「背」の検索結果
全体で5,070件見つかりました。
──さよならの代わりに、永遠の愛を君へ。君のいない世界でも、僕は君を愛し続ける。
銀の月の加護を受けし“月の巫女”ユスティーナと、
戦乱を生きる若き戦士ヴァルデリオ。
ふたりは出逢うべくして出逢った。
神に仕える者と、剣に生きる者。
本来、交わるはずのなかったふたりの運命。
だがその瞬間、ヴァルデリオは一目で恋に落ちた。
彼女の美しさと、孤独を抱えながらも微笑む姿に、心を奪われた。
何度も逢瀬を重ねるうちに、ユスティーナもまた彼に惹かれていく。
ふたりは静かに愛を育み、やがてユスティーナは新たな命を宿す。
それは神の掟に背いた愛。
だが彼女は迷わなかった。
「神よりも、私はあなたと子を選ぶ」と。
その決意と引き換えに、彼女の身体はゆっくりと命の火を削られていく。
聖なる巫女の身体は、愛も、子も、受け止めきれなかった。
それでも彼女は産み落とした。
ヴァルデリオとの子を、世界に送り出した。
そしてその腕の中で、彼女は微笑んだ。
「ありがとう。あなたに、出逢えてよかった」
ヴァルデリオは嘆き、祈り、泣いた。
だが時は残酷で、巫女は再び目を開けることはなかった。
やがて彼は苦難の果てに王となるが、
玉座の上でも、戦場のど真ん中でも、
彼の心にはただ一人、月の巫女だけが生きていた。
「君のいない世界でも、僕は君を愛し続ける」
そしてその日――
彼が眠るようにこの世を去ったとき、
冥界の月明かりの下、ふたりの魂は再び巡り逢う。
今度こそ、永遠に離れない。
文字数 5,724
最終更新日 2025.04.02
登録日 2025.03.31
「私は……記憶を運ぶボート」
1912年4月14日の夜、タイタニック号の甲板で一隻の折畳み式救命ボートが自我に目覚めた。
C号と呼ばれるその小さなボートは、タイタニック号から「シーラ」というニックネームを名付けられた。
だが、出会いからわずか数日後の氷山との衝突、そして凍える北大西洋での悲劇の夜。
40人の命を救ったシーラは、次にブリタニック号の病院船として、戦時下の激しい海を航行する。
そして最後は、三姉妹の長女オリンピック号と共に、平和と戦争の狭間を生き抜いていく。
大海原を舞台に、小さなボートが運ぶのは人だけではない。
タイタニックの悲劇、ブリタニックの勇気、オリンピックの強さ——
三姉妹船の記憶を背負い、20世紀初頭の激動の時代を漂う物語。
木でできた小さなボートの視点で描く、歴史とファンタジーが交錯する感動の航海。
沈みゆく船から救われた命と、決して沈まない記憶の物語。
文字数 4,394
最終更新日 2025.05.27
登録日 2025.05.25
デートの時にいつも高いヒールの靴ばかりの彼女。そのせいで、並んだ時に彼女の方が背が高くなってしまう。
文字数 1,100
最終更新日 2022.02.25
登録日 2022.02.25
かつて山城国に『薬叉』と呼ばれた忍がいた。あらゆる薬と幻術に通じ、驚異的な戦闘力で恐れられた彼の忍は、しかし隠れ里の崩壊とともに“あるもの”を持って姿を消した。
そしてその十年後。とある処に、楽器を背に旅する法師がいた。
襲いくる透波達。怪しげな術を使う能力者達。〈秘伝〉とは何なのか。逃れられぬ運命と因縁に、否応無く絡めとられてゆく――戦国時代風物語。
登録日 2016.05.02
【完結済!合計約6000文字!サクッと読んでください】
なぜ、妹はプリンに一服盛ったのか。本気の兄妹ゲンカ開幕!
ある日、帰宅した兄が冷蔵庫で見つけたプリン。
甘い香りに誘われて一口食べると、明らかに味がおかしい。
「お兄ちゃん、大丈夫?」
——背後から声がする。
振り向くと、そこには怪しい笑みを浮かべる妹がいた。
空気の読めないワガママな兄と、静かに怒る妹。
雨宮兄妹、本気のケンカが始まる!
応援よろしくお願いします!
読んでいただけたら感動しちゃいます^^
文字数 5,989
最終更新日 2022.12.18
登録日 2022.12.18
とある森の奥で、母親のエルフとひっそり暮らしていた少年。
その容姿は異端だった。
頭髪はなく、鋭さのある眼光。大きな口からは、鋭い歯を覗かせていた。特に目を引くのは、肌の色。
全身が緑色をした皮膚は、魔物のような不気味さを醸し出していた。
ある日、少年の前に、魔物の群れが押し寄せてきた。
ゴブリンの軍隊。
自分に似た容姿に、少年は己のなかに巣くう魔の血を知る事になる。
少年は自分の背負った大きな運命と使命を知る事となる。
そのとき、少年はこれから歩むべき道を知る事となる。
エルフとゴブリンの混血である少年は旅に出る。仲間とともに。
全ては、世界征服を企む、ゴブリンの王を止めるために。
文字数 13,056
最終更新日 2025.11.09
登録日 2024.12.30
高校入学と共に出会った三人。
クラスの人気者・葵、超絶美少女・夏希、そして葵の想い人・春輝。
夏希の狙いは一つ──葵を手に入れること。
そのために彼女が選んだのは、春輝を「道具」として利用する禁断の作戦だった。
「恋人らしいこともしてあげる」
契約という名の偽りの関係で、夏希は春輝の欲望を満たしながら、葵の嫉妬を煽ってく。
しかし、運命は複雑に絡み合う──
• 葵は幼馴染みの春輝への想いを抑えられず、激しい一夜を共にしてしまう
• 夏希は愛する葵と初体験で、心も体も繋がっていく
• 春輝は二人の関係を知りながらも、夏希との肉体関係を求め続ける
そして、嫉妬に狂った夏希が葵に仕掛ける、愛情という名の甘い「お仕置き」。
汗と吐息に包まれた部屋で交わされる愛の言葉と、禁断の愛撫──
三人の想いが激しく交錯する。
純愛と背徳、嫉妬と献身が織りなす、三角関係。
※この作品にはR18要素が含まれています。GLメインですが、NLもあります。
文字数 6,947
最終更新日 2025.08.28
登録日 2025.08.19
今から遥か昔、地に降り立った一介天使のリイエルは人との共存を試みる。
しかし、自らの手で人を殺めてしまったリイエルは、称号を剥奪され、せめてもの情けとして、僅かな力だけを残され、長い年月を孤独に過ごす。
ある日、リイエルは人里離れた森で力尽きてしまうが、人外れた身体能力をもつ青年に助けられ、暫の時を共に過ごすことになる。
惹かれている事に気付く二人であったが、お互い背負っているものの大きさに耐えきれず、すれ違ってしまい_
「その天使は夢をみるんだ。
時を得て、叶う二人の恋の夢を。」
人間×天使 の恋哀物語。
※R指定はありませんが、時々絡みがあります。
※戦闘・流血・暴力シーンなど入ります。
苦手な方は、お気をつけください。
※あらすじや、本編を書き換えることが御座います。ご了承ください。
文字数 8,592
最終更新日 2020.01.17
登録日 2019.12.31
二年前、世界は崩壊した。
空間に亀裂が生まれ、異形の魔物が溢れ出した日。柊慎吾は、母を失い、妹を失い、守るべき全てを失った。
生き延びるために契約した「魔王の欠片」。黒く染まった左腕は、圧倒的な力を与える代わりに、制御を失えば全てを焼き尽くす。
かつて仲間だった者たちを、自らの暴走で殺した。愛する者を、自らの炎で焼いた。
「俺は、化け物だ」
慎吾は二年間、一人で生きてきた。誰とも関わらず、ただ魔物を狩り、虚無に生きる日々。
だが、彼の周りに人々が集まり始める。
明るく振る舞う少女・陽菜。彼女もまた、弟を見捨てた罪を抱えている。
娘を失った元刑事・桐生。彼は慎吾に、亡き娘の面影を重ねる。
優しい大家・長谷川。彼は何も聞かず、ただ温かい食事を差し入れる。
避難民を守る冴。彼女もまた、教え子を守れなかった過去を背負っている。
そして、新たな脅威が現れる。
史上最強のSS級魔物。圧倒的な力の前に、仲間が死に、街が崩壊する。
慎吾は決断する。
「もう、逃げない」
左腕の力を完全に解放する。再び暴走するかもしれない。だが、それでも――
守りたいものが、できてしまったから。
孤独だった少年が、喪失と贖罪の果てに見出すものとは。
これは、終わらせるための物語。
文字数 140,881
最終更新日 2026.03.04
登録日 2025.12.30
妖狐の娘・直は、生まれた瞬間から「捨てられる運命」を背負っていた。双子の姉は寵愛され、直は鬼に喰わせる毒餌として蔵に隠される。それが、妖狐の一族の選択だった。直は鬼の花嫁制度を利用し、人間に化けて鬼神家へ嫁ぐ。夫となった鬼神影一郎は、なぜか彼女を溺愛する。影一郎の血には重大な秘密があり、彼にとって直は偶然選ばれた花嫁ではなく初恋であり世界の全てだった。やがて直は知恵と才能で実業家として頭角を現すが、その優秀さが鬼と狐、両一族の歪んだ支配構造を揺るがし因縁の争いを引き起こしてしまう。「毒餌」として捨てられた娘が愛される花嫁となり、やがて世界の運命をひっくり返す。これは、大正浪漫の街を舞台に、虐げられた妖狐の娘と彼女しか愛せない鬼が紡ぐシンデレラストーリー。
文字数 58,120
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.05.28
背が高くて明るい女の子と背が低い男の子
ドタバタしつつもお互いがお互いを知りながら仲良く愛し合っていくお話
文字数 34,383
最終更新日 2017.08.25
登録日 2016.12.23
ショートカットで背も高い高谷凛花は隣の中学の手塚圭に恋をしている。
ストリートバスケで出会った二人は友人と言って良い間柄だと思う。
中学3年の夏、凛花は圭に告白をするがこっぴどく振られる。凛花はそれ以来、ストリートバスケに行かなくなり、高校に進学する。
しかし、進学先の高校で圭と再会し・・・
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全話予約投稿済。数時間おきに公開し9/12完結予定です。
文字数 16,973
最終更新日 2022.09.12
登録日 2022.09.10
私と郑浩成は新婚2年の夫婦です。
実際には、10年間の間、彼は常に私に良くしてくれています。学生時代から、私は事前の性的行為を受け入れないため、恋愛時に彼は私を抱きしめただけで、最も過激なことをしたのは私の服を脱ぎ、キスしたことでした。
結婚後、彼はベッドの下と上でとてもやさしくしてくれました。それだけでなく、外見も丁寧で有能な若者であると見なされています。
この彼が一人で80万のデポジットを出して購入した高級アパートの中で、私たちは永遠に愛され、3人のかわいい子供を生み、幸せな金婚式まで歩いていくと思っていました。
しかし、今晩彼のシャツの襟に赤い口紅の跡を発見するまで、私はそんなに固執的に考えていました。
夫は忙しい仕事をしています。普段、残業費を支払うことも、週に数回の仕事と夜遊びも頻繁にあります。したがって、主婦としての私は、彼がシャワーを浴びるのを手伝ってから先に寝ることがよくありました。
今、郑浩成はシャワーをしたところで、バスルームから「ハラハラ」という水の音が聞こえ続けます。
私はバスルームのドア口に立って、ある女性の同僚が今晩の部門パーティーにいるかどうかを聞きました。
彼は素早く答えました。「いいえ、私たち全員が臭い父さんです。私は写真を見せてあなたに送ったことを覚えていますか?」
私は唇を噛むと、話す前に夫に引きずり込まれました。
彼の手は冷たい砂利の床に伝わり、私の体をさまようように触りながら、私のパジャマを脱がし、温かい唇で上から下までキスし、ゆっくりと背中を押し下げました。
彼女は彼の髪を掴んで、嘆きの声を出した後、若干狼狽したように言いました。「寝室に行って、電気を消して...」
夫は不平そうに見え、私をベッドに投げた後、すぐに終わりました。
彼は言いました。「眠りなさい。私は明日朝、早く会議に出る必要があります。」
暗闇の中で、私は赤くなりました。
文字数 1,386
最終更新日 2023.04.03
登録日 2023.04.03
「——あのっ、荒巻祐也君ですか?」
夏休み明けの学園生活初日。
学園に足を運ぶ荒巻祐也(あらまきゆうや)を、一人の少女が引き止める。
「うわぁ、祐也君ですっ!」
祐也の顔を目の当たりにして明るい笑顔を咲かせている少女の名前は、芹崎有香猫(せりざきあかね)。
少女の上品な佇まいと、銀色の端正に整えられたロングヘアの髪、そして顔立ちの良さから、祐也はその少女に一目惚れをしてしまう。
祐也は募る想いを抑えることができずに、町で唯一の喫茶店「CATS」の看板猫であるミーシャに有香猫への想いを打ち明けるのだが、その瞬間にミーシャの様子がおかしくなってしまう。
近くにいた喫茶店のマスターまで動揺して、挙句の果てには次の日に出会った有香猫まで祐也から顔を背けてしまう始末に。
戸惑いを隠せない祐也は、なんとか自分に言い聞かせてその場をやり過ごすのだが、有香猫や旧友の古川蓮(ふるかわれん)と学園生活を過ごすうちに段々と有香猫とミーシャの秘密が明るみに出てきて……
文字数 58,914
最終更新日 2022.07.04
登録日 2022.05.30
昭和の山間部に残る、名もなき祠。
そこにはかつて、子どもたちが関わった“ある出来事”が封じられていた。
民俗学者の烏丸絵美と調査員の中尾英樹、そして過去にその場に居合わせた男・平山敏朗。
彼らは祠に刻まれた“像”と、その背後にある記憶の歪みに触れていく。
記録には「六人の子ども」とある。
だが現地に残る痕跡は、明らかに“七人分”だった。
欠けているひとり。
誰も思い出せない存在。
やがて明らかになるのは、祀られた名「ミノリ」と、
本来存在してはならなかったもうひとつの名──「澪」。
祀られることで存在を固定されたものと、
祀られることすら拒み、“忘却”を望んだもの。
語ることで救われるのか、
それとも語らないことでしか救えないのか。
最後に残るのは、ひとつの選択。
──語らないという供養。
これは、誰の記憶にも残らないことで、
ようやく安らぎに至った“名もなき存在”の物語である。
文字数 69,760
最終更新日 2026.04.15
登録日 2026.04.11