より異常なのは、殺人鬼自身の視点で書かれたようなメモや思考の断片が含まれていたこと。まるで、須藤に何かを伝えようとするかのように 。
妻子を失った事件が「通り魔」ではなく「計画的な猟奇事件」であった可能性が浮上し、須藤は警察組織の反対を押し切って独自に調査を開始する。
文字数 12,079
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.04.24
僕は琴宮アズキに嫌われている。
だって、毎日のように睨まれるし、冷ややかな視線を送ってくるし――。
しかし、本当は嫌っているわけではないらしく・・・・。
登録日 2014.12.29
ケイティーとある国の伯爵家の20歳の娘。本の虫で家の図書館から出ようとしない。 基本あまり外に出ないので色が白く筋力もないから細い。本を読んでる時は何も飲まず食わずで執事に怒られている。
しかし領土が猛暑のため作物が育たなくなり蓄えがなくなった領民のためにあちこちと走り回っていた父が途中流行病で倒れてしまう。
8歳の弟と二人残されどう行きていくか呆然としていたが基本たくましいため働きに出るが何せ今までほとんど人と関わってこなかったため何もかもが上手くいかない。
そんな時、領主がいなくなった土地を視察しに来たアレクサンドラス殿下と出会う。
文字数 28,253
最終更新日 2019.11.04
登録日 2017.06.19
#リプでもらった単語を基に小説を書く
で書いた作品群です。
白蟻──(題:シロアリ防虫剤)
全て視ている──(題:扇風機)
リリのバスソルト──(題:バスタブ)
箱入り茄子──(題:茄子)
縫包螺旋──(題:サルの人形)
文字数 7,747
最終更新日 2023.06.24
登録日 2023.06.24
結婚なんて御免こうむる!!
それは、私も婚約者も同意なのだけど……。 私に慰謝料を払わせたい婚約者は、婚約破棄を明言しないまま、遠まわしに嫌がらせを続ける。 そんなある日、私は事故に会い死んだ……はずだった。
死にかけの私は前世を思い出し、助けてくれた相手はめちゃ好みなタイプ。
なんで、このまま別人として生きていくことにしました。
祖父の残した財産を巡り、色々と噂を耳にするけれど、死んだ私には関係ない事ですね。
過去に書いたものを大幅改稿しUpしていく作品です。
文字数 50,611
最終更新日 2021.11.24
登録日 2021.11.12
フリージャーナリストの沖 真清は、「女だけの街」こと“バステズ”――通称『檻・オリク』への潜入取材を試みることとなった。そこで出会ったのは謎の少年ミレイ。彼に案内された彼女が、その街で見たものは1500人ほどの女性が置かれた冷酷な境遇。知り合いの助けを借りつつ監視の目をかいくぐったり、ミレイのため追いかけてくるヤツから逃げたり、大忙しの取材に挑む!
文字数 18,591
最終更新日 2023.03.09
登録日 2022.04.29
幼馴染みの青年ラルに恋をしていた、村娘ティアナ。彼を勇者として迎えにきた使者たちをきっかけに、前世の記憶を思い出す。
前世、勇者が主人公となる物語を幾つも網羅したせいで、自分の立ち位置が『勇者の幼馴染』であることに気付く。
記憶があるせいで、あれこれ考えすぎてしまったヒロインと、勇者になったヒーローとの恋物語です。
ハピエンですが、ヒロインがヒーロー以外と付き合っている描写が少しあります。
中編程度の長さ。短編を想定していたので、展開が早いです。
ヒロインの前世記憶持ち設定はぬるいです。
全9話(本編8話+ヒーロー視点1話)
Rシーンには※つけます。
文字数 33,429
最終更新日 2023.08.13
登録日 2023.08.10
『スカートをめくられた子を笑った人たちへ――バカにしないで。』
風――それは時として、少女の尊厳を踏みにじる“敵”になる。
通風口に仕組まれた悪意の中で、スカートを大きくあおられた菜帆。
笑い声と視線にさらされた彼女に手を差し伸べたのは、
かつて同じ痛みを経験した葵と綾だった。
『葵と綾、そして風』から続く、"風とスカート"にまつわる物語。
“見られる怖さ”と"無自覚な加害"に向き合った少女たちは、
少しずつ傷を言葉にしながら、それでも前を向いて歩き出そうとする。
――傷ついた心と心が重なりあう、全3話の小さな“再生”と“赦し”。
※本作には、思春期の羞恥や戸惑いに関する描写が含まれますが、
あくまで心理描写を主軸としており、性的な意図は一切ありません。
文字数 7,781
最終更新日 2025.09.20
登録日 2025.09.20