「自分」の検索結果
全体で32,274件見つかりました。
翌日、河野さんたちが合流し、5人でお昼を食べた。原田さんと秀子さんはもう帰るという。僕はちょっと怖かったけど、ワクワクもしていた。午後は河野さんと矢崎さんは釣りに行く。この時期だと堤防のあたりでクロソイが釣れるらしい。河野さんは僕が逃げないように、縛っていくという。2階のロフトに上るように言われ、そこで麻縄で後ろ手に胸回りもぎっちり縛り上げられた。矢崎さんに猿ぐつわをされ、足は股まで縛られた。上はセーターだけど下はデニム短パン。やはり寒い。2人は当分戻ってこない。ロフトの小さな窓から海が見える。まだ冬の日本海の佇まいだ。時を刻む柱時計の音だけ聞こえる。少年時代の記憶の迷路に迷い込んだかのよう。レトロな別荘の片隅に短パン姿の僕。縛り上げられている自分がいとおしい。
やがて2人が帰ってきた。釣果はやはりクロソイだった。結構長い時間縛られていたので、帰ってくるかちょっと心配だった。矢崎さんが魚をさばいて刺身とあら汁を作ってくれた。これがおいしい。
「やっと生き返りましたよ。長かった。でもおいしい」
「昼間はなかなか釣れないんだよ、クロソイは」
夜はポーカーをやろうということになった。僕が勝てば2人が持ち込んだ高いワインやシャンパンを飲ませてもらえる。負ければ勝った人にパドルでお尻をひっぱたかれる。昔アメリカの学校で使われていたような長方形の木のパドルだ。最初は勝ったり負けたりだった。でも僕の酔いが進むにつれてほとんど勝てなくなった。「痛ーい!」。僕のお尻の音が夜の静寂に響く。2人は深夜まで僕を解放してくれなかった。
翌朝は早く起こされた。犬の散歩が日課の河野さんは、代わりに僕を繋いで近所を散歩したいという。僕はまたセーターにデニムの短パン。麻縄で上半身をぐるぐる巻きにされ、その縄の先を河野さんが握っていた。この時期の別荘地の朝にひとけはない。坂が多いから河野さんにひっぱってもらう。結構爽やかな朝だけど、飼い犬の気持ちがわかった気がした。
散歩から戻ると、僕は体操服と紺のブルマーに着替えさせられた。脚は白のハイソックス。3人でお昼を食べ、原田さんが撮影した僕の緊縛ムービーを見た。夜までに帰ることになった。帰りはワゴン車を2人で交代して運転する。1人は僕と後ろのシートへ。僕はまたいつものように手足を縛り上げられておじさんの膝の上に。「躾は厳しく! 男の子にはまだまだお仕置きだ!」ハーッ! 「ごめんなさい」。ブルマーのお尻に平手打ちの雨。やっぱり2人とも筋金入りのスパンカーだ。ガレージで縄を解かれ、ブルマーのお尻に手を当てる。縄の跡も腕についている。
「俺が送ってやるよ。やあ楽しかった。また3人でどっか行こうぜ」と河野さん。
僕はまだお尻をさすりながら力なくうなずいた。
文字数 1,139
最終更新日 2022.08.16
登録日 2022.08.16
「ランドルフ様、私との婚約を解消しませんかっ!?」
子爵令嬢のミリィは、一度も対面することなく初恋の武人ランドルフの婚約者になった。けれどある日ミリィのもとにランドルフの恋人だという踊り子が押しかけ、婚約が不本意なものだったと知る。そこでミリィは決意した。大好きなランドルフのため、なんとかしてランドルフが真に愛する踊り子との仲を取り持ち、自分は身を引こうと――。
けれどなぜか戦地にいるランドルフからは、婚約に前向きとしか思えない手紙が届きはじめる。一体ミリィはつかの間の婚約者なのか。それとも――?
戸惑いながらもぎこちなく心を通わせはじめたふたりだが、幸せを邪魔するかのように次々と問題が起こりはじめる。
勘違いからすれ違う離れ離れのふたりが、少しずつ距離を縮めながらゆっくりじりじりと愛を育て成長していく物語。
◇小説家になろう、他サイトでも(掲載予定)です。
◇すでに書き上げ済みなので、完結保証です。
文字数 102,697
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.05.23
目立ちたくない。誰の目にもとまらない透明人間というよりは、道端に転がる石のような存在になりたいと願った。
我儘を言うならばこの世界に存在はしながらも、世間から隔てられた場所で星を見上げて生きていたい。
演劇部の裏方スタッフとして静かに活動する真壁益実(まかべ ますみ)は、幼い頃からカメラを愛していた。日常を切り取り、明るい空気さえも閉じ込めるカメラの存在は友人と言っても過言ではなかった。
しかし、あの夜を境に彼の道は音を立てて崩れ落ちる。
世間の目、家庭の崩壊、そして自身の「視ること」への罪悪感がここにいるべきではないと日陰の人生を歩み始めていた。
高校に入学した今はただ照明を組み、音響を操り、舞台の裏で光を支える日常にやっと居心地の良さを感じていた。
そんな彼の目に映るのは演劇部のエース・水澄流生(みすみ りゅうせい)。
華やかな才能、惜しまない努力、そして誰よりも舞台を愛する瞳。多くの人々を魅了する彼に、真壁もまた惹かれていた。
この気持ちが表に出ることは決して無い。自分は輝く星を見上げるだけの、道端の石であるのだから——
しかし、蹴られた小石は坂を自分では止まれない。
触れられたくない過去を、暴かれたくない感情を、星あかりによって照らされることになる。
交わらないはずだった道の上で、少年たちはそっと重なり合っていく。
文字数 37,522
最終更新日 2025.09.16
登録日 2025.08.02
世界各地で発生する“粘菌災害”。
腐食し、増殖し、群れとなった粘菌は、やがて意思を持つかのように移動を始める。
その進行先は、日本の一地方都市――翠ヶ峯市。
だが、その土地だけは違った。
発生した粘菌が、なぜか必ず枯れるのだ。
羽翠神社の息子であり、剣道部主将でもある高校生・真城透は、ある夜から奇妙な夢を見るようになる。
翠に輝く勾玉。
神鎖を纏った巨大な獣神。
そして、その背後に広がる、孔雀の羽のような神々しい光――。
『――来い』
夢の中で、自分を呼ぶ声。
やがて透は知る。
自らが、古代より封じられてきた異界の神《翠狼尊》と繋がる存在であることを。
神社庁直属の調査官・天城玲奈。
そして、修験道の系譜を持つ青年調査官・鷺沼颯真。
二人の来訪をきっかけに、封じられていた神話は静かに動き始める。
透へ強く惹かれていく颯真。
一方で、翠狼尊もまた、透を“自らへ繋がる唯一”として求め始めていた。
人として生きるのか。
神へ近づくのか。
侵食されていく世界の中で、
少年は“神”と“人間”の狭間へ引き裂かれていく。
和風伝奇× 邪神ホラー × 学園ダークファンタジー
『翠狼尊奇譚 ― 虚蛇、還る』
文字数 94,130
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.05.05
一作目正ヒロイン。からの続編は悪役令嬢(令嬢ですらない)となったキャラに転生した主人公。自分は一作目のヒロインちゃんが好きなんだ!悪役ムーブしないでやることやったらさっさと帰るから! と運命に抗う主人公の話。カクヨムにも投稿しています。
文字数 11,303
最終更新日 2022.01.13
登録日 2022.01.13
サルウィンの第二王女アンネリーエは、未来を見通す力を持つ【先見】の力を持って生まれ、人々から【先見の姫】と呼ばれていた。
ある日アンネリーエは、先見の力により、自分の命を狙う隣国リヴェニアの企みを知る。
そこでアンネリーエの命を救わんと手を挙げたのは、精鋭揃いと名高い第一騎士団を率いる団長ハロルド・クリューガー。
リヴェニア侵攻を提言した彼は、周囲の反対を退けるため、自分の未来を視てくれとアンネリーエに懇願する。
承諾したアンネリーエが視たものはなんと、寝台の上でハロルドに組み敷かれ、乱れ喘ぐ己の姿だった……
文字数 52,723
最終更新日 2023.03.19
登録日 2023.01.30
中国四大奇書のひとつ、水滸伝。
登場人物達が悲惨な結末を迎える展開が多いこの物語を幸せな方向へと書いてみたのがこの話です。
本来なら物語序盤で梁山泊の首領の座を奪われ命を落とす狭量で小心者の王倫(おうりん)。彼は何時の頃からか自分の身に起きるであろう出来事を夢で見るようになる。
さらには自分の余命まで知る事となり己を省みて一念発起。夢からの警鐘を活かして危機回避を目指しながら梁山泊には平穏をもたらそうと志す。そんな彼に影響を受け一人、また一人と新たな仲間が加わっていく。
残酷描写はないので苦手な方も安心。知略を駆使した壮大な駆け引きと予想を裏切る展開。何より好漢達が成長していく姿が面白い水滸伝がここに開幕。
この作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
文字数 359,049
最終更新日 2022.09.12
登録日 2020.01.27
親友の魔女が死ぬ直前、来世でも会いたいと願った魔女メデイアは親友に転生魔法を掛けた。が、実は親友の渾身のドッキリだったらしく、急に元気になった親友に驚いた際にうっかり転生魔法を自分に掛けてしまった。
人間に転生したメデイアはレインリリー=クリスティ伯爵令嬢となり、政略結婚相手の前妻の娘という事で後妻や異母妹、父から疎まれ使用人達からも冷遇されてきた。結婚相手のクレオン=ノーバート公爵は後妻や異母妹が流した悪女の噂を信じ、白い結婚を強制。三年後には離縁とすると宣言。魔女の鏡を見つけて親友と連絡を取り、さっさと故郷に帰りたいレインリリーからすれば好都合。
レインリリーはクレオンの愛する人が前世の自分と知っていて告げる気はないが、後に幼少期自分を助けてくれた魔女がレインリリーと知ったクレオンは今までの事を後悔し愛を囁くようになる。
※タイトルとあらすじを一部変更しました。
※なろうにも公開しています。
文字数 36,422
最終更新日 2023.07.05
登録日 2023.06.07
誰にも愛されず、自分の価値さえ信じられなかった美琴(22歳)。
子どもをかばい命を落とすと、異世界で目覚める。
現れた女神から与えられたのは、《魅了スキル》と絶世の美貌――街を歩けば告白され、贈り物は山のように届き、魔物までも転がるモテ無双ライフ。
けれど、心はどこか空しい。
そんなある日、本屋で静かに本を読む青年・セイと出会い、魅了スキルが効かない彼に、初めて“追う恋”を知る。
チートじゃ進まない恋にぶつかり、すれ違い、そして想いを伝えたとき、美琴は気づく――。
※ギャグ多め、セリフ多め、過去作短編リメイク化。なろう様でも投稿しております。
文字数 10,365
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
「どうしてゲームの中の僕は女の子になっちゃったんだろう」
謎の鬼面アバターとの出会いが、僕の小さな変革のはじまりだった。
大正時代をモチーフにした超バーチャル世界体験ゲーム《ヒノモトオンライン》。
通称《ヒノモト》と呼ばれるそのゲームでは、プレイヤーが心から望んだ姿が自動的にアバターとして生成される。
四季島夏樹(しきしま・なつき)。中学二年生の男の子。
なぜかヒノモトでは「ハルキ」という名前の巫女になってしまった夏樹は、自分のアバターに疑問を持ちながらも、飽き性の友人と一緒になんとなくゲームを楽しんでいた。
そんなある日、夏樹は毒の泉の中で身動きできずにいる謎の鬼面アバターを助ける。
呪われていたり、警察に追われていたりと、面倒ごとをたっぷり抱えている彼との出会いをきっかけに、夏樹の小さな小さな変革がはじまった――。
テーマパークのような世界《ヒノモト》を舞台に、
「どうして夏樹は女の子に?」
「鬼面って、いったい何者?」
という謎を追いながら、
イベントに参加したり、
スイーツの食べ歩きをしたり、
大正ファッションに着替えたり、
メロンパンの物怪と戦ったりして、
子どもたちがちょっとでも顔を上げて、
ちょっとでも前に進めるようになる。
そんなお話です。
※ 画像は「かんたん表紙メーカー」様で作成しました。
文字数 76,213
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.05
クール硬派黒髪スパダリ男子×ワンコ系甘えん坊男子のドロドロ甘やかしBL
里見 真司 40代後半 180cm
細身で黒髪、切れ長の瞳。クールで、自分にも人にも厳しい営業トップ。
実力もさることながら、うわついた部分もなく硬派なところもさり気ない気遣いが出来るところも女性にモテる。
ただ本心では…。
来海 とおる 20代前半 160cm
大卒の新入社員。高校・大学と体育会系の運動部で過ごす。人懐っこいキャラのため、可愛がられることが多かった。自分でも甘え癖を直したいと思ってはいるものの、未だに抜けきれず教育係の里見からはいつも怒られている。
浴室プレイ、拘束、媚薬、潮吹き、大量中出し、キスマ、噛み跡etc.
文字数 18,277
最終更新日 2025.08.22
登録日 2025.08.22
令和元年記念作品。
温め過ぎて、封印状態だったベタな異世界転移物です。
他サイトで掲載済みの物を掲載させて頂いています。
門井智美《かどい さとみ》31歳。
OL歴10年のぽっちゃり喪女な智美は、自分への誕生日プレゼントとして、国内の南の島への一人旅をするため船に乗船していたが、痴話喧嘩に巻き込まれて、喧嘩していたJKと一緒に海に落ちて溺れてしまう。
助けられて気がついたらそこは言葉の通じない異世界でした。
ムッツリ寡黙皇子×卑屈真面目ぽっちゃり喪女
R18は最初はさわりていどで、最終付近に入ります。
設定はきっちりしてある様で、抜けてますのであまり詳しく突っ込まれると作者が凹みます。
昔の書きかけの初めての異世界転移話なので、文体がとっ散らかっております。
文字数 150,579
最終更新日 2020.08.22
登録日 2020.07.23
リュシドール子爵の長女オリアーヌは七歳のとき事故で両親を失い、自分は片足が不自由になった。
それでも残された生まれたばかりの弟ランベールを、一人で立派に育てよう、と決心する。
子爵家跡継ぎのランベールが成人するまで、親戚から暫定爵位継承の夫婦を領地領主邸に迎えることになった。
最初愛想のよかった夫婦は、次第に家乗っ取りに向けた行動を始める。
八歳でオリアーヌは、『調理』の加護を得る。食材に限り刃物なしで切断ができる。細かい調味料などを離れたところに瞬間移動させられる。その他、調理の腕が向上する能力だ。
それを「貴族に相応しくない」と断じて、子爵はオリアーヌを厨房で働かせることにした。
また夫婦は、自分の息子をランベールと入れ替える画策を始めた。
オリアーヌが十三歳になったとき、子爵は隣領の伯爵に加護の実験台としてランベールを売り渡してしまう。
同時にオリアーヌを子爵家から追放する、と宣言した。
それを機に、オリアーヌは弟を取り戻す旅に出る。まず最初に、隣町まで少なくとも二日以上かかる危険な魔獣の出る街道を、杖つきの徒歩で、武器も護衛もなしに、不眠で、歩ききらなければならない。
弟を取り戻すまで絶対諦めない、ド根性令嬢の冒険が始まる。
文字数 152,169
最終更新日 2025.04.04
登録日 2025.03.02
学校内で「リアル王子様♡」と大人気なイケメン男子でありながらも、実は親友兼恋人に対してはめちゃめちゃ甘えんぼなスケベ男になっちゃういっくんと、自分にだけ超絶甘えんぼバブな彼氏くんが可愛すぎてついついめちゃくちゃ甘やかしまくっちゃうみやくんのイチャラブストーリー♪
作品内にて授乳手〇キやら顔面〇乗やら受けくんのことをママ呼びやらと、随所に変態チック場面が多数散りばめられておりますので読む際はどうぞご注意を!
※ R-18エロもので、♡(ハート)喘ぎ満載です。
※ 素敵な表紙は、pixiv小説用フリー素材にて、『やまなし』様からお借りしました。ありがとうございます!
文字数 10,404
最終更新日 2022.11.09
登録日 2022.11.09
大学受験に失敗したことで「優秀な双子の姉・爽月(さつき)の“出来損ない”」として罵られるようになり、家族に虐げられる日々を送っていた彩月(いつき)。
そんな彩月の唯一の楽しみは人生に絶望していた自分の心を救ってくれた元アイドル・「五十鈴 響夜(いすず きょうや)」の推し活であった。
迎えた二十歳の誕生日。「五十鈴 響夜(いすず きょうや)」の推し活をしていると、野良猫に襲われかけていた響葵(ひびき)と名乗る迷いうさぎを保護する。
月が昇った途端にうさぎから人間に姿が変わってしまった響葵だったが、その正体は「五十鈴 響夜」本人であった。
主君の命を受けて“月の姫”を探していた響葵だったが、とある事情から人間の姿になれなくなっていた。
誰にも聞こえなかったうさぎ姿の自分の声が聞こえたことで、彩月が“月の姫”であると確信した響葵。
そんな響葵に“月の姫”になるように頼まれるが、優秀な姉と違って取り柄がないからと彩月は断ってしまうのだった。
自分なんかが“月の姫”になれるのだろうかと悩む彩月。そんな彩月に自信を持たせようと愛してくれる響葵。
そんな二人を引き裂くように、彩月を疎む家族の魔の手が伸びるのだった――。
ひたむきな熱い想いはアイドルとファン、そして主人と従者の関係さえも越える。
推しへの情熱は誰にも止められない――!
優秀な双子の姉と比較されてきた不遇な妹 × 次の主君を探して月から降り立った元アイドルのうさぎ青年
推し活する月の姫と推されるうさぎの種族と身分を越えた現代版・竹取物語、ここに開幕。
※以前掲載していた作品を改題の上で加筆修正したものです。
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタ、ノベマ!等でも掲載中
文字数 235,023
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.10.04
婚約者のエドワードは、侯爵令嬢である私ではなく、妹のミリーを愛している——。
休日のデートも、家まで送ってくれるのも、全部は妹に会うため。
そんな二人の想いに気づいてしまった侯爵令嬢アデレードは、自分から身を引こうと決意する。
けれど問題があった。
この国では、高位貴族の令嬢が婚約を失えば、その先の結婚は絶望的。
誰にも愛されないまま生きる未来が怖かった。
だからアデレードは思いつく。
「婚約破棄する前に、“愛される練習”をしてみよう」と。
向かったのは、浮気相手を探す秘密の夜会。
しかしパートナーすら見つけられず途方に暮れていたところを、年下の美少年レオに助けられる。
優しく手を取られ、抱きしめられ、初めて「求められる」喜びを知るアデレード。
けれど彼には、大きな秘密があって——?
勘違いだらけの鈍感令嬢と、執着強めな年下公子のすれ違い溺愛ラブコメ。
文字数 12,307
最終更新日 2026.05.23
登録日 2026.05.17
ヴァンガルド公爵家の令嬢リーザエッテは王立貴族学園の卒業パーティーで、婚約者であるエリック王太子から婚約破棄を言い渡された。
さらに7日後、リーザエッテは王太子殺害を企(くわだ)てた罪で処刑された。
それは冤罪――ではなかった!
「だって私、悪役令嬢ですもの」
しかもリーザエッテにとって処刑エンドは4回目だったのだ。
罪を重ねすぎたリーザエッテに、天界の遣いである天使は、
「つぎ生まれ変われるのはマリモくらいです」
と告げた。美しい自分の容姿と華やかな宮廷生活を愛していた悪役令嬢リーザエッテは、もう一度人生のやり直しを決意する。
「5回目の人生でまた罪を犯したら、もう生まれ変わることはできない。魂は消去(デリート)されてしまう」
と警告されたリーザエッテは、毒殺という悪役令嬢的手法に頼らずハッピーエンドを手に入れなければならない。
しかし婚約者のエリック王太子は過去4回とも、どこぞの男爵令嬢に夢中になったポンコツ王子と名高い男。
リーザエッテ嬢はいかにして幸せを手に入れるのか?
※物語冒頭、主人公のリーザエッテがかなり悪い子ですが、話が進むにつれてちゃんと倫理観のある行動を取ってゆくようになります! 生温かい目で見守ってやっていただければ!
文字数 26,170
最終更新日 2023.02.22
登録日 2023.02.19
底辺屑Dom×高スペ王子様系Sub
低スペックで暗くて底意地の悪いDomに何故か惚れきってる高スペック美形Sub男子の、とっても短い話。
王子様系Subにちょっかいかけてる高位Domもいます。
※前中後編の予定でしたが、後編が長くなったので4話に変更しました。
◇大野 悠蘭(ゆらん) 19/大学生 Sub
王子様系美形男子、178cm
秋穂の声に惹かれて目で追う内にすっかり沼。LOVELOVEあいしてる。
◇林田 秋穂(あきほ)19/大学生 Dom
陰キャ系三白眼地味男子 170cm
いじめられっ子だった過去を持つ。
その為、性格がねじ曲がってしまっている。何故かDomとして覚醒したものの、悠蘭が自分のような底辺Domを選んだ事に未だ疑心暗鬼。
◇水城 颯馬(そうま)19/大学生 Dom
王様系ハイスペ御曹司 188cm
どっからどう見ても高位Dom
一目惚れした悠蘭が秋穂に虐げられているように見えて不愉快。どうにか俺のSubになってくれないだろうか。
※連休明けのリハビリに書いておりますのですぐ終わります。
※ダイナミクスの割合いはさじ加減です。
※DomSubユニバース初心者なので暖かい目で見守っていただければ…。
激しいエロスはございませんので電車の中でもご安心。
文字数 13,348
最終更新日 2023.05.13
登録日 2023.05.11
「私はファルビア王子殿下と運命の恋に落ちたんですっ! 殿下は私に愛を誓ってくれたわ。私を伴侶にしてくれるって、約束してくれました! だからこうして会いにきましたわ」
この国の第一王子ファルビアと、めくるめく一夜を過ごしたと語る町娘、メロイーズ。
メロイーズは自分こそがファルビアの運命の伴侶だと主張するも、ファルビアの婚約者令嬢リステアは冷静に問いかけた。
「あなたが恋に落ちたとおっしゃるお相手は、この王子ですか? それともこちらの方?」
「……は!?」
果たして第一王子ファルビアの運命の恋の相手はメロイーズか、それとも婚約者令嬢リステアなのか――?
※他サイトにも掲載します。
文字数 14,899
最終更新日 2024.12.30
登録日 2024.12.30