「流」の検索結果
全体で12,458件見つかりました。
ノリで生きてる友人の、今やりたい事を詰め込んで企画された登山キャンプBBQ計画。
捻りのない安直なネーミングだ、センスを疑う。
無理な計画を押し通そうとする友人と面白がって煽る先輩。
乗り気じゃない主人公は抵抗しようとするが、準備をしているうちに諦め、むしろ途中で帰りたくなる方向に俺が操ればいいとそんな緩い考えを抱きながら、金銭感覚の少しゆるい主人公達はBBQ予定地の上流に有る河原に向かう。
無駄に大量に物資を抱え込んで。
登山なのに荷物を軽くしようなどという考えはない。
BBQで食って減らせば良いのだ。
この荷物はすぐに減る。重たいが、BBQが楽しみで上機嫌な主人公達が、のほほんと河原沿いを歩き登山をしていると、濃霧に囲まれ視界が効かなくなって来て。
主人公は、たまたま転移した際に持ち込んだ物が豊富なだけの一般人。
神様の祝福により、持ち込んだ物資の無限補給を受けて生きていこうとしますが、俺の貰ったチートは痒いところに手が届かない、便利なのか不便なのかよくわからない。最初にたどり着いた町も、どうやら安全地帯とは呼べなさそうで・・・。
そんなことは一先ず置いといて、とりあえず飯を食う。そんなお話。
主人公の戦闘能力は普通。戦闘で無双なんてしません。
主人公自体はチートでもなく、悩みつつも少しでも良い異世界生活を満喫するために動いていきます。
目立って殺されるのは嫌だから、地味~にコツコツ生きていきたい。そんなストーリーになる予定。異世界行ってからが本編です。さっさと本編を見たい方はプロローグを飛ばして設定1から先を読んでいただいても良いかもしれません。
登録日 2016.09.30
平成の世に平凡な人生を送る咲雪は、ある日を境に同じ夢を見続けた。
永遠と続くかの様な戦争の時を生きる少年兵シグと何処か分からない真っ白な世界に二人だけ。だが、それは「夢」だった。
出会いが最悪であった為に、再会を果たしてもお互い黙ったまんま。
しかし相手は自分の勝手な妄想の人物だと割り切った咲雪は話すことを決断し二人は距離を保ちながらも話し始め、交流していく。
やがて、自分とは180度違う境遇、生活、世界観にこれは本当に「夢」なのかと疑っていきーー
文字数 26,877
最終更新日 2018.03.26
登録日 2017.11.06
今流行りの乙女ゲームの世界に転生したら乙女ゲームのヒロインのライバルである悪役令嬢だった!
それを乙女ゲームにしたものがある乙女ゲームブランドから発表されてた。
乙女ゲーム世界に転生した乙女ゲームのヒロインちゃんのライバルである悪役令嬢がヒロインの乙女ゲームというかなりややこしすぎるそのゲーム。
その乙女ゲームの世界に転生した乙女ゲームヒロインちゃんのライバルの悪役令嬢がヒロインの乙女ゲーム、私はそのヒロイン……ではなく!
乙女ゲームに出てくる乙女ゲームのヒロインちゃんに転生したようです?!?!
【最初のところ、勢いで書きはじめたので雑だったかなと思い1000文字くらい書き足しました。前の方が良かったなどの意見がございましたらご気軽にコメントください。データはあるので戻します。】
※なろうさんにて連載している作品になります。完全自己満足の人を選ぶ作品です。苦手と思った時点で読むのをやめてください。
文字数 55,577
最終更新日 2019.06.01
登録日 2019.05.01
私は生まれた理由はは、単に親がセックスのし過ぎだと。射精を誤って産まれてきただけだと思う。
出勤くらい産婦人科でお願いしたいが、貧困な思想は「汚い風呂場で出産」カビだらけのボロ屋の浴室で、私は4人兄弟の三番目として産声を上げる。典型的な放置児として、生きるより無かった。
重度の喘息持ちだったが、3さいからタクシーで一人通院していた。受診も点滴も吸入も、手慣れたもんだ。昼時に空腹感に襲われても、誰一人として病院には来なかった。
無論学校ではイジメられ、家庭では親兄弟から虐待の日々。
もはや、生きる事や死にも一切の感情を無くした。それは、幼少期であろう。
私は18才の頃、どうにから見つけた職場で初めて微々たる「賞与」を貰った。
母から突然電話があり、借金返済が出来ないかり死ぬとの事だった。毒親から逃げたくて、早々と同棲したいたが。母親は、当時付き合っていた彼氏がバイト代で大切にしていた…何故か彼氏のバイクまで、現金化された。
また姉が10万出してくれて、自分で車の免許を取った際。ローンで車を購入したが、既に多重債務者である親からいつの間にか、奪われていた。
20才の誕生日の日、母から仕事を休む様に言われた。何処か食事でも?甘い考えだった。
20才の朝イチから、プロミス〜アイフル〜アコム〜しんわ。といった、サラ金ツアーに連れて行かれた。借り入れ可能額は全額母に渡した。
私は20才になり、ほんの1〜2時間で。自らの意思では無く、どれだけ抵抗しようが無駄だった。
同級生が大学時代には、私は多重債務者と成り果てていた。自分の浪費やギャンブルなはまだしも。
その後学生時代から憧れだった人から告白され、初めて本当に好きな相手といる幸せを噛み締めた。
しかし、貧富の差は大きくかった。
私はずっと遠い憧れだった相手と、結婚して子を持つ母になった。一緒に歩くと誰もが振り向いていた。芸能人と大差無い最初の夫、モデル事務所に所属する私。
何故あの時。たかが親戚のイジメ如き無視しなかったか?今尚悔やまれる。
離婚後は、母がガラガラのスナックを経営していたので、100万円位ボーナスがらあった為リニューアルオープンを捧げた。
しかし、この母親にとって。
人より見た目に恵まれた娘は、ドル箱だ。援助交際を持ちかけられ、私はこどを置いて逃げ出した。
未だに伝説の存在であるが、遅めな26才が風俗デビューだった。全く業種の違いも知らなかったが、熊本で一番高額なソープランドで働く事にした。
あれからいくつの年月が過ぎたか?
私はデビュー2カ月で系列グループの、No.1になり。
当然稼げないブス共に、陰湿なイジメを受けて中洲へとんだ。
母親の借金は、億以上全て完済した。しかし私はまだ過払金があると思った…1.000万円の払い戻しがあった。
一緒で。
文字数 1,864
最終更新日 2019.07.27
登録日 2019.07.27
ロクな事の無かったミュージシャン達が、またクリスマス・パーティーを開こうというお話。
『パーティー会場は密室だった』(https://www.alphapolis.co.jp/novel/835588464/597445029)の流れにあるお話ですが、これだけでも楽しめます。
そして、こちらにもヘヴィメタルが好きな方にはちょっと分かるかもしれないネタが混ぜ込まれております。前作と同じく、本格的な文芸作品でもないので、さくっとお楽しみいただければと思います。
原案執筆:令和元年十二月。完成:令和二年十二月。
文字数 6,310
最終更新日 2020.12.24
登録日 2020.12.24
「なんというか、虚しい」それでも――
天と地の狭間を突き進む、硬派中華ファンタジー。
《あらすじ》
鼎国(ていこく)は伝説の上に成り立っている。
また、鼎国内には鬼(き)が棲んでいる。
黎王朝大統二年十月、それは起こった。
鬼を統べる冥界の王が突如、朝議の場に出現し、時の皇帝にひとつの要求を突きつける。
「我が欲するは花嫁」
冥王が、人の花嫁を欲したのだ。
しかし皇帝には、求められた花嫁を譲れない事情があった。
冥王にも譲れない事情がある。
攻防の末、冥王が提案する。
「我の歳を当ててみよ」
言い当てられたら彼女を諦める、と。
冥王は鬼であり、鬼は己のことは語らない。鬼の年齢など、謎そのもの。
なんの前触れもなく謎解きに挑戦することになった皇帝は、答えを導きださねばならず――。
朝廷がぶちあたった前代未聞の不思議話。
停滞する黎王朝(れいおうちょう)に、新たな風が吹き抜ける。
《国と中央機関》
① 国名は、鼎(てい)。鼎国の皇都は、天延(てんえん)。
② 現在、鼎国を統治しているのは黎家(れいけ)であり、黎王朝では二省六部を、史館(しかん)と貴族院の一館一院が支える政治体制をとっている。
③ 皇帝直属の近衛軍を神策軍(しんさくぐん)という。
④ これらの組織とは別に、黎家を護る三つの家・護三家(ごさんけ)がある。琉(りゅう)、環(かん)、瑶(よう)の護三家はそれぞれ異能を駆使できる。
《人物紹介》
凛丹緋(りん・たんひ)
美人だが、家族から疎まれて育ったために性格の暗さが顔に異様な翳をつくっている。人を寄せつけないところがある。後宮で夫人三妃の選別のため、采女として入宮したばかり。
黎緋逸(れい・ひいつ)
見たものが真実であるという、現実主義の皇帝。
凶相といえるほどの三白眼(さんぱくがん)をもつ。
黎蒼呉(れい・そうご)
緋逸の実弟。流罪となり、南の地で暮らしている。恋魔(れんま)とあだ名されるほど女癖が悪い。多くの文官武官から見下されている。
黎紫苑(れい・しおん)
緋逸の異母弟。これといった特徴のない人。皇帝の異母弟ということもあり、半ば忘れ去られた存在。詩が好き。
崔美信(さい・びしん)
殿中監。殿中省は皇帝の身辺の世話だけでなく、後宮の一切合財を取り仕切る。まだまだ男社会の中でとくに貴族の男を見下している。皇帝相手でも容赦ナイ。
環豈華(かん・がいか)
美信によって選ばれ、丹緋付きの侍女となる。見鬼の能力を有する環家の出だが、無能。いらない存在だった身の上が、丹緋との距離を近づける。
文字数 101,186
最終更新日 2022.11.18
登録日 2021.12.25
VR技術の進歩した世界でやっぱり神々達が立ち上げた仮想世界。
それをVRMMORPGとしてリリース!
自由に!のんびりと!戦って!遊び尽くせ!そんなうたい文句で作られたVRMMORPG『FREELIFE-SLOWLIFE-PLAYLIFE』
廃課金でVRを楽しむPLに、スローライフを楽しむ農業系PL、戦闘狂による対人特化型PL。
鍛冶や合成の特化型を目指すPLやダンジョン攻略を楽しむ正統派PL達!
そこに定年退職した齢65歳+αのお爺ちゃんがMMOとは懐かしいなと思いゲームを始める?
退職金と共に貰ったVR機器の接続にも四苦八苦。(何か勝手に設置されてる。
真面目に働いてたお陰で老後の心配も無い!時間の制限も無い!ゲームをするには遅すぎるか!?
そんな爺ちゃんがVRの世界で色々な事に挑戦!
人を助けたり巻き込まれて流れに身を任せてたらいつの間にかギルドマスターまで?
懐が大きいのか、長年培った年の功か周りに集まる人達に慕われる爺。
そんな爺の明日はどっちだ!
ただイケ爺が見たいだけの作品。開幕。
更新は不定期メインは異世界Enjoyなので裏番組。
登録日 2021.12.28
皇太子殿下付き女官ソーキは、殿下と秘密の関係を持っていた。ある日、異母弟を紹介され、流れのままに、彼と結婚することになったが……。
ソーキが書く手紙のみで追う、波瀾万丈な半生をどうぞ。
文字数 15,726
最終更新日 2023.09.24
登録日 2023.09.04
過酷な連勤の末、電車の中で過労死を遂げた弟切 想一(オトギリ ソウイチ)は、死んだはずの幼馴染によってモンスターはびこる異世界に転生させられてしまう。
この世界で最も主流な錬金術は火、水、風、土から成り立つ『四元素』なのだが、想一の使える“塩“、“硫黄“、“水銀“を操る『三原質』は最弱の錬金術と言われていた。
しかしこの『三原質』は錬金術の祖である「始まりの錬金術師」が使っていた、原点にして頂点、『四元素』を上回る究極の錬金術であった。
凄腕女錬金術師が束ねる第七師団へと入団し、故郷を滅ぼされた白髪の天才少女、超天然パツキンギャルといった仲間達と共にモンスター討伐の旅に出る。
そして究極の力に覚醒した想一は、人間を滅ぼそうとする「終わりの錬金術師」が解き放ったモンスター相手に無双し、世界の平和を取り戻す戦いに臨む。
★とりあえず15万字ほど書き溜めておりますので、当分の間は毎日更新になります。
ところどころざまあや追放要素も散りばめております。
この作品はカクヨム様、なろう様でも連載されております。
文字数 203,290
最終更新日 2025.01.26
登録日 2025.01.05
社畜として働いて死んだら令嬢フィオナになっていた。
けれど、婚約者に裏切られ、故郷を追われて、流れ着いた辺境領。
そこで冷徹と噂される領主レオニードと出会う――。
せっかくの第2の人生だもの、幸せにならないと!
使用人として屋敷に住み込みながら日々を過ごす。
領民との触れ合いの中で、彼女のまっすぐな思いやりは人々の心を動かし、レオニードの頑なだった心にも変化をもたらしていくが――
文字数 69,458
最終更新日 2025.08.19
登録日 2025.07.06
「いいか、絶対に秘密だぞ!」
何しろ俺達の飯のタネだからな。
異世界物のアニメ、漫画、ゲームの全否定から始まる物語w。
日本有数の財閥グループの総帥が中二病の孫に送るファンタジー超大作!
さえないSF映画監督が中二病の孫にバレずに異世界勇者の活躍を演出出来るのか!
お金にものを言わせ極秘裏に業界一流の猛者を集め、最先端の現代科学技術をフル活用して中二病を現代に作った異世界へ。
この俺、SF映画監督神谷が、ファンタジー肯定派異世界ラノベ評論家クロノマオウとファンタジー否定派成瀬科学技術研究所成瀬遥香と共にモニタールーム『神の間』から、バレたら終わり一発勝負の撮影の実況をお届けします。
少しばかり辛口で口が悪いのはあまり気にしないでくれ。
成功か? 失敗か? 続きは物語で!
文字数 66,621
最終更新日 2025.11.04
登録日 2025.10.04
獣人殿下は番の姫を閉じ込めたい
レンタル有り人族の王が治めるオルシュ王国の末姫ブランシュ。彼女は諸外国との交流を深めるべく、獣人が治める国々を巡っていた。けれど外遊中、トラブルに巻き込まれ、乗っていた船から海に投げ出されてしまった! そんな彼女を救ってくれたのは、オオカミの獣人であるルシアン。彼はブランシュの護衛をしながら、母国の船まで彼女を送り届けてくれるという。けれど同時に、ブランシュのことを『運命の番』だと言い、熱い眼差しを向けてきて――。オオカミ殿下との旅路は、甘くて淫らでキケンがいっぱい!? 種族を超えた濃密ラブファンタジー!
文字数 151,334
最終更新日 2018.06.07
登録日 2018.06.07
「さぁ、Zを飲んで君も新世代になろう!」
テレビから流れてきたのは、製薬会社、大光製薬のCMだった。
Zというこの薬、処方すればたちまち怪我が直ぐに治る体になり、病気も治り、更には罹らなくなるというイイコト尽くめの薬だという。
………ただ、この薬には重大な欠陥があった。
文字数 1,349
最終更新日 2019.03.07
登録日 2019.03.07
異世界からやって来た勇者ケレンは、道端で男子高校生タケルと出会うが、ただのコスプレ男だと思われ無視されてしまう。
突如現れたケルベロスに恐怖する生徒たち。その危機を救ったのは、異世界から来た勇者ではなく、いかにも一話で退場しそうなモブキャラだった!
二つの世界を巡る物語! あっちの世界の最強勇者は、こっちの世界ではモブキャラ以下!??
何者でもない一般人たちが、時に突然、時にゆっくりと、勇者を差し置いてヒーローになっていく!
少女の託した想いが《星》になって夜空に流れるとき、物語は大きく動き出す!!
星屑のビキニアーマー。それは、二つの世界を繋ぐ神秘の鎧……。
文字数 116,045
最終更新日 2021.01.07
登録日 2019.08.22
アリゼには親が決めた婚約者がいた。名前はカイラス=ハウフィールド。彼は巷で”彫像”と呼ばれている。何故ならとても美しいから……それと、全く喋らないから!
お互いの親同士が決めた婚約。交流しようにもひたすら無言。まあいいか、とアリゼは婚約を気楽に考えていたものの、呪いをかけられ猫になってしまう。
猫のまま途方に暮れていたアリゼは、カイラスと出会う。すると……⁉ えっ、キャラ違いすぎませんか⁉
猫は好きでも人が嫌いなカイラスと、猫になったり少しだけ人に戻ったりするアリゼがハッピーエンドになるまでの話。
文字数 48,814
最終更新日 2022.05.26
登録日 2022.05.12
世界でも希少な[ 聖 魔 法 ]を発現させたミュナ。
その力を独占する王都に狙われ強引に家族と引き離されてしまう。
聖魔法使いの扱いを国民には公にしない王の元で行われる行為はまだ幼いミュナにとっては地獄でしかなかった…。
⚠ちゅういしてください⚠
めちゃくちゃショタ可哀想です
流血表現バチバチにあります
酷い目にめっちゃあいます
でもハピエンにします
できうる限りの暴虐が行われます気をつけてください
・暴力・流血・性的描写・汚い表現
行き当たりばったりに書いているので更新遅いかもしれないですmm
文字数 8,576
最終更新日 2024.02.22
登録日 2024.02.20
葉月(はづき)は、静寂に包まれた田舎の古い屋敷の前に立ち尽くしていた。都会の喧騒から逃れるようにしてこの場所に来たのは、心の休息を求めてのことだった。祖母が亡くなってからしばらくの間、屋敷は空き家のままだったが、葉月はここに住むことを決めた。久しぶりに訪れた屋敷の前で、彼女は戸惑いと懐かしさを感じていた。
古い木造の屋敷は、祖母が生きていた頃と変わらず威厳があり、その佇まいにはどこか温かさが残っていた。風に揺れる木々のざわめき、鳥のさえずり、そして遠くから聞こえる川の流れ。それらの音が葉月を包み込み、彼女はゆっくりと玄関の鍵を開けた。
玄関を開けると、ほんのりと懐かしい木の香りが漂ってきた。廊下を歩くたびに、床が軋む音が響き、葉月の心に過去の記憶が蘇る。祖母と過ごした日々、屋敷の中で遊んだ時間、そして祖母が語ってくれた数々の物語。葉月はひとつひとつの思い出を抱きしめるように、部屋を見て回った。
祖母との思い出
葉月の祖母、佳代(かよ)は、庭の手入れをこよなく愛していた。彼女はいつも庭で花を育て、その中で特に大切にしていたのが、夜に咲く青い花だった。祖母は、その花について何度も葉月に語ってくれた。
「この花はね、月の光を浴びて咲くのよ。夜になると静かに輝いて、私たちの大切な記憶を守ってくれるんだ。」
葉月はその言葉を覚えていたが、都会での忙しい生活に追われる中で、次第にその意味を忘れていった。仕事のプレッシャー、人間関係の摩耗、そんな日々が彼女をすり減らしていった。しかし、祖母が遺したこの屋敷と庭は、葉月にとって新たなスタートを切るための場所となった。
夜が訪れ、葉月は寝室の窓から外を見下ろした。満月の夜、庭は月光を浴びて幻想的に輝いていた。彼女はその光景に心を奪われ、無意識のうちに庭へと足を運んでいた。夜の冷たい空気が肌を撫で、葉月は深呼吸をしてその静けさを全身で感じ取った。
庭には色とりどりの花々が咲き乱れていたが、その中でひときわ目を引くのが、祖母が語っていた青い花だった。月光を浴びて静かに光を放つその花は、まるで葉月を誘うように輝いていた。葉月はゆっくりと花に近づき、その輝きに手を伸ばした。
文字数 1,246
最終更新日 2024.09.04
登録日 2024.09.04
ランドリック・ゼンゲンは将来を約束された上級騎士であり、麗しの貴公子だ。かつて流した浮名は数知れず、だが真の恋の相手は従姉妹で、その結婚を邪魔しようとしたと噂されている。成人前からゼンゲン侯爵家預かりとなっている子爵家の娘ジョゼットは、とある事情でランドリックと親しんでおり、その噂が嘘だと知っている。彼は人の心に鈍感であることに悩みつつも向き合う、真の努力家であり、それでもなお自分に自信が持てないことも、知っていて、密かに心惹かれていた。だが、そのランドリックとの結婚の話を持ちかけられたジョゼットは、彼が自分を女性として見ていないことに、いずれ耐えられなくなるはずと、断る決断をしたのだが――。
(なろう版ではなく、やや大人向け版です)
文字数 62,558
最終更新日 2025.05.25
登録日 2025.05.09