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「絶対に!ママの所に帰る!」訳あり魔女見習いと訳あり木刀少女の冒険活劇!
魔女見習いのユモは、ある日、うっかりと秘密の小箱を開けてしまう。
中にあったのは『輝かないトラペゾヘドロン』。
魔女見習いの少女と、有無を言わさず巻き込まれた剣道初段にして銃剣道二段のユキともども、少女達は見ず知らずの時と場所に吹っ飛ばされる。
何故、その時その場所に飛ばされたのか。
そこに何があるのか。何が居るのか。
果たして、少女達は自分たちの時と場所に戻れるのか……
このお話は、「魔女(リュールカ)は月には還れない」と「何の取り柄もない営業系新入社員の俺が(以下略)シリーズ※」からのスピンオフにあたります。
とはいえ、両作品を呼んで戴かなくても充分楽しんで戴けるように書いたつもりです。
お目にかなえば幸いです。よろしければ、お楽しみいただきたく、お願いします。
※正確には「龍の卵 ー時代遅れの風紀総番長「巴御前」、曲者の新入生に翻弄されるー」と「何の取り柄もない 第二・五部」の13話目以降及び後日談、ですが。
登場人物:
※名前から若干ですがネタバレしますのでご注意ください。
※ネタバレしても、ストーリー自体にはさほど影響は無い……はずですが。
○”ジュモー”ユモ・タンカ・リュールカ・ツマンスカヤ
本作の主人公その1。雑貨屋「ヘキセンハウゼン」の娘。魔女見習いの十二歳。1949年生まれ。かなり小柄(130cm30kg程度)。
目の色:碧《みどり》
髪の色:金、左のこめかみの一房だけ黒
○”ユキ”滝波雪風
本作の主人公その2。早田大学高等学院附属中学校二年、女子剣道部員。黒髪垂れ目のセーラー服。20XX年生まれ。大柄な十四歳(160cm60kg程度)。
目の色:檜皮色《ひはだいろ》
髪の色:黒
○スティーブ・オースチン
アメリカ合衆国ウィスコンシン州ベイフィールド郡の保安官助手。身長180cm強。
○チャック
チャックは通称、本名はウチャック:「穴を掘る者」の意。ネイティブアメリカン。スティーブの相棒、スティーブより少し年上。身長175cm程度。
○オーガスト・モーリー
スティーブの依頼主。アメリカ陸軍軍医、大尉。身長175cm程度。
○エマノン・ニーマント
ユモの持つ「輝かないトラペゾヘドロン」に宿る意識体。自分の意思はあるが、記憶がない(あるようだが、思い出せていない)為、自分が何者か、何故この『宝石』に宿っているのかはわからない。身長3cm程度(チェーン・台座含まず)。
※ユモとユキのイメージラフをPixivにアップしました。
https://www.pixiv.net/artworks/97882122
お目汚しですが、よろしければご覧下さい。
文字数 231,638
最終更新日 2022.08.31
登録日 2022.08.02
3歳のクリストファーは、生まれたばかりの弟イーサンを見た瞬間、雷に打たれたような衝撃を受ける。その日からクリストファーの頭はイーサンでいっぱい。”いいお兄ちゃん”になるための努力の日々が始まった。
転生者である弟をそれと知らずに溺愛するうち、いつの間にか身につけた異世界”ニホン”の知識と感覚でクリストファーは周囲の人々を魅了していく。
兄である主人公総受け
文字数 78,180
最終更新日 2022.08.18
登録日 2022.08.18
ヘレステア王国南部、ヴェリエ伯爵家の次男であるシリル・ド・ヴェリエには、六つ歳上の兄がいる。名前はフェリクス・ド・ヴェリエという。
次期伯爵である兄・フェリクスは、自他共に認めるポンコツで、剣もダメ、勉強もダメ、おまけに気弱でヘタレであった。そのくせ容姿が良く女性にモテるために女癖が悪かった。
しかしヴェリエ家は代々王家の右腕と言われ、様々な分野の優秀な人材を輩出してきた。また交友関係も広く他国にまで独自の情報網を持つ外交の要でもあった。
フェリクスが成長するにつれ絶望感を強くする両親や家臣たちだったが、そんな兄をみかねたシリルは仕方なく影から兄を支えようと暗躍する。
シリルには前世の記憶と力があったのだ。その知識を利用すれば、十分に兄の役に立つことができる。
しかし、シリルの前世は決して人にバレるわけにはいかなかった。そして叶うなら、今生はできるだけ平穏に生きたかった。
シリルは、百年前に勇者に倒された魔王の生まれ変わりだったのだ。
タイトル少し変更しました
第15回ファンタジー小説大賞にエントリーしています
気に入っていただけたら投票よろしくお願いします
文字数 46,273
最終更新日 2022.09.11
登録日 2022.08.29
こんな解答ってありなのか? 何より胸糞悪いよね……。
・ チエコ先生(出題者)
36歳女性。
ふわふわウエーブのロングヘア。
※1984年生まれのなずみ智子は、37歳になりましたが、チエコ先生は永遠に36歳です。
・ キクちゃん(回答者)
15歳少女。
つやつやストレートのおかっぱ頭。
※R15な水平思考クイズもあるため、ギリギリの15歳設定にしました。羨ましいことに、キクちゃんは永遠の15歳です。
本作は「カクヨム」「アルファポリス」「エブリスタ」の3サイトで公開中です。
【なずみのホラー便】のネタバレ倉庫も用意しています。
⇒ https://www.alphapolis.co.jp/novel/599153088/606224994
★リアルタイムでのネタバレ反映ではなく、ちまちま更新予定です。
文字数 3,874
最終更新日 2022.09.27
登録日 2022.09.27
曖昧で、本心が言えない2人のお話。最初からしてます。前半は甘い雰囲気?です。後半は、少し悲しい感じですが、思いつきで書いたため設定が色々抜けてます。
それでも許せる方はご覧下さい。
今のところ、続きは書く予定はないですが、この2人には幸せになってもらいたいですね。書くならハピエンで。
文字数 4,121
最終更新日 2022.09.28
登録日 2022.09.28
周りが機械に囲まれている未来を生きる、ひとりの少年。生きた動物や植物は国宝に認定されるほど貴重な世界だ。そんな世界なのにも関わらず、少年はロボットではなく生きているペットが欲しいと夢見ていた。そんな少年の夢は叶うのだろうか。
文字数 1,314
最終更新日 2022.10.30
登録日 2022.10.30
所属していた組織は、金儲けに染まっていた……。
キースは生還率90%を誇る、万能の迷宮案内人。
光に照らされた影にはあらゆる情報が詰まっており、それと詠み込めるスキル【影承】(ダークハント)で迷宮のあらゆる危険や困難をかいくぐり、依頼者を生還させてきた。
所属する迷宮探索ギルドは神殿と手を組み「神聖魔法でどんな怪我でも治癒できる」という触れ込みで、高額な医療保険を販売していた。
しかし、なるべく安全なルートで迷宮を案内してきたキースのやり方は、ギルドの方針とそぐわない。
「冒険者を生かして返すな!」
「そんなことできるか! ふざけんな!」
「ならクビだ、辞めちまえ! この無能が!」
こうしてギルドをクビになった彼の元に魔獣生物学者のダークエルフや、勇者パーティから依頼が次から次へと舞い込んできた。
勇者パーティの報酬は凄まじく、見返りとしてキースは生き別れた実妹を探して欲しいと訴える。
だが、彼の希望が思いもよらぬ波紋を生み出し……キースは仲間の手によって、未踏破の迷宮最下層まで落とされてしまう。
ダークエルフの手助けもあり、彼は裏切った勇者たちと対決する。
だが、待っていたのは勇者の婚約者、聖女オフィーリアがかつて生き別れた妹という、悲しい事実で――。
他の投稿サイトでも掲載しています。
文字数 110,628
最終更新日 2022.11.09
登録日 2022.11.01
あらすじ
主人公・金智 京助(かねとも けいすけ)は行く営業先で事件に巻き込まれ解決に導いてきた。
そして、ある事件をきっかけに新米刑事の二条 薫(にじょう かおる)とコンビを組んで事件を解決していく物語である。
第3話
TV局へスポンサー営業の打ち合わせに来た京助。
その帰り、廊下ですれ違った男性アナウンサーが突然死したのだ。
現場に臨場した薫に見つかってしまった京助は当然のように、捜査に参加する事となった。
果たして、この男性アナウンサーの死の真相如何に!?
ご期待ください。
文字数 60,770
最終更新日 2023.04.09
登録日 2023.02.23
文字数 2,866
最終更新日 2023.10.01
登録日 2023.09.06
『一条家』 この世界において王家に近い血をもつ貴族のトップである。この一条家にある日、男の子が生まれた。その子は黒髪赤目で、神に背いた反神とよばれる者の呪い子の特徴がでていた。七年後、その子はとある儀式の生贄に捧げられることになってしまった。彼は一体どうなるのだろうか。
文字数 11,245
最終更新日 2024.01.03
登録日 2023.09.09
二つの魂を持つ少女レイ
そして彼女の中に存在するもう一つの魂であるアプ
生まれながらにして一緒の二人はちょっとしたトラブルがありつつも普通に暮らしていた。
しかしあるひょんなことから冒険者?魔法学園の生徒?
どんなことだって二人でいるなら大丈夫!
そんなファンタジーな物語
※不定期&見切り発車
文字数 4,378
最終更新日 2024.05.11
登録日 2023.10.12
目次
序章: 月影の予感
あずの日常と彼女の内面の描写。
第1章: 隆司との再会
大学時代の知り合い、隆司との偶然の再会。
第2章: 翔との出会い
カフェで翔と出会う。
第3章: 心の揺れ
二人の男性との関係に心が揺れ動くあず。
第4章: 美穂のアドバイス
親友美穂からの恋愛アドバイス。
第5章: 運命の選択
あずが恋愛に関して重要な決断を下す。
終章: 新たな一歩
物語の締めくくりとして、あずの新しい人生の始まりを描く。
あとがき
『あずの恋心: 月影の下で揺れる想い』は、20代前半の大学生あずが自分自身の感情と向き合い、真の幸せを探求する物語です。
日々の生活の中で、文学と芸術に情熱を注ぐあずは、二人の男性、隆司と翔、との間で心が揺れ動きます。
隆司は安定と信頼をもたらす大学時代の知り合い、翔は新しい刺激と創造性を与えるカフェのオーナーです。
この物語は、あずがこれらの関係を通じて自分自身を見つめ直し、自己発見の旅を進む様子を描いています。
物語は、あずの日常生活、彼女の内面の葛藤、そして彼女の恋愛に関する重要な決断の瞬間を捉えます。
親友美穂からの深いアドバイスを受け、あずは自分の心が本当に求めるものを理解し、自分自身の幸せを見つけるための道を選びます。
この物語は、恋愛だけでなく、自己発見と自己実現の重要性を伝えます。
読者はあずの物語を通じて、自分自身の内面と向き合い、人生の選択に対する新たな視点を得ることができるでしょう。
『あずの恋心: 月影の下で揺れる想い』は、感情豊かで、時には切ない、あずの成長と変化の旅を描く作品です。
この作品はフィクションです。
物語の中の人物、出来事、場所はすべて架空のものであり、実在の人物や出来事とは一切関係がありません。
読者の皆様には、この物語が提供する感情の旅と、登場人物たちの成長の物語を心ゆくまでお楽しみいただければ幸いです。
文字数 16,129
最終更新日 2023.12.03
登録日 2023.12.03
「タイトル」と呼ばれる特殊能力が世界中の人間に渡されるようになった現代社会。
そんな世の中で代々、伝説的タイトルを保持した者を輩出してきた朝比奈家に生まれた夕人。
彼は、生まれてから最年少で多くのタイトルを手に入れていき、多くの者から賞賛されていった。
しかしその後すぐ、彼は多くの者から蔑まされることとなる。これは、世界の欠陥と彼に送られた一つのバグによって引き起こされた。
それとは反対に、代々、弱小とされるタイトルを保持した者を輩出してきた指輪家に生まれた月。
彼女は生まれたてからしばらくは、どうせ弱いタイトルを手に入れるだろうと、見捨てられている節があった。
しかしその後すぐ、彼女は多くの者から賞賛を送られることとなる。それは、歴代でも類を見ない本当の伝説級タイトルを手に入れたことによって引き起こされた。
そんな正反対の二人が歪んだ世界へ反逆する物語。
文字数 54,698
最終更新日 2024.08.10
登録日 2023.12.29
主人公
名前:朝比奈 蓮(あさひな れん)
年齢:25歳
外見:身長180cm、短髪、常にスーツを着用。冷静沈着な印象を与えるが、目にはどこか寂しげな輝きがある。
個性:非常に理性的で計算高い。一見冷たく見えるが、実は深い情緒を秘めている。恋愛には慎重で、一度信じた人を深く愛する。
背景:大手広告代理店で働くエリートサラリーマン。大学時代に失恋したことがあり、その経験から恋愛に臆病になっている。
関係性:大学時代の恋人・美咲(みさき)と別れてからは、深い恋愛関係を築けずにいる。
動機と目標:真実の愛を見つけること。しかし、過去の失恋の影響で、なかなか心を開くことができない。
サブキャラクター
名前:小野 美咲(おの みさき)
年齢:25歳
外見:長い黒髪、柔らかな印象を与える顔立ち、いつも明るく振る舞っている。
個性:誰とでもすぐに打ち解けることができる社交的な性格。しかし、その裏には計算高く、自分の欲望を優先する一面も。
背景:朝比奈蓮の大学時代の恋人。蓮とは別れたが、彼女にはまだ蓮への未練が残っている。
関係性:蓮のことを忘れられずにいるが、彼の心を再び掴むために秘密の計画を進めている。
時代背景:2020年代の現代。SNSやメールが主なコミュニケーション手段として用いられているが、人々は依然として対面での深い関係性を求めている。新型ウイルスの影響で、人々の間には距離感が生じているが、徐々に日常が戻りつつある時期。
小説の始まりと終わり
あらすじ:朝比奈蓮は、ある日の帰り道、偶然古本屋で美咲と再会する。久しぶりの再会に戸惑いながらも、彼は彼女との過去を振り返り、心に秘めた感情に気づき始める。
そんな美咲の秘密の計画が明らかになり、蓮は自分の心に正直になる決断をする。彼は真実の愛とは何か、そして自分自身が何を求めているのかを理解しようとしていたが…
文字数 4,582
最終更新日 2024.03.22
登録日 2024.03.19
人よりも十倍以上存在感が薄い高校一年生、宇治原簾 (うじはられん)は、ある日買い物へ行く。
目的のプリンを買った夜の帰り道、簾はクラスメイトの人気者、重原愛莉 (えはらあいり)を見つける。
しかしいつも教室でみる活発な表情はなくどんよりとしていた。只事ではないと目線で追っていると彼女が信号に差し掛かり、トラックに引かれそうな所を簾が助ける。
事故から助けることで始まる活発少女との関係。
愛莉が簾の家にあがり看病したり、勉強したり、時には二人でデートに行ったりと。
愛莉は簾の事が好きで、廉も愛莉のことを気にし始める。
故障で陸上が出来なくなった愛莉は目標新たにし、簾はそんな彼女を補佐し自分の目標を見つけるお話。
*本作はフィクションです。実在する人物・団体・組織名等とは関係ございません。
文字数 108,138
最終更新日 2024.08.14
登録日 2024.07.10
【正義感・倫理観皆無の皇女殿下の危険なお遊び】
………
『灰燼の少年』の真面目系スピンオフ
………
第三皇女ソフィアは、悪魔めいた頭脳や美貌と引き換えにしたかのように、生まれつき感情・倫理観に乏しく、弟の『シーちゃん』ことセシル皇子以外に愛情・関心を抱けない。
ある日、国家憲兵隊『特別班』所属と名乗る人物から皇女宛に匿名の手紙が届く。
『ある未解決事件の捜査に、公に知られることなく協力して欲しい』という内容だった。
手紙に書かれたある文言から、それが旧知のある人物からの直々の頼みであると察した彼女は、『おもしろそう』と二つ返事で了承する。
公務やその他の予定の合間を縫い主に夜の時間帯を狙って、違法賭博場出身でソフィアの召使い兼護衛を務める少女を引き連れ、自身も一般人を装いながら『夜遊び』と称した捜査に傾倒していくようになる。
ソフィアにとってそれはあくまで楽しい『お遊び』に過ぎず、凄惨な事件の断片や被害者の心の傷を垣間見ることになっても、彼らに同情を寄せることなど決して無い……
正義感も倫理観も欠如したソフィアは、『何が起きたのか』という真実をただの遊びのごとく無邪気に暴いていく
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ソフィアさんが、第何皇女か、ぶっちゃけはっきり決まってないですwww
これから数字変わる可能性もありまぁす!
文字数 9,459
最終更新日 2024.09.14
登録日 2024.08.02
ドスケベ・スパダリ甘々イチャラブファンタジー・スカッとハピエン完結保証。
魔法都市一番の大魔法学校『ソーレックス魔法学園』に、特待生として入学した19歳のユーミル。
あと一年足らずで卒業試験が待ち受けているが、周囲は皆、裕福な魔法士や貴族の子弟ばかり。
「貧乏な家の僕がこの学園を卒業しても、魔法士としてやっていけるのかな…」
そんな迷いで魔法の勉強にも身が入らず、成績が落ちて、いじめっ子筆頭のバスカルやその取り巻きにからかわれ続ける毎日。
「うん、よし…!キミのこと、このままボクのお嫁さんにしちゃおう…!」
ある日突然部屋に現れた、人間離れした美貌の大魔法士(アークメイジ)。グレンと名乗る美青年は、ユーミルの身体の『魔法回路』を強化する、と言うが…?
攻めフェラ、触手責め、結腸責め、空イキ、多イキなど比較的何でもあり。えっちな魔法修行&花嫁修業の果てに、ユーミルは無事に卒業試験に合格できるのだろうか…。
【登場人物】
ユーミル・ル=シェ:19歳/165cm/45kg/黒髪・眼鏡・緑の瞳・いつもぼろぼろの制服を着ている。
グレン:28歳/185cm/72kg/長い紫がかった銀髪をポニーテールにしている。紫色の眼。長い白いローブを着た不思議な美青年。
性描写のある話のタイトルには「※」を付けています。
文字数 52,250
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.09.30
――厄介な侵略者は、突然宇宙の果てからやってくる。
高度な知性を持つ異星人が巨大な宇宙船に乗って襲来し、その都市で一番高いビルを狙って、挨拶がわりの一発をお見舞いする。
SF映画でお馴染みのシーンだ。
彼らは冷酷非情かつ残忍で(そして目立ちたがりだ)、強大な科学力を武器に私たちの日常を脅かす。
その所業は悪そのものと言ってもいい。
だが、敵に知性や感情があり、その行為が侵略戦争ならば、場合によっては侵略者と交渉の余地はあるのではないだろうか。
戦争とは外交手段の一つだという人がいる。
これまでの戦争でも、宣戦布告もせずに敵国を奇襲した卑劣な独裁者はたくさんいたのだから、戦況によっては、ひとつのテーブルを囲み、恐るべき侵略者と講和会議をすることだって可能なはずだ。
それは現実離れした希望的観測だろうか?
☆
では現実の話をしよう。
長身で色白の美人だが、彼女はスーパーモデルでもハリウッド女優でもない。
冥王星宇宙軍のミグ・チオルコフスカヤ伍長(31)は、太陽系の果てで半年に4回ほど実際に侵略者と戦っている百戦錬磨の軍人だ。
彼女がエッジワースカイパーベルトという場所で、相手にしている敵のパワーは強烈だ。
彼らには、たった一つで全人類を73回分絶滅させるだけの威力があり、さらにその数は確認されているだけでも2千を超える。
最近の観測では、その百倍は存在するらしい。
現実の敵は絶望的に強く、さらに強すぎて私たちのような小さな存在など、認識すらしていないのだ。
私たちが大地を踏みしめるとき、膨大な数の微生物がその足の下敷きになって死んだと仮定しよう。
果たしてそれは、人類の土壌生物に対する侵略戦争と言えるのだろうか?
攻撃をするものと、されるものとのあいだに、圧倒的なスケールの差が存在する場合、それは戦争とか外交とか、そういった次元の話ではなくなる。
それは不条理な事故であり、理由のない大量虐殺なのだ。
☆
だから、冥王星の軍人たちは、決まってこうつぶやく。
もしもこれが“戦争”であったらどんなに素晴らしいことか、と。
たとえ侵略者が冷酷非情で残忍だろうと、言葉が通じるならば、終戦の可能性は0ではない。
だが残念ながら、この敵に決して言葉は通じない。
彼らは目的もなく人を殺す。
彼女たちが戦っている相手は、小惑星――ただの石と氷の塊だ。
文字数 361,524
最終更新日 2024.10.06
登録日 2024.10.06