「問い」の検索結果
全体で1,194件見つかりました。
忘れたはずの場所に、再び足を踏み入れた一人の人物。
そこは、時間が止まったような静かな町――そして、どこか懐かしさを孕んだ場所だった。
手がかりもないまま進むうちに、
不可解な出来事や断片的な記憶、そして「自分を知っている誰かの気配」に導かれていく。
やがて浮かび上がるのは、
“思い出せない過去”ではなく、“思い出したくなかった真実”。
それは、ただの記憶ではない。
心の奥底に封じ込められた、ある約束と、ある時刻にまつわる物語。
この物語は、
「失ったものをどう受け止めるか」
「忘れることと覚えていることの意味」
を静かに、しかし深く問いかけてくる。
読み終えたとき、きっとあなたの中にも、
ひとつの“音”が残るはずです。
文字数 7,379
最終更新日 2026.04.12
登録日 2026.04.11
あの夏、僕は出会った。どこか懐かしくて、それでいて見知らぬ彼女に。
初めての一人暮らしに寂しさを覚え、病の時には誰かにそばにいてほしいと願う、そんな彼女に。
だけど何より重要なのは、彼女が、三年前、忽然と姿を消した『彼女』と、見た目がそっくりなだけでなく、声までもが完全に重なることだ。
僕が彼女を問い詰めようと決心した時、彼女は顔を背けて否定した。だけど、その一瞬、恐怖に染まった彼女の横顔が、僕の脳裏に焼き付いて離れない。
物事は、見た目ほど単純ではないのかもしれない。
君のことを、もう少しだけ、教えてくれないか。藤原さん。
文字数 55,504
最終更新日 2025.10.08
登録日 2025.08.28
彼女に隠してた秘密がバレてしまった髙木。「これは何?」と問い詰められている最中、突然、インターホンが鳴り、、、
文字数 752
最終更新日 2025.02.08
登録日 2025.02.08
灰村(はいむら)シンディは夢の中で光り輝く本を手に入れる。
しかし翌朝、その本は彼女の腕の中にあった……開くとその内容は『シンデレラ』の童話本。
その童話本は優希に問いかける……『全知全能の力を手に入れたくないか?』と。
声に導かれるまま童話本からシンデレラの力を引き出し変身したシンディには突如現世に現れた魔物を倒す使命を課せられる。
聞けば同様の力を持った少女たちが他にもいるらしい。
全知全能の力を手に入れられるのは一人だけ……目的達成のためライバルを退け頂点に昇り詰めろ!!
目指すは唯一無二の童話のプリンセス!!
文字数 27,758
最終更新日 2020.07.08
登録日 2020.05.14
NHKスペシャルで、ポーランドとベラルーシの国境地帯の難民問題を見ていた。安全な日本の暖かい部屋で、女性難民の「Please treat me like a human being」という言葉が胸に突き刺さった。
支援者は「世界が寛容になることだけ」と語る。しかし、世界は今、右傾化と分断の波が押し寄せている。人間として扱われることは、当たり前の権利のはずなのに。
テレビという安全な装置を通して見る現実に、私たちは何ができるのか。少なくとも、この問いかけから目を背けず、より寛容な世界への一歩を踏み出すことから始められるはずだ。それは、画面の向こう側からの切実な訴えへの、私たちなりの応答となるだろう。
文字数 1,724
最終更新日 2025.02.16
登録日 2025.02.16
万物が記憶を持ち、もつれている世界。雨降る荒れた街角で、たったひとり、少女が目を覚ます。彼女に残されていたのは、名前と、悲しみを呼び寄せる氷の魔法、そして黒い蓮の花。記憶は呪いか、それとも救いなのか。あらゆるものに"はじめて"触れながら、アヴァはその問いを胸に、いまを歩きはじめる。凍りついた彼女のエントロピーは、誰かとの絆によってかすかに動き出した。
人と時間、そして記憶をめぐる物語。
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時計塔と海の上の城が見守る港町ネーベで目を覚ましたアヴァは、時間を逆行する物、レディオラリアと呼ばれる謎の生命体、魔法を放つ度に襲う誰かの嘆き、そして過去を呪う人々を目の当たりにする。必死に生き延びようとする彼女に対して、容赦なく流動する世界は、どんな過去と現実を送るだろうか。過去を忘れ去ることで訪れる新しい自分は、かつての理想になれるのだろうか。
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【私を壊す、私の魔法】
【あの子は――優しかった。優しすぎた。】
【いつか懐かしむために、私は今日も生きていく】
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※定期的に見直しを行っているため、加筆や補完、更新がある場合があります。
文字数 131,756
最終更新日 2026.04.12
登録日 2025.11.10
「正解」のないこの世界で、私たちは何を信じて生きていけばいいのか。
アリストテレス、デカルト、ショーペンハウアー、ヘラクレイトス…
教科書の中に閉じ込められていた哲学者の言葉が、現代の孤独な魂と共鳴し、SFミステリーの調べとなって蘇ります。
愛する人を失った痛み、自分が誰かわからない恐怖、満たされることのない欲望といった、私たちが日々の生活で蓋をしている「根源的な問い」に光を当てた連作短編集です。
物語の主人公たちは皆、自らの思考が作り出した檻の中で、もがき、絶望し、そして最後に「自分だけの真理」を見出します。その結末は、決して甘いハッピーエンドではないかもしれません。しかし、読後、あなたの見ているいつもの景色が、昨日とは少しだけ違って見えるはずです。
知性が孤独を抱きしめる、静かで美しい物語。
今夜、あなたの心の檻にも、小さな星が灯りますように。
週末限定連載
カクヨム・なろう・アルファポリスにて同時連載中
文字数 39,386
最終更新日 2026.04.04
登録日 2026.02.22
――どうして、こんな所でこの人に会うのよっ!?
上司である、鈴木 翔一課長と共に訪問した取引先で、赤瀬 紗里奈は会いたくもなかった高校の先輩、加納 大樹と再会する。何とかその出来事をスルーしようとする紗里奈に、現恋人?である鈴木 龍樹副社長が問い詰めて来る。龍樹に反発する紗里奈に、今度は加納が接近してきて……?
意地っ張りで頑固な彼女と、腹黒で策士な彼の攻防戦。
*「逃げまくる私と、追と思います。
*ヒロイン鈴木 春奈の親友、営業補佐の赤瀬 紗里奈の物語になります。「逃げまくる私と、追いつめる彼」「囚われた私と、可愛がる彼」の続編です。こちらをお読みいただいてからの方がお話が分かりやすいと思います。
登録日 2015.11.09
およそ15年前に起こった戦争は、世界の殆どの大地を破壊した。人間は生きる大地を失い、多くの命は失われた。
かつて、“ニホン”と呼ばれた大地の一つ。海辺にはガラクタがうず高く積み上がる。少年は、その山脈の傍に続く長い一本道を毎日歩く。ガラクタ山脈には、沢山の“言葉を持たない生物”が存在する。彼らと会話をしたり、海の向こうを眺めたりすることが、少年の日常であり人生だった。
このセカイには一体何があるのだろう?陽の光を避けるように、錆びた鉄クズの下に潜り込むヤドカリは答えない。少年の問いかけに答える存在は、このガラクタ山にはないのだ。
色のない少年に色を与えたのは、海のようなアオだった。
登録日 2018.05.01
妹、なんと素晴らしい響きなのだろうか。
この言葉を聞くだけで心が踊り震える。
この世の全ての男子に問う。
「妹とはなんだ!!!!!!!」
この問いに対しての答えは2年前のあの日から持っている。そう!妹とは神!
俺が掲げる第一信条「妹にあらずんば人にあらず!」 高校二年の夏 俺こと水草達也は入道雲が立ち上る晴天の青空へと叫んだのだ。
文字数 1,061
最終更新日 2022.02.15
登録日 2022.02.15
十歳の誕生日、アデル・フォン・アスカムは激しい頭痛に襲われた。意識が朦朧とする中、断片的な記憶が脳裏を駆け巡る。桜並木の道、幼い少女の手、そして、冷たくなっていく自分の体。栗原海里。十八歳。日本人。それらの断片は、まるで他人の人生の断章のようだった。
そして、神。神との出会い。絶望と後悔に満ちた自分の魂に、神は優しく問いかけた。「望みを叶えましょう。」 海里は、神に懇願した。「次の人生は…能力は平均値でお願いします!」 周囲の期待に応えられず、息苦しい日々を送ってきた彼女は、ただ平凡に、平均的に生きたいと願ったのだ。
しかし、目の前に広がるのは、豪華絢爛なアスカム子爵家の邸宅。そして、自分自身は、貴族の令嬢として育てられていた。これは、願った「平均値の人生」とは程遠い。 頭痛が治まった後、アデルは自分の異様な能力に気づいた。魔法、剣術、あらゆる分野において、並外れた才能を示すのだ。決して「平均値」ではなかった。
「一体…どういうことなの…」
アデルは、自分の境遇を受け入れられずにいた。彼女は、平凡な日々を夢見ていた。普通の学校に通い、普通の友達を作り、普通の恋をして、普通...
文字数 1,394
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
こんとおそらのものがたり
こんは、みどりののはらに寝転び、
今日も大好きなおそらに問いかけます。
「おそらさん、どこまでつづいているの?」
その声にこたえて、
ちょっとぬけている、でもとてもやさしいかみさまが、
こんのために、そらからすてきなおともだちを呼んでくれました。
星を見つめたガリレオ、
風の音に耳をすましたベートーヴェン、
花のささやきを聞いたラマルク、
そして、世界にやさしさを届けたマザー・テレサたち──
彼らが、こんの素直な「なぜ?」に、
やさしいことばでこたえてくれます。
こんは、かぜを感じ、はなのにおいを知り、
いちごのあまさにしあわせを見つけ、
世界がひろく、ふしぎで、あたたかいことを、
ひとつずつこころにたくわえていきます。
けれど──
こんは、空を見上げながら、
おそらからふってくるばくだんやミサイルのことも、問いかけます。
こたえのない空。
それでもこんは、言います。
「ぼくは、おともだちのままでいたい。」
まだ知らないことばかりの世界で、
それでも“しりたい”と手を伸ばす。
これが、
こんの、ほんとうのゆめのはじまりでした。
文字数 3,755
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.07.10
花屋として静かに暮らす青年ミシェルは、〈亡き者〉を送り出すもうひとつの顔――葬儀師としての使命を抱えている。
銀の髪と紅い瞳を持つ彼は、生まれ故郷で“忌まわしきもの”と呼ばれた過去を持ちながらも、育ての父ヴァレリアンの教えを胸に、シカトリスの街で日々を紡いでいた。
ある日、彼は“掟の書”レーグルにまつわる奇妙な言葉を遺されたことをきっかけに、自分の存在に絡みつく謎へと足を踏み入れていく。
夢に現れる亡き人々、過去の街プレシュールの幻影、そして自分と同じ外見を持つ者たちの葬送――それらはすべて、ひとつの真実へとつながっていた。
ミシェルは問い続ける。
「自分は何者なのか。なぜ生かされ、何を愛されているのか。」
花と死をめぐる静かな旅路の先で、彼が見つけるものとは――。
文字数 212,304
最終更新日 2026.06.04
登録日 2026.01.31
生まれつき魔力の所有量が多かった小国の姫レオーネは、その力を目的とされ大国の王子と婚約した。
時は流れレオーネは十五歳となり、大国の学園へ留学することに。
顔を合わせた婚約者は、態度がどことなくぎこちない。
レオーネは婚約者に問いた。
「私の今後の身の振り方に対して、何かご要望はありますか?」
そして婚約者は答える。
「婚約、なかったことにしないか」
文字数 59,200
最終更新日 2025.02.15
登録日 2024.12.16
これは、ある中学生二年生が、
宇宙人の存在をきっかけに考えた、
知性と観測についての仮説である。
見えないものは、存在しないのだろうか。
宇宙はあまりにも広く、
地球とは異なる物質や法則で成り立つ生命が
存在しても不思議ではない。
もし宇宙人が、人間の目に映らない存在だったとしたら、
私たちはそれを「いない」と判断してしまうのではないか。
本作では、
存在とは何か、
知性とは誰が決めるのか、
そして、理解できない存在と人類は
どのように向き合うべきなのかを問い続けていく。
これは物語ではない。
答えのない問いを、
観測し、考え続けるための思考の記録である。
文字数 2,683
最終更新日 2026.02.01
登録日 2026.02.01