「平野」の検索結果
全体で67件見つかりました。
文字数 6,458
最終更新日 2022.02.22
登録日 2022.01.08
永禄九年九月。上野国箕輪城は武田信玄の猛攻によって落ちた。
城方だった新陰流の達人上泉信綱は、穴山信君の説得を受けて武田信玄に降る。だが、あろうことか信綱は、信玄への謁見の場で、隠居と新陰流流布の旅立ちを願うのだった。このとき信綱は、五十八歳。〈宿志〉実現には後のない年齢だった。
武将としての才を惜しむ信玄は、後日使者を派遣する旨言い置いて謁見の場を立つ。
一方、信綱の養子秀胤は、武田ではなく北条氏康に降ろうと考えていた。秀胤は、風魔小太郎と連絡を取り合いつつ、腹心猪子兵四郎に信玄の使者を斬るように命じる。
だが、そのもくろみは、富田一法斎なる兵法者の出現によって崩れ去る。武田の使者は無事到着し、信玄が信綱の隠居と新陰流流布の旅立ちを許したことを伝える。
武田の使者の去り際、猪子兵四郎を斬った富田一法斎が大胡城を訪ねてくる。翌日、富田一法斎と名乗るそっくりの人物が、もう一人信綱との試合を求めて大胡城を訪れてくる。不審に思った信綱が確認を命じると、始めに来た一法斎はいなくなっていた。二人の訪問の目的は何か?
同じ頃、上杉謙信に追われた忍びの名人加藤段蔵が〈新陰流陰の流れ〉の秘密とその奥義書を手に入れるべく上野国に現れる。秀胤の妻てるの方に仕える侍女早苗は、その段蔵の弟子だった。段蔵は早苗に命じて〈新陰流陰の流れ〉について調べ始めるが、それは新陰流へと至る〈陰の流れ〉の歴史を知ることだった。驚くべきことに、信綱には忍びの術が伝えられていたのである。
だが、どう調べても奥義書の存在がつかめない段蔵は、ついに上泉信綱と直接対決し、奥義書を奪おうと考える。
段蔵との戦いを制した信綱は、第二の人生を一介の兵法者として生きるために上泉城から旅立つのだった。
文字数 102,870
最終更新日 2022.05.23
登録日 2022.05.21
文明六年、太田道灌は江戸城で歌合の会を催した。とき、あたかも道灌の主筋山内上杉家では、次の家宰職を巡って長尾景春と叔父との間に軋轢が昂じていた。
歌合のテーマは「海上うみの夕立」。長尾景春が謀叛すれば、関東は夕立で収まらず嵐になると予感する道灌が詠んだ歌は……。そして、勝負の相手木戸孝範が詠んだ歌は……。 さらに、その驚くべき理由とは……。
登録日 2023.05.21
加賀百万石の祖前田利家は、幼名を犬千代、元服して又四郎、後、又左衛門と名乗った。犬千代の頃、異装異形のガキ大将織田三郎信長に魅了され、自ら望んで小姓となる。信長も犬千代を可愛がり、寝るときも一緒だったが、長ずるに従い無聊の日が多くなっていった。そんな又左衛門は、信長の気持ちを信じて……。
登録日 2023.05.17
時は、現代…何だが。
君達が知ってる今とは違いまくってる。
銃器、車、剣、魔法、AI…そう、仮想と思われたものが普通の日常にあるのだ。
そんな日常にある国…いや正式には「新帝国ギルバート」
ここは、貧民と富民に別れている。
いわゆる、スラム街というものがあるのだ。
そんなスラム街の一角に、ポツンと何でも屋の看板を掲げてる建物があるのだ。
そこで働いてる…いわゆる…社長?つーか…まあ…1人しかいないんだけどよ…泣
…話が脱線したな、そこで働いてる1人の男から、話が始まる。
新帝国ギルハートの説明
ギルハートは、「旧帝国・ギルハント」だった国です。
ギルハントの時代は、民を奴隷、人体実験とし、国の強化を図ろうとした貴族達がいました。
その貴族達の欲望を阻止しようと、ギルハントの民は反乱。
結果、反乱軍が勝利を勝ち取り。貴族達は処刑されたのでした…。
その時、反乱軍を率いた将軍「ギルハート」と言う、女性がいました。
その女性は後に、新帝国のシンボルとなります。
ギルハートの国は、周りが森や、砂漠、平野、山岳部…色々な地形に囲まれた国です。
…さて、長らく説明をしましたが、つーか、こんな説明で良いのか?
…ま、いいか、これから慣れていけばいいかな…この記録をここに記す。
文字数 106,478
最終更新日 2021.01.20
登録日 2019.08.01
2649年(光復元年)に地球世界を襲った天変地異の結果、日本列島は複数の国家に分裂し、各地で内戦が頻発していた。特に首都圏を擁する関東平野での戦乱が注目されるが、それと並んで重要なのは西日本、瀬戸内海を戴く西国である。そこでは近畿・中國地方と九州の軍勢が、瀬戸内海を巡って戦闘を繰り広げていた。その狭間にあって、最も深刻な無政府状態に陥っていたのが…四国であった。海に囲まれた四国は、本州から遮断された資源の枯渇、住民同士の衝突による内乱、そして…相次ぐ盗賊の蹂躙に苦しめられていた。
この事態を乗り越えるべく、四国4県の生存者は同盟し、中立国共同体「南海コモンウェルス」が結成された。こうした中で2666(光復十八)年、地元の女学生「松山なつき」姉妹は、志を同じくする「鵜久森ミナト」らと出逢った。やがて彼女らは、四国の自由と平和を取り戻すため、コモンウェルスの義勇軍「サイドワインダー」を編成した。そして2669(光復二十一)年…弱き立場の人々を救い、分断された日本国家の統一・独立を成し遂げ、世界の秩序を変えるための初陣が、芸予諸島にて開戦した。九州の「神田エルンスト」「夢宮魅咲」や、異界から来訪した妖魔「十三宮澪花」らも援軍に参戦。四国と瀬戸内を愛する少女達との寝食を共に過ごし、戦い抜いた彼方へと開花する「私」の未来を信じて…出撃!
登録日 2023.04.25
文字数 47,318
最終更新日 2019.05.11
登録日 2019.04.23
うっかり女神の転生ミスで、異世界に転移したミサイル護衛艦フワデラ。この突然の出来事に、乗組員全員がパニックに陥った。そんな中、フワデラは未知の大陸を発見。大陸を調査するため、艦長と精鋭の水陸機動隊48名が選ばれ、未知の地へ上陸。そこで謎の爆風に巻き込まれ、彼ら全員が幼女となってしまった!
幼女艦長と249名のクルーたちの異世界サヴァイバルが始まる。
「ときに平野くん?」
「はい。なんでしょう艦長」
「幼女である私が君のおっぱいを揉んだとしても、これはセクハラにはならないのではないだろうか? だって幼女だし」
「そうでしょうか。そうかもしれません。帝国に戻った際に奥様に確認してみます」
「ごめんなさい」
※現代日本ではなく帝国と呼ばれる異世界日本から異世界へ転移したお話です。
※作者にはミリタリー知識はありません(大事)。ドタバタ人物劇です。
※音声読み上げ対応。無音を無くしてVOICEVOXでも止まらないように"努力"してます。
文字数 482,596
最終更新日 2023.12.26
登録日 2022.05.07
超異常特殊犯罪や探偵殺しが蔓延る2040年の日本。警察組織は異能犯罪から完全に手を引き、新しく設立された一流の名探偵たちの組織、通称DI7が国民の心の拠り所となり、活躍を日々見せていた。
ある日、巻き込まれ体質な高校生・平野紫水は何者かに拉致監禁された。
静かな夜。目を覚ますと、そこは廃校の教室だった。突如として現れたのは自分をDI7から来た超一流名探偵の黒瀬憐と名乗る、右目を覆うように雑に包帯を巻いていた銀髪の黒スーツ姿の少女だった。
「ボクを今ここで殺せば事件は解決する」
「……?」
初対面で意味の分からないことを言う憐に対して紫水は疑心暗鬼の念を抱きながらも、そこで聞かされた、並行して起きていた妹の平野ミユ誘拐事件に2人で挑むことになる。
捜査を進めていくうちに、妹を含む誘拐された可能性の高い人達にはある共通点が見つかった。同時に、犯人は自分の中の異能を目覚めさせてしまう劇薬であるレボトキシンを服用し、能力者・エフェクターである可能性も出てきてしまった。しかし、危険な事件であろうが、妹を助けるため、紫水と憐は止まらない。
SF×異能×推理のジャンル超越ミステリ――。
登録日 2023.11.28
俺の家の近所に、可愛いが少し頭が残念な女の子がいる。その名は、『平野千里』男みたいな名前だが、歴とした女の子だ。なぜなら、俺とあいつの母ちゃんは、偶然にも友達で、偶然にも同じ病院で産まれ(年は違うぞ)たのだ。俺は、あいつのオムツも替えた事もあるし、おっぱいは無理だが、一緒にお風呂に入った事もある。そんなあいつを…俺は…俺は…『セフレ』にしたいと企んでいる。
それも、この夏休みの間に、あいつをセフレにして、俺は童貞を卒業したい!期間は、1週間。なんで、1週間なんだって?それは…
文字数 4,537
最終更新日 2017.09.01
登録日 2017.09.01
入学式、廊下を歩いていた平野山茶花は地元では有名なお嬢様である帝野桔梗とすれ違い、美しいという印象を受ける。
しかし桔梗は何の脈絡もなく山茶花に対して暴言を吐き、殴り合いの喧嘩へと発展する。
高校生活一日目から大喧嘩を起こした二人だが、同じ時間を過ごすごとに少しずつ仲が深まっていく。
そんな二人の下へと集まってくるのは変人ばかり。担任の向日葵アルファ、生徒会長の菫ラムダ。
二人の高校生活はキラキラとした青春からはどんどんと離れていき……?
これは、一般家庭に生まれた平野山茶花とお嬢様の帝野桔梗の物語。
二人の高校生活をちょっとだけ覗き見していきませんか?
文字数 23,815
最終更新日 2024.01.15
登録日 2023.12.29
平野文次朗は、旗本の部屋住み。御役目を求めて日々奔走するも、うまくいかない。勉学に集中したいと願っているのに、金がなく、しかも手すさびで書いた戯作が評判になってしまい、なぜか書肆の番頭に追いかけられてしまう。そんな最中、文次朗は馴染みの古本屋から用事を頼まれ、それが思わぬ形での事件につながっていく。
文字数 22,132
最終更新日 2021.05.22
登録日 2021.05.09