「重」の検索結果
全体で11,889件見つかりました。
暗がりの市道。兄はいつもの帰り道に足を止め、ポケットの中で鍵の冷たさを確かめる。空気が重い。足音も車のライトも、どこか遠い。やがて──声がする。神とも悪魔ともつかない、ひんやりした声。
「蘇らせよう。ただし条件がある」 「条件って…?」 「倫理を、道徳を、裏返しに捨てることだ。生き延びるためにそれらを放棄するか、拒むか。選べ」
兄は短く笑った。笑いは冷たく、震え混じりだ。 「そんなもの、簡単に捨てられるか。妹を失うくらいなら、俺はそれを取らない」 声は色を変えずに続ける。 「ふうん。では、知らせておこう。お前の妹は数年前、こちらで送り込んだ。生きていればいいな」
言葉は薄く、残酷に落ちた。血の匂いが戻ってくるような気がした。兄の喉元を一瞬、誰かが掴む。問いが喉に詰まる。視界に映るのは見慣れた通り、見慣れた看板。だが彼の足は勝手に動き出していた。駅の改札を抜ける。商店街を抜ける。呼び止める声を探すように。
角を曲がると、妹はそこにいた。けれど立ってはいなかった。彼女の身体は路傍に寄り掛かり、服は裂け、血の線が舗道に細く描かれていた。誰も振り向かない。通行人は足を速めるだけだ。
「ミリア! ミリア!」
叫びが喉を切り裂く。胸を抉られるような沈黙の後、兄は何もできずに立ち尽くした。やがて、目に浮かんだのはあの声の冷たさと、告白のような一語だった——「生きていればいいな」。
静寂の中で、ナイフが落ちているのが見えた。女神が渡したという、ただのナイフ。彼はそれを拾い、血まみれの手で刃を確かめる。震えながらも、目は決まっていた。
「……必要だから」
次の瞬間、闇が深く、世界は回った。――ここから始まる、とだけ彼は思った。
文字数 13,517
最終更新日 2025.10.14
登録日 2025.10.04
それほど遠くない未来の東京。長期に渡る経済の混迷と移民の増加によって治安は著しく悪化していた。ある日、都内で調査会社を経営する尾藤誠は行方不明になった女子中学生の捜索依頼を受けるが、その捜索過程において女子児童生徒を狙った連続誘拐事件と、首都圏の地下に潜伏し生贄の儀式を執り行う危険なカルト教団の存在を知ることになる。女子中学生救出のためにカルト教団を追う尾藤だったが、度重なる刺客の襲撃、そして毎夜悍ましい悪夢に苛まれ始め・・・
登録日 2014.12.01
湿布を貼ったオッサンが、なんの因果か連れ去られ、今じゃ女神の手先。笑いたければ笑えばいいさ!
どこぞで聞いたフレーズから始まるオッサンの物語である。腰痛持ちのオッサン金尾満は、最近仕事も私生活も食傷気味であった。趣味の歴史シミュレーションゲームも萌え系が流行りだして受け付けなくなっていた。それならばと、オンラインゲームで暇つぶしをするが課金プレイヤーにはまるで歯が立たたない。貧乏性で課金に抵抗がある金尾満は、思わず叫ぶ。
「課金なんて卑怯だろ!」
「あらっ、そんなことは無いわよ! 課金は最高で最強よ!」
誰もいない自室に鈴の音のように澄んだ女性の声が響くと、パソコンのディスプレイから謎の手が伸びてくる。抵抗する間もなく連れ去られた金尾満は、美人だが強欲で銭ゲバの女神の手先にされ異世界に放り込まれるのであった
これは重度の廃課金者のように女神に金品を貢ぎながらも、手に入れたスキルで成り上がっていくオッサンの物語である。
文字数 73,220
最終更新日 2021.04.04
登録日 2020.08.01
女神に疎まれた神竜は、理性を失うことを恐れ、勇者の聖剣で命を散らせる。
――そして数百年後、竜はフェアリーキャットという魔物(♀)に転生した!?
しかし、転生早々マナ切れで倒れてしまう。その後、白狼族の少女に拾われ、恩を返そうと少女を救うが……意外な繋がりが判明して、二人は全てを知る為の旅に出る。
但し、ペットはペットでも、模倣スキルで前世の力を使ったり人の姿になれちゃうロリババアな猫である。
「――主を傷つけた代償は、重いぞ?」
TS転生猫の、愉快で爽快な異世界ファンタジーが今始まる!
文字数 6,777
最終更新日 2019.12.18
登録日 2019.12.16
『――もう、どうだっていい。繋ぎとめておけるなら、どんな関係でも』
19世紀末、大英帝国ロンドン。
裏社会を生きるセドリックは、重度の女嫌いと喜怒哀楽の無い不愛想な性格を抱えながらもブローカー業を営んでいた。そんな彼は、ある時仕事の依頼者である男から突如名家エインズワース家のパーティーへの同行を命じられる。
仕事上の口封じの為だと分かっていながらもパーティーへ同行するが、そこで彼は儚く美しい少女・エルと出会った。
触れ合う事すら出来ない程の女嫌いだというのに、セドリックはエルの不思議な魅力に深く惹かれていく。
しかし、セドリックは過去に深いトラウマを持ち、幼少期に掛けられたとある男の“呪いの言葉”に今も囚われ続けていた。
呪いとトラウマ、そして深まっていくエルへの劣情。エルを欲する気持ちが膨らめば膨らむ程、自身を呪う言葉の存在は大きくなっていく。
そんなセドリックに、幼馴染であり同業者であるマーシャが諄々に諭し続け――
様々な人間の感情や緻密な繋がりが織り成す、複部構成 長編小説[DachuRa]シリーズ第2弾――セドリック・アンドール。
――これは英国に生きる紳士・淑女の、長い人生、及び罪と愛を描いた物語。
永遠に覚めぬ幻覚を。
――――――――
Garnet rosE編、Sapphire lilY編の二部作に別れたDachuRaシリーズ、Garnet rosE編2作目です。
シリーズものですので、未読の方は1作目からお願いします。
・この物語はヴィクトリア朝の英国を舞台にしておりますが、街や建物、人物などは全て架空です。
・多少の性描写・残酷表現がある為レーティング設定をしております。
文字数 238,198
最終更新日 2022.02.26
登録日 2021.07.25
幼い頃、事故によって両親を失った公爵令嬢は、国王に引き取られ殿下の婚約者になる。
目当ては公爵家の莫大な遺産だった。
度重なる戦争のせいで疲弊した国を救うためにそれが必要だったのだ。
少女は王太子妃となり、王妃となり、国を救って老女になる。
長年にわたる帝国との戦争を勝利に導いた彼女の手元にやってきたある魔導具。
それは、過去へ人生を巻き戻すことのできる、奇跡の宝珠だった。
老女は両親を失ったあの時へと人生を巻き戻す。
失った家族の温もりを取り戻すために――。
他の投稿サイトでも掲載しています。
文字数 4,782
最終更新日 2022.06.03
登録日 2022.06.02
現代日本で、今日も一生懸命働いている、「働く大人」の皆様へ。
こちらの小説作品は、働く人の健康を守る医療職、「産業保健師」の足立里菜を主人公にしたヒューマンドラマ小説です。
働いている人の「あるある」や、働くうえでお役に立つかもしれない知識、そして何より、健康や命の大切さを知ってほしくて書きました。恋愛要素もちょっとアリ。基本的には各Episodeで読み切りです。
☆★☆★☆【Episode① 産業保健ってなあに】26歳の看護師、足立里菜。勤め先の病院からクビを宣告されて意気消沈していたところで、地下鉄内で急病人に遭遇……! その人を助けたことがきっかけで、エリートサラリーマン風の医師・産業医の鈴木風寿とペアになって働き始める。初めての出動先は『サクラマス化学株式会社』。ところが訪問初日に、労災と社員のクーデターが発生!?
☆★☆★☆【Episode② 港区ラプソディ】友人のトモコに誘われて、六本木の超高級カラオケに行った里菜。そこで出会ったメンズは、国会議員、会社社長、成功した投資家という豪華メンバー。その後、投資ファンド『ジュリー・マリー・キャピタル』社員のメンタル不調について相談依頼を受け、会社に向かうことに……!
☆★☆★☆【Episode③ 魂の居場所】産業保健師足立里菜、初めての保健指導! でも鈴木先生と訪れた『エイチアイ石鹸株式会社』では、過去に何か事件があったようで……??
☆★☆★☆【Episode④ 最後の一滴】ハウスメーカー『シューシンハウス株式会社』で、アルコール依存症の社員に生活指導とサポートを行うことになった新人産業保健師、足立里菜。でも、思わぬ大失敗をしてしまって、鈴木先生と初めてのケンカに……!!?
できるだけ定期的に更新するよう心掛けます。ご意見・ご感想などがございましたら、是非お気軽にコメント下さい。Twitterもやっています(https://twitter.com/@Goto_Kamakura)。もしもこの作品を好きになって下さったら、「ブックマーク」「レビュー」頂けると泣いて喜びます。
※この物語は完全なるフィクションです。
「カクヨム」「小説家になろう」と重複投稿しています。
各Episodeでいったん完結しますが、連作として【Episode⑩】くらいまで書き続ける予定です。
文字数 689,069
最終更新日 2025.03.30
登録日 2023.01.24
時は幕末。日本を植民地にと企む欧米列強の戦艦が黒光りする大砲を陸地へ向け押し寄せていた。攘夷(異人排斥)では一致していたが、国内では体制を維持し外敵に備えるというそ佐幕派と天皇を中心とする体制を築く尊皇派が厳しい対立をしていた。
将軍家茂が上洛するためのせ先遣隊が募られ二百を超える浪士が参集したが後に新選組を結成する近藤勇や土方歳三もいた。上野国(福島)からやってきたのは中澤貞祇と男装の妹琴。史上初の女性剣士誕生である。
父の孫右衛門は法神流剣道の創始で、琴は竹刀を玩具にして育ってきた。
先遣隊は将軍の一行より一日早くし出発し、奥州街道から中山道へと移動した。道中、富士を見ながら土方は言った。
「富士は大きいが人は努力すれば富士より大きくなれる。」と。
琴はそんな土方に心を魅かれた。
京に着くと隊長の清川が皆を集めて偏列を始めいきなり切り出した。
「我々が目指すのは尊皇攘夷である。江戸に戻り徳川幕府を倒す。」
正体を表したのである。
芹沢鴨や近藤・土方などが席を蹴り退場した。
琴は土方と行動を共にしたかったが兄が動かないので自重した。入隊を誘った佐々木只三郎が言った。
「清川は江戸を火の海にするつもりだ。そうはさせん。我らが江戸を守る。京は近藤さん、土方さんに任せよう。」
夜、宿にやってきた土方が琴に言った。「必ず会える日が来る。」と。
江戸に戻った清川は資金を得るため夜中に商家に押し入り大枚をせしめたが只三郎・中澤兄妹に斬り倒され一派は壊滅した。
琴たち徳川派は江戸を守る新徴組を設立し、昼夜を問わず奮闘した。
天狗党事件など幕府から追われていた相楽総三は薩摩邸に匿われ、鹿児島から送られてくる西郷吉之助(隆盛)の指示に煽られ配下達に火付や暴行を指示していたがそれも露見し新徴組を預かる米沢藩は薩摩邸を急襲した。琴に斬られじ重傷を負った相楽は妻の命乞いで一命を取り留めた。
そうして、戊辰戦争の幕が切って落とされた。
戦いに敗れた新選組が引き上げてきて琴は土方と再開した。土方は夢を語った。
「北の大地で牛や馬を育て、琴を迎えに来る。」
江戸城は無血開城され、琴は故郷の利根村に戻ったが土方が参戦している箱館戦争は終わらない。
琴は再び旅立った。蝦夷には凶暴な獣達が牙を剥いている。
文字数 48,753
最終更新日 2024.04.04
登録日 2024.04.04
東南アジアに位置する島国、マルベリア国。
都市の中心部から1時間ほど離れた場所にあるマルベリア大学は、世界大学ランキングでも毎年上位に選出される優秀な大学であり、留学生を数多く受け入れている。
その大学に1年間の留学中の蓮沼杏奈は、様々な国籍の男性たちとの恋によって、異国の魅力に惹かれながら、国境を越えた愛に身を委ね、新しい愛の経験を重ねていく。
文字数 32,765
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.04.12
杠葉雨音は、ある日、死神のアイルに告白を受ける。断ると腹いせに寿命を奪われてしまった。死ぬまでに後悔を残さぬよう、幼なじみの蒼羽に告白をするも「幼なじみとしてしか見ていなかった」とフラれてしまう。気まずくなるも、雨音の命のカウントダウンが迫る。蒼羽と幼なじみとして共にいることを願うのだが……。蒼羽は雨音の寿命があとわずかなことを知ると驚きの行動をする。二人の想いが重なり合ったラストに感動の涙!
文字数 18,733
最終更新日 2024.06.21
登録日 2024.06.20
俺はクルップス王国地方都市に住んでいるだらけた15歳の男で、街の商会の跡取り息子だ。
少し前に15歳の誕生日を迎え、俺は突然覚醒した。
いや変な薬をヤってるんじゃないよ。
能力だよ。ステータスだよ。スキルだよ。
レベルは全部999でカンストだし、スキルが「神々の悪戯」だって。
これがまたぶっ壊れ性能で、思えば何でも叶うって代物だ。
だが、俺の性格はダラけ、慎重、面倒くさがり、丁寧という矛盾した質の悪い物だ。
あんまりド派手にやる気は起きない。
とりあえず実家の商売をもっと稼げるようにし、両親と妹には楽をさせてあげよう。
それがある程度軌道に乗ったらちょっと自由に冒険者家業をしてみたいな。
お試しにヤバい森に入って簡単に巨大魔獣を倒せることは実証済みだ。
証拠隠滅もカンペキである。
さて、冒険者に登録して色々好き放題やってみよう。
文字数 63,579
最終更新日 2026.04.16
登録日 2026.04.01
滅びの予兆か、それとも変革の序章か。
既成の概念を覆し、より重厚に、より人間臭く――。
キャラクターたちがそれぞれの信念に従い、運命を切り拓いていく物語。
複雑に絡み合う思惑と、時代を駆け抜ける人々の熱量を求めるあなたへ。
――そしてこれは、運命に翻弄されながらも己の正義を見出していく、透明な魂・アレクと灰色の魂・ヴィクトリアの成長の記録。
※本編の更新・全文は、小説投稿サイト『小説家になろう』にて公開しております。
登録日 2026.06.08
山田響は、二十七人を殺害し、三人を意識不明の重体にした男…
しかし彼は自分の命と妹を守るためにしただけである…
裁判で死刑を言い渡された響はまもなく死刑にされた…
そして、大雑把な女神の導きによって平和な異世界に鬼として転生させられた…
そして、結婚をする(予定)見習い料理人と共に異世界を冒険する!
文字数 35,241
最終更新日 2017.09.01
登録日 2017.06.09
文字数 3,095
最終更新日 2019.07.21
登録日 2019.07.16
普通に女子が好きな彼女持ちの諒が憧れてた先輩拓海(♂)から告白されたのをきっかけにアブノーマルな世界に引きずり込まれて行くのか行かないのか…!?
※表記があるものはR18です。
以下キャラ紹介
■相模諒(さがみ・りょう)高1。
身長183cm、体重70kg
まりんちゃんという幼馴染の彼女がいる。
勉強はあまり得意じゃない。バスケ馬鹿。中学では部長を務めていた。責任感が強く、何事にも一生懸命。
親はごくごく普通のサラリーマン。ひとりっ子。
拓海と同じ高校に通う為にかなり無理をして入ったので、授業についていけるか不安。
拓海の策略にハマり、流されかけている。
■加賀拓海(かが・たくみ)高2。
身長167cm、体重58kg
小柄だが筋肉はあり、ジャンプ力瞬発力は類を見ないほど。3ポイントシューターで、シュートの正確率は90%以上。実力が認められ、一年からレギュラー入り。一部の先輩達から反感を買うも、圧倒的な実力で黙らせた。
頭もよく、学年首席。明るく人当たりも良い為、人望も厚く、生徒会副会長に抜擢。バスケとの両立もそつなくこなしている。
親は有名な実業家でお金持ちではあるが、家庭環境は複雑な模様。歳の離れた腹違いの兄がいる。
諒のことが大好き。
文字数 21,682
最終更新日 2020.07.01
登録日 2019.11.15
学校の帰りにマンホールの穴に落ちてしまった八重(やえ)は、そのまま世界を超えて乙女ゲー厶の世界に落ちてしまう。
晴れて異世界トリップを果たした八重は竜神に助けられ、そのままお持ち帰りされてしまう。
悠々自適なお二人生活を送りながら、竜神様とイチャコラする八重だったが、「ちょっと、ジーク様は私のモノよ!!」と乗り込んできたヒロインに、この世界が乙女ゲー厶の世界だと知る。
そんな事関係ないとばかりに、電波系ヒロインを軽く受け流しつつ、今日も八重は悠々自適な異世界ライフを送るのだった。
文字数 5,065
最終更新日 2020.05.07
登録日 2020.05.02
何もかもが上手くいかず、不貞腐れて飲めないお酒を大量に飲んで帰った翌日。
待って…隣に知らない子が居るんですけど!?
え?貴方いくつ?は?22歳??
3●歳の私には荷が重いです!!??
けどね、だけどさ、久々の体温、体臭に抗えない…
私の大好きな筋肉男子だし、何より顔が良い。
王子様みたいにリードしてくれるし、でろでろに甘やかしてくれるし
まぁ、時々なんか魔王が降臨するけれど…。
それになかなか執着(?)されてるみたいだけど…。
もう恋愛はこりごりだから、暫くこの関係に甘えていよう。
向こうも私のことセフレ程度にしか思ってないだろうし。
……から始まるお付き合い。
最初はなにも考えずエッチな話書こうと始めた話ですが、ダラダラ書き続けるうちに色々長くなりました。
初めの頃と文体とか色々違っていると思います。
それも含めて楽しめる方向け。
分かりにくい表現あると思いますが、素人なりに書きたいことを込めました。
※ちょいちょい濡れ場あります。
濡れ場のある時はタイトルに★をつけます。
ライトな濡れ場のタイトルには☆をつけます。
文字数 409,292
最終更新日 2021.10.16
登録日 2021.01.23
シセロの街では貴族だけを狙う猟奇殺人が続いていた。
令嬢ソラナも襲われ、左目を奪われた。
重症を負い、長い期間意識を失っていた。
半年後に目を覚まし、有名な医者である貴族クィントゥスと出会う。
彼は右目を奪われていた。
同じ境遇であることを認識した二人は、力を合わせて犯人を捜索。
犯人を探すべく奔走する。
文字数 23,132
最終更新日 2024.07.07
登録日 2024.05.13
貴族の家に生まれたからには、その責務を全うしなければならない。そう子供心に誓ったセリュートは、実の父が戻らない中“当主代理”として仕事をしていた。6歳にやれることなど微々たるものだったが、会ったことのない実父より、家の者を護りたいという気持ちで仕事に臨む。せめて、当主が戻るまで。
そうして何年も誤魔化して過ごしたが、自分の成長に変化をせざるおえなくなっていく。
1〜5 赤子から幼少
6、7 成長し、貴族の義務としての結婚を意識。
8〜10 貴族の子息として認識され
11〜14 真実がバレるのは時間の問題。
あとがき
強かに成長し、セリとしての生活を望むも
セリュートであることも捨てられない。
当主不在のままでは、家は断絶。使用人たちもバラバラになる。
当主を探して欲しいと『竜の翼』に依頼を出したいが?
穏やかで、好意を向けられる冒険者たちとの生活。
セリとして生きられる道はあるのか?
<注意>幼い頃から話が始まるので、10歳ごろまで愛情を求めない感じで。
恋愛要素は11〜の登場人物からの予定です。
「もう貴族の子息としていらないみたいだ」疲れ切った子供が、ある冒険者と出会うまで。
※『番と言われましたが…』のセリュート、ロード他『竜の翼』が後半で出てきます。
平行世界として読んでいただけると良いかもと思い、不遇なセリュートの成長を書いていきます。
『[R18] オレ達と番の女は、巣篭もりで愛欲に溺れる。』短編完結済み
『番と言われましたが、冒険者として精進してます。』 完結済み
『[R18]運命の相手とベッドの上で体を重ねる』 完結
『俺たちと番の女のハネムーン[R18]』 ぼちぼち投稿中
文字数 127,265
最終更新日 2020.08.08
登録日 2020.05.22