「一口」の検索結果

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現代文学 連載中 短編
『悦楽はあまりに富んでいるが故に苦痛を渇望する。地獄を憎悪を屈辱を不具を――一口にいえば世界を――』あたし渇望してるの。
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小説 22,095 位 / 22,095件 現代文学 727 位 / 727件
登録日 2009.02.12
ライト文芸 完結 短編
代々続く名門・水鏡(みかがみ)神社の分家に生まれ、「神童」ともてはやされた浅葉奏(あさば かなで)。 幼い頃から神様の声を聞くことができた彼は、しかし十八歳の誕生日を境に、その不思議な能力を失ってしまう。 「出来損ないめ」 才能を失った奏に浴びせられたのは、本家の跡継ぎである完璧な兄・律(りつ)からの冷たい言葉だった。 家を追い出され、降りしきる雨の中、都会の片隅で絶望に打ちひしがれる奏。彼が雨宿りのために駆け込んだのは、忘れられたように佇む一軒の古道具屋「夕凪堂(ゆうなぎどう)」だった。 そこで彼を待っていたのは、古風な着物をまとった美しい少女・紬(つむぎ)と、一匹の三毛猫・琥珀(こはく)。 紬に差し出された温かいお茶を一口飲んだとき、奏は店内に置かれた古道具たちから、ざわめくような不思議な「声」が聞こえることに気づく。それは神様の声とは違う、モノに宿った記憶や想いの断片だった。 神様との対話能力を失った代わりに、モノと対話する新たな能力に目覚めた奏。 彼の力を見抜いた紬は、店の品々に宿る想いが集まって生まれた付喪神(つくもがみ)であること、そして猫の琥珀が猫又であることを明かし、奏に住み込みで働くことを提案する。 これは、神様に見放された一人の青年が、モノと人、そしてあやかしが集う温かな古道具屋で、失くした絆と自身の居場所を見つけ出す、優しい再生の物語です。
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小説 222,788 位 / 222,788件 ライト文芸 9,410 位 / 9,410件
文字数 24,384 最終更新日 2025.09.21 登録日 2025.09.21
ホラー 完結 短編
ある日、ふと立ち寄った不思議な店で口にした一口の菓子。その味は甘くも苦くもなく、得体の知れない快感と共に体を侵食していく。やがて主人公は日常の感覚を少しずつ失い、味覚だけでなく、記憶や痛み、やがては自分自身さえも曖昧になっていく。 唯一、あの店での食事だけが、自分を繋ぎ止める糸となっていた。しかしその代償は、確実に彼の世界を蝕んでいく――。 幸福と喪失、快楽と恐怖が交錯する繊細で幻想的な物語。 この作品には添削等に一部生成AIを利用しております。 規約→https://openai.com/ja-JP/policies/row-terms-of-use/
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小説 222,788 位 / 222,788件 ホラー 8,226 位 / 8,226件
文字数 8,211 最終更新日 2025.06.26 登録日 2025.06.26
恋愛 完結 ショートショート
部活の帰り小腹を満たすため 夕陽が見える高台の公園で 私はパンを 彼はコーラを お互い分けっこするのが日課 雨以外は、何時もココに! 「あっ!メロンパン......俺の分は?」 「今日は1個だけ!」 口にパクッとメロンパン! 「一口ちょうだい!一口!」 そう言うと無理矢理パクッと! 「もぅ--っ」 「じゃコーラ ひと口ちょうだい!」 夕陽が見える、この公園が好き! と言ったあなた! あたしも...... 好き!なんだよ! こんな日々がずっと続くと想っていた。
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小説 222,788 位 / 222,788件 恋愛 64,965 位 / 64,965件
文字数 2,378 最終更新日 2019.09.11 登録日 2019.09.11
恋愛 完結 短編
人は愛されてこそなんぼだ。 アイドルとして順風満帆な人生を送っていた花月林檎は、自分の容姿、雰囲気、振る舞い…それらから得られる全てを享受しながら生きてきた。 そんな花月にも理解できないモノがあった。 友人もいない、愛想も悪い、本ばかり読んでいて、そして、私にも興味がない人間、時津胡桃。 一人孤独に、自分の中だけで生きている時津とちょっとしたことで共に行動することになった花月は、段々と彼女の隣で居心地の良さを感じるようになっていくのだが…。
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小説 222,788 位 / 222,788件 恋愛 64,965 位 / 64,965件
文字数 36,145 最終更新日 2024.09.27 登録日 2024.09.11
ファンタジー 連載中 ショートショート
『眠れぬ夜のファンタジー』 今夜、眠れなかった理由を、月は何も聞かずにただ見ていた。 言葉にできない痛みを抱えたまま、 ミナはカップにカモミールを注いだ。 湯気の向こうで、心が少しだけ、まるくなるのを感じながら。 そのとき、窓の外にふわりと光る影が舞い降りた。 「こんな夜に起きてるなんて、なかなかの夜更かし名人だね」 そう言って笑ったのは、 月のかけらでできた、小さな配達人だった。 名は“ルミ”。 夜に起きている人だけに届く、夢のかけらを運ぶ妖精だという。 「今日はちょっと特別な夢を届けに来たんだ。 “自分を責めなくていい”って書いてある、あったかい夢だよ」 ルミはポケットから、光る紙切れを一枚取り出して、 ミナの手のひらにそっと置いた。 そこには、丸文字でこう書かれていた。 “あなたが無理しないで笑えた日が、 本当の幸せのはじまりなんだよ。” 読んだ瞬間、ミナの胸の奥で、 きゅうっと結んでいた何かが、ほどけた。 「これ、効き目はゆっくりだけど、ちゃんと効くよ。 だから焦らなくて大丈夫。 今日、笑えなかったって? ううん、ちゃんと生きてたじゃない。 それって、すごく大事なことなんだよ。」 そう言って、ルミはまた空へと舞い上がった。 ミナはカモミールの最後の一口をすすると、 まぶたがすっと重くなった。 明日も、きっとまた色んなことがある。 でも今夜だけは、自分を責めるのをやめよう。 ただ静かに、優しく、眠りに落ちてみよう。 ――それが、ルミの夢の効き目だった。
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小説 222,788 位 / 222,788件 ファンタジー 51,738 位 / 51,738件
文字数 13,889 最終更新日 2025.04.17 登録日 2025.04.06
現代文学 連載中 ショートショート
母を亡くした悲しみにくれる少年が前を向くまでのショートストーリー オムライスにはいろんな人の思い出が詰まっています。 その思い出が熱いうちにどうぞ、一口でも召し上がってください。
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小説 222,788 位 / 222,788件 現代文学 9,378 位 / 9,378件
文字数 2,200 最終更新日 2024.05.14 登録日 2024.03.14
恋愛 完結 長編
傲慢な上級悪魔との出会い。 私が差し出した一杯のコーヒーが、彼と私の運命を変えた。私は、もう一度笑うことを選んだ。――これは、再生と恋の物語。 これは魔界でのお話。魔界のカフェで働く下級悪魔のエリィは、おっちょこちょいで見下されていてどの職場にいても長く続かなかなった。 でもそんな、エリィの淹れるコーヒーだけは絶品だった。 ある日、エリィの働くカフェに魔王サタンの右腕として知られるルシファーが来店する。 一杯のコーヒーを所望し、一口飲むと、屋敷のメイドにするといわれるが……。 長編バージョン、スタートです!
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小説 222,788 位 / 222,788件 恋愛 64,965 位 / 64,965件
文字数 61,971 最終更新日 2026.02.28 登録日 2025.07.27
ミステリー 連載中 長編
その村の野菜は、脳髄が痺れるほどに甘く、恐ろしいほどに「生」の味がする――。 『神隠しの土壌』 【ようこそ、死さえ忘れた楽園へ】  地図から消された山奥の集落、比那代村(ひなしろむら)。  そこは、真冬でも青々とした作物が実り、老人たちが若者のような艶やかな肌で笑い合う、常春の桃源郷だった。  警視庁捜査一課のエース・成瀬彰(なるせ あきら)は、信じていた上司の裏切りにより、全てのキャリアを奪われ、この村の駐在所へと左遷される。  それは赴任ではない。社会からの「廃棄処分」だった。 【与えられるのは、禁断の果実】  村人が親切な笑顔で差し出すトマト。一口かじれば、身体の底から力が湧き上がり、疲労も痛みも消え去っていく。  だが、その活力と引き換えに、成瀬は違和感を覚え始める。  夜な夜な畑を耕す音。甘ったるい腐臭。そして、村の誰もが口を閉ざす「行方不明者」たちの行方。  この肥沃すぎる土壌は、一体「何」を養分にして、これほどの生命を育んでいるのか? 【狂気と純愛が交錯する、極限の人間ドラマ】  村のタワーの最上階、ガラスの檻に幽閉された美しき少女・陽葵(ひまり)。彼女の瞳は何を映しているのか。  「僕が力になりますよ」と、完璧な笑顔で近づく少年・一馬(かずま)。その理知的な眼鏡の奥に潜む冷徹な計算。  そして、「ここから逃げろ」と石を投げつけ、成瀬を拒絶する不良娘・結衣(ゆい)。彼女の乱暴な振る舞いに隠された、悲痛な叫びとは。 【30年前の遺言、そして反撃の狼煙】  徐々に変異していく自らの肉体。蝕まれる理性。  成瀬が絶望の淵で見つけたのは、かつてこの村で消息を絶った父・壮一郎が、命を賭して床下に隠した「一冊の手帳」だった。    父から子へ。過去から未来へ。  受け継がれたのは、泥にまみれた「正義」のバトン。  人は、喰われるだけの家畜か。それとも、運命を切り拓く獣か。  東京の腐敗した権力、村を支配するマッドサイエンス、そして人間の尊厳をかけた戦いが今、幕を開ける。  深く、深く掘り起こせ。  その土の下には、あなたが想像しうる「最悪」すら生温い、真実が埋まっている。
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小説 222,788 位 / 222,788件 ミステリー 5,239 位 / 5,239件
文字数 79,992 最終更新日 2026.02.01 登録日 2025.12.23
児童書・童話 連載中 ショートショート
ある森の中心に、小さなカフェがありました。そのカフェの名前はクローバーカフェ。一人の人間の女性、ミランダが営んでいます。カフェの扉を開けると、ミランダの手作りの料理の香りが漂います。温かなスープやふんわり焼き上がったパン、甘いデザートなど、ミランダの心温まる料理がテーブルに並びます。一口食べると、その美味しさに心が満たされ、幸福な気持ちに包まれます。カフェには、食事を楽しみたい方や困っている方など様々な種族が訪れます。ミランダは彼らを温かく迎え、手助けをします。そのおかげで、カフェを訪れた方々は新たな希望を見つけることができるのです。ぜひ、あなたもミランダのクローバーカフェに足を運んでみてください。彼女の心温まる料理と優しい笑顔が、あなたにも幸せなひとときをもたらしてくれるでしょう。カフェはいつもあなたを温かく迎え入れ、心の寄り添う場所となることでしょう。
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小説 222,788 位 / 222,788件 児童書・童話 3,983 位 / 3,983件
文字数 1,544 最終更新日 2023.06.19 登録日 2023.06.19
ファンタジー 完結 短編
 異世界に転生したハシモトは、ガチャやオリパが好きな社会人3年目であった。  一口500円で何万円もするカードやフィギュアが手に入る。  初任給で大人買いをして、ハマってしまって抜け出せない趣味。  金遣いは荒いが、その分大きなリターンを得ることもあった。  パチンコやスロットの話題を聞き流し、彼はガチャガチャやオリパをこよなく愛した。  そんなハシモトが異世界に転生すると、そこはもう天国ではないか…… 【モンスター発生源を書きながら投稿、気晴らしなので超短編です】
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小説 222,788 位 / 222,788件 ファンタジー 51,738 位 / 51,738件
文字数 11,100 最終更新日 2023.05.22 登録日 2023.05.21
ファンタジー 完結 短編 R15
屋敷近くの貸倉庫にやってきた貴公子のフォルテとメイドのピアニーと老執事のアレグロの三人。 目的は秋の収穫祭に提供するビールの視察。 成人のピアニーはビールマイスターのドワーフにジョッキ一杯のビールを手渡され、一口で半分を飲んでしまう。 これを見たビールを飲んだことのないフォルテは自分も飲めると判断し、無断で飲んでしまう。 しかしこのビールは通常よりもアルコール度数が高く、そもそもアルコール耐性のない彼は案の定酔いつぶれてしまう。 看病するピアニー。 しかし酔いつぶれた彼は普段絶対に見せない表情を見せたり、変に素直だったり、猫耳をつけても怒らなかったり。 「これは絶好のチャンスなのでは?」 魔が差した彼女はついついイタズラしてしまう。 登場人物 ピアニー・ストーリー 田舎生まれ田舎育ちのピアニスト。宮廷音楽家を夢見て都入り。奇跡的にピアノ家庭教師の職にありつけるも大家に騙されて借金を背負わされてしまう。ロバのように愚鈍と馬鹿にされがち。世間知らずな一面あり。性格は控えめ、胸も控えめ。 フォルテッシモ・シュバルツカッツェ お城生まれお城育ちの貴公子。才能に恵まれているが教育環境のせいかやや粗暴。人を見る目や人間関係に恵まれているものの人を見下す癖があるおぼっちゃま。ただ惚れ込んだ人間(ピアニー等)は守るためなら金に糸目を付けないなど大事にしようとするのでそこまで根は悪くない。良くも悪くも成長中。 悪名高いシュバルツカッツェ家の次期当主。 ※こちらは特別読み切り短編となっています。 本編である長編を同作者名アルファポリス内にて連載中です。 気になった方はぜひそちらまで足をお運びください。
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小説 222,788 位 / 222,788件 ファンタジー 51,738 位 / 51,738件
文字数 6,538 最終更新日 2021.08.29 登録日 2021.08.29
大衆娯楽 完結 短編
これは丼に沈む快楽と葛藤の物語。 いけないと分かっていても、つい手を伸ばしてしまう。そんな“食の業”に取り憑かれた「私」が語るのは、ただのグルメ体験ではない。 一日五食のカツ丼生活。サクサクの衣、トロリとした卵、甘辛いツユ——その一口一口が、理性を溶かし、欲望を解き放つ。 食べ方の手順、味の配分、七味投入のタイミングまで、まるで儀式のように描かれるカツ丼との対話は、滑稽でありながらどこか切実。 これは、カツ丼を通して人間の弱さと快楽の深淵を覗き込む、濃厚で哲学的な“丼文学”の一篇。
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小説 222,788 位 / 222,788件 大衆娯楽 6,002 位 / 6,002件
文字数 2,662 最終更新日 2025.10.28 登録日 2025.10.28
恋愛 完結 短編
少女ローラは、村の決まりで人喰い鬼の生贄として選ばれた。 普通なら悲観するところだが、死にたがりの彼女には願ってもない話で、ルンルン気分で鬼の棲家へ向かう。 だが、いざ鬼に体を差し出すと、一口かじるや否や「うぇぇ、苦っ!」と言われて吐き出されてしまう。 どうにか死にたいローラは、自身を美味しく食べてもらうべく様々な方法を試みるが——。 ※小説家になろう様にも同時掲載しています。
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小説 222,788 位 / 222,788件 恋愛 64,965 位 / 64,965件
文字数 6,737 最終更新日 2021.06.01 登録日 2021.06.01
ライト文芸 連載中 長編
「僕は君の幻覚だよ」 亡くなった友達の幻覚が見えるようなった高校生のお話しです。
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小説 222,788 位 / 222,788件 ライト文芸 9,410 位 / 9,410件
文字数 36,040 最終更新日 2026.05.03 登録日 2026.02.14
経済・企業 連載中 短編
「私、また仮面をつけないといけないんだろうか……」 誰にも名前を覚えてもらえない総務の事務OLが、突如として異世界の超エリート外資系投資銀行「シルバーマン・ノヴァク」の七戦略本部に召喚される。彼女の新たな職場は、金融データと魔力が混ざり合う戦場だった。彼女の持つ能力は、その“本音”を強く共鳴させてしまう力。エビフライ弁当を一口かじるたびに「おいしい……」と涙が出そうになるほど、心は疲弊していく。これは、等身大のOLが、理不尽な魔法外銀の世界で、自分の弱さと向き合いながら「居場所」を探すファンタジー成長譚。 —————— * 投資銀行 * 異世界ビジネス * 現代知識チート * 企業サバイバル * OL * 異世界召喚 * 金融 * 社会派 * 成長 * 魔法×経済 *社畜
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小説 222,788 位 / 222,788件 経済・企業 408 位 / 408件
文字数 14,099 最終更新日 2025.12.14 登録日 2025.12.07
ファンタジー 完結 長編 R15
 アラン・フルーリーは兵士になった。  軍服を着たいと思ったことなどなかったが、それが、彼の暮らす国、イリス=オリヴィエ連合王国での[義務]なのだから、仕方がない。  マグナ・テラ大陸の南側に突き出た半島部と、そこに連なる島々を国土として有する王国は、[連邦]と[帝国]という二大勢力に挟まれた永世中立国だった。  王国に暮らす人々には、誰かに押しつけたい思想も、誇示したい権威もない。  ただ、自分たちのありのままの姿で、平穏に暮らせればそれでよかった。  だから中立という立場を選び、連邦と帝国が度々、[大陸戦争]と呼ばれる大戦を引き起こしても、関わろうとはしなかった。  だが、一口に[中立]と言っても、それを維持することは簡単ではない。  連邦、あるいは帝国から、「我々に味方しないのであれば、お前も攻撃するぞ! 」と脅迫された時に、その恫喝を跳ねのけるだけの力が無ければならない。  だから、王国は国民皆兵を国是とし、徴兵制を施行している。  そこに暮らす人々はそれを、仕方のないことだと受け入れていた。  国力で圧倒的に勝る二大勢力に挟まれたこの国が中立を保ち、争いに巻き込まれないようにして平和を維持するためには、背伸びをしてでも干渉を拒否できるだけの備えを持たなければならなかったからだ。  アランは故郷での暮らしが好きだった。  牧歌的で、自然豊かな農村での暮らし。  家族と、愉快で愛らしい牧場の動物たち。  そこでの日々が性に合っていた。  軍隊生活は堅苦しくて、教官役の軍曹はしょっちゅう怒鳴り散らすし、早く元の生活に戻りたくて仕方がなかった。  だが、これも義務で、故郷の平穏を守るためなのだからと、受け入れた。  幸い、新しく配属になった分隊は悪くなかった。  そこの軍曹はおおらかな性格であまり怒鳴らなかったし、仲間たちもいい奴らだ。  この調子なら、後一年残っている兵役も無事に終えられるに違いない。  誕歴3698年、5月22日。  アランは、家に帰ったら母親が焼いてくれることになっているターキーの味わいを楽しみにしながら、兵役が終わる日を待ちわびていた。  これから王国と自身が直面することになる運命など、なにも知らないままに……。   ※本作の本編、「イリス=オリヴィエ戦記」は、カクヨム、小説家になろうにて掲載中です。長編であるためこちらに転載する予定は今のところありません。
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小説 222,788 位 / 222,788件 ファンタジー 51,738 位 / 51,738件
文字数 119,744 最終更新日 2024.08.23 登録日 2024.04.27
ホラー 連載中 ショートショート
一口ホラーという名の短編小説まで辿り着けなかった残骸集 別名よくわからないネタ集
24h.ポイント 0pt
小説 222,788 位 / 222,788件 ホラー 8,226 位 / 8,226件
文字数 6,473 最終更新日 2026.05.03 登録日 2026.04.04
現代文学 連載中 ショートショート
5000字未満の短編たち さくっと読める、一口サイズの物語たちです。 小説家になろう、カクヨム、時空モノガタリ、その他公募に応募したものです。 箸休めにどうぞ 更新は不定期です
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小説 222,788 位 / 222,788件 現代文学 9,378 位 / 9,378件
文字数 36,199 最終更新日 2017.03.19 登録日 2016.06.04
恋愛 完結 ショートショート
雨の降る夜。私は一人で飲んでいた。 「もう帰りや」 とマスターが一言私に言った。 壁に掛けてある時計に目を向けると11時45分をさしていた。終電はギリギリの時間だった。 「もう少し飲むわ」 とお酒をまた1杯頼んだ。 「どうせどこにいても一人。だったら今はここに居たいの」と思い、グッと一口。喉が熱いのを感じた。 誰かの声を聴いていたいだけ。そんなことを思いながら一口、もう一口とグラスに口をつけていた。 すると聴き覚えのあるメロディーが耳に、カラオケで誰か歌うのだろう。 前奏を聞くだけで思い出すことがたくさん・・・ 「やめてください」と言い出せず仕方なくお酒を喉に流した。 帰ろうと思ったが雨はまだ降っていた。傘は持ってきてない。 「帰りたくない。帰りたくない。」と、また一口喉に流した。 「今更あの人の愚痴なんて言う気はないの」そんな思いをお酒と一緒に流し込んだ。 そうやって飲み始めて2~3時間。 あの人への未練が消えない自分。そんなこと考えながら一人で飲むお酒。こんなにわびしい物はないと思った。 「これ余っても仕方ないから」 と小皿をマスターがくれた。 ふと顔を上げた時に腕に2,3粒涙が落ちた。 「タバコの煙が染みちゃったみたい」 と口にしてしまった。マスターは何も言わず洗い物をちゃちゃっとすまし、カウンターにおしぼりを一つ置いた。 しかし続けざまに 「私酔ったら勝手に帰るわね。気にしないで。」 と付け足した。マスターはにっこりと微笑んで作業に戻った。 「雨はまだやまないのね。だからもう少し。」と思ったが、そうじゃないと思った。 「飲んで忘れたい。今まではいらない。今日は、今日だけは・・・」 そう思うとグラスに口をつけて喉を熱くした。
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小説 222,788 位 / 222,788件 恋愛 64,965 位 / 64,965件
文字数 701 最終更新日 2021.09.27 登録日 2021.09.27
82 12345