「愛」の検索結果
全体で52,350件見つかりました。
侯爵令嬢ロリーナ=カラーには愛する婚約者グレン=シュタインがいる。だが、彼が愛しているのは天使と呼ばれる儚く美しい王女。
初対面の時からグレンに嫌われているロリーナは、このまま愛の無い結婚をして不幸な生活を送るよりも、最後に思い出を貰って婚約解消をすることにした。
※なろうさんにも公開中
文字数 51,686
最終更新日 2023.05.28
登録日 2023.05.06
「ブライズ。きみとの婚約を、解消したいと思っている」
この国の第一王子であるザカリーが、学園の卒業パーティーの中、静かにそう告げた。目の前には婚約者であるブライズが。隣には、婚約者ではない令嬢──ベサニーが、口元に笑みを浮かべながら、立っていた。
ブライズが、驚愕に目を見開く。
「……ど、どうしてですか?」
ザカリーは、はっと鼻で笑った。
「どうして、か。なあ、ブライズ。きみは、鏡を見たことがあるかな?」
「……も、もちろん、ですわ」
「ここまで言ってもわからないとは。きみは、頭まで悪かったんだね。唯一の取り柄だと思っていたのに」
ベサニーが「駄目ですわよ、ザカリー殿下。彼女には、もっとはっきり言わないと、伝わりませんよ?」と笑う。
「そうか。婚約者であるきみを傷付けずにすまそうという、ぼくなりの優しさだったんだが」
「……ザ、ザカリー殿下?」
「ブライズ。きみは顔も醜く、体型も美しいとはいえない。取り柄といえば、頭の良さだけ」
ブライズは、ぶわっと涙を浮かべた。
「……そ、そんな……ひどい……っ」
「ひどいとは、失礼だな。この十年間、ぼくの婚約者でいられただけ、ありがたいと思わないか?」
遠巻きで見守る生徒たちが、確かに、とクスクス笑う。
「婚約解消は嫌か、ブライズ」
ザカリーが問うと、ブライズはすぐに、はい、と答えた。
「どうしてもぼくの婚約者でいたいなら、条件がある」
「な、何ですか……?」
「そう身構えなくていい。ただお前に、ぼくが側妃をもつことを了承してほしいだけだ」
ブライズが「側妃……」と繰り返す。ザカリーが、そうだ、と優しく微笑む。
「それだけ受け入れてくれれば、お前をぼくの正妃にしてやる。婚約解消もしない。どうだ?」
「……! う、受け入れます! わたくし、受け入れますわ!」
「そうか。嬉しいよ、ブライズ。ありがとう」
ザカリーはブライズをそっと抱き締め、
「残念だよ。ブライズの顔と身体が、ベサニーのようだったら、きっと愛せたのに。あ、そうだ。ブライズ、きみとは子作りする気はないから、そのつもりで。──理由は、もう言わなくてもわかってくれるよね?」
と、非情な言葉を告げた。
文字数 10,027
最終更新日 2022.11.22
登録日 2022.11.16
小国ルナリアのΩ、リエル。家族に虐げられ、ただ息を潜めて生きてきた彼の運命は、大陸を支配するガルディア帝国の「氷血皇帝」カイロスへの貢物として嫁ぐことで、絶望の頂点に達する。
死を覚悟した初夜、しかし二人は万に一つと言われる「運命の番」であることが発覚する。
感情を殺してきた冷徹な皇帝は、胸を焦がすほどの執着心に戸惑い、虐げられてきたΩは、初めて与えられる庇護と優しさに怯える。
これは、ぎこちない二人が宮廷の黒い陰謀を乗り越え、絶望の淵から愛を見つけ出し、やがて国中がひれ伏す最強の番(つがい)となるまでの軌跡を描いた、奇跡の物語。
文字数 29,276
最終更新日 2025.08.14
登録日 2025.08.14
イシュマは父の死により、公爵家の養子となるが、その時ここが西洋風歴史シミュレーションゲームの世界だと気がついた。
ゲームでのイシュマは帝国に反乱を起こし、首謀者として処刑される。イシュマは平穏な暮らしを望み、死の運命から逃れようとする。ゲームとは違い、義兄のブルーノ義弟のユルビーと仲良くなったが、養父である公爵の死をきっかけに、彼らとの関係が変わり始める。
怪しげな記者の接近、反乱に関わる黒幕の登場。迫りくる運命の矢から逃れ、生き延びることができるのか。そして、イシュマが包まれる愛の形とは……。
全四話で完結済み
番外編あり
文字数 69,751
最終更新日 2025.11.15
登録日 2025.11.14
★毎日17:20更新します★妊娠をめぐる修羅場、両片思いのすれ違いからの超絶溺愛が提供出来る栄養がここにあります♡
女性が希少な世界で、妊娠可能な特異体質である間宮薫は25歳の優秀な会社員だ。妊娠可能な男性も女性の様に厳重に囲われるのを嫌った薫は、自由のために自分の体質を秘密にしている。
一方その圧倒的なオーラで若手社長として有名な桐生財閥の次男蒼一郎は、子供を持たない事を人生のルールにしていた。仕事で出会った薫と蒼一郎は二人の間に横たわる強烈な欲望に抗えず、恋人未満の愛人関係を一年続けている。
そんな中、自分の身体を呪う薫が妊娠している事に気づいた時、蒼一郎もその事実に気づく。
「君は私と結婚する。これは決定事項だ。」
そう蒼一郎に宣言されて青褪める薫。スパダリ蒼一郎と籠の中の鳥になる事を嫌った薫との一筋縄ではいかない結婚を巡る物語。
★R18には※つきます★
文字数 53,208
最終更新日 2025.10.15
登録日 2025.09.30
類は、一卵性双生児の姉である美羽と生まれた時から惹かれ合い、恋人となり、躰の関係を持つまでになった。
美羽の艶かしい躰に溺れていく類。
そんなふたりを待ち受ける運命とは……
こちらは、
「【R18】退廃的な接吻を ー美麗な双子男女が織りなす、切なく激しい禁断愛ー」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/863453072
の中の
「あの日の過ち」の章の類sideを描いたものになります。
文字数 26,079
最終更新日 2021.02.05
登録日 2021.02.04
リュシドール子爵の長女オリアーヌは七歳のとき事故で両親を失い、自分は片足が不自由になった。
それでも残された生まれたばかりの弟ランベールを、一人で立派に育てよう、と決心する。
子爵家跡継ぎのランベールが成人するまで、親戚から暫定爵位継承の夫婦を領地領主邸に迎えることになった。
最初愛想のよかった夫婦は、次第に家乗っ取りに向けた行動を始める。
八歳でオリアーヌは、『調理』の加護を得る。食材に限り刃物なしで切断ができる。細かい調味料などを離れたところに瞬間移動させられる。その他、調理の腕が向上する能力だ。
それを「貴族に相応しくない」と断じて、子爵はオリアーヌを厨房で働かせることにした。
また夫婦は、自分の息子をランベールと入れ替える画策を始めた。
オリアーヌが十三歳になったとき、子爵は隣領の伯爵に加護の実験台としてランベールを売り渡してしまう。
同時にオリアーヌを子爵家から追放する、と宣言した。
それを機に、オリアーヌは弟を取り戻す旅に出る。まず最初に、隣町まで少なくとも二日以上かかる危険な魔獣の出る街道を、杖つきの徒歩で、武器も護衛もなしに、不眠で、歩ききらなければならない。
弟を取り戻すまで絶対諦めない、ド根性令嬢の冒険が始まる。
文字数 152,169
最終更新日 2025.04.04
登録日 2025.03.02
文字数 338,893
最終更新日 2024.11.21
登録日 2018.08.16
家の借金を返済する為に、姉が結婚する事になった。その双子の姉が、結婚式当日消えた。私の親族はとりあえず顔が同じ双子の妹である私に結婚式を行う様に言って来た。断る事が出来ずに、とりあえず式だけという事で式をしたのだが?
あの、式の後はどうしたら良いのでしょうか?私、ソフィア・グレイスはウェディングドレスで立ちつくす。
親戚の皆様、帰る前に何か言って下さい。
愛の無い結婚から、溺愛されるお話しです。
文字数 20,907
最終更新日 2020.09.19
登録日 2020.09.04
第一章 完結番外編更新中
異母妹に嫉妬して修道院で孤独な死を迎えたベアトリーチェは、目覚めたら10才に戻っていた。過去の婚約者だったレイノルドに別れを告げ、新しい人生を歩もうとした矢先、レイノルドとフェリシア王女の身代わりに呪いを受けてしまう。呪い封じの魔術の所為で、ベアトリーチェは銀色翠眼の容姿が黒髪灰眼に変化した。しかも、回帰前の記憶も全て失くしてしまい。記憶に残っているのは数日間の出来事だけだった。
実の両親に愛されている記憶しか持たないベアトリーチェは、これから新しい思い出を作ればいいと両親に言われ、生まれ育ったアルカイドを後にする。
第二章
ベアトリーチェは15才になった。本来なら13才から通える魔法魔術学園の入学を数年遅らせる事になったのは、フロンティアの事を学ぶ必要があるからだった。
フロンティアはアルカイドとは比べ物にならないぐらい、高度な技術が発達していた。街には路面電車が走り、空にはエイが飛んでいる。そして、自動階段やエレベーター、冷蔵庫にエアコンというものまであるのだ。全て魔道具で魔石によって動いている先進技術帝国フロンティア。
護衛騎士デミオン・クレージュと共に新しい学園生活を始めるベアトリーチェ。学園で出会った新しい学友、変わった教授の授業。様々な出来事がベアトリーチェを大きく変えていく。
一方、国王の命でフロンティアの技術を学ぶためにレイノルドやジュリア、ルシーラ達も留学してきて楽しい学園生活は不穏な空気を孕みつつ進んでいく。
第二章は青春恋愛モード全開のシリアス&ラブコメディ風になる予定です。
ベアトリーチェを巡る新しい恋の予感もお楽しみに!
※印は回帰前の物語です。
文字数 108,522
最終更新日 2024.03.16
登録日 2024.01.31
姉には幼い頃から婚約者がいた。両家が決めた相手だった。お互いの家の繁栄のための結婚だという。
私はその彼に、幼い頃からずっと恋心を抱いていた。叶わぬ恋に辟易し、秘めた想いは誰に言わず、二人の結婚式にのぞんだ。
だが当日、姉は結婚式に来なかった。 パニックに陥る両親たち、悲しげな愛しい人。そこで自分の口から声が出た。
「私が……蒼一さんと結婚します」
姉の身代わりに結婚した咲良。好きな人と夫婦になれるも、心も体も通じ合えない片想い。
文字数 176,010
最終更新日 2022.02.19
登録日 2021.11.22
王太子ルールリアと結婚をして7年目。彼の浮気で、この世界が好きだった、恋愛ファンタジー小説の世界だと知った。
「前世も、今世も旦那となった人に浮気されるなんて」
悲しみに暮れた私は彼に離縁すると伝え、魔法で姿を消し、私と両親しか知らない秘密の森の中の家についた。
「ここで、ひっそり暮らしましょう」
そう決めた私に。
優しいフェンリルのパパと可愛い息子ができて幸せです。
だから、探さないでくださいね。
『お読みいただきありがとうございます。』
「浮気をした旦那様と離縁を決めたら。愛するフェンリルパパと愛しい子ができて幸せです」から、タイトルを変え。
エブリスタ(深月カナメ)で直しながら、投稿中の話に変えさせていただきました。
文字数 132,213
最終更新日 2024.04.25
登録日 2023.03.10
【本編完結】「本当に不妊の出来損ないだったとはね」美貌のΩ神崎美耶は結婚前の検査により不妊症と判明。冷酷な婚約者のα桐谷に婚約解消を言い渡される。
これまでちやほやしてくれていた周りの人間は掌を返したように冷たくなり、下級Ωまで美耶のことを笑う始末。
自信をなくし自暴自棄になった末レイプされた美耶を救ったのが大学時代の後輩礼央だった。礼央は学生の頃から美耶に片想いしていて、実は運命の番だった。
《包容力無限激甘α×強がり不憫美形Ω》
元クズ婚約者桐谷に散々蔑ろにされてきた美耶は、正体を隠していた年下最上級α礼央に溺愛される。
能力が高すぎる故に憎まれた美人Ωと、能力を隠して生きてきたαの恋を書いてみたいと思っています。
前半結構胸糞展開が続きます。
※オメガバース独自設定ありなのでご注意ください。
文字数 99,504
最終更新日 2021.09.17
登録日 2021.08.22
フランクール王国の第一王子のルシアンは夜会の席で婚約者アナスタシアを断罪し婚約破棄を宣言するが、浮気や金の使い込みを暴かれ逆に断罪され廃嫡のうえ、地方への追放が決定する。
ルシアンに長年思いを寄せていた、優秀な金庫番の男、ジルベールは国王陛下より、使い込みをしたルシアンと結婚してルシアンを見張るよう命令を受ける。
ルシアンは異性愛者だからと男同士の結婚に抵抗し、この結婚を『罰』だというのだが、何故かとっても楽しそうに夫夫生活の決め事を立案してくる。
断罪ざまあされた美形の王子様攻め×真面目で優秀な金庫番だけどちょっと鈍感受け
※異世界ですが魔法はありません
※R18は後半※でお知らせします
文字数 36,559
最終更新日 2024.06.30
登録日 2024.06.22
辺境伯の三男坊として転生した大賢者は、無能を装ったがために暗黒の森へと捨てられてしまう。次々と魔物に襲われる大賢者だったが、魔物を食べて生き残る。
こうして大賢者は魔物の力を次々と獲得しながら強くなり、最後には暗黒の森の王者、暗黒龍に挑み、手下に従えることに成功した。しかし、この暗黒龍、人化すると人懐っこい銀髪の少女になる。そして、ポーチから出したのはなんとiPhone。明かされる世界の真実に大賢者もビックリ。
そして、ある日、生まれ故郷がスタンピードに襲われる。大賢者は自分を捨てた父に引導を渡し、街の英雄として凱旋を果たすが、それは物語の始まりに過ぎなかった。
太陽系最果ての地で壮絶な戦闘を超え、愛する人を救うために目指したのはなんと日本。
テンプレを超えた壮大なファンタジーが今、始まる。
文字数 135,640
最終更新日 2021.12.13
登録日 2021.11.03
婚約者に嫌われていた。
自分の性格がよくなかったせいなのはわかっているが、それでも振り向いてほしくて、話し掛けたくて、最終的にねちねちと絡みに行く可愛げのない性格になってしまった。
どうせ振り向いてもくれないならとことん嫌われて自分の恋心を終わらせよう。そう思ってもっと嫌な奴になった。
ある時、いつも通り嫌味たっぷりに煽ったら婚約者が突然ブチ切れ、言葉にできないくらい散々な目に合わされた。
泣きながら「ごめんなさい」「もうしません」と繰り返しても婚約者は容赦が無かった。
そこまでする程に僕を嫌いなのにどうして婚約関係はそのままなのだろうか。耐えきれなくなった僕は逃げ出し、その渦中で死を迎えた。
──死ぬこともまた逃げ、か……。
死ぬ瞬間、そう自分を納得させる。
暗い意識の中、急に浮上したかと思えば僕は幼い頃の姿で目が覚めた。幸いにもその姿は婚約を結ぶ前の年齢の自分だった。
今度は婚約を回避しよう!
彼とは絶対に関わらないように。そうすれば必要以上の悪意に曝されることも、傷付くこともない。
同じことを繰り返してまた傷付くのは嫌だから。
2度と関わるつもりなんてないのに、何か見られてる…?いや、睨まれてる…?
え、こわ…というか避けているはずなのに、いつもやたら後ろや近くに居るのは気のせいだろうか…?
前回の人を煽りに煽る性格で婚約者をめちゃくちゃ怒らせたのがトラウマすぎてすっかり生意気が鳴りを潜めた主人公が、徹底的に避けているのに何故か元婚約者の男が気付いたら背後とかに居る話。
※話の都合上で無理矢理表現有り。苦手な方はブラウザバックお願い致します。
文字数 25,947
最終更新日 2025.05.18
登録日 2025.02.25
婚約者の侯爵子息に「灰色の人形」と蔑まれ、趣味の刺繍まで笑いものにされる伯爵令嬢エリアーナ。しかし、彼女が織りなす古代の紋様には、やがて社交界、ひいては王家さえも魅了するほどの価値が秘められていた。
ある日、自らの才能を見出してくれた支援者たちと共に、エリアーナは虐げられた過去に決別を告げる。
これは、一人の気弱な令嬢が自らの手で運命を切り開き、真実の愛と幸せを掴むまでの逆転の物語。彼女が「幸運を織る令嬢」として輝く時、彼女を見下した者たちは、自らの愚かさに打ちひしがれることになる。
文字数 11,389
最終更新日 2025.06.09
登録日 2025.06.07
三年の結婚生活を終え、
クリスティンはついに自分の意志で離婚した。
失ったものは何もない。
あるのは、これから自分で選べる未来だけ。
祖母が遺した香りの工房、
自分だけが扱える“特別な香り”、
そして、かつて心を揺らした人たちとの再会。
香りは人を狂わせることもあれば、救うこともある。
けれどクリスティンはもう知っている。
――どの香りをまとって生きるか決めるのは、自分。
離婚から始まるのは、
奪われない「私の香り」の旅。
文字数 63,287
最終更新日 2025.12.27
登録日 2025.12.04
【執着騎士×健気貧乏】
従わせることでしか愛を測れない騎士と、自己犠牲でしか居場所を作れない青年。
宮廷騎士フレアは「国民を護る騎士」と称えられながら、酒乱の父に刷り込まれた“支配=愛”の型から抜け出せず、荒れた実家で惰性のように生きていた。
ある日、巡回中にインチキ占いをしていた白い髪の青年ガシュウと出会う。文字は読めず、貧困が当たり前。それでも彼は、弟を守るために笑っていた。
軽口と小さな親切から始まった関係は、生活の差に押されて「言うことを聞けば金を渡す」という歪な契約へ変わっていく。
誰が誰を守るのか。優しさはどこから暴力になるのか。壊れかけた契約が、空白と破綻を越えて“家族”という居場所へ辿り着くまでの、甘くて痛い契約の物語。
文字数 134,273
最終更新日 2026.04.03
登録日 2021.10.01
