「戦地」の検索結果
全体で124件見つかりました。
大陸最強とも名高きノーザンブリア帝国の守護者、北方騎士団の長である騎士団長・シグルドは、齢39を迎えようとしていた。
絶えなき異民族の侵攻に対し、メイトと呼ばれる公私を共にする相棒に背を預け、死を恐れることなく戦地を駆ける北方騎士団において、シグルドは唯一人メイトを持つことのない孤高の騎士として前線に立ち続けて来た。
内戦、紛争、戦へと駆り立てられる日々の中、王都から監察官を名乗る男・アレックスが送り込まれて来る。
上官に当たる中央の第一騎士団団長より、アレックスのメイトとして直々の指名を受けたシグルドは、かつて失ったメイトに酷似した男の存在に戸惑いながらも、久方振りに他人と生活を共にし始める。
雪に閉ざされた北辺の地。堅物ながらも押しに弱いシグルドに、アレックスは強気に迫って来て……
身体から紐解かれる、運命の愛。
最愛の似姿の向こうに陰謀と革命の狼煙が上がり、止まっていた時が音を立てて動き始める――
※中途、主人公×モブ描写があります。
文字数 2,135
最終更新日 2021.10.31
登録日 2021.10.31
辺境の領地に住む領主の娘花が好きなガーベラは王都から来た騎士と出会う。獰猛で、戦地に飛び込み敵を恐れぬ鬼神と呼ばれる…代々騎士として王に仕える一族の末の息子…シュアンと。
花令嬢と同行したばかりに…婚約者になったり魔族に遭遇したり…惑わされる日々を送り始めたシュアン。二人のその先はどうなるか。
年の差のある二人が結ばれるまでの物語。
文字数 24,779
最終更新日 2021.03.09
登録日 2021.01.10
お前の声が、世界を滅ぼす。
予言により、隠されるように神殿の中で育てられてきた主人公。 生まれたときから家族から引き離され、彼女は他人の温もりさえ知らなかった。
そんな彼女に手を差しのべたのは、心優しい王子。彼は、主人公に人間とは何かを教えていく。心を通わせ、愛し合うようになるふたり。
しかし神殿の主張に真っ向から対立する彼の行動は疎まれ、戦地へと追いやられてしまう。そして、敵陣にて命を落とすのだった。王子の訃報を聞いた彼女は、この世界すべてに復讐することを決意する。禁じられていた声を発したとき、彼女が見たものは……。
この作品は、小説家になろうにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さんに描いていただきました。
文字数 1,019
最終更新日 2020.12.02
登録日 2020.12.02
「くそったれーーー!」
アイリスは戦争中のアルバトリスタという国に住む少し口が悪い十六歳の女の子。
戦時中の最悪の環境でも一人でなんとか頑張る毎日。
ある日不思議な泉にたどり着いて、そこが元いた空間とは違うところだと気づき、普段は処罰が怖くて言えないような国への悪口を叫びまくるようになった。
「何がそんなに悲しいの?」
ところがそこへ突然この世の者とは思えない絶世の美男子が現れた。そこはなんと精霊王が棲む泉だったのだ。
最悪の出会いにも関わらず、優しい精霊王に惹かれていくアイリス。
そんなある日、ボロボロになって道端に倒れている少年を見つける。
連れ帰った少年、ルトと徐々に家族になっていったアイリス。
何年も精霊王への叶わない想いを募らせていたけれど、ある日成長したルトが徴兵で戦地へ連れていかれてしまう。
悲しむアイリスの力になろうと、精霊王は魔法の力を与えた。
あれ、この力があれば、私って何やっても安全なんじゃない?
よし、城に乗り込んで、国王に戦争を止めるよう直談判してやるわ!
これは、後にフェリアエーデンの初代女王となるアイリスと、精霊王と、とある少年の恋のお話である。
※拙作「精霊と会話できる私は、どうやら初代女王の生まれ変わりのようです(書籍 生まれ変わりなんて聞いてないっ!)」の主人公ナディアの前世であるアイリスのお話です。このお話単体でも読めますが、上記作のネタバレを含みます。
文字数 46,853
最終更新日 2020.06.22
登録日 2020.06.15
登場人物紹介
◇ライシス・クラディッシュ 26歳《国境の騎士団長、やがて救国の英雄となる》
◇ミシェル・フランシス 21歳《男装した女性騎士、戦時中の性欲処理も…》
◇キクルス・クラディッシュ 30歳《ライシスの兄 クラディッシュ伯爵家当主》
◇レオン・ミステリア 22歳《ミシェルと同期の騎士 ミシェルは命の恩人》
あらすじ
幼い頃、老女と共に隣国との国境で行き倒れていたミシェルは、武門として名高いクラディッシュ伯爵家で育てられて年の離れたライシスを兄とも慕い、恋心を持つようになるが、そんな彼女にライシスは徐々に冷たくなっていく。
剣の才能を見出された彼女は頭角を現し、やがて戦地で戦うライシスの元に騎士団の一員として駆けつけたいと申し出る。
念願が叶い、過酷な状況の元、男装騎士として活躍するミシェルはやがて、隊長であるライシスの性欲処理として扱われるようになり、終戦を迎えるが……
王道・ハッピーエンドのフィクションです。
◇ムーンライトノベルズさまでも投稿しています(別作者名ですが同一作者です)
2023年6月23日完結しました。
ありがとうごさいます。
文字数 66,711
最終更新日 2023.06.23
登録日 2023.06.16
艶やかな黒髪を持つ公爵令嬢スカーレットは聖女ではあるが、その見た目と聖女らしからぬ力ゆえ、嫌忌されていた。
そんな中で周囲を信用できず、あらゆる者を遠ざけていたスカーレットだが、唯一無二にして心を許したのは無愛想な彼女の婚約者、ウィレム。
ウィレムはスカーレットにとって心の支えであり、自分が生きる理由であった。
しかし、そんなウィレムが前々から自分を疎んでいたことを知り、スカーレットはウィレムに迷惑をかけたくないと婚約を破棄することに踏み出る。
だが破棄話の前にタイミング悪く出陣要請がかかり、ウィレムと話をつける前にスカーレットは戦地へ赴くことになってしまった。
そこで不幸なことに命を落としてしまうスカーレット。
その報告を耳に入れウィレムは…
文字数 23,553
最終更新日 2018.09.24
登録日 2018.07.14
★第7回アイリスNEOファンタジー大賞にて、金賞をいただきました!書籍化予定
ソアリスは、お城に勤める22歳。
結婚したのは10年前。
とにかくお金が欲しい伯爵家と
名誉が欲しい成金の子爵家の契約結婚である。
結婚当時、夫のアレンディオは15歳の伯爵令息。ソアリスは12歳の子爵令嬢。
「なんで君なんだ」
「…………そうですよね、私もそう思います」
会話は続かず、黙ってお茶を飲むこと数回。互いのこともよく知らぬまま、わずか3か月後にはアレンディオは騎士として戦地へ旅立った。
「跡取りだからお金さえ払えば兵役を免除されるのに、そんなに私との結婚がイヤだったの……?」
そして10年間、形式的な手紙が半年に一回やってくるだけで、相変わらず互いのことは何も知らない。
成金だった実家の没落により、ソアリスはお城勤めを開始して22歳になっていた。
ところが、まさかのまさかで夫のアレンディオは大活躍し、将軍として数々の武功をあげる。
そして長らく続いた戦に勝利し、凱旋するという噂が。
結婚していることをふと思い出したソアリスは「これで離婚できる」とほっとする。
この10年、城で王女さまの金庫番として確固たる信頼を得た彼女は、
もうそろそろ自由になってもいいのではと思っていた。
「英雄になった彼には、もっとふさわしい相手がいるはず」
しかし現れた彼は、ソアリスに会うなり「早く結婚式を挙げよう」と言い出した。
握りしめていた離婚申立書を渡す暇もないままに、報奨金の一部だという巨大な邸へ連れ去られ、予想外の溺愛生活が始まる。
「君は10年前と変わらず可愛らしい」
「旦那様、戦で目をやられましたか」
立派になりすぎた夫と、どうにかして離婚したい妻の攻防録です。
登録日 2021.01.18
最強ではない主人公による異世界召喚英雄譚。
現代の戦地で 戦鬼 と言われた男ザンと魔法世界で魔法を授からなかった少女クリム。
二人の会合は互いに何をもたらすのか―――。
文字数 8,811
最終更新日 2020.10.15
登録日 2020.10.01
「人が星を作るとき、その星は人のために尽くすように役目を与える。失敗するかもしれないけど、その人の願いが必ず宿っているんだ…。」
…人類は予言者・占星術師・科学者たちから告げられる、数多の人類滅亡の予言を乗り越えた。新たな国造りのために人工惑星が造られた遠い未来でも、生きるため争い、執着する。AIプログラムを施された惑星は何を思うのか。かつて星に世界を与えたと言われる巨大機体【タイタン号】とともに、レジスタンスの少女【レオ・キャンソン】は戦地へと赴く。そして遠く、長く、険しい旅路が彼らを襲う…。
多種多様なロボットを駆使し、人工惑星を駆け抜ける超未来ロボットSF冒険譚!
※注記を必ず一読してから閲覧してください。
文字数 513,027
最終更新日 2024.05.06
登録日 2023.02.14
舞台は近未来の、とあるアジアの島国です。財政的に豊かな国で、移民・難民を多く受け入れ、人口の十八パーセントまでが移民という設定です。
はっきり日本としてもよかったのですが「政治的なメッセージがある」と誤解されるより、ひとつの娯楽小説として読んでほしかったので、細かい設定を日本の事情とは変えました。
内容はというと、記録的な大雪の降る中、二月九日の午前一時二十二分から午前九時二十三分にかけて起きる閣僚暗殺事件とその顛末を描いています。
この未来においてはテロや戦争による暴力の連鎖が止まらぬまま、発達した生命工学とサイバネティクスの利用により、人間以上の能力を持つ「超人」兵士が戦地や犯罪現場で暗躍するようになっており、本作に登場する公安の捜査官もそして犯人も、ともに人間ではありません。
さらにこの主役の捜査官をサポートする公安の警部は、この国の生まれではないヨーロッパからの移民です。
物語は閣僚暗殺のあと、地下に潜って逃げようとする犯人と、それを追う捜査官の対決へと収束していきます。
捜査官は生まれながらに犯罪者を抹殺するべく造られているので、大脳の情緒を司る部分に制御を受けており、人間なら当然もっているはずの感情を持ち合わせておりません。
この捜査官の役割は逮捕も裁判もなしに犯人を射殺することなのですが…
『彼』は犯人と地下深くで対峙し対決するうち、ある壮大な秘密に気がつくことになります。
登録日 2018.12.15
時は統一歴300年。大陸全土を覆った戦争の後、人々は平穏な日々を過ごしていた。戦争を終結に導いた伝説の存在「漆黒の聖女」が創った国に住む青年、シグルもその一人だった。しかし、突如隣国が六十万もの大軍を率いてシグルの国に侵攻を開始。不意を突かれた帝国は三十万もの若者を徴兵することを決め、シグルは意に反して戦地に赴くことになる。しかし、その戦争はたった一人の異邦人が仕組んだものだった。すべてのピースが揃った時、あまねく世界の終焉の始まりが訪れる。
文字数 22,556
最終更新日 2022.03.20
登録日 2022.03.20
死の間際一人の男は50を過ぎて凡人の自分を振り返った。戦闘能力、知能全てが平凡。稼ぎも多くはないが生きていけないほどでもない。妻をもらい二人の子どもにも恵まれた。しかし、妻からの愛情も徐々に失われ、子ども達も自分の元からは巣立っていった。自分の人生を振り返り一言で言い換えれば「よくある人生」
そんなある日、ミッションで訪れた戦地で平凡男は軍にはめられた。死ぬ間際に平凡男は涙を流し、呟く。
「もう一度…最初からやり直したい…。」
男の心臓は止まった…が、不思議なことに目を覚ますことになる。
ただ、目を覚ました男が見た風景は自分がいた戦場ではなく、懐かしき、家族の風景だった。
平凡男はもう一度人生をやり直す。
RESTARTするのである。
文字数 12,256
最終更新日 2023.07.10
登録日 2023.07.05
[平凡な傭兵♂ × ストーカーの引きこもりハッカー♀]
戦地でピンチに陥る傭兵の青年を、幾度も(勝手に)助けてきた引きこもりハッカーの少女。地球の裏側で激化する戦争に少女が手を焼く中、またもどこぞの小競り合いに赴いた青年が爆発に巻き込まれーー
「非科学的で非論理的な感情が自分にもあったなんて、ドン引きだわ」
コンプレックスから一歩踏みこめない凡人の青年と、人との関係を諦めている常識知らずの少女とが、少し歩み寄るまでの話。
「お前の連絡先、教えてくれ」
「いつでもどこでも、上を見てあたしを呼べばいい」
「……頼もしすぎる」
前後編の全2話短編。
登録日 2023.08.17
近世ヨーロッパ。
ある地方の国の物語。
ある日、アミュエラは不思議な夢を見た。
それがいつのものなのか、そして現実のものなのかは定かではない。
その経験の中で彼女はあっけない死を迎えていた。
夫が結婚前に戦地からつれて帰国した奴隷の少女が愛人となり、その子供を産んだ時。
アミュエラは子供を産めない無能な女と蔑まれ、離縁を告げられた。
憎しみと怒りは彼女に呪いの言葉を吐かせ、アミュエラは魔女として処刑される。
結婚のときに神に誓った、浮気をしないという約束。
それが守られなかったと嘆きながら死んだ。
そして、目覚めた朝、その夢の舞台は現実の数年後のことだと知る。
アミュエラは現実で、夫の愛を取り戻そうとする。
しかし、彼は結婚を控えたまま、帰国前に戦死してしまい――?
文字数 29,300
最終更新日 2020.12.10
登録日 2020.11.22
日本政府は血癒島内にて発生中の暴動、いや殺戮を隠蔽した。
特選群所属の近衛弘正2等陸佐・赤城小鳥3等陸佐は上官に呼び出され事実上のクビを言い渡される。
混乱する両名の前に防衛省の役人、氷室京香が現れ再就職先としてブラックヘブンという民間軍事会社を勧めてきた。契約兵(傭兵)は国に属さない。つまり法律に縛られない。
死臭と死肉が漂う戦地にて二人はゾンビのような者と相対する。
※毎日投降
登録日 2018.10.07
これは、少女ウシワカの滅びの物語――。
神代の魔導と高度文明が共存する惑星、ヒノモト。そこは天使の魔導鎧を科学の力で蘇らせたロボット『機甲武者』で、源氏、平氏、朝廷が相争う戦乱の星。
混迷を深める戦局は、平氏が都落ちを目論み、源氏がそれを追って首都キョウトに進撃を開始。そんな中、少女ウシワカは朝廷のツクモ神ベンケイと出会い、神造の機甲武者シャナオウを授けられる。
育ての親を討たれ、平氏討滅を誓い戦士へと覚醒するウシワカ。そして戦地ゴジョウ大橋で、シャナオウの放つ千本の刃が、新たなる争乱の幕を切って落とす。
【illustration:タケひと】
文字数 247,320
最終更新日 2020.09.12
登録日 2020.08.08