「10」の検索結果
全体で8,714件見つかりました。
世間一般ではスポーツがとても有名な海央高校にスポーツ推薦ではなく勉学で進学した高校3年生(18歳)波瀬怜(なみせりょう)は昼休みに友達と一緒に生徒会室でご飯を食っていたときに突然異世界に召喚される。怜の友達やクラスメイト、学校の生徒一同は1095年(異世界での西暦)にヴォルフ神王国に召喚され勇者として特訓を送っていく一方でその15年前にとある貴族のルーメンス家に保護される。しかし怜は地球のときだった人間とは違いこの異世界では劣等種として扱われている魔人族として転生した(この時は3歳)。そしてそこではルーメンス家の人に剣術や魔法を習ったり仲間を手に入れたりするような順風満帆な第2の人生を歩んでいた。2年後のあの悲劇までは……
文字数 5,935
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.07.12
昔旅をして帰ってきたある船から木製の箱にはいった1冊の本が見つかった
人々はその本がなんなのか全く検討がつかなかった
だがきっと大事なものだと思い大切に扱った
その本の真意を知ることになるのはこの時から約10年後のことー
ある1人の男が街にやったきた
その男はこの本を見ると驚いたようにこう言った
"おお!!これはすばらしい。生きている間に巡り会えたとはこの本はこの本こそが世界を変えることの出来る本だ!!"と
街の人々は次の日からこの本を今まで以上に丁重に扱った
だがそれは儚くも散ってしまうのだった
世界を変えられる本があるし知った世界中の貴族達がこぞってこの本を買収しに来たのだった
街の人々はそれをお断りしたのだかある夜の日街が壊滅したのだった
それがすべての始まりだった
そんなことをしなければ"戦争"など起こらなかったかもしれない
数多の命が奪われたくさんの死者を出した戦争
のちに"魔法書戦線"と呼ばれることになる
そして戦いの集結後本はいつの間にか消えていた
それからの本の行方はわからずじまいである
ただある少女を除いては・・・
少女こそが本に選ばれた者
物語は動き始めた
それが良いのか悪いのかはまだ誰にもわからないー
文字数 5,537
最終更新日 2018.10.11
登録日 2018.09.30
あらすじ☆普通の主婦 上山真理亜は旦那 聡と子供の優貴と三人暮らし。ある時、芸能プロダクションの関係者 草田好が引っ越してくる。真理亜の日常が少しずつ、壊れていく。既婚者の真理亜にアプローチしてくる謎の若者の林竜聖、妖しい美形で大家の来宮久雄etc
※R18のシーンは最初のほうにはございません。更にはR18シーンはそれほど多くありません。
予めご了承ください。
※R18のシーンがある項目にかんしてはタイトルを【※】で囲います。堕落のマリア更新に関しては近況ボードをご確認ください。ご迷惑おかけします。
☆注意☆
作品の無断転載、改変、盗用はご遠慮下さい。
著作権は当方にあります。
※18歳未満の方はお読みいただけません。
☆2018 大人向けドロドロ恋愛 マンガボックス原作賞 優秀作品選出(アカウント削除のため、閲覧不可)
ウェブ小説投稿サイト公開履歴
2018/10月~2019/02月 某小説投稿サイトに公開
2019/02月~2月 カクヨム公開開始(利用ガイドラインに抵触のため現在削除)
2019/08月 アルファポリス公開開始
文字数 22,929
最終更新日 2019.09.09
登録日 2019.08.07
いやいや、待って嘘でしょ。お、俺たちどうなるの?
平凡ちびっこな俺と、美形で人気者の幼なじみ。そんな俺たちが……入れ替わり?
全寮制学園/平凡/お馬鹿/入れ替わり/微ファンタジー
start→2010
文字数 12,707
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.11.14
ファンタジー私小説
ほぼ実話?現在、同棲中のスパダリとのℋな恋愛♡記録
第一章・名のない星は暁から出流る
小田桐麻友は高校3の受験生。彼氏の先輩・及川貴之と出会い、初体験。でも私には秘密がある。10歳で大人の男に性的搾取されて学校では虐められ愛人に調教されていた。
第二章・昂る縹の熱情
志望校に合格して大学生になった私は友達を相手に男風俗を始めて、裏切られ終に…そして年の離れた彼氏はお医者様!?突如始まる同棲生活と貴之の調教に翻弄され、浮気現場を見てしまう。男同士の恋愛、妊娠、友達の自殺未遂。内定の取り消しで社会に出る前に不適合者の烙印を押される私はこのまま"男のお嫁さん"になるしかないの?
(※R18/男同士の性描写・精神的な心情の表現が激しく含まれます)
2024.1.23
現在①②③を一話に編集中。ご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願いします。
文字数 35,788
最終更新日 2024.01.25
登録日 2020.09.12
耳を塞ぎたい。口を塞ぎたい。目を塞ぎたい。そして、心の傷を塞ぎたい。
主人公の瀬川華那(せがわはるな)は美術部の高校2年生である。
華那は自分の意思に反して過去のトラウマを度々思い出してしまう。
華那の唯一の異性の友人である清水雪弥(しみずゆきや)。
華那は不器用な自分とは違って、器用な雪弥のことを心底羨ましく思っていた。
五月十五日に、雪弥が華那が飼っている猫たちに会うために自宅に遊びにきた。
遊びにくる直前に、雪弥の異変に気づいた華那は、雪弥のことをとても心配していたのだが……。思いの外、楽しい時間を過ごすことができた。
ところが。安堵していたのも束の間、帰り際になって、華那と雪弥の二人の間に不穏な空気が徐々に流れ出す。
やがて、雪弥は自分の悩みを打ち明けてきて
──?
みんな、異なる悩みを抱えていて、独りぼっちでもがき苦しんでいる。
誰かと繋がることで、凍ってしまった心がほんの少しずつでも溶けていったらどんなに良いだろうか。
これは、未だ脆く繊細な10代の彼女たちの灰色、青色、鮮紅色、そして朱殷(しゅあん)色が醜くこびりついた物語だ。
※この小説は、『小説家になろう』・『カクヨム』・『エブリスタ』にも掲載しています。
文字数 123,780
最終更新日 2024.04.13
登録日 2021.03.01
在澤哉子(ありさわかなこ)55歳。
30代までは、159cm42kg83・52・81の嫋やかな(たおやか)10人中9人は美人と言ってくれる美貌と、マックスマーラを着こなすセンスと、メーカーでエンジニアとして第一線で活躍するキャリアウーマンだった。
結婚の為、退職。夫は、一流企業に勤務していた。親がいないんじゃないかと思う程無関心だったのに、哉子の妊娠と共に干渉が始まり、夫は、哉子に自分の親を押し付け仕事に託け逃げるくせに、哉子が苦情を訴えると暴力を振る様になった。子供にも。百歩譲って自分は嫁だから、我慢したとしても、まだ、離乳食も始まっていない生後4ヶ月の息子の口に大福を捩じ込むバカな夫の両親には恐怖しかなく、息子を連れて逃げ出した。哉子の父は、癌で亡くなっており、母は、妻子ある男と出奔していた。
息子は、23週で既に異常があったにも関わらず、出産予定日迄見逃された。羊水は既に微量破水により、無く、胎児仮死だった。先天性の疾病も抱えていた。異常分娩の影響もあった。
医者も、看護師も、夫も、義父母も、実母も、百害あって一利なし、だった。なんだかんだと、よく、育てたと、今になって思えば、自分を褒めてあげたい、って処だが、いかにせん、哉子は、典型的な自己評価の低い人間だった。だから、恐らく、かなり、苦しい人生だった。
50になってから、蕁麻疹と持病の喘息の悪化で薬を多量に服用し始めた。掛かっていた病院の医療ミスで怪我をして、仕事もクビになった。病院は、認めないしね。弁護士は、お金のないのは相手にしないしね。
哉子は、クソ真面目で、融通のきかないタイプ。メーカーで開発は、楽しかったし、性格に合っていたから、ハードな仕事だったが、少しも苦しくなかった。のに、子育てをしながら出来る仕事は所謂、誰にでも出来る事だったが、哉子には、出来なかった。履歴書を出して応募すれば、わざわざ面接で、いや〜こんな高学歴でキャリアのあるひとにうちの仕事なんか申し訳なくて、と嫌味を言われて何十社も落とされた。前職や学歴を黙っていても、意地の悪いノンキャリアの役付にバラされ、同僚に意地悪された。
気がつくと、借金700万。
挙句は、子宮癌で、ステージⅣ、余命3ヶ月だってさ。
奮発して、30年ぶりに、カルヴドスを買った。懐かしい味だった。わたしの、輝きがあったとしたら、恐らく、その象徴。
真っ暗な部屋で、中島みゆきを聴きながら泣いた。なんて、生きづらい人生だったろう、って。ただ、黙って泣いた。
1本空けた。倒れる様に、寝た、筈。
誰かに、揺さぶられ、眼を開けたら、知らないオジサンの腕の中、だった。
文字数 32,499
最終更新日 2026.05.01
登録日 2021.08.19
ある日、弱っているイヴェリスを助けようとしたのがきっかけで、蒼は “血を分け与える者”として選ばれてしまう。
「喜べ。俺に血を捧げることができるのだぞ?」
その日から、些細な幸せを噛みしめていたおひとりさま人生が一変。始まったのはイケメン吸血鬼との、甘くて刺激的な同居生活だった――
柚木 蒼(ゆずき そう)
職業ライター。引きこもることが大好きで、一人時間も大好き。
おかげで34歳になっても、彼氏どころか好きな人もできたことが無い恋愛って何ですか? のアラサー女子。
イヴェリス (ナズナ)
吸血鬼の王。100年に一度、人間の生き血を飲まないと命が絶えてしまうため人間界に降臨。
甘い物が好きで、テレビを見るのも好き。いかに人間として溶け込めるかを日々探っている。恋愛という概念がない。
文字数 284,420
最終更新日 2023.08.11
登録日 2023.05.26
かつて風を斬った巫女・レイナの意志を継ぎ、
静かなる鍛冶師セリアは、自らの長い髪を断ち、剃刀で頭を剃り上げ、
「風とひとつになる」覚悟をその身で示した。
剃られた頭皮に風を感じ、刃を打ち、風を読む者となった彼女は、
次なる世代へ“風刃”の誓いを手渡していく。
髪を剃るという行為が、生まれ変わりであり、覚醒であり、
誇りと自由の象徴となる世界――
これは、髪を捨てて風を得た者たちの、静かで美しく、そして力強い継承の物語。
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📚目次(全10章+エピローグ)
プロローグ:風裂剣のあと
― レイナの旅立ちの後、静けさに包まれた鍛冶場でセリアが風の異変を察知する。
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第1章:静寂の鍛冶場
― セリアが風の沈黙に気づき、かつてない使命の気配を感じ取る。
第2章:決意の鋏
― セリアが自らの髪に鋏を入れ、“風刃”として生きることを選び始める。
第3章:剃髪の儀式 ―風を纏う地肌―
― セリアがバリカンと剃刀で頭を丸め、風と一体になるまでを克明に描く。
第4章:風刃の誕生
― スキンヘッドとなったセリアが、新たな剣を鍛え上げ、風の器として覚醒する。
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第5章:風と刃の初陣
― セリアが初めての敵と対峙し、剃られた頭皮で風を読み、風刃の真の力を発揮する。
第6章:風を継ぐ者たち
― 村に戻ったセリアが、次なる風刃の候補・少女リーナと出会う。
第7章:リーナの断髪
― リーナが髪を断ち、セリアの手でスキンヘッドへと剃られていく儀式の夜。
第8章:双刃、風を裂く
― セリアとリーナ、ふたりのスキンヘッド剣士が風を読み取り、共に戦う。
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第9章:風刃の日常 ―リーナ、風とともに生きる
― スキンヘッドとなったリーナの日々。風と共にある日常を静かに描く。
第10章:風を断つ日常 ―リーナ、髪を剃る朝
― 産毛すら残さぬよう、毎朝の剃髪を続けるリーナの“生活としての風刃”。
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最終章:風の中へ ―継承の終わり、始まり
― リーナとセリアが次の風刃へと想いを託し、未来へと歩み出す。
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エピローグ:風刃の伝承
― 百年後の世界に残る、“風刃姉妹”の伝説とその意味。
文字数 12,935
最終更新日 2025.08.24
登録日 2025.08.24
碁盤の目のように100の領に別れた世界ティラトス。
各領には領域主と呼ばれる魔物の長が存在し、人族が領域主を滅ぼすことで領主になる世界。
魔物は自領を守るため、人族は世界を統一するため、世界の理に従い人魔が戦いを繰り返していた。
二千年続いた戦いに魔物も人も疲弊する中、バルディ・ソリニウス・マーロが治める領都マーロに一人の赤子が産まれた。神子と呼ばれる異能を持った赤子が世界を変化させていく。
この話は、空気を読まないチート転生者が、空気を読まずに世界を変える姿を、周囲の目線のみで描写していきます。
転生者目線は一切ありません。
定型俺つぇぇに飽きた方にお勧めします。
登録日 2021.01.18
司祭の国の変な仲間たち
https://www.alphapolis.co.jp/novel/791443323/775194431の番外編の2となっています。
本編を読まなくても大丈夫な中身です。
突発的に書いてるので不定期な更新。
前回までのはhttps://www.alphapolis.co.jp/novel/791443323/349271880となっております。
中高一貫のアストレーゼン学園。 何故かいつものファンタジーな世界での記憶を持たずに全く色合いが違う世界に飛ばされたキャラクター達。
ただ、向こうの記憶を持ちながら飛ばされた者も居た。
司祭ロシュをこよなく愛する剣士リシェが、全くその記憶が無いまま異質な世界に飛ばされたのをいいことに、彼に憧れる後輩剣士のラスは自分はリシェの恋人だと嘘をつき必死にアピールする。
記憶が無いリシェを、ラスは落とす事が出来るだろうか。
それはもう一つの別の世界の、『アストレーゼン』の話。
元の世界では年上ながらも後輩剣士だったラスが、ひたすらいちゃいちゃと先輩剣士だったリシェを甘やかす話です。ちなみに本編ではラスは稀にしか出ません。
同じ内容でエブリスタでも更新しています。
表紙のイケメンイラストはエブリスタよりサク様https://estar.jp/users/102335432に描いて頂きました。゚(゚´Д`゚)゚。
ありがとうございます…!!
尚、画像の無断転載、加工は一切禁止しております。
文字数 184,646
最終更新日 2020.10.21
登録日 2019.12.10
身籠り婚したい殿下の執愛に囚われそうです
レンタル有り旧題:悪役は悪役らしく振る舞ったのに殿下に囚われた話
気付いたら死亡。そして転生した。恋愛小説の悪役令嬢として………
*全10話。本編は完結しております。一話大体4千文字。
*番外編を更新中。ストックがないため更新は遅めです。
*ただエロを書きたかっただけで内容は有って無いような感じです。物語重点の方は申し訳ないです。
H31,3,16
気付けはHOTランク2位、人気ランク3位に上がってました。有難うございます。
R3,3.31
第14回恋愛小説大賞奨励賞を受賞しました。皆様、投票ありがとうございました。
ちなみに順位は172位でした。
R4.10.15
書籍化しました。ご報告が遅くなりました。近いうちに有料化にレンタル化します。
文字数 169,165
最終更新日 2022.12.05
登録日 2019.03.13
それはいつもの風物詩で、少女はいつも春を断ち切っていた。
『時坂亜矢さん、貴女の事が好きです!』
『──ごめんなさい』
そう言って断ったのは何度目か…もうかれこれ10年になる。幼馴染みの彼の一途な想い…出来れば少女も『答えたかった』。
…そうしにければ彼を、大切な男の子を守れない──。
「お帰りなさい、亜矢。さあ、いつものように可愛がってあげようね♡」
「………っ、はい…お父さん」
震える手で父の寝室で服を、下着を脱いでいく…。
この父から。
守れるのは私だけだから…。
ミーンミンミンミーンッ──…
ミーンミンミンミーンッ──…
ミーンミンミンミーンッ──…
セミの鳴き声が嫌に耳にリフレインした。
畳の上の万年床、脱ぎ散らかした高校の制服、靴下、黒地に紫揚羽蝶の紐パンティー、揃いのブラジャー…その上に父のトランクスが置かれた。
敷き布団の上に押し倒された少女は──感情を置き去りに静かに哭いていた。
これは退廃的な関係を強いられる少女を救い出す物語────なのかもしれない。
文字数 15,000
最終更新日 2024.08.17
登録日 2022.07.22
ルナヴェル、ネオン輝く近未来都市。100年前からIDチップに監視され、行動も思想もオラクルに握られるディストピア。200年前の魔科戦争で魔法使いは滅び、科学が支配する世界。だが、自由を求める炎は消えない。
カイ、17歳、下層のハッカー。両親を「再教育」で失い、「人が殺される支配はおかしい」とオラクルに牙を剥く。遮断部屋でチップの監視を逃れ、闇市で情報を操る彼の前に、幼馴染のミラ、16歳が現れる。上層のデータ解析官である彼女は、カイへの想いがチップに「逸脱」として検知され、抹消の危機に瀕する。それでも二人は支配に抗う。
闇市で出会う隠れ魔法使いサラ、チップ回避の天才レン、機械を「神」と崇める変態技師ハヤト。仲間と共にカイは両親の抹消の真相と「プロジェクト・アストラ」の秘密に迫る。オラクルのコアに眠るのは、魔法と科学の禁断の融合、そして支配の正体。チップのカウントダウンが迫る中、カイとミラは自由を掴めるのか?
監視の目、魔法の遺産、仲間の絆。ルナヴェルのネオンが照らすのは、希望か絶望か。支配を打ち砕く冒険が、今始まる!
物語は完結していますが毎日12時に一話ずつ公開します。お気に入り忘れずに。
文字数 11,776
最終更新日 2025.05.09
登録日 2025.04.30
千葉大学のお笑いサークルで「天才」と称された栗原智と、その才能に圧倒されていた同期の遠藤慎二。2010年の学生お笑い選手権で圧倒的な優勝を果たした栗原だったが、彼の極端に高く孤高なプライドは、使い捨てにされるテレビ業界の「大衆向けの笑い」を激しく拒絶した。
それから15年後の2025年。
プライドを捨てて「ひな壇芸人」として大ブレイクを果たした遠藤に対し、栗原は世間から完全に孤立していた。松戸の古いアパートに引きこもり、妻の献身を食いつぶしながら「究極のネタ」の執筆に没頭する栗原。しかし、己の才能が凡庸であると突きつけられる恐怖と、世間に評価されない現実(=臆病な自尊心と尊大な羞恥心)に押し潰された彼は、ついに発狂する。自らの知性を捨てて思考を放棄することでのみ、プライドの呪縛から逃れようとした彼は、自ら大衆に媚びへつらう「お笑いネコ」という獣へと堕ちていった。
さらに1年後の2026年、
深夜の新宿・歌舞伎町。遠藤は、路地裏のゴミ捨て場で変わり果てた親友と再会する。成金社長に飼われ、猫耳をつけて首輪に千円札をねじ込まれながら、かつて最も軽蔑していた「大声の一発ギャグ」を喜んで叫ぶ栗原の姿があった。
栗原は完全に人間としての理性を失う直前、遠藤に自らの未練である「ショートコント」を代筆させ、自分が獣に堕ちた残酷な理由と、妻を破滅させた現実を告白する。
夜明けと共に完全に「ネコ」となり果て、小銭を舐め取り、日銭を得る親友を背に、遠藤はその遺作を己の出世の道具として利用することを冷酷に決意し、テレビの世界へと戻っていく。
文字数 26,596
最終更新日 2026.03.14
登録日 2026.03.01